1. いつものデザインのはなし
  2. #37 - 言葉とデザイン/Part.1..
2024-02-14 57:09

#37 - 言葉とデザイン/Part.1【いつものデザインのはなし】

第37回目は「言葉とデザイン」のPart.1です✏️📖 効果的なデザインの根本として欠かせないのが「言葉」のチカラ⚡️ 企画やコンセプトメイクから関わることも増えてきたつるが 今読んでおきたいコピーライティングの本をセレクトし 言葉の紡ぎ方や考え方などを丁寧に考察してまいります👨🏻‍🏫 ▼CONTENTS ———————————————— () - 言葉の本を3冊ご紹介 () - 本屋でビビっときたはなし () - デザインと言葉の関係と重要性 () - 安藤 隆さん () - 一倉 宏さん () - 岩崎 俊一さん () - 児島 令子さん () - 前田 知巳さん () - 眞木 準さん ———————————————————————— ↑時間をクリックするとジャンプできます!
【参考文献】 刻んでおきたい 名作コピー120選 https://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=32214 名作コピーの時間 https://www.sendenkaigi.com/books/idea/detail.php?id=16632 ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則 https://www.diamond.co.jp/book/9784478004531.html
【番組概要】
🕛第2・4水曜12時ごろ配信しています!(月2回配信)
このラジオはフリーランスのデザイナー、
「つる」と「ばちこ」がお送りするデザイントーク番組です。
ふだんのデザインの話から日常のことまで、
ざっくばらんに語り合っています。

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【つる】
フリーランスのグラフィック/Webデザイナー。
ロゴやフライヤー、Webサイトの制作などを行う。
シンプルに整理されたデザインが好き。
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【ばちこ】
グラフィックデザイナー / WEBデザイナー / イラストレーター
いくつかの会社勤務を経て、フリーランスでやんわりと活動中。
長崎うまれの大阪経由なので方言が変です。(西寄りではあります)
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サマリー

デザイントーク番組では、言葉とデザインについての話が始まります。鶴戸バチ子さんがデザイナーでありつつ本を読みながら話される内容で、本の紹介や著者の名前、そしてデザインと言葉の関係についての考えが述べられています。デザインと言葉の関係について話し合う中で、言葉の重要性やその時代の広告の影響力について考えています。安藤隆さんのサントリーミネラルウォーターの広告を例に挙げながら、ミネラルウォーターのジャンル確立の歴史も紹介されています。コピーとデザインの力によって、サントリーのウーロン茶や東北復興広告など、日本の文化が築き上げられてきました。このエピソードでは、広告に関わった添田孝之さんやいちくらひろしさんの作品について話されています。また、広告のデザインについても話があります。アートディレクターやデザイナーが考えるコピーの重要性や構成の考え方についても語り合われました。さらに、企業広告やダジャレを使用した広告の魅力やオシャレなコピーの例についても話し合われました。そして、「オシャレ」という言葉やデザインについても話があり、伊勢丹の広告「人の半分は後姿です」というコピーが話題になっていました。

デザインと本の紹介
【いつものデザインのはなし】
このラジオは、フリーランスのデザイナー、鶴戸バチ子がお送りするデザイントーク番組です。
普段のデザインの話から日常のことまで、ザックバランに語り合っています。
はい、始まりました。いつものデザインの話。今回は第37回目になります。
バチ子さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。
今回のテーマはですね、言葉とデザインです。
言葉とデザイン。
デザインです。
これはちょっと、ものものしいですね。
ものものしいですか。
そんな、なんか、ものものしいというか、ぎょうぎょうしいわけじゃなくて、デザインやるにあたって、コピーとか、いろいろネーミングとか、そういうのも重要じゃないですか。
重要です。
そういうのをね、デザインやるにあたって、改めてちょっと考えてみてもいいかなと思って、言葉とデザインっていう感じにしたんですけど。
はい。
で、今回もですね、ちょっとこの話をするにあたって、本をね、いくつか僕、読んできたんですけど、ただもうちょっと1回お断りしておかなきゃいけないことがあって。
お断り?お断りって何よ。
そんな大げさなもんじゃないですけど、いろいろ本を用意したんですけど、全部読みきれなくて。
確かにさ、ちょっとね、今目の前にあるんですけど、1冊2センチぐらいあるよね、確実に。2.5センチぐらい。
そうね。
3センチあるかな。
それが3、4冊あって。
やばすぎでしょ、これ。
でもなんかね、自分でバチ子さんに言葉とデザインやりますって言って、本買ったのに全然読みきれなくて。
なので、ちょっと今回はパート1っていう形にして、で、次の次の回か。
はい。
次の次の回にパート2をやるっていう運びにしたいと思ってます。
どうしようかな。
ダメ?
