00:02
スピーカー 2
ということで、方言
スピーカー 1
あれ、前振り的なやつやらない?
スピーカー 2
前振り毎回、毎回撮るかそうだね。
あ、もう撮ったっけ?
いやいや。
スピーカー 1
そっか、書いてくれるって言ってたね。
忘れてた。
スピーカー 2
まあ、とりあえず無しでいいかな。
スピーカー 1
OK。
スピーカー 2
方言について。
スピーカー 1
方言について。話したいですね。
うん。
スピーカー 2
前提として、
僕が熊本出身。
スピーカー 1
あっちさんね。
私もちこは千葉出身です。
スピーカー 2
で、今福岡に住んでるんだね。
スピーカー 1
そうだね。
熊本と福岡だけが暮らしたことがある。
スピーカー 2
僕はそう。
スピーカー 1
方言の話で言うと、鹿児島とかも知ってる。
スピーカー 2
そうだね。親が両方とも鹿児島出身なので、
あんまり僕は使うわけではないけど、
聞いていくつかわかるかなぐらい。
スピーカー 1
同じような感じで、私も親が二人とも山形出身なので、
山形の特に省内面って言うんだけど、
その辺りは子供の頃に触れてはいたから、
いくつかわかるかなぐらいだね。
自分はしゃべれないけど、
聞き取り、リスニングはできるかもしれない。
はいはいはい。
スピーカー 2
あれだよね、あの、
く、け、こ。
スピーカー 1
有名だよね、それね。
なんだっけ、けー。
どういう順番で言うか分からない。
こう、くーか。けー、こう、くーだな。
けー、つって。
で、こうって言って、私がくーって言うんだけど、
意味わかるかな。
けーってのは食べ物とかを勧められるとき、
これは本当に私の実体験として、
お風呂とかに帰ってさ、
そうすると、とうもろこし、きびって言うんだけど、
とうもろこしとか、枝豆、だだちゃ豆っていう、
その、その、
界隈で有名な美味しい枝豆があるんだけど、
それが、こうどっさり出てきて、
ほらほら、けーけーみたいに言われるの。
すごいけーけー。
けーけーの連発で、
そう、食べてっていうことなんだけど、
食べてって勧められて、
さっきのけーこうくーの話はちょっと笑い話でもある、
一文字で会話が成立するとして、
よく知られた話でもあるんだけど、
食べてに対して、
いやいや一人っていうより一緒に食べようよっていう意味で、
こう、くおうっていうところから、
こうになると思うんだけど、
こうって、
私も食べるよっていう意味で、
くーっていう、
そういうけーこうくーっていう、
笑い話のような方言があるね。
03:02
スピーカー 2
それはあれだよね、たぶん、
くえ、くおう、くーが、
そのまんま短くなって、
けーこうくーになってる。
そうだろうね。
スピーカー 1
思ってる。
知らないけどね。
想像でもね。
なんで方言に話したいかと思ったかというと、
私はずっと関東かもしくは東北の方言には、
ちょっとお馴染みは、
関東の方言ないけど、たぶん。
あったけど、
九州に来たのが結婚してから、
初めてみたいな感じだった。
旅行というか、
いったんね、短髪はあってけど、
だったから、
方言は新鮮で、
そう、なんか、
夏さんには何回か話してると思うけど、
いろいろ不思議だなと思うこととかあったから、
今日話したいなと思った。
なんだっけ、さっき言ってたの?
