1. 研エンの仲
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2021-01-23 34:14

#28 人生のすべてが詰まった『Hugっと! プリキュア』を語る

育児、仕事、そして未来をテーマとした異色の意欲作、普段アニメを観ない2人がどハマりした『プリキュア』シリーズ第15作目『Hugっと!プリキュア』について語り尽くしました。本作の1話はYouTubeで公開されており、全編がNetflixで配信されています (2021年1月現在)。

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はい、じゃあ今日のテーマは、ハグッとプリキュアについて語る、ということなんですけども、今日実はちょっと目標がありまして、このゲストと。
そうですね、我々2人は割とこのアニメにすごくハマってるわけなんですけども、もともとそんなにアニメたくさん見る子じゃないですね。
そうですね。
で、プリキュアの今まで視聴経験もそこまでないと。
ないですね。
っていう2人が、どうしてこの50話もあるアニメにハマってしまったのか、ということについて皆さんにお伝えして、最終的にはこれを聞いてくださった方の誰か1人でもハグッとプリキュアを見てもらいたいと。
特に1話に関してはYouTubeにありますし、今ちょうどいいのはNetflixに全話見れるんですよね。
そうですね。
ハグッとプリキュアのシリーズが。
ネットフリで見れる間に喋らないと、みたいな感じのありましたよね。
ということで、今しかないということで、2人でハグッとプリキュアというアニメについて、どういうような魅力があるのかを語っていこうと思います。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、そうですね、2人が見始めたきっかけっていう話をちょっとしますか。
僕は多分一番最初に見て、だやかさんにお勧めして、同じぐらいのスピードで見たのかな?
いやいや、もう全部見終わった後に私はリシューしました。
確か10何話ぐらいまで見て、それで判断してほしい。
そこまで見て合わなかったら、もう全然見なくていい、みたいな感じで進めたら、
なんか割とそれまでは時間か、10話ぐらいまでは見るの時間かかったけど、その後は割と。
そうだね、早かった。
早かった。
そっからは早かったね。
いや、そのなんか、相方会の時も思ったけど、マーカーの置き方が上手い。ここまで見たらハマるよっていう。
そこを見たら確かにこれはもう戻れんくなるわっていうところに。
で、そこまで結構離脱しそうになったんですよ、私は。
でも、10話かな?11話かな?
11話ですね。
そこまで見ると、このアニメこういうことしたかったんや、みたいなのがわかってきて、もうその先も見ちゃう。
そうですね。割と11話というのはこのシリーズの中で象徴的な回なんですけど、そういう進み方をしたら、まんまとハマってくれて一緒に見ましたね。
そうですね。
で、僕はどうやって知ったかっていうと、中学の同級生かな?すごい女の子なんだけど、プリキュアすごく好きで、中学校高校ぐらいまでずっと見て、その話をみんなに知ってた人がいて、
で、その子がハグプリは違うと、もう他のプリキュアのも素晴らしいけど、それに和をかけて素晴らしいっていうことをずっとツイッターとかで言ってて、
で、他の人の反応を見ても確かにこの回はちょっとメッセージ性も強いし、大人の感傷にも耐える、非常に深い話だという話を聞いて、ちょっと興味はあったんですよね。
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で、多分48話ぐらい、その最終回の1個前の話がすごくそのソーシャルメディアで話題になってたのを見つけて、で、49話までの1週間の中で、なんかDIYストーカーどっかで全部見て、49話リアタイするために1週間で見てっていうスピード感でしたね。
なのでちょっと飛ばしたところもあったんですけど、最近またこの2人が再ハマり、ネットで見れるっていうのもあって、再度ハマってそれで見始めました。
なんと大晦日に見てましたからね、私たち。
