1. 喫茶クロスロード 本好き達のたまり場
  2. #57 理想の自分でありたい気持..
2024-07-29 48:20

#57 理想の自分でありたい気持ちと、どう折り合いをつけていく?「腹を割ったら血が出るだけさ」

キサクロを聴いてそらやんが住野よるさんの小説「腹を割ったら血が出るだけさ」の話をしたくなったよ/「愛されたい」茜寧と、「ストーリーを守りたい」樹里亜/世間のイメージと本来の自分との差分について/他人から求められる、認められる自分でありたい気持ちとどう折り合いをつけていく?/小説の人物像の解釈を話し合って、相手の気持ちや考えを知るって楽しいよね!


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サマリー

朱音ちゃんを中心に、腹を割ったら血が出るだけさという小説の魅力について話しています。 アカネちゃんは本当に人に愛されたいという気持ちを持ち、計算された振る舞いや戦略的な冷たさを探求しています。 「腹を割ったら血が出るだけさ」のエピソードでは、後藤ジュリアちゃんが理想の自分でありたい気持ちとその折り合いについて話しています。 ジュリアちゃんとあかねちゃんの異なるアイドル活動のスタイルについて考察して、茜ちゃんとジュリアちゃんの魅力や抱える問題について語ります。未登場の重要人物に触れながら、この小説の魅力を伝えています。

00:01
スピーカー 2
パランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、音好きな人たちがフラッと集まり、みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、店員3人組が緩く話してまいります。
7月29日、第57回の配信です。
ちょっと前回お伝えしていた次回予告と内容が変わってしまうんですけども、スケジュールの兼ね合いがありまして、今日はナッシーとトライアンでお送りいたします。
今日は、私がとある喫茶クロスロードの配信会を聞いて、お便り送りたいな、この本の話したいなってなった本があったんで、その話をしようかと思います。
私もね、喫茶クロスロードリスナーの一人でもあるのでっていう。
私がお便りを送りたくなったのが、どの喫茶クロスロード会で、何の本だったっけっていうのを先に話したいんだけど、
第53回のお便り会、ぽんぽんさんから来ていたお便り会で、母親はなぜ生きづらいかっていう、早山梨花さんの本の話をした会があったかなと思ってて、
そうそうそうそう。それを読んだナッシーとゆうこりんが、その本について話してる会だったんだけど、
その時に、世間のイメージと本来の自分との差分みたいなところについて、
2人が話してる箇所がとても印象的だったなっていう風に思ってて、
社会人っていう世間のイメージとか、母親とか、いろんな世間のイメージと本来の自分みたいなところがあるみたいな話もしたし、
私が特に印象的だったのは、ナッシーがこの5月から復職して、周りにこういうナッシーとして見られたいなみたいな気持ちも持ちながら、
でも本来の自分と多少差分もあるみたいなところで、結構やってるんだって、その葛藤もちょっとあったりするし、これからどうなるかなみたいな話をしてたかなって思うんだけど、
その話を聞いた時に、私はスミの夜さんの小説で、腹を割ったら違ってるだけさっていう小説があるんだけど、
それをすごい思い出して、今日はその話をしたいっていう感じなんだけど、
ナッシー、前回その話を取った時って、本当に復職して、
ナッシー はい、間もない頃です。本当に1ヶ月分くらい。
ナッシー この収録は7月の中旬にしているんですけど、結構経ったなって思って、どうですか、あれから見せたい自分と、本来の自分との。
スピーカー 1
ナッシー ね、ナッシーのお悩み相談に最後なっちゃったんじゃないかぐらいのさ、ゆうこりんに受け止めてもらったけどさ、
私はそういうことを思っているんだよみたいなことを話したんだけど、
でも結局こうありたい自分は、一応理想として持ってきたいなっていうのは、会社に貢献できる部分だなというふうにも理解しているので、
とかいうと、すごい優等生っぽいね、優等生っぽいけど、
でも基本スタンスは変わってないよっていうところが、
そう、基本スタンスは変わってない。変わってないけど、
なんかその差分の調整の話をさっきそらやんもしてくれたじゃん。
だから、現実こういうこともちょっと起こってるんですよねみたいな、なんだろう、
ちょっと子育てがネガにならないようにはしたいと思いつつ、
今日さ、子供がちょっと扇風機壊しちゃってさ、みたいなさ、
なんかごめん、そんな日常もね、大事件起こってさ、
今ちょっと部屋が暑くてみたいな、しかもあんま寝てくれなくてみたいな、
ちょっと雑談でそういう差分を埋めて、
だからちょっと今日寝不足なんで、ちょっと元気ないかもしれないけどよろしく、
みたいなナッシーのイメージの調整を最近職場では図っているよって感じかな。
スピーカー 2
あー、なるほどー。
スピーカー 1
そんな納得するとこだった?
スピーカー 2
いやいや、わかんない、私さ、ナッシーと一緒に同じ職場にいるわけじゃないからさ、
職場のナッシーは実は一回も見たことがないから、想像の範疇で話すんだけど、
やっぱナッシーはさ、周りというかチームの雰囲気とかすごい大事にしてくれる人なんだなっていうのは、
っていう印象が私の中にあって、職場でもやっぱそれを大事にしているというか、
寝不足でも元気なナッシー、子育てしてても元気なナッシーみたいなのを理想の自分として心がけてる感じ?
