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メタ音声配信ラジオ。この放送は、自称音声配信フリークの僕、いわみがお送りしている、音声配信についてあれやこれや考えて喋っているチャンネルです。よろしくお願いします。
11月の8日日曜日、いかが過ごしでしょうか。
今日はですね、音声配信の未来について考えてみたいと思います。
日本でも音声配信はとてもブームと言えるような状況だと思うんですが、これから先もですね、どんどん伸びていくと僕も思っていますが、どんなサービスが伸びていくのかみたいなことを考えていました。
結論から言いますとですね、僕の予測ですけど、音声配信の行き着く先は、ポッドキャストだと思っています。
いろいろ異論はあるかもしれませんが、これからその理由についてお話をしていきますと、ポッドキャストが伸びるというか、ポッドキャストが一番になる理由は2つあると思っていて、まず1つ目はですね、自由度の高さがあると思います。
音声コンテンツを作る側も聴く側も両方自由度が高いということなんですが、まず制作する側の自由度の高さで言うと、ポッドキャストは本当に何でもできるというか、作り込んだコンテンツを上げることもできるし、スマホでパッと撮ったコンテンツを上げることもできるし、
時間に制限もないし、BGMも好きなものをつけられたりとか、編集も好きなだけできる、自分の好きなアプリを使えるという自由度の高さがあると思います。聴く側の自由度の高さなんですけど、ポッドキャストはどのプレイヤーからでもすべてのポッドキャストが聴くことができるというのと、あとはプレイリストを作れたりとか、ダウンロードしてネット環境がなくても聴けたりとか、そういう便利さもあります。
2つ目のポッドキャストが伸びる理由としてはですね、僕はSpotifyというアプリがこれから日本でももっと流行ってくるんじゃないかと予測してまして、Spotifyって日本では今のところ音楽のサービスとして割と有名な気がするんですけど、世界を見てみるとSpotifyはですね、音楽はもちろんそうなんですけど、ポッドキャストのプレイヤーとしてすごく人気が出てるんですよね。
Anchorというですね、ポッドキャストのアプリというかサービスの会社を200数十億円で買収したりとか、最近も他のいろんなですね、ポッドキャスト事業を買収したりっていうSpotifyはポッドキャストの事業にすごく力を入れているんですね。
これなぜかと、確か昨日の配信でもしゃべった気がするんですけど、音楽サービスとポッドキャストというのはとても親和性が高くて、無料のポッドキャストから集客をしておいて、本丸の有料のサブスクリプションサービスに誘導するっていう理由はそれだけではないとは思うんですけど、ポッドキャスト事業を伸ばすと結果的に有料課金の音楽のサービスも伸びるっていう。
他のですね、AppleとかAmazonも今急激に音声配信、ポッドキャストに力を入れているという現状があります。世界ではもうすでに音声配信といえばポッドキャストっていう風になっていると思うんですけど、日本はやっぱりちょっと独特なのかなと思うので、独立配信系と呼ばれるアプリも残りつつっていう可能性もありますけど、でもどちらにせよですね、日本でもポッドキャストがこの先もっと伸びてくるのは間違いないと思います。
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それじゃあ他のサービスは、スタンドFMとかラジオトークとかREC、ヒマラヤスプーンみたいなのはどうなるのかというと、もちろん全てが消えるとは僕は思いませんけど、この先数年の間にトータみたいなことが起こるんじゃないかなと思っています。
今皆さんもご存知の通り音声配信アプリってすごいたくさん数があって、今から始めようという方は割と迷うんじゃないかなと思うぐらいたくさんあるんですが、今ちょっとバーブル期みたいなものだと思うので、この先ちょっと減ってくるかなという気はしています。
今から音声配信を始めたいなら何を選ぶべきかってことなんですけど、僕の結論で言うと最初に言ったようにポッドキャストをやった方がいいと思っています。
いきなりポッドキャストをやるのは技術的にもちょっとハードルが高いなっていう方もいると思うので、RSS配信と呼ばれるマルチ配信をできるプラットフォームを使うのがいいのかなと思います。
