2023-10-22 25:16

【##51】「大手ビールメーカー⇨キャリアアドバイザー独立 臼井 淑子さん」前編

第27回目のキッカケインタビューは、キャリアアドバイザーとして独立しながら複数の肩書きをもって活躍する臼井さんにインタビューさせて頂きました。二児の母としてワーキングマザーでもあり、ライフステージの変化に合わせてキャリアを選択してきたエピソードもあり、キッカケユーザーにも近い世代も方も多く是非聴いてほしいです。


⦅略歴⦆

一人ひとりのもつ可能性を開花させるキャリア開発、リーダーシップ育成が専門。 企業・自治体における研修講師、カウンセラー、また大学におけるキャリアアドバイザーとして活動中。 1975年生まれ。新卒でビール会社に入社。その後、人に関わる仕事がしたいという思いから、転職して人材開発コンサルティング会社の創立期に参画。マネジャーとして、法人向けコンサルティング営業および、研修講師、キャリアカウンセラーの業務に従事。様々な企業における教育研修制度の企画立案、プログラム開発、実行支援に携わる。 2010年にキャリアコンサルタントとして独立。研修講師として活動するとともに、これまでのべ3000人以上に対しキャリアカウンセリング・コンサルティングを行ってきた。二児の母(中学生娘、小学生息子)。東京大学大学院 農学生命科学研究科 修士課程修了


■本日のパーソナリティ

こどもの未来株式会社:千葉祐大

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■本日のインタビューゲスト

臼井 淑子さん

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この番組「キッカケラジオ」は、20〜40代の生き方・働き方を応援する音声番組です。

人はキッカケがあれば必ず変われる。人生を変化させてきた、内的キッカケや外的キッカケをご紹介していきます。

人生100年時代、ライフステージの変化の大きな世代も以前に比べて様々なチャレンジを求められることが増えてきたと感じます。

同世代の生き方・働き方を等身大でインタビューするコンテンツも週1回のペースでお届けする予定です。

パーソナリティは、こどもの未来株式会社の代表の千葉が担当します。

1983年1月生まれ、私自身が40歳になったことをキッカケにスタートした番組でもあります。

40歳を迎え、改めて30代の過ごし方を振り返り、40代の10年間をどう過ごしていくかを自分自身が考えるにあたって

日々情報収集していることや取り組んでいることも平日は毎日10分ずつお届けしていく予定です。

30−40代を応援する番組ですが、今の10−20代に対しても少しでも参考になればと思っていますし

50代以上の先輩方の生き方も参考にさせて頂く為にスペシャルゲストとしてお呼びする機会もあると思ってます。


こどもの未来株式会社では

「こどものみらいがワクワクするキッカケをつくる」ことをミッション・ビジョンに掲げており、

「自分が主人公の人生」を生きる人を1人でも応援するために、「生き方」・「働き方」/「仕事」と「育児」の両立をサポートする人材紹介事業もおこなっております。


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サマリー

渦井洋子さんは、新卒でビール会社に入社しました。その後、人材開発業界に転職し、現在はキャリアコンサルタントや社会保険労務士として活動しています。彼女のキャリアについて話す前編です。 臼井淑子さんは、大手ビールメーカーを退職した経験を持ち、経営人との対話や経営計画に影響する新商品開発のリーダーも経験しています。彼女は自分のやりたいことを大事にするために転職を決めました。このエピソードを紹介します。 前半では、臼井さんが出戻りとしての転職活動や大手企業からの転職について話しています。また、転職後の厳しさや新しい環境での挑戦を乗り越える方法についても紹介されています。