スピーカー 1
あー、そういうこと、そういうことっていうのはそうだね、
でもリーダーの人とかにも、ナッシーはそういう元気なところがいいよねって褒めてもらえたりだとか、
っていうのは実際にあって、
でもその状態を常に求められるのは辛いよって話したのが前回の話ではあるんだけど、
元気ない時もあるけど、基本は元気だよスタンスは崩さないでいこうかなっていう感じかな。
スピーカー 2
なるほどね。
確かに上司とか先輩とか同僚の人から、こういう部分がすごい力になりますって言ってもらえるとさ、
頑張りたくなるよね。
スピーカー 1
そう、頑張りたくなるしさ、私の今のチームに与えられてる価値そこなのねみたいなさ、
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
なって、だからそこはやっぱ出していきたいなって思いつつ、いやでも待ってみたいな。
眠い日もあるぜみたいな。
スピーカー 2
そうそう、だからさ、人間関係を円滑にするっていうところで、演じるじゃないけどね、
こう相手にとってのイメージ通りに振る舞うっていうことは、私もするし、それでやっぱね、うまくいったら嬉しいし、
何かの原動力になったりするが、
スピーカー 1
するが、が、
スピーカー 2
が、でもやっぱね、ちょっと疲れちゃうことたまにあるみたいな、
いやあるよ。
それさ、私も感じるし、なっちも感じるっていうことは、ココアさんもニーニーでさ、100パー感じてるし、
そうですね。
私、割と多くの人が感じていることかなっていうふうに思っているんですけど、
そうそうそう。
思っているという前提で、今日この話したいんです。
スピーカー 1
そういうことを思っていることは一部でも、いっぱい共感してくれる人もいるかもしれないし、
ちょっとだけ共感できるなって人、それは人それぞれかもしれないけど、みんな思ってるよね、みたいな感じだよね。
スピーカー 2
なっしーはさ、それでさ、めっちゃ疲れて、もう無理みたいになることはある?あった?過去にあったりした?
スピーカー 1
あったあった。
スピーカー 2
ダークサイドにも。
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
私もある。
あるある。ダークサイドあるある。
もうやってらんないみたいなことを、
時に愚痴ったりとか、そういうのはもちろんあるし、
なるほどね。
でも確かにそれもちょっと人が選んでるよね。
上司には口でないとかさ、
なるほどね。
どこまでの人にどこまでの自分を見せるかみたいな話とあるかな。
スピーカー 2
うんうんうん。いやそうだよね。だから、程度にきっと、程度っていうか、本人のどれぐらい差分作ってるかとか、環境がどうかとかで、
縦前の自分と本音の自分の差って、状況によりけりらしい。その差分が大きければ大きいほどきっと疲れるし、そもそもその差分を演じるMP。
スピーカー 1
そうね。
体力。
スピーカー 2
自分、HPの方。
HP、そう体力的な部分は結構人によりけりかなっていうふうに思うから、それについてどれぐらい悩んでるかっていうのは人それぞれだと思うんだけど、
朱音ちゃんのエネルギー全振り
スピーカー 2
その住みの夜先生の腹を割ったら血が出るだけさっていう作品の主人公になっている朱音ちゃんって女の子は、結構それがもう顕著っていう結構極端な考えで、
高校生だっていうところも多分たかんな時期で、
そうね。
アイデンティティーが構築しきれてなくって、結構その高校の人間関係ってさ、なかなかこう難しいというかさ、
そう。
会わない人とでもね、不思議な環境だなっていうふうに思うんだけど、
その主人公の朱音ちゃんっていう女の子は、特に極端で、もうとにかく人にいいイメージを持ってもらいたい。
人に愛されたいっていうことに、もう人生のエネルギーを全て全振りしてしまってるんだよね。
スピーカー 1
人にどう見られるかっていうのが、一番優先事項みたいな感じってことだよね。
スピーカー 2
そうなの。もうまずそこからすべて始まって、それで行動とか自分の趣味思考とかが決定していくっていうかなり極端な、
私からすると極端に見えてしまう子が主人公なんだけど、この小説って群蔵劇の作りになっていて、
高校生の主人公の朱音ちゃんの他にも、いくつかありのままの自分とかイメージの自分みたいな、
そういうものについて、いろんな考えを持ってたり、それぞれ悩んでたりする子たちが何人か出てきて、
その子たちと朱音ちゃんが関わっていきながら、事件が起きたりとか起きなかったりとかして、
自分ってなんだろうとか、生きやすくなるとかなんだろうとか、
私どういうふうな自分でいられたらいいんだろうみたいなことをどんどん掘り下げていくっていう話なんだよね。
この朱音ちゃんは、とにかく愛されたい、いいイメージを持ってもらいたいっていうことに、
エネルギーをすべて全員振りしてしまっているっていうタイプの子なんだけど、
それ以外にも本当の自分、見せかけの自分みたいなところで、悩みの軸が結構違う子が出てきて、
誰か一人くらいは、その気持ちわかるなぁ、みたいなっていう子が出てくるから、
いろんな人がいろんな人に共感できるし、感じるものが変わってきて、
読後の感想を聞くのがすごい面白いなっていうふうな小説なんだよね。
登場人物の考察
スピーカー 2
今日、この話をなぜしたかったかっていうと、いろんなタイプの子たちが出てくる中で、
私は過去の経験から、この子はこういうことを考えてたから、こういう考えをしてるんじゃないかって思うんだよね、みたいな話を、
友達とすると結構、相手の考えてることとか、いろいろわかって、面白いなっていうふうに、
友達の考えを深く知るっていう、登場人物の考察をすることで、
それすごい楽しいなって思ってて、
だから、本の感想とか言うときに、その本を読んでもらいたいっていう気持ちで、
いろいろ説明とかするのもいいですけど、
特定のこのシーンって、あなたはどういうふうに解釈したみたいなことを聞いて、
あ、そう考えるんだね、みたいなことも楽しいだろうなと思って、
その楽しみ方を今日伝えられたらなって思って、
ナッシーは、これ読んでないよね?
