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2024-05-01 21:09

ながらcast3/210 放散虫を顕微鏡で見た!

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5億年前から地球上に生き続ける原生生物「放散虫」の化石を光学式顕微鏡と実体顕微鏡で見るというイベントをやりました。見たことがないものを見る、見つけるというのは面白いですね。幼児から小学1年、2年、3年生まで参加しましたが、みんな結構楽しんでいました。最初、渡された資料の放散虫の写真を見て「気持ち悪い〜」と言っていた幼児さんも最後にはサンプルを欲しがっていたくらいで、男女問わずに顕微鏡を覗き込んでいました。
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はい、sasayukiです。 ながらcastを始めます。この番組は、自分大好き60歳の私、
sasayukiの声のブログ、声の日記です。 通勤途中に歩きながら収録してますので、息がはぁはぁあがったり、
周りの雑音、騒音、風切り音などが入ったりしますが、何卒ご容赦ください。
ということで、 今日は日曜日ですね。
連休ゴールデンウィークは始まって、 2日目ということもあって、めちゃくちゃ通勤路、人がいません。
今日は仕事なんですけどね。 今日、イベントがあるんですよ。
放散虫のイベント。 ということで、
今日の出勤になっております。 そんなわけで、今日は放散虫について、
ふわっとお話ししようと思います。 じゃあ行ってみよう!
放散虫という、
虫じゃなくて、 原生生物がいるんですよ。
それこそ5億年前から ずっといる生物なんですね。
だから恐竜の時代 なのかな?
ずっと生き続けて、
今も進化もしている、 という話もある。
ただ、あまり研究者がいない、
そういうジャンルらしいですね。
日本の研究者たちが、
放散虫のことを世間に知ってもらおう、 ということでアピールするために決めたのが、
放散虫の日っていうのを決めました。 それが4月30日なんですね。
なぜか、 これはただのダジャレですけども、
4月30、4、で、
30、4、30、
放散虫、ということで、
無理やりね、 無理やり感はありますが、4月30日は
放散虫の日ということで、 いろんなイベントをやってるんですね。
実は昨年も やらせてもらったんですよ。
放散虫研究の第一人者、
エキスパートと言われる 新潟大学の松岡敦先生が、
去年ですね、 家に来て、
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放散虫のことを 解説するライブ配信を行いました。
そしてワークショップもしたんですね。
主に放散虫についての勉強会、
入門編みたいなのをやった後、 オリジナル商品である放散虫トランプを使って、
遊んだという、そんな感じの イベントでした。
僕はそのワークショップは 立ち会ってないんですが、
ライブ配信には立ち会いまして、 松岡先生の話を
がっつり聞かせてもらいました。 大変面白かったんですね。
さっき研究者が少ないっていう話をしたんですが、
それはね、僕の中ではカブトムシの研究者の 少なさっていうのとちょっとリンクしていて、
カブトムシはさ、日本ではすごく人気があるんだけど、
研究者は少ないって言うんですよね。 理由が、
駅中でも街中でもないっていうところで、 お金が出ないっていうのがめちゃくちゃリアルだったんですが、
もしかすると放散虫っていうのも そういうことかもしれないですね。
要は、お金が出ないジャンル、
研究だとなかなか研究者が増えない。
簡単に言うと、研究費を取ってくるのが 難しいっていうことだと思うんですが、
放散虫がそうかどうかは聞いてないんですけどね。
またちょっと、今日お会いするので 聞いてみようかなと思っています。
放散虫っていうのがですね、実は地質学者とかには 知られた存在らしいんですね。
というのは、地層の年代を
これは童貞するっていうのかな、特定するというのか、 これがいつの時代だっていうのを
言うための根拠として放散虫っていうのが 使われているようで、この地層からこの放散虫が出てきたから、
これは何億何千万年前だっていうようなことが どうも言えるらしくて、そのための指標、
インデックスとして放散虫っていうのが使われているっていうことで、 あくまでも放散虫のための研究ではなく、
