1. いつものデザインのはなし
  2. #35 - 椅子を語ろう【いつもの..
2024-01-10 1:03:16

#35 - 椅子を語ろう【いつものデザインのはなし】

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第35回目は「椅子を語ろう」🪑 2024年の新年一発目はかなり濃厚✨ 一番身近な仕事道具でもある家具ですよね。 つるが椅子のデザインや歴史・哲学的な思想まで しっかりと深掘り解説をしております👨🏻‍🏫 デザイナーの方はもちろん、インテリア好きな方や 椅子のあり方について学びたい方にもオススメです👂 ▼CONTENTS ———————————————— () - あけましておめでとうございます () - つるの椅子 () - ばちこの椅子 () - 名建築と名作椅子の教科書 () - 椅子と身体 () - 権威を現すための椅子 ————————————————————————

【つるの椅子】 🪑Comfort デスクチェア | KANADEMONO https://kanademono.design/collections/desk-chair/products/och-102?variant=31574454272062 🪑Viking | Wavebone https://hookup.co.jp/products/wavebone/viking —————— 【参考文献】 1️⃣名建築と名作椅子の教科書 | アガタ・トロマノフ (著)、 中村雅子 (翻訳) https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767826493/ 2️⃣椅子と身体 | 黒川雅之 (著) https://onbook.theshop.jp/items/15421761 —————— 【名建築と名作椅子の教科書でご紹介した椅子】 ✅S33 CANTILEVER CHAIR | Mart Stam https://www.thonet.de/en/all-products/detail/s-33 ✅MR chair | Ludwig Mies van der Rohe https://www.knolljapan.com/knoll-studio/by-category/side-seating/mr-side-chair-without-arms.html ✅Armchair 41 “Paimio“ | Alvar Aalto https://www.artek.fi/jp/products/armchair-41-paimio ✅Red & Blue Chair | Gerrit Thomas Rietveld https://www.cassina.com/ww/en/products/red-and-blue.html?cas_rivestimento=L-L010#635-red-and-blue_78889 ✅紙管とべニアのスツール | 坂茂(ばんしげる) http://websvr157-205-176-14.alpha-prm.jp/works/1997_paper-tube-and-plywood-stool/index.html —————— 【名建築と名作椅子の教科書のくだりでご紹介した椅子】 ☑️The Ball Chair | Eero Aarnio https://www.aarniooriginals.com/products/ball-chair
—————— 【ばちこの椅子】 🪑DUOREST http://www.duorest.jp/ 🪑Soul Seat chairs | Ikaria Design Company https://www.ikariadesign.com/ 🪑ドクターエル https://www.dr-l.co.jp/item/dr-l/ 📦座ってる箱(URLは近しいもの) https://x.gd/fLAKI 🪑Red Model 4875 Chair | Carlo Bartoli for Kartell https://mooiatti.jp/products/red-model-4875-chair-by-carlo-bartoli-for-kartell-1970s-1



【つる】
フリーランスのグラフィック/Webデザイナー。
ロゴやフライヤー、Webサイトの制作などを行う。
シンプルに整理されたデザインが好き。
[Instagram]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/takumi.tsurumaki/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
[X]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takumitsurumaki/
——————————————————————

【ばちこ】
グラフィックデザイナー / WEBデザイナー / イラストレーター
いくつかの会社勤務を経て、フリーランスでやんわりと活動中。
長崎うまれの大阪経由なので方言が変です。(西寄りではあります)
[Instagram]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/bachiko85/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ [X]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/bachiko85/

サマリー

デザイナー鶴さんとばち子さんが、いつものデザインについて話している第35回のエピソードでは、椅子について話されています。鶴さんは最近購入した音楽メーカーが作るエルゴノミックスチェアであるバイキングの特徴や調整機能について詳しく説明しています。このエピソードでは、ヘッドレストや座面のクッション、椅子の重さなど、椅子のさまざまな要素について話されています。また、イカリアのアグラチアという椅子のことも紹介され、鶴さんは購入を検討していることを明らかにしています。今回のエピソードは、椅子を使う場面や椅子のデザインについて話しています。また、奥藤バチ子さんが使っている椅子について2冊の本を紹介しながら話しています。『名建築と名作椅子の教科書』では、ミース・ファンデル・ローエーさんなどの建築家が設計した建築物と名作椅子を紹介し、『椅子と身体』では、椅子と身体の関係について哲学的な思想を紹介しています。また、建築家の椅子作りについてやバンシゲルさんの災害用の椅子についても紹介されました。さらに、黒川雅之さんの本『椅子と身体』では、椅子の存在意義やエンジンとしての役割についても探求されています。今回のエピソードでは、椅子の内側と外側の二面性と日本の床文化との関係について考察されています。椅子は西洋文化では地面から離れるためのものとして使われますが、日本では床と椅子が融合して裸足で椅子を使う特別なスタイルが生まれています。また、椅子は権威を象徴するものであり、椅子を買うこと自体も権威を表す行為かもしれません。

00:00
いつもの デザインのはなし
このラジオは、フリーランスのデザイナー鶴とばち子がお送りするデザイントーク番組です。
普段のデザインの話から日常のことまで、ざっくばらんに語り合っています。
はい、明けましておめでとうございます。
おめでとうございます。
ハッピーニューイヤー。
新年第一発目のいつものデザインのはなしでございます。
ございます。
今回もよろしくお願いします。
お願いします。
よろしくお願いします。
まあ、新年ということでね、別にそれに習ったテーマというのはないんですけど。
今回はね、今回第35回目か、第35回目になります。
35回目。
今回のテーマは、椅子を語ろうでございます。
椅子、椅子。
椅子。
椅子を語ろうっていうのは、以前にばち子さんが、
テーマとして、ネタとして書いてもらってて。
で、ちょうど僕も椅子のことはいろいろね、話したいなと思ってたし、
自分で椅子買ったりとかもしてたから、
そういうのも含めてね、ちょっとこう寝かせてたというか、
いろいろ勉強というか、してから話したいなと思ってた話題だったので。
はい。
椅子の選び方と特徴
はい。満を持して、新年一発目ということに持ってきました。
よっしゃー。
はい。よろしくお願いします。
お願いします。
そもそもなんか、ちょっとばち子さんが椅子を語ろうって、
そもそもなんか、ちょっとばち子さんが椅子を語ろうって、
書いたきっかけは何だったんですか?
あ、でもね、おおよそ鶴ちゃんの狙い通りだと思うな。
その、例えば日頃座ってる椅子のこととか、
あとは、やっぱりデザイン周りは、椅子が付き物だったりするのかなって、なんとなく。
あ、そうですね。
するから、その辺で、なんか広がらへんかなっていう意味合い。
なるほど、そうですよね。
そう。
もう仕事道具だし、日常に欠かせないものですもんね。
そう。
あの、家具にね。
そう。
で、かつさ、やっぱその空間に、こうポンってあるだけで、こう、めちゃくちゃいい感じになるような椅子も多いわけじゃん。
うん。
なんか、そういう部分もやっぱデザイナー目線でね、語っていけたらいいんじゃないのかなって思ってさ。
そうですね。
うん。
確かに確かに。
わかりました。
いいところです。
おお、いいですね。
はい。
その、じゃあ何から話そうかな。何から話したらいいかな。
いろいろなんか椅子について今回話すので、あの、ネタというかはあるんですけど。
うんうんうんうん。
あれかな。
まずなんか、
僕が最近買った椅子のことから話した方がいいかな。
聞きたい。
聞きたい。
やっぱさ、仕事道具じゃん、椅子。
うん。
そうそうそう。
その辺のね、こだわりだったり。
そうなんですよ。
こういうポイントとか。
こういうポイントね。
選んだポイントとかね。
そうそうそう。
聞きたいね。
まぁ、最近買った椅子、まぁなんで買ったかっていうと、
はい。
今僕、なんかその、わちこさんの前で座ってる椅子を今まで使ってたんですね。
うん。
これもなんかそんな悪い椅子じゃなくて、
うん。
えっとね、カナデモノっていうね、あのブランド、メーカーさんがあって、
なんかそこのこう、コンフォートデスクチェアってやつを使ってたんですね。
うーん。
でこう、なんかスチールの素材と木のなんか、
鋼板の感じがすごい、この組み合わせが可愛くて、
うんうんうん。
あの、見た目重視で買ってたんですけど、
うん。
まぁなんかその仕事をがっつりこう、何時間もやるっていう椅子としての用途だと、
うん。
ちょっと痛くなってきちゃうっていうか、お尻とかが。
あぁ、そうだね。
うん。
うん。
その長時間に耐えるっていうのに、
うん。
あの、また違う椅子がないとなっていうところで、
おぉ。
新しい椅子買ったっていう経緯がありまして、
いやぁ、買った買った。
そうなんですよね。
それはね、ちょっと後ろに見えてる、ちょっと巨大なね。
はい。
私には、見えてますよ。
音楽メーカーが作るバイキングチェア
そうなんですよ。
でね、あの、メーカーとしてはそんな、なんかすごい、
皆さん知ってるかどうか分からないんだけど、
うん。
あのね、ウェーブボーンっていうね、
ん?
