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はい、皆さんこんばんは。株式会社ゆめみのキースこと熊原です。この番組では皆さんのモチベーションが上がることを目指してお届けしていきたいと思います。
第40回ですね。第40回は専門バカの話というタイトルでお話ししていきたいと思います。
はい、専門バカという言葉を皆様どこかしらで聞いたことあるとは思います。
私は理系の大学院まで進学をして、今は社会人になったものですので、
専門バカというお話とか、そういうやゆとか、言葉というのは誰のところで聞いたと言われたこともたびたびありますね。
何かとディスられる専門バカという言葉ですけど、ディスるときに使われる言葉ですけども、
私は実はですね、このことは結構大好きです。
というのも、私は専門バカになりたいなと本気で今も思ってますね。
思ってるんですけど、たぶんなれないんだろうなと思いながら、
でもできるところまではなっていこうというふうに思いながら挑戦をしている感じですね。
この話をするときに僕は必ず一冊、おすすめの書籍がありまして、それを今回も紹介したいなと思います。
小平邦彦先生という方、東大の数学の研究者、教授もされていたような方で、数学者の方です、いわゆる。
その人の書かれた書籍に、僕は算数しかできなかったという書籍があります。
こちらすごく有名な書籍で、皆さんにもぜひ一度読んでいただきたい本ですけども、
この本は小平先生の人生のことについての書かれた書籍ですね。
小平先生って調べていただければわかるんですけど、
バケモンみたいな結果をいっぱい残されている方で、数学界でもかなり重鎮のすごい方なんですよ。
日本人でフィールズ賞という賞を受賞された数少ない方ですね、のうちの一人です。
フィールズ賞というのはご存知の方はあるんですけども、
ノーベル賞の中に実は数学に関する賞というのはなくてですね、
そのノーベル賞、ノーベル数学賞みたいなものに値するのがこのフィールズ賞と言われる賞になります。
こちらを受賞された日本人の数少ない方の一人で、
一つだけ偽りましてですね、これも先ほどの書籍に書いてあるんですけど、
エリザベス女王、その当時のエリザベス女王から評価を受けて一緒に食事をしたことある日本の民間人なんてほとんどいないと思います。
その国の代表だったり首相だったりすると、天皇の方だったらそのエリザベス女王と一見してお食事したりとかお茶飲むみたいなことはあるかもしれないですけど、
もちろん小平先生はそういう方ではなくて、一民間人で研究者ですからね、がまさかの女王と一見するみたいなことがあるなんて想像ないと思います。
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こんな結果を出されたものすごい方なんですよね、小平先生というのは。
その先生の、私も本当に尊敬している素晴らしい方で、先ほどのタイトルの通り算数しかっておっしゃってますけど、算数じゃなくて彼は数学なんですけどもちろん。
算数と数学の話はまた別で議論ができるので置いておいて、その書籍の中で確か出てきたと思いますけども、間違ってたらごめんなさい。
すごい有名な名言が一つあるんですよ。それが今回の集録のタイトルにある専門バカなんですけど、どういう名言かというと、専門バカでないものはただのバカであるっていう名言を残されています。
この言葉が私は専門バカをディスるときに反論する通列な言葉だと僕は思っています、実は。
専門バカじゃないものはただのバカです、ということは、この専門バカを馬鹿にする人たちっていうのは実はただのバカの方々なんだというふうにこの先生はおっしゃっていると、私は解釈できると思っていまして、そういうふうにおっしゃっているかどうかは知らないですけども。
難しいですね、専門バカというか研究者の方々を専門バカって言いたい気持ちはよくわかるし、頭でっかちとかいう言葉で言われることもよくあると思いますし、それを真っ向から否定するほどちょっと僕はエネルギーはもうないんですけども。
ただですね、研究者の方々とかそういう専門バカの方ってやっぱり苦労して本当に積み上げて積み上げてその地位まで来たという方々ですので、ものすごく謙虚な方が多いんですよ。
実際は僕数学大学院まで一応行って勉強会とか論文発表とかしたところもありますけども、そういう方々って僕がどんだけバカなことを言ったりとか全然勉強不足だなってことでも、ちゃんと一定の経緯を払ってどこまで勉強してここが間違っているとかっていうのをちゃんと正しいことを正しく指摘する方々なんですよね。
現実は現実と一回言うけど、そのまんまの事実を受け止めてその中でもこの人はここまでやっているんだとかここはちょっと正直バカみたいなことやってるなと思うけど、でもそういうことは言葉にせずしっかり勉強したこととかやってきたことに対する経緯をしっかり払ってくださる方がやっぱり多くてですね。
