1. 研エンの仲
  2. 109 - Anatomy of Everything
2023-12-02 50:19

109 - Anatomy of Everything

  • - ブルックリン・ネッツ - ニューヨークに本拠地を置くNBAチーム。
  • - "NBA Chants" で検索すると応援の雰囲気がわかります
  • - (本題) アメリカ自然史博物館の「脊椎動物の進化」セクションがすごかった話
  • アメリカ自然史博物館 - ニューヨークにある、映画『ナイト・ミュージアム』の舞台にもなった科学博物館。
  • 始祖鳥 (しそちょう) - ラテン語名は Archaeopteryx ("古代の翼")で、日本語のように"最初の鳥"という意味があるわけではありませんでした。
  • サディ・カルノーの熱機関に関する研究は1820年頃から。熱力学第一法則・第二法則は1850年代に確立された。
  • - 原島広至『英語解剖図鑑』(KADOKAWA)
  • - "Address" の進化の歴史。
  • - 著者紹介の全文引用: "歴史・サイエンスライター、エディトリアル・デザイナー、マルチメディア・クリエイター。虫入り琥珀、三葉虫の化石、哺乳類や鳥類等の骨格標本、各種骨格模型や医学模型、切絵図等の古地図、戦前の日本各地の絵葉書、戦前の百人一首の絵札のコレクター。趣味に透明標本(透明二重染色標本)の作成、プラナリアの飼育、粘菌(変形菌)の観察、クマムシの観察、カイコの飼育、 紫外線励起蛍光写真(UVIF)の撮影がある。"
  • - Youtube 原島 広至さんの本棚 (ドキュメンタリーシリーズ つながる本棚 第十二章)

サマリー

RyoheiさんとAyakaさんはNBAのバスケットボール観戦や自然史博物館の体験について話しています。自然史博物館では脊椎動物の進化について学べる展示がありますが、特に面白いと思います。また、彼らは英語解剖図鑑という本を見つけました。この本では語源や言葉の由来から英語を学ぶことができますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。今回のエピソードでは、英語の単語集『Anatomy of Everything』について詳しく話し合います。この本はマニアックな内容ながら、一般的に使われる単語も含まれており、非常に役立つものです。原島博さんは東京の自然史博物館で働いている博物学者であり、エディトリアルデザイナー、マルチメディアクリエイターでもあります。彼の著書である「英語解剖図鑑」は非常に興味深く、彼の知識欲と広範な収集への愛を感じさせるものです。美術館にはある情熱や表現したいものを形にし続ける人の経歴が見えると思いますが、そこに繋がっていると感じますね。確かに、そういうのが好きなことに気づけて良かったですね。

NBAのバスケットボール観戦
スピーカー 2
Ryoheiです。 Ayakaです。
スピーカー 1
研エンの仲は、エンジニアのRyoheiと、研究者のAyakaが、その時々で好きなことを話すスポットキャストです。
はい。 というわけで、何だかAyakaさん、声が変わりませんか?
スピーカー 2
ちょっとね、かすれてますね、今回。すいません、ちょっと聞き苦しかったら。
スピーカー 1
何があったんでしょうか?
スピーカー 2
いや、ちょっと先日、NBA、バスケットボールですね、に初めて観戦に行って、ブルックリンネッツっていうニューヨークの一つのバスケのチームに応援に行ったんですけど、
楽しかったですね。
ちょっと叫びすぎました。
スピーカー 1
確かに。なんか前半は、けっこうヒーヒーの展開というか、
いや、そうだったんですよ。
けっこう地元のチームがね、負けてたんで。
スピーカー 2
今回はLAクリッパーズっていうロサンゼルスのチームと、ニューヨークネッツ、ブルックリンネッツの、ニューヨークもう一個チームがあるんですけど、
ニックスかな、マンハッターにあるチームとブルックリンのチームとあって、今回はブルックリンのチームの方を応援に行ってました。
スピーカー 1
どっちかというと、弱い方なのかな?
スピーカー 2
どうだろうね。
たぶんニックスの方が、場所はメジャーなところにあるし、チケット代も基本高くて、
たぶん初心者的には、たぶんマザーネッツから行った方がいいんじゃないかなって。
あと、マタノビ選手っていう日本の選手が在籍していたこともあるので。
スピーカー 1
なるほど、ちょっと縁があるっていう。
スピーカー 2
ちょっと縁があるっていう。
スピーカー 1
どうでしたか?NBAは。
スピーカー 2
いや、面白かったですね。
なんか今回初めて、両平さんと私の同僚と複数人でスポーツ観戦に行くって言ったの、
いうのは今回初めてだったんですよね。
で、その時にこう、
ごめんごめん。
なんか最初から話す?
