はい、ブロックスミスの真田です。 事前のプログラムでは、割と挑戦的なタイトルにしてたんですけども、ちょっとトーンダウンさせて、
ブロックチェーンゲームの成功が難しい5つの理由と弊社の試行錯誤と、ちょっとトーンダウンしたところでやっていきたいと思います。
まず簡単に自己紹介、真田哲也と言います。 これまで4社起業して、全部日本で最初に参入するという起業をして、そのうち2社当初に上場しております。
今回で3社目を目指しております。 トークン上場と株式上場も目指しています。 ブロックスミスという会社を設立しました。
このブロックスミスという会社、僕が創業会長をしております。 クラブ株式会社の子会社として生まれ、現在ドコモベンチャーズさん、
SPIグループさん、今回ここのイベントの主催のヘッドラインさん、 あとZOZOの前田さんのファンドなどに出資していただいております。
最初にリリースしたタイトルは、キャプテン翼ライバルズ。 これはミントタウンさんがパブリッシャーで、弊社が開発、運用、運営をしております。
そこそこ成功しました。 それなりに成功というところだと認識しています。
だからタイトルにあった、成功できないというわけではないと認識しています。 そして今年の6月に次の主力となるサービス、
Kakaのベータ版をリリースしました。 オープンベータテスト中です。
ここから今日の本題、ブロックチェーンゲームの成功が難しい理由について解説していきたいと思います。
その解説とともに、その対策として、僕はどんな試行錯誤をして、それをKakaでどんなことをやろうとしているのかということをセットでお話しすると、現在のブロックチェーンゲームの問題点が分かりやすく理解できると思います。
一つ目、このチャートとても重要なチャートです。 ゲームはどんどん進化して、一度すごい
素晴らしいゲーム体験、例えば3Dでキャラがぐりぐり動いているというような体験をすると、人間後戻りできないんですね。
よりもっと素晴らしい体験を求めてしまう。 それによってユーザーの要求基準が上昇し、
結果開発コストがどんどん高くなっている。 この業界長い人はみんな理解していると思います。
それに、 似合うユーザーがいれば
リクープできる。ないしは似合う単価を取れればリクープできる。 でも売り上げが上がらないのに開発コストだけが高等化していくと
赤字に陥っていく。 左上赤いところが赤字ゾーン、右下黒いところが黒字ゾーン。
例えば日本のモバイルゲーム、僕はソシャゲの会社、クラブ株式会社のファウンダー会長をしておりますが、
ソシャゲの会社、大半が赤字に陥っております。 なんでか、要求基準がどんどん上がっていってるんです。
開発コスト、僕らがモバゲーグリーン向けのゲームを作り始めた時、一番最初は3000万で作ってました。
今30億ですよ、30億。市場がそれに沿って広がってたらいいんですけども、広がってない。
韓国中国のゲーム会社はグローバルを対象に世界のユーザーを相手にサービスをやることによってリクープしています。
それに対して日本のソシャゲ会社は世界マーケットに出れてない。
だから開発コストだけ上がって対象とする人口を増えない。 だから赤字、みんな赤字です。
これが今ソシャゲの現状ですね。
で、ひるがえってみて、ブロックチェーンゲーム、日本のソシャゲユーザーよりもっと少ない、
もっと少ないユーザーを相手に同じようなゲーム体験をしようとしている。
そうすると開発コストは同じぐらいかけないとしょうがない。
でもユーザー数は少ない。
これが今のブロックチェーンゲームの端的な現状です。
それに対して弊社開発したキャプテン翼、いろんなこと言う人いるんですよ。
こんなチャチゲームとかほっとけと、最初からそこを狙ってるんだと。
同じゲーム体験で勝とうとしたら、それと同等か、それ以上の開発コストをかけないといけないから、
ゲーム体験をいかに正面から勝負しないかっていうところが僕らの狙いです。
だからキャプテン翼は最初から6ヶ月1億で作るっていう目標に従って、
その中で何ができるかっていう議論をしまくってゲームを作ってます。
次出すかか、僕らはもうちょっと広いところを金かけずに狙いに行く。
今、真ん中下の方にありますけども、そこあたりが狙い。
ここですね。
を狙いに行きたいと。
いかにコストをかけずに、かつコストをかけている人たちと競争しないか。
こういうテーマで開発をしております。
したがってウェブユーザーでもできるウェブ2.5ゲーム。
僕らウェブ2.5ってバカにされるんですけど、最初からウェブ2.5をあえて狙いに行ってるんです。
ウェブ3ユーザーだけじゃユーザー数が足らないから、最初からウェブ2ユーザーを取り込むためにあえて2.5にしてるんです。
あるいは低予算にシフトするために真っ向から高予算ゲームと対抗しないゲーム性、これを狙いに行っています。
次にブロックチェーンゲームの問題点。これみんな感じていると思いますけども、循環型のトークのミックスは設計が難しいんです。
