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もう一つ、2024年というか、最近の変化として感じているのが、前回マダラって言葉を使いましたけど、グラデーションって言った方がいいですね。綺麗な言葉ですよね。
階層、階調、色調。だから、そうやって、明暗で、白から黒まで、いろんなグラデーションの中に我々はいるし、自分の中にもグラデーションがあるってことだと思いますが、
何年も前から、結構LGBTQの問題って言われるじゃないですか。最近、少なくとも理解は本当に進んでいると思いますし、自民党が法案を通したわけですからね。
それに反対する人が、本当に一部の極右的な人たちが反旗を翻したりという動きもありましたけど、
自民党もLGBTに、ちゃんと認識を示すっていう、そういう時代ですよ。
政治人ってのがまずありますし、だから今回、私がちょっと話したいのは、性志向ですよね。
男性が好きか女性が好きかということで、あるいは両方が好き、両方とも好きでないとかね、いろいろあるみたいですけれども、
両方とも、だからいろいろあるわけじゃないですか。これね、男性か女性かみたいなデジタルな分け方って意味あるんですかね。
多分ないんですよ。だって、例えば私は男なんで、女性を相手の場合にしますけれども、私にも私みたいなものにも、好きなタイプの女性とか、そうでない女性とかはあるわけですよね。
これね、見事に人によっては全然違うんですよ。本当に。体型とかだって、ふこやかな人がいい、痩せてる人がいい、普通がいいが一番多分多い。
多いっていうか多いのかな。よくわかんないですけど、顔つきとかにしてもね。
それこそ、古来、たでくう虫も好き好きっていう通りで、めちゃくちゃグラデーションありますよね。
それが、性趣向っていう言葉だと、結構男が好きか女が好きか、あるいはそうでないかってどっちかにすごい分けられちゃうでしょ。
いやいやいや、そんなことないですよね。男性が好きな人の中にもいろんなタイプがあると。
女性もまたしっかりとね。いうことに過ぎないと思うし。
だからその中には、我々が近畿としているようなグラデーションもあるっていうことも認めないといけない。
2023年の事件の中の一つにね、大手学習塾で性的な盗撮をしてた塾講師がいるっていう問題もありましたけど。
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端的に言うとあれはロリコンですよね。ロリコンショタコン。ちっちゃい女の子、男の子が好き。
私もね、子供いますし本当に勘弁してくれよと思いますが、いるものはしょうがないっていうのもあるじゃないですか。
グラデーションですよね。そういう性思考というか、何が自分にとって性的な対象となるのかっていうのは、もっと多分ね、広がりを持って認識されるんじゃないかなというふうに思いますね。
言語化が難しいだけでね。
まあ実際難しいですよね。私だって目の前にいる女性がじゃあね、背が高いか低いかでそんな判別してるかって多分ね、そんなどうだっていいんですよね。
何を持って性思考とするのかみたいなところっていうのは、そんな外見とかで単純に決められるものじゃありませんし、逆に言うと別にどんな人でもいいっていうところも少なからずあると思うんですよね。
なので、そこはあんまり突き詰めるべきなのかっていう問題はあると思うんですよ。
いろんな人の思考の形があるっていうのを認めるほうが良くて、やっぱりLGBTQとかどんどんカテゴリがその細分化していくところがあって、
細分化したことによって同じ、私もこういう性思考だっていう仲間を見つけられる。これまで自分のことを悼んだと感じてきたから、そういう同じ人がいるんだっていうところにすごく喜び、あるいは自分も生きていていいんだっていうようなね、そういうものを得るっていう。
すごく大事なことだと思うんで、全く否定するつもりはありませんが、あまり突き詰めすぎると、いわゆるペンシルハウスってやつで、ちっちゃいちっちゃい家ばっかりがたくさん並んでしまって、それぞれに交流がないっていうことになっちゃうと、社会としてあんまり良くないだろうなと。
やっぱりそこはね、みんなそれぞれに人とは違う思考を抱えているんだっていうところを大枠として認めていくっていう、そういう方向になるんじゃないかなと思いますけどどうでしょう。