スピーカー 1
ナッシーはこの本は読んでないんですけど、まずタイトルすげえなって思ってるけど、
スピーカー 2
そうそう、腹を割ったら血が出るだけだからね。
スピーカー 1
おおーってね。
スピーカー 2
だから、そこのあいつマンで今日はお話をして、
ナッシーが気が向いたら読んでもらえたらと思うし、
リスナーさんもおおーって思ったら読んでもらえたらなっていう感じで、
今日は勧められたらなって思います。
小説の魅力とキャラクター紹介
スピーカー 2
なので今日はその小説、腹を割ったら血が出るだけさの、
本当に小説どんな話とかも触り触りになっちゃうんですけど、
この作品は本当に出てくる登場人物がめちゃくちゃ魅力的で、
さっきの最初に出てきたアカネちゃんっていう主人公と、
もう一人お話の中心人物になるジュリアちゃんっていうもう一人の女の子がいるんだけど、
アカネちゃんとジュリアちゃんのどういうキャラクターかっていうところ、
何に悩んでるのかみたいなところをちょっと紹介しつつ、
この本の魅力を伝えられたらなと今日は思ってます。
スピーカー 1
はい、今日はアカネちゃんとジュリアちゃんが出てくるってことですね。
よろしくお願いします。
スピーカー 2
このアカネちゃんがとにかく人にいいイメージを持ってもらいたい、
愛されたいっていうことに人生のエネルギーを全て全員振りしてるっていうのは、
つまりどういうことかっていうと、
マジで本当に本当に徹底してて、
例えば、両親とか、彼氏とか、親友とか、職場の上司とかさ、
その人たちにいいイメージを持ってもらえたら、
生活がうまくいくとか、
自分のメリットが大きい人に対して、
いいイメージを持たせるっていうのは、
自然的に考えてやったほうがいいみたいな感じに。
それはすごい自然な感じじゃん。
スピーカー 1
まあ、そうね。
自分が愛されたい相手に対して、
いい振り舞いをするっていうことは自然だよねって話だよね。
スピーカー 2
そうそうそう。
なんだけど、アカネちゃんはそれだけじゃなくて、
本当に道行く通りすがりの全ての人から、
いいイメージを持ってもらう、愛されるために、
何もかも計算した振舞いをしてるんだよね。
はーん。
スピーカー 1
じゃあ、もう関わる人すべてが、
自分の行動をよく見せる対象みたいな。
そういうこと?
スピーカー 2
そうそうそうそう。
彼女の頭の中で、こういうふうに見せたいから、
私はこういう振舞いをするみたいなところが、
かなりね、緻密に描写されてるんだけど、
もうね、何もかも計算してるんだよね。
スピーカー 1
計算してるの?
スピーカー 2
そう、計算っていうか、考えてからやってる。
もう演技だよね、完全に。
言葉選びとか、表情とかもそうだし、
彼女高校生だから、これね、すごいね、
すごいなって思ったんだけど、
制服のスカートの丈ってあるじゃん。
制服のスカートの丈って結構怒ってるじゃん。
結構重要ポイントじゃん。
自分の丈がどれぐらいかでさ、
イメージはどこらへんを目指してるのか、
結構わかりやすい思考じゃん。
スピーカー 1
わかりやすい。
スピーカー 2
ね、そうそうそう。なんだけど、
友達に見た目に気を使っている、
ちょっとファッションに敏感な女の子であることと、
けど、先生には目をつけられないぐらい、
みたいなところを両立させるスカート丈にする、
みたいなところが。
そう、あとなんか、
カバンにさ、ぬいぐるみつけるじゃん。
スピーカー 1
つける、つける。
スピーカー 2
自分の好きなキャラクターで、
自分のアイデンティティをちょっと見せる、
アカネちゃんのダサいキャラクターと内面の葛藤
スピーカー 2
みたいなところあるじゃん。制服とかさ。
スピーカー 1
好きなのこれだから、みたいなね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
なになにちゃんは、
このキャラクター好きだよね、みたいな。
そこらへんも、
あかねちゃんってすごいかわいくて、
人気者なんだけど、
そのちょっと、
いや、これ選ぶ?みたいな、
ダサいキャラクターをカバンにあえてつけてるのね。
スピーカー 1
自分が好きとかじゃなく、
計算の上で、
スピーカー 2
他の人に、
スピーカー 1
ダサいのをつけることで、
あかねちゃんはどう見られるんだ?
スピーカー 2
隙をつくってるんだよね。
スピーカー 1
ちょっとここらへんは、
いわゆるキラキラ女子完全体じゃなくて、
ここはなんか、
ちょっとこう、
抜けてるとまでは言わないけど、
ちょっと他の人と感覚違うから、
話しやすい、みたいな。
スピーカー 2
そうなの。
スピーカー 1
えーって終わっちゃった。
すごくない?
スピーカー 2
すごくない?
それに、
その性格もすごい、
もちろん愛されたいっていう気持ちが強いから、
誰に対しても、
結構、
いい顔って言い方おかしいけど、
親切に、
純粋にすごい、
面倒見もいいし、
困ってる子を助けたりとかもするし、
でも、
決して発泡美人に思われないように、
クラスの中に、
一人だけ、
冷たく当たる人を作ってるんだよね。
スピーカー 1
え、こわっ。
スピーカー 2
こわいでしょ。
アカネちゃんの絶望と自己嫌悪
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
それはでも、
計算して、
発泡美人にならないために、
その子には、
わざとというか、
戦略的に冷たく当たってるってことだよね。
スピーカー 2
その戦略的に冷たく当たられている子の、
話もちょっと出てくるんだけど、
その戦略的に冷たく当たっている子を作ることで、
あかねちゃんにもそうだよね、
黒っぽい一面あるよね、みたいに、
思わせて、
親近感を。
スピーカー 1
まあね、
ダークサイドを1個持っとかないと、
みたいな話ね。
スピーカー 2
そうなの。
スピーカー 1
え、でもそれを、
だから、
全て自分の思った通りにやってる。
思った通りに。
まあでもそうだよね。
考えた上で全てそれをやってるってことだよね。
うん。
スピーカー 2
それはもう、
その行動の主軸に当たってるのが、
全ての人に愛されたいっていうところ。
ほう。
っていう。
スピーカー 1
なんか全てを聞いて、
今その全てを聞いた上で、
あかねちゃんに今何を思うかっていうと、
いやーなんか、
めっちゃ大変だよな、
大変やなって言っちゃダメだけど。
スピーカー 2
そう、でしょ?
