00:12
みなさんこんにちは、おーばです。今回は映画、麻雀放浪記、こちらについてお話してみたいと思います。
原作が阿佐田哲也の小説ですね。
これの冒頭部分を和田誠が監督した映画になっています。
和田誠といえば、もともとエッセイスト、あるいはイラストレーターとして有名だった人なんですけれども、本作が第1回目の監督作品となります。
主演は真田広之。40年前の映画なので、真田広之、当時24歳。めちゃ若いですね。
これ以前にもね、何本も映画出てるんですが、基本的には当時のジャパンアクションクラブに所属してまして、アクション主体の映画ということで、この時期ぐらいからだんだんドラマーを重視した映画に出るようになったという感じですね。
将軍で世界的に有名になった真田広之ですが、
若い人たちはわからないですが、自分ら世代だとやはりアクションもの、アクション時代劇の印象が強いですよね。
柳生一族の陰謀とか、里見八犬伝とか、魔界転生とか、あるいは必殺4恨み晴らします。
これはね、確か初めて悪役をやった作品だと思いますけれども、そういった真田広之が本作ではアクションを一切なく頑張ってましたけれども、ただまぁ今と比べればね、遥かに若いので、ぶっちゃけそんなに上手くはないですね。
二枚目の俳優ではありますけどね。
その代わり、周りを固める俳優が本当によくて、鹿賀丈史、加賀まりこ、大竹しのぶ、そして高品格。
この辺りの脇が本当にみんな上手くて、存在感があって、ぶっちゃけ途中から真田広之がちょっと霞んでしまったところはあるし、特にね、高品格が本当にすごくて、確かこの作品でいろんなね、映画の賞で助演男優賞というのをね、立て続けに取ってたと思いますけれども、
やっぱりもう独特の雰囲気がありますよね。
そして大竹しのぶもね、もうめちゃくちゃかわいらしくて、ちょうど今日ね、昼間ワイドショーに出てた大竹しのぶを見て、さすがにだいぶ年取ったなぁというふうに思ってたんですが、その後にこの映画を見ると、もうめちゃかわいいという感じでですね。
03:09
この映画が1984年、ちょうど40年前公開の作品ということで、当時大竹しのぶは27歳ですね。若いですよね。
そしてこの映画ね、終戦直後を舞台にして、麻雀でお金を稼ぐ、あるいはイカサマをやってお金を稼ぐ、そういったジャンシーたちの物語で、終戦直後を舞台にしてるということで、モノクロで撮影されてるんですね。
なので非常にこのモノクロ画面が作品の雰囲気にあって良かったと思います。
最近だとね、ゴジラマイナスワンってありましたけれども、あれのモノクロ版ゴジラマイナスワンマイナスカラーというのがね、公開配信されてますけれども、これもやはり戦後の日本を舞台にしているので、非常にモノクロが合ってたと思いますけれども、本作のモノクロ撮影は非常に綺麗だったですね。
今回自分がこれ見たのはですね、CSの日本映画専門チャンネルで、4Kデジタル修復版というね、綺麗なバージョンが放映されて、そのおかげで非常にこのモノクロ画面が美しくてですね、話のストーリーとかキャラクターが面白いのはもちろん、そのモノクロ画面の美しさにずっとね、見とれてましたね。
で確かね、来年の2月頃だったかな、この麻雀放浪記のその4K UHDブルーレイがソフト化されて、で特典に和田誠の絵コンテ集がついていると。
これ聞くところによると、和田誠、最初は脚本の依頼があって書いてたけれどもうまくいかなくて、で絵コンテで書き始めたらうまくいって、最初の冒頭のシーンからラストまで全部絵コンテを書き起こして、それの出来が良くて監督に抜擢されたという話らしいんですけれども、もともとね、あのイラストレーターで絵は上手なんですが、
このね、和田誠による絵コンテ集というのはちょっと見たいなと思うんですけれども、さっきアマゾンで値段調べたら1万5千円しましたんで。
ちょっと1万5千円はさすがになという感じでね。絵コンテ集だけなんか別売りにしてくれたら嬉しいんですけどね。3000円ぐらいだったら買えますけど。さすがに1万5千円はね、ちょっと手が出ませんね。宝くじ当たれば買えますけれどもね。
自分マージャンのことは全くわからないし、もちろんね、やったこともないんですけれども、えっと今年の初めでしたかね、テレビアニメでぽんのみちというね、広島県の尾道を舞台にして女子高生5人がひたすらマージャンをやるというね、なかなかちょっと変わったアニメがあってて、これなかなか面白くてね、ずっと見てたんですけれども。
06:17
まあそれで学んだ知識ぐらいしかないような人間なんですけれども、それでもね、やっぱり見てて面白かったのはカメラアングルとかね、考えてみればね、小さいテーブルを囲んでその4人座って延々とマージャンやってると。
だから画的には本当に動きというのがないんですよね。手元は動いてますけれども、4人はもう体的には固定されてしまいますので、ただそれでも飽きずに見ることができるというのはカメラアングルとか編集の上手さかなと思って見てました。
自分この映画ね、公開当時に見てその後1回ぐらい見たのかな。なので今回ね、おそらく20年ぶりか30年ぶりぐらいに見直したのかな。細かいことね、すっかり忘れてまして、こういったストーリーだったんだなということをね、改めて今回思い出しながら見たんですけれども、なかなかね、面白い映画でした。
この後ね、和田誠は何本か監督をして、2作目の怪盗ルビィという作品、真田広之と小泉今日子が主演で、これも割とね、あの面白いコメディタッチの作品だったんですけれども、それ以降は見たけどあまり正直面白くなかったですね。
なので、麻雀放浪記と怪盗ルビィ、この2作品はたまーにね、BSとかでもやってますんで、ご覧になれる機会があれば一度ね、見ていただきたいと思います。
それにしてもね、本当にモノクロの綺麗な絵の素敵な映画を今日見ることができて満足しました。
はい、そういうわけで今回は映画麻雀放浪記、こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。