1. 人生を変える出会い
  2. 第358回「趣味を収入に」
2023-11-14

第358回「趣味を収入に」

惨めな善意にならないよう、値段をきちんと決めましょう。

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サマリー

北川先生は、アクセサリー作りの趣味で収入を得たいという質問に対して、動機の純粋性が重要であると説明します。彼は喜んでもらったり、役に立ったりすることが先に来るべきだとも述べます。また、値段をつけて販売することは正当な要求であり、自分の作品の価値を見極めて高く価格を設定するべきだと主張しています。値段を付けることは困難ですが、自分の作品に値段を付けることは重要であり、安くしたり無料で提供すると自分が惨めになるため、経験を積んで適切な値段をつけることが重要です。

アクセサリー作りの動機
北川八郎 人生を変える出会い
52歳女性の方からいただいています。北川先生にご質問があり、メッセージを送らせていただきます。
私の趣味はアクセサリー作りなのですが、趣味のアクセサリー作りで収入を得たいなと思い始めました。
先生は、お金儲けを考えずに純粋な気持ちでいれば、勝手にお金が入ってくるとおっしゃっていましたが、
お友達に作ったものを、
これからも、
かわいいね、欲しいなと言われると、値段を言えずプレゼントしてしまいます。
お金を請求することは、動機の純粋性から外れてしまうのではと思ってしまい、なかなか販売につなげることができません。
プレゼントをして喜んでもらえたり、つけて歩いているのを見て、とても嬉しくなるのですが、
趣味を収入につなげるにはどうしたらよいでしょうか、ということで、
俺はもうこれだけで本一冊先生に書いていただきたいくらい、みんな知りたいと思います。
僕も未だに知りたいです。
知りたいです。
これ、全く僕の言うことを誤解されていると思いますね。
動機の純粋性というのは、お金儲けとは全然関係、今から説明しますけどね、
我々は生きていかない、人間として生きていかないといけないので、
動機の純粋性というのは、持っていくのは、どこに持っていくかといったら、
お金儲けすることとか、そんな別にして、
作る時の喜びとか、
その次に、
勇気を与えることとか、
それから、その人に、
生きる力を与えたり、
喜びを与えたりすることが、
先に、それを優先して、
それが与えることによって、
お金という形で返してもらうのが、
動機の純粋性なんですね。
お金を貯めるために、
いいものを作るって言うんではなくて、
いいものを作っておれば、
お金というものが返ってくるから、
でも、ちゃんとお金をもらわないといけないんですね。
売って、買っていただく。
だから、
道具や愛情と、
お金は、
同等のものだから、
いいものを作って、
お金をきちんともらってほしいって思いますね。
だから、いい音楽をやれば、
目には見えないんですけれども、
みんなチケットを買って、
それを聞きに来ますよね。
私の話としては、
私も陶器を作っていたから、
よく分かるんですけれども、
だから、
私の考え方はいつも、
3分の1、3分の1、3分の1という考え方をしているんですね。
物価を。
だから、原価が3分の1で、
3分の1が収入で、
3分の1が、
後の広告代とか、
いろいろね。
ホテル代とか、宣伝費とか、
経費も含みますよね。
動機の純粋性と価格設定
だから、1万円の値段をつける、
3000円の経費、
もとがかって、
それに対して、
私のお金を3000円乗せて、
3分の1の3000円、
9000円で、
行き来、取る日とか。
これは初めて先生の、
その辺の話を聞きましたね。
これはなかなか貴重なお話ですね。
私は3分の1、3分の1、3分の1という、
だいたいですね、
原価の、
それに上乗せして、
自分の日当と、
経費ですね。
運転費。
なんですかね。
次の、土を買わないといけないとか。
うん。
だから、
あの、
今日、11月に作品展やりますけども、
その会場費とか、宿泊代とか、食事代とかの、
うん。
乗せて、
それが、3割か4割という形ですね。
3分の1の、その額も、例えば、
1万円のものだったら3000円で、
こう、16分の大。