そう。
そうなの。
すごい大変で、
だからあかねちゃんは、
見た目?
見た目っていうか、
外から見ると、
もういろんな人から、
あかねちゃんいい子だねとか、
かわいいねとか、
彼氏もいて、
で、
学校でも、
なんだろ、
いい感じのグループにいて、
バイトも楽しくやってて、
みたいな感じで、
うまく生活しているんだけど、
ここが一番問題ポイントで、
あかねちゃんは、
そういう愛されたいっていう風に思って、
行動してしまう自分のことが、
マジで嫌いなんだよね。
スピーカー 1
実は自分が嫌いパターンですね。
はい。
嫌いなの。
あーそれ嫌いなのか。
スピーカー 2
そう、こういうことをした。
で、あと最後に、
そんな自分に死にたくなったって書いてあるの。
えー。
えー。
えー。
私がさ、そんな内面を知っている、
あかねちゃん同級生だったら、
えーみたいな。
コーヒー牛乳飲むってなる。
スピーカー 1
そうそう。
いや、ちょっともうちょっとなんか、
もうちょっと考えなくてもいいんじゃない?
って話は多分言っちゃう。
スピーカー 2
そうそう。
で、結局その、
なんであかねちゃんが愛されたいかっていう風に思っているかっていうところの、
背景は、実は明確に描写されてなくて、
あかねちゃんはもう自分の、
そう、病的なものだっていう風に思ってて、
だから逆に、
その愛されたいっていう気持ちを、
持ってしまうっていうことって、
いろいろなね、みんなの人生経験の事情があるんじゃないかなっていう風に思うんだけど、
そこは完全に描写されてないから、
誰でもその気持ちにだけ共感できるっていうところが、
そこはすみの先生の巧みな部分だなっていう風に、
スピーカー 1
私は思ったんだけど。
そうだね。
なんか描いてないんだとか思っちゃったけど、
でもそこが描いてあったら、そこの部分が、
共感できない人はね、
逆にあかねちゃんへの共感が薄まっちゃうみたいな、
そういうことだもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。
なんかね、例えば中学時代にいじめられてたとか、
お母さんとお父さんとうまくいってないとかってなると、
その前提の子ってなっちゃうから、
まあ私は違うかなってなるけど、
そこが描いてないから、
へー。
だからね、彼女の思惑通りに、
あかねちゃんいい子だねみたいな感じで、
思われているっていう周りに対してもだいぶ絶望してるし、
もうね、脊髄反射みたいにそういうことしちゃうんだって、
いい人に見られたいみたいな。
それで、もうやった後に、
またなんでこんなことしちゃったんだろうみたいな。
本当の自分、本当の私なんて誰もわかってないみたいに。
死にたい。もうやだ。みたいな感じなんだよね。
やばいでしょ。やばい状況なの。
いや、やばい状況だね。
スピーカー 1
やばい状況だし、なんか。
絶望するくらいだったら、
なんかもうやめときなよ、
そんな他の人を思いやった行動とか思っちゃうけど、
でもそれがなぜやってるか自分でもわかんないんだもんね。
そうなの。
自分でわかんない、そうか。
スピーカー 2
でもさ、やっぱさ、さっきなっしーも言ってたけどさ、
愛されたいんじゃないけど、
なっしーのこういうところに元気もらえるよねって、
言われたらさ、嬉しいじゃん。
嬉しいっていうか。
スピーカー 1
嬉しい嬉しい。めっちゃ嬉しいよ。
嬉しいとか、
スピーカー 2
すごいそこに対して明確に描写されてるわけではないけど、
じゃあその人にいいイメージを持ってもらいたいっていう自分を、
すべて捨てて、なっしーがさ、
おはようございます。
スピーカー 1
全然挨拶しない。なんか感じ悪いね。
感じ悪いなしにある日突然なれるかっていう話ね。
そう、やれるかって話。
なるほどね。確かにそこはそうだわ。
でもそう考えたら確かに、
なんかでもどう超えているとは思って、
それがまあだから小説だから、
秒的な感じに書かれているっていうのはすごくよくわかったけど。
スピーカー 2
そこまで極端にはならないけど、
すべてに共感できるわけではないけど、
できることはすごいわかるし、
スピーカー 1
それでこう自分のことが嫌になっちゃったりとか、
スピーカー 2
周りに対して本当の自分じゃないって気づいてもらえないっていうのはちょっとなーっていう、
みんな理解度が浅いよな、みたいな気持ちになっては、
あかねちゃんの気持ちは、
1パーぐらいは確かに私もそういうところがあるかもな、
みたいなのはあるよねっていう。
この小説はさっき言ったとおり、1,2章で話しているから、
あかねちゃんの内面で考えていることが、
すごいもう腹を割って読めるわけだよね。
スピーカー 1
血が。
私たちは血を読んでいるわけですね。
スピーカー 2
そうそう。大量の血液を浴びながらね、
聞いているんだけど、
それを読むと、
じゃあ私ってどうかな、みたいな感じになるんだよね。
スピーカー 1
そんなあかねちゃんがいるっていう話と、
スピーカー 2
あかねちゃんと、
後藤ジュリアちゃんの理想の自分
スピーカー 2
あともう1つイメージみたいなところ、
自分のイメージみたいなところで、
結構印象的だなっていう登場人物が出てくるんだけど、
もう1人はね、ジュリアちゃんっていう子で、
後藤ジュリアちゃんって子なんだけど、
この子はあかねちゃんよりちょっと年上で、
スピーカー 1
売り出し中のアイドルグループの1人なんだよね。