スピーカー 2
さっき言ってたのは、
スピーカー 1
あ、そうそう、
なんか、こう、地元の人が、
方言だと思ってない方言が多いみたいな、
多いというか、
それが一番なんか不思議だったんだよね。
よく、西日本でさ、
方言って言うと、
物を片付けることを直すっていうね。
スピーカー 2
そう、だから、
スピーカー 1
そういう分かりやすいのを、
そういうのになれなくて大変でしょ、
みたいなことを言われたことがあるけど、
それに関してはもう有名だし、
別に、
なんかもう、あ、そういう、
外国語っていうか、
そういう文化として、
違う言葉じゃん。
違う言葉だから、
片付けるを直すって、
翻訳して覚えちゃえば、
別に困らないというか、
同じ、
言語だけど、
違うって分かって、
違う単語になってるって、
九州じゃないけど、
きついとかも多分さ、
関西圏とか、
スピーカー 2
あー、
これかな、
広島あたりで、
怖いって言ったりするよね。
スピーカー 1
あ、そうそうそうそう。
怖いとかもそうじゃん。
スピーカー 2
疲れたとかいう、
スピーカー 1
そうそうそうそう。
イメージかな。
確かそうだと思う。
そういうなんか、
違う言葉になってるは、
よくね、あるある話としてよく聞くけど、
翻訳して一回は分かっちゃえばいいんだけど、
逆に、なんか、最初、
というか、
しばらく、
違和感がずっと抜けなかったのが、
もう、違う意味で関東では使ったりとか、
違う文法で使ったりする言葉が、
同じ言葉が存在しているけれども、
違う用法になっているみたいな。
スピーカー 2
あー、なるほど。
スピーカー 1
違う用法になっていたり、
違う意味で使われるみたいな、
言葉の方が、
すごい、
混乱感が大きかったかなって、
06:01
スピーカー 1
よくこう、具体例出してもいい?
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そう、具体例出すと、
よく、
思うのは、
なんかそこの、
ちょっと裏の建物で、
なんとか、
なんとかのイベントがあってて、
とか、
言うじゃん。
自然。
自然でしょ?
そうそうそう。
これ、この前のね、
美容師さんに、
髪切りに行った時に話した時も、
私が方言の話をしている文脈にも関わらず、
そういう言い方あるじゃないですか、
って言った時に、
え?何が違うんですか?みたいな。
え?みたいな。
何が違うのか分かんないんですけど、
って言われて、
確かに本当に皆さん自然に使っていると思うんですけど、
これ、多分関東の人間で、
九州に来たことがない人が聞くと、
違和感しかない。
なので、
イベントとか、
そういう、
何だろう、
もの?
こと?
が、
ある?
あっていて、
っていうのは絶対に、
言わないというか、
イベントを、
やってて、
やっているっていう言い方しかしなくて、
それ以外の言い方をしないから、
あって、
っていうのが最初に、
一番最初に、
した時に、
聞き間違えかと思ったの。
はいはいはい。
スピーカー 2
ん?と思って、
スピーカー 1
何か、
たまたま何か、
口が回らなかったとか、
言い間違えたのかなと思ったけど、
本当にみんな、
普通に、
そうやって、
言うし、
何かこう、
えっと、
それを方言だと思ってないって、
すごい思うのが、
公的な、
公的なっていうのは、
病院の窓口とか、
はいはいはい。
例えば、
ショッピング、
大人の女性が行くような、
割とちゃんとした、
えっと、
洋服を買うお店、
なんとかに行って、
その接客の時の言葉遣いとか、
うん。
に、
あれ、
でもそういう公的機関の、
窓口、
市役所とかもそうだと思うけど、
でも、
ある程度フレンドリーっていうのはあるけれども、
言葉遣いは何とかですねとか、
あの、
っていう中でも、
あってて、
が、
あっていて、
になることはあっても、
その、
スピーカー 2
あー。
そこじゃねーよ。
そこ。
そこが方言なんじゃねーよ。
そこの、
スピーカー 1
丁寧語にはしてくれるんだよ。
あの、
そこで何とかが、
あっていて、
って丁寧にね、
略さずにね、
あっててって言わないで、
あっていてって言ってくれるんだけど、
そのために、
あ、
これ自体は方言じゃない、
という認識なんですね、
っていうのをね、
逆に痛感させられる。
へー。
そう、
あとその前その、
パトカーみたいな、
あ、
パトロールが来たんだよ。
パトロールが、
えっと、
前に住んでたとこでさ、
夕方ぐらいに、
パトカーみたいな、
警察の車がこう、
パトロールしながら、
なんだろう、
最近、
このあたりで、
アキス被害が、
09:01
スピーカー 1
あっています、
みたいな。
スピーカー 2
あははは。
スピーカー 1
ここもかーって思ったよね。
あー。
スピーカー 2
それもね、
若干違和感あるけどな。
スピーカー 1
あ、そう?
スピーカー 2
そうなんだ。
まあでも、
わかる、
スピーカー 1
あの、
許容範囲。
そう、
なんかね、
スピーカー 2
あってるの使い方が、
独特ですね。
あってるの話は、
あの、
ニュアンスとしては、
やってるとか、
あるとは違うんだよね。
スピーカー 1
違うの?
