1. メタ音声配信ラジオ
  2. 「ブルシット・ジョブ」と「Po..
2021-03-04 10:17

「ブルシット・ジョブ」と「Podcast人口」の相関性についての考察。

デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』という面白い本を読みながら考えたこと。

可視化されてしないけど、
世の中には「どうでもいい仕事(だけど給料はたくさんもらえる)」が実はたくさんある。
そしてそんな「ブルシット・ジョブ」に従事する人は年々増えている。

それがこの本の主張のひとつ。

それでぼくが思ったのは
Podcastを聴く人口が増えている背景には、コロナなどの変化だけではなく、
そもそも暇な時間を持て余しているリテラシー高めの人間が増えている、
つまり「ブルシット・ジョブ人口」の増加と相関性があるんじゃないか?
という持説について。

『ブルシット・ジョブ』はAudible版がおすすめです。
https://amzn.to/3sQSqtA
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5e86845e35414a1b15a1cf7a
00:05
メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。3月4日、木曜日いかがお過ごしでしょうか。
今日は、今読んでいる本がとても面白かったのでですね、それの紹介というか、読みながら、まだ読み終わっていないので、考えたことを喋ってみたいと思います。
ブルシット・ジョブ、クソどうでもいい仕事の理論という、かなりユニークなタイトルの本を読んでいるんですが、
これはちょっと前に、日本でも話題になったので、タイトルだけは知っているという人ももしかしたらいるかもしれませんが、
書いたのはですね、アメリカの人類学者のデイビッド・クレイパーさんという方が書いて、
もともとなんか2013年ぐらいに、コラムか何かネットの記事でですね、短い文章として寄稿したら、それが世界的にバズって、
そこからいろんな、ツイッターとかで情報とかを収集して、それをさらに変算してという、そんな本らしいです。
僕これ、オーディブルでですね、読んでいるんですけど、これ、Kindleとかで買うと、この本4,000円ぐらいするんですよ。
ちょっと高いなって感じますけど、オーディブルは普通の場合は紙の本より高い本が多いですけど、3,000円とかなので、
でもこの本に関してはオーディブルの方が安いという逆転現象が起きているのでですね、耳からの読書で違和感がないという人はですね、
僕はこの本に関してはオーディブルで読むことをお勧めします。
ワンコイン制で何でも買えるので、実質1,500円でですね、この本が読めるので、このためだけにオーディブル。
最初の1ヶ月は無料だったりもするので、いいなと思っています。
かなり長い本でですね、また最初の20%ぐらいしか読んでないので、本の詳細な感想とか内容に関してはまた別の回でですね、
喋ってみたいと思うんですが、ここではAmazonのですね、最初のAmazonレビューの最初に書いてあるのをそのまま読み上げてみようと思います。
やりがいを感じないまま働く。無駄で無意味な仕事が増えていく。
人のやつに役に立つ仕事だけど給料は低い。それはすべてブルシッドジョブ過去クソどうでもいい仕事のせいだった。
職場に潜む精神的暴力や法権性労働振興を分解し、ブルシッドジョブ蔓延のメカニズムを解明。
仕事の価値を再考し、週15時間労働の道筋をつける。
このレビューの説明だけだと何のこっちゃわからないかもしれないので、僕が噛み砕いた理解で喋ってみますと、
ブルシッドジョブそのクソどうでもいい仕事っていうのは、世の中にはですね、この作者が言うには、
誰の役にも立たない仕事があって、それが年々増えていくと。
それでなぜか知らないけど、そういうどうでもいい仕事ってのはですね、どうでもよければいいほど給料が高いっていう、そういうことを言ってるんですね。
03:00
だからここで引き合いに出されてるのはどちらかというと、工学歴の人がつくですね、大企業とかそういった職業の大半といっていいと思うんですけど、
そういうのはですね、実は誰の役にも立っていなくて、ここでは5分類に分類されていたんですけど、
確かですね、取り巻きと尻拭いと書類穴埋めと脅し屋とタスクマネージャー、いろんな種類があるけど、
それらに共通して言えるのは、実はそれは社会の役には何にも立っていないどころか、外役にすらなっているけど、
でもその仕事に就いているとですね、お金がもらえる。
しかも他の人よりも多く多く給料をもらえる仕事があるっていうですね。
そんな仕事に就いている人はですね、お金はもらえるけどそんなに幸福にはなれないみたいなんですね。
最近これ、何年か前のコラムでこの作者が出してバズったって言いましたけど、
その時に世界中からですね、よくぞ言ってくれたっていう賛同の声があったらしいんですよね。