ウェーブボーン。
ウェーブボーン。
ウェーブ、ウェーブボーンっていうね。
ウェーブボーン。
曲線、斜め、骨みたいな。
骨、あぁ。
まぁ、直訳するとね。
ウェーブボーンっていう、あの、台湾を拠点にしてる、
うん。
音楽系の家具を作るメーカーの椅子なんですよね。
音楽?
そうそう。音楽のスタジオとかに、
あぁ。
置く用途として作られてる、
うんうん。
そういうのをメインで作ってるメーカーで、
うん。
まぁ、椅子の他にこう、デスクとか、
うん。
もう、あの、パソコンとその他にこう、
キーボード。
うん。
ミディキーボードとか、そういうのを置くための、なんかこう、
あの、二段構えのデスクとか、
うん。
まぁ、そういうのとかも売ってるメーカーなんです。
あっ、そういうことか。
そうそうそう。
で、後ろに見えてるのは、そこのメーカーの、
うん。
バイキングという、
バイキング?
w
バイキングというね、
なあります?
愚かな?
あの、イカツイ、イカツイ名前の、あの、椅子なんでございますは。
いきなりいかついじゃん。
イカツイでしょ?
ww
なぁにぇ?
そうなんですよ。
あの、まぁ、バイキング、うん、そう、
うん。
なんかね、なんだっけな。
そう、何個か椅子があって、
うん。
ボヤージャーだっけな。
うんうんうん。
旅人みたいな
そういう意味の椅子から
ちょっとその1個上のランクとして
海賊になっちゃった
海賊
いわゆる最近流行ってる
エルゴノミックスチェアっていうのかな
人間工学に基づいた
身体的に
座りやすい椅子っていうのの
ジャンルの椅子ではあるんですけど
結構そういうの
椅子って最近多いじゃないですか
いろんな格好良いメーカーというか
Amazonとかそういうの見てても
いっぱいそういうオフィスチェア的な感じの
悩むぐらいあるよね
ありすぎてどれがいいのかも
分かんないし
それに似てるチェアではあるんですよね
ジャンルのチェアではあって
座りやすさとしては
全然すごい良くて
買って良かったなと思うんですけど
購入の決め手が
1つあって
音楽系のメーカーが作ってる椅子ってところが
1個ポイントなんですよ
ギミック
ギミックがあってですね
ギミック?
ギミック
今つるちゃんが動かしています
こういうことができるんですよ
今アームレストがちょっと左右にパカって
誤解調したね
そうそうそう
アームレストが付いてるってのは欲しかったんですよ
ただ僕楽器
ギターとか弾くから
アームレストがあるとそれが当たっちゃって
弾きづらくなっちゃうんですよ
そうだね
アームレストをいろいろ動かせるやつ
ってモデルはあるんだけど
これはもう後ろに完全に90度
パカッと
90度?
いやほんまや
45度ぐらいのところはあるんだけど
真後ろに90度倒れてくれる椅子って
なんかこうなくて
これが音楽メーカー
音楽メーカーっていうか
音楽スタジオ向けに作ってるメーカーならではの
考えられてる設計で
すっご
これのおかげで
楽器とか弾くときは
完全に倒すことで
アームのない椅子として機能できるっていう
私左右に行ったかと思ったら
それ真後ろに倒れるんだね90度
あーすごいすごい
へーほんまやー
今両方アームレストが
後ろに90度倒れまして
完全にレストのない椅子に早変わりしたんだね
これで要は左右が邪魔にならない
状況が生み出せると
そうなんですよ
だからギターとかね
ベースとか弾くときは
この倒すことによって
っていうところだよね
バイキングチェアの調整機能と利点
めちゃくちゃいいじゃんこれ
そうなんですよ
めちゃくちゃ横に長い楽器使ってもオッケーだね
まあね
そうね
下あるとかね
そうね
いけるね
まあそう
だからこれが購入の決め手で
いろいろ他にもね
エルゴノミックスチェアっていうのかな
そういうチェアっていうのはたくさんある中で
他のでもよかったってよかったんだけど
これがあるから
決めたっていうところだね
なるほどね
ちょっと一瞬アーロンチェアっぽいなとも思った
そうそうそう
アーロンチェアが元祖ですよね
元祖だね
元祖というか金字塔的な
うん
本当はアーロンチェアとかが憧れではあるんだけど
ただアーロンチェアのアーム倒れないからね
倒れないね
あれは倒れない
いやこれすごい画期的じゃない?
そうなんですよ
めっちゃいいかも
結構ね
あの
あの
あの
デザイナー界隈ではそんな有名じゃないんだけど
音楽系だと
界隈だと
音楽系のユーチューバーの人とかが紹介してたりとかして
割と最近有名で
結構在庫切れとかにもなってるような
そうなの
そんな大人気のバイキング
バイキング
どこやったっけメーカー
ウェーブボーン
ウェーブボーン
ウェーブボーンのバイキング
ウェーブボーンのバイキング
イカチー
イカチー
でも背中の当たり具合とかどう?
お尻具合とかさ
それもね
かなり調整できるんですよ
何段階でも
この後ろにある
こう
突っ張り
突っ張りっていうか
何つの
なんかね
後ろに支えるための
構造みたいのがあって
なんかいらっしゃるね
そうそう
それをこう
ちょっとテンション
張りとかを調整したりとか
座面もこう
左右
前後にこう動かせたりとかして
前後にもいけるんだ座面が
多分でもね
そういう感じの
こういう
あの
チェアって
割とそういう
調整機能みたいな
最近どれも多分ついてるみたいで
割と痒いとこに手が
届くというか
うんうんうんうん
でまぁ
最初買った時に
自分に合うように
調整してるんで
はいはいはい
割とこう
快適に
おー
過ごせてますね
どう?
腰の具合とか
あー全然もう
快適快適
全然痛くなんないし
おー
あの後ろにも
すっげーこう倒せるから
あ、これリクライニング機能も
ついてるんですね
ついてます
だからもう
これで寝たりとかも
寝れるの?
寝れるぐらい
気持ちいい
すごいね
うん
そっか
これ安定感
めっちゃありそうだね
椅子の要素について
そうだね
そうなんですよ
で今ちょっと
ついてないんだけど
あの
ヘッドレスト
ヘッドレストね
ヘッドレストのオプションパーツもあって
でそれも今ちょっと
追加注文してるんだけど
海外製品で
なんかまだ入ってこないみたいで
あー
そっかそっか
なんかそれはまた
もうちょっと先になりそう
ってことで
じゃあ
ヘッドレストのレビューは
後ほどってことですね
はい
早くついたら
もう完全に寝れるんだけどな
思いながら
めっちゃいいね
うん
なんかすごい
乗り心地が
座り心地が
座り心地?
軽そう
あーそうですね
うん
なんかこう
座面もこうクッション
あの
なんていうのかな
えーと
網?網?