スピーカー 1
いいよ、でも始め、なんか、じゃあNBAどうでしたか?みたいな感じ。
スピーカー 2
じゃあ観戦してみてどうでしたか?NBA。
いや、面白かったですよ。
なんか、最初は本当にホームゲーム、ニューヨークで開催してるんで、ホーム側だったネッツが、
第一クォーターはすごい弱くて、というか、たぶん10点差以上つけられてた時間もあったんですよね。
そのLAのチーム相手に。
で、なんか、これはこのまま、こう、ひえひえのまま負けたらどうしようっていうふうに思ってたんですよ。
ちょうど、今回初めて、職場の同僚と、りょうへいさんと、6人ぐらいで行ったんですけど、
私がこの日に行こうって言って、同僚を誘ってるっていうのがあって、
これめっちゃ面白くなかった、どうしようみたいな。
スピーカー 1
一方的な展開だったから。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
なんかちょっと、別に責任あるわけじゃないけど、若干責任を感じるみたいな感じで、
最初はすごいなんか、私までハラハラしながら見てたんですけど、
途中から、なんと盛り返して、最終的にはブロックリーネッツが勝ちました。
しかも、これは今回初のホームウィンらしいです。
スピーカー 1
今シーズン。
このぐらいの時期から始まるんだよね。
10月、11月から来年の3月、4月ぐらいまでだったかな、がバスケのシーズンらしくて。
なので、シーズンのかなり前半のほう。
スピーカー 2
そうですね、前半のほうなんですけど、結構あんまり今季調子が良くなかったみたいで、負け続けていて、
しかも、LAクリッパーズは割と有名な選手がトレードで入ったばっかりで、
これは結構強いんじゃないかっていうか、きっとネッツが負けると思ってたってみんな思ってたけど、
まさかの勝利で、しかも結構中心選手が途中でいなくなっちゃったりとか、怪我で欠場してる選手がいたりとかして、
控えの選手がめちゃめちゃ活躍して今回勝ってるんですよ。
なんか若い世代の世代交代みたいな感じもあって、すごい盛り上がってました。
スピーカー 1
その結果がこの喉です。
あとは、ハーフタイムとかタイムアウトとか、とにかく飽きさせない工夫というか、すごかったよね。
だってタイムアウトって休憩というか、2分間ぐらいしかないんだけど、そこにダンサーたちが出てきて、ダンスを見せてくれて、
その間、すごいダンスとか音楽とかうるさいんだけど、その間にその選手たちは作戦を寝たり水を飲んだりしてて、大変だみたいな。
でもすごいそのおかげで、ずっと集中切らさずに見れたのがすごいなと思いますね。
特に僕らは全然バスケ、ゼロ知識だけど行って、楽しかったなみたいな。
応援できたな、盛り上がるとなって思えるぐらいになってるのがすごいですよね。
あと、ジャントとか応援団みたいのが、いわゆる日本の野球だと結構いるじゃないですか。
ファンたちが演奏してみたいな。
NBAの場合はDJみたいに操作してるのかな。
ドンドンとか太鼓みたいな音が聞こえてくるんだけど、それスピーカーからなわけですよ。
試合の展開に合わせて負けてるときは、ディーフェンス、ディーフェンスみたいな声は乗ってなくて、太鼓の部分だけが流れてて。
でも僕、最初の1クォーターとかはお客さんもあんま温まってないから、みんなそんな叫んでなくて、ドンドンみたいな音だけが流れてて、
これでどうなるんだろう、盛り上がるのかなって思ってたんですけど、だんだんみんな、そもそも最初から来ない人も結構いるし、
だんだん人増えてきて、9-3、9-4とか後半になってくると、みんなそれで一体になって盛り上がって応援してましたよね。
スピーカー 2
確かに確かに。
後半につれ、だんだん声が出るようになるっていうのは予想できてたんですけど、
割と最初の方から、そんなシリアスなやつじゃないけど、相手チームが攻めてるとき、みんなブーって言うんですよね。
スピーカー 1
ブーイングね、確かに。
スピーカー 2
最初からずっとやるんだ、これみたいな感じで、それがカルチャーエクスペリエンスっていうか。
スピーカー 1
ブーイングも応援の一部みたいな、その一体感の一部みたいな感じで。
スピーカー 2
そうだね、あとめっちゃこんなホーム利益するんだみたいな、なんか結構日本の試合とかあんま行ったことないですけど、
基本なんかどっちも平等に応援しなきゃねみたいな感覚ってあるじゃないですか、ホームであっても。
でもなんかホームだとこんなになんか違うんだみたいな経験が、それはもしかしたら日本のスタジアムとかサッカーとかでももしかしたらあるかもしれないけど。
スピーカー 1
僕の解釈は結構逆にいいプレーを相手がするとブーイングも大きくなるみたいな。
だから、ある意味認めているし、見てる証拠みたいな感じで、なんかディスるみたいな、そういう感じじゃ必ずしもしかしたらないのかなっていう感じがしますね。
なんか結構ゼロ知識で行ったけど、全然盛り上がれてすごい楽しかったし、なんかその懐の深さというかを感じましたね。
スピーカー 2
確かにね。
自然史博物館の体験
スピーカー 2
そんなこんなでNBAを見たり、あと他に最近やったことというか、行った場所とかで印象に残ってるとこありますか?
スピーカー 1
おとついだったかな、行った自然史博物館はすごい良かったですね。
ナチュラルヒストリーミュージアム実は全然初めて行ったとかではなく、たぶん3回目ぐらい?2人で行くだけでも。
2人で行く?2回目かな。
僕はその前に行ったし、赤さんもまた別で10年前とかに行ったんですけど、そもそもめちゃめちゃでかいんですよね。
そう。
自然史博物館って上野にある科学博物館とかと比較されることが結構あるんですけど、自然史博物館ってそもそも地学とか生物学とか、かなり科学の中でもめっちゃ絞ってるにもかかわらず、めちゃめちゃでかくて、天地の面積とか深掘り方もすごい濃いんですよね。
で、わりと1階、2階、4階建てぐらいなんですけど、確か。で、地下もあるのかな?なんですけど、1階、2階とかで僕は力尽きることが多くて。
スピーカー 2
そう、私も。
スピーカー 1
この前も4階とかに人類とか生物とかがあるんですけど、そこまでたどり着かなかったんで、今回は。
スピーカー 2
4階は恐竜とか、子生物が来るかな、主に。
スピーカー 1
そこから攻めようってことで、今回は4階に直行して、脊髄動物の進化みたいなテーマのところを見ましたけどね。
脊髄動物の進化から恐竜の骨から、もうちょっとマンモスに至るまでの、その辺の子生物の発見をいろいろ並べてあったりとかして、結構面白かったし、天地もめちゃめちゃ凝ってましたよね。
スピーカー 1
目玉はティラノサウルスとかの恐竜の化石で、それを復元した模型とか、すごい迫力あるんだけど、それをどうにか位置づけようっていう、いろんな試みが子供向けにもわかりやすくなってるし、大人の好奇心にも応えられるような、すごい深い、ちゃんと科学的にもごまかしてない、それを最小限に抑えた工夫とかが、すごい印象に残りましたね。
スピーカー 2
りょう兵士さんはね、ずっとその恐竜の目の穴以外の頭蓋骨に空いてる穴2つみたいなところにすごい興味を持ってました。
スピーカー 1
そうそう、なんだろう、こんなにたくさん穴空いてるんだなみたいな、どこの穴が目なんだろうなって、まず最初思って、これは鼻で、これは目だけど、ここは何だ?