っていう感じなんですけど、じゃあそういうきっかけで見始めたということで、じゃあどういうストーリーなのかっていう話をちょっとしようと思います。
そもそもプリキュアシリーズってどういう話なのかっていう話なんですけど、もう15年6年ぐらい続いているシリーズで、共通しているのは普通の女の子、大体中学生ぐらいの女の子が変身してプリキュアになると。
で、他にも例えばセーラームーンとか、魔法少女ものとか、おじゃまジョドリミとかもあったんですけど、それとの違いは結構アクションシーンがしっかりあると。
そうですね、めちゃめちゃアクションしてますよね。
倒すのは別に自分だよね、もう他の何だろう、人の力を借りてとか武器の力を借りてっていう。
後半はいろいろなんか魔法武器出てくるんですけど、前半とか普通に物理的に殴ってますからね。
物理で殴って倒すっていう。
っていうのはなんか割と初めてこのプリキュア見て衝撃だったんですけど、なんかwikipediaに見てみるとそれはなんか結構意識されていて、初代のプリキュア、第1作目の2人やプリキュアの企画書には女の子だって暴れたいっていう風に書いてあって。
かっこいいですね。
今までの同じ世代向けのアニメはどっちかというと、いい子向けの話が多かった。
暴れなかった。
けど、女の子だって暴れたい、倒したいみたいな。
他の同じ時間帯で放送されたのって、例えばなんとかレンジャーとか仮面ライダーとかめっちゃ暴れてるのに女の子だけなんて暴れられないんだみたいなのもあったんでしょうね。
なるほど、面白いですね。
で、1話ずつの構成っていうのはかなりパターン化されていて、日常パートがあって日常生活があって、その中で敵が出現すると、その平和な世界に敵が出現して、その敵を倒して日常に戻ると。
そうですね。
で、敵の倒し方はプリキュアに変身して、で、アクションがあって倒して、日常に戻って、で、次に続くみたいなのを繰り返しをしていった。
たまになんか特に後半とかになってくると、数日かけて倒したりとかバトルシーンが続いたりするんですけど、大体はこれで1話完結って感じですね。
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そうですね。
でも、割と子供系っていうのもあって、そんなに1話、2話、3話とかまたがったすごい複雑な話が展開されるわけではないので、
そうですね。
まあ、人によってはちょっと単純と感じるかもしれないですけど、流れで見たりするのには結構ちょうどよかったりもする。
そうなので、なんかそれこそ私が見た時とかは多分1.5倍速とかで見てたと思いますね。
確かに。
まあ、そういう感じのプリキュアシリーズです。
で、プリキュアは1年ごとに企画変わるので、いろんなテーマだったりするんですけども、
ハグットプリキュアに関してはテーマとしてよく言われているのは育児と仕事っていう。
そう。
すごいよね。
女子向けアニメ、テーマ育児と仕事、やばい。
これがどのぐらい異質かっていうと、その前の年はスイーツで、なんていう名前だったっけ?
アラモード。
プリキュアアラモードだったりとか、プリンセスだったりとか、パッションみたいな。
魔法使い的な。
魔法使いとかもあるし、なんですけど今回は育児と仕事です。
で、世界は現代社会です。
そうですね。
すごいですよね、それが。
いや、だって中学生ですよ。育児と仕事ってどういうこと?
まだどっちも早いでしょっていうところなんですけど。
一応その1話のあらすじっていうのを公式から持ってきたんで説明すると、
野の花っていう中学2年生の女の子は主人公でした。
で、超イケてるお姉さんになりたいとずっと思ってるんですね。
で、花ちゃんが夜空に願うと、それと空から赤ちゃんが飛び込んでくる。
ちなみにこれ日常パートっていうんですけど、その花は赤ちゃんにハグタンという名前をつけて、
で、そいつと一緒にハムスターみたいな妖精がくっついてくるんですけど、
いろいろあってその2人が消えちゃうと。
で、その2人を探していると、オシマイダーという怪獣、怪物が学校で暴れ始めると。
で、そこで避難しているうちにハグタンを赤ちゃんですね、いなくなったはずの赤ちゃんを見つけると。
で、助けようと思ってオシマイダーの前に、ちょっと怖いけどタッチ塞がるんですよね。
で、ハグタンを守るぞと抱きしめた瞬間に、花から光があふれて。