ビール会社でのキャリアスタート
キッカケラジオ、この番組は、ワクワクのキッカケをつくる番組です。
20代、40代の生き方、働き方を応援する番組として、週に1回、キッカケインタビューの方をお届けしております。
パーソナリティの子供未来株式会社の千葉です。
今日ですね、もう26人目となるキッカケインタビューの収録をしようと思っておりまして、
いつもやっているパーソナリティのグロースXの坂井さんにも来ております。
佑ちゃん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。グロースXの坂井と申します。
今、グロースXは人材提出会社で、マーケティングと広報などをやっております。
ということで、ぜひ今日もですね、いろんなキャリアのお話を聞いていきたいですね。
はい、佑ちゃんとね、早やる一人目のインタビューがまさにパーソナリティでありながら、坂井さんからスタートしているんです。
もう26人目と毎回ね、結構進んだなというふうに思いますが、
今日はですね、女性のキャリアという文脈で、今はワーママとしても活躍されている
渦井洋子さんに来ていただいておりますので、渦井さんよろしくお願いいたします。
はい、渦井洋子です。よろしくお願いします。
お願いいたします。渦井さんとね、オンラインで僕はミーティーを経由して一度お話をさせていただいておりまして、
後ほど、いろいろ伺えれば、それほどキャリアカウンセラーとかすごくいろんな経験があるところで、
僕もいろいろ教えてほしいなと思ったりはしてるんですけれども、
そしたらインタビューに行く前に、簡単な自己紹介をまずお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、改めまして渦井洋子と申します。現在フリーランスで、キャリアコンサルタントと社会保険労務士として活動しております。
企業研修ですとか、あと大学でのキャリア支援などを行っております。
もともとはですね、新卒でビール会社に入りまして、ビール会社を経て人材開発業界に転職しまして、
その後フリーランスとして独立をしたと、そういう流れになっております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。ありがとうございます。
そうですね、すごくキャリアがたくさんある方なので、インタビューするのが楽しみだなと思っておりますので、
事前にもね、そろそろ渦井さんの自己紹介のページとかももちろんリンク欄に書いておくんですけど、
すごい多分、自己分析というか、ご自身のライフチャートみたいなのをまとめてらっしゃるので、
それも併せて見ていただけると分かりやすいかなと思うんですけれども、
そうしたら是非、一ヶ月インタビューの牙が最初なので、
そのファーストキャリアの部分からまた是非お伺いできればなと思うんですけれども、
新卒は先ほど言った通りビールメーカーに就職されたということかと思うんですけれども、
そこにそうですね、就職しようと思うきっかけみたいなところからお伺いしてもよろしいですか。
はい、ありがとうございます。就職活動をする時期になった時に、
どこに就職しようかなと。私は農芸科学というところの中心におりましたので、
周りはみんな研究職になるっていうような中で、
私としてはどうしても研究職っていうのはイメージができなくて、
本当にどうしようかなってすごく悩んでいました。
学生さんの中では結構悩んでいる方が多いと思うんですけれども、私も同じように悩んでいました。
いろいろ考えていた時に、どんなことをやりたいかなって思って、
人の話を聞くのがすごく好きだったので、
カウンセラー的な仕事をやってみたいなっていうのがその時からあって、
ただ進出でカウンセラーってなかなか取ってないので、
ちょっとその道もないなって考えた時に、ある方から好きなことっていうのも仕事になるから、
そういうのも見てみるといいよみたいなことを言われて、
好きなことかって改めて考えた時に、一番最初に思い浮かんだのがビールだったんですね。
ビール大好きだと思って、これが仕事にできたらすごくいいなと思って、
私は北海道の札幌市生まれだったので、そこにルーツのあるビール会社さんを受けて、
無事内定をいただいて、ファーストキャリアはビール会社からスタートしたってことになります。
そういう経緯だったんですね。
洋ちゃん、これビール好きだって、僕ら仲良くなれる匂いがしますね。
そうですね。ビール会社と聞いた瞬間に思ったんですけど、
それが好きから始まったことだとはという。
次回、乾杯。
ぜひぜひ。
お願いします。
乾杯したいですね。
今でこそ本当に人材開発とかキャリアが15年ぐらいあると思うんですけれども、
