バースペースのカラオケ導入
こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。
GH開業H建築編⑥、今回は6回目。
バースペースの設備、そして防音工事の話をしたいと思います。
夫のナオさんが日本酒バーをやると宣言し、実際に私たちの建物にはカウンターのあるバースペースがあります。
そこのバーを作るという話になった時に、だったら私はカラオケを導入したいと言いました。
私の父はカラオケが好きで、私は子供の頃から、私と妹はその父の影響で歌を歌ってきたんです。
実家には、子供の頃からハチトラというカラオケの機械があって、
父がどこからもらってきたのか、買ったのか、業務用のカラオケの機械があって、
子供の時は、ハチトラに入っているのは昔のカラオケなので、演歌ばかりだったんですけど、
それを引っ張ってきて、部屋で音楽をかけて、カラオケをかけて、歌詞本みたいなのがあるんですよね。
歌詞の載った本があって、それを開いて、音楽が流れてくるのに合わせて歌詞を見ながら歌う、こういう形態のカラオケだったんですよね。
なので、歌詞本を置く台もありましたし、ハチトラでよく家で歌ってました。
カラオケは私の人生の中で外せないんですよね。
なので、カラオケ設備を導入したいと言って、名穂さんもいいんじゃないということで入れました。
カラオケを入れると、カラオケの設備は防音工事で数百万円、普通の工事に上乗せになっちゃうんですよね。
やりたいことをやるという建物だったので、建築を進めていく中で、
どこかで諦めなきゃいけないんだったら諦めるけれども、
要望としては全部出して、これが本当に実現できるのか、やろうねということで進めていました。
それで、バースペースの話を建築設計をお願いする会社と話すと、
まだこの会社にお願いするって決めない段階で、8社と打ち合わせをして、
私たちの要望とともに、バースペースは防音施工をしたいと言うと、
どの会社もその点に関して消極的だったんですよね。
消極的だった理由は、防音をどこまでやるか、
そのレベル感は私たち依頼主の要望があるだろうから、
それをまず設定して、防音主体レベルをやってくれる会社、
工事を具体的にやってくれる防音施工会社を探してくるのであれば、
そこと連携をして工事をしますよという話だったんです。
なので、自分たちでまずは探すんだなということがあったので、
私は防音、個人、家みたいな感じでネットで検索をして、
やってくれそうな会社を検索して、問い合わせをして打ち合わせをしていました。
まだ具体的に部屋の大きさ、バースペースにできる部屋がどれくらいの大きさなのかということは、
ほぼ決まっていない状態だったんですけれども、
大体はこれくらいという土地はこれくらいなので、
おそらくバースペースを作るとしたらこれくらいの大きさでという図面を出して、
相談に乗ってもらって防音施工をするんだったら、
防音施工会社の選定
ここまで防音の効果を出すにはこれくらいの規模の工事が必要で、
いくらぐらいですというような感じで提案をもらっていました。
具体的には3社と打ち合わせをして、
実際に会社が持っているショールームだったり、
実際に施工した物件にお邪魔して防音の効果を体感するというのをやりました。
1社は個人のお宅で1階をスナックみたいな感じで、
普通の住宅街だったんですけれども、
スナックみたいな感じでカラオケをやるために防音工事をしているという会社でした。
防音工事をしたというお家でした。
そこに営業の方がアポを取ってくれて、
直さんと私と妹で3人でお邪魔して、
実際に私と妹でガンガン歌を歌うんですよね。
そうすると直さんは歌を歌わずに外に行って
どれくらい防音の効果があるのか確認をしてくれて。
そのお宅のおじさんも歌が好きだからそんなことをやっているわけで、
見学というのを私たちはお金とか払わなかったんですけれども、
歌を歌っていたらそのおじさんも急に上機嫌になってきて、
初めはどうぞ見学していいですよとか言って、
ちょっと渋かったんですけれども、
私と妹があまりにも楽しそうに歌っていたら、
どんどん調子が出てきちゃって一緒に歌ったりしていたんですよね。
あと秋葉原にある大剣というショールームも行ったんです。
これ防音効果の体験をしているときに、
ちょうど前の住んでいた家を売り始めて全然売れなくて、
一般売買に契約を変えて売ってた時期だったんですね。
これは2017年の8月とか9月でしたよね。
まだ売り始めて数ヶ月だったんですけれども、
その時契約していた某JハウジングというCMもやっている会社が
お客さんの意見で連れてきて、若いご夫婦だったんですけれども、
その方々が申し込み入れたいという電話が尚さんにかかってきたんですよね。
私たちは防音体験してテーマパークみたいな感じで楽しくやってたところに、
家が売れるかもしれない、売れるみたいな感じで嬉しい電話をもらっちゃったので、