で、元気のプルキュア、キュアエールかな、キュアエールに変身します。
で、キュアエールはオシマイダーを倒して勝って、次の話に進むっていう感じですね。
大体そういう現実世界でも何かがあって、怪物が出現してプルキュアに変身して、で、オシマイダーに勝つ。
で、また現実に戻るっていう、こういう構成が1話でもあると。
それがだんだんいろんな仲間のプルキュアが出てきて、ストーリーもキャラが増えてどんどん進んでいくっていう感じの構成になってますと。
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じゃあまず日常パートの話からしますか。
ちょっと第1話は日常パートもだいぶ衛生がかかってるけど、それ以外のところは終わりかし、
お母さんがライターさんをしていて、その関係でいろんなお仕事を体験するっていう感じになるんですよね。
で、例えばお花屋さんとかウェイトレス、お医者さん、看護師さんの手伝いをしたりとか、そういう職場体験をしてレポートをするみたいなのをやってましたよね。
そうですね。仲間のプルキュアが出てくるって言ってたんですけど、その2人がさあやとほまれ。
花、さあや、ほまれの3人が1番最初の3人のプルキュアなんですけど、その3人からちょっと増えたりもするんですけど、みんなでいろんな職業を体験したりっていうことがあると。
でも実はさあや、ほまれの2人に関してはもともと職業を持ってるんです。
そう、中学生なんよね。
さあやはお母さんが女優で、本人も子役の女優をしているという設定になっていて、ほまれに関してはフィギュアスケーター。
すごい。
多分2017年ぐらいなので、まさに羽生ゆずるくんとかがやってた頃なんじゃないですかね。
というのもあって、割と職業がある2人がいろんな職業を体験して、さあやに関してはいろいろ迷ったりも。
そうですね、自分が本当にやりたいことは何だろうみたいな、私がなりたい自分は何だろうみたいな感じで考えるシーンが結構ありますよね。
なんかすごい自問自答するんですよ。これは私のなりたいどのお花なのかみたいなとか、プリキュアも結構その象徴として出てくるところあるよね。
自分のなりたい自分に慣れている、そこに向かって進めているという状態がプリキュアだという感じの描かれ方をしているような気がします。
そうですね、だからその職業って言っても単なるお仕事体験っていう感じじゃなくて、私がなりたい私って何だろうみたいな、なんかね。
人生だよね。
いやそんな中学生でそんな人生考えてなかったよ。
いやでもすごいですね、2人が結構もうプロフェッショナルとしてやってるっていうのもまた良かったよね。
そう、花側のアルクシュのコンプレックスを刺激したりもするわけですよ。一番まあ多分他の見てる人たちからすると、何者でもない野の花が一番感情移入しやすいと思うんですけど、やっぱり他の2人は何かもう既に打ち込んでて、でもまあ何だろう、打ち込んでることを羨ましいって思う花もいるけど、でも同時にその2人もその仕事でそれぞれ苦労してるんですよね。
なんかそういうのをすごいちゃんと書いてるのがすごいなって思う。
そうだね、確かに。
まあだから職業、仕事と言いつつ、まあ結構人生の選択みたいな話もにもなってくる。
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そうですね。
何がやりたいのか。
で、まあもう一つのテーマは育児と。
で、まあこれは直接的に赤ちゃんが問い込んできてその子を育てることになるので、こうあやしてご飯食べさせてみたいなところももちろん描かれるんですけど、
まあその中でまあ可愛いねっていうだけじゃなくて、まあもちろんすごく可愛いんですけど、その中でもだけではない苦労みたいなものを。
そう、めっちゃ大変育ったよね。
そうそうそう。
だし、まあ親側の視点にも立つんですね。
ハグタンっていう赤ちゃんの仮の親として彼女たちは育てるんですけど、そうじゃない人間の赤ちゃんも出てきて、例えばなんか先生がお父さんとして父親になるみたいなシーンがあるんですけど、
その中で母親がすごく不安なのに何も手伝えない無力感みたいなものとか、どうやってその父親として成長していくかみたいな話もあったり。
不安な母親にどう寄り添うかみたいな。