なんかいい作り込みの設定が来ましたね。
スピーカー 2
そうそうそう。7人ぐらいアイドルグループいるんだけど、
なんかね、結構1人1人個性があるっていうか、
年齢も結構バラバラで、
みんなそれぞれキャラだてをするっていう感じの。
ジュリアちゃんは、自分の所属しているアイドルグループを
抵抗させたいっていうめちゃくちゃ強い信念を持っていて、
その中で自分の立ち位置、7人の中の自分の立ち位置戦略みたいなのを
めちゃくちゃ徹底してるし、周りのキャラクター戦略も
すごい理解してて、それを引き立てるっていう
めちゃくちゃサクシーな部分があるんだよね。
スピーカー 1
なるほどね。はいはいはい。
スピーカー 2
ジュリアちゃんは、そのアイドルグループの中では
髪も短いし、ボーイッシュで、めっちゃストイックで
クールなキャラクターっていう感じでやってる。
服装とかもボーイッシュだし、
身に着けてるキャラクターも怪獣とかなんだよね。
スピーカー 1
あー、逆に男の子寄りみたいなね。
スピーカー 2
そうそうそう。で、他にもリーダーの子は
喫水のアイドルオタクで、アイドルになるために生まれてきたみたいな
スピーカー 1
センターポジションの子。
スピーカー 2
センターポジションを約束されたタイプの
あとちょっとバカっぽい子とか、ちょっと独舌とか、ちょっとお姉さんとか
みんな結構面白いんだよね。
で、そのジュリアちゃんはその中で
ボーイッシュでストイック、クールなキャラクターっていう風に言ってて
SNSでの発信とか、ライブの振る舞いとかも
全部それに習ってるんだよね。
アカネちゃんとちょっと違うのが
自分のイメージ戦略っていう部分で
アカネちゃんは愛されたいからみたいなところが
結構行動原理だったんだけど
ジュリアちゃんは愛されたいからっていうよりは
ジュリアっていうアイドルの持つストーリーを一貫したものにしたいからっていう気持ち
が彼女のイメージ戦略の原動力になっている。
だからなんか万人に好かれたいっていう
そういうタイプでは全然ないんだけど
ただこれは後藤ジュリアらしくないよねっていう発言が
出てこないように作り上げてるっていう
スピーカー 1
自分のファンになってくれた人を裏切らないような行動をしなきゃなとか
そういう発言をしなきゃなみたいな
スピーカー 2
あとはグループ全体のバランシングを考えた時に
このキャラクターとかこの雰囲気になっちゃうと
あの子にちょっと寄ってきちゃうなとか
そうすると7人として完成してるグループがちょっとおかしくなったりとか
私このジュリアちゃんの考えすごい現代的だなって思ったんだよね
スピーカー 1
現代的だって思ったの?
スピーカー 2
現代的だって思った
なんか2個あるなって思うんだけど
スピーカー 1
2個あるなってその理由がね
スピーカー 2
私は社会人になって最初の仕事が広報とかプロモーションの業務だったんだよね
交通広告の企画やるとかイベントの企画やるとか
その時に人はストーリーに心を動かされるっていうことを結構たくさん学んだっていうか
スピーカー 1
仕事の時にね
スピーカー 2
経営者がどういう人生を経て企業を立ち上げることになったとか
製品の開発ストーリーとか
一人の女性のキャリアの変遷みたいな話さ
好きじゃん
スピーカー 1
好きですよ
スピーカー 2
好きだよね
そこで心を打つものがあって
その商品が出てくるとか
その企業が出てくるとか
一つその企業とか製品のイメージ戦略として
そこをやるっていうことって
私はその仕事の時にはすごい
当時はすごい大事にしてやってたんだよね
すごいとても大切なことだなっていう思う反面
ストーリーって完成しちゃうんだけど
完成しちゃって
よくも悪くも人の心を打っているんだけど
その先の未来はさ
スピーカー 1
未知なわけじゃん
そうね
そこでストーリーは終わってないもんね
スピーカー 2
そうなのだからいろんなことがあって
とんでもない展開があって
やっぱ違いましたみたいなことさ
本当はよくあるじゃん
スピーカー 1
よくある
スピーカー 2
本当はよくあるんだけど
でも私このストーリー語ってしまったからみたいな背負いが
人を苦しめることはあるのかなって
スピーカー 1
なるほどね
ジュリアちゃんもこういうキャラクターとして
今ストーリーを生きてしまっているから
そこから外れられない
みたいなのがあるってことだよね
スピーカー 2
そう
しかもジュリアちゃんはさ
すでにアイドルっていう商品になってしまっているから
自分がこうさ
みんなが知ってる後藤ジュリアじゃないことをすると
もう迷惑をかける場所がさ
利害関係がすでに発生しちゃってるんだよね
ジュリアちゃんのイメージ戦略
スピーカー 2
でもそれがどれぐらいかは分からないけど
スピーカー 1
仕事としてそれが成立してしまっているから上に
スピーカー 2
そうそうそうそう
ジュリアちゃんは結構そこが
彼女は本当に心からストイックな性格なんだと思うんだけど
そこは結構ね
なんだろうな
徹底していて
その徹底っぽい徹底ぶりは
茜ちゃんとかなり通ずるものであるんだけど
ジュリアちゃんはそのアイドルグループに入る前も
ちょっと音楽活動みたいなことをしていたりとか
そういう過去の話があるんだけど
それをね
全てなかったことにしてるんだよね
全然話さないし
スピーカー 1
ストーリーにそぐわないからね
スピーカー 2
ストーリーにそぐわない人間関係は切ってるんだよね