具体的に言うと、今マルチ配信ができる独立系のアプリはAnchorとラジオトークの2つです。
これについてはまたちょっと後で話しますけど、その前にですね、ポッドキャストにデメリットはないのかというとですね、僕は今のポッドキャストには3つデメリットがあると思っていて、
まず一つ目はですね、現状の日本のポッドキャストは割とおっさん向けのコンテンツが多いと思っています。
ポッドキャストランキングというのがあるんですけど、それを見るとですね、だいたい上位に並んでいるのはニュースの解説とか英会話、英会話はおっさん向けというのはあれですけど、
ビジネス系のチャンネルがほとんど。バラエティというかそのコメディ的なものもあるんですけど、顔ぶれを見ているとそれほど若い人をターゲットにしたコンテンツはないなという印象があって、
多分日本のポッドキャストは今は40代以降の人が多いのかなというイメージはあります。これは今後と結構変わっていくと思うし、今でも20代とかのポッドキャストユーザーというのは増えていると思います。
デメリット二つ目なんですけど、ポッドキャストは競合がハイレベルすぎるというのはあると思います。
もともと民放ラジオの番組だったりとか、ポッドキャスト向けに企業がチャンネルを作っていたりとか、オーディオムービーみたいな、ラジオドラマみたいな高クオリティのコンテンツがあったりするので、
その中で個人のひとり語りがどこまで入り込めるのかみたいなこともあると思うんですが、これについても僕はポッドキャストがもっと一般化されていくと、
いろんなコンテンツが受け入れられて、ひとり語りみたいなものもちゃんと内容がしていれば聞かれるんじゃないかと思います。
あとはポッドキャストは検索流入というのも見込めるので、そういうブログ的な聞かれ方もするんじゃないかと。
あとデメリットの最後の三つ目なんですけど、ポッドキャストの現状ですね。
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SNSの機能がないということはちょっと大きいかなとは思っているんですけど、
SNS機能というのは何かというとコメントを送ったりとかリアクションですね。
いいねをしたりとかそういう機能が基本的にはポッドキャストにはないので聞くだけなんですね。
だからそれが例えばスタンドFMとかラジオトークみたいなアプリに比べると、ただ配信するだけ、ただ聞くだけというのがあるかもしれませんけど、
それに関しては今でも行われているように別媒体で例えばツイッターとかLINEのコミュニティとかそういうのでつながっていったりとかですね、
感想を言ったりということができると思うので、それで結論、今音声配信をするならどういう形を取るべきかというのはですね、
僕は思うのはAnkerでポッドキャストを配信してその外部ファイルをスタンドFMでもアップロードするというのがベストかなと今思っています。
マルチ配信をできるアプリはAnkerとラジオトークなんですけど、ラジオトークは今のところちょっとですね、
黄色が変わってきているかなという気がするので、どちらかを選ぶんだったらAnker FMを使ったほうがいいのかなと。
それでスタンドFMにもアップロードする理由というのは、これは今伸びているアプリというのと、
SNS機能があっていきなり最初から始めても他の人にも聞いてもらいやすいというメリットがあるのかなと思っています。
最後に軽くまとめてみますと、音声配信の未来というのは最終的に音声配信はポッドキャストに行き着くんじゃないかと僕は思っているということですね。
その理由は自由度の高さ、制作する方とリスナー側の両方から自由度が高いという点と、
プレイヤーのアプリとしてSpotifyが日本でもこれから伸びると予想するからということです。
音声配信の今後というのはポッドキャストが伸びると思っていて、
他の独立配信系のサービスもなくなりはしないけど淘汰が起こるんじゃないかと思っているということですね。
今から音声配信を始めたい人に進めるのはポッドキャスト。
いきなりポッドキャストを始めるのは敷居が高いというならスタンドFMでアップロードをしつつ、
その同じコンテンツをAnkerなどでマルチ配信するというのが現時点でのベストだと僕は思っているという話でした。
そんな感じで今日は終わりにしたいと思います。
最後までお聞きいただいてありがとうございました。
また明日。さようなら。