人気ゲームのパラドックス。一応丸Cつけときましたけども。
ゲームは人気があればあるほど、トークンの価格下落が激しくなる。
何でか、ゲームが面白い。だからユーザーが増える。だからトークン、NFTの発行量が増加する。
増加するから市場での売り圧が下がる。だから価格下落する。人気ゲームは人気が出れば出るほど、
トークンの価格が下落する。これ経済理論でいうとめっちゃ当たり前です。 じゃあどうする。
カカのトークのミックス。ちょっと説明します。 ユーザーがクイズを出題するかクイズに正解する。
そうするとカカからチップというゲーム内コインをもらえます。 コインをもらえたらそれをブロックスという仮想通貨に交換します。
仮想通貨に交換できた人は 取引場で売ります。そうここまでが普通のゲームです。
だったら値段下がるじゃないですか。だから何を取り入れたか。 企業スポンサーを取り入れました。
企業スポンサーにブロックスを買ってもらいます。 そして買ったブロックスで広告出行をしてもらう。
これでぐるっと循環します。 人気が出れば出るほどバラ撒くチップ、ブロックス、仮想通貨は増えます。
でも人気が出てるってことは広告価値が上がる。 その分しっかりと企業が買うブロックスが増える。
ここが投下になることによって トークのミックスが循環する。こういう仕組みを作っています。
僕らはどんなふうに使おうと考えているか。
よっしゃー!
クイズに答えて暗号資産が稼げる新しいアプリで。 本当か?
2択クイズに正解するとチップというポイントがもらえて、 そのチップが暗号資産とか日本円にも交換できるようになるんですよ。
これで稼げるってことですか?
やば! やろうやろう!
どっちだと思う?
チビ!
2択だもんね。
当たりはしない。
え、どっちどっちどっち?
すごい! チップ!
やばくない?
めっちゃもらえた!
出題してもポイントもらえるんですね。
うわー! やったー!
イエーイ!
え?嘘?
マジか!ショックだわ!
アニメならめっちゃ稼げるかもしれないです。
これ何というアプリですか?
TAKAです。
隙間時間に好きなクイズに答えてチップを貯めれて、 お金も稼げるアプリで。
今は先行プレイ用のベータ版がリリースされてるんですよ。
ベータ版だとゲーム内に通ったチップがたくさんもらえるんで、 今のうちからダウンロードすることをお勧めします。
ダウンロードしました。
はい、あの分かりやすい! 分かりやすすぎる動画で、
口であんまりちょっとコメントすると、
真田があんなこと言ったって言われそうなんで怖いんですけども、
いや、WEB2ゲームにできなくてWEB3ゲームにしかできないこと。
それがこういうことだと僕は思っています。
で、多くのWEB2ゲームとWEB3ゲームの違い、
それWEB2ゲームで良くないですか?っていうものがたくさんあるんですけど、
この部分はWEB2ゲームにはできない。
だから、かかにはいろんな特徴があるんですけども、
これは集客用のトレーラームービーですけども、
集客用には例えばこういうところを強調してみたら、
どういう数値が出るかみたいなことを今実験しています。
ここだけ強調しすぎるのも若干リスクを感じてはいるんですが、
WEB2ゲームにできないことをWEB3で何をするか。
それは一つはこういうことだというふうに感じています。
はい、最後にお知らせです。
こんなキャンペーンやります。
旧TwitterXでWEB3クイズ決定戦というクイズ大会やります。
賞金総額1000万円出します。
こんなことしちゃっていいのかっていうぐらい出します。
これはカラクリは協賛でたくさんの有名プロジェクト、
全世界の有名プロジェクトの皆さんに協賛していただき、
その皆さんのトークンとかNFTを提供していただきます。
それを現金換算すると、総額1000万円相当になると。
1000万円僕らが現金で拠出してイベントやるっていうのは、
ベンチャーにとってはさすがに辛いんですけども、
そういう協力プロジェクトの皆さんのお力でこういうものができます。
今これはまだカカは日本語版しか出てないので、
グローバルにまだ展開することができません。
そこで一旦Xを使って、Twitterを使ってX帳で展開します。
これを将来的にはカカの中でもこういったイベントをやっていきます。
ですので、今日ご覧になっていただいている、
ゲーム作ってるよ、WEB3プロジェクトやってるよという皆さんと、
ぜひ連携してこういったものにご参加いただけたらありがたいなと。
我々はWEB2の皆さんを含めて、
とにかくカカをばらまいてユーザーを取り込んで、
それをWEB3プロジェクトの皆さんに送客していくっていう、
送客マシーンとして機能できればありがたいと思っておりますので、
ぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。
ちょっと早めに終わりました。
僕は50分までだと思っていたので。
どうもご清聴ありがとうございました。