うん
メッシュ
メッシュか
メッシュ素材になってて
通気性もいいし
そうだね
座面さ
どう調整してんの今
どう調整してるっていうと
例えば後ろ側に
こう高さが出るようにしてるのかとか
前側に高さが出るようにしてるのかとか
あー
なんかね
そういう
この
上下のやつってよりは
あー上下っていうか
この
なんつーの
前後
前後か
前後の調整だから
うん
あの座面の傾きみたいな調整できないんだよな
あーそういうことか
そうそうそう
はいはいはい
座面の
あーでもまあその
だから座面の調整というか
背の調整だな
うん
背の調整をすることによって
足がどの位置に来るかっていう
とこなのかな
あーそういうことか
難しいね
全然全然
なるほどなー
そうそうそう
いやー
ウェーブポーン
ウェーブポーン
まあでもでも
完璧な椅子ってでもやっぱないんですよね
難しいね
どっかでこうちょっと
あの
もうちょっと
こうだったらいいのにな
みたいなとこやっぱあるから
うんうんうんうん
究極の椅子っていうのはもう
無理だろうなと思うけど
でもさ
今の環境超究極じゃない
うーん
まあね
だってスタンディングもいけるし
うんうん
もう
座るのも超快適なわけじゃん
あそうですね
めっちゃいいやん
確かに
本当にね
うん
ただこれちょっと椅子重いんだよね
椅子重いんだ
重い
重いから動かすのが結構
結構力入れるんだけど
あー
そういう感じなんやね
うん
もうちょっと軽かった
なって感じだけど
まあ
この重さがね
自分を支える安定感になってると思うから
うんうん
そこはね
ちょっと二律背反というか
うん
そうだね
うん
確かに軽かったら逆にね
ちょっとスッて動いただけで
ペインってめっちゃ滑るからね
そうそうそう
うん
用途によっていろいろね
こう
必要な要素っていうのは
違うんだよなって
思ったんですけどね
使ってどのぐらいになるの
えーと
使って
2ヶ月ぐらいかな
おー
2ヶ月ぐらい
うん
だからもう普通にバリバリ仕事で
使ってて
うんうんうんうん
うん
めっちゃいい
そうそうそう
そうか
いいな
うん
そういうタイプの椅子にも
非常に憧れるんだよね
ねー
まあでも欲しい椅子ってね
まだまだ全然
いろいろね
あるにはある
あ、あるの?
うんうんうん
例えば何欲しいの
あーでも
狙ってる
これと他にやっぱ悩んだら
イカリアのアグラチアについて
ハーマンミラーシャっていうの
あ、うん
いろいろ
まあ
えーと
セールチェア
セールチェア
あれアーロンチェア
なんかまあそういう
いろいろチェア
なんかあるじゃないですか
いろいろ
そうそう
いらっしゃる
セールチェア
ハーマンミラーの
セールチェアってのも
すごい候補だったんだけど
うん
それやっぱ
アーム問題
アーム問題ね
アーム問題があったんですよね
うわー
あ、そうか
じゃあ楽器の弾き具合どう?
今それ
あ、大丈夫だから
大丈夫
完全に倒れてくれるから
いい感じだね
うん
うわー
関しては
これは楽しみだ
うん
うーん
ピス問題ね
やっぱね
そう
いい相棒に出会えるかって
すごい大事なんだよね
あ、そうですね
うん
いい相棒
ピスね
椅子は相棒ですね
相棒だよ
うん
完全にね
座り仕事の人間としては
本当に
うん
良き
あれですよ
そうですね
フレンズ通り越すよ
確かにパートナーだよな
ほんまに
うん
それ
ほんとですね
ねー
あ、勉強になりましたよ
いえいえ
あ、なんか僕の話ばっかり
なっちゃってるんですけど
逆にバチ子さんが使ってる椅子とかって
なんか紹介できますか?
あ、私の椅子
うん
あの
すごいしょうもないこと言っていい?
うん
私今箱の上に座ってます
えぇ
箱の上に
上?
箱の上に座ってるんですか?
箱の上に座ってますよ
ほうほうほう
というと
何の箱?
あの
輸送用のさ
それこそ
あの
バンドマンが
うん
楽器を
なんか輸送に使うための
でっかい箱あんじゃん
なんか
あーはい
ガチャコンってする
うんうんうん
あれが一個家にありまして
うんうん
試しに座ってみたら
うん
めっちゃフィットすなこれ
と思って
おーおーおー
面白い
それは
うん
そう
あの
私座って作業するとき
うん
その
正座したりとか
うん
あぐらかいたりとか
あと片足ちょっと曲げてみるとか
うん
結構そういうことがすごく多くて
うんうんうん
落ち着かないんだよね
うんうんうん
なんかむくんじゃったりとか
いろいろするし
だから椅子の上でめちゃくちゃ動くんだけど
うんうんうん
これ一番実はいいのではってちょっと思っちゃって
なるほどー
面白いそれは
そう
ほら固いだけやと痛いから
あのー
ハニカムクッションって知ってる?
あーなんかその
蜂の巣みたいな構造
してるってこと?
そう
あれを
試しに安いやつ引いてみたら
もうこれで良くない?ってなって結構
へー
すごいなー
背もたれの必要性
そう
ねー
そう
で私
そのいろいろ椅子の変歴があるんだけど
ちょうど
そのずーっと使ってたやつを手放したんだよね
うんうんうん
手放して
ちゃんと納得いくやつを
買いたいなっていうところなのよ
うんうん
なるほどね
だから狙ってるのは確かにあるの
あーそうなんだ
うん
ちゃんとあるんだけど
うん
うんちょっとそれの間に今
箱に座っているのよ
そうなんだ
でも意外とこの生活が
ちゃんと自分にマッチしてるんだっていうのが
テスト環境として
できたので
狙ってる椅子をね
買おうと思ってます
あーそうなんですね
面白い
その狙ってる椅子とは
狙ってる椅子っていうのが
あのねその
イカリアっていうブランドの
うんうんうん
聞いたことある
知ってる
あのこういう椅子
え何これ
あーなんだろう
骨盤を立てる椅子みたいな感じ
うん
今ツルちゃんにお見せしてるんですけどね
これアグラが掛ける椅子っていうことで
はいはいはい
あのー
まあただの平たい椅子じゃなくって
ちょっとお尻側が
一段上に上がってる
階段みたいになってて
なってる
そうでそこに
まあお尻乗っけて
あとはその足をどうするかは自由みたいな
あーほんとだほんとだ
そう
これがイカリアの
まあアグラチアと言われてるんだけど
まあこれのね
まあゴロゴロタイプでね
スウェオキのバンブータイプか
うんうん
私はこのバンブータイプが非常に
バンブータイプの方がかわいい
うんかわいいよね
そう
なのでこれを買いたいと思ってます
おーいいですね
そうあんまり大きい家具増やしたくないのよ
あわかる
引っ越しとかいろいろ考えて
だからねめちゃくちゃ躊躇すんの
そうですね
買うとき
ほんとに
それは僕も逆にそこに感謝失敗したなって思って
え何何ちょっとどうしたの
あごめんな急にダメなし
急に
ほら
重いって言ってたじゃんさっき
ああうん
あの我々の家あの
うん
なんだっけメゾネットじゃないですか
ああそうだね
もうこれ上げ下げ
ああ
もう怖くて怖くてなんか
大変だったね
うん
ドキドキしたでしょ
うん
あまあごめんなさい僕の話になっちゃったけど
あいいいいいい
いやこれすごいなんか優遇みたいな感じでかわいいデザインとして
そう
そうなの
で私ね椅子に背もたれがいらないのよ
ああそうなんだ
そう
うんうんうん
全然いらないの
あそれはすごい
そうなんか昔はねそれこそこれ使ってたんです
ああ
はいはい
このディオレストっていう医学的に基づいた
うん
あの考えられた椅子で
うん
背中がえっと普通やったら1枚でペラってしてんだけど
うん
このディオレストってやつは2分割されてて
うんうんうん
ここを多分つるちゃんと同じだね
うん
こう調整ができる
うん
背骨にね
うん
であとまあお尻の部分もまあ変わらないか
まあ割と柔らかいしアームレストもあるし
うん
っていうこれ非常に良かったんだけど
うんうんうん
やっぱ背もたれいらないよな
って思っちゃって
ああ
まあねなんか難しいとこですよね
今こうやって座ってて
僕実際背もたれ使ってないからな
うん私も現在背もたれ
あそっかごめんなさい僕が
全然全然
椅子の使用シーン
提供してるのはちょっと背もがないんだけど
全然全然
でも私そのいろんな人のお宅にお邪魔しても
どこに行っても
うん
背もたれを使うっていうことがあんまりないのよ
ああ
じゃあ姿勢がいいんですね多分ね
なのかな
うん
運転するときもさ
うん
あのめちゃくちゃもうすごい至近距離で
うん
うん
運転するから
ああなるほど
次の運転手に変わるってなったとき
え近っみたいな
ああ
なんなんこれって
なるほどね
めっちゃ背中まっすぐやしみたいな
ああそっかそっか
そう
じゃあなんか体幹とかいいんじゃないですか
体幹と姿勢がいいから
うーん
あのおかしらね
まあでもそう背もたれがいらないんですよ
ああ
でもそれいいな
いいでしょ
だからこのイカリアチア
よかったら皆さんもね
うん
同じような似た症状がいる人は
うんうんうん
ちょっとよかったらね
そうですね
うん
僕もアグラかきたいな
いいときあるからな
そう
あでもめっちゃかけるじゃんね
左右取れるから
まあねアグラはかけるんだけど
うん
やっぱその
あの座面自体に局面があるから
うん
あのどうしてもなんかちょっとつっかえるっていうか
うーん
アグラかくと
そう
うんうん
でなんでね
これをまたチョイスしたのかっていう理由が
もう一つあるんですよ私
うんうん
あの過去にもう全然こういうデュオレスト
まあ医学的な椅子じゃないやつを使ってたときは
うん
普通に椅子だったんだけど
その普通の椅子にね
この
うん
What was it again?