大物の生活と言いますかね。
うんうん。
ご飯食べることや、
あの、家賃や、
はい。
電気代や、あと、回さないといけないので、
うん。
まあ、人間生活もありますからね。
うん。
だから、それは、きちんと割り切って、
当然のことだと思ってます。
うん。
で、同じようにですね、私の、あの、
麦子っていう子供がいるんですけど、
はいはい。
その人の奥さんがですね、
この方と同じように、あの、
アクセサリー。
あれを、作ってるんですよ。
で、やっぱり、とても、作ってて、人気があるので、
えっと、指輪なんですけどね。
木の指輪で。
はい。
それで、あの、パソコンなんかで、
インターネットで、販売をして。
インターネット。
はいはい。
に載せたら、どんどんどんどん売れるようになって、
うん。
今、あの、指輪の、それだけで、
自分の生活はできるっていう、
すごいですね。
ああ、インターネットだけで、
うん。
やって、お客さんを、こう、きっちり作ってますね。
うんうん。
で、なんか、3、4ヶ月に1回、大分とか、
なんか、ほんの、自分だったら友達のとこで、
はい。
こう、作品店開いてて、
そこで販売もしてると。
ああ、販売も、当然。
へえ。
で、まあ、他の方よりも、当然、
自分は、主婦で、あの、あれとか、
はい。
値段は、やっぱ、同じような考えで、
うん。
金が高くなってるんで、
金の原価に合わせて、こう、値段をつけていって、
はいはいはい。
自分のデザイン、よくできてあるのは、
これぐらい欲しいな、とかいうのを、
ちゃんと割り切って載せてますね。
うん。
だから、彼女は、それをきちんと売ってます。
なるほどね。
で、感謝して売ってますね。
はいはいはい。
で、そこに、こう、純粋性っていうのは、
喜んでもらえたり、
その人が指輪になったときに似合うとか、
そちらの方、方法ですよね。
うんうんうん。
お金を得るために作るのではなくて、
喜んでもらって、
それでお金で、こう、いただくっていう形だから、
売り方の工夫と作品の価値
うん。
お金を請求することは、
道具の純粋から外れてるどころか、
当然なる、正当なる、
あの、請求、あの、要求なので、
全然構わないと思いますね。
うん。
先生、あの、そうすると、
まあ、今ね、その部分の一番大事なマインドというか、
根本の部分を今、先生に教えていただいて、
多分、この方もすごく、
あの、
よくご理解いただけたと思うんですけど、
まああとね、その値段の付け方なんかも、
参考になると思うんですけど、
次にやっぱり伺いたいのは、
多分、この方、もう一つ、
多分、聞きたいんだろうなっていうこと、
僕自身もそうですけど、
あの、やっぱり具体的な、
今も少しヒントありましたけど、
手法というか、
あの、人によって得意不得意があって、
人前できちんと、その、売れる人もいれば、
まああと、時間的な制約だったり、
先ほどのね、あの、麦彦さんの奥様のように、
その、インターネットとかを使ってとか、
あると思うんですけど、
その辺、もちろん人それぞれだと思うんですけど、
なんていうんでしょう、
売る手法もそうですし、
最初の、一番個人的にも難しいなと思うのが、
値段?
いや、値段というか、
例えば、北川先生もね、その、
最初、陶器作っていたときに、
それで、例えばそれを売るとか、
考えて当然なかったと思うんですけどね、
あの、陶球のね、方が来て、
もう陶器店っていう話なんですけど、
先生の場合、ちょっとまた特殊だと思いますけど、
つまり、最初にこの方も、
ご友人が、例えば欲しいなみたいなときに、
無料であげちゃうと。
で、それを正当なものだから、
きちんと金額もらうっていうのは、
確かにその通りだと思うんですけど、
やっぱり最初の、ある意味、
1円をきちんともらうというか、
その辺のいわゆる、どちらかというと、
メンタルのブロックというか、
そういったものを突破するためには、
どうしたらいいのかって、
最初の一言もそうかもしれないし、あとは、もう、
そもそも最初からインターネットでやるとか。
それは簡単ですよ。
買ってもらった方に、
これ、どれくらいだと、
お金払う、
親しい人だと言ってくれると思うんですよ。
これ、どれくらいだと買いやすい?