で、なんかネットの情報だけではえやしないなんかこう不安もあるみたいな話とか。
そうだね、あったね。
割と非常にリアルな。
非常にリアル。
いやなんか多分全部が全部その一番の対象者である子供がわかるように作ってるわけでもないのかなっていう感じがあって、
まあすごくわかりやすく作ってるけど、まあ実際的にはちょっと難しい話もあって、
でも大人になった時ふってよぎるような、そういうのを目指してるみたいな感じで書いてあったから、すごい響く内容だったよね、大人が見ても。
いやかなりその親も見てるっていうことを意識した話ではあったかなとは思います。
親に向けての、いやあなた一人じゃないよっていうメッセージもすごくこもってたし、
育児ってのは親だけが抱え込むもの、親だけの問題ではないんだっていうメッセージもあったりとかして、
非常にこういうアニメがもっとあってほしいなと思うことがありましたね。
まあでもなんていうかなんだろうな、すごくポリコレ感がするっていうわけでもないっていう、そこが自然にできてるのはすごいなって思いました。
そうだね。
やっぱり、たとえば逃げ恥とかは、年始のスペシャルがいろいろ賛否両論だったわけじゃないですか。
やっぱりいい人にとっては良かったけど、みたいな。
それは合わないっていう人もいるし。
多分そうだろうね。で、なかなか先進的すぎて難しいみたいなのあったと思うんですけど、なんかそれがより広い層に届くように頑張ってる感はすごいしましたよね。
いろんな家族の形が出てくるんですよね。
お父さんは仕事してて、お母さんは社員に出身しててっていう子も出てくるし、お母さんがそもそもいないとか、お父さんがいないみたいな子もいるし。
ママの子も出てくるし、いろいろありますよね。
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あとはロボットみたいな話なんだけど、
アンドロイドも出てくる。
アンドロイドの子供を育てる父親が出てきて、それはSFとしての設定なんだけど、多分養子だったり離婚して再婚したお父さんだったりで、お父さんって呼んでほしいみたいな描写も出てきたりして、
家族のいろんな姿っていうのが、ファンタジーの設定を一部借りてるところもありながら、すごくいろんなあり方をインクルーシブに描いてるっていうのは、いいなとは思いましたね。
なんかちょっと真面目な話になったんで、そろそろSF要素の話なんですよ。
敵の話。
私、この敵キャラ大好きなんですよ。
敵は本当に魅力的なんですね。
まずブラック企業なんですよ。
悪の組織って毎回シリーズによって違うんですけど、今回はブラック企業が悪の組織なんですよ。
暗い明日社っていう、暗い明日の暗い明日社っていう名前なんですけど、まず出動する、その化け物を送り出すときに倫義承認、反抗をする。
そしたら敵が出動していく。
おしまいだっていう化け物が出現するんですね。
社員証をつけていると。
結構かわいいですね。
いろんな形のお化けが出てくるんですけど、みんな社員証をつけていると。
で、やられると、もう辞めさせてもらいます。
バイバイキーンみたいなもんですよね。
退場するときに、辞めさせてもらいます。
辞めさせてもらいますって言って、辞める。
辞めるのがある種、ブラック企業から解き放たれて、お化けじゃなくて人に戻る。
もともとこれは心に棘を持った人、棘パワーって呼んでるんですけど、棘パワーを持ってる人の棘パワーを使って、変身させられて敵キャラになっちゃうんですよ。
完全な外部宇宙とかからやってくるってわけじゃないっていうのは面白いですよね。
どんな人もそうなり得るっていうのは。
結構身近な人がなるもんね。
めちゃ身近な人が。
先生とかが変身しちゃうとか。
必ずしも悪い考えを持ってるとかだけじゃなくて、絶望してたら、俺はなんてダメな教師なんだみたいなことを絶望してたらその棘パワーを使われて、おしまいだを召喚させてしまうみたいな。
そうですね。
ちなみに今、おしまいだって言ってる怪物と、それを操ってるクライアス社の人たちとは別の存在ですね。
主にクライアス社の社員がやってきて、棘パワーっていうちょっと自己否定的なエネルギーを持ってる人を見つけて、そいつを変身させて、で、プリキュアと戦う。
直接社員と戦うっていう構図はほぼないかな。