つまりそれは、共感する人が多かったっていうことで、本の紹介は後にすると言いながら結構5分ぐらい喋ってしまいましたけど、
本題はですね、本の紹介ではなくて、今回はですね、僕はこれを読みながら思ったことがあって、
それがですね、何かというと、このブルシッドジョブになるその考え方とブルシッドジョブをしている人と
ポッドキャストっていうのはですね、結構深い関係があるんじゃないかと僕は思ったんですよね。
これ順を追って説明できるかなと思って、ちょっと感覚的な話になってしまいそうなんですけど、
結論から言ってしまうとですね、ポッドキャストを聞く人っていうのは、
ブルシッドジョブに就いている人は割合が高いんじゃないかって思ったってことですね。
つまり、別にやってもやらなくてもいい仕事っていうよりも、基本的にそういう仕事の人ってあんまりやることがないんですよ。
ここに例えば書いてあったのは、受付って言ったら受付の方に失礼になりますけど、
ある種の受付業務に、しかもお客さんがほとんど来ないし電話もかかってこないような受付業務とか、
あとは他の偉い人の権威づけさせるためだけに設立された仕事みたいな、ちょっとわかりづらいかもしれませんけど。
僕自身の仕事がブルシッドジョブかと言われたらですね、この本の定義から言うとちょっと外れるんですよね。
確かにまあ、やらなくてもいい仕事がって言われたらですね、否定はできないっていうところが正直なところなんですけど、
06:02
でも大体の仕事って僕はそういうものかなと思っているんですけど。
ちょっとまた話それますけど、本当に大事な仕事っていうのはですね、基本的に給料が低いって言われているのは、ここに書かれているのは僕はかなり真実だなと思っていて。
ちょっと話は戻しますけど。
ポッドキャストとブルシッドジョブの相関性についてなんですけど、ここはあえてですね、音声配信と全般にくくらずですね、僕はポッドキャストを絞ってみたいと思うんですが、
要するにコミュニケーションを求めない、どっちかというとその読書みたいなですね、情報収集のためのメディアがどっちかというとポッドキャストだと僕は思っているんですけど、
そういうのを対応する人ってですね、どういう人かなと思うと、
多分時間があったらですね、本当に完全な自由な時間があったらテキストの方が効率がいいし、本当は本を読みたい人が多いんじゃないかなって思うんですよね。
僕もそうなんですけど、でもとある事情で目とか手は空いていないから、でも時間だけはですね、あるので、その時間を耳は空いてるから耳を使って情報収集するってですね、そういう人が結構いると思って。
だからこそこの耳のインプットの文化というか、ポッドキャストとか音声配信の文化っていうのが世界中で広まっているのかなって思ったんですよね。
つまりそのポッドキャストとか音声配信がどんどん人口が増えている背景には、もちろんコロナとかですね、そういうのはありますけど、
基本的にその平日の仕事をしている時間に割とどうでもいい暇を持て余している人間がどんどん増えているんじゃないかっていうことですね。
これを最初に言えばよかったなって自分で反省しましたけど。
そう、もう一回言います。
ポッドキャストや音声配信が世界中で聞かれる人口が増えているのはですね、
社会的な情勢とか人々の暮らしの仕方が変わったっていうのもあるけど、それ以上にそもそもとして、
普段仕事をしている時にどうでもいい仕事というか、別にそんなに意識を集中しなくてもできる仕事についている人がですね、
どんどん増えているんじゃないかっていう、僕はそういうことを思ったっていう話ですね。
これ多分140文字で僕、この今日の配信まとめれるなと思って、今ちょっと反省をしているんですが、
ちょっと話は飛ぶんですけど、このブルセットジョブ、どうでもいい仕事をついて、
しかもそれなりに給料がもらえる仕事をしている人っていうのは、頭のいい人っていうのもあるかもしれませんけど、
ちなみに僕はブルセットジョブじゃないので、別に頭も良くないし給料もそんなに高くないですけど、
09:00
それはどうでもいいとして、ある程度年齢が言っている人の方が多いのかなって思いました。
つまり20代とかだとですね、よっぽど高学歴で、でないと割とブルシットまでは行かない、
この本でいうとこのシットジョブぐらいにしかつけないんじゃないかなという気がしていてですね。
予想通り尻滅裂な話になってしまったので、最後にまとめというかですね、
僕はですね、何もポッドキャストとかを聞いている人をバカにしたくてというか、避難したくてこういうことをしゃべっているのではなくて、
なんていうか、ポッドキャスト人口が増えている裏側にですね、
結構見落とされがちな全く別のですね、社会的な問題があるんじゃないかということを思ったという話ですね。
まとまらない話で申し訳ありませんが、もし最後までお聞きいただけたらありがとうございます。
そんな感じで今日は終わりにしたいと思います。
今日もありがとうございました。良い一日をお過ごしください。
さよなら。また明日。
10:17

コメント

スクロール