へー
そう
だからアイドルになる前の人間関係とかも全部立ってるし
ほー
スピーカー 1
思い切ってるな
そう
スピーカー 2
そうなの
でさ物買う
物一つ買うとかにしても
アイドルのジュリアならどうするかな
これはストーリーを破綻することにならないかな
みたいなことを考えながらずっとやってて
でしかもさ今はさ
SNSがあるからさ
もういつどこで見られてるかわからないわけじゃん
スピーカー 1
そうね
スピーカー 2
すぐ写真撮られてさ
あ後藤ジュリア渋谷にいたみたいな
スピーカー 1
なんかちょっとツイート上げたらなんか
あれみたいな反応されちゃうみたいな
そういうことだよね
スピーカー 2
そうそうそうそう
ちょっとイメージと違う
サンリオショップいましたとか
え?ジュリアちゃんサンリオ好きなの?みたいなところで
スピーカー 1
クールなジュリアなのに
スピーカー 2
そう
いいイメージとして
思ってくれるかもしれないし
がっかりしたなって思うかもしれないし
っていうのはそれはさ受けての
なんだろうな受けて次第なところもあるんだけど
ジュリアちゃんはその受けての反応も
全てコントロールしなければならない
なぜならば自分はアイドルだからっていう感じなんだよね
スピーカー 1
おーなるほど
スピーカー 2
ジュリアちゃんは覚悟の上やってるから
そんな自分が死にたくなったみたいなことは書かないんだけど
言ってないんだけど
でもそれもまたさ息苦しいよね
スピーカー 1
まあそうね
自分のやりたいようにはできないし
スピーカー 2
やりたいことではあるんだよね
ジュリアを一貫するっていう
ジュリアを一貫するってところは
彼女のやりたいところでは
もちろんあるんだけど
なんて言ったらいいんだろうね
私すごいこの覚悟は
スピーカー 1
めちゃくちゃ共感する部分があるんだけど
スピーカー 2
それでもさ結構失ってるものはすでにあるわけじゃん
アイドルになる前の人間関係はさ
彼女がどう思ってたか関わらず
スピーカー 1
もう抹消されているから
でもそれもなんだろう
ジュリアちゃんが失っているものがあることも
なんかもったいないなとか
辛いなとか思うとかそういうこと?
スピーカー 2
いやーなんか私は
そうだね
そこの悲しさを
悲しさを感じてしまったね
その時に
だって別にさ
なんて言ったらいいんだろう
本人もさ
縁切りたくて切ったわけでは
ないわけじゃん
なんて言うんだろう
アイドルを全うするために
縁を切るっていう風に決めたけど
その対峙してる相手が
好きだったか嫌いだったかっていうところでは
切ってないわけじゃん
うん
その悲しさあるよね
スピーカー 1
まあね
でもなんか逆に私はそこをすごい
潔いなって思っちゃったかなっていうのは思って
スピーカー 2
そうそうそう
潔さはある
スピーカー 1
そうなんか
自分の今集中したいことのために
これを今大事にしたくてそれに
まあでもそう
もちろん悲しさはあるし
なんかちょっとその
人間関係に切るとかは
すごい私としてはこうなんか
もったいないなって思っちゃうっていうのは
多分あるけど
その分だから
そのアイドルとして
ジュリアちゃんがやっていくっていう覚悟は
すごく引き立ってる描写なんだなっていうのは思って
ジュリアちゃんの覚悟と悲しみ
スピーカー 2
引き立ってるの
スピーカー 1
暖かいけど寂しいみたいな
そういう感情になるって感じだよね
スピーカー 2
ジュリアちゃんすごい巧みなのは
アイドルの
アイドルのムーブメントって言い方おかしいけど
例えばなんかさ
アイドルのプロモーションで
ここにライブイベントをやるから
そこにこう宣伝広告の
盛り上がりを持っていきたいみたいなので
話し合ったりとかするじゃん
そこに注目がいくように
その前のライブとかで
ちょっとなんか演技するんだよね
売り出し中のアイドルっていうところがあるから
だんだん盛り上がっていくっていうところがあって
そういう売り出し駆け出しっていうのってさ
プレッシャーを感じると
見せかけて
いくっていうところもまた
巧みポイントの一つというか
だからなんか
あんな大きな会場でライブするから
それまでの期間めっちゃ緊張してるよね
みたいな雰囲気を醸し出して
そのライブイベントで
最高のパフォーマンスをすることで
ジュリアかっこいいね
みたいなところのストーリーを描いて
ずっと動いてるの
スピーカー 1
自分で自ら盛り上がりを作れるタイプの方なんだよね
そうそうそうなの
スピーカー 2
だからその前の
ジュリアちゃんの戦略
スピーカー 2
ちっちゃなライブハウスとかのイベントだと
今日ちょっとジュリア緊張してたね
緊張してたね
みたいな感じの感想とかが
SNSで見られるんだけど
それはもうジュリアちゃんの戦略の一つなんだよね
わざとそういう風にして見せてるみたいな
ライブ終わって
ありがとうございました
とか言わなくてさって帰るみたいな
そういうSNSの発信とかも
そういうところで気をつけて
溜めて溜めて溜めて
ドーンって
最高のパフォーマンスをやるみたいな
本人は実は他のライブでも
別に緊張感とかなく
できるんだけど
そこに向けて
後藤ジュリアの来年は
こういう感じなんじゃないかっていう風に
想像させる
っていうところがね
すごいなって
すごいなっていう
スピーカー 1
すごいしなんか
茜ちゃんとやってることは多分
似てるというかさ
周りの反応を予測して