なので専門バカっていう言葉が正直僕は、バカっていう言葉が良いか悪いかちょっとなんですけど、でも専門バカになった方っていうのはものすごい謙虚な方が多いので、だから専門バカをバカにする人たちは多分専門じゃない人が圧倒的に多いんじゃないかなというふうに僕は思いました。
まあそういうことばかりなんですけど、一方でですね専門バカ、専門取ったらただのバカっていう批判もありますよね。はいこれもまたいい言葉を、いいっていうか上手い言葉を書いたなと僕は思ってて、そうですね。専門バカっていう言葉から専門っていう言葉を削除したらただのバカになってしまいますねということで。
いやこれは上手い回しで僕は一本取られたっていうのを初めて聞いた時は思いましたけど、そういうケースも確かに本当にあると思います。これしかできない、本当にここだけしか僕は何も能力がないみたいな人って絶対いると思うんですよ。
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ただですね、そう言うのは別に結構ですけど、じゃああなたはそんなことを専門バカに言えるほど何か他者と勝負できるものがあるんですかとか、じゃああなたはどういうところに強みがあるんですかみたいなことを聞くと意外と言えない方も多いですよねっていうふうに思っていて。
だから先ほどの小平先生の名言もそういうことを含めて言ってるんではないのかなと思っています。僕がいろんなことを考えた時に専門バカの強みが2つだけあると思っていて、もっといっぱいあると思うんですけど、2つ絶対的に強みだと言えるものがあります。
1つ目はもう言葉通りですね、文字通り専門性があることですね。もちろんそのある専門に関して上には上がいると思いますし、幅広い知識を持っている方もいっぱいいらっしゃると思いますし、経験もあります。なので、一概にだから一番とは言えないですけど、別に一番じゃなくてもいいです。
でも自分はこれで勝負していくと、これで食っていけるっていう大きな武器を持っているっていうのは本当に大きいと思いますね、やっぱり人生において。これが強みの1つ目ですね。強みの2つ目。2つ目っていうのは応用が効くと思っています。専門バカって言うけど、別に専門って、専門バカの方が専門取っても別に何もできないと僕は思いませんね。
というのは、一つのことに人生、勝負かけるくらいちゃんと打ち込んだ経験っていうのは絶対他で生かせると、やっぱり僕もこう33年生きてきて思いました。なのでそれはどう生かすかどうかとかはまたその人の能力にかかってくると思いますけど、別にそれを生かせないとして、その人も専門しかやらないって決めるんだったら別にそうなると思いますけど、ただ生かそうと考えたときに絶対その今まで培った打ち込んだ経験っていうのは他で効くと思いますよ。
例えば僕エンジニアなんですけど、C言語しかやったことないと。新言語本気で10年ぐらいずっと業務でやってきたと。他の言語できません。でもそれ専門バカって本当に言えると思いますかっていうと、そんなことないし、C言語っていろんな言語の言語だったりするんですよ。
例えばPHPとかRubyとかいう言語は裏は実はC言語で作られている言語なんですよね。なのでそういう言語があるので、C言語ができたらぶっちゃけると他の言語全然できたりするのは当たり前なんですけど良いことですね。
C言語の専門バカは別にPHPとかRubyとかPythonとか他の言語ができませんとかそんなこと100%あり得ないですよね。むしろC言語ができた人の方が絶対強いと思いますし。
なので専門バカっていうのは応用が効くって本当に私も思っていますね。
なので専門バカになるっていうのはやっぱり大事なことというか、この人生、むしろこの先の時代もっと強くなれるんじゃないかっていうふうに僕は思っています。
なので専門バカを馬鹿にする方は結構ですけども、そういう方は自分の人生大丈夫ですかって思ったりはしています。
そういうこと言っといてそれはブームなんで、僕はでもそういう専門バカにまだなりきれていないし、なってはいないので、じゃあ僕も人生大丈夫かっていうのは思うところでありますけど。
ただ専門バカっていう言葉について今日は久しぶりに思うところがあったのでちょっとお話しさせていただきました。
というところで今回の収録は以上となります。
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また何か面白い話とか話してみたいなってことが思いつきましたら話していきたいと思いますし、また私に聞いてみたいこととかこういうこと話していただきたいみたいなことがございましたらいつでもレッドアップ応募しておりますのでどしどしご連絡いただければと思います。
というわけでこれで終了となります。バイバイ。