2025-02-14 06:09

チョコの思い出

ハッピーバレンタイン❤️🍫
#バレンタイン
#私をスキーに連れてって
#ワンレン
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00:07
こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。
今日は、2月の14日、バレンタインデーですね。
ハッピーバレンタインということで、
私が、昔ブログをやっていたんです。
ちょうど20年前の今日、書いた記事をですね、
今日は、読んでみたいと思います。
チョコの思い出ストーリーです。どうぞ。
タイトル、あのことを書いてしまいましょう。
チョコの思い出
大学1年生の冬、当時とにかく私はスキーがしたかった。
一応、カナダ地コミ。
夏の終わりには、早々にスキーウエア。
上はゴールド、パンツはシルバー、小物はショッキングピンク。
超キュートと自画自賛。
今思うと恥ずかしい。
を、慎重していました。
そして冬になり、一緒にスキーに行く友達はいなかった。
とりあえず、席を置いているだけの、
王女隊、テニスサークルの、
毎年冬の定例行事、スキー合宿の案内が来た。
練習にも飲み会にもほとんど参加していなかった私だけれど、
このスキー合宿は即参加申し込みをした。
確か出発前日だったと思う。
同級生から電話が来た。
一女、括弧中、一女と読む、一年女子という意味。
からの出し物をするから、
一人一個以上バレンタインチョコを持ってくるように。
純粋にスキーだけを楽しみたかった私。
サークル仲間との交流は極力避けたい。
鬱陶しい。と思っていた私。
電話を切った後、
そんなこと勝手に決めないでよね。
ってなもんで、なんだか無性にイライラしていた。
時間もないし、とりあえず近所のスーパーに出かけ、
安くて大きさは普通程度のチョコを一個だけ買った。
確か200円ぐらいだったと思う。
しけたスーパーなので、おしゃれなチョコを売っているはずもなく、
真っ赤でつるつるの赤い包装紙にピンクのリボンが付いていた。
見るからに安っぽい。
そして合宿。
合宿に行って驚いたのは、
みんなかなり気合が入っていたこと。
ラブリーにラッピングされたチョコをたくさん買い込んできている。
これはかなりお金がかかっているはず。
そういう気持ちになれることが羨ましく、
羨ましくなかった。全然。
03:00
うざいなあ。うざい。
引きまくりに引いていきました。私。
ついていけない。
コンパでの一序からの出し物とは、
その女子は誰だクイズ。
男子が紙を引いて、その紙に書いてあるクイズで誰のことかを当てる。
例えば、Xジャパンの追っかけをやっているのは誰?とか、
パン屋でバイトしているのは誰?とかそんな感じ。
見事当たった人はその女子からチョコがもらえて、
その女子と記念ツーショット写真撮影ができるという企画。
しかも、ポッキーを端と端を口で挟んで歯で挟んで、
そんなツーショットを写真撮影するという企画。
なんだか甘い。甘ったるい。やっぱりついていけない。
で、最終日の夜、大コンパ。
体育館並みのホールに集合したメンバー全員。
学生の飲み会だからもうみんな無茶飲み。
半端じゃなく人数の多いサークルだったので、
クイズだけで延々2時間くらいはかかってしまっていた。
女子の方は、どの男子が自分のクイズを引くのかしら?ワクワク。
ちゃんと私だって当ててくれるかしら?ドキドキ。みたいな感じ。
何度も言う。ついていけない。
私はと言えば、
はあ、どうでもいいけど、私の持ってきたこのチョコは、
何十個のチョコの中でも最もみじめな部類だわ。
恥ずかしくて出せやしない。
と、そのことばっかりが気になって気になって。
見えっぱり。
ずいぶんと後の方だったと思う。
どうでもいいけど、ものすごく酔っ払った先輩男子。
クイズは、
最近イメチェンした人は誰?
というクイズだった。
サークル活動参加率0%にかりきりなく近い私の名前はわからなかったのか。
はたまたその先輩は路列が回らなかったのか。
お前だお前!
と、ぶっきら棒に私を指さす。
かっこ補足。
スキー合宿の直前に、
超ロングヘアのワンレンってやつね。
からショートにしていた私でした。
冷水状態のその人は、
チョコの見てくれなんてどうでもよかったようです。
ちょっとほっとしました。
そのイメチェンした女子クイズを引いた人、
私の夫です。
あんなにスキーを存分に楽しんだあの冬、
あれから何年たったのだろう。
06:00
遠い目。
06:09

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