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2022-02-04 05:46

124. 分かりやすい技術書は代償として何かを犠牲にしている

はい。今回は書籍、もとい我々エンジニアがよく読む技術書についての一つの問いについて言及してみました💁‍♂️

分かりやすい書籍や技術書は世の中にたくさんありますが、分かりやすいと言うことは犠牲にしているものがあって、本来の多面的なものを一つか二つの面に絞って考えさせたり、多少の語弊、ざっくりとした説明にする事で分かりやすくしていたりします。

一冊技術商業誌を書いた身として、本当に良い書籍とはどんなものか?を語っておりますので、参考になれば幸いです❗️

ではでは(=゚ω゚)ノ

拙著:Riot.jsで簡単Webアプリ開発
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#雑談 #書籍 #技術書 #先生 #わかりやすい #理解

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はい、みなさんこんばんは。株式会社ひめめいでチャレンジ取締役をしております、キースことくわはらです。
Web 業界のなんでも雑談室へようこそ。この番組ではWeb 業界に関すること、また様々な学びになるコンテンツを目指してお届けしていきたいと思います。
今回はですね、ちょっとふとした疑問というか、いい問いがあったので、ちょっと深掘りしたいなと思ったんですけど、
僕ら技術者なんですけど、技術者はやはり書籍としては技術書を読みます。
良い技術書って何だろう、というふうに思ったんですね。
いろんなところで語られたりしますし、みなさんも思うところあると思いますが、
例えば分かりやすいであったりとか、本題の技術だけでなくその周辺の技術まで教えてくれるようなものだったりとか、
もしくは歴史的な背景が書かれているとか、
あとはですね、いろんなものがありますけど、これらというのも技術書の良いものだというふうによく言われる要素だと思います。
技術書に限った話ではなくて、僕の中では教員とか教師にも共通していることだなというふうに思います。
今回の本題がですね。
例えば良い先生ってどういう先生だろうかなという問いなんですけども、
例えば教え方がすごく分かりやすい先生であったりとか、ちゃんと話を聞いてくれる先生だったりとか、
話すとき目線を合わせてくれる、もしかしたら物理的にも目線を合わせてくれる先生かもしれないし、
しかも丁寧に、また言葉もしっかり選びながら教えてくれる先生とか、
またまた宿題が少ない先生とか、これはちょっと冗談ですけどね。
宿題というワードを出すともう一本収録したいぐらい話したいことはあるんですけど、
今回はちょっと我慢します。
いろんな要素がありますよね。
話はちょっと技術書の話に戻しますけども、
分かりやすいっていうのが良い書籍とは僕は限らないと思っております。
数学の完全にイコールではないなと思ってますね。
その分かりやすさっていうことを取る代わりに何かを代償というか犠牲にしていると思いますね。
僕も技術書一冊書いたことがあるんですけど、やっぱり犠牲にしたなって思うのはたくさんあります。
多少語弊招くような言い方をするとか、
ここら辺難解だなとか、ここら辺ちょっと複雑だなっていうところはガッツリ省略するとか、
もしくはアベンディックスにつけるとかですね。
もしくはその例え方も結構ざっくりした例えとして説明をしてしまうとか。
こんな感じでいろいろ犠牲にしていることはあるんですけど、
一番大きな犠牲にしているのは何かっていうとですね、
分かりやすさの代わりに正しい理解っていうのを実は犠牲にしていることが多いと思います。
それは書籍としてまずいでしょみたいなところあると思うんですけど。
分かることと理解すること、もっと言うと腹落ちすることって実はイコールではないんですよね。
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もっと言うと、理解したり腹落ちするまでって結構時間がかかるものだと思っていて、
その書籍だけでカバーするのは結構難しいんですよね。
なので分かりやすさっていうのはその理解を下記にさせることなんですよ。
その読んだ人がこれ理解できたわっていうふうに思わせるような書籍が
その分かりやすい書籍だと思っています。
なんですけど、その書籍だけではその技術とか内容に対しての本質にまでは到達するのは
ちょっと難しいなっていうのが書いている人たちからの犠牲にしているものだと僕は考えています。
ただその理解というものに到達できるような道しるべを作ってあげれるっていうのが
良い書籍なんじゃないかなっていうふうに僕は思ったりしてますね。
あとは良い先生の話もそうですけど、さっきの一つですね。
他にも思うこと、これ結構大事なことだと思うんですけど、
良い書籍とか良い先生っていうのはある意味で謎を与えるんですね。
教えるんじゃなくて謎を与えるんです。
そしてそのことに関して興味を持たせてくれるんですね。
その書籍とか授業とかで手ほどきをしますと。
そこから自分で調べて考えて初めて理解に到達すると。
本質にたどり着く。
そんなような書籍であったりとか先生っていうのが良いものでないかなっていうふうに思っています。
とにかくそのスタートですよね。
物事に対するスタート、理解に届くまでのスタートの技術書とか。
授業とかをやってくれる先生が良い書籍、良い先生だと私は思っていますねっていう感じです。
そういう話を聞きましたというところですね。
本当はわかりやすいって言うと完全に理解したってなりがちですけど実はそうではないですよっていうのはあると思うので。
皆さんも今後書籍を見たり買うときにわかりやすかった。
ただそれ本当に本数にたどり着いたかっていうのは一回自問自答していただいて。
その上でまた次のランクの書籍でもあったりしますし中級者上級者向けの書籍を書かれている方もいらっしゃるので。
この辺は意識して本を選んだりとかどういう人に教わるのかなっていうのがいいのかっていうのは自分でもいろいろ考えたり選んでみたらいいんじゃないかなと思います。
というところで今回以上にしたいと思います。
また何か話があったらありますので次回の収録でお会いできればなと思います。
バイバイ。
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