そうですね。でも途中から出てくるよね。
そうだね、確かに。
というのは割と面白ポイントの一つでしたね。
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ブラック企業。
そうですね。ブラック企業の企業理念じゃないですけど、時を止めたいっていうのがまずあるんですよ。
未来で時が止まってしまってっていう色々そういう設定があって。
時間を止めるっていうことと、希望を持って明日に向かうっていうことが結構対比されてっていう感じですね。
もともとたぶん赤ちゃんが空からやってきたっていうのも、未来で時間が止まっちゃったから逃げてきたみたいなことがかなり序盤に明かされるんですね。
クライアス社の人たちはその未来を変えて時を止めた情報であるわけなんですけど。
で、なぜ時間を止めたいのかっていうのは、結局未来っていうのは、こういうアニメだと未来ってすごくいいもの、絶対的にいいものとして描かれがちだけど、このアニメは結構違うんですね。
未来には希望だけじゃなくて絶望もあるよ。
それもかなりね、はっきり。
人はね、死んじゃったりもするし、老化して美しかった人はそうじゃなくなったりとか、恋ができなくなったり、なんかできなくなったりっていうのがあるわけで。
で、じゃあ希望を、なんかいいことだけじゃないのに、なぜ未来に時を進める必要があるのかみたいなことを問いかけるわけですね。
5歳ぐらいの子が理解できるのかわからないし、実際花とかも、主人公もそうやって反応するわけですよ。
私はバレンタインも楽しみだし、イナマツも楽しみだし、なんで時を止めるんだみたいな、ごく普通の反応ではあるんですけど。
大人って結構年を取るごとに、あの頃に戻りたいとかっていうとか、昔の音楽ばかり聴いちゃったりとか、それ非常に心当たりやめますけど、
あの時良かったことみたいなものを求めてしまう心の動きって結構あって、時を止めたいってまでは思わないけど、割とそういうものじゃないですか、大人になると。
でもなんか子供にとってはむしろ未来に楽しみなことしかないから、どんどん大人になりたい、もっともっと早く未来を知りたい、未来に来たいみたいな、
そういう2つの対比というか、っていうのはすごくよく表れて描かれてます。
そうですね、だからその3つ目の、育児と仕事以外の3つ目のテーマとして未来に進むみたいな話があるんですけど、
きっと絶望はあるんだけど、それでも前に進んでいこうみたいな、そこがすごいメッセージとしてあるなぁと思って、
ただ明るいだけのアニメではないですよね。
そうですね、基本的には敵を倒すって言ったんですけど、実際にバチンコンって倒して終わるよって言わなくて、
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ちゃんとその人の、どうして戦っているのかっていうことを理解してハグしてあげるんですよね。
それも実際にその業者としてハグしてあげるっていうのもあるし、ちゃんと受け止めてあげて、でなんか浄化するっていう感じの倒し方をして、
なのでそれぞれクライアスターの社員と最終的には戦ったりするんですけど、それも割とそれぞれの時を止めたい理由だったり。
大人としては多分結構敵キャラに感情移入しちゃうと思います。
なるんですよね、本当にいろんな理由で。
一人一人分かりやすいのはパップルさんっていうバブリーな女性のキャラがいて、おしまいだを召喚して戦ってるんですけど、
それぞれ割とシンプルってシンプルで、昔の微妙をずっと保ちたい、だから時を止めるんだみたいな話なんですけど、
なんかそういう感じで、それぞれみんな時を止めたいとか、未来に絶望する理由がある中で、それでもいいんだよっていう、そういうメッセージを伝えて、最終的には仲間にしていくって感じですよね。
完全な仲間っていうか、いい距離感ですよね。
そうですね、確かに。
それぞれ別の人生を歩むようになるというか、
時間を止めたい理由って本当にいろいろあるんだなっていうのはそれを見て思ったし、でもそれがあっても前に進もうとする力を、
多分それはいろんなその、自分がなりたい自分は何かとか、新しい命を育むことを通じて、未来に進む力みたいなのを肯定しているのかなっていう感じはちょっとしましたね。
そうですね。
そんな感じですか?
