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どうもお疲れ様です、いかです。この番組では、高校の国語化教育をしている私、いかが、仕事のことや仕事以外のことをゆるくおしゃべりしていきます。
さっきまでゆる言語学ラジオを聞いてましたね。
最近更新されたものはですね、ちょいガチ言語学ラジオ意味論ということで、
泉裕先生という言語哲学者の先生をゲストに迎えていましたね。
そのゆる言のお二人、水野さんと堀本さんが聞き手役を務めるというか、むしろいろんな質問をして納得いくまで深掘っていくみたいな。
そんな、あのちょっとガチ、ちょいガチだったんですよね。
まあちょいなんて使ってますけれども、私運転しながらほとんどこれ聞いていて、3時間ぐらいある大ボリュームエピソードだったんですけれど、
でもその車の運転をしながらだと全然想像がちゃんとできなくて、
あの、ただ音が流れているなあっていうぐらいだったんですけれどもね。
はい、あの、その使っている用語っていうのも専門的で、
しかもこの意味論というのがかなり数学的な処理を必要とするもので、私数学が本当に苦手っていうこともあるし、
あのその抽象的な表現を運転しながら想像するのはちょっとやっぱ難しかったですね。
で、そうそう、意味論とは何ぞやとか、意味とは何かっていうのを最初にその先生にお二人が尋ねたところ、意味とは何かわからないですねと答えられていて、
専門家でもですね、そういうふうに言うぐらいのものなので、非常に難しいことだから私がどうこう口出しできる問題ではないんですけれども。
で、あの、そうですね、運転しながら聞いていた部分はほとんど抜け落ちていてあんまりわかってないんですが、
あの、私がすごい、そうだな、今日家で聞いていた部分かな、面白いなと思ったのがですね、言語のおかげで異なる感覚が統合できるという部分ですね。
あの、例えば私たちはこんな文章を理解することがおそらくできると思います。
えーと、その家の奥にいい匂いのする家があって、その家は赤い色の屋根をしていて、そこからもくもくと煙が出ています。
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なんか、ちょっと状況を思い浮かべると、変な家があるなっていう感じだと思うんですけれども、
アンパンマンのパン工房みたいな感じかな。
パン焼いててめっちゃいい匂いで煙突あってもくもく出てる。
まあ全然それはどうでもいいんですけど、今出てきた私が適当に作った文章の中にいろんな情報が入っていましたよね。
家の奥にまた家があるみたいな空間認識を要するような情報、
それからいい匂いっていう匂いに関する情報、あるいは赤いっていうような色に関する情報、
いろんな種類の情報を組み合わせて文章を作っていました。
このいろんな種類っていうのを、ゆる言語音楽ラジオの中ではモダリティという風に言っていましたけれども、
人間はこの異なるモダリティ、異なる感覚が言葉によっていろんなモダリティをくっつけることによって、
その感覚を統合することができる、ある一塊の情報として処理することができるということだったんですよね。
面白かったのがですね、動物はそれはちょっと難しい。
例えばマウスを迷路に入れて、餌がどこにあるかとかをマウスは探しながら歩いていくわけですけれども、
例えば行き止まり、突き当たりの左側に餌があるとか、突き当たりの右側にまた通路があるとか、
そういう空間認識っていうのができないわけではないんですね。できるんですよね。
だけれども、例えば緑色の臭い壁の右側に餌があるみたいな感じで、
今また色と空間と匂いという異なるモダリティの情報を入れましたけれども、
こういう組み合わせることっていうのがちょっと難しい、できないみたいなんですね。
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人間はその異なるモダリティを感覚が統合できるんだけれども、
それは言語のおかげでできている、一緒くたにして脳が処理できるのは言語のおかげなんだなっていうのが面白かったですね。
それが実験によって裏付けられていると。
さらに面白い実験も紹介されていて、
例えば人間がタッタッタッタみたいな一定のリズムを刻みながら、
他の作業とか言語やを使うような動作をしようとすると、
その動作がさっきのネズミみたいな感じでできなくなってしまう。
異なる感覚というのを統合できなくなってしまう。
あるいはそれが鈍ってしまうみたいなことがあるらしいんですよね。
これは一応またそういう実験があってこそ裏付けられていることなんですけれども、
実感としてもすごくこれはわかるなと思って、
私はポッドキャストをよく聞いていて、いろんな人がいろんな話をしていますけれども、
それを聞きながら例えば文章を書いたり、
あるいは他の文章を読んだりするというのは私は本当に全然できないんですよね。
マルチタスク得意な人もいると思うんですけれども、
私はおしゃべりを聞きながら他の作業をするのが非常に苦手ですね。
あんまり脳を使わない。
例えばそうですね、ポッドキャストを聞きながらご飯を食べるとか、
何かそうだな、料理をするとき包丁で野菜を切るとかね、
そういうのができるんですよね。