スピーカー 2
この穴は何だろう?みたいな感じで、それから、こう、りょう兵士の調べ学習が始まる。
スピーカー 1
そこで僕は、恐竜もこの、そこマッサージしたら気持ちよさそうじゃないですか、筋肉が集中してるから、気持ちいいのかなって聞いたら、あやかさんがちょっと何言ってんだって顔で見られてたんですけど、
実はそれが、その古生物の分類に非常に大きな役割を果たしていたと。
スピーカー 2
後半というか、私たちがたぶん順路を間違ってただけなんですけど、ちゃんと説明してくれるんですよね、その穴が1つか2つかっていうのが結構重要な分類の。
パンキュウルイ、ソウキュウルイっていう生物の系統樹みたいな、木みたいにね、その分類を書くときに大きな分かれ道となる。
人間は1つしかないんですけど、その1つの部分が今でいう米噛みの部分なんで、だからそこを人の米噛みの部分が恐竜のその部分の1個に対応していて、もしかしたら揉んだら気持ちいいんじゃないかって言ってたっていうのは、そういう目の疲れが取れそうみたいなことですよね。
スピーカー 1
実際揉んだら気持ちいいかどうかはちょっとよく分からない。
スピーカー 2
それは分かんないですけど。
スピーカー 1
でも学者がそこに注目して研究したっていうのと同じところが親。
スピーカー 2
自然自然に自分が興味を持ったっていうのがね。
スピーカー 1
すごい楽しかったです。小学生みたいな感想だけど。
スピーカー 2
自分で化石を持ってこれを疑問に思ったっていうのが他にもたぶんいくつかあって、それをたぶんうちらが順路を間違ったせいで、後から解説してもらえるっていうことが結構あって。
で、伏線が回収されたってめちゃくちゃ喜んでました。
スピーカー 1
ちゃんと順路通りケアっていう。順路通り行ったらたぶんもっと理解簡単だったろうなっていうものがたくさんありましたね。
スピーカー 2
たぶんそのエレベーターで上がった位置がちょっとずれてたから、ずれた回り方をしてしまってっていうことだと思うんですけど。
でもすごいそれも相まってなんか面白かったですよね。
スピーカー 1
面白かったですね。
ディベートと研究
スピーカー 1
何か好感に印象に残ったやつとかありました?
スピーカー 2
あ、展示?
やっぱりなんか、私はすごいこれは言い切っていいんだろうかみたいな、この魚のヒレの部分が手の骨になったみたいな色づけの部分とか、この色をつけるっていう行為がかなり、
スピーカー 1
主張ですよね。
スピーカー 2
これは一体どの論文に書いてある、どれくらい確かなことなんだろうとか、どれくらいここにディベートがあったんだろうみたいなことをすごいご機嫌にしていて。
なるほど。
スピーカー 1
僕は素直に、このヒレがこういうふうに足に進化していったんだねって言うと、彩香さんがうんみたいな、肯定も否定もしないみたいな、複雑な顔で、僕の素直なつぶやきに複雑な反応を返してるので、
この人の中では結構これを素直に受け取っていいんだろうかっていう葛藤が繰り広げられている研究者としてはね、あるんだろうなって思うから、僕は普通に素直に読んでました。
色付けって言ってるのはね、魚のヒレみたいなのの図と、あとその獅子動物の獅子は完全に進化して、完全に進化してってどういう言い方なんだろうな、足の骨の図があって、ヒレのここの部分が足のこの指に対応してるんですよみたいな感じの色付けをしてあったんですよ。
スピーカー 2
あれは何の証拠があったら色付けできるのかちょっと私パッと思いつかなくて、これはどれくらい確かなんだろうみたいなことを、疑わしいみたいな目で見てたから、りょうさんに大丈夫?
スピーカー 1
大丈夫、何考えてるの?
スピーカー 2
なぜかやや寡黙になる私っていう。
スピーカー 1
でもなんかそういう学説的にまだ、何だろう、証明され具合というか、証明って難しいですけど、定着し具合に応じた書き方をされていて、
スピーカー 2
それは全然なんかちゃんとしてるなっていう、安心して見れる感じはありましたね。
その骨で、この骨がアブミコツかな、耳の骨ですね、それが2つだった種と3つに分かれる種、骨が分かれてるか分かれてないかみたいなので、進化の分岐があったみたいなのを見て、
これでも、こんなちっちゃい骨の保存率がどれくらい高いんだろうみたいな、これを論拠にして果たしていいんだろうかみたいなことをずっとぶつぶつぶつぶつ言ってて、
スピーカー 1
このアブミコツっていうのは、同じアブミに翻訳されているだけで違う骨なんじゃないだろうか、中二のあの小さい骨が分からみになるとは思えないみたいなことをずっと思うって言ってたんで、
スピーカー 2
でも結論としては、顎の骨にくっついてるから2つに、くっついているかくっついてないかみたいなところで、2、3とかが分かれてるから、大きな骨の一部だったら残っていてもおかしくないなってことで納得しました。
スピーカー 1
納得は良かったです。
スピーカー 2
なんかその、納得していいんだろうかってすごい気にしながら見てて、
いやそれは、
スピーカー 1
いやでも本当に面白かったです。
その態度で科学科に行くと楽しいっていう。
スピーカー 2
私の苦悩を見てるやつは結構たぶん楽しいんだと思うんだけど、
スピーカー 1
し、まあ自分も確かになとは思いました。
スピーカー 2
その、なんか、私がなんでそういう態度だったかっていうと、私が理学部生物学科出身で、ある程度そういうのの教育を受けてきてたっていうのもあったし、
まあそのナチュラルヒストリー自体はかなりその学説が複数ある部分に関してははっきり書かない感じで、ある程度距離を置いてる部分もあるけど、
でもやっぱり、まあどうしても古い展示、だいぶ昔からキープされてる展示っていうのもあって、
まあ完全にはアップデートされてなかったりするから、最新の学説だともしかしたら違うんじゃないかみたいなことを考えながら回ってしまって、
スピーカー 1
こう一個一個本当かみたいなことを。
まあでも、古生物学は比較的結構なんか体型は、あの、比較的古くにできてきてはいるんじゃないですか。
まあその中でだんだんアップデートされて、
そうですね。
スピーカー 2
なんか木の組み替えとか、ここから分かれたと思われていたが、もっと早かったとか遅かったとか。
そうだから結構その、形態的に分けてたものが、どんどんその遺伝子によって、まあでも古生物はその遺伝子っていうのがまあできないからある種では、
あの、あれなんだけど、まあでもその、今までまあ少なくとも生きてる生物においては、
形態でこういう分け方をしましょうって言って、遺伝子読んでみたら全然違いましたみたいなことがめちゃめちゃ起こってるから、
