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2024-05-09 18:18

21.子どもたちの不登校からの私の変化

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半年間の私の変化。仕事と母親とを考えて話しました。

 

#助産院夢生 #助産師 #助産師の可能性を考える #声日記

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こんにちは、助産師として、母として、私として、生きる道を模索する、4人のかーちゃん助産師のみほです。
昨日はすごい、不登校について30分も熱く語ってしまって、自分でもびっくりです。
今まで、子どもたちが不登校になって、夫とはいろいろ話したりするんですけど、
あまり自分の気持ちを外に出してこなかったので、こうやって一度吐き出せて、
ちょっと自分の今思っていることを見つめ直すことができて、よかったなと思っています。
今日は、子どもたちが不登校になったことをきっかけに、私にあった変化みたいなのを話したいなと思います。
子どもたちが、去年の夏休み明けから本格的に不登校になって、
その時、私は時短で、フルタイムっていうの?週5?普通に週5で、時短で働いていました。
で、そうすると、夕方、その帰りを早くさせてもらう時間だったので、朝はみんなと同じ8時半出勤。
で、ちょっと勤務先が遠かったので、7時半には家を出て、子ども、下の子を保育園に送って、
出勤時間に間に合うっていう生活をしてました。
そうすると、うちの小学生の子たちは7時半、ちょっと前とかに学校出てるっていうスケジュールだったので、
行きたくないって言った時に、全く私が対応できない。朝、行くか休むかのジャッジをするのに、
子どものことを考えてジャッジするっていうよりも、もう今私が仕事に行く時間が迫ってるから、
じゃあもういいよ、今日は休んでっていうような感じ。 私の仕事を遅れないために、
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休んでいいよって言って感じかな。
だから、子どものことを考えてないなって、すごく思う日々でした。
で、職場の上司がすごく理解があって、
その30分、1時間弱とかの遅刻ならいいよって言ってくださって、
もう連日遅刻をさせてもらって、仕事に向かうっていう日々だったんですけれども、
でも遅刻をすると言っても、やっぱり30分ぐらいしかなくて、
朝の説得っていうか、話をちゃんとするには、
30分じゃ全然足りなくて、
結局30分延びたところで、じゃあお母さんも行かなきゃいけないから、
もう、みたいな感じで、なんかイライラして、
仕事に向かうっていう日々を過ごしてたんですね。
で、なんか何のために仕事してるのかなって思って、
自分が好きな仕事なので、自分のためっていうのもあるんですけど、
多分大きくはお金のためで、 お金って何のために稼ぐかって言ったら、
家族が生活したり、幸せに過ごすためにお金を稼ぐのに、
なんか子供たちの気持ちをないがしろにしてまで、
お金を稼いで、例えばそのお金で、
こないだ行ったキャンプに行ったりとかして、楽しい思いはできるかもしれないけど、
レジャーとかみたいなのって、
子供たちの日々を安定させてから必要なんじゃないかなって思ったんですよね。
もちろん、必要最低限の生活を保証するお金っていうのは必要なので、
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それは最低限稼がなければいけないんですけれども、
そのプラスアルファでいると思っているお金は、
今この状況でも、それを大切って思って稼ぐ必要あるのかなってところに、
私は行き着いたんですよ。
我が家は夫の収入だけで4人の子供を育てていけるような裕福な家庭ではないので、
私は仕事をゼロにすることはできないんだけれども、
私が最低限必要だって思うお金を稼ぐために、
どんな選択肢があるかなって考えて、
それまでは仕事を選ぶときに、私の第一条件は助産士として働けることだったんですよ。
助産士の仕事が好きですし、わざわざ助産士という資格を努力して取ったし、
キャリアも中断させたくないっていう思いも強かったし、
なので転職を今まで考えるときも、助産士っていうのが譲れない条件。
助産士として働けなければ、例えば転職サイトを見たりしてても、
全部ピッピッピッピッて飛ばしてる感じだったんです。
でも今回、仕事をセーブしなきゃいけないって考えたときに、
譲れないのは、前回も話した子どもの心と命。
子どもたちがいるから自分も仕事をしていられるし、
