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2023-12-08 16:19

第439回 「社内コミュニケーションの活性化」なんて出来ません!

第439回 「社内コミュニケーションの活性化」なんて出来ません!

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:03
こんにちは、遠藤嘉祐です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
はい、ということでいきたいと思いますが、今日はね、久々のリアルショロップということで、目を合わせるのが少し恥ずかしいおじさん2人ですけれども、よろしくお願いいたします。
何か言われると本当に恥ずかしいですね。
恥ずかしい、目が合った瞬間にドキッとしますからね。
さあさあ、そんな中ですけれども、今日のご質問を早速いきましょう。
今日はですね、テーマとして、社内でのコミュニケーションの活性化をしたいということで、製造業40代の経営者の方からご質問いただいております。ありがとうございます。
はい、早速いきましょう。
半年前に秋山先生のポッドキャストに出会いました。
3年前に事業承継をした2代目経営者です。
広告、連絡、相談など基本的なことができていないために、製造計画が計画通りにいかずに、納期が遅れてしまうことがしばしばあります。
本当に恥ずかしいことですが、基本ができていないために、どこから手をつけてよいのかわかりません。
今からかもしれませんが、社内でのコミュニケーションを活性化させるために、どこから手をつければよいか教えてください。
ということで、コミュニケーションという、人類が悩み続けている巨大なテーマをつけてくださいましたので、どこからいきましょうかね。
まず、私はこのテーマに向き合うことがすごくいいなと思っています。
昨今ではAI、AIと言われている中で、本当に今後は人間と人間のコミュニケーションってさらに重要性が増していくはずなんですよ。
そうすると、AIを使ってパパッとできちゃうから、コミュニケーションを取らなくてもビジネスが進んでいくみたいな風潮になってくるんですけれども、
そうなってくると、本当に大きな企業がどんどん勝ち残っていっちゃうんですね。
効率化だけで勝てる要素は全部そうですよね。
そうなんですよ。
自分たちの組織の特徴を出すためには、やっぱり社員同士がいかにコミュニケーションの中でサービスとか商品の価値をつくっていくかということが重要視されていくと思うので、
すごい重要なテーマです。
この中でですね、いくつか段階をお話ししたいんですが、
まず一つ目はですね、前提なんですが、社内でのコミュニケーション活性化は非常に難しいテーマだということを認識してください。
これ基本じゃないですか、コミュニケーション。
そうすると、私たち基本って簡単ってイメージ持っちゃうんですよ。
マナー研修みたいな扱い方される感じありますもんね。
ほうれん草、1年目でちゃんとできるようになってね、みたいな。
50の大人もできとらんわっていうね、この大変なテーマなのに。
03:00
この方も本当に恥ずかしいことなのですかというふうにおっしゃってるじゃないですか。
おっしゃりたい気持ちわかるんですけど、逆。
めちゃめちゃ難しくいい、そしてページの内容に突っ込んでいくんだって覚悟を持っていかないと、この課題はなかなかクリアできない。
仕組みとしての効率的なほうれん草ならいいですけど、コミュニケーション、勝手勝手な話になってくると、別次元の問題になってくるよというような感じですか。
本当に難しい。
本当にさっき遠藤さんが言ってたように、人類のテーマじゃないですか、コミュニケーションみたいな。
大きく言い過ぎたんで、排水してもらってよかったですね。
国と国もそうだし。
言うたらね。
ですからそれを本当に心して、取り組むなって。
結構恥ずかしいですね、今の。元気出ますね。
コミュニケーションが勝手化しましたよ、今。ありがとうございます。
部屋が2度ぐらい上がりましたね。
取り組むんだ、という覚悟を持ってやる、恥ずかしい。
ってことですね。
次に言ったときに、コミュニケーションが活性化したんだということについての目的ですけども、目標設定をしないといけないんですよ。
だからみんなでちゃらりとコミュニケーションを活性化していきましょうじゃないですか、みんなで。
だいたい冷めますよね、全体が。
冷めるし、俺はもうやってるとかね。
そうそう、あのブチやってないじゃん、みたいな。
そういう受け止めの人も中には出るか。
それぞれのコミュニケーションが活性化した状態っていうのが持っちゃってるので、そうではなくて。