ダメなら1年後ぐらいで。
いいですよ。
いいですか。
そうなんですよ。
どうしようかな。話の本題に入る前に、一応ちょっと今用意している本の紹介だけ先にしちゃおうかな。
ぜひお願いします。もう文字だけで私は全然わかんないですよ。
そうですよね。
えっとね、一応その最後まで読めた本1冊あって。
はい。
刻んでおきたい名作コピー120選という本でですね。
刻んでおきたい。
おきたい名作コピー120選。
120もあんの?
120あった気がする。
すごいね。
これはですね、アートディレクターの添田孝之さんという方がね、なじみの深いコピーライター6人の方々がいて、
そのコピーライターの方々の代表作だったりとか、そういうのをピックアップして、それを紹介している本なんですけど、
もともとこれ、本と企画展が先だったのかな。
企画展もあったんだね。
そうそう。都内だったかな。
企画展がこれ、だからポスターを展示して、それのコピーを紹介するっていう企画展と同時に多分進行してたプロジェクトで、
それと一緒に発売された本で、
それが書籍になったのが、この刻んでおきたい名作コピー120選っていう、なんですよね。
すごい贅沢な本だね。
この本はちゃんと、一応これB5のサイズかな。
でもそのサイズなんだけど、ポスターの絵とかもちゃんと載ってるから。
本当だ。しかも見開きでね。
そう、見開きで。
ドカンと。でももうちょっとめくると片側に。
そうそう。
右側に広告が載って、左側にコピーが。
ピックアップ。
ピックアップされてるっていう感じ。
添田孝之とコピーライティング
そうか。これは今からもうちょっと深掘って話すんで、他の本、まだ読めてない本、一応紹介だけしておきますね。
もう一つの本が、名作コピーの時間。
名作コピーの時間。
これは宣伝会議って出版社から出てる本で、ブレーンって雑誌あるじゃないですか。
あるある。
ブレーンの1コーナーとして、いろいろな今を生きるコピーライターの方々が、自分が影響を受けたコピーライティング、コピーを3つ選んで紹介するっていうコーナーが、ブレーンで連載されてて、
それを何年から、たぶんすげー前から、本当に2000、初期ぐらいからやってるやつで、
それを今かな、いつ発売されたんだろう。結構最近のやつまでまとめた本か。
2018年か。
2008年から2018年ってから、
すごい。
10年分の連載をまとめた本っていうので、
えー。
これはだいぶボリューミーというか、
濃厚だね。
めちゃくちゃ濃厚なんで、
本当になんか、一人一人のやつ読んでいくと、結構情報量が多くて、
それを一気に読むの結構難しくて、
ちょっとコツコツ、だからそのパート2の時までに読み終わっておいて、またこっちは深掘ろうかなって思ってます。
じゃあ次回をお楽しみに。
で、もう一冊ですね。
もう一冊来ますよ。
もう一冊。
これはね、ちょっとその2つとは毛色が違くてですね。
そうだね。
はい。これは洋書の翻訳本なんですけど、
一応その報題が、
The Copywriting 心の金銭に触れる言葉の法則という、
すごいかっこいい。
かっこいい。
かっこいい本なんですよね。
金銭に触れたいな。
そうそう。
これはね、そのジョン・ケイプルズっていう人、
アメリカだよな、アメリカのその広告屋さんというか、
すごい成果を出した広告マンみたいな人がいて、
その人がコピーライティングについて書いてる本なんですけど、
これはちゃんとまだ読んでないんで、