まあそういう意味ではそのかなり、その現代生物、生きてる生物に対してやってた、そういう、なんだろう、形態学的なものをある意味、
まあその骨の形態の変化みたいなのを利用して分類するしかある意味なかったその古生物学。
で、どれぐらいそれが本当に真実なんだろうかみたいなことは色々考えてしまうみたいな。
まあでもやっぱりその、その中でもすごく色々わかりやすく展示してるなっていうところがあって、
なんかこう、進化っていうものもわかりやすく説明してるし、発生とかにも関連するようなことも、
スピーカー 1
結構難しい生物学の概念をビジュアルでわかりやすく、一つの生物を紹介しながら色々教えてくれるって感じだったので、すごい展示面白かったです。
なんか色んなレベルで楽しめるというか、普通にその、こんな化石が今も残ってるなんてとか、こんなでっかいカエルみたいな生き物が本当にいたのかとか、
それだけでも楽しめるし、そっからそこをフックにこう読んでみると、あれみたいな面白いぞっていう、なってくるっていうのもすごいよくできてましたね。
スピーカー 2
ロヒさんはね、帰った後、系統字を自分で書いてましたね。
スピーカー 1
そうそう、ちょっと復習したいと思って。
でも、系統字って書き方のその、なんだろう、レベルというか、なんか、こう本当に細かく書こうと思えば書けるし、なかなか難しいですよね。
スピーカー 2
その、シソチョウという名前は、なんか、そんな名前をつけてよかったんだろうかみたいなことを考えて。
スピーカー 1
僕はちょっと心配してました。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
心配して、誰目線だったんだけど、シソチョウってすごい大胆なネーミングだなっていうふうに聞いたとき、あの感じで、
その、鳥のシソだからシソチョウって言ってるわけじゃないですか。
そんな言い切って大丈夫かみたいな、おいおいみたいな。
見つかった時点ではそうだったんだろうけど、今後、こういろいろ変わっていくことを考えずつけちゃってないか、後悔してないかって、勝手に古生物学者の心配をしてました。
確かに。
スピーカー 2
なんか、そういうその、なんだろう、名前のつけ方とか、展示の仕方っていうその、なんだろう、展示自体も面白いんだけど、
その背後に、めっちゃそれを調べるために、その一文を書くために一生を捧げたみたいな人が多分いて、
なんかその、人を考えるとすごい面白いみたいなのありますよね。
スピーカー 1
あー、そのやってた人のことを考えると、うん、確かにね。
シソチョウを発見した人はもう大興奮だったから、これは、これはシソチョウだっつって、なんかアーキ、なんだっけ、なんか古学的な古いみたいな意味なんですけど、
それをつけたシソチョウっていう名前をつけちゃったんですね。
実際は多分鳥の起源っていうのはまたどんどんこう遡って、学説はどんどん変わってきたんで、
今はそのシソチョウそのものが鳥、鳥類への進化にとってすごく重要だとは見なされてないらしいんですけど、
でもなんかすごくアイコニックな名前ですよね。
ちょっと心配しちゃいました。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
いやー、咳吐い動物面白いですよ。
スピーカー 2
咳吐い動物面白いですよね。
スピーカー 1
面白いですよって。
スピーカー 2
面白いです。
英語解剖図鑑の発見
スピーカー 2
進化を振り返るとってこと?
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
確かに。
なんかそのボディープランが結構、戻りづらいような形態の変化とか骨の変化を元に多分種をいろいろ分けたりしてると思うんですけど、
私の場合は特に学部のとき霊長類学とかをちょっと授業で習ったりしてたから、
親指が回転するかどうかとか、足が物をつかめるかどうかとか、そういうのが結構人だと重要だったりするわけですよね。
人は歩くことに特化して、足で物を指みたいに、手みたいにはつかめないようになってるけど、それが猿だともっとグリップできるようになってたりとかするし、
だからその違いとかをいろいろその辺を見れたのが結構面白かったですね。
私はかなり学部の授業を思い出しながら。
スピーカー 1
あとあれですね、進化論とかもDNAとかの前に思いついてるわけじゃないですか。
それもすごい話ですよね。
確かにね。
世の中にはいろんな生き物がいたんだなみたいな、その中で絶滅したものもいたんだなってで止まらないというか、実はみたいな、進化してきたんじゃないかって。
今はDNAとか知ってとかなりそうだよねみたいな感じだと思うんですけど、その当時思いつくのすごいなっていうのもありますよね。
物理では結構似た感じで言われてるのは、熱力学って結構奇跡的というか、原子とか分子が見つかる前から熱力学があったんですよ。
その機体の振る舞いとかは別に中の実装はよくわかんないけど、でも熱力学っていうのは発明できたっていうのは、今は熱力学学ぶときに同時に分子の図とかで機体のあれがぶつかるから圧力になるんだよとか言ってるんですけど、そこは関係なく結構感性してるんですよ。
原子とか分子の前に。
それも結構近いものを感じるというか。
スピーカー 2
確かに近いものを感じる。
スピーカー 1
今じゃあ熱力学が世界最先端ってめっちゃ面白い学問かっていうと、なんかどうかなっていう。
統計力学とかもっと言うと量子力学とかどんどんフロントラインは進化してるんだけど、その時代にそれ完成したの偉くねみたいな。
尊いなみたいな。
そういう感覚はちょっと似たものを感じました。
個性物学には。
スピーカー 2
確かに面白いねそれは。
スピーカー 1
そんな感じですね。
自然史博物館の脊椎動物の進化セクションに感動した話ですけど、まだまだ全然いろんなフロアありますからね。
スピーカー 2
見てないやつも結構あるからね。
まだ私たちも多分全部は見切れてなくて、もう1回ぐらい行けばやっとコンプリートできるかなっていう感じでしたね。
スピーカー 1
いやー良かったですね。
面白い本の紹介
スピーカー 1
ところでその夜に読んだ本も面白かったんですよ。
もやかさんはね、NBA行って自然史行ってヘトヘトなところを、僕はその本を1人発見し、ちょっと聞いてくれ、こんな面白い本が。
スピーカー 2
NBAと自然史は同じ日に行ったわけじゃないですよ。
スピーカー 1
ただ眠かったんだけど、僕自身も眠かったんだけど、この本を発見して、しかも恐竜も出てくるという大興奮だったんですけど、もやかさんも眠いって言って寝てました。
スピーカー 2
その本について教えてもらっていいですか?