自分の振る舞いを変えてみたいなところは
パターンと
行動のパターンとしては共通してるけど
なんかジュリアちゃんは
それがもう仕事の一部というか
アイドルとしての
後藤ジュリアの
そのストーリーの一つなんだよね
スピーカー 2
そうそうなの
それもまた徹底は
徹底されてるから
全て私たちはアイドルではありませんしね
スピーカー 1
私たちはアイドルではないし
スピーカー 2
徹底されていますから
だからその
完全に共感することはできないけど
でもなんか
1ミリ部分ぐらいは
似たような感情を
共有できるなっていうポイント
あるんじゃないかなって
スピーカー 1
いやでも私後半の
ジュリアちゃんの部分は
結構共感できるな
1ミリどころか
だいぶ共感できるなって思ったな
スピーカー 2
って思って
スピーカー 1
多分それは
こういう言い方しては
悪いかもしれないけど
切ってる部分も多分ジュリアちゃんあるな
と思っててさ
これはアイドル後藤ジュリア
もちろんプライベートにも
それはアイドルという仕事の特性上
派生していくのかもしれないけど
スピーカー 2
新職はしてるから
スピーカー 1
新職はしてくけど
目的意識を持ってやってる感じがさ
アイドルを成功させたい
盛り上げたいっていう目的意識を持って
私はこれをやる
だからこういう振る舞いをするみたいな
やってる感じが
アッシーの仕事場での
働き方も元気っていう
自分を作っておいて
その分他の人にも
声をかけてもらいやすいとか
逆に自分も声をかけやすい
環境にしておくことで
仕事が円滑に進むように
していきたいなっていう意識はあって
でもこういうとさ
こういうとちょっと
お前そういう演技してるのかよ
って言われるかもしれないから
ちょっと弁明しとくと
自分の方が働きやすい
と心から思っているから
やってますみたいなところはあって
自分がやりたい行動
なんだなっていうのは
すごく腑に落ちている
っていうのもあるな
スピーカー 2
なるほどね
アイドルさんたちから
アッシーのこういうところに元気もらえますっていう
ことを受け止めて
原動力になるっていう部分もあるし
アッシーはやっぱその
自分の仕事を
どうするじゃないけど
上手く回すっていう時に
自分のイメージ戦略っていうところが
結構重要だな
っていう風に
武器になるなっていう風に感じて
スピーカー 1
やってくれてるってことだよね
まとめられるとちょっと恥ずかしい感じだけど
多分そういうことだ
スピーカー 2
あってるんだけどさ
私は職場のアッシーは知らないからさ
多分きっと
こういう風な感じで
みんなから頼りにされてるんだろうなって
想像はできるけど
アッシーの本心として
それはどういう原動力なのかみたいなところだな
まあ言わないじゃん
言わないよね
だからやっぱそういうところでね
いやでも逆に
スピーカー 1
あかねちゃんはなんか
そうかみたいな
本能でやってるのかなそれをって思ったらさ
いやーなんかもうちょっと
楽に生きなよって
でもなんかちょっともしそれが
本当に自分の思った通りに他の人が
動いちゃったりして
絶望する感じとかは
理解はできるなみたいな
それは本当に
本当に寂しいだろうなって
スピーカー 2
思ったかな
スピーカー 1
だって
そりゃああかねちゃんみたいなところあるの?
スピーカー 2
そうだね
あかねちゃんみたいなところもすごいあるし
ジュリアちゃんみたいなところも
あるなって思ってて
私はこの本を読んで
最初に
思ったことは
やっぱね
ナッシーと一緒で
服飾した時の
自分の振る舞いみたいなところを
すごくね
考えた
今全然まとまってないから
結局それはあかねちゃん寄りなのか
ジュリアちゃん寄りなのかみたいなところが
自分でもまだ整理がついてないんだけど
なるほど
アッシーとの関係性
スピーカー 2
整理がついてないんだけどしゃべると
私あんまり
っていうかほとんど
会社で
娘の話とか
家族の話とかしなくて
スピーカー 1
そうだね言ってたね
スピーカー 2
話ししないんだけど
それは
あえてしてないっていうところがまず
大きくて
一個は
服飾前とそんなに変わらないですね
みたいな感じで
接してもらえた方が私は仕事がやりやすいな
って思ってたから
そうしてるっていうところが
一個あるんだよね
実際にそういう風に
思ってもらってるみたいだから
ありがたいな
っていう風には思ってるんだけど
それこそね
1年くらい働いてきたから
いろんなことが起きて
娘がコロナになったとか
スピーカー 1
あれだったね
スピーカー 2
あったね
いろんなことが
生まれる前とは
場所は違いますよ
ボロは出てきつつあるんだけど
変わらないなみたいな感じで
やっていることが
自分の仕事を
うまく回す
これはちょっとジュリアちゃん寄りだね
っていうところが
一個あって
もう一個が
たまに
子供の話とかも
するし
自分のプライベートの話は結構
するんだよね
家族以外の
今日ここに遊びに行って
それも家族じゃなくて
友達と行ったところ
ここのカフェ美味しかったとか
このコスメ良かったとか
このゲーム面白かったとか
あんまり家族がひも付かないような
プライベートの話
はめっちゃするんだよね
大したことじゃないんだけど
同僚の中でも
年下の女性に対して
お母さんも
お母さん以外の時間
大切にできるんだ
していいんだっていう風に
思ってほしいみたいなところが
スピーカー 1
これ分かってくれる?