あんまり詳しいことを言い過ぎないほうがいいんですけど、
割とそのアメリカでは金字塔的な本になってて、
それの翻訳本なんで、
これはちょっとね、そういう哲学的なことも書いてありつつ、
結構具体的にじゃあどう書いたらいいんだとか、
ハウツー的なのも書いてあって、
なるほど。
これ、海外のやつだから、
必ずしもそれが日本に当てはまるってことではないんだけど、
なんかまぁ参考になる部分はすごい多そうなんで、
ちょっと一回読んでおきたいなって思って、
本屋さんで見つけて。
あ、すごい。
そうそうそう。
これもうちょっと、
次の次の回、パート2に向けて、
読んでおきたいと思います。
はい、わかりました。
お願いします。
じゃあこのさ、
ザ・コピーライティングとメーサ・コピーの時間は、
じゃあ次の次の回で聞くとしてでも、
このさ、その刻んで、
おきたい、
メーサ・コピー120線。
これどうして本屋さんでそんなに引っかかったの、心に。
あのね、これね、
なんかあの、ちょっと、
これ本実物見ないと、
なんかわかんないかもしれないけど、
なんかすごい、
誠実な佇まいをしてるというか、
あ、そっか。
そう。
あの、2023年発売の本なんだけど、
あ、最近だね、また。
でもなんかすごく昔からあるような本のような佇まいがあって、
あの、コピーライティング系のその、
コピーのコーナーみたいなのが潤久堂にあって、
あ、潤久堂ね。
そこでこう見てたんですよ。
で、やっぱなんか、
もうちょっと現代的なコピーに関する本とかもあるんですよね。
なんかもうちょっとポップな感じで、
コピーを紹介してる本とか、
今っぽいその表紙で、
なんか、
まあなんて説明したらいいんだろうね、
まあポップな感じ。
まあちょっと絵目使用してくれる。
そうそうそう、絵目。
まさにそれ。
エモい感じの表紙とかが多かったんだけど、
その中でなんかこうちょっと、
後派というか、
分かる。
なんか絶対、時代にブレてない感じが、
そうそうそう。
いいね。
これは多分なんか、添田さん?
うん。
アートディレクターの添田さんが、
その、こういう感じにしようってやってるから、
こうなってるんだと思うんだけど、
うん。
もうすごい、
まあ昔って言ったらちょっと失礼かもしれないけど、
昔からやられてる方で、
うん。
こういうなんか、本物みたいなのを多分追求してる人なので、
うん。
この本はなんかその本棚の中にあって、
うん。
なんかこう、
おお、後派だなって思ったから、
わーい。
僕結構その見た目とかより、
うん。
なんかその本質的になんかこう、
うん。
かっこいいみたいなのが、
にじみ出てるものの方が好きだから、
うんうんうんうんうん。
そういう意味でなんか、
これはビビッときた。
おおー。
鶴ちゃんを真似てたんだね、これ。
またそれがね、
23年発売っていうのがね、
なんか、
なんか、
嘘。
普遍性というか、
うーん。
があってね、いいなと思ったんですよね。
すごい嘘みたい。
嘘みたい。
嘘みたい。
何が嘘みたい?
いや、なんか、
うーん、
そんな23年発売とは思えないほどの、
あ、そうだよね。
うん。
だからなんか、
2045年とかに売ってても、
うん。
なんか、
ああ、みたいな感じの、
そうそうそう。
立つ前。
ちゃんとレジェンドが、
気づき上げましたみたいな。
そうそうそう。
そういう感じ。
はあ、すごいなあ。
うん。
6人のコピーライター
これ6名の方、
うん。
お名前誰だ?