認識がバラバラなので。
ゴール設定をしなくちゃいけない。
じゃあ、我が社においてコミュニケーションが活性化している状態は、こういう状態だというふうにしようというのを、定性的なものを定量化しなくちゃいけないんですよ。
共通認識を持つために。定量化が目的というよりも、共通認識を作るために定性を定量にした方がいい。
こういう話を聞くとね、コミュニケーションなのに何何を何回とか決めるのおかしくないじゃないですか。
まさに今言おうと思ってましたね。
また出たよ、と。レポート毎週、毎日報告書同行とか。
それがどこがコミュニケーションが活性化だよ、みたいな。
なりますよね。
でも結局コミュニケーションの問題は、さっき言ったように、皆さんがそれぞれ俺はコミュニケーションできた状態はAだと思ったり、
Bだって、Cだっていうところで揉めるわけですよ。
ですから例えばなんですけども、まずその経営者の方がね、この方がコミュニケーションを活性化していないと、
06:01
うまくいっていないと思ってるわけですから、そのことを書き出してほしいんですよ。
だってこれ何でしょうね、コミュニケーションが活性化していないという場面。
ひどい状態だったら、おはようと言ったのに無視されるとか。
あ、いいですね。おはようと言ったのに無視された。それはコミュニケーションが活性化していないというふうに認識したと。
あとは、報告書を報告しろと言ったのに、報告内容がずさんすぎるとかね。
最悪なケースは出さない。
出さない。
論外にケースを入れるようになった。いろいろありますよね。
それを書き出して、じゃあコミュニケーションが活性化しているとするならば、それが一体どうなっているんだと。
例えば挨拶をしたら、必ず挨拶が返ってくるというのを活性化しているという状態にするのか、
5回中3回というふうにするのか。
そのゴール設定をしてほしいです。
レポートが5回中3回ちょっと問題な気がしますけど、そこじゃなくて、とにかく設定をするということですね。
例えばレポートを報告だとするならば、私だったらそうですね。
技術と考えとアクションプランを書いてほしいので、それぞれについて2項目以上は絶対書くとか。
例えばね。
そういうふうに設定してほしい。
設定すると、それ通りにいかないことが多くなってくるので、聞けるんですよね。
例えば、なんでやっていないのとか、なんで詰まっちゃっているのとか、状況を聞けると。
確かにそうです。
そこからコミュニケーションがスタートするんです。
そっちってことですね。
ルールを設定して、ルールを設定することでやらせることがコミュニケーションの活性化の話じゃなくて、
なんでできていないのとかというきっかけ作りに生かすためにむしろやると。
それならすごく納得ですね。
話した中で、実はレポートの回数が週に1回と言われたんですけれども、仕事のことできついですよ。
話し合った結果、2週間に1回になるかもしれないじゃないですか。
でもそれはコミュニケーションを取った結果、目標というかルールが変わったんです。
そういうことを繰り返していく。
なるほど、なるほど。
それがすごい重要なことですね。
ですから、皆さんコミュニケーションについての目標設定ってちょっと違和感があるというふうに感じると思うんですが、
ぜひそれは実際やってみてほしいんですよね。
あくまでも話すきっかけのためにルールを作っていくということなので、ルールで縛るというのが目的じゃないというのがポイントですね。
そのルールを決めたら変えられるんですよね。
もう一つがヒアリングですね。
09:01
コミュニケーションについてどんなことを困っているかということを社員の方に聞いてほしいんですよ。
皆さんは困っているはずです。
つながりますね。
今の一応やった後であれば、なんでできないんだよみたいな話はそのまま困ります。
その時の項目として、いわゆる送信・受信という観点を持ってヒアリングをしてほしいですね。
つまり何か自分が意見を言うとか情報を提供するときに困っていることはないか。
例えば言いづらいとか、要が求められる要が多いとかね。
受信の時は何なのか。
あそこの部署からこういうことを言ってほしいのに、なかなか来ないので次の作業に入れないとか。
そういうふうにコミュニケーションについての困りごとを書いてもらったほうがいいと思うんですよ。
書いてもらったらまたそこで聞きに行くんですね。
ここにこういうふうに書いてあるじゃん。
これどういうことか教えてくれる。
だからあれか、要はコミュニケーションを確定化しようというテーマというよりも
コミュニケーションというテーマにおいてのそれぞれが抱えている課題感をちゃんと出していって、
共有していっていくそのプロセスの中で確定化していくという感じだった。