スピーカー 1
その本の名前というのはですね、英語解剖図鑑っていう、語源からとか、言葉、単語ができた由来から英語をしろっていう、そういう感じです。
そういう趣旨の、英語学習のために役立つ本っていう感じで、KindleのUnlimitedにあるんですけど、結構ね、語源から英語を解説する単語集とかって、結構よくあるじゃないですか。
スピーカー 2
今までも読んだことあるし。
辞書がそもそもね、分けてあるよね。
説答語とか。
スピーカー 1
で、それをその説答語設備語、例えばinっていうのは反対逆って意味があって、だからこれとこれとこれは実は同じ語源なんだよみたいな、そのレベルで止まってる本というか、っていうのは結構あるんですけど、これはもうその類書の中で一番詳しいと断言できる。
いろいろ読んできたけど、この深さのものはない。
まずそれがラテン語由来のものか、ギリシャ語由来のものか、ドイツ系の言語のものかっていうのも含めて、語源の語源みたいなところからやってるんですよね。
で、役立ちティップスみたいなところにも、これ役に立つのかみたいな感じだけど、語源とか起源を知るにはすごい役に立つようなティップスがたくさん書いてあって、雑学の宝庫だし、体系的にまとめようとする努力というか気合が伝わってきて、しかもめっちゃビジュアルなんだよね。
その絵が対応されて、レイアウトもすごい面白いし、すごいいい本です。
ここまでで気になった人は、ぜひ再生止めて、Kindle Unlimitedもし入ってる人は借りて読んでほしい。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
てか全然2,000多分3,000円しないと思うんで、英語興味ある人は100%おすすめできます。
めっちゃ面白いから。
『Anatomy of Everything』の紹介
スピーカー 2
でも私も面白いなと思いました。私はさっきりょいさんに勧められて読んだんですけど、すごくどこ由来かっていうのと、どういう言葉、よりカジュアルな言葉に使われるのは何語由来が多いとか、そういうのもあるし、あと多分解剖とかの本も書かれてる人なんですよ。脳端とか骨端とか、そういうのも書かれてる。
スピーカー 1
脳科学に使われる単語とか、骨の解剖用語の単語集とかを、語源をもとに解説しながら深掘りしながらまとめていくっていう、そういう単語集がね。
同じ人が書いてる。
スピーカー 2
同じ著者の方が書いてるんで、すごいなんだろう、私からすると、めっちゃこれ生物学者の人が書いたのかなみたいな例えがあって、
英語を解剖のように、人体の解剖図とか成り立ちのように理解しましょうみたいな感じで、何の解説もなくめっちゃ解剖用語が出てくるっていう。
これ前書きに書いて、これ大丈夫かって感じなんですけど、私からすると、なんかすごい入り口から引きがあるなみたいな。
スピーカー 1
すごいんですよ。なんか見た目パッと見ると、すごいビジュアルに書いてくれた英語の教科書なのかなって思うんですけど、
よくよく読んでみると、結構なんか狂気のレベルの恐ろしいレベルの本当に細かいところまで突き詰めて考えるタイプの人で、
自分で発見した法則とか、知られている法則とか、いろいろ取り混ぜながら解説していくんで、全然セクション1が終わらないんですね。
セクション1は、この説答日なんですけど、説答日だけで本1冊分ぐらい、図鑑1冊分ぐらい内容があって。
スピーカー 2
私はまだね、セクション1しか読めてないんですけど。
僕、途中から、これはヤバいと思って。
これは皆さんに聞いてびっくりしたのは、セクション6は何を解剖してるんですか?
スピーカー 1
そう、セクション6に至っては、だんだんね、じゃあ真ん中、語の真ん中とか、ルーツとか、あと節微字とか、あと言葉の出来方とかを解説するんですけど、
セクション6はなんと、アルファベットを1個ずつ解剖してます。
いろんなフォントによって形が違うんだとか、何語以来のフォントだから、こういう形をしているんだとか、
本当に解剖してる解剖図鑑で初めて見たな、みたいな、むしろ。
確かに、確かに。
スピーカー 2
って感じの、すごいマニアックな本なんで、ぜひ。
今回、実は、私たち元々、せっかく英語圏で暮らしてるから、英語の話をしたいねって言って、
で、じゃあその本とか紹介してもいいかもねっていう、かなり軽い気持ちで読み始めたんですよ。
そのね、軽い気持ちを完全に今裏切られて、
スピーカー 1
裏切られて、もうこれはすごい本だと。
スピーカー 2
すごい本だから、この本を紹介した方がいいよっていう感じになって。
スピーカー 1
しかもなんか、だんだんこう、あれ、今日朝見た化石の展示と似てる情熱を感じるみたいな。
そうそうそうそう。
なんかね、本人もすごい解剖学とか、そういうのがすごい好きで、書いているんだなっていうのは、どんどん伝わってくるというか、
とにかくすごい本ですよ。
スピーカー 2
簡単に言うと、やっぱり英語の単語一つ一つを、何語由来の瀬戸尾なのかとか、
真ん中ルーツと瀬戸尾語でいいのかな、で分けて、
それぞれ、こういう瀬戸尾がついてるやつはこういう意味を持ちやすいよ、みたいな感じでグルーピングしてるっていう。
スピーカー 1
それだけっちゃだけなんですけど、それだけじゃないんだよな、どうして言ったらいいんだろうな。
1個ちょっと例をあげると、
インとかアンとか、否定を表す瀬戸字っていくつかあるんですよね。
アとかもそうなんですけど、
そもそも否定って何で1個の瀬戸字じゃなくて、たくさんあるのっていうと、
アンはゲルマン語由来、インはラテン語由来、アンっていうのはギリシャ語由来っていう、
単語の解剖と法則性
スピーカー 1
そもそも違う言葉から借りてきた瀬戸尾がたくさん並列して存在してるんですね。
それにくっつく言葉も、同じ言葉から来てる言葉にくっつきやすいっていうのがあるんで、
たとえば、ジャスティスを否定する、インジャスティスって言葉あるんですけど、
これはアンジャスティスでも、アンジャスティスでもないんですね。
UでもAでもなく、INジャスティスが不公正とか不正義みたいな意味になるんですね。
これは何でかっていうと、ジャスティスがラテン語だからなんですよ。
で、同じ言葉、同じ由来を持つ言葉と同じものがくっつくっていうルールで説明してくれるんで、
じゃあ、だからインジャスティスなのかっていうのが、論理でわかってくる。
色分けとかすごいしてくれてるので、わかりやすいですね、それはね。
でも、最近の言葉になってくると、その法則が崩れてくる。
なぜなら、英語を使ってる人たちは、これがラテン語由来でとかは、みんながみんな気にしてるわけじゃないんですね。
だから、ビジョンとテレっていう、テレはラテン語で、ビジョンがギーシャ語なのかな?