ドクターエルっていうクッションを使ってたの
ああ
うんうんうん
ドクターエル
うんドクターエルね
はい
これは椅子に乗っけて使う
まあ腰痛改善のための固いクッションなんですけど
うんうん
これはえーとね傾斜が6度かな
うん
うん
6度の傾斜をお尻から足にかけてやってあげることで
うん
こう腰への負担がねものすごく減るっていう話なんよ
うんうんうん
やしその前傾姿勢になるから
こう割とこう力入れやすいし
入れられるっていうかね
ああ
うん姿勢が整うクッションなんですよ
ほいほいほい
これは割と長らく使ってたんだよね
うんうん
そう
これ非常に
今お使いの椅子があんまりちょっと気に入らないなとか
なんかちょっと腰痛いんだよねって人結構おすすめです
うん
ドクターエル
うんうんうん
あでも今は使ってないの?
使ってない
うん
うん今ハニカムクッションだから
ああそっちの方がでも合ってるんだ
意外と良かったな
うんうんうん
へー
そう
そうなんだ
まあなのでねこれ聞いてる人
まあ良かったら
調べてみてくださいって感じです
うんうんうん
えちなみにその箱
うん
今座ってる箱はどのくらいの大きさなんですか?
えっとね横が多分
50、60ぐらい?
60
うん横60、横60、60の
高さが普通の椅子ぐらいの高さなんだよね
椅子の選び方
ああそうなんだ
うん
だから本当に座ったら
膝がやや直角になって
でちゃんと足の裏がつく
うん
この状態だから腰の負担が
少なくて済む
うーん
っていう
ああそうなんだ
これが一番かな
やっぱ足にこう体重乗っけることで
うん
少しね軽減させる
うんうんうん
感じ
うーん
これが長年座る仕事で行き着いた
ああすごいな
うん
なんかミニマリストって感じじゃないですか
その感じ
うん
境地的なところで言うと
そう
もっと言えばねもう椅子なくて
うん
普通に畳の部屋で
あの私
あのあぐらじゃなくて
なんていうの
ストレッチみたいな感じで
うん
足の裏をくっつけるあぐらってあんじゃん
ストレッチで
うんうんうん
あれの状態でずっと作業ができるのよ
ああそのあれローテーブル使ってみたいな感じ
そうそうそうそう
もうそれでもいいんじゃないかなって思ってるぐらい
ああ
ストレッチが悪いなーしね
はいはいはい
確かにね
そうだから模索中なんだけれども
うん
まあまあまあでもちょっとねそうなってくると
いろいろまた家具問題が出てくるから
うん
まあ今のとこ
うん
ちょっと椅子変えます
ああなるほどね
はい
この間の箱生活っていう
このちょっと恥ずかしい
ああいやいやいや
いやでもいざとなったら全然それが使えるっていうことだもんね
うん
全然余裕
いやなんかそういうのね憧れるんだよな
憧れるってなんだ
うん
いやなんか木の実木のまま
あ木の実ちょっと言葉が違うかな
全然全然
なんかその要はミニマリストっぽく
うん
どんなとこでもなんか
どんな環境でもなんか
うん
簡単に組み立てられるというか
あいいよね
環境を
うん
なんかすごいそれってよくないですか
いやこれ多分いける
だからだってその箱の中身空っぽだからさ
個別の椅子について
うん
まあいろいろ必要なもん入れて
うん
それでいいんだもんね
そうだよね
それ引っ越し
引っ越し用具っていうか段ボール代わりにして持ってって
そう
そのまま椅子でしょ
うん
かっこいいそれ
あれじゃあ椅子買わないほうがいいかな
うん
それをそういうスタイルめっちゃ憧れる
ほんと
じゃあ貫こうかなって言ってたんだよな
いやでもこれもあのちっちゃいちっちゃいし
うん
運搬楽そうだからこれはこれでいいと思う
ねそう
いつものデザインの話
まあ腰問題に基づいたいろんな椅子のお話
でしたということですね
ねえなるほどなるほど
やっぱねいろいろ経過してくるんだよ
うん
そうですね
うん
本当に
面白いな
うん
一時期プラスチックの椅子とか座ってたからね
あー
でもまあそれにもそれの良さがあるよな
うん
なんか
そう
唯一私が買ったデザイナーズチェアじゃない
あほんとに
うん
あデザイナーズチェアなの
ほらこれ
あかわいい何これ
こちらですねご紹介します
えっとカルロバルトリさんが作った
はい
えー4875
はい
バルトリチェアっていう
ほうほうほう
これね
うん
えーまあ赤いまあえっとミッドセンチュリーっぽい椅子なんだけど
えっとね足がね4つ抜けるのよ
抜ける
うん
あの組み立て式
あーなるほど
そうプラスチックでできてるから
あポリエステルか
うん
でこれポリエステルで作った初めての椅子なんだって世界で
うーん
でこれをだから引っ越しに一番いいなって思って
うんうん
足引っこ抜いてコンパクトにまとめられるっていう
うーん
これに先ほどの椅子が
エルクッションを乗っけて座ってたんですよ
あそうなんだなるほどね
そうそうそうそう
冷たいからね
あそうだよね
いやでもなんか今この写ってる写真って
その一脚だけじゃなくてたくさんあるじゃないですか
うんうん
すげーかわいいこの感じが
かわいいよね
なんか
そう2脚あったの
あ2脚持ってたんだ
そうでももう実感が送っちゃった
あそうなんだ
うん
これ横のね形が美しくてかわいいんだよね
ねーなんかちょっとこう座面が長いっていうか少し長めだよね
そう背中を包み込みながら
もうゆったりとさせてくれる
うん
軽くていい椅子なんだよね軽くて
でもこれは別に仕事用椅子じゃなくて
普通にダイニングチェアとしてすごくとっておきたいよね
うんそう
だからこれ実家に置くとこってことか
はいはいはい
だから今お父さんとお母さんが座って
あそうなんだ
なかなかでも部屋を選びそうな椅子ではあるよね
そう
なんか普通のあのご家庭日本の家庭に置いてあったら
結構シュールかもしれない
あのねすごくシュール
やっぱり
かっこいいがゆえに
あの日本住宅はね結構厳しそうだな
うん
そうそう
思ったけど
その当時ねまだ20代前半の頃
もう本当にもうミッドセンチュリーの部屋にしたくてしたくて
たまんなくて
わかるわかる
でそう
でこれたまたまもうほらもう廃盤だからこれ
あ本当に
ヤフオクでたまたま見つけたのよそれ
へーそうなんだ
びっくりだよ2脚で5000円ちょいだったんだよね
え嘘そんな安いの
いや本間は違う
あですよね
だから調べたら1脚本間は今の価格で言うと3万円ぐらい結構いいんだけど
多分価値分かってなかったのか
その当時なんでか2脚で5000円とかで出てて
えどういうことだって思って
うんもうすぐ
おーそれすごい
うん
えリプロダクト品とかではないんだよね
多分本物っていうか
ちゃんと刻印があった
あ本当に
うん
えだったらすごい掘り出しもんというか
いや本当にもう20代の私グッジョブと思って
あらまあ
それはグッジョブですね
グッジョブグッジョブ
まあまあこういう椅子にもへましたよと
なるほどね
うんそういう感じでした
かわいい
ねいいよねかわいい椅子っていいよね
かわいい椅子
うん
,そうまあだからこういうねこう世の中にはかわいい椅子がいっぱいあるんだよ
そうなんですよね
そうもう空間にポンって置くだけでさ
うん
はっキュンみたいな
キュンだよ
それでいて座り心地最高すぎみたいなね
そうそうそうそう
そう
へー
そういうのがいっぱいあるんでね
ありますよね
うんそう
それこそさなんかそういう部分で言うと
うん