だって私、例えば犬猫の可愛さ、とりわけ猫の可愛さとか全然意味わかんないんですよね。あれは可愛いんですか?って言うと猫ちゃん派の皆さんには本当にお前は人間かっていうふうに見られるんですよね。今までも見られてきましたもんね。
だからでもね、それも結局広い意味で言うと思考じゃないですか。性思考とは違うけど、でもそれは性思考っていう言葉が先にあるからそれが人間と同質にならないだけで、でも本当にペットが家族同様というか本当に家族だという人はいっぱいいるじゃないですか。
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私の近いところでもね、私の母なんかも飼い犬が亡くなった時にはワンワン鳴いて悲しくて悲しくてしょうがなかったって言ってましたからね。それが人間と思うんですよ。
だとすればやっぱりそういうグラデーションというのがまさに生物じゃないものも含めてね、アニメのキャラクターとか2.5次元みたいなのも含めてやっぱり人間の思考にはあるっていうそのグラデーションがもっと性別みたいな二分法を超えて認知されていくというのも一つ契機になるんじゃないかなと思ってるんですよね。
そういう意味で言うと例えば、ここで切っても切り離せないと思うのは性欲の話で、男性の性欲と女性の性欲というのは多分違うんですよね。
ごめんなさい、あんまりそこらへんは私ちゃんと本を読んだりしてないんですけれども、ウェブに転がってる文章とかを読んでるとそうなんだなと。
いろいろな例えば性科外の問題っていうのも、おおむね男性が起こしてるんですよね。男性が男性に対して起こすケースっていうのもありますけども、もちろん大半は男性が女性に対して起こすケース。
女性が男性に起こすケースもあります。母親が息子に対して性科外を加えたという実例も存在しますが、割合としてはやっぱり少ないというところがある。
なんでそんなことになってるのかっていうところを遡って考えると、これは多分よく知られた話だと思うんですけど、人間って発情期がないんですよね。
多くの動物が発情期っていうのがあって、犬とかもそうですけど、季節時期とかによって、あるいは月の満ち引きとかによって、
ともかくそういうことによって発情期っていうのがあって、その時期に性欲が高まって妊娠をしやすくなるっていうのがあるんですよね。
それを人為的に引き出したりということも、例えば畜産の現場で行われているわけですよ。だから年中我々は牛乳が飲めるわけですね。
牛のおっぱいですからね。だけど人間にはそれがないわけですよ。それっぽいのは思春期ですけれども、
ただあれにしても、いわゆる発情期、盛りがついたっていうのとはちょっと違いそうですよね。
みんながみんな17歳になったら腰を振るってわけでもないでしょ。
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そうやって考えると、そもそも人間が性欲を持つのはどうしてなのかと。
間違いなくそれはやっぱり子供、子孫を残すっていうことで、本能に刷り込まれている、プログラミングされているわけですよね。
子孫を残さないと生物として耐えちゃうんで、人間という種が。
種を保存していくためにプログラミングされているっていうのがおそらく性欲。
だから何らかの環境が整った場合にはきちんと子孫を残すように、なるべくしかもたくさんプログラミングがされていて、
おそらく男性の方にそういう性欲っていうのが強くというか、もともと男性が暴力性が高いというか、
暴力性が高いというのはこの場合筋肉質だとか力が強いっていうそれぐらいの意味ですけど、
そんなこともあってか、やっぱりそういうより強く性欲がプログラミングされているのかもしれませんね。
ただだから、それこそ2023年に問題になったジャニーズ成果買い問題とかまさにそうですけれども、
その性欲っていうのがすごくいろんな被害を呼んでるんですよね。
思いますもんね、何だってそんなにみんな成果買いをしたがるのかと。
性欲を発散させたいっていうことでしょ、それはね。
すごく高なり名とげた地位のあるお金を持っている人でも性欲から逃れられず、性欲によって人生を不意にすることもあるっていうこの性欲という存在ね。
コントロールされていくんじゃないかなというふうに思いますけどね。
ちょっと続きはまた次回やりましょう。