商品開発部門への移動
もともとカウンセラーとか人と話すのが好きっていうのが結構学生時代からあられたんですね、そういう意味では。
そうですね。その当時はそこまで明確ではなかったんですけれども、
得意なこととか、よくやってることってなんだろうっていうふうに振り返ると、
やっぱり人の相談に乗ったりとか、後、後輩の就職の支援とかもちょっとやってたりとか、
気づくとやってたし、そこに惹かれるなみたいなのはありましたね。
ただそれが仕事にすぐにやっぱりできるっていう感じでもなくて、
ちょっとそこで悩んでたっていう感じになりますね。
なるほどですね。ありがとうございます。
しかもそうですね、なんで先ほど研究職というか、
院で周りは結構就職というよりかはそちらへ進む方も多かったっていうところもあったと思ったので、
そこで就職活動をされたっていうことなんですけど、
じゃあ勤務は最初は東京ではなくて、それこそ札幌だったんですかね、勤務地は。
そうですね、今でも東京で東京支社というところだったので、
そこで営業企画という営業部門のバックアップ部門のようなところで、最初は始めました。
ありがとうございます。
そうしましたら、そこからまたいろいろキャリアを経てると思うんですけど、
せっかくなんでビル会社初めて新卒で入られたと思うんですけれども、
皆さんあると思うんですけど、新卒で大変だった話だったりとか、
あとは実際こういう仕事したんだよみたいな話とかでちょっとエピソードがあればお伺いしてもよろしいですか。
そうですね、入ってみて驚いたのが、みんなよくビール飲むなっていう感じで、
私もすごい飲むんですけど、みんな飲むな嬉しいなみたいな感じで、そこは期待通りでしたね。
最初はやっぱり会社はどうこうというよりも、自分自身が全然仕事ができないので、
こんなに自分が貢献できないなんてみたいな絶望感がすごかったですね。
教えてもらってもよく分からないし、自分で考えてって言われてもどう考えていくか分からないし、
本当にこれ社会人としてやっていけるんだろうかみたいな、そういう感じのうつうつとした日々がやっぱり1、2年ぐらい続いてましたかね。
1年半して新商品開発部門に移動になるんですけども、そのきっかけとなったのが、
たまたま部署の先輩たちと、いろいろなビール、いつも自分のベーカーのビールしか飲んでないので基本的には、
世の中にいろんなビールがあるから、ビールバーみたいなところに出世界のビールをみんなで飲んでみようみたいな、
職場内の飲み会みたいなのがあって、そこに行ったんですね。
そこで行ったら、たまたま商品開発部門の部長さんが勉強にいらして、飲みにいらしてて、
他の部署の先輩が、あの人商品開発の部長さんなんだよと教えてくれて、
すごい商品開発に行きたかったので、ちょっと酔っ払ってたっていうのもあって、
その部長さんのところに行って、私2年目の薄井よしこと申します、
新商品開発部門にぜひ行きたいと思ってるんで、ぜひよろしくお願いしますみたいな感じで売り込んだんですね。
普段ならそんなことしてない内気な私なんですけど、
そのときはぜひと思ってお伝えして、その場はそうなんだね、ははははみたいな感じで終わったんですけど、
その後の移動の時期のときに、そこにじゃあ移動しないかということで、
上司が行ってもらって、無事そこで移動したっていう感じで、
ちょうど本当にその出会いがあったからこそ行けたんだなっていうふうに私は思ってます。
すごい面白いですね。そういうきっかけだったんですね。
本当に偶然の出会いでした。
確かにそういう人と人の出会い、大きい会社だからきっと社内にもたくさん人がいるっていうのがあったのかと思うんですけど、
社内ではなく、全然外のビールバーで飲んだ時の出会いがまた面白いですね。
新商品開発の試行錯誤
そうですね、本当に社内じゃなくて、そういう外で偶然会えたっていうのが面白かったなって思います。
なるほどですね。ありがとうございます。
仕事以外の関わりだから余計、コミュニケーション、最初の一歩を踏み出しやすいのもあったかもしれないですね。
そうですね、プライベートの場だったっていうのも話しやすかった理由かもしれないですね。
確かに。ありがとうございます。
そうしたら新卒、結構本当にいろんな人をインタビューしていても、僕もそうなんですけど、やっぱり学生時代とは違うんで、
一回自分ができないみたいな経験をしてから伸びるみたいなのをよくたくさんの方が聞くなと思うんですけど、
そこで無償移動されて、元々やりたかった商品開発に行かれて、少しずつ変わってきたという感じでしたね。
ただですね、移動してもうやる気満々、ウキウキで移動して、そこでもう人生最大の挫折ですね、もう本当に。
なるほど。