あ、じゃあ、
じゃあ、ちょっと踏み込んで。
まあ、ちょっと序章的に。
はいはい。
そうですね。
まだコピーのこと一つも話ないからね。
まあ、でもどんな人が載ってんのかなって思ってね。
あ、そう。
だからさっきも紹介したんですけど、
まあ、添田さんと、
うん。
なじみが深いというか、
一緒にこれまで、
お仕事をされてきた方々。
うん。
6人が載ってんですけど、
うんうん。
まあ、1人は、
安藤隆さん。
うん。
いちくらひろしさん。
うん。
岩崎俊一さん。
うん。
小島玲子さん。
小島玲子さん。
うん。
まきじゅんさんっていうね、
おー。
そうそうたる面々なんですが、
コピーの世界で。
うんうんうんうん。
で、結構その、
あ、この広告この人だったんだみたいな。
うん。
結構あってですね。
そうだよね。
そう。
一挙に見れることないもんね。
そうそうそう。
うん。
そうなんですよ。
そう。
しかもコピーライティングに、
うん。
注目するっていうところがあんまりないというか、
うん。
デザインばっかフィーチャーされることが、
うん。
多い中でね。
そうですね。
ちゃんとね、言葉に。
うん。
で、なんかそういうので、
一度ね言葉っていうものをね、
うん。
ちゃんとね、
うん。
デザイナーとしてね、
うん。
そっちも見といたほうがいいんじゃないかっていうね。
おー、なんで見といたほうがいいんじゃないかって思っちゃったの。
あー、なんだろう、なんかその、
デザインと言葉ってどっちもまあ、
うん。
持つつもたれつつだとは思うんだけど、
あ、うんうん。
でもやっぱその企画みたいのを考える段階って、
うん。
言葉がまずあるじゃないですか。
そうよね。
うん。
情報をさ、いっぱいとりあえず、
いっぱい引き出して、
うん。
それを解釈して、
うん。
まとめなきゃいけないみたいな話だもんね。
そうそう。
うん。
で、なんか一個ほんとに、
みんながはって思う言葉が生まれると、
それに向かってデザインとかが、
うん。
もう勝手に、
デザインと言葉の関係
うん。
動いていくってこと結構ないですか。
あるー。
ありますよね。
で、言葉があんま良くないと、
うん。
なんかこうブレていくっていうか、
そう。
なんかモヤモヤしたまんまそれが現れるっていうか。
そうそうそう。
うん。
だからその企画段階みたいので、
うん。
っていうことが重要だなって最近思ってて。
おーおーおー。
あ、まあというのも、
うん。
そのなんか最近僕そのデザインの仕事も、
まあ含めてなんだけど、
うんうん。
うん。
そういうなんかその企画段階みたいので、
話し合う機会とかそういうのが増えてて、
あ、おーおーおー。
そう。
うん。
だからなんかそういう時に言葉って、
うん。
すごい重要だなっていう。
うんうん。
うんうん。
安藤隆さんのサントリーミネラルウォーター広告
まあわかりやすさも含めてだし、
そうなんだよ。
その格好さとか時代を捉えてるとか、
うん。
なんか色々な要素があるじゃないですか。
ある。
そのネーミングとかコピーを作る時って、
うんうんうん。
うん。
そういうのってやっぱりその先人の、
うん。
今までのやつをやっぱ見ないと、
うん。
自分の頭だけにあるものじゃもうね、
限界があるなっていうのは思ったんですよね。
あーそうね。
うんうん。
やっぱその人たちの見てる視点をね、
ミネラルウォーターのジャンル確立
うん。
追っていったり、
うん。
思考を捉えることがね、
うん。
学ぶことが自分の糧になるからね。
そうそうそう。
うんうんうん。
うんうんうん。
本当にまさにその通りでございます。
あははは。
よかった。
うんうんうん。
うんうんうん。
まとめていただいて。
いやいやいやいや。
全然だよ。
もうこんなぺいぺいが。
いやいやいや。
あははは。
そんなことない。
うん。
そう。
まあでもね、
今の時代ってその、
うん。
まあみんなSNSとか使って、
うん。
うん。
言葉っていうのを簡単に外に出せるじゃないですか。
そうだね。
ぽいぽいぽいぽいね。
ぽいぽいぽいぽい。
ポンってすぐ消せるしさ。
あははは。
だからその言葉っていうものがその、
うん。
言葉っていうものを世に表明するハードルがめちゃくちゃ下がった一方で、
うん。
うん。
っていうのはまあいろんな本にも書いてあって、
ああ。
まあ言葉の価値だったりとか重さとかが、
うん。
うん。
うん。
小さくなってるとか、
うん。
まあいろんな言い方はされてるんだけど、
ああ。
うんうんうん。
そういうふうに捉えられるね、確かに。
うん。
うん。
改めて言われると。
そう。
まあだから、だからこそ生まれてる言葉っていうのももちろんあって、
あ、そうだね。
だからどっちとも言えない。
うん。
うん。
だけど、
うん。
まあでもこの名作コピー120選っていうのはもう70年代とかぐらいの作品からも入ってて、
ああ。
バリバリバブル。
そう、バリバリバブルのときの。
いいなあ。
そう。
まあちょっとこの収録始まる前に、
うん。
少しバチ子さんと打ち合わせみたいな感じで話してたんですけど、
ああ。
うんうん。
やっぱ80年代とかの広告とかでそのバリバリバブルのときって、
うん。
なんかこうキザというか、
そうね。
ちょっとキザでみんなカッコつけてる時代っていうのかな。
イケてるだろうみたいな。
そうイケてるだろうみたいな時代。
そのコピーとかもすごいキザなんだけど、
うん。
でもみんながその詩の世界みたいなのを共有してるから、
ああ。
それがなんかそのダサいとかでもないし、
うんうんうん。
今ちょっと俯瞰しちゃうと、
うん。
なんかカッコつけてたよねっていうその感じはあるんだけど、
うんうん。
でもその時代に生きてたら、
うん。
僕も多分そういう言葉を使ってたし、きっと。
ああ。
うん。
そうね。
っていうのは思った。
ああ、そうだよ。
思い出した。
うん。
広告以外にもね、
うん。
言葉めっちゃ売れたんだよ。
言葉が売れた?
