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2023年、振り返りでちょっと話しましたけれども、結構大きく変えたことも一つあるんですね。
これは、2022年、だから2023年は再生回数も横ばいだって言ってましたけれども、
2022年は、本当に伸びに伸びていた時期で、結構いろいろなことを打って出ている年だったかなというふうには思いますね。
例えば、ポッドキャスターさんを呼んできて、一緒に収録をするというシリーズをやってみたりとか、
多分それも拡大に貢献したんだろうし、朗読劇を作ってみたりとか、あれこれやっておりましたね。
そういう試みをやっていって、2022年の9月に初めてリアルイベントを開いたんですね、ポッドキャストとして。
これが、まさか私の誕生日とイベントの日が重なりまして、会社にあるイベント会場にできるスペースがその日空いてたってだけの話なんですけど、
それもあってなのかな、わりかし自分で言うのもあれですけれども、神田大輔が前面に出るようなイベントだったんですよね。
ありがたい話ではあるんですけれども、その頃って結構感想のコメントとかいただいても、神田大輔がMCの回だけ聞きたいとか、そういうのもポツポツ来てたんですよね。
そのためにありがたいんですけれども、みんなの聞いてねっていうことを言ったんですけど、結構神田大輔ポッドキャスト色が強かったんですよね。
その当時から音声、ポッドキャストはチームで作っていて、濃淡あるんですけれども、多分10人ぐらいいるのに、私が突出して目立っていて、それは当たり前っていうところもあってですね、私の出る番組ばっかりなんですよね。
とりわけイベントが終わった後とかイベントを通して、いかんなと思いましてね、これ過不調整じゃないかと。
私という圧倒的なパワーを持った人間が周囲を巻き込んでいるような感じになっているなと。
これいかんと思って、それを是正しようと思ったのが2023年でしたね。
だいぶ変えられたんじゃないかなと思います。
まず単純に私が出演する番組の数を減らしましたね。
本当に重たくて番組全部出てたと思うんですけれども、それをするとですね、私結構番組出ちゃえばそれなりに役所を果たせるんですよ。
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ただね、当然その下準備とかはおろそかになりますから、荒れますね。筆が荒れるっていう言い方をしますけれども、番組に対する言い方、声が荒れるとは言わないですけどね。
ちょっとね準備不足の番組とかもどうしても出てきちゃうと、自分でも納得がいかないわけですね。
もう少しここはこんなふうに展開できたんじゃないかなと、事前に考えられたんじゃないかなっていうことを思ってしまうと。
あるいはですね、偏ってくるんですよね、どうしたってね。
私なんか喋るとね、前から圧が強いっていうのがよく言われるんですけど、若い頃からそうでしたけど、結構その馬王の空気を制してしまうところがあって、それが良くないなと。
色に染めてしまうんですよね。
なので結構な割合の番組をですね、私が抜けて別の人に任せました。
そうするとね、どうなったかというとね、それはそれで別に支持されたんですよね。
2023年はその前の年のイベントと違って、また大きめのリアルイベントを開いたんですけど、同時期に。
かなり私は本当に隠れて裏に回るっていう、そういう形のイベントにしました。
若手を中心に。
オンステージチームっていうふうに私たち言ってますけれども、私48歳なんですけど、中心一番多いのは入社10年目ぐらいのメンバーなんですね。
だから30、最近超えましたよぐらいの人たち、原沢ですね。
次に多いのが多分もうすぐ30ですよぐらいの人たちですね。
入社6年、7年、8年みたいなそういう人たち。若いんですよ。
でね、私が突出して結構年傘で、その人はもうあらほ40歳ぐらいなんですよね。
だからね、そんなこともあって、結構みんな私には遠慮しちゃうし、ダダでさえ私は圧が強い、パワーある方なんで。
これはもうね、意図してね、こちらから積極的に抑制しないとダメなんですよね。
で、そうするとやっぱりでも若手も自分の力を発揮できるし、のびのびと番組を作れると。
ポッドキャストもいろんなものがあっていいと思いますけれども、やっぱり多様性が大事でね。
荒沢の部員が作る番組にはやっぱり荒沢の人の感想とかが届きますし、
それはね、どうしても自分で作ると自分の作ったものが面白いというふうに思い込んじゃいますけれども、
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そんな物差しというのは人によって全然違うものですから、そういうところを意識して変えました。
そしたらね、見事なもんでね、私に対する言及とかっていうのは本当に感想のコメントのフォームの欄でもですね、
みるみる減りましたね。いいんだか悪いんだかって感じますけれども、
でも全然自分としてはそこら辺は、むしろ自分の作り方に関しては全然違うんですよね。
やっぱりこういろんな人がそれぞれの力を発揮していくってことをしないと、
番組は先誤する一方だと思うんですよ。バリエーションもね増えませんしね。
やっぱりこういろんな人がそれぞれの力を発揮していくってことをしないと、
番組は先誤する一方だと思うんですよ。バリエーションもね増えませんしね。
私はもう全然その若手が提案してくるものはもう拒まないというか、
一切注文をつけずどんどんやってもらっているっていう感じですね。
何かあーしろこうしろとかって言うこともできますけれども、それは何て言うんでしょう。
めんどくさいというよりは、いったところで本当に自分の作り方に関しては、
自分の作り方に関しては本当に自分の作り方に関しては、
めんどくさいというよりは、いったところで本当にそれが合っているのかが
担保できないなと思いましてね。
それはポッドキャストをやっていると本当によく思いますね。
記事だとやっぱりベテランが言うことって重みがあるし重視になっちゃうんですよね。
それは経験値とか違いますからね。
ただもうポッドキャストに関して言うと私もせいぜい3年とか4年とかそんな話なので、
そんなに大して変わらないし、偉そうなこと言えた立場でもありませんしね。
リスナーさんの層は調査の結果によると若いということもわかってますから、
より若い人のほうが共感されやすいというのも当然あると思いますので、
そこは謙虚にというか、謙虚でもないんですよ。
ただ事実に即しているだけですね。
若い人には若い人の感性で番組を作ってもらったほうがよかろうということですね。
もうすっかり過不調整ではなくなったと思いますよ。
私が何も発言しなくても会議とかどんどん進んでいきますし、
番組もどんどん出てきますし、非常に頼もしいですね。
その上でそういうたくさんの番組や部員の意欲をどういうふうに一つの方向性にまとめていくかというのは、
多分私の仕事だと思いますけれども。
数字が横ばいだというふうに言いましたけれども、実はあんまり私は気にしてなくてですね。
ビジネス部門の人には怒られちゃうかもしれないけど、
あと編集幹部にはなんだよってKPI発生しろよとか言われるかもしれませんけど、
まあね、いいんじゃないですか、いいんじゃない。
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だって下がってるわけじゃないしね。
それよりはもうのびのびと番組を作れるそういう環境を維持する。
こんなもんね、誰かがダメだとか言ったらすぐなくなっちゃいますから、
それをいかに守っていくか、みんなが話しやすい環境を維持するかというところを考えたいなと思っていますし、
力を入れているというのは実際そういうふうに思っています。