そらやんがいつも言っているというか
もちろん私たちは
バーママではあるけど
その前に一人の
女性として楽しんでいる
時間はあるってことをどんどんアピールして
いきたいっていうのはそらやんの信念でもあって
スピーカー 2
そうなの
あかねちゃんの本能的な感じ
スピーカー 2
それは結構ね
あかねちゃん寄りなのかもしれない
そういう風に自分が
あんまり子供の話をせず
一個の人間として
楽しくやってるんだなっていう風に
思ってほしいなって思ったきっかけが
逆に私は
自分が生まれる前とかに
前の職場なんだけど
前の職場では結構
女性の多い部署にいたから
すごいもう
毎日のように
女の愚痴子供の愚痴が飛び交っていて
私はもう本当に
私みたいなチャランプラな人間は
子育てできないんじゃないかっていうぐらい
怖くなっちゃったんだよね
でもあんなに怯える必要はなかったな
っていう風に今は思ってるし
なんだろう
ポジティブな面もあるから
SNSを開いてみると
もう本当にさ悲しい発言で
溢れているから
私一人ぐらいは
そうでもないよっていう
ポジティブな
もちろんさ
そういう愚痴を言ってた人も
とはいえ楽しい部分も絶対あったと思うんだよ
スピーカー 1
あると思う
スピーカー 2
絶対にあると思うんだけど
そこがさ見えてこないとさ
もう
悲しいことしか出てこないから
っていうのがあって
スピーカー 1
それは結構
あかねちゃん寄りってことなんだ
スピーカー 2
あかねちゃん寄りなのかね
なんだろうね
でもまた違うよね
スピーカー 1
まあでもなんか
そうだねセルフプロデュースを
そういう意味で
過程を持っているけど
そうじゃない部分があるよっていうところを
強く出していきたいっていう
セルフプロデュースを頑張りたい
そういう仕事だと思っちゃう
仕事ではないもんなでも
スピーカー 2
逆にさそれってさ
私がそういう風に
接してもらってる方が
仲良くしたいって思っても
子供がいる人は
分からない
どういう生活か分からないからちょっと誘いにくいとか
私は子供の前は思ってたから
そうすると
話しかけづらいんじゃないかみたいな
でも私が
本当に全然変わんない感じだから
結構みんな
遠慮せず色々接してくれるし
もちろん
いけない予定とかもたくさんあるけど
あんまり変わらず
お子さんいるから
大変ですよねみたいな枕言葉なく
結構みんな話してくれたり接してくれたり
するからそれが嬉しいって思うと
ある種ちょっと
茜ちゃん的戦略をしてる
スピーカー 1
ポイントあるよね
そうね
茜ちゃん
は結構なんかちょっと
もっと本能的な感じはするもんね
なんかそれの今の話は
すごく考えた上で
とかさ
思考した上でそれをやっているっていう
感覚があってそれはなんか
ジュリアちゃんの方は結構そういう感じかなって
思ってるけど
茜ちゃんはもうなんか感覚的にとか
本能的にとか反射的にみたいなさ
なんかそういう意味で
2人はすごく対比されてるなって
キーキャラクターの魅力と抱える問題
スピーカー 2
思うと
ちょっとフィール系の人
呼びたかったね
マッシーも頭で考えてる系だったからやっぱ
フィールな
スピーカー 1
フィールがね
あかねちゃん共感できるって人だったらもしかしたら
もうちょっと違う話になったかもしれないよね
スピーカー 2
めっちゃわかるね
そう
っていうわけでそのフィールな方がいたら
別にフィールじゃなくても
ジュリア系でも全然いいんだけど
そういう人がいたら
ぜひお便りもらえると
嬉しいなっていう
スピーカー 1
めっちゃ話せるの今日
めっちゃ長くなっちゃったから
どこで切ろうかとかどこの尺を切ろうかとか
ちょっと悩んで
汗汗してきたんだけど後半
スピーカー 2
そこはちょっと
スピーカー 1
そらやん先輩にお願いするとして
じゃあまとめていきましょうか
スピーカー 2
この本のストーリー
この本のストーリーさ
全然わかんないっていうところがさ
これだけ話してさ
どういう起承転結があるのか
全くわからない話
だよねっていう
スピーカー 1
ところがめっちゃ面白いんですけど
スピーカー 2
そこら辺全く紹介しないんだけど
その
今日は特徴的な
しかも何人かいるうちの
キーキャラねまだ全然キーキャラいっぱいいるんだけど
2人だけの
紹介になっちゃったんだけど
これだけでもガッツリ話せるくらい
茜ちゃんとジュリアちゃんって
すごい魅力的っていうか
いろんなことを自分に考えさせてくれている
キャラクターだなって思って
それだけでこの小説の魅力はあって
じゃあこの2人のそれぞれに抱えている
息苦しさみたいなところが
どうなっていくかっていう
ところ
茜ちゃんの死にたいという
気持ちは解決するのだろうかとか
ジュリアちゃんのアイドルとしての
一貫したストーリーは本当に
破壊することなく
進んでいけるのか
みたいなところは
そもそも2人はどうやって出会うんだっていうね
女子高生とアイドルっていうところでね
どういう心の交流をしていくのか
みたいなところも
めちゃくちゃ面白いし
今日紹介していない
あの人紹介しないのみたいな
この本独了した人は
あの人紹介しないんかいっていう
めちゃめちゃ重要人物を
喋ってないとかもあるから
っていうね魅力的な登場人物が
いっぱい出てくる小説なので
よかったらねぜひ手に取ってもらえたら
嬉しいです
あなたが感じた
茜ちゃんジュリアちゃんについて
話を聞かせてもらえたら嬉しいです
あーそういう風に考えるんですね
みたいなことを聞きたい
スピーカー 1
みんなの意見を聞きたいね
なっしーも読みたくなった?
読みたくなったけどさ
最後の聞いてもう一人キーキャラいるんかと思って
さらに興味が出た
スピーカー 2
超重要な
超重要な
あえてそれは話さない
誰なのかっていう
そこも含めて手に取ってもらえると
嬉しいです
未紹介の重要人物と小説の魅力
スピーカー 2
はいでは今日はここまでで
トークテーマは終了ですが
キサクロではいつでもお便りを大募集しています
今後のご感想や本にまつわるお悩みなど
ぜひご投稿ください
ポッドキャスターやノートに
お便り投稿フォームのリンクを
ご用意しておりますので
そちらからご投稿いただけると嬉しいです
今後もキサクロスロードは
毎週月曜日夜21時より
ゆるゆる営業していきます
はい本日はお越しいただき
ありがとうございました
またお待ちしております
ばいばーい
48:20

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