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2023-12-15 14:30

第440回 起業から5年で踊り場に。次の一歩のための整理整頓とは?

第440回 起業から5年で踊り場に。次の一歩のための整理整頓とは?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

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こんにちは、遠藤担役です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、 秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、今日も目を合わせながら。
見ないで。
やっていきたいと思いますが。
さて、今日の収穫のご質問は、経営者の方ですね。
質問だけなんですが、5年前に創業した方かなと思いますので、いきたいと思います。
5年前に、もっと面白い人生にしたい。もっと自由な場所、自由な時間に仕事がしたいと起業をしました。
自分のペースでこつこつやってきましたが、気が付けば年収1億ほどになり、 社員も3名、外部パートナーなどを入れると10名以上のチームになりました。
そうこうしているうちに、経営者の集まりなどにも呼ばれるようになり、 拡大志向の経営者や事業売却を目指す経営者など、
刺激をもらううちに、このままマイペースにやってよいものかと疑問を抱くようになりました。
しかし、ただ拡大したいわけでもない、育ててきた会社をエグジット前提で売り渡すような思いもあるようでありません。
事業規模にかかわらず、このような踊り場フェーズに直面する経営者は多いのではないかと思いますが、
このような時、何から整理をしていけばよいものでしょうか?
これはあれですよね。
秋山先生のところに、コーチングを受けるというきっかけになる、一つのパターンと言っているぐらいの感じじゃないですか。
多いですね。
実際どうですか?
非常に多いです。
ちなみに、私がちゃんと認識できているかわからないんですけど、どの辺が多いパターンなんですか?
いわゆる成功とか、ある程度実績ができたと。
だけども、次のステップとかステージに行けない、行くエネルギーがわからない。
でも行きたい、でもわからない、みたいなジレンマですかね。
行きたくない自分もある、みたいなものも含むんですかね。
そうですね。
その結果、業績が停滞していっていると。
だけど、その理由もわからないと。
今のところはいいんだけども、このまま時間とともに流されちゃうのかなという漠然とした不安なんですね。
ありますよね。踊り場フェーズというキーワードもものすごくわかるなというキーワード。
これはやっぱり非常に不安だと思いますよ。
だって自分が出力して頑張って成績とか実績を上げたら、明るい未来があると思ったら踊り場に立っちゃったんですよ。
こういう時って振り返ってみると、確かに当時は思った面白い人生になっているし、
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自由なキット、場所も時間もある程度手にしているんですが、
まだそれがその中にも足りなさを感じるという感じなんですかね。
そうです。思い描いていた理想の場所に立ったはずなのに、あれ?みたいな。
ありますね。
私はこういう方のコーチングセッションやプログラムをしているのが非常に多いので、
ある意味得意というか、よく見ているんですけれども、
ここに隠れている中心的な問題というのがあります。
ここまで確認していきたいのですが、
ここに隠れている中心の問題は何?
問題は何かということなんですけれども、
こういう人は多くの場合、成功とか実績があるんだけれども、
なぜ成功したかというのを自分で説明できない方が多いんですね。
なぜここまでやってこれたかというと、
運ですとかね。
あとはペケペケが強かったんですとか言うんですが、
それが何か句に落ちていないんですよ。
本人も。
つまり、ちょっと詳しく言うと、
自分の実績と、出した実績と自分の才能と能力の関係性が、
うまく言語概念化できていない。
自分の才能、能力とかいろんなものと、ここまで来た。
それをうまくちゃんと言葉にできない。
平たく言うと、自分がどこが優れているのかとか、
自分の特性とか、
あとは特性があるということは歪みがあるので、
そういう部分を語れない。
つまり自己理解が、
分からない。
多くの人は自己理解が浅いんですけれども、
業績を取った踊り場が出てきたからこそ、
自己理解が浅いことが、
当たりになってくる。
でもこれ、分かりやすいのは、
誰でもいいですけど、
あまりに分かりやすすぎる、
最近の大谷選手に、
なんでそんな打てるんですか?
言語概念化できないって、
言ったってそれはどうだよって話ですよね。
こんなの、いや、
一応できるものも珍しいんでしょうけど、
じゃあそこをちゃんとできるかっていうか、
そこに重く置いてないのは、
今現在はね。
走れって言うときはいいんですよ。
その一旦踊り場になったら、
じゃあ何が必要かと。
これちょっと深い話になってきますけども、
過去から自分の才能とか能力、
無意識で使ってきたんですね。
ところが、今の実績と自分の能力が
つながってないので、
腹落ちしてないので、
ちょっと言葉が難しいんですが、
今に対する感謝がわからないんですよ。
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もう一度いいですか?
自分の才能と実績とが
結びついてないので、
今の結果と。
自分の中で腹落ちをしてないので、
今現在に対する感謝がわからないんです。
そういうもんですか。
なんとなく今があるから。
そうそうそうそう。
自分は例えばつながっていたでしょ。
自分はこういう特徴とか才能があって、
そしてこういう歪んだとか
こういう弱点があって、
それでもこういうことやって、
ああいうことやって、
こういうことやって、
だからここに来れたんだなーって。
そうすると、今を感謝して生きる人は、
だとするならば、
もっとこっちに行きたいという風になれるんですね。
ですから、
なんでこの1億円いったかよくわからない。
きっとこういうことでモデルが良かったんだろうとか、