なんか気になってる椅子とか
うん
これ欲しいな憧れてるなみたいなとかあったりするの
あーそうですねそういうのいっぱいありますね
いっぱいありますね
いっぱいありますね
椅子を語ろう【いつものデザインのはなし】
とりあえずなんかこの今ね奥藤バチ子さんが使ってる椅子の話っていうのをね
第一部的な感じで話したんですけど
第二部的な話でちょっとまたアプローチ変えて話そうと思うんですけど
この椅子を語ろうっていうのをテーマとして決めた時に
もうちょっとなんか椅子について知ってから話したいなと思ったので
話すのに合わせて資料をね2冊ほど本を購入しまして
目の前に置いてあります
そうなんですよ
ちょっと読み上げてもらっていいですか
はい
あとね1冊目がね
名建築と名作椅子の教科書という本でしてね
ドイツのなんかこの美術収集家のアガタ・トロマノフさんっていう方が表した本で
それの翻訳本なんですけど
翻訳本なんだね
でもさっきバチ子さんが言ってたミッドセンチュリー
いわゆるミッドセンチュリーの名建築家と呼ばれるいろんな方々の建築と椅子を紹介してる本で
カタログっぽい感じで紹介してる本なんですけど
そうこれをねちょっと読みまして
いい本だ
僕たちグラフィックデザイン畑の人間にとって
建築家の人ってうっすら知ってるけど
その人たちがどういうの作って
どういう椅子をデザインしてきてっていうか
そこまで知らない分野じゃないですか
改めてこういうの読んでから
望みたいなと思ったので読んだんですけど
名建築と名作椅子の教科書
いいねいいね
そうもうねこういうの読んでると
めちゃくちゃ欲しい椅子ばっかり
いやー
そりゃそうだよね
こんな部屋にあったらなってめっちゃ思うよね
本当に
こう結構ね表紙もね
いろんな椅子が9つぐらい載ってて
かわいいね
そうそうそう
かわいい本ですよ
そうなんです
でもう一冊はね
黒川正幸さんっていう建築家で
プロダクトデザインとかもやられてる方の本で
椅子と身体
椅子と身体
椅子とは何かっていうね
本なんですけど
こっちはね
その
あの
,椅子に関するカタログ的な本ではなくて
椅子を哲学するというか
椅子に関する
この方の考えとか思想
みたいなのを紹介
紹介というか書いてる本なんですよね
こっちはすごい難しくて
なんかね難しそうだね
人間という体と椅子との関係
椅子とはそもそも何なのかっていうのを
考察している本なんですけど
これもねなかなか
ハードなというか
深い内容で
良かったですね
ちょっと待って
一冊ずつレビューしてもらっていいかい
これすごい聞きたいんだけど
名建築と名作椅子の方はね
それこそ本当にさっき説明した通りで
例えばミース・ファンデル・ローエーとか
ルー・コルビジェが建築した建築物と
名作椅子を紹介してて
ミース・ファンデル・ローエーだったら
バルセロナチアとかね
いやーかっこいいね
このシルバーの曲線とさ
この
波がスンってなって
まるで
穏やかな波の上に
乗っているかのような
滑らかな椅子ですよ
こういうのを見て
見てると
大体この時代に
今のデザインの基本っていうか
綺麗な素晴らしい
デザインの基礎がもうここで完成してるんですよね
大体
今それを
リミックスしてる
っていう状況
なんですよね
そうそうそう
いいねこの丸とスタムさんっていう
この椅子もどこかでお見かけしたことあるな
このアーム
アームちゃうわ
スチールの曲線が
一本でまるで繋がれたようなね
そうそうそう
これちょっと紹介したかったんだけど
このタイプの椅子
この字で
足がこの字になってて
四脚で支えるんじゃなくて
この字で支える形式の椅子っていうのを
感知レバー方式の椅子っていうらしいんですよ
もう一回言って
感知レバー
感知レバー
どういう意味だったかな
構造として建築用語っていうか
そういう力学的な用語らしいんですよね
感知レバーっていう
建築物とかにも応用されてる
建築物がそもそも基礎のあれなのか
そうか
建築家の人がやってる椅子だから
この椅子っていうのにも
建築的な思想っていうか
どうやったら人間の体を
どうやって
支えるかみたいなのを
みんな研究してるんですよね
大体の人々
人々というか建築家の方々が
だってねこれね
フレーム見えへんかったら
空気椅子してんのかなみたいな感じの形だもんね
そうそうそう
四脚じゃないもんね
背中とお尻を支えてからの
足が90度曲がったみたいにして
下の方にワーンって広がってる感じの
そうなんですよ
これで支えられるってすごいことだよね
これはなんかこの発明だったらしいですね
その当時
普通まあ四脚とかで支えるっていう椅子の
その根本的なところから
初めてこの人が
カンチレバーっていうこの
足の方式を考えて
ここからもう他の建築家とかデザイナーの人も
真似し始めるって
これに似てる椅子っていっぱいあるんですよ
カンチレバー方式の椅子
カンチレバー
なんていう椅子かなこれは
えっとね
ちょっと待って
S33チェア
S33チェア
S33チェア
確かに椅子っぽいね
そういうのもあるのかな
そうだから
もろー
これに似た椅子とかも
ミニスファンデルローエの椅子とかでもあって
MRチェアだったかな
なんですかそれは
もう同じようなこういう
パーツとしては似てる感じなんだけど
あったねこのアルバアールトさんっていう人の
これなんかはいはい
椅子と身体
これも
これナンバー41っていう椅子なのかな
今この本に書いてあるのは
これもね本当にかっこいいですよね
綺麗だし
かっこいいね
これは何
この黒い素材は一体何だろうね
今見えてるこれは
積層材とね
無垢材を
あっこれはでもアシなのか
これ何なんだっけな
スチール?
スチールなのかな
スチールか薄そうだね
だからスチールを曲げて
ちょっとリクライニングっぽくできるような形にしたものを
さらにぐにゃぐにゃに曲がった無垢材で
うん
えー左右と後ろを支えてるって感じかな
そうそうそう
まるでゆりかごみたいだね
そうですね
まさにね
なんかねこれ
サナトリウム?
あの病院の
なんかその療養所のために作った椅子らしいんですよね
あーそっかそっか
だからそういうなんか患者さんが座った時に
呼吸がしやすいとか
なんかそういう思想
なんか設計思想で作った椅子らしいんだよな
体に負担をかけない椅子なんだね
そう
でそれでいてこの芸術性
そう
こんなかっこよくて綺麗で
これもうね
これそこだけで使ってるのもったいないって感じで
たぶん名作椅子としてなってるなと思うんだけど
すごいねー
うん
はーはーアルバアールトさん
アルバアールトさんね
そう
こういう時期ね結構こう一枚物で曲線にしたような椅子も
かなり増えたもんね
そうそうそう
とかこのねこのヘリットリートフェルトさん
リートフェルトですね
これは何のなんて名前?
これ赤と青の椅子ね
赤と青の椅子?
このまんまだけどね
結構有名ですよねこの椅子はね
見たことある
結構いろんな普通のデザインじゃないデザイナーじゃない方も見てる
多いと思うんだけど
背中が赤くてお尻が青くて
で黒い木の棒で組木みたいにしたような椅子だね
そうね
これなんかそのデステイルかっていうなんかその運動があって
そのデザインっていうかアート運動みたいな
それのなんか人たちの流れで作られた椅子なんだよね
どういう意味があるの?
ピエトモンドリアンって聞いたことある?
この赤と青と聞いたことある?