そんな感じですかね。
全体に関わる、全体のテーマに関しては、これまで話した仕事、育児、企業、企業じゃないわ、未来についてかなっていう話ですけど、他に好きなキャラとか、
彩香さんはエミリー、エミリーちゃんとお兄さんとのなんか衝突みたいな話。
そうですね、途中から出てくる別のキャラとしてエミリーっていう、もうちょっとそのプレキュアたちよりは幼い、小学生くらいかなの子が出てくるんですけど、
彼女は本当はそのギターをやりたい、ロックをやりたいっていうのがあって、でもその、なんだろう、ギターじゃないことをやりなさいみたいな。
ピアノかな。
ピアノかな、なんかその女の子なんだからこれをすべきみたいな感じで、結構その家族から押し付けられているっていうのがあって、なんかずっと隠れてたんですね、ギター好きっていうのを隠してて、
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でもこれが本当の私のやりたいことだから、これをやりたいんだ、ギュインとソウルがシャウトするのですっていう名台詞とともに、
彼女が自分のやりたいことに気づいて、周りと衝突しながらも納得してもらうというか、なんかちゃんと対話していくっていうシーンがあって、割とそれは良かったですね。
なんか割とそういう系の話を、なんだろう、やりたいことをやればただ良いっていうだけじゃなくて、それに反対する人たちの存在と、なんかその衝突と、あと説得とかもすぐに上手くいくわけじゃなくて、
で、だんだんなんかその人たちがそう言ってくれている理由みたいのも、ちょっとだけだけど説明されたりもするわけですね。なんかそれが非常にこう、なんだろう、真摯で良いなという気はしますね、あのエピソードは。
だから、ハグッとプリキュア圧倒的に現実感があるんですけど、それをなんかこういろんなそのファンタジーテイストで面白く楽しく見れるようにしてて、最後はなんかもうちょい頑張ろうみたいな気持ちにさせるポジティブさがある。
なんかここまで現実的なのに、最終的なその見た後の感想感が、こうかなり爽やかというか、それはすごく良いですね。
感じはしますね。
いや、すごくバランスの取れた作品だなと思いますね。普通にそのプリキュアそのものが可愛いみたいなのも、もちろん魅力としてあるしね。
デザインって好きなのはありますか?
デザイン?
あのキャラデザインというか。
あー、やっぱ変身したの可愛いよねみんなね。
あー、変身シーンがそもそも可愛い。
変身シーン可愛いし、まああとはやっぱ主人公の花ちゃん、キュアエールっていう、まあこう他人にエールを送るフレフレみんなフレフレ私っていうのが結構彼女の合言葉みたいな感じなんですけど、なんかポンポンを持ったようなキャラデザインが可愛いんですよね。
まあ花ちゃん特徴的なのはあの、切りすぎた前髪というか。
うちはね、もう一番最初に前髪を切るの失敗してしまってギザギザなんですけど、なんかまあこれはこれでみたいな感じで気に入って、もうそれがトレードマークになって。
変身してもそれは残ってるんですよ。ずっと一年中残ってるんで。
まあそれもなんか最初はこうちょっとあの癖のある見た目だなと思ったけど、まあすごくいいトレードマークになってるよね。
なんかその花の性格というかなんか自分がなりたい私を見つける過程で、一番最初に思い描いてた大人っぽいお姉さんじゃない方向に結局は進んでいくんだけど、なんかそれを象徴しているようでもあって、僕は個人的には好きなキャラデザインの要素かなと。
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本当に実はすごい伏線が貼られてて二度見に全然耐えられるんですよ。
そうだね。
それがすごいなと思って。
大人の二度見にちゃんと耐えられる強度でちゃんと作って、49話ですよ。
作ってあるアニメっていうのは、それはなんか子供にもちゃんと人気があるっていうのは本当にすごいことだなと思いましたね。
なんか一応シリーズ監督の人は聖乱夢の監督とかされてるって言ってましたね。
なんかそのちびうさんに似てる、じゃあ似てるってあやさんが指摘してたエミリーちゃんっていうキャラも、まあそういうことを考えたら実はちょっと共通点があったんじゃないかなって気がしてきましたね。
なんかやっぱりその今私たちが話してるの、なんか公式ガイドブックみたいなの。
そうですね、はい。あのオフィシャルコンプリートブック、ハグッドブックはオフィシャルコンプリートブックって言う。我々が何度も読み返してる本。
いやこれ読むと本当に制作者の人たちへのリスペクト湧いてきますよね。
本当すごいですよこれは。
本当に。
話がいろいろ読めるので、あの一通りアニメを見てこれはすごいと思った方は、まあこれを読むとより、ああこれはこういう意味があったのか、わなわなみたいな震える場合があると思います。