とかいうような値段を聞いてもらう。
だから、同じようなものを、
いろんなとこでね、道の駅とか、
またはデパートとか、わかりませんけれども、
そういうとこであると思うので、
そこで、
それとお同等なものをつけるよりも、
自分はもうちょっと高く、
自分はもうちょっと安くとか、
できると思うので、
それを比較されると、
値段をつけておいたほうがいいと思いますね。
値段をつけないのは、
いいって言われたら、
安く売ってしまうんですよ。
僕も当時、しょっちゅうあったんですけど、
値段をつける前に、
バーっと来られたとき、
それを2万とか3万とか言えなくて、
ついつい3千円とか、
あとで、あれ3千円安かったな、
もう売ってもらえない、
っていうのがあって、
同じように、
そのときに、
屈辱的な値段で売りたくない、
いいのができるんですよね。
そんな値段で売りたくない、
っていうものがあるんで、
それはもう取っておいて、
人生の最後最後に、
今回出すんですけど、
それは相当の自分の中の宝も、
国宝級のものだから、
すごいいい値段をつけますね。
本当、
作品の中にはいい作品と、
普通の作品と、
安い作品、
3つぐらいの段階があると思うんですね。
作ってみてね。
だから、これは安くていいや、
これは普通の値段でいいや、
これはもう絶対出来が良くて、
これはなかなかできない、
っていうのは、
僕、値段、思い切って、
高くつけていいと思いますね。
そして、大事にしてもらいたい、
買ってくれる人が必ずいるんですよね、
いいものは。
ちょっと時間がかかったり、
そうやって、
値段付けの難しさと善意
自分の人柄を乗せて売ると、
広がると思いますね。
そうですね。
でもなんか、
今お話が上がってたらね、
親しい、本当にお友達だったらね、
まさにこの可愛いの欲しいなっていう時に、
これいくらぐらいだったらいいかなっていう話を、
相談もいいと思いますし、
僕なんか、
友達に売るっていうのは、
なかなか難しいっていう感じの、
僕自身もそういうタイプなんで、
お友達だから、
そういうね、
マーケットとかあるじゃないですか、
出店して、
そこでそのまま素直に、
自分で付けたい価格を付けてみて、
試すのが一番良さそうですね。
そうですね。
値段は客が付けてくれる、
っていうところもありますけども、
売れる、
なかなかでも、
買ってくれないんですよ。
当時もそうだったけど、
いろいろ文句言う方がいますけれども、
信念を持って、
これくらいで、
やっていきたいっていうと、
その人の人柄と、
売りたいのではなくて、
買っていただいて、
大事に使ってくれたら嬉しい、
と思って、
値段を付けるといいと思いますね。
値段付けってなかなか難しいんですけども、
本当に難しいですね。
買っていただかないと、
やっていけないし、
安くすると出るけれども、
作る時間と労力がかかって、
なんか、
すごい惨めになってしまうからですね。
だから、
惨めな善意っていうのがあるんですよ。
言葉が。
あんまり善意と、
同期の純正性も大事なんですけども、
そこに善意っていうものを
導くと、
惨めな善意っていうかね、
タダで渡してしまったり、
安く渡してしまったり、
自分がすごく惨めになるので、
それは良い作品に対しては、
少し良い値段で
いっていくっていう
経験を積まれるといいと思いますね。
価値の認識と良い作品
2年から3年くらい経つと、
その人の作る作品の値段っていうのは、
確立するので、
あやかくんが言われるように、
最初の一歩を、
値段をきちんと付けて、
やっていくと、
これはクラクラの値段で、
買っていただけるんやなって、
値段を付ける高さがわかってきますね。
そういう意味では、
普通の会に聞きたいぐらいなんですけど、
お金は後から付いてくるって言葉もあるじゃないですか。
だから本当に良いものを作っていれば、
っていう枕言葉が付いて、
お金は付いてくるだと思うんですけど、
それにしても、
それと同時に、
それも誤解しちゃいけなくて、
きちんと今の値段を付けるとか、
勇気を出して、
売ってみること。
商品とかサービスは必要で、
ほっといても、
商品とかサービスとして売らなくても、
場合によっては、
向こうからね、
本当に人とか円とか、
本当にすごいものであれば、
これでこれを売ってください、