売れた時代。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
売れた時代。
あのね、まあ80年代もそうかもしんないし、
うん。
90年代もそうなんだよ。
うん。
ああ。
あの、写真に詩が書いてあるやつだけでめっちゃ売れたとか。
ああ、なるほどね。
そう。
はいはいはい。
そうそう。とか、その詩がめっちゃ書いてあることで心に感銘を受けて、
うん。
まあそれを手にしたいみたいな人も多い時代だったんだよ。
ああ、でもなんかわかる気がする。
うん。
そういうのね。
そう。
あのね、イラストとかもあったしね。
うんうんうん。
イラストとか、まあ写真とかいろいろあったけど。
あった。
確かに。
まあそれなんかちょっとストリートカルチャーとかからも入ってたりとかしてね。
あ、そうそうそうそうそう。
うん。
まあそれも時代というか、
うん。
まあこの本も別に70年代、80年代じゃなくて90年代とかから、
うん。
あと2000年もあるから、
うん。
そういうのもちょっと時代を経てって面白い、変わっていくところだなって感じたんですよね。
うん。そうだね。
うん。
あんまりこう、周りに公表できないからこそ自分の内側をね、どう出すかみたいなものが仕事だったり、
そうそうそう。
そういう作品に落とし込まれたりっていう時代が、たぶんSNSっていうものにとって変わっていったのかな、もしかしたら。
ああ、そうですね。
うん。
わかんないけど。
うんうんうん。
そうね。
うん。だからまあそのコピーの部分もね、まあデザインとの関わり、まあやっぱわいわい持ってますから。
うん。
うん。考えなきゃいけないことが非常に、
そうですね。
うん。多いんだけども。
そうなんですよ。
いつものデザインの話。
ちょっとあの本のね、具体的なちょっと内容というか、
うん。
あのまあ全部は紹介しきれないんで、
うん。
あのなんか僕が、あ、いいなと思って、ちょっとずつかいつまんで、
あ。
あのコピーも紹介しようかなと思うんですけども。
うん。かいつまんでほしいです。
そう。
えっとね、まずはじゃあ最初のね、安藤隆さん。
うん。
安藤隆さんはサントリー系の広告を主にやられてた方で、
うんうんうん。
サントリーの広告が多いんですけど、
うん。
その中でね、あのウイスキーとかをあるためのミネラルウォーター?
うん。
ミネラルウォーターの広告があって、
うんうん。
それがね、
うん。
ちょっとまあその例も見せたほうがいいか。
あ、ありがとう。
いえいえ。
あ、これ。
はい。
顔を洗う水と、
はい。
飲む水は別でありたい気もするっていうこの、
おー。
なんか、これは多くなんか指摘で、
うん。
ちょっとキザなんだけど、
うん。
なんかそのすごいシンプルだし、
うん。
なんかね、いいなと思ったんだよね。
このさ、別でありたいじゃなくて、別でありたい気もするがいいよね。
あ、そうそう、そこ。
そこがなんか、ちょっとぼかしてる感じというか、
うーん。
なんかそこがいいなって、遠極表現っていうのかな。
うーん、そうだね。
で、この時代ってまだそのミネラルウォーターを買う時代じゃなかったらしいんですよね。
え?
その今でこそミネラルウォーターって、
うん。
あのね、普通にコンビニとかでみんな買うけど、
うん。
あの、なんかミネラルウォーターを日常的に買うって文化がまだその、
7、80年代とかって、そこまで定着してなかったらしくて、
あ、そうなの?
