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こんにちは、ジュリーです。スナックリアスでおしゃべりしよ。東京でゲストハウスのオーナーをしたり、スナックのママをしています。ジュリーです。
さて今日は、私が某メガバンクのある会社の人事部に転職した時の、そのですね職場のお話というのを語ってみたいと思います。
その人事部はですね、総勢で100人ぐらいいた部署でした。
人事部長がいらっしゃって、その配下に100人ぐらいいたんですけども、そのうちの30人から40人弱が、いわゆる機関職と言って、
業務のですね、メインのことをする転勤があって、かつその移動転勤によってキャリアを構築していく、
いわゆる普通の会社というところの総合職の人たちです。この人たちは自分のキャリアアップ、つまり出世、これが一番大事で、そのためには何でもするというような感じ。
かつそのために、絶対に自分の弱みは他人に握られないというですね、脇をしっかり締めた人たちの集団です。
その機関職以外にですね、特定職というですね、その機関職の人たちをサポートする業務、業務が特定しているから補佐業務ですね。
いわゆる一般の会社でいうところの一般職という女性人がいます。機関職は100%男性、特定職は100%女性という構成比率だったと思います。
そこに転職組というのがたった3人だけいたんですけれども、そのうちの1人は私です。私はですね、もともと新卒の会社から、
ずっとですね、はじめは営業の舞台にいたんですけれども、途中で人事の仕事にスペシャリストとして仕事をするようになり、
30代の半ばでこのメガバンクの人事部の方に機会をもらいまして転職していきます。
そこで私が外から知っていた会社というのと、その内情というのはかなりギャップがあって、その驚きの連続だったので、
新人検証の話だったりとか採用担当の話だったりとか、そんな感じで今までも配信してきましたので、よろしければぜひ聞いていただきたいんですが。
後から知ったのですが、その特定職の女性陣のグループの中にはリーダー、いわゆるオツボネさんがいたわけですよね。
彼女が、私がですね、転職して入る前に、私が入社してくると同じチームに人事部に入ってくると聞いて、
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私自身初めての転職だったんですけれども、彼女たちにとって自分たちと同世代の女性で、いわゆる仕事は機関職扱い、特定職じゃない、機関職扱いの人が転職してくるということが初めてだったので、
彼女はプチパニックしてしまったらしいんですよね。これ全部後から聞いた話なんですけれども。何をパニックしたかというと、行動様式が決まっているんです。
何かと言いますと、その機関職である男性陣たちはグループ、いくつかの小さいグループで動いていて、この小さいグループというのはいわゆる合併前の銀行の縦割りなんですね。
そのメガバンク、某メガバンクというのは3つの銀行が合併して誕生している銀行でして、いわゆるもともと同じ銀行だった縦系列の人たちが小さいグループになって、その単位でランチになると外にご飯を食べに行くわけです。
ランチタイムになると行くぞとか言って、その丸の内界隈のですね、今日は定食屋、今日はとんかつ屋、今日はイタリアンとかですね、月曜日から金曜日、同じようにそのグループ単位でランチを食べに行くという行動様式になっていました。
特定食の女性人たちはみんな買ってくるとか、お弁当でもってくるとか、その人事部の中にある個室の会議室にみんなで集まってランチを食べると。
まったくそのランチの時に何をするのかというのが全然違ったわけですよね。
そのオツボネさんがプチパニックしたのは、え?そういうジュリーさんが定食して入ってくると、もちろんジュリーなんてことは知らないんですけども、私の苗字を言って人事部長に掛け合ったって言うんですよね。
ジュリーさんは一体どっちでご飯を食べるんですか?ランチはどっちで食べるんですか?って詰め寄ったって言うんですよね。
ちょっともうすでに私その話でもちょっと理解不能なんですけれども、つまりジュリーさんが人事部の一員になった後、男性人のグループどっかに入ってランチを食べに行くのか、
それとも私たちの会議室でのランチグループに入ってくるのか、どっちなんだってことを人事部長に詰め寄ったんです。
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はてっていう感じですよね。でもそのオツボネさんにしたら、もうどっちなのっていうことが気になって気になってきっとしょうがなかったんでしょうね。