黄色の平面構成みたいな
あの方が主軸となって主催してた運動があって
それヘリットリートフェルトも入っていて
そうするとなんかね
その芸術運動の中の一つ
この水平線とこの三原色無彩色で構成するっていうのが
なんか僕がすごい理解はそんな深くないんだけど
そういう運動があってっていうところだよね
それを形にした椅子なんだね
そうね
へー
面白いよな
この時代には画期的なんだよなきっとこういう
いわゆるここまでの時代って多分もっと
いわゆる芸術曲線だったりとか
写実主義みたいな絵画にしろ
そういうのが主流だった時代に
シンプルというかかなりミニマルな要素で
芸術的な構成をするっていうのが
この当時はすごい画期的だったんだねきっとね
そんな気がするね
はーはー
これはまたいい椅子ですね
ねー
この人がね建築した建築物とかいうのも
そういう思想が現れてるっていうので
このシュレーダーってオランダにある建物ですね
そう赤とかこういう要素とか
水平線とか色が入ってたりするんだ
これはそのなんかどういう意味があるのかな
いやまあそこまではどうなんだろうね
本人のその設計思想なんだろうけど
うん
まあその思想を表すと
うん
うん
うん
そういう意味を表すために作ったんやからきっとなんか意味があってこうしたんだろうね
でしょうね
あーそれはじゃあちょっとまた宿題かな
そうですよね
まあ解釈はねちょっといろいろあるから
まあそうだね
まあ一応この解釈っていうかいろんな解説は書いてあるんだけど
まあそれが本当っていうかなんかどこまで本人の思想なのかは分かんない
まあその建物と椅子を比べて共通項を見出してるっていう感じだから
うん
ねー
へー
これはいい本だねー
ねー
まあざっとねこんな感じで紹介してるんですけど
うんうんうんうん
まあそのやっぱ建築物
あのね結構建築物のために作った椅子っての結構あったみたいのでね
建築物があってからこその椅子ってこと?
そうそう
うん
あのなんかその公共施設とか美術館とか自宅だったり
うんうん
を作る際にそれに合わせたその総合芸術としての椅子みたいなのを建築家の人たちは結構作ってるみたいで
はーそっか建築家の人たちは結構作ってるみたいで
建築家の椅子作り
はーそっか建築家の人たちは結構作ってるみたいで
建築のあるところに
うん
えー要はその既製品の
うん
ものを持ってくるとかよりも
うん
作っちゃった方が空間統一できるっしょみたいな
そう
そういうことだね
まさしくその通りでございます
はーそっかだから建築家の人は椅子を作るんだ
多分ねそのことが多いみたい
うん
なんかそれってほらプロダクトデザイナーとかそういうお仕事なのかなって思ってたんだけど
うんうん
でもそういうことなんだねなんかなんで建築の人が
作るんだろうって疑問だったんだけど
ですよね
うん
あーそうそうそう
まあもちろんねプロダクトデザイナーの方の
あの領域で
あ領域なんですけど基本的にはね
うんうん
ただまあそのねちょっともう一つ紹介する本とも絡んでくる内容なんだけど
どうして建築家の人が椅子を作るのかっていうのもなんかいろいろ多分その
あるんですよね
根本的につながってる部分みたいなのが
うーん
あって
そういうのもねあるみたいなんだよな
知りたい
えへへへへ
長々とおくね話ししちゃってるんだけど
いやいや全然いいんですよほんとめっちゃ面白いんですけども
ねー
はい
まあこういうね椅子を見てると
うん
全部欲しくなりますよね
うん全部欲しい
ほんとに
すごい欲しいでもなんやろう私がなんか昔に好きで調べてたものとまた全然違う世界やから
あー
すごい面白い
ねー
まあ後でもまたじっくり読んでください
ありがとう
読む
へー
うーん
いやさっきちらって
あそうそうこれこれ
50番のやつなんだけどこれ何
バンシゲルさんっていう方
うんバンシゲルさんっていう方の椅子これ私めっちゃ欲しい
これやばいっすよね
これやばいこれこそさあのどういう形かってあのなんてのこれなんて説明したらいい
あのーなんだろう
なんかねー
長方形に角丸つけたみたいな
うんそうの空洞の塊
そう空洞の塊で
そうだよね
椅子が足が外れるんですね
そうだね
そうでそれをその
座面の
間に入れられるっていう
そう収納できるね
そうこれねなんかね災害用の椅子なんですって
うーん
で紙でできてるんだって
は?え?
あの強化
強化紙
なんか強化ペーパーみたいな
あるね
紙缶
紙缶っていうのかな
とベニヤのスツールらしくて
これ何誰の
これ何名前何
バンシゲルさんっていう建築家の方で
うん
この人は
ベニヤのスツール
ベニヤの
ベニヤまあ座面はベニヤなんだけどこの多分足が紙でできてて
うん
紙でも十分な強度が得られる強化素材
らしいんだよね
私アグラチアやめてこれにしようかな
これいくらくらいで買えるんだろう
わかんない
まあ売ってるとは思うんだけど
すごく惚れちゃったんだけどそれ
ねえこれめちゃくちゃかわいいですよね
よし一番理想かも
おー
だって畳めるじゃん
そうそうそう
持ち運び運搬最高ですよね
へーやばい
超一目惚れ
なにこれ超いいね
後で調べよっかな
そうぜひぜひ
でねこれだとアグラ書いてもいいし
制作してもいいし
うん
そうなんかね阪神淡路大震災の時かな
その災害の時の救助のプロジェクトみたいなのに
関わってもらっしゃるそうなんですね
そういう中で生まれた発想っていうか
災害用の椅子
多分だからこれってもういっぱい運搬しなきゃいけない
だから運搬する時に多分形とかそのサイズとかも
うん
結構考えてらっしゃるでしょ
これだから段ボールに何個も詰めるっていう時に
椅子を外して
収納して何個も重ねて運搬するみたいなのを
考えてるんだと思うんですよね
めちゃくちゃいいじゃんこれ
まだまさか細っちゃい
歯缶とベニヤのツール
歯缶って読むのかな
紙の管って書いて
一時期めっちゃ流行ったね
紙の管をさジョイントさせて
なんか棚作るみたいな
なんとか一時期めっちゃあったんだよね
そっかそっか
そうそうそういうのあった
なんかそのバンシュゲルさんって方は
すごい結構先駆けみたいな
紙の素材を使うので
その素材で家とかも
素材としても使っちゃってる
これも今この紙の家
紙の素材でいろいろ構成されてるらしくて
もちろんそれだけじゃないと思うんだけど
その素材としては
この人が
その素材を使ったことによっては
なんかその建築法みたいのでも
紙の素材を使っていいよみたいな感じで
法律も変わったらしいんですよね
法律変えるほどの人なの
やばいね
すごいよな
はー何これ楽しいね
こういうのは多分
建築家ならではの発想で生まれた椅子だから
またプロダクトデザインだけの
アプローチとは違うっていうことで
面白いですよね
面白い
これ探す後で
ぜひぜひ
一番理想だわ
本当に
僕もこれ見たときビビッときた
普通になんかコレクションしたい
したいよね
いやーいいな
好みの椅子がいっぱいだわ
いいねーやっぱ形のかわいい椅子欲しいな
なんかこうむちゃくちゃでっかい椅子とか
そうですよね
本当は欲しいんだよね
あれ知ってるほら
なんかそれこそ
私はミッドセンチュリー系しか知らないんだけど
ボールチェア
ボールチェア
ボールチェアご存知ですか?
ボールチェアってどうやつだっけ
なんか見ればわかるかも
うんあのねちょっと一応資料をお持ちしました
おありがたい
はいこれですボールチェア
あこれかこれね
はいあのー外側が白くて
中が青かったり黒かったりなんだけど
あーこれか
はい
これもうなんか中学生ぐらいの時に見て
一目惚れしたな
ね可愛いよねこれ
エーロアールニオさんが作ったボールチェアですね
かっこいいなんか近未来的な感じもあるしね
あーこれがすごい好きだったの
うんそれ憧れる
憧れる
そうこういう椅子がね欲しいのですが
これどんだけ大きいのかわからんし
そんな
そうね
もう折りたたみなんてとんでもないって感じだし
なんかそれを大胆贅沢に
リビングの真ん中に置きたいですよね
それそれそれ本当にそう
もうだからそのための空間みたいな欲しいよな
欲しい
うんいいね
いいですね
いいですね
やっぱね形のいい椅子っていいな
そうですね
この名建築と名作椅子の教科書
めっちゃいい本です
本当ですね本当に
これいいなとっても
後で読みたい
資料として
ちょっとこっちの話長くなっちゃったんですが
最後にもう一個のね
めっちゃ聞きたいんだけど
椅子と身体の関係
椅子と身体ですね
また改めてご紹介すると
黒川雅之さんという建築家の方が
表した本なんですけど
この人もね本当にすごい
かなりいろんなことを試作してるか試案して
椅子とは何かってことを根本的なところから
考えてる本だったんですけど
これね何からね話そうかな
いろんなことがね難しすぎてね
まずね椅子とはそもそも何なのかっていうね
そうだね椅子ってほら生まれた時からあるじゃん
そうそうそう
なんか気づけばあるなみたいな
ねそう
で椅子っていうものは多分そもそも
原始時代とかそういうとこまで遡っていくと
なんかまあ
なんか座った方が作業しやすいなみたいな
なんか例えば
倒木とか木の切り株とかがあったりとか
なんかたまたまちょっと大きめの
石とかがあったりとか
そういうのが多分椅子の原点
うんそうだね
そこに座ってなんかまあそういうとこから始めていく
っていうところで
それっていうのはなんで座るかっていうと
その休息と
創作か創作と
休息を同時に行うため
創作と休息?