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年代を特定するための一つのツールとして 位置づけられてきたっていう歴史があるらしいです。
松岡先生は、そこを飛び越えてですね、放散虫そのものを研究するっていうことで、
一応学会があり、世界国際学会もあるようなんですけど、なかなか規模の小さそうな、
フレンドリー、アットホームな感じで研究をやってらっしゃるなっていう感じがしたんですが、 非常にいろんな形があります。
面白いというかですね、その原生生物ってなんだろう、 プランクトンみたいなものでしょうかね、なんですけども、
骨格部分がガラス系の軽素っていう物質があるおかげで、化石がちゃんと残るんですね。
これで研究がなされているっていうのがあって、
そのせいなのか、結晶みたいな形なんですよ、多面体の。 これがね、写真とかで見ると非常に美しくて、
本当、多面体の標本箱みたいな感じで見ることができます。
もちろん分類もなされているわけですね。
面白いのはですね、今も生きてるって話なんですが、どうも海に行って採取するらしいです。
何かこう、海に行って網を引くみたいなことらしいんですけども、
そうやってやると、その生きたホウサン虫を捕まえることができます。
それを水槽の中で、実際に飼育することもされているようですね。
特に生きているホウサン虫に関しては、ほとんどまだ研究されてないらしいので、
まだまだこれから伸びしろしかないっていう分野ですね。
何かね、もしかするとすごい発見、発明が生まれてくる可能性もあるかもしれないですね。
今日のイベントは、松岡先生ご自身が研究室から顕微鏡を2つ持ってきてくれて、
顕微鏡で実際にホウサン虫の化石を見るというイベントです。
一体どんな感じになるのか、僕もちょっと楽しみなんですね。
さて、今日ですね、ホウサン虫のイベントをやりました。
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私、準備から本番の立ち会いも一緒にして、同席させてもらったわけですけども、
大変面白かったですね。
参加したのは3家族で、結構ちっちゃい子も多かったかな。
3年生とお父さんとかね。あるいはお母さんが3人子連れだったかな。
1年生と3年生。
1年2年と幼稚園みたいな感じとか。
あともう一家族もそんな感じで、まあ低学年、1年生と年中さんみたいな感じとかね。
まあ低学年以下、幼児さんっていう感じで、
子供5人だったかな。
最初に簡単にレクチャーをして、
レクチャーの部分はやっぱり子供は完全に退屈してましたが、
それが終わって、いざ県備教で見てみようという段になって、
最初はみんなおそるおそるだったんですけども、
実際に県備教を覗いてみると、
やっぱり今まで見たことのないようなものが、
見れるわけですよね。 だからやっぱり楽しくなっちゃって。
実際今回はですね、県備教2種類、研究室から持ち込んでもらって、
一つは工学式って言って、僕らも馴染みがある。下から光を当てて、
光を透過させて、対象物を観察するっていう県備教で、
中の状態とかがわかるってやつですね。
もう一個は実体県備教っていうもので、これはですね、わざわざ島津の
光ファイバーを使ったライトの機械を持ち込んで、ちっちゃいんですけどね。
それで対象物に光を、強めの光を当てて、それを拡大鏡で見るっていう形で、
外側を見る県備教なんですね。
言うなれば、電子県備教の元祖というのかな。
表面を観察する。 だから見たものは、見るものは、
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たとえ同じであっても見え方は全然違うというもので、その違いも
面白かったのと、あと観察する対象も実は違っていて、
その工学式県備教は、僕らが言うところのプレパラートってやつで、先生はスライドっておっしゃってましたけど、
例のガラスの板ですよね。
小さな、長細い板の上に、
放酸中の
標本というべきかな。
標本が載っているのを、先生が10枚ぐらい持ち込んでくれて、実際その中で見たのは2枚ぐらいなんですけどね。
ですからそのプレパラート上には、結構昔の、
中世代かな。
古い、昔の化石ですね。放酸中の化石が載っていて、
それは、セレクトされた標本みたいな感じなんですね。
なので見れば結構、
放酸中の化石の映像がちゃんと見れるっていう確証もあるものですね。
実体顕微鏡の方は、実は佐渡島の地層から掘り出した、
柔らかい石、岩を削って作ったサンプル、細かい砂みたいなものを見るやつで、
こちらは何が見えるかわからないっていうものでした。