何が良かったんだろうというと、
イメージなんですけれども、
地に足がついていないというか、
ふわっとしちゃっているので、
踏ん張るところがないんですね。
なるほど、なるほど。
ですので、私がこういう方にお勧めしているのは、
徹底的な自己理解をお勧めしているんですよ。
腹下ろし。
自分の才能とは何や何だとか、
能力とは何だ、
そしてその才能がもたらす問題というのが必ずあるんですね。
その問題は何だということを徹底的に見ていくと、
自分の自己理解が深まってくると、
こういう自分の強みとか弱みとか、
ポンコツな部分があったけれども、
それでもこういうことをやって、
ここまで来れたんだなーというと、
本当にありがたいなと。
だとするならば、
感謝ですよね。
だとするならば、
自分はこの先どういった方向性で、
誰に貢献していこうかというのは湧いてくるんですよ。
今ここにいるものが整理できていないので、
今というものをちゃんと認識できないから、
次が見えないので、
一旦そのためには過去を紐解きましょうという。
ところが、今を認識できないように、
周りに素敵な人とか、
事業を拡大した人を見ると、
今を認識して足場がないのに、
その人たちを単純に憧れちゃうんですね。
つまりその目標設定、
次の目標とか目的というものが、
自分を見て作るんじゃなくて、
周りを見て作ることになっちゃうんです。
なるほど。
なるほど。
なりそう。
例えばこの方でいうと、
もっと面白い人生にしたいとかで、
自分の中が湧いた感じじゃないですか。
そこからスタートしたはずなのね。
辿り着いたので、
でも辿り着いたここに感謝できないと、
また周りを見て、
あの人いいな、憧れた、
どうしたらなんだろう、
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腹の底から湧いてこないというか、
モチベーションが内発的じゃなくなっちゃうんですね。
なるほどですね。
外的要因というか、
外発的要因というか、
的なものから、
次のゴール設定の化身として、
憧れの形象を探すみたいなものになっちゃって、
でもいざ自分を見ようとすると、
なんかちょっと次元だよな、
みたいなモードになるのは、
そういうところなんですね。
秋山先生何言ってるんですか。
僕は自分のことをずっと見てきましたよとか、
自分の強みを語りますよ、
という言葉がいらっしゃるんですよ。
それはあくまでも、
ご自身で自分のことを見たというレベルなんですね。
領域というか。
そうすると、次のフェーズに行くためには、
今までの自分の物の見方じゃない物の見方で、
自分自身をもう一回探求していかないといけない。
でもそうやって思うと、
コーチングの仕事って、
今回の方のテーマに関しては、
結構直球のテーマだと思うんですけど、
やっぱりコーチをつけることも、
秋山先生をつけろという話ではなくて、
コーチとかメンターとかも一緒ですよね。
つけるっていうのは、
自分の見える、自分の振り返りだけでは足りないので、
つけることで、
より今というものが分かるようになるためにも、
やっぱり仲間というか、
そういうパートナーの人たちに見てもらう、
一緒に伴奏してもらうということの大事さなんですか。
そうです。
ですから、私自身もそういう、
自分自身はそういう経験があって、
やっぱり一緒に見てもらったんですよ。
そうすると、今まで私は自分のことはここが強みだと、
そしてここが弱みだと認識があったんですが、
その人とコーチと一緒に見てみると、
あれ、自分の強みだと思ったのは弱みだったのとか、
自分の弱みだと思ったのは実は強みだったんだという、
自分に対する認識が、フェーズが変わるんです。
恥ずかしいのはあれですかね。
何の価値だと思っていたら別に何の価値もなかったとか。
本当そうなんですよ。
ですから、次のフェーズに行く。
例えば、新しいマーケティングとか、
集客の仕方というのを勉強してもいいんですけれども、
その前に、自分自身に対する捉え方の認識のフェーズを
上げていかなくちゃいけないんです。
より解像度を上げたり、認識を多方面にしたり、
いろんな言い方はありそうですけれども、
それでいくと、大体もう回答していただいたような気もしますが、
改めて質問に戻って、このようなとき、
何から整理すればよいでしょうかというのを
今踏まえるということになっています。
言葉でいうと、自分自身の自己理解のレベルを上げる。
具体的に言うと、自分の才能と能力がもたらす特性と問題点を
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明確にしていくということです。
そう言われると、今言った項目を書き出しましょうと
書き出せないだろうなという感じが、今言われているとしたら
そこの重要性がわかるんですね。
もしご自身でやられたことがない方は、
まずやってみたほうがいいと思います。自分自身で。
いきなりコーチをつけようとかじゃなくて。
それをやって、ここまで来れた人というのを
逆にやったから来れたんですね。
次のステップとして、そういう専門家の人、
例えば経営者の方だったら、経営者の方のコーチを
ずっとやっている方の目線で一緒に
自分自身の自己の振り返りをしていくということです。
いうことですね。
というわけで、今気になる方はこのセミナーで
みたいなのをやっていないので。
すみません。
終わりましょうか。
続いて最後に、やったことがない方は
自分でやったことがある人は
次ね、私の書籍があるじゃないですか。
あれもちょっとセルフでできる部分も
要素もあるので。
番号確保に?
そうそう。
自分の書籍名忘れたんですか?
おっと、これはゴーストライターの可能性の疑いが
ありますか?
ないです。
番号確保に変える。
多分不安になると言い出したら絶対編集しない
と思います。
というのも使ってもいいし。
さらにという方はそういう信頼できるコーチの方と
自己理解の解像度を上げていく。
そのタイミングに来ているというふうに
捉えてもらうといいと思います。
最後の方は歯切れが悪かったですけれども
今日のところ終わりたいと思います。
山本先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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