休息
だから能動的なことと
休息っていうのを同時に行うために椅子は存在してるんだっていうのがね
まず根本的な
ほうほうほう
理論なんですよ
うん
というのはなんかねちょっと難しい話っていうかね
この人独自のあれなんですけど
人間ってこう頭手足
手となんか胴体があって
頭があって手足があるっていう感じではなくて
それってまあそうじゃなくて
なんかね頭と
上半身と下半身っていう
そのなんかエンジン
その3つのエンジンっていう捉え方の方が
人間を捉えるときにはいいって
なんか自分
この黒川さんっていう人が言うには
その3つで考えた方が
分かりやすいっていうんです
上半身と
頭と上半身と下半身ってその3つの大きな
エンジンを
駆動装置を動かして
そのまあ椅子に座るって
行為はその下半身を休息させて
上半身と頭っていう
創作のところにエンジンを
集中的に働かせるためにある
そのために椅子ってものは存在してる
納得
納得した
それが分かると
そのエンジンをどう働かせるか
駆動その
頭と上半身を
どう動かすために
どういう構造の椅子っていうのが
そのシチュエーションに合っていくのかみたいな
その背の角度によって
頭がどう
自由になるのとか
上半身がどうなのか
上半身が動かせるのかとか
用途によって変わってくるんだけど
っていう話をしてる
これはちょっと難しい
僕も読んでて
分かるような分かんないような感じ
すごく分かった
自分たちが仕事してる時も
創作と休息
同時に行ってなって思うじゃないですか
今改めて言われると
下半身を
気にしてると創作ってしづらい
しづらい非常に
だからスタンディングデスク
今使ってるけどスタンディングデスクって
用途が違うんですよね
創作には向いてないって思う
分かる分かる
僕ウェブデザイン
コーディングとか
決まった作業をやる時には
いいんですよスタンディングデスクって
ただロゴデザインしますとかいう時は
床と椅子の融合
どうしても座らざるを得ない
スタンディングデスクじゃ
なかなか難しくて
っていう時には下半身のエンジンを
気にしちゃってるから
スタンディングデスクしたい時は
身体的なメカニズム
血液の
血流とかの話もあるだろうし
下半身まで
考えなきゃいけない
動かさなきゃいけない
っていうところになっちゃうと
創作ってのがしづらいから
そのために椅子ってものが存在してるんだ
っていう話
すごい踏み落ちるね
めちゃくちゃ踏み落ちた
面白いですよね
だからかスタンディングデスク
聞いてなかったの私
そうだ
だってね曲聞いてたら踊っちゃうからね
そっか
そういうことだったのか
意識する場所を
フォーカスするエンジンっていうのを
選ぶために
道具っていうのがあるっていうところなんだよね
ちゃんと使うべきところに
労力を持たせるために
そういうツールがある
っていうのが椅子だったってことだね
そうですね
っていうことを書いて
それはね
本の中の一部の話なんだけど
よくぞ噛み砕いていただいて
ちょっとね
ちゃんと説明できるか難しいんだけど
あとさっき
なぜ建築家の人が椅子を作るのかっていう話
のところに戻ると
椅子って
肘置きとかも含めると
空間を生み出すじゃないですか
椅子って
座ったら椅子の中には内側ってものが存在する
椅子の外側ってものがその時に存在する
これってもう建築屋みたいな
建築じゃんみたいな
建築家
内と外っていうものが
一個の家具によって生まれるっていう
ほんまや
なんかその外外見
エクステリアとインテリアっていうのかな
内側と外側っていうのが
外観と座るための中の空間っていうのが
椅子にはが同居している
二面性
内と外っていう二面性が
内と外っていう二面性か
が存在しているっていう
そうやって建築も一緒じゃないですか
建築とか家っていうかさ
内と外があるっていうところで
そういう意味で快適な空間っていうのが
共通してるんでね
快適な空間というか
空間を作るっていうところでの
設計思想において
椅子と建築は共通しているから
これは面白かった
すごいじゃんこれ
だからか
そう
内と外が
そこを考えるから
建築家の人は
椅子を作ると
それだけじゃないかもしれないけど
そういう共通項が
根本にあるみたいなね
そっかそれ
椅子の
内と外って概念なかったな
僕もこれを読んで改めて
確かにそうだな
今座ってる僕は椅子の内側にいるな
みたいな感覚
そうだね
背もたれなくても今確かに椅子の
内側にいるんだもんね
今私は
そうね
そういう感じがあるんですよね
うーん
そっかそっかだから内側の形状と
外側の形状の融合と美と
美と
そうです
納得
すごい話だね
これ哲学的だね
哲学的ですよね
そうなんだよね
うんうんうん
だってな
そうか
ちょっと
それ椅子の見方が変わるかもしれない
そうだそうだ
あれね
コッシー
なんかあのイラストレーター
大学の教授だったんですよ
ごめんすごい
余談になっちゃうんですよ
えーそうなんや
結構あのキャラクター
あのキャラクターもすごい思い浮かんで
あー確かにな
椅子ってなんかね
キャラクターになっちゃうんだよね
あー
そっかだからこんなに愛おしい存在になるんだね
ねえ
それはまあなんでなんだろうってのはまあ各々多分感じるものは違うんだけど
まあ少なくともまあ僕にとってはねそのまあ僕にとってはというかまあ内と外っていうことを知ったもそうだし
あとはねやっぱ椅子ってなんか家具の中で一番動きやすさ動きやすい動かしやすい家具じゃないどの家具よりも
うんうん
まあデスクはまあそんな動かすためのものじゃないし
うんうん
タンスとかね動かすためのものじゃないし
うん
日常で動かす家具って椅子ぐらい
うん
基本的に
そういう意味でなんか人間と一緒にある存在
うんうんうんうんうんうん
だからなんか可愛く思えるっていうか
うんそれは確かに思う
うん
家具あの遊べるし椅子って
うんそうそうねぐるんぐるんしたりね動かしたりね
そうそうこの本の中にも書いてあったけど椅子って遊具でもあるってね
おー
うん
遊具
遊具でもある
こうねこうくるくる回転する椅子だったりして
確かに
あるしここに椅子ってあぐらかいてもいいし
うん
その上に立ってもいいし
確かに
電球変えるときに使ってもいいし
あははは
いろんなことに椅子って使う
うーんそうね
椅子二つ使ってなんか足置きにしたりとか
うんうんうん
なんか椅子と戯れるっていうことをしてるんだよ
戯れる
戯れる
あそう黒川さんは椅子と戯れることがあるって言ってる
何その表現超可愛いね
ね可愛いっすよね
ね可愛い
そう椅子と戯れている
戯れるか確かにそうだねだって生活の中で最も結構そばにいる
うん
存在っていうか
うんうん
そっか
そうだからこそねなんか愛おしくなってくる
あーちょっとこれ私そんな存在が箱でいいのかな
椅子の見方の変化
いいんだよね別にそこはだって原点っていうのが椅子ってそもそもそういうものじゃないですか
そっか
うんなんかその手頃なとこに腰掛けられるものがあったから椅子ってものが生まれていったってところ
そっか
だから
理にかなってたのか
うん
本当に
最初どうして笑われるのか
笑われるかなって思った
いやいや
あれねでちょっとまあ最後もうちょっとあの違う話になっちゃうんですけど
そもそも椅子ってものはでも日本には存在しなかったんですよね
そうだね
うん
だって正座してたりとか
そうですよね
むしろ床に座る生活
そうそうそう
だもんね
日本にと日本は土間と床があった生活
うんうん
だけどだからねそこがね西洋と日本っていうのが違い根本的に違うところらしくて
うーん
なんかね黒川さんが言うには
うん
西洋っていうのはそもそも大地をちょっと汚れたものだと扱ってる
あーそっか
うん
でも日本は大地っていうのをもうちょっとなんか自分たちに身近な存在として扱ってたから
うん
そこ地べたに座るっていう行為に汚さとか感じてなかった
うんうんうん
椅子っていうのはなんかその大地から離れるために存在してるんだみたいなことを言ってるんですね