まああと別にあの見る前に買ってもいいと思います。
飛ばして、あのいや全部見るのはさすがに大変だと思ったら、これである程度当たりをつけてそこだけ見てもらってもいいかもしれないし。
そうですね。
まあ買えるうちに是非買ってくださいということで。
ハグッドプリキュアはやっぱりそのハグっていう敵を何だろう、突き放すんじゃなくて理解してあげるとか、ハグッドしてあげるっていうところがやっぱり特徴的で良いプリキュアですよね。
かなり魅力の一つになってますね。
そうだね、まあなんかいろんなあり方を肯定するっていうのがまあ敵も含めてだし、なんかまあ味方にもアンドロイドとかいるし、まあそのプリキュアになるキャラたちだけじゃなくて周りの人々も本当に魅力的で良い作品ですね。
語れたかな。
語れたかな、十分に魅力が語れたのかわかりませんが、とりあえず1話見てみようかなと。1話見たらとりあえず11話まで見てみようかなと。
そうですね、11話まで見ていただければ残りはもうスルスルといくんじゃないかと我々は思っています。
あとはですね、この作品の特徴というのは実はプリキュアというシリーズ全体で見ると15周年の記念の作品として位置づけられていて、結構まあいろいろ挑戦的なことをしているっていうのもあるんですけど、
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履歴代のプリキュアがどんどん出てくるっていうのもあります。これは放映されているのと、後から知ったんですけど放映時期と同時にプリキュアのいろんなプリキュアがオールスターで出てくる映画があるんですね。
で、それのやや宣伝みたいなのも兼ねていろいろなプリキュアが出てきて、初代のプリキュア、2人はプリキュアの2人ですね、も出てきたりもしますね。
なんかいろんなプリキュアが出てくるっていう概念としてありますね。それ以外でも15周年だからこそ気合が入って作られてるっていうのもありますね。
そうだね。かなり多分他のプリキュアに比べてもいろんなことにトライしている。現代が舞台でかなりリアルよりの路線っていうのもあります。リアルよりといってもだいぶファンタジーではあるんですけど。
ファンタジーはもちろん入ってるんですけどね。
他のプリキュアに比べるとかなりやはり現実世界である悩みとか苦しみとかもちゃんと向き合ってるっていうのはすごく特徴ではありますね。
僕たちにプリキュアのことをいろいろ教えてくれるプリキュアの先輩っていうのは友達にいるんですけど、その人に聞いてみたらやはりハグプリは至高の作品なので、
僕らはこれを見た後に他にもこういうプリキュアってあるんですかって聞いたんですけど、結論としてはやはりハグプリは至高なので、他に似た作品はないみたいな。
俺は唯一無二のプリキュアだみたいなことをプリキュアマイスターが言ってましたね。
その上でいくつかお勧めしてもらいましたけどね。
そうですね。プリンセスプリキュアとかどうでしょうかとか教えてくれたんですけど。
なので、他のプリキュアを万が一見たことあって、あれはちょっとってなってる人もハグプリはちょっと違うかもしれないということを一応お伝えしておきます。
そうですね。
あとはですね、こういう系のアニメを初めて見る人にちょっと抵抗を感じられてしまうかなと思ったのは、一応プリキュアってものはおもちゃがあって、
基本的にはおもちゃをめちゃめちゃ売りたいがためのアニメなんですね、業界的にはね。
だから、例えば深夜アニメとかだとDVDとかブルーレイとかグッズとかを大人に売ってそれで回収するというモデルなんだけど、
プリキュアはそうではなく、おもちゃの方が大事だと、吸入源なのでめちゃめちゃ玩具出てくる。
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そこは一応それを踏まえた上で見た方がいいかなと思います。
なんだこのメロディーソードとかいう武器はみたいなとか、なぜこのグッズを強調しているのかっていう話は、それはちょっと生温かい目で見て、そこはスキップする。
そこはスキップ、変身シーンとか毎回あるんで見慣れたら全然飛ばして、私も全然飛ばしてました。
それは一応言っておいた方がいいかなと思います。
じゃあそのとこですかね。
僕らがだらだら語るよりは、ぜひ1話もしくは11話で見ていただいた方が早いかなと思って。
そうですね、目どふりで見れる間によかったら見てください。
このあたりにしようと思います。
それではハグプルについて30分厚く語っていきましたがいかがでしょうか。
はい。
いかがだったでしょうか。
では次回もまた聞いてください。
はい。
それではさよなら。
さよなら。
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