そう、その中でこういうコピーとか、
まあその、こういうのが醸成されてったおかげで、
今のそのミネラルウォーターっていう、そのジャンルが確立されてった歴史みたいなのがあるらしいんですよね。
待って、なんか普通に思ってたけど、
うん。
その時代としては、
うん。
かなり活気的やったよね。
そう。
だからそのちょっとバックグラウンドも知ると、
うん。
お洗う水と飲む水は別でありたいかもするっていうのは、
うわー。
そのね、自分たちの生活の中にはなかった視点をこのコピーが与えてるっていう点で、
へー。
かっこいいなと思ったんですね。
これはいいね。本質ついてるね、これね。
本質ついてる。
あー、いいわ。
これはなんかかっこいいだけじゃないって感じがして、
うんうんうんうん。
そう、これはいいなと思いましたね。
そうね。
しかもこのちょっとラフな感じのイラストが添えてあるっていうのがまたね、
ね。
ゆるくていいよね。
バーテンのね、バーテンダーさんのゆるいイラストが書いてあるんだけど、
うんうん。
そうなんですね。
あー、これはいい。
うん。
いいコピーですね。
ね、これはいいですよね。
別でありたい。
気もする。
気もする。
うん。
使いたい。
そこまで押しつけないけど、
うん。
ちょっとそういう視点もあるよみたいなね。
うんうんうん。
匂わせみたいな。
匂わせ。
匂わせではないか。
ちょっと表現があるかもしれないけど。
うんうん。なんかふわっとね。
そうそうそうそう。
っていうね。
おもしろー。
うん。
え、いいねこれ。
いいですよねー。
はー。これからそのサントリーの仕事。これサントリーだよね。
これサントリーですね。
ね。
うん。
サントリーミネラルウォーター。
ねー、お酒じゃないのは水の方だもんね。
そう。ま、お酒のね広告とかももちろんあるんだけど、
うんうん。
これ奥はなんかね、これいいなって。
おー。
そうそう。他のやったらこれ結構ね、ちょっとかっこいいというか、ま、不思議系もあって。
たしかに。
そう、不思議な感じもあるんだけど、これはわりと、この安藤隆さんの中でも、
うん。
なんか実直的、なんか実直な感じ。
うん、いい。
そう、なんだよね。
とてもいいです。
そう。
あと他にね、あ、いいなと思ったの。
今探してます。
あー、これ、ま、これ有名ですね。中性脂肪に次ぐってやつ。
これはね、おじさん2人がね、赤いなんだっけこれ、えーと、
前掛けみたいな。
前掛けみたいな赤毛でね、黒バックでね。
そうそうそう。
中性脂肪に次ぐって。
次ぐって。
サントリー。
サントリー。
テレビCMの感じもね、すごく思い浮かぶっていうか。
もちろんその広告って、テレビCMと新聞広告とか全部合わせのやつが主流だから、
そういうのも全部含めてやってるんだけどね。
コピーとデザインによる広告文化の築き上げ
たしかにさ、これ、中性脂肪に次ぐなんだけど、中性脂肪に点々が打たれてるよね。
あ、そうだ。そうそうそう。なんかこれも多分ね、こだわりというか。
あの、ということは、やっぱ中性脂肪っていうものが歌われだしたタイミングってこと?
おそらくそうですね。
あー、だから世の中の視点みたいなのを捉えてるっていう感じなんだ。
うーん。
新しい概念ではないんだけど、なんか新しいトピックスというか、を捉えてるんでしょうね。
これ何年くらいだっけ、これ。
あれね、たぶん調べれば出てるはず。中性脂肪。
これね、わりとテレビで見たもん。
ね。2006年。
2006年、テレビで見たね。
もうテレビ1個全盛期ぐらいの2006年なんでね、ずっとテレビ見てたから。
そう、しかもさ、けっこう健康を取り上げるテレビも多かったじゃん、なんか。
そうね。時代がちょっと変わっていく節目だった感じだしね。
だから、バブル云々で、なんかウェイウェイなんか、夜まで頑張ってますか?みたいなやつあったじゃん。
そう、あるね。
あれから、やっぱちょっと健康志向に寄っていってる時代の中で、そういうところにね。
だから、バリバリ頑張ってきた人、中性脂肪を貯めてきてませんか?みたいなところについてるみたいな。
多分そうね。だから、主役の2人というか、広告の2人は、おじさんで、中年が中性脂肪を気にするというね、そういうストーリー展開があるってわけなんだよな。
はー、なるほど。これ、どうしてこれに行き着いたんだろうね、確かに。
ね。でも、もともとだから、これもちょっと文化の話になってきて、ウーロン茶をそもそも飲むっていう文化を作ったのは、サントリーだったね。
えっ!?
