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いやほんとね、一橋っていい大学なんですけどね。
国立とか小平みたいなところにあるでしょ。
なんかね、早稲田も通ってたんで、早稲田でもその新人勧誘、新入生勧誘はやっぱり私も手伝ったんですよね。
ちなみにだからその早稲田のカルテサークルって当然、他にもね、同学年に二人いて、一個上には一人か。
その上が3人いたな、みたいな感じ。
まあまあこじんまりとしたサークルではあったんですけれども、全部で6、7人っていう感じでしたね。
で、そこでしかしですね、やっぱり新入生勧誘するってなると、人手が必要じゃないですか。
私も行くんですけど、まあ全然その一橋とは雰囲気が違う。
まあでかい大学はね、ほんと勢いがありますよね。まず人がめちゃくちゃ多い。
もちろん一橋でもですね、そういう合格発表の時とか入学式とかのあたりっていうのは人は多いんですけど、日じゃないですね。
えーそうですね、渋谷のスクランブル交差点と野沢銀座ぐらいの違い。
野沢銀座を誰がわかるのか、世田谷の友人の近くにあるんですけど。
まあまあ一般的なね、だからもう西武新宿線の小平駅の前とか、ルネ小平がありますけどね。
小平駅の前はあんまり人いないもんな。もうちょいいますね、一橋はね。
国分寺駅ぐらい。渋谷と国分寺ぐらいの違いがあるんですけど、やっぱりね、わしらすごく華やかでね、あと驚くのがですね、
多大学のインカレサークルっていうのが多くて、とりあえず女子大学みたいなところだと学内じゃなくて、和世田と合同でサークルを組むみたいなのがいっぱいあって、
だからすごいたくさんね、多大学の人がいるんですよ。
だからもう和世田の学生さん以上にいっぱい人が集まってると。
だからこそね、私もみんなと一緒にやらないとですね、誰も入ってくれない。
だから和世田ってサークルの紹介の冊子もすごい分厚いのがあって、和世田工事記とか言いましたっけ。
そういうのを見て、あれがいいかなこれがいいかなってためつつがめつできるっていうのは正直羨ましかったですもんね。
一橋はなんか本当に選択肢が少なかったですもんね。
で、一橋はね、津田塾大学が小平でしたよね。
あとはもうほぼほぼないんだよな。国立四大とかありましたけど、なんか四大の人との関わりとかあるんですか。
私はゼロですよ。津田塾もゼロだけど。
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なんかね、一部の一橋の学生っていうのは津田塾との交友があるんですよね。
津田塾は女子大学なんで、今五千円札ですよ津田梅子さんね。
津田塾と一橋との混成サークルみたいなのがあって、合唱そうじゃないですか。
コールメルクールとヨマニテってあったよな。ヨマニテが組んでたのがコールメルクールは男性だけだったかな。
なんかそういうのはあるんですよね。
私は大学生活で6年間一切つないだことは何の縁もなかったですけど、行ったこともないですね。
女子大って用もないのに入るところじゃないでしょ。
そういう周囲の大学とのつながりみたいなのもあんまないんですよね。
だから本当に個人、埋葬した感じでいろんなものが過ぎてくるんですけど。
その如意団ですよ。如意団は一個上に3人の先輩いて、野上さん。この人が幹事。幹事って別に部長みたいなことですね。
菱山さん、片松さんという3人いましたよね。その上は中村さんと高浦さんとかあったかな。
私の学園にいたのが和田くんと利光くん。
一学年3人ぐらいずついるんですけれども、そんな感じ。
早稲田の空手サークルと規模感的には似てますね。
普段如意団道場っていう道場があって、これがひとつ橋大学において最古のサークルの一つなんですよ。
どっちが先だったか正確にはわかんないんですけれども、最も古い体育会の部活は棒とぶなんですね。
探偵部っていうふうな名前だったのかな、同時にね。
探偵って言ったらディレッタントの探偵じゃないですよ。端っこの手は船編のやつですね。
それと同じ時からのが如意団なんですよ。
如意団のがちょっと後なんじゃないかな。棒とぶの人も如意団に来てたりとかってのがあったみたいですからね。
要は肉体的な修養は棒とぶ、精神の修養は如意団みたいな。
割かしの体育会風の、ほらだから、板から木取りの私にとってはちょっと惹かれるものがあったわけですよね。