っていう、本当はひっつかないはずの言葉が、でもテレビジョンっていう言葉ができたので、近代に入ったからなので、そういうの気にせずくっついちゃう。
昔からある言葉に関しては、そういう、どの言葉からきたのかっていうのが、すごい保持されている。
スピーカー 2
そうやって、複数の由来のものをくっつけながら語彙を増やすことができるから、
こんなに多様なボキャブラリーが英語にあるんだっていう話を、リョイさんから聞いて、その本に書いてあったというのを聞いて、この本すごいなって思ったエピソードが1つですね。
スピーカー 1
あとは、ちょっと生物学にちょっと似てるなって思ったのは、アドレスの語源の話かな。
まず英語って、そもそも結構、中英語、ちょっと昔使われた中世の英語とかの前には、フランス語とかラテン語とか、いろんな経路をたどって英語になっている言葉があるんですけど、アドレスっていう、
アテナとか、話しかけるとかっていう意味ですけど、その言葉は、中英語、フランス語、ラテン語、属ラテン語、ラテン語かっていう順番で進化してきているんですね。
昔にさかのぼることができて、フランス語の前のラテン語の時点では、D2つあったんです。アドレスって続いて、D2つあるじゃないですか、でも別に、D2つあるものばかりじゃないというか、結構少ないですね。
Dの発音する言葉でも、そういうものばかりじゃなくて、ラテン語はD2つなんですね。それはなんでかっていうと、ディレクタスって言葉にアドを足してできたから、
だから、アドのDとディレクタスの最初のDで2つっていうのは、ラテン語は縮めたりしないんで、くっつけただけなんで、アドレスの2つあったんですよ。
で、フランス語になった時点で減るんですよね。
スピーカー 2
はいはい、1個減って。
スピーカー 1
アドレシエルっていう、フランス語になった時点で1個減って、アドレシエルって言葉になって、それが英語に輸入されるんですね。
言語の多様性と生物学の類似性
スピーカー 1
その時点では、Dは1つになったままなんですよ。
でも、英語の世界で面白いのは、学者が結構語源を調べたときに、これラテン語由来らしいで、みたいな。
アドレスって使ってるけど、これラテン語由来で、ラテン語はD2つだったらしいぞ。
つまり、D2つが正しい図だから、D2つに戻そうって言って、戻し始めるんですよ。
で、今のアドレスっていうのはD2つになってる。
ある意味、フランス語から来てるのに、そのラテン語のルーツまでさかのぼって、そっから戻すっていうことが行われているっていう。
スピーカー 2
面白いね。
なんかその経緯を聞くと、英語ってほんとに人が作ってきたものなんだなっていうのも感じるし。
人が作ってきたっていうのもそうだし、ルールはあるけど、数えてみると例外ばっかりっていうところ。
言語の多様性っていう、ボキャブラリーの多様性と生物の多様性に似たものを感じてしまう。
ある程度の法則性、こういう方向に、厚いところに行くと小さくなるとか、いろいろ骨もこういう方向に進化していくみたいな、
シーカーの方向性はあるけど、なんでこうなった?みたいな、絶対例外みたいな生物がいたりするところと、言葉にもいろいろ例外があって、
ある程度法則があっても、これは既存のルールでは説明できませんみたいなやつがあるのが面白い。
スピーカー 1
分類学ってね、そういう例外だらけというか、哺乳類とかもね、哺乳類の子供は卵じゃなくて、お母さんのお腹から生まれますっていう一文もあれみたいな。
スピーカー 2
あれみたいにね。
スピーカー 1
例外、実は例外だらけみたいなことが多いですからね。
それを一つ一つ例外をつぶさに見ていくと、こういう理由なんだとかっていうのが分かってくる。こういう由来なんだ。
理由っていうのは、その人に聞くわけにはいかないんで、はっきりしたことは言えないんですけど、こういう傾向があるんだなというか、
っていうのが分かっていくっていうのも結構生物学っぽくて面白いなって思いますね。
スピーカー 2
ちょっとそのナチュラルヒストリーとの関連で、その日、りょうさんがすごい夜に、私はもう眠かったんですけど、
なんかすごいりょうさんが叫んでたので覚えてたのは、アロサウルスっていうののアロの意味みたいなのをこう言ってて、
さっき頭蓋骨に穴が2つあるかどうかみたいなのを話してたじゃないですか。
で、アロサウルスの由来をなんか、りょうさん喋ってますよね。
そうそう。骨を発掘した人、化石を発掘した人が、この恐竜の骨は、他の恐竜と全然違う場所が、ところがあるっていう。
スピーカー 1
穴が。
そうそう、穴が。でもね、さっき調べてみたら、穴の数がその理由ではなかったらしい。
脊椎の骨の特徴がちょっと違うみたいな話だったんですけど、だからアロサウルスだって言っていて、
それもちょっと後悔する名前なんじゃないかなって思っちゃったんですけど、そこでつながるとは思わなかった。
スピーカー 2
で、この本の中にそのアロの語源が違うっていうのが書いてあって、だからあれはアロサウルスって書いてあったんだみたいなのを、
すごい私は眠いなと思いながら聞いてたのを覚えてます。
スピーカー 1
僕はその朝の体験と、夜読んでた本がまさかつながるとは思わなかった。
スピーカー 2
というか、たぶんその本にアロの霊でアロサウルスを出すっていうのが、またなんかそこにセンスを感じるんだよな、これ書いた人。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
ちょっとこれそろそろこの本を書いた人の話しよ。
スピーカー 1
そうそう、ちなみにアロは結構アレルギーとか異物みたいなものにも使われてるし、他にあったかな?
スピーカー 2
結構アロ面白かったよね。
スピーカー 1
アロサウルスとかそういうマニアックな単語だけが紹介してるわけじゃなくて、
僕らはマニアックなところだけを抜き出して、面白さを感じて語っているんですけど、一般に使われる単語がほとんどです。
なので、非常に役に立つ本であることは一応言っておきたい。
いいですね。
これを今日ポッドキャスト撮る前に英語の話しようかみたいな話をしてて、じゃあこれ面白かったからぜひ読んでみてよみたいな感じで言ってたんですけど、
どんどん、この人やばくないか、この著者っていう。
スピーカー 2
そうそう、著者に興味が湧いてきて。
わかってきたんですね。
スピーカー 1
これ何の人なの?みたいな。
絶対その英語を教える呼び子教師とかではない雰囲気が出てるんですね。
明らかに何かヤバい人。
スピーカー 2
ヤバいって言ったら変だけど、英語だけに白色な人では絶対ないぞっていうのを、
あらゆる分野への白色度合いを感じてしまい、一体これ何が起こってるんだろうなって。
スピーカー 1
で、経歴を見ようって言って見たら、結構すごかったですね。
スピーカー 2
何て書いてあった?
