いらっしゃいませ、ひやむぎ屋へようこそ。 第2回、始まりました。
今日はですね、結構暖かくてお客さんも割り貸し来てくれて、やっぱりひやむぎ屋において気温っていうのは非常に重要だなっていうのを改めて感じた部分はあります。
いつもね、これは思っておるんですけど。
前回は自己紹介も兼ねて、ひやむぎ屋をなぜやったのかという話をしましたが、
今回はそれに続いてめちゃくちゃ多い質問の一つである、 ひやむぎとそうめんの違いって何なの?
この部分に関して、実際にひやむぎを毎日作っている職人がの人間からどういうふうに感じているのか、
実際どういう違いがあるのかっていうのをお話しさせていただきたいなというふうに思います。
ただね、今回もですね、ミニコーナーとして使っている日本酒をちょっとご用意してますので、
まずはこちらから。
こちらですね。
今回また改めちゃいけないなんですが、
こちらはですね、甘吹酒堂坂県坂倉さんですね。
そこと、うちが取引している柴田屋酒店さんっていうところがコラボして作った花絵という銘柄なんですね。
たまにこうやって坂倉さんと坂屋さんが一緒にコラボ商品みたいなのを出すことが多いので、
そういう限定酒みたいなのが結構ラベルが可愛くあったりだとかっていうのがあって、
割とうちは仕入れることが多いのかなと思います。
ちょうど今これ撮影しているのが2月15日なので、
昨日がバレンタインというのがあって、ちょっとこういう女の子、可愛らしい絵みたいなのを今回仕入れてみたって形ですね。
特徴としては結構花絵っていうのが、咲いた花のように華やかな笑顔という意味があるということで、
花からとれたコーブで酒をかぼしたということらしいので、
何の花なのかは書いてないんですけれども、
淡吹さんは花コーブを使うのを非常に得意な坂倉さんなので、
それを使ってコラボ商品を作っていただいたということです。
ちょっと一杯飲んでみます。
すごい華やかだ。まさに。
純米銀杏の銀杏粉もしっかりしてますし。
本当に女性の方にはまずぴったりなんじゃないか。
もしくは日本酒初心者の方、あんまり日本酒飲んだことないよみたいな人は、
こういうちょっとフルーティーなお酒の方がやっぱり解消がいい。
最初にあんまり酒臭い酒みたいに飲んでしまうと、
その後2回目以降、日本酒を手に取らなくなってしまうので、
こういうフルーティーなお酒をまず1回試してもらって、
それでおいしいよってなったら、次にどんどん色んな日本酒を広げてもらえばいいなと思うので、
そういう意味では非常に初めて日本酒飲む、もしくは久しぶりに飲むみたいな方には、
ちょうどいいお酒なのかなと思います。
はい。ということで今回は、
しぶんさんと柴田屋酒店さんコラボした花江を紹介しました。
しばらくはまだお店にあると思うので、ちょっと声かけてください。
ということでね、実際今回これから本題に入るんですけれども、
実際作ってる人間からするとそう思ってます。
なんでうちのきやむぎ、包丁切りの機械で作ってるんですが
大体みなさん食べると食感が違うと。
干しがあるっていうふうに言われます。
これはなぜかというとまさに包丁で切ってる切り麦だから。
切り麦だから茹でムラが生まれて、それを美味しく感じる。
これがうちのひやむぎの秘密というか秘訣の部分なんです。
この食感の話、個人的には非常に面白いと思っていて
その時は丸亀製麺さんについて一時期いろいろ調べたことがあって
その時の記事に載ってたんですが
丸亀製麺さんのうどんの太さって実は1ミリ単位で全部変えて
それで一番美味しく感じる太さにどうも統一してあるっていうのが書いてあって
さすがだなと。1ミリ単位でずらして
実際それを味見してみるみたいなことはやっぱり大手さんにしか
なかなかできない部分であるんですが
それで一応統一してある形なんです。
そこに書いてあったのは食感というのは万国共通なんですみたいな話があって
一方で味覚はめっちゃ違うっていう話があったんですよ。
確かに言われてみると日本でも東京、関東と関西では
全然味付けが違うじゃないですか。
やっぱ濃いめなのが関東だし薄味だったのが関西。
同じ日本でも違います。
あと世界的に僕一番違うのはチョコレート。
海外のチョコレートめちゃくちゃ甘くないですか。
ハワイのチョコレートとか。僕は正直言ったらあんまり得意じゃないんですが
あの甘さの違い。でも多分ハワイの人とか海外の人って
あの甘さぐらいじゃないとチョコレートじゃないよねぐらいの感覚だと思うんですよ。
一方で日本チョコレートって割とさっぱりしていて
食べやすい風にそんなに甘くないっていう風になってると思うんですよね。
それくらいやっぱりもう同じ国でも何なら味覚の違いってあるし
世界的に言えばやっぱ気温も違う、環境も違うし文化も違う。
で必ず味覚が変わっていく。大きく変わっていくのではないかなっていうのがあるんですが
一方でこの食感、口に入れるときの感覚っていうのは
おそらく人間全員がほぼ一緒の機関、ものなので
そこに対してやっぱりアプローチするって非常に丸亀さんの話を聞いて面白いなった。
実際丸亀さんで世界に出ていて、ロシアで、ハワイで大両列という話を聞くと
やっぱりその味付きよりも食感にフォーカスすると
本当に世界的に何か売れる商品とか作れるんじゃないかなというふうには思いますよね。
今後もし飲食関係で世界的に何か新しいビジネスやりたいとか
お店やりたいとかそういう商品を作りたいというときには
味付けにこだわるよりも食感にすごいこだわって
あらゆる人間、世代の人たちが美味しいと感じるような食感に仕上げたら
結構面白い商品とか面白いお店ができるのではないかなというのは