みたいな場合もあるかもしれないですけど、
一般的にはきちんとちゃんと商品として、
値付けして世に出すってことも大事ですよね。
それが先ですよね。
僕の方が特殊だった、
値段の付け方わからなかったんですけど、
当時の東急プラザの人たちが、
値段をこれぐらいでって言って、
こんなに高く付けていいのかな、
と思ってたんですけど、
それで売れたんですよね。
逆に言えば、
早川くんが言われたように、
そこで知り合った人たちの中で、
個展を開けませんか、とか、
うちの家を貸してください、
という人が必ず出てくるんですよ。
不思議な人柄と、
その作品に対してね。
麦彦も今陶器作ってるし、
麦彦の奥さんもそうなんですけど、
そういう人が、
自分のその人の人柄と、
作品が結びつくならば、
必ず人柄と作品の両方を買ってくれたら、
個展を開いて、
と言う方が、
日本中結構いらっしゃるんですよね。
だから、
麦彦も今忙しく、
あちこち行き来してますね。
必ず人の繋がりを、
繋がりができてくる、
と言いますかね。
一度できたら、
お互いに本音を話し合って、
大事にしてくって言いますかね。
季節の挨拶とか、
ありがとうとか、
感謝とか、
絶対つながった足を外さない、
そういう人との繋がりを、
大事にする人柄も、
大事ですね。
インターネットビジネスと経験
コンティニューは、
買ってくれて感謝。
そんなのがあれば、
広がっていくと思いますね。
作品の良し悪しも、
大事ですけど。
個人的には、
僕も、
普段何かを販売する時は、
インターネット上で、
売ることが多いんですけど、
今もそうですけど、
ある意味、
お金を頂いた時っていうのは、
先生の番組もそうですけど、
基本的に番組を作ったり、
インタビューすることで、
お金を頂くことが多いので、
目の前にいる、
最初のお客さんから、
直接そういう、
やり取りして、
個人的にはですけど、
インターネットの商売で、
あればあるほど、
インターネットをする経験は、
どんな商売をするのでも、
大事かなと思いますね。
直接目の前にいるお客さんに、
喜んで頂いて、
ありがとうと言って頂いて、
お金を頂くという経験が、
インターネットをする人であれば、
あるほど、
むしろ必要かなと思いますけど。
みじめな全員にならないためには、
先に値段を付けておかないと、
値段を付けずに、
置いておくと、
安くていいでしょう、
と言われるので、
自分のこのくらいの、
値段で、
だから結構、
僕もいろんなアーティストの方、
インタビューしてますけど、
特に絵画とかアートだと、
ギャラリー、画廊、
画賞の人が付いて、
その人たちはもちろん、
ビジネスですけど、
クリエイターアーティストにとっては、
そこらへんの交渉しなくていいから、
今度の作品っていうのは、
僕は写真と絵を、
持っていくんですけど、
高く付けきらないんですよ。
本当に。
こういう先生もそうですね。
なかなかね、自分…
難しいですよね、
自分で自分のに付けるっていうのはね。
土と燃料と努力と燃費と、
もう一生時間かかるから、
そろそろ値段付けないと、
やっていけないっていうのがあるんですけど、
絵とか写真の場合は、
割と東京都の、
優しさがないので、
値段付けるのがとても難しくて、
どうしても安くなってしまうんですね。
でもまあ、
今回の場合は、
自分が生活するんじゃなくて、
全員の惨めさの値段を
付けているようにしてますね。
ということで、
学び大きい今回はですね、
回となりましたが、
今ね、先生からもお話いただいたように、
まさにこの先生の原画、
作当典がですね、
11月22日から26日、
東京、
上野でですね、
ルートギャラリーで開催されますので、
今日のお話をですね、
いろんな意味で聞きつつ、
この展覧会に行くと、
勉強になりつつ、
先生の作品買えますので、
ぜひ、
実体験も含めて、
ぜひ、
今日のご質問者の方もそうですけど、
お越しいただけたらというふうに、
思っています。
ということで、番組では引き続き、
今からのご質問、ご感想、
募集しておりますので、
ぜひお寄せいただけたらと思います。
北川先生、今週もありがとうございました。
ありがとうございました。

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