サイエンスライターの人なんですよ。
スピーカー 1
一番簡単に言うとサイエンスライターだと思います。
スピーカー 2
でもサイエンスライターで説明できる人じゃない。
この人は子供の頃、子供が憧れる学者的なものだと思う。
スピーカー 1
すべての集合だよね。
原島博さんの多才なキャリア
スピーカー 2
博物学者みたいな人。
スピーカー 1
博物館だよ、この人は。
一応Amazonに載ってる著者についてっていう欄があるんで、これ読みましょう。
歴史.サイエンスライター。
両方すごいけどね、まずその時点で。
エディトリアルデザイナーでもある。
マルチメディアクリエイター。
スピーカー 2
全然わかんない。全然人物像絞れないから。
スピーカー 1
年入り琥珀。産業中の化石。哺乳類や腸類などの骨格標本。各種骨格模型や医学模型。
切り絵図などの小地図。戦前の日本各地の絵ハガキ。戦前の100人一種の絵札のコレクター。
ここまででコレクションしてる、最初は琥珀から行ってたんですけどね。
琥珀から始まって全部コレクションしてます。
スピーカー 2
すごい。理系とか文系とかそういうのを超えてるよね。
原島博さんの趣味と収集
スピーカー 1
もう一人博物館。
市民に透明標本の作成。ブラナリアの飼育。ネイキンの観察。
クマムシの観察。カイコの飼育。赤ガヒセンレイキ蛍光写真の撮影があるということです。
すごい。
すごいよね。コレクターの分は趣味じゃないんだみたいなのもじわじわ来る。
趣味に行ってきて、今まで趣味じゃなかったんだ。
スピーカー 2
趣味は透明標本の作成なのさ。
多分これを読んだだけではどんな人か分からないと思うんですけど、
この人のインタビュー動画があるんですよ。YouTubeに上がっていて、
スピーカー 1
103再生しかされてなかったんで、僕らが103再生を召したんですけど、
ぜひ104再生してほしい。100万回再生されたし、この人は。
本当にすごい。マジですごい。
スピーカー 2
でも本当に普通に医学生向けの解剖用語の本をたくさん出されている方なので、
数字を持ってるきっと。数字を持ってるっていうか、本の著者としてちゃんと売れてる方なんだろうなって思うんですけど、
それはそれとして、なんか謎の白色すぎるみたいな。
スピーカー 1
すごいんですよ。そのインタビューの動画の中では、その人のいろんな本棚をいろいろ紹介してもらいながら、
スピーカー 2
その人が書いてきた本とか、どうしてその本を書くようになったのかっていうルーツをたどるんですけど。
絵葉書の本が、戦前の絵葉書をモチーフにした本が出版されたことを記念としたインタビューなんですけど、
でもなぜか、めっちゃ標本とか模型がある部屋でそれが行われていて、
ちょっと絵葉書の話に突っ込んだかと思うと、いつまでもその話が続いてる。
原島博さんの著作とその魅力
スピーカー 1
全然返ってこないし、どうして絵葉書の研究みたいな本を書かれるように至ったんですかみたいなきっかけが何だったんですかっていう説明。
説明の質問の回答がもう30分くらいあって、めっちゃカットしてるね多分ね。
どんどん昔の絵葉書が出てきて、昔は宛先覧がなかったりとか、
昔の人は絵葉書でいろんな各地の情勢を知っていた、ニュースのような役割を持っていたとか、
昔の絵葉書、余白が多いんですよとか。
スピーカー 2
その辺にして、多分本当に見たほうがいい。
見たほうがいい。
説明がすごく上手だし、聞いてて、確かに例えば地図を見たときに字の向きが変わっているのは何ででしょうかみたいな、
その答えめっちゃ気になるって気持ちにさせて、その答えを教えてくれるみたいな感じで、語り口がすごい面白いんですよね。
キャリア的な話を私たちがここで要約していいのかわかんないけど、
もともと多分出版社か何かにお勤めされていて、
スピーカー 1
多分デザイナーだったってことね。
スピーカー 2
デザイナーとかされていて、だから多分グラフィックデザイナーみたいなの書いてあるんですよね、そのバイオのところに。
で、何だっけ、そこから解剖用語を書く話が、多分そこから本を書くキャリアが始まって、
そこからこの人こんな引き出しもあったのかっていういろんな引き出しがありすぎて、
すごいいろんな本を書かれてるんですよね、そういう絵はがきとか、歴史、そういう古い地図とかもたくさんおもちゃなんですよ、そういうのの本を書かれてたりとか、
あとなんか西洋医学、まず西洋医学関係の解剖学の本も書かれてるんですけど、東洋医学にも詳しいみたいな。
スピーカー 1
この人もそういう図鑑系が大好きなんだなみたいな。
それは西洋の科学とかにかかわらず、いろんな射程をもって幅広く収集されている。
私たち収集壁に関するエピソードを取って、
スピーカー 2
私たちあんまり収集できないです、的な告白をした回があったんですけど、
もともとタダスさん、リサーチャットのタダスさんにいただいたお便り。
スピーカー 1
他のポッドキャストの方からいただいた質問に答える形で取ったんですけど。
スピーカー 2
それも結構収集とかをされてるらしかったんですけど、
これはね、タダスさんにその人を知ってほしいぜひ。
スピーカー 1
うん、紹介したい。もし知らなかったら。
そう、もしご存じなければ。
スピーカー 2
極知ですよね、収集の極知。
すごい、本当に知的好奇心を持って体系的に物事を収集するっていうのを人生かけてやってる人だから。
スピーカー 1
いやー、すごい。しかもその体系化の限界もわかってるというか。
でもその例外とかにおもしろいエピソードとかがたくさん眠ってるんだっていう、
いろんなものへの愛を感じますよね。
スピーカー 2
そうで、そんな感じで、たくさんそういう本を書かれていて、
最近出された本がこの英語の起源で、あってますかね。
スピーカー 1
あってます、あってます。
スピーカー 2
タイトルは英語の起源。
スピーカー 1
タイトルは英語解剖図鑑かな。
英語解剖図鑑。
スピーカー 2
英語解剖図鑑はね、見事に解剖されてますね。
スピーカー 1
いやー、すごいよ。
スピーカー 2
ぜひみなさん、ちょっと通しで読むって感じはもしかしたらないかもしれないですけど、
パラパラ読むだけでもかなりおもしろい。
スピーカー 1
超おもしろい。
この人、すでに僕、すでに言いながら買ってるんですよ、この人の本をどんどん。
一冊読んだだけでもこの人はやばいって確信したんで、
全部買う勢いで、とりあえずKindleにあるものはのうち面白そうなの買ったんですけど、
一つ目に買ったのは世界人口図鑑っていう、
いろんな国の人口の変動要因と歴史的推移を図にして書いてくれてる。
スピーカー 2
それめっちゃおもしろそう。
スピーカー 1
ちょっとあとで読みましょう。
もうKindleに入ってるんで、じゃあ。
スピーカー 2
やっぱそういう地理とか歴史を組み合わせるその知性学みたいなのっておもしろいよね。
私はすごくアメリカに来てからそういうことにすごく興味を持つようになりました。
日本にいるときはそこまで世界史とか地理に単位して、
めちゃめちゃ、もともと好きではあったし、
そのポッドキャストとかも聞いてたけど、
なんかよりアクティブに情報を集めるようになったっていう、
いろいろね、今本当に世界情勢的なこともありますし、
知ってなきゃダメだなって思うようになって、
なんか自発的にいろいろ情報を集めるようになったんで、
これでじゃあ勉強しましょう。
スピーカー 1
いやすごいよ、この人は。
スピーカー 2
お名前言いましたか?