やりたかった仕事だからすごくやる気もあったんですけども、
とにかく相変わらず仕事ができないっていうのもあって、
少しは慣れたんですけど、また新しい部署に行って、新商品開発ってものすごくたくさんの人が動くんですね。
実際にどういう商品を作ろうかって自分が考えて、まず試作しなきゃいけないとか、
試作したら下で、じゃあこれって工場で作れるんだろうかって工場部門の人にお願いしたり、
じゃあ原料って調達できるんだろうかって原料部門の人とか、
ビールメーカーでのリーダー経験
あと場合によってはそれ運べるか、あと売っていけるか、どう売るかみたいな感じで、
本当に全社プロジェクトなんですよね。
新商品開発部門のメンバーっていうのはそのプロジェクトリーダーなんですね。
私2年目でそういう大きな全社プロジェクトのリーダーみたいな立場になってしまったというか、
なることができたので、そういういろんな専門家の人とか年上の人とか、他の部門の人とかを動かしていかなきゃいけない。
かつ新商品を1個出すってものすごく大きな経営判断でもあって、
ビール会社はビールが本当に主力商品だったので、今いろんなのもさっきありますけど、
当時ビールが主力だったので、何を出していくかっていうのが、
もうその年の本当に経営計画とかに直結していくようなものなので、
そういう経営人との対話みたいなのも必要だったりとか、
っていう中でもう本当にどうしたらいいのかわかんないみたいな感じで、
本当にただやりたいだけじゃ進まない世界というかね。
そこはすごく2,3年ぐらい死ぬかと思う感じでやってました。
なるほどですね。確かにそうですよね。
ビール売れの非常当然、今より圧倒的に大きいんだろうなと。
しかも20代後半とかですよね、まだ。
そう半ばぐらいですね。
それでもリーダーを経験できるっていうのは確かにすごい経験だなと思うんですけど、
プレッシャーも半端ないんだろうなっていう感じがしますね。
やっぱり結局自分が自信ないと誰も動いてくれないんですよね。
当たり前なんですけど、そんな自信のない人についてきたくないじゃないですか。
だけどやっぱりそれが売れるかどうかなんて誰もわからないし、
本当にこういうことでいいんだろうかっていう自問自答しながら、
いろんな人にちょっとずつ協力してもらいながらみたいな感じですね。
なるほどですね。ありがとうございます。
すごい経験をされているなと思って聞いておりました。
そしたらでも、実際最後いかがだったんですかね。
大変だったんですけど、プロジェクトでこの辺が学べたっていう部分とかあれば
もしお伺いできればと思うんですけど。
そうですね。そうやっていく中で、いろんな先輩とか上司に助けていただきながら
ちょっとずつそういういろんな人と仕事をするってどういうことなのかとか、
例えば人にお願いして気持ちよく動いてもらうためにはどうしたらいいかとか、
そういう本当に論理だけじゃない世界をいろいろ知って、
時にそれこそノミュニケーションもしながら、
時に会議室で激しい議論もしながらそうやって作っていくっていう
喜びみたいなのはだんだん感じられるようになってきて、
実際に商品を発売させたりとか、いろんなマスコミにも取り上げていただいたりとか、
そういう中で夢だったビール、自分の作りたいビールを作るっていうことができたんだなっていう感じで、
やっぱり最終的にはすごく大きな喜びになってきましたね。
ありがとうございます。
よっちゃんすごいね、うすちゃんさん。
やっぱり人は論理とか合理だけでは動かないって結構ありますよね。
感情の生き物というか。
そうなんですよ。
結局いろいろなプロジェクトに関わっていらっしゃる中で、
会社的にはリングを上げたりとかしなきゃいけなくて、
そういうところは数字が必要だけど、
結果その先にいるのは人じゃんってなってくると、
人対人ですもんね、最後は。
なんかその情緒的な部分と数値的な部分、
両方がちゃんとできないとうまく回らないっていう。
人間ってやっぱりどっちかは得意で、どっちかが苦手だったりするので、
それ全部を網羅しないといけないってすごいことだなと思いながら、
そういう方々のおかげで日々おいしいものをいただけてるんだなって個人的に。
今日の夜はビールで乾杯したいなと思います。
今日はもう皆さんビールで乾杯でも決定でございます。
タポロさん。
腰のマークのビールでもしくはエビスさんでお願いします。
ありがとうございます。
一社目もすごい、本当にすごいですね。
20代後半でこういう経験されてたっていうのが素晴らしいなと思いますし、
ぜひ次のキャリアーもまたお会いできればなと思うんですけど、
そこからまた一度転職されてるのかなと思うんですけども、
転職への決断
そこで動かれたきっかけみたいなのが一緒ですか?