おーそっか
それも深いですよね
ハイヒールが生まれたのと似たような感じや
あーそうかもしれない
うん
うん
いろんなもん踏んづけたらあかんから言うて
あーそっかそっか
できたのがハイヒールだからね
あなるほどね
うん
そっかだからなんか西洋ってそういう思想があったみたいでね昔から
うーん
だから西洋では1階のことグランドフロアっていう
グランドフロア
グランドフロアで2階をファーストフロアっていう
ファースト
あーそういうこと
1階は地べたなんだよ地べた同様
うーん
だから西洋では靴を脱がないし
日本の床文化
あはいはい
そうそう靴を脱がないで椅子っていうのが初めて床に見えたんですよ
みたいになる日本人にとっての床になる西洋では
うーん
うん
面白くないですかこれ
ね全然違う
何その考え方
古来日本においてはもうだから床っていうのが椅子だったんです
床が椅子だった
土間が地面だった
うんうん
で土間にこう腰掛けることもできたし
あー
床っていうのが大きな家具だって椅子だったって日本は
おーちょっと何そのうわーなんかスケールでかくない
はははは
だからもうあの日本の家屋
あのね
江戸ぐらいの時代の家屋っていうのが
うんうん
もう大きな家具だった
いやーそうなんや
あれが家具
うん
ちょっとさ考えが全然違いすぎるんだけど
これはすごいなんか発想の転換というか面白いなーって思って
おー
だから箱に座るっていうのは多分もう割とその近い
近いね
日本の床的な
うん
に近いというところだから
へー
全然
そうかー
確かに海外の人じゃありえないんだもんね
そう
あー
生活が違うんだわ
うん
でもさーこれがどうしてこんなに融合していったんだろうね現代においてね
面白いですよね
へー不思議な話
うん
まあだからそのね明治時代にあって開国した後に多分そういう西洋の文化が入ってきて椅子ってものを使うようになってって今になってるんだけど
でも面白いのが我々は裸足で椅子を使ってるってのが面白いですよね
確かに
住宅において
確かに
ほんまや
うん
絶対椅子ってのは西洋にとってはその大地から離れるために
うん
靴を履きながらね
うんうん
座るものだけど
うん
自分たちは床の延長線上にある
そうだよね
家具の上に家具を置いてるみたいな
あれ椅子の上に椅子を置いてるのか
そうだね
うん
椅子の上に椅子だね
地べたに躊躇なく座るじゃないですか
うん座る座る
うん座る座る
その上にその大きな椅子の上にさらに椅子を乗っけて裸足で使ってるっていう
あーやばいね
どこまでも特殊なね使用スタイルではあるっぽいんだよな
ほんまや
うん
こたつなんてビビるよね外国の方からしたら
でももうあれはだから大きな椅子に座りながらテーブル使ってるみたいな感じなんだよなこたつはね
そういうことだろうね
うん
えー面白いその考え方
うん
びっくりしちゃった今
そう
なるほどなー
この哲学の方いいね椅子
うん
いろんなこと考えるきっかけになりましたね
椅子の意味と象徴
うんうん
いつものデザインの話
これ以上話す
もっと話せること
あるんだけど買いつまんでるとだいたいこんな感じで
あー
まあ最後にちょっと一つ付け加えておくと
椅子ってやっぱ権威を象徴するもの
権威
権威ほら玉座とか
はい
そう椅子って
うん
だからその王の権威を象徴するためのものだったりとかっていうところからその椅子ってものは出発してたりするから
うん
そういうところも考えていくとより深いっていうか
あー
うん
そうだねだって絵で描くときも絶対王様の椅子ってなんかすごいもんね
そう
ふふふ
でまた中国の椅子とかってのもね違うらしいんですよね
中国の椅子あんま注目したことないね
ないですよね
うん
中国の椅子ってあの一番わかりやすいところで言うとなんかね
あの背が曲線じゃない直線なんです基本的に
あーパツーってしてるんだね
パツーってしてる
あれって背に持たれるためのものじゃないらしいんですね
え何のため
権威を象徴するためというか
はぁはぁ
でこうなんかピンと背筋を張るため
うん
なんかその文化的なものによってあの背ってものが存在してるらしいから
おー
だからね中華屋さんとか行って中華屋さんの椅子って結構もうなんか背もたれ
まっすぐの椅子が多くて
ピャンってしてるよね
そうあれもそこから繋がってる文化なんだなってこの間中華屋さん行って思って
おーそういうことか
うん
見る目また変わったなっていうか
ちょっとちょっと
面白いぞーみたいな
え何それ
そっかそういうことなんだね
うん
権威か
中国のまあそういうのもだから椅子の上にあぐらかいたりみたいなね使い方とかもして
あるみたいだし中国
シルクロードを通ってきてそこで文化が混ざったりとかしてるから
そこもまた違うその何文化が醸成されてたところだし
うーん
へぇーでもさそういうこういう設計の技術云々がないところでも椅子あったりするんじゃん
なんか自然でできたものみたいな
あそうね
あれもやっぱ権威を表してるのかな
あどうなんだろうえそれはどういうところ具体的に
例えばなんかどっかの民族のやつ
あーーー
でもそれはあるかもしれないですね
うん あーーー でもそれはあるかもしれないですね
建祭る的な感じ
意味でやっぱそういうところで
椅子ってものがそういう存在になるんだろうね
でしょうね
なんだこりゃ
確かに社長の椅子は
いかついもんね
なんでね椅子って権威を
象徴できるんだろうな
面白いよな
やっぱそれもさ
中と外の関係性じゃない
やっぱそうなんですかね
その中に入るから外側が
強くなる
鎧というか城というか
そういう存在なのかな
その話で言うなら
そういうことかなって思った
その中に入るから
そうなる
むしろそうなりたいなら
そうするみたいな話だよね
そうね
確かに
面白いな
そっか
なりたい自分を想像して
椅子を買うっていうのもありかもしれないね
それもありですね
確かに
いい
いいそれ
だってねそれが権威を表すんだったら
そうですね
そうかもしれないな
確かに面白いな
椅子買うのをもうちょっと考えるよ
なんかね
考える要素が増えちゃったってね
増えちゃったな完璧に
どうしよう
いい悩み楽しい悩みですね
楽しい
それまでは引き続き箱の上に座り続けます
面白い
それもすごく面白い
ねーそっか
いやだってさどうせ買うならね
大切にしたいからね
本当にね
椅子の選び方と文化的背景
本当にそうです
という感じでね
結構長く話してしまったんですが
いや超スペシャルデーだよ
これでもまだね
全然話したりないというかネタはつきないんですが
これは
聞きたいところだけど
またね別のなんか
回でもリンクする部分って絶対あるから
そういう部分でね
エッセンスとしてかいつまみながらまた
話していきたいなと思います
じゃあ引き続き皆さんまた
いつデザ聞いてくださいね
今日ちょっと重厚な回になってしまった
まあ新年一発目だからね
うんそうね
ちょっとあの新年特集号じゃない
ボリューム号みたいな感じで
いや超素敵
お送りしました
いやいいじゃんねだって新年でね
なんか買おうかなっていう人もいるかもしれないからね
あそうですね椅子いいんじゃないかな
ね椅子いいと思う
そうしましょう
はい
はい
, いや長々お付き合いありがとうございます
いやこんなに解説していただいてありがとうございました
ちょっと話疲れちゃいました
とっても勉強になっちゃった
どうもありがとね
こちらもいっぱい話して楽しかったです
よかった
じゃあ今年もどうぞよろしくお願いしますね
今年もよろしくお願いします
マイペースに続けていきますので
続けていきましょう
はい
というわけで今回椅子を語ろうはこれにて終わろうと思います
はい
ありがとうございました
ありがとうございました
さようなら
さようなら
さようなら
01:03:16

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