スピーカー 1
あ、そうだね。原島博さんという方です。
スピーカー 2
いやーすごい。
私、やっぱり自然史博物館のときから思うことだけど、
やっぱりこの知識欲、なんだろう、
人の知識欲がこうやって知識を体系化して、
それをしかも本なり作物館という形で表現して残すっていう、
その営みを見てるのがやっぱり面白いですよね。
スピーカー 1
そうだね。
生物学そのものも面白いけれども、
生物学、特に古生物学みたいな分類学とかは、
その経緯とか、どういうふうにこれが見つかって、
どのようにこういう興奮があったんだろうなとか、
でもそれが後には否定されてみたいな、
そういう経緯を知るのが面白いし、
その熱意がないと絶対に成し得なかった博物館で、
化石をこの順番に並べるという、
この骨のバラバラだった骨を復元して並べるっていう、
言うたら意味あんの?っていうことですけど、
それの尊さっていうのがね、面白いですよね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
それを見に行ってるみたいなところは、
スピーカー 2
結構、特に自然史博物館はあるなって思いますね。
日本の科学とかもかなりすごくて、
クラファンとかで結構話題になりましたけど、
やっぱりすごい貴重な資料とかを、
博物館って基本的に見えてるところがメインになっちゃいますけど、
保管庫みたいなところには、
マジで山ほど貴重な資料が、
しかも展示できないような保存状態が大事なものとかがたくさん眠ってて、
そういうのを保存するっていうのが結構大事なことなんですよね。
で、結構私がいた学科、理学生物学科出身の人とかは、
そういう博物館とかに就職して、
そういう保存したりとか、
ちゃんとそれを並べるために、
どう並べるべきかみたいなのをちゃんと論文を読んで、
あれしたり、逆に自分たちで何か発見して論文を書いたりみたいな仕事をされてる人とかもいますね、卒業後。
で、なんかあれかな、多分ナチュラルヒストリーとかもそんな感じで、
ポストドクっていうのもあるんですよ、そこで働くポストドクみたいな人たちがいて、
私は今、医科大学で博士号を取った後の仕事として、
ポストドクトラルフェローっていうのをやってますけど、
そういうののナチュラルヒストリーフェローみたいなのがあって、
博物館で働くっていうキャリアもあるっていう感じですね。
スピーカー 1
ちなみに、そういう博物館でいろいろ保存されてきた資料が、
実際の最先端の研究に役立ったっていう話が、
エピソード80のロンドンアンダーグラウンド・モスキートという回にあるので、
ぜひ、分類だけやってるんでしょ、博物館って。
スピーカー 2
保存して何の役に立つのって、もし思った人がいたら聞いてください。
すごい話ですよ。
すごいなんかもったいつけで紹介したね。
ぜひ聞いてほしいので、ロンドンアンダーグラウンド・モスキートの回もぜひ聞いてください。
というわけで、そんな感じで、支える人すごいよねっていう話。
スピーカー 1
確かに。
英語の博物館という意味で、英語会話をおすすめですし、
もしニューヨークに来る機会があったら、自然史博物館とか、あと東京ね、
いろんなところに科学館自体はあるからね、
ぜひ博物館をそういう意味で、楽しんで見てもらえれば嬉しいかなと思いますね。
そんな感じですかね。
今日はNBAから始まり、自然史博物館で僕らが得た興奮と、
そのあと英語解剖図鑑という本で得た興奮と、
だいぶテンション高くしゃべっちゃったから、どちらも魅力が伝わったかちょっとわかんないけど、
でも僕らの中で非常に体験がつながって面白かったですね。
スピーカー 2
なんかでも、これら全然あんまり共通点がなさそうなものについて、
いろいろ話してたんですけど、
結局我々は、誰か人が本気で熱心になってやったものは、
どれも面白いみたいな価値観を割と共有している感じがして、
だからスポーツも熱くなれるし、面白く見れるし、
もちろん私は専門近いのはあるけど、専門そんなに近くなくても、
博物館とかやっぱり面白いと思うし、英語もそういう意味で、言語として面白いっていうのはありますね。
スピーカー 1
そうですね。そこで次回はアート系についても、現代アートとかについても語りたいなと思って、
僕は結構好きな方で、美術館とかもニューヨークに来ていろいろ行ってるので、
最近行った美術館の話とかも次回できたらなと。
スピーカー 2
そうですね。したい。
スピーカー 1
でもそれも結構近いよね。
経負の表現
スピーカー 1
ある情熱というか、表現したいものを形にし続けてきた人の経負が見れるっていうのを、
美術館に面白いところで、そこも繋がってるかなと思うんで。
確かに。
確かにね、そういうのが好きなんだなってことを気づけたっていうのは良かったよね。
はい。
そんな感じですかね。
じゃあ次回また聞いてください。さよなら。
スピーカー 2
さよなら。
50:19

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