そうですね。
本当にそもそもコミュニケーションってさっき言った送信と受信みたいな分かりやすい表現で言うと、
何か引っかかっちゃっているわけですよ。
その引っかかっていることについて誰も聞いてくれないんですよ。
なるほど。
例えばこれどういうことって聞いたら、
いや、社長は前に私に何かあったらいつでも相談に来いって言ってくれましたと。
で、私は実は3ヶ月前に社長にペキペキの相談をしたら、
そんなことを僕にいちいち相談しに来いと言われます。
考えろ。
その時からダメだと思って言わないようにしていますって聞けたんですよ。
これめっちゃ価値ですよね。
今の内容には429回、ダブルバインドって何?というテーマの方で聞いていただけたらいい感じですね。
ですから本当にコミュニケーションについての悩みとか困っていることを
言ってもらえるっていうものすごいコミュニケーションだと思うんですよ。
確かに。
そうか、だからコミュニケーションの問題共有しながら
一つ一つみんなと向き合っていけばコミュニケーションを達成するんだろうという話を
大じゃないなってことですね。
その通りだと思う。
でも確かにその通りなんでしょうねって感じがして。
良かったですよ。
1回目の定量を定量とか言い出して
まさかルール芝居にしてコミュニケーションを促そうとするとんでもないコーチかと思いましたが
12:00
そうではないと。
そうすると結構社長自身がいろんなことを教えてもらえるようになってくるんですよね。
本当にさっき冒頭にAIの話がありましたけど
我々人ですからね。
仕組みだけで効率的な活性化するコミュニケーションが取れるんだったら
とっくにできてますけどそうじゃないという話ですかね。
最後にこれからのコミュニケーションのキーワードの1つにおいているのが
感動というキーワードなんです。
感動。
感動。
AIと人間を比べたときの何が違うかというときの1つね。
AIで感動しないんですよ。
感動した風のことは言ってくれますか。
この間チャットGPTにそれをやってみたことがあるんです。
あなたは感受性の豊かな人です。
設定を全部条件付けしてやったらめちゃくちゃ感動してくれました。
上手なんですね。
めっちゃ上手。
どう言ったら感動した風に受け取れるかってうまい。
めちゃくちゃ上手でした。
ついうっかりいいこと言ったのかなと勘違いすることもね。
ところが違うんですよ。
もう1つは人間がAIには感動しないと私は考えます。
でも最近調べると感動しっぱなしですよ。
もうこっちでいいんじゃないかなと聞く人は。
AIが感動してくれるってこと?
逆です。
こっちがあまりの回答力の高い。
感動しないってこと?
そこが私が今こだわっているところで感動ってなんだみたいなところで
AIってすげえってこれっていうのは私が言う感動ではないんですよ。
これじゃないってことですか。
人と人の感動ってあるじゃないですか。
うんとか言ったけどどれのことだろうと思いつつ。
これをここの部分をしっかり。
確かにそのAIすげえって感動の一部ですけども
そうじゃない人と人における感動の部分をしっかり抑えていかないと
それこそ人とのコミュニケーションの活性化はやっぱり難しい。
そうですね。
AI感動してリシデス感性化すればいいですけど。
確かに。
そういう意味で言うと感動ね。
コミュニケーションの活性ということにおいても
キーワード感動が大事だと。
今感動ってキーワードが出たんで
一人でですね慌てて今スケジュールを開いたんですが
これは告知だなということに気づきまして
12月19日アカデミアがありますが
それのテーマが今回
感動だね。
なんて感じですね。
皆さん本当に大切なんですよ。
ダメですよ。
人間における感動って何なのかということを
ちゃんと分かっていかないと
AIに感動して
AIと対話をして
そしたら
リシデスの相手がAIになっちゃうじゃないですか。
15:01
確かに。
課金されるだけですね。
そうなんですよ本当に。
ですから
今日のコミュニケーションの活性化ということの都合においては
今日お話しした目標設定と
ヒアリングということを通して
コミュニケーションの課題というのを皆さんで話し合っていきましょうよという
もう一つが
ぜひ人間が人間に感動するってどういうことなのか
ここについてですね
皆さんにも勉強してもらいたいなと思っています。
12月19日
来てねってことですね。
そうですね。
ぜひお待ちしております。
ということで今日は終わりましょう。
秋山先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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