そうですね。
私今でもビール大好きなんで、
みんなになんでそんなに好きなのにビール会社辞めたのって本当によく聞かれるんですけども、
私の中で新商品開発やっていく中で、
なんかモヤモヤするものがたまってったんですね。
何か満たされないっていうのがあって、
その時に当時からそういうキャリアを考えるワークショップとか、
興味があったんで、自分のお金で参加したりしてたんですけど、
その時に参加したワークショップで、
嫌いな仕事を振り返るみたいなワークがあったんですね。
その時に私が挙げた仕事が定量調査だったんですね。
ビールの定量調査。
必ずビールを発売させる時に300人とか、
ビールの定量調査の嫌悪感
500人とかっていう方々にコンセプトとかパッケージとか味とか飲んでもらって、
美味しいか美味しくないかとか買いたいか買いたくないか調査するんですけども、
その調査の仕事が本当に嫌で、
嫌だけど仕事だからやってたんですけど、
なんで嫌なんだろうってその時すごく考えた時に、
相手の顔が見えないから嫌なんだってすごく気づいたんですね。
たくさんの人でくぐっているのはこちらなんですけども、
一人一人いろんな思いがあって、
いいとか美味しいとか美味しくないとか答えてくださっているのに、
一人一人の声に答えられないっていうジレンマがすごくあったんですね。
80人の人は美味しいって言ったけど、
残りの人は美味しくないって言ったらやっぱりこれはダメだってなっちゃうし、
逆回りで。
そう思った時に、私たくさんの人を相手にするよりも、
目の前の一人の人を大切にして、
その人に答えるような仕事をしていきたいなってすごく思って、
学生の時からそういうカウンセラーみたいなのが興味のあったっていうのもあって、
次は少ない人と関わる、
一対一で関わるような仕事をしたいなって思うようになって、
そう思ってた時に、たまたま知り合いからこういう会社立ち上げるんだけど興味ないみたいな形で誘っていただいて、
人材開発メンチャーとご縁をいただいて、そちらに転職したっていう風な流れになりました。
ありがとうございます。
これもちょっと気づきですが、嫌いな仕事を振り返るというワークショップはやったことないなと思っていて、
僕もめちゃくちゃ好きなことと嫌いなことをめちゃくちゃはっきり知るタイプだったりするので、
見えてくるなという気がしますね。
好きな仕事を振り返るのはもちろんすごく気づきはあるんですけど、
好きじゃない嫌いっていうところにものすごく大きなメッセージがあって、
そこを深く掘り下げていくと、何を自分が大事にしたいのかってすごくよく分かるんですよね。
結構また戻っていくんですね。
やっぱり元々学生時代のカウンセリングとか人が好きっていうキーワードにつながっていくんだろうなという話を聞いてみましたし、
あと2、3名の時からもうあれだったんですね。
いわゆるご自身で転職活動を探すというよりかは、
もう知れ合って立ち上げるんでっていう形でお誘いを受ける形の転職活動、転職だったってことですよね。
そうですね。たまたまちょっと声をかけていただいてという形でした。
ここでもちょっと是非、これから踏み出す人たちに参考になるなと思って聞くんですけど、
すごい大きい会社さんにいて、商品企画って立派な責任のある仕事から、
いわゆる当時がスタートアップって言葉がまだあったかわからないかなと思うんですけども、
小さいベンチャー企業に飛び込むみたいな転職だと思うんですけど、
それって何だろうな、不安とか何かなかったんですか?
そうですね。
これまでは会社名を言えば相手が分かってくれるっていうところから、
今後は何それみたいなこと言われることになるなと思って、
若干もったいないなとかめんどくさいなって思ったんですけど、
でもそれって私の人生にどれだけ大事なんだろうって思ったときに、
全く関係ないやって思って、そこはクリアしたっていうのと、
あとやっぱり、もうしんどすぎたんですね。
頑張ってきたんですけど、やっぱり大勢の人に何かするって、
私って本当に向いてないんだなって思って、
こんな苦しい思いはもうしたくない。
やっぱり自分のやりたいなとかしたいなって思うことに、
素直になっていった方がいいなって思って決めたんですけど、
やっぱりビールが大好きすぎたんで、その会社も大好きだったんで、
もうすごく悲しくて悲しくて、自分で決めたことなんですけどね、
そっちの方がちょっと大変でしたね。
なんかこう、別れの寂しさというか、
ただそこは、私としては新しい道に進んでいくときなんだなって思って、
何とか頑張ってそっちに転職してきました。
ありがとうございます。
ゆうちゃんすごいですね、これ。
その会社が好きすぎて転職するのは悲しいって、