はい、そんなわけで今日は、放酸中っていうね、
小さな生き物のイベントで、
顕微鏡で観察するっていうのをね、
一応主催者でもあるんですが、お手伝いをして、
大学の研究者、
定年退職されたそうなんで、今は名誉教授ということなんですけどね。
その方に来ていただいて、子供5人で
顕微鏡で観察するっていうイベントをやって、なかなか面白かったっていう話をしてきました。
実際に大学の学生相手の場合でも、
その顕微鏡を見せなずに、
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それをプロジェクターで投影することもできるらしいんですね。
わざわざ顕微鏡を覗き込まなくてもいい、そういう環境も構築できるらしいんですけども、
やっぱり学生の反応が全然違うらしくて、
やっぱり顕微鏡を覗き込んだ方が、みんな面白がってくれる。
反応が良いって先生はおっしゃってました。
やっぱりね、自分で観る。自分から積極的に
観て、見つける、探すっていう、この主体性が
やっぱり大事なんだなっていう気はしますね。 ただね、プロジェクターに映るものを観るっていうのはただ、
受動的な行為なので
だいぶ、
対象との関わり方が違いますよね。
あとね、あのちょっと
話が違うかもしれないんだけど、以前ちこちゃんで、人はなぜ穴があると覗きたくなるのかっていう質問があって、
やっぱりそうやって穴を覗くっていうのは、人間の本能じゃないかっていう話だったんですね。
結局理由はね、やっぱり生存戦略、生存本能っていうもので、そういう中を見て何か発見があるかもしれない。
そういうふうに好奇心のある人が
生き残ってきたっていうことらしいんですけどね。
どこまで本当かはわからないけども、でもやっぱりそういうものを覗き込んでみるっていう楽しさが
顕微鏡にはあると思うし、見た時に全然違う倍率で
見える。大きいものが見える。 しかも見たことのないものが見れるっていう楽しさは
やはり、小学校、低学年、幼児、年中3だったかな?でも
わかるんだなぁと思ってちょっと感動しましたね。 こういう酸化型の
イベントっていうのは なかなかいいなと思った次第です。
でですね、広角顕微鏡の方は
プレパラート、スライド状に 放酸中の化石がいっぱい載っているので、
こう覗き込むと
種類が何種類も見えるんですね。
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どんなものがあったかっていうのを示すために、放酸中トランプっていうね、
すごいマニアックな商品があって、それをね、
並べておいて、で見えたものを指差したり、 自分でそのカードを取ってみたりするのね。
それもまた良かったんだよね。 そこで絵を描くとかっていうと急にハードルが高くなったんだけど、
これが見えたっていうのをそこにある 53枚のカードですよね。
52枚か。ジョーカーを抜いて。 その中にこれがあったって
指し示すのはそんなにハードルが高くないんでね。
宝探しじゃないけど、こんなの見つけたっていうような
ある種のゲームになっていたんじゃないかなと思います。
ちなみにですね、その 砂みたいな中から見つけるっていうのは放酸中以外のものも含まれているわけですね、実は。
そこには有孔生物。 穴がある生物ですよね。
とか、
ケイ…
なんだっけ? 藻類?
藻とか、なんかウニの
針の先っちょの部分とか、いろんなものが含まれているので、 放酸中じゃないものも見れるらしいんですけども、
有孔生物っていうのの中にアンモナイトに似たやつがあったんですよ。 とはいえそれ単細胞生物なので
アンモナイトとは全然サイズ感が違うんですよ。
ただそれがアンモナイトに酷似してるんですよね。形状が。 個人的にはね、それが非常に面白かったですね。
全然サイズ感の違うものが、 何らかの理由、合理的な理由があってアンモナイトの形を作ってるっていうのは
非常に、俺の中では面白いなぁと思いましたね。 先生の話だと
拡大してみた時に、もうアンモナイトと区別がつかないって言ってたんで、非常に生物の進化とか
合理性みたいなところでそれになってると思うんで、 なんかこういうのを研究したら面白いんじゃないかなっていう気はしましたね。
21:00
はいじゃあ今日はここまでです。 最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ではまたね。ちゅーす。
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