子どもたちが心が元気じゃないと、結局自分も心は元気じゃなくなっちゃうし、
って思ったときに、やっぱ優先順位は子どもだなって思えて、
それで仕事を探してみたら、助産士ってそもそも求人がすごく少ないので、
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助産士っていうのにくくってしまうと、全く身動きが取れない。
なので看護師っていう枠だったり、またまた、全然もう医療職とは関係ない職もいろいろ見させてもらって、
助産士っていう第一条件を取っ払ったっていうのが、すごい自分の中で大きくて、
人から見たら妥協したっていうか、キャリアを中断させたって思う人もいるかもしれないけど、
私の中でこれは充電期間っていうか、この子育てと向き合う時間も助産士のキャリアの一つなのかなって、
自然と思えて、全然諦めた感はなくて、それが自分でも驚き。
今までは何が何でも、仕事にしがみつきたくて、
子供は二の次じゃないけど、
子育てに削くのは最低限の時間で効率よくやればいいよねって多分思っちゃってたんですけど、
この子供が不登校になって、なんか多分、
私の中の母親っていうところのスイッチが押された。
10年経ってやっと押されたかなって感じです。
その前に4人目を産んだあたりで、
多分母性スイッチが半押しぐらいになってて、
そこに子供たちが不登校になって、最終的にポチって押されて、
やっと母親にさせてもらったかなと思います。
なので、今は助産師の仕事も週に2、3回させてもらいながら、
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看護師として夜勤をやらせてもらったり、
全然医療職とは関係ない配達の仕事をやったりとかして、
最低限のお金を稼いでるんですけど、
それは全然私にとって妥協とか諦めではなくて、
なんかすごい清々しい気持ちっていうか、
子供に向き合える時間を増やしたいって思える母親スイッチを押してもらって、
子供が不登校になったことで、
自分がちょっと変わることができて、子供たちにも感謝だなって思います。
今までだったらこんなに子供たちと一緒に関わって、
結果自分の仕事をセーブしなきゃいけないっていう状況になったら、
もっとすごい自分を犠牲にしてるっていう思いが大きくなっていたんですけど、
今は子供に関われることがある程度嬉しいというか、
自分のモチベーションになってるなって、
本当に母親の自分も認められてるなっていう感じがあるので、
人って変われるんだなって思います。
10年間母親スイッチを押されてなかったのも問題かなって思うんですけど、
そんな10年母親スイッチを押されてなくても、
きっかけがあれば押されて、
その状況を感謝することができるようになるんだなっていう学び。
だからといって、どっぷり専業主婦になって、
子供たちのためにご飯を作って、子供たちを待って、
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子供たちのためだけに尽くしますみたいなのは絶対できないんですけど、
そういうのをやられてるお母さんからすれば、
私なんて全然、母親をやってる時間短いのかなって思うけど、
私の中では、すごい助産師じゃない仕事になって、
それを、そういうのもアリだよねって認められてる自分と、
子供たちといる時間を穏やかに過ごせてる自分が、
不登校になってもたらしてくれた私への変化だなって思うので、
不登校っていうのは、どちらかというとマイナスなことだと思うんですけど、
私にとってはプラスも大きくて、
そのプラスをもたらしてくれたことに、
子供たちには感謝をしなければいけないなと思っています。
だからその感謝の分、子供たちにはちゃんと向き合って関わっていけたらいいなと思います。
では今日は、私のここ半年ぐらいの変化について話をさせてもらいました。
本当最初に言ってる助産師として、母として、私としてっていうのを、
子供たちが不登校になって、本当この3つのバランスを考え直すきっかけをもらって、
今の現状は助産師も母も私も、
それなりに自分の満足できる状態になっている。
で、この満足になってバランスが整った状態で、
上に積み上げていきたいなっていう、底辺が今できたって感じか。
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それを上に積み上げていけたらいいなと思っています。
では、今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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