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こんにちは、ジュリーです。 ゴールデンウィークになって、ぐっと気温が高くなってきてまして、微妙に湿度が高い気がします。
外に出てですね、ちょっと歩くと汗ばむみたいな感じですよね。 夏が近づくとというか、夏になってくるとですね、無償に食べたくなる料理があります。
それは、トマトと牛肉のすき焼きです。 今回は、このトマトと牛肉のすき焼きという料理の話をしたいと思います。
これはですね、私の大好きなドラマ、 京都人のひそかな楽しみというですね、ドラマの中で紹介されていた料理なんですね。
このドラマがですね、ドラマなんですが、中身はですね、ドキュメンタリーのパートとドラマがいいバランスでですね、構成されているんです。
登場人物の中に、文化人類学者、エドワード・ヒースロー先生というですね、大学の教授という設定で出てくるんですけれども、
それをですね、俳優のダン・ジローさんが演じています。 ダンさんは昨年だったかな、お亡くなりになってしまいましたが、彼がですね、ドラマの中でこう言います。
日本には2種類の人間が存在する。日本人と、そして京都人だ。 私にとって京都人ほど興味深い研究対象はいない。
というふうに、このヒースロー先生が言うんですね。 まだその目線で、京都人、京都の人の営みを描いている作品です。
この京都人の密かな楽しみというのはですね、脚本演出を源隆さんが作っている作品なんですね。
この方もたくさんの賞を今までにも受賞されていまして、 つい最近ですと、昨年NHKで放送された
グレースの履歴というですね、ドラマがあるんですけれども、 これで向田邦子賞を受賞されていました。
この京都人の密かな楽しみが好きすぎてですね、 京都人の密かな楽しみ、それがですね、ちょっと古いシリーズなんですけれども、
春夏秋冬だったかな、それぞれですね、DVDでも出てるんですけれども、
それが時羽孝子さんが死にせい和菓子屋のおかみの役で出ていまして、 これにエドワードヒースロー先生も出てくるんですけれども、
それが一つのシリーズがありまして、これも大好きなんですけれども、 最近、去年一昨年かな、一昨年終わってしまったんですが、
京都人の密かな楽しみ、ブルー修行中だったと思うんですが、 そういうタイトルで、もっとですね、若い、
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例えばパン屋さんの修行をしたりとか、 日本の料理を修行したりとか、そういった若者、修行中の若者を主人公にしたシリーズっていうのが、
これがもう一つあって、両方とも大好きでですね、 もうねっとりじっくり見ているんですね。
そのドラマが大好きすぎちゃって、それに影響されてですね、 私たちは京都に暮らしたいと、京都に住みたいという気持ちがですね、
盛り上がってしまい、京都と東京で二拠点ライフを始めたんです。 この水本隆さんの作る作品ってですね、
とても風景と音楽と、あとシナリオ、 あとそこに出てくる登場人物のその内面の動き、
この細やかさみたいなのがですね、とっても素敵なんですね、どの登場人物も。 なので、ぜひですね、まだ見たことがない方は、
京都人の密かな楽しみでもいいですし、 さっき申し上げたグレースの履歴も見てみてほしいんですけれども、
このですね、京都人の密かな楽しみの、 ドキュメンタリーとドラマというパートがあるというふうに言ったんですが、
不思議なコーナーがありまして、これがクッキングコーナーというのが唐突に始まるんですね。
料理研究家の大原千鶴さんが登場してきます。 この大原千鶴さんは、このドラマ全体の出てくる料理、
結構ですね料理が出てくるんです。その料理の監修もされていて、 そのクッキングコーナーにも登場してきます。
そのクッキングコーナーはですね、その大原千鶴さんが、 京都弁をサバサバした性格の方のようで、
京都弁で喋りながらですね、そのアナウンサーの方との掛け合いで、 料理を手際よくですね進めていくんで、
そのパートだけでもですね、見る価値があるぐらい面白いんですけれども、
そこで取り上げられていたのが、トマトと牛肉のすき焼きです。
作り方はですね、かなりシンプルだと思います。 材料もとてもシンプルです。
