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2022-05-06 07:19

#68 孤独は旅にもあるし街にもある

亀っちの昔話編

■出演
亀山 敬司(DMM.com 会長)
長谷川 文二郎(42 Tokyo事務局長)

00:05
はい、DMM.comの亀山です。
42の文次郎です。よろしくお願いします。
昨日はボリビアの話をしましたが、
ボリビアに行った時に、たまたま知っている人に会ったら、
ウィンエンコっていうのがいいよって言われてさ、知っている?
有名なテレビとかでもやる、一面塩の湖ですよね。
塩の水たまりと思った方がいいね。足首ぐらいまでしか水ないから。
あ、そうなの。
だから薄く塩の上に水が張ってて、足首ぐらいの量がずっと広がっているから、鏡みたいになるんだよね。
あれ綺麗ですよね。行ってみたいな。
それも別に目標にあったわけじゃなくて、
途中で会った人が、あそこは行ったほうがいいよって言われてさ、ちょっと困ったんだけど、
オロルっていう街に着くんだよね。そこからジープか何かで行くのかな、確か。
そこはとにかく行った時は真っ暗な街だったから、とにかく暗いのよ。
観光地っぽくなくて、ホテルとかも探すのがひと苦労。
そん時はシャワーもなくて、水シャワーかな。電気もいまいち壊れてつかなくってさ、
ロングスティックみたいな。
ダメダメじゃないですか。
踊れながらそこにいたんだけど。
そこで結構、その頃まで1ヶ月が経ったから、結構寂しくなってきたね。
だから一人旅なんて、はっきり言って本当に楽しいもんじゃないんだよ。とにかく寂しいのよ。
孤独との戦いみたいな。
そうだね。その頃だと、まだその時俺携帯ガラケーだったかな、持ってたぐらいなのかな。
でも、世界携帯だからドコモの携帯は90%以上海外で使えますみたいな。
そのウインエンコのあたりまで行くと流石につながんないみたいで、それも切れちゃうわけよね。
完全に遮断されてるわけだ。
暗い、寒いっていう中で言うと、流石に寂しさピークみたいな。
なんか可愛らしいですね。
だから、孤独を求めてるとか言いながらも、やっぱり実際の問題。
人に囲まれてるじゃない、友達とか家族とか社員とかいると、離れたらありがたみを感じるよね、一人になるとね。
やっぱりその時に思い出す、顔が浮かんでくるみたいなのあるんですかね。
あの人どうしてるかなーみたいな。
声聞きたいなーみたいな、そんなの出てくるよね。
でも、都会にいても意外とそういった関係者がない時の方がむしろ孤独というか、なんだろうね。
孤独は山になく、むしろマシンやるみたいなこと言ってた人がいるけどさ。
むしろその都会の中で人のゴミの中で何の設定も持てないという方の方が孤独っていうものなんかもしれないけどね。
なるほどな。
人が周りにいながらも孤独感じるのってあるじゃない。
03:03
むしろその今外に行って、友達とか家族がいたとしても一人になる時っていうのは寂しいとこはあるんだけど、
でも孤独を受け止めてるとこがあるわけよ。
結局どう?むしろ友達とかってみんなで分かり合いたりするもん。
まあね、僕も前なら分かり合いますとか言えてたのかもあれだけれども。
やっぱり分かり合えないところも含めて折り合いをつけるってことなんじゃないですかね。
だから結局のことは100%分かり合うんじゃなくて、これは家族だろうが友人だろうがどんな長い付き合いでもさ。
だから結局やっぱり一人で生きて一人で死んでいくっていうのは基本的にそうだと思うんだよね。
でもその上で100%自分を分かってくれないって覚悟を決めた方が、なんで俺のこと分かってくれないんだとか、なんで俺を愛してくれないんだとかっていうよりも、
それが普通だって俺も相手のこと分かってないしみたいな感じで、そこの自分の孤独というのを受け止めた上で誰かを愛するとかってした方がむしろ人との関係がうまくいくような気がするんだよね。
だからその中でいろんな旅先で一人にずっといるときに孤独を引き受けようって覚悟を決めた後の方が、誰かに寄りかかったりとか、何も分からないんだとかっていう苛立ちもなくなったり、
結局自分のことを人が分からなくても当然だし、自分のこと分からないのは当然だと思った上で、でもそれでも人と関わって生きていこうみたいな感じになってからの方が周りの人たちが増えたような気がするね。
関係が良くなってきたような気がするね。
お互い寄りかかり寄りかかりしすぎたら、お互いに相手に寄りかかりすぎてダメになるパターンもあるけど、てな感じのことを孤独の中で思ったかな、俺は。
なかなか絶対的な孤独っていう空間ってなかなか作れないし、だからこそ気づけたところなんですかね。分かり合えないっていうところを諦めるというかね、だからこそ相手にそこの理解を任せられたりもするだろうし。
そういうふうにはそこは受け止めて諦めて始めた方がむしろいいっていうと、なんて白状な人とかって言われることもあるんだけど。
そうですね、だからすごい端的にまとめれば人は人っていうやつですもんね。自分とあなたは違いますよ。そんな100%分かることはないよっていうことですからね。
確かに人は分かり合えない。
でもそう覚悟を決めたらすごく人との関係性は良くなると思うんだよね、逆に。
だからこそ理解しようとかね。すごいな、なんか獲得してますね。それを後日談として、孤独の時は結構それはそれでしんどかったんですよ。
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その時はただひたすら、はぁ寂しいよってシュクシュクしてたね。
だからそんな思いも後々役に立つことはあるよというのが今回の締めでございますからね。
僕ちょっとお辺路大好きな、四国のお辺路行ってきたので布教活動してるんですけど、ちょっとボリビアはハードル高いなと思った人はお辺路に行くことをお勧めしますね。
お辺路も同じように日本の中で県外をいっぱい味わえるので、山に入って2日間出てこれないとか、山で野宿しなきゃいけないみたいな。
プチ孤独みたいなのはやってみるとちょっと体感できるかもしれないですね。
確かに。じゃあ次回ちょっとお辺路とゼンゼランの話でもしようかな。
じゃあ次回は空海編ということで。
次回は空海編です。
ありがとうございます。
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