すごい転職エピソードですね、これ確かに。
すごいですね、結構最近は我々も含めてですけど、
転職がそこそこ昔に比べると普通になってきている状態の中で、
やっぱり何かしらネガティブな原因があって、
転職をされる方が多いと思うんですけど、
好きすぎて辛いって、逆に言うと、
出戻りとしての転職活動
最近また日を浴びている出戻りっていう言い方が正しいかわからないんですけど、
結局世の中どこに行っても誰かしら何かしら、
人と組織とはつながっているから、
そういう後ろ髪引かれる、ちょっとネガティブではなくて、
ポジティブな感情を持ちながら新しい道にチャレンジできるって、
すごい素敵な道の歩み方だなと思いました。
自分を振り返るとそういう転職してきたかなっていうのは、
ちょっと反省とともに感じています。
確かにそうですよね。
今は大手さんもアムレナイというか、
確かに出戻りみたいなのはこれからまたトレンドになっていくような感じもあるので、
すごいいい会社になるなという石上さんの話も思います。
ありがとうございます。
後半またいろいろ聞いていきたいので、前半ですね。
多分20代後半ですよね。
おそらく30手前ぐらいで初めての転職活動で、
いわゆる人材開発ベンチャーに行かれたと思うんですけれども、
そこに移ってみて最初にどうだったかみたいな、
そこまでエピソード聞ければなと思うんですけど、
実際いかがでした?
大手から本当に違う環境に行ってみてというところで言うと。
2度目の大きな挫折ですね。
本当に大変でした。
新しい環境への挑戦
毎回最初本当に大変でしたって言ってるなって今思ったんですよ、自分で。
やっぱり会社の風土が違うみたいなのもそうですし、
全く新しいことだったので、
周りは結構戦略コンサルとかの出身者の方ばっかりだったので、
周りは皆さんすごくできる方ばかりで、
なんだ私こんなとこ来ちゃったんだみたいな感じで、
もう全然みんな何言ってるかわからないし、
自分も全然できないし、
本当にどうしようみたいな感じで、
めちゃくちゃ最初は大変でした。
なるほど、確かにそういうことか。
仕事も全然違うし、規模も違うし、
確かに同僚もまたいろんな違うところに来てるってことなんで、
もう違うことだらけっていう感じが確かに強いなと思ったんですけど、
そこで一番最初じゃあまた大変だってなってたと思うんですけど、
どういうきっかけというか、
どういう工夫をしてちょっとずつ変えていったってことあります?
そうですね。
そういう人と張り合ってもしょうがないなと思って、
彼らって本当に資料とかもすごく上手に綺麗に、
的確に美しいパワーポイントとか作るんですけど、
そういうところも無理なんで、
ってなった時に、
自分って何ができるかなっていうところで、
私はやっぱり一対一でっていうところにこだわってたっていうのもあるので、
最初は営業マネージャーだったんですけども、
お客さんとの関係性を本当に誠実に作っていくっていうところで、
お客さんは大体企業の人事とか人材開発部門の人たちなんですけど、
そういう人たちとの関係性をすごく大事にして、
彼らがやりたいこと、解決したいことを全力でサポートしていくっていうことにすごく力を入れて、
そこから少しずつ売り上げも上がるようになって、
数字もついて、そうなってくると、
それも自信になって、
社内でもそれこそ数字を作ってる人っていうのは、
営業としてのしっかり役割を果たしてるってことで、
みなからも隅々が出てきてっていう形で、
少しずつ乗り越えたというか、
やっていけるようになったっていう形でしたかね。
ありがとうございます。
周りがすごく優秀であると見失いがきちなこととか、
初めての展示室とか環境が変わると、
僕もだしたらあったなっていう記憶があるんですけど、
自分が強みとかっていうのをそういうふうにやって、
成果が出てくると多分そういうふうに乗り越えていけるのかなっていうのは、
非常に効いててすごいことだなと思いました。
ありがとうございます。
ちょっと後半ですね。
タイミング的にはこのぐらいの時に、
薄井さんが初めて結婚して、
ご出産もされているのはこの会社。
はい、そうですね。
ちょっとぜひ、きっかけ聞いてくる方も、
ライフステージで結婚したりとか、
出産して働き方を変えられる方も、
非常によく聞いてくれているので、
ぜひお母さんになってどう変わってきたかというのは、
後半また聞いていければなと思いますので、
前半ちょっとここまでさせていただければなと思います。
はい。
薄井さん、前半のほうありがとうございました。
ありがとうございました。
25:16

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