だけどそれはおそらく言語や脳みその言語やの部分を使っていないような動作なんでしょうね。
言葉かける言葉みたいなことをしようとするとちょっとこれは難しいし、
その言葉以外の動作ももしかしたら鈍ってるかもしれませんよね。
さっきの実験からすると。
実際に私は初めに運転しながらだったから、
よくゆる言語学ラジオの内容が分かってなかったみたいな話をしたと思うんですけれど、
それも納得できますよね。
運転の方に集中してたっていうことでいいですかね。
ゆる言語学ラジオも聞きたかったんだけど、
ほぼ声が何かしら聞こえているぐらいのそんな情報量というか処理で。
だから意外と人間も言語をうまく使うっていうのは難しいんだなと思いましたし、
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でも言語があることによって複雑なモダリティの情報を処理できるっていうのがすごい面白いなと思って聞いていました。
あと話を聞いている中ですごい面白いなと思ってどんどん興味を持ってというか、
ちゃんと聞くようになっていって、
最後にですね、
泉先生の御著書が紹介されていたんですね。
悪い言語哲学入門っていう新書なんですけれども、
これポッドキャストにも概要欄にリンクが貼っていまして、
バリューブックスの購入のページに飛ぶようになってたんですよ。
Amazonもあったんですけどね。
私バリューブックス実はあんなにゆる言語学ラジオでお勧めしているにも関わらず使ったことがありませんで、
ただその悪い言語哲学入門というのが面白そうだったんで、
バリューブックスを覗いてみたんですよ。
そしたら驚いたのが、
その本の紹介・解説の文章ですね。
もちろん文章で簡潔に書かれているっていう部分もあるんですけれども、
AIによる音声解説を聞くっていうボタンがあって、
これAIがこの本について解説してくれてる音声が聞けるんですよね。
これすごいですよね。
実際流してみたんですよ。
そしたら結構淀みなく喋っている。
たまに変な日本語だなっていうところもほんのりたまにあるんですけども、
でもなんとなくその本がどういうものなのかっていうのが、
文章を読まずとも音声で聞くことができる。
これさすがバリューブックスだなと、
いろんなことに挑戦しているんだなと思いましたね。
本を読もうと思う、買うっていうところまでいくのに結構いろんなハードルがあって、
そのハードルのうちの一つにその本がどんなのかっていうのがあんまりわからないというか、
読む煩わしさを優先してしまって、
もうやっぱりいいやってなってしまうっていうフェーズがあったりするのかなと思うんですけど、
音声の解説ってやっぱりなんだろう、
いちいち読まなくていいというか、
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その目が、視覚が支配されずに済むというかね、
他のことをしながらその音声を聞くことができるから、
その本の内容っていうのがざっくりわかるから、
これは偉いなと。
本をちょっと読んでみようかな、買ってみようかなっていう行動につながりやすくなるんだろうなと思っていました。
そのAIの技術っていうのもなんか最近すごいですね。
本当にアナウンサーの人がちゃんと喋っているようなというか、
人間にすごく近いように話しているような声だったから、
ロボット感がないというかね。
最近、広雪の声で何かを喋らすみたいなのもSNSの中で流行ったりしてますけれども、広雪フィルターね。
ああいうような感じでどんどん発達してるんだなと。
それをバリューブックスは多分大量に本のデータをちゃんと食べさせて、
それが解説で返ってくるようになっているっていう、
技術がすごいなと改めて思って見ておりました。
なんか最近ツイッターなんかを見ていると、バリューブックスの飯田さんという方が、
堀本さんとポッドキャストもされてますけれども、
めちゃくちゃ忙しそうで、アシスタントみたいな人を募集するみたいなこともツイッターで少し見かけましたけれども、
こんなことをいろいろ考えたりやったり、ゆる言語ワークラジオに協力をいっぱいしていると、
そりゃ手も回らなくなるんだろうなと思いますね。
何の話だ。バリューブックスすごいなっていう話ですね。
せっかく今回すごいなと思ったから、しかもちょっと言語哲学、すごく数学的な処理を求めるような分野っぽかったから、
ちょっと私は苦手かもしれないけど、12月ぐらいボーナスが出たら買ってみようかな。
924円ですぐ買えよっていう話なんですけど、ちょっと最近金欠でね。
ちょっと生活にというか、お金に余裕ができたら本も読む可能性がある本も買っていこうかなと思います。
即座に必要でないものは読まないままになってしまうことが多いから、あんまり無駄遣いをせぬように。
つんどくにも価値があるという主張をする人はたくさんいると思うんですけれども、
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まあ、ぼちぼちいい感じにお金が貯まったら買おうかな。
いつになることやら。
では今日はこれで終わります。
ようやく週末ですね。
皆さん今週もお疲れ様でした。
ではこれで終わります。ありがとうございました。