材料はトマトとマンガンジトウガラシ。 このマンガンジトウガラシがですね、私この料理に出会った以降、
野菜売り場に行くと必ずどこでもいつでもマンガンジトウガラシあるかなって、 探してしまうほど気になる野菜の一つになってしまったんですが、
これですね、なかなか実際は手に入りません。 なのでピーマンで代用しています。
あと牛肉、薄切りの牛肉、すき焼き用とかですね、 あとは牛脂、割り下、山椒の実です。
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ポイントは山椒です。 作り方はですね、そんなに難しいことはないのですが、
ポイントとしたらですね、入れていく順番が唯一ポイントかなと思っていまして、 あとはそんなに難しいことはありません。
まずトマトは湯剥きして半分もしくは4分の1に切ります。 マンガンジトウガラシは半分に切って種を取って2センチくらいの斜め切り。
ピーマンの場合はピーマンも同じく種を取って2センチくらいの大きさに、 長さというんですかね、切っておくと。
野菜はこの2種類なので、もう早速鍋を温めて牛脂を入れて、 牛脂を全体になじませていきます。
そこに牛肉をお鍋に広げてですね、全体的に広げて、 火が通りやすいように広げます。
牛肉を広げたらここに割下の半分を加えます。 割下はですね、これですね、この料理が好きすぎちゃって、結構作る、
頻繁に作るので、家で割下は作るようにしています。 自家製割下なんですけれども、これもですね、
家で作れたらもうそんなに簡単なもんなんだというぐらいで、 家で作っている割下の分量は、醤油、水、みりん、これが100ccずつですね、
1対1対1で、そこに砂糖30g、これで出来上がりと。 もう一回言うと、みりん、醤油、砂糖、ごめんなさい、みりん、醤油、水、
これが100ccずつで、砂糖30g、この割合で割下は作って、 いつもですね、作っています。
広げた牛肉が色が変わったら端っこ、鍋の端に寄せて、 そして万願寺唐辛子もしくはピーマンを入れます。
そこに残りの割下をドッと加えて、柔らかくなるまで煮ます。 万願寺唐辛子もしくはピーマンが煮立ったら、次にトマトです。
トマトの全体的にですね、表面が柔らかくなるまで煮る。 全体的にですね、その割下が絡んで、その牛肉のですね、油が結構出ているので、
その油分と割下がうまい感じで、そのトマトの表面に絡んで、 少し柔らかくなるまで煮ます。
そして最後にですね、山椒の実を加えて、で火を止めます。 出来上がり。
この山椒のですね、スパイシーな風味がもう何とも言えないんですよね。 私たちはですね、山椒は割と好きなので、結構たくさん入れちゃうんですが、これ好みがありますよね。
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お子さんがいたりするとやっぱりちょっときついので、 その分量だったりとかは調整していただきたいんですけれども、
本当はですね、その山椒の実、生が良いらしいんです。 生が良いらしいんですけども、なかなかそれもですね、手に入れるのが微妙にちょっと、いつでも手に入るって感じじゃないので、
私はですね、いつも乾燥の山椒の粒、ホール状態のものですね。 砕かれてない状態の、その乾燥した山椒の粒、ホールのものを常備していて、
それをですね、うちの場合はですね、もう1回に売ってる袋、何グラムなのかな?これ4グラム。
これをですね、もうどぼって入れちゃいます。 かなり山椒って感じの味になっちゃうんですけれども、
このですね、割下の濃い味と、牛肉の油、油分と甘みですね。 その砂糖の甘み、そしてこの野菜、トマトとピーマンがクタッとなった感じ。
トマトと万巻唐辛子がクタッとなった感じがですね、めちゃめちゃ美味しいんですよね。
ワインに合うかなっていう感じですよね。 これ食べ終わった後は、翌日でもいいんですけども、例えば茹でたそうめんとか、うどんを投入していただくと、
これもですね、なんか意外とさっぱりした味わいで美味しいんですよね。 今回は夏のすき焼きについて話してみました。
ちょっとですね、ジャーナリストのボイシーパーソナリティの佐々木敏直さんのですね、料理のお話をオマージュしてみました。
聞いていただきありがとうございます。 ジョリーでした。ではまた。