入ったんですけど、何するかって座禅を組むんですよ。
如意団道場っていうのがあるのも多分そういった歴史があるからあるんだろうと思いますし、
後々わかりましたけど、やっぱりOBがしっかりしてるんで、すごく如意団の活動に対して協力的な人もたくさんいるんですけど。
何をするかっていうと、座禅。
例えば、これ決まってないんですけど、2、30分で一セットっていうと座禅には合わないですね。
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なんて言ったっけな、一組とか言うのかな、ちょっとごめんなさい、わかんないですけどね。
それをね、3回ぐらいやるっていう。
部屋、障子とか閉めて暗くして、座禅組んで、ひたすらその座禅をする。
ただそれだけですよ。
だから2、30分を3セットやるから、1時間半ぐらいあれば終わっちゃうんですけれども、
直筆って言って、その日のリーダーみたいな人がいて、だいたい漢字がやるから、
ノルヴェさんがやってましたけど、反如心経を唱えて、その後はもう黙ってひたすら座禅組んでると。
その間、1回もしくは2回ぐらい、普通1回だと思いますけど、直筆っていうのは立って皆さんの前を歩くんですね。
その時に精神を集中したいと、どうも気が反れているという人は、自ら歩いてくる直筆に向かって合唱をするんですね。
合唱するって歌うわけじゃないんですよ。手を合わせるんですよ。
そうすると直筆もそちらに向き直って、頭を下げて、そこで軽策を打つ、背中をぶったたくやつですね、棒でね。
棒のことを軽策って言うんですけど、よく誤解されてるんですけれども、私も入るまで知りませんけど、座禅って、
ドリフトのコントとかだと、居眠りしているやつが容赦なく叩かれるっていう、押し置きみたいな感じじゃないですか。
そうじゃないんですよね。あれって自主性に任されていて、自分で打ってくれって言うまでは打たれないんですよ、基本的にはね。
それはリファによってちょっとずつ違うみたいですけど、というものであって、それで一回回って、また真摯黙行。黙行って言うと変だな。
これね、打禅って、まず最初にやらなきゃいけないのは何も考えないっていうことなんですよ。
頭の中から雑念を振り払うっていうところがもう最初なんですよね。
これができないんだな。だいたい夕方に座禅組んでたんで、授業が終わってから。
そうすると豆腐屋さんのね、パープーみたいな音が流れるんでしょ。気が散りますよね。
それとか、飯の話ばっかりですけれども、晩飯何を食おうかなみたいなこととか。
その座禅のサークルも、組み終わったらやっぱりみんなで飲みに行ったり、飯食いに行ったりするっていうのが基本だったんで。
しかも大学1年生の間は大学2年生の先輩が必ずおごってくれるっていうのがもうしきたりになってたんで。
先輩もね、いやいやこれは俺が1年生の時にはやっぱり先輩にやってもらったことだからって言ってやってくれると。
私もやりましたけど。そういう文化があるもんですから。
そうするとほら1年生もね、座禅のサークルに顔を出すじゃないですか。逆に言うと引力ってそれぐらいしかないですからね。
女子もいなければですね、なんとなくスポーツとして楽しいわけでもないし、歌舞音楽があるわけでもないですからね。
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ひたすら黙々と座禅を組むことが良しとされるっていうことですからね。
で、そういうサークルにしかし私は居場所を見つけしょっちゅう行ってましたね。
なんてこともないんですよ。だからその時に居合わせた人。
だから毎日毎日必ずみんな来るわけじゃないんで、来た人とちょっと話をしてね、雑談なんかをして、じゃあ組むかなって組んで、酒を飲んだり飯を食ったりするんですよね。
あの時間ね、大学生ならではですよね。
ひとつ話はいい大学なんですけれども、刺激は少なくて、キャンパスが国立と小平っていうところもそうなんですけれども、基本的に住宅地なわけですよ。
わせらなんかだと本当にすぐに高田の場場だったり新宿だったりっていう繁華街があるじゃないですか。
そういうんじゃないんですよね。立教とかほんと池袋にありますもんね。そういうんじゃないんだよな。
だからこそのなんかのんびりした座禅サークルだったのかもしれませんけどね。