人事部長はなんて答えたかというと、それはジュリーさん次第だねというふうにしか答えられなかったというふうに後で聞きました。
そりゃそうですよね。別にそれ人事部長が、いやジュリーさんは女性だからあなたたちとランチに入れてやってくれっていう話でもないですし、
ランチに外に食べに行く定食ランチのホッピングチームに入れてやってくれって話じゃなく、私がどこで誰と何を食べるかなんていうのはさすがにランチタイムなんで、
私次第だねって言ったっていうことなんです。すごいですよね。これでわかるようにですね、その特定職の皆さんというのはある意味ですね、その人事部の根底の事務作業を全部になっちゃってるんですよね。
機関職の皆さんというのは、入ってきて2,3年、3,4年すると他の部署、他のまた銀行だったりとか、他の部署に移動していくわけです。またその入れ替えとしてまた別の人が入ってきてっていう。
なのでずっと脈々と続いている事務業務、事務作業は特定職の皆さんが率なくこなしてるんです。ここがポイントで、つまり機関職の皆さんというのは細かい事務のことはもうやらないんですね。
会議だったりとかいろんなことを決めてきたり、それを支持するのは機関職の皆さんなんですけども、特定職の方って言われた通り指示通りコツコツと定例業務を月例の月の業務だったり年の業務だったりとかっていうのを仕切っているわけです。
その特定職の業務をなんとなく全部知っている、そしてそこの社歴が最も長いのがオツボネさんだったんですけども。
なのでどうなんでしょうかね。それがその会社の一つのやり方、仕事の進め方の典型だったので、私は正直入ってもびっくりしちゃったんですけども。
まず何がびっくりしたかというと、そのオツボネキャラの方っていうのは、私には絶対に歯向かわないっていうのがおかしいんですけども、いろいろ直接は言ってこないです。
もちろん私が入った時に一緒にランチ食べますかみたいなことも言われませんでしたし、私はもう成すがまま、初めはその流れに乗ろうと思って、確か男性陣のランチに初めは付き合って行ってたんですけども、
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昼からとんかつ食べたりとかして、急にやっぱりですね正直具合悪くなったりなんかしたのと、あとはタイミング的にですね、確か入社して転職してたのが3月だったので、もう4月のですね新人研修でとにかく忙しくなっちゃったので、
ランチもですね時間、誰かと一緒に食べたりとかっていう時間もないぐらい忙しくなってしまったし、4月は新人研修で研修所に入り乱っていましたので、もう男性陣の転職ホッピングにも入らなかったし、たまーにですね、数ヶ月にいっぺんですね、その特定職のランチチームにも入れてもらったりしたんですよね。
ちょっと興味があって、「今日一緒に食べてもいいですか?」とか言うと、「どうぞどうぞ!」とか言って入れてくれるんですよね、会議室のランチに。これはこれでですね楽しかったです。みんな何の話してるかっていうとね、大体ドラマの話してましたね。
何々ドラマの誰々くんがかっこいいとか、なんかそういう話してました。もうそれも私ちょっとあの面白かったですね。興味深くですね、体験してしまったんですけれども。
その特定職の女性たちはどういうふうにその人事部に入ってくるかというと、それは明確にわかっているんですが、コネでした。コネ採用。
大体ですね年に一人は入社してきましたね、その人事部の方に。なのでそれもですね急に決まるんです。ギリギリに決まって、こういう人が人事部の特定職に入ってきますよという情報が渡されて、その人の業務がアサインされて、
そうすると先輩特定職の人がその人に業務をどんどん教えていくんですよね。コネ採用なので、いわゆるその某メガマンクのクライアントさん、顧客の方のツテからの採用だったと思うんですが、
どの特定職の女性も大変優秀なんです。共通しているのは気が強いんです。とても気が強いし、とてもかわいい美人さんが多かった気がしますね。これハラスメントですかね、セクハラかもしれませんが。
とてもお洒落だったし、趣味がテニスという人が多かったですね。気が強くて、気全としてて定時で帰ると。朝ちゃんと来て定時で帰ると。そんな感じの人たちでしたね。
私もいろんなカルチャーショックがあったんですけども、そういう会社があるんだなということで転職していろんな経験をいたしました。今日はですね、某メガマンクの人事部に転職した時のプチパニックしてしまった薄骨さんのお話をメインにしました。聞いていただきありがとうございます。ぜひフォローの方よろしくお願いします。