スピーカー 2
やってるもあるも、
あの、
言葉使いとしては違和感ないでしょ?
うん。
やってるも大丈夫だよね。
今やってる。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
あってるはね、
スピーカー 1
現在進行形だよね。
スピーカー 2
現在進行形、
いや、
えっとね、
これちょっと、
すごいゴミって話になるけど、
たぶん、
日本語って現在形と現在進行形、
そんなに重要じゃなくて、
スピーカー 1
あー、
スピーカー 2
そうか。
だから、
毎週あってるも使えるよね。
例えば、
えっと、
テレビで月曜日に、
毎週月曜日に、
あの番組、
は、
スピーカー 1
あってる。
へー。
あるじゃダメなの?
スピーカー 2
あるでもいいけど、
えっと、
あー、
すごいこのニュアンスね。
スピーカー 1
どうやったら使うか。
スピーカー 2
何が違うの?
えっとね、
もうちょっと、
うん、
臨場感があるというか、
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
あるは、
ただ、
そこに存在しているっていう状態を示すんだけど、
あってるは、
なんかこの、
自分、
あー、
あってるだろ。
ちょっと、
幅のある、
なんか、
大きさを持った存在、
何て言うんだろうな。
スピーカー 1
分かんない宗教みたいになってきた。
大きさを持った存在なのです、
みたいな。
スピーカー 2
あっているのか。
スピーカー 1
本当だよ。
スピーカー 2
何て言うんだろうな。
スピーカー 1
でも、
確かに、
毎週、
やっててでも、
は言うよね。
スピーカー 2
やってても言うんだけど、
あのね、
スピーカー 1
使い分けてる?
スピーカー 2
そうだ。
えっとね、
スピーカー 1
やってるとあってるは。
スピーカー 2
使い分けてる気がするなー。
本当に?
あのね、
あってるの方が、
ちょっと主観が強いんだよね。
その、
自分と、
すごい宗教っぽい。
自分と繋がってる感が。
スピーカー 1
宗教の話じゃない。
自分と。
スピーカー 2
自分と繋がってる感が。
やってるは客観的事実なんだけど、
あってるは、
自分と関係のあること、
とか、
自分が住んでいるこの世界で、
開催されている、
とか、
えっと、
うわ、難しい。
これね、
自分。
スピーカー 1
自分とのコネクション。
スピーカー 2
自分とか、
えーと。
スピーカー 1
なんかイベントがあっててはまだ分かるけどさ、
テレビで毎週あってても、
よく見てるからってこと?
スピーカー 2
うーん、そうなのかな。
ちょっと分かんなくなってきた。
あってて、
12:00
スピーカー 2
そうだねそうだね。
見てないとあってて使わないね。
スピーカー 1
うーん。
じゃあ、
やってるらしいよとは言うけど、
あってるらしいよとは言わないんだ。
自分とのコネクション。
言えるわ。
言えるんだ。
スピーカー 2
言えるわ。
スピーカー 1
さっきの理論と違くない?
スピーカー 2
でもなんかね、
主観というか、
実感がこもったニュアンスなんだよね。
スピーカー 1
氷噛んじゃったよ。
なんて言っていいのかわからない。
スピーカー 2
でね、
で、思ったのはこういう、
自分の持っている言語体系、
言語構造にない概念を持ち込む方言っていうのは、
さっき言ってた直すとかの翻訳可能なものに比べて、
理解しづらいよね。
スピーカー 1
そうなんだと思う。
英語みたいな感じだよね。
スピーカー 2
まあそうだね。
英語でも1対1で単語で単純に対応するものではない、
翻訳が難しいものってあるよね。
スピーカー 1
なんか日本語で初めて社会で言葉ができた時とか、
自由とか翻訳のために言葉が生まれたみたいな話よく聞くけど、
そうですね。
スピーカー 2
あってるわね。
主観を交えて客観的事実を話している感じなんだよ。
スピーカー 1
主観を交えてね。
知らんけど。
みんな言葉で締めた。
スピーカー 2
方言会はまたね、好きなので何度かやりましょうかね。
スピーカー 1
あるよ、あるある。いっぱい話したいことは。
スピーカー 2
まあ今回はこんな感じかな。
はい、それでは。
スピーカー 1
さあ、仕事に戻ろう。
スピーカー 2
いってらっしゃい。
いってきまーす。