めちゃくちゃ興奮したというのを覚えていますね。印象に残っています。
ただ、このお家の買い付けの申し込みは、結局は若い夫婦のご両親の反対にあって、
契約というか手続きする前日の夜にキャンセルになってしまったという寂しい結末を迎えます。
もう一つはアコースティックという会社だったんですが、
ここはプロの音作りのエンジニア、ミュージシャンが自分のスタジオを作るときに、
その工事を担うのでちょっと有名な、ある音楽のプロの人たちの間では人気の防音工事を担う会社だったんですね。
このショールームがですね、蔵前にあって、これも尚さんと私と妹で3人平日の夜に行ったんですよね。
そこでですね、その設備で大音量でホテルカリフォルニアを聴かせてくれたんですよね。
カラオケと映像設備
その音もすごく良かったんですけれども、外側に行って防音された外に行ったらその音が全然聞こえなくて、
これはすごいなという体験をして、結局はそのアコースティックさんという会社に防音施工をお願いすることにしました。
今度はカラオケの方なんですよね。カラオケはもうダムって決めてありました。
カラオケはダム、これは第一工廠という会社の作っている機器なんですけれども、
第一工廠の中でも当時最上位機種だったライブダムスタジアムステージっていうですね、それを入れるっていうのはもう私決めてあって、
今はですね、そのカラオケボックスとか行くとダムの機種はAIっていうね、さらに上位機種が出てしまっているんですけれども、
当時はライブダムスタジアムステージっていうね、赤いカラオケの機械が最上位だったので、それを導入することに決めました。
その第一工廠の中でもアフターメンテナンスをですね、いろいろやってくれる会社さんを選んで、そこにお願いすることにしました。
カラオケの設備だけじゃなくて、その会社はですね、結構その店舗の音響設備だったり、あとモニターとかスクリーンとか、そういうのの設備も全部ですね、になってくれて提案してくれたんですよね。
本当ね、この会社にはもうずっとそれ以来お世話になっていて、ちょっと不具合があったりとか、ちょっとなんかマイクが入らないとかいうとすぐにですね、対応してくれて、
とっても助かっているんですけれども、カラオケの機械以外はですね、プロジェクターを入れてるんですね。
壁にですね、そのプロジェクターから投影できるようにしていて、プロジェクターはですね、単焦の距離があんまりなくても映るやつを入れたんです。
で、100インチの大画面が映るような感じにそのスクリーンはなっていて、それとは別にモニターですね。
モニターが50インチのやつが壁掛けで入っています。
なので、映像が映るのが2面あるんですよね。
実際に出来上がったこのバースペースでは、日本酒イベントはもちろんやるんですけれども、この画面ですね。
50インチのモニターと100インチのスクリーンを使って、スポーツビューイング、ラグビーだったりとか、フィギュアスケートだったり、マラソン。
あと、箱根駅伝ってお正月にやってますよね。
箱根に行く往路と箱根から東京に戻ってくる袋、往復、この正月の2日3日は必ず駅伝のスポーツビューイング&日本酒イベントをやっています。
このですね、箱根駅伝の日本酒イベントっていうのがとにかく人気イベントで、
正月から私たちはですね、これを毎年毎年この建物を建てた以来ですね、開けているんですけれども、
多分またですね、来年も参加したいって言ってくれる人がいると思うので、やる予定ですが。
あとこの防音とこの設備を入れてよかったなぁと思うのは、映画のですね、上映もやるんです。
これ勝手に映画で上映しちゃいけないんですけれども、旅する映画館、カフェドシネマさんっていうね、チャッピーさんという方がいるんですけれども、
この方ですね、自分で映画館を持ってないんですけれども、映画を上映する権利を持ってるんですね。
なので、飲食店だったりとか、小さいカフェだったりとか、あとは野外ですね、キャンプ場みたいなところ、
そういうところ、いろんなですね、映画が上映できる環境があれば、どこにでも行ってですね、映画を上映するってことをやってる方なんですね。
映画を上映するのと、例えばね、面白いのは映画上映と刺繍とか、映画上映とバーベキューとか、
なんかそんなですね、コラボイベントをやる人なんですね。
で、彼と知り合うチャンスがあって、で、うちのバーで映画をやろうということで、
スナックキネマっていうタイトルにして、映画会を何回かやっています。
これもですね、ただのカウンターだけじゃなくて、カラオケとこの設備を入れたことでできる範囲が広がって、
これもいろんな方が集まってくれるきっかけになって、やってよかったなと思っています。
今回はですね、ゲストハウス開業ヒストリー建築編の中のバースペースに焦点を当てて話してみました。
聞いてくださりありがとうございます。ではまた。