ウーロン茶を、ペットボトルのウーロン茶とかを、さっきのミネラルウォーターと一緒で、そもそもなんでウーロン茶飲むの?みたいな時代があった系ですよね。
で、それは、サントリーが作ったっていう歴史があって。
マジで?サントリー、そうなの?
そうそう。
あれ、そうか、サントリーって、当たり前のように水とか、お茶とか、いろいろあるけど、確かにサントリー、お酒のイメージだったのにね、きっと、昔は。
そうそうそう。
うーん。
こういう時代があったのね、みたいなのも知れて。
じゃあ、コピーライティングとデザインの力によって、われわれの文化は、めちゃくちゃ築き上げられてきてるってことだ。
うん。その一端をね、担ってくれてるのね。
うんうんうんうん。
ですね。
すごい。ごめんね。
しかもさ、黒ウーロンが、そういうちょっと健康志向のお茶、みたいなのが出てきたのも、それが始まりぐらいじゃない?
あー、そうかもしれないですね。
うん。なんか、そこから皮切りに黒ウーロンとか、特茶とか、家庭金何倍入ってます?みたいなやつとか。
そうね。
めっちゃ増えた気する。
確かに。
うん。健康技特化したお茶、みたいな。だから、たぶんそのために、めっちゃ考えたんだろうね。
あ、そうでしょうね。
たぶんそう。
うーん。
ストーリーテリングというか、その時代背景とかも含めて、コピーっていうのは考えていくものなんですね。
そうだね。その時々でね。面白いね。
ね。そうなんだよね。
で、ちょっと話が少し戻っちゃうんですけど、
はい。
その添田さんが、添田孝之さんが、この本の冒頭で語っていることがあって、
何でしょうね。
添田さんの時代的には、広告とか、たくらみっていうのかな、企画とかっていうのは、少ない人数でやるものだったっていうらしいよね。
広告だったら、デザイナーとコピーライターの2人だけで作るものみたいな時代があった。
あ、あれ?そうか。
うん。もちろんクライアントとかいて、アシスタントとかいたと思うんだけど、いろんな会社が入って、いろいろこうやってっていう時代じゃなくて、
本当にもう少ない人数で、純粋な、なんていうんだろう、混じりっ気のないものを作る時代だったらしくて。
あ、そっか。いらん中会の入ってきたりとか、どっかのあれ気にして入れなきゃいけないとか、そういうのなしに、ちゃんと信頼できる人たちと、少数制で組んで、やれてた時代ってこと?
みたいですね。
うん。
そういう意味で、純度が高いっていうのも。
いいね。
ある意味だから、それですごい過激なものっていうのかな、独特なものができたりとか、ちょっとわかりづらいものもあるかもしれないけど、
だからこそ、普段の生活とはちょっと違う視点が生まれたりとか、たぶんそういうこともあったんだろうなって。
はー、すごいね、これ。
面。
なんですね。
はー、コピーな。
たしかに、さっきその本、ちらちらって、パラパラって見さしてもらった時も、うーろん茶めっちゃあったもんね。
うーろん茶ね、しょうがないですよね。安藤さんが、サントリーのやつだったんで。
うんうんうん。
そうなんですね。
うーろん茶祭り。
でも、それだけやっぱり刺さったってことだよね。
うんうんうん。
いろんな人に、だからずっと継続で。
すごいな、どういう生活して考えてんだろうな。
たしかにね。
その生活覗きたいよね。コピーライターさんの生活。
そうですね。
そうしたら、ちょっと真似したいなみたいな。
常にメモ帳とか持ち歩いてそうですよね。
たしかに、それはある。でも、今やとほら、もうスマホでふやふやふやっていけるのかな。
どうなんでしょうね。
でも、筆走らせることでやっぱ違うのかな。
どっちもあるでしょうね。
うーん。
なんか、頭で浮かんだものに関しては別に記録方法はどっちでもいいわけじゃないですか。
うん。
ただ、やっぱなんかその、でも筆を走らせることで浮かぶものも絶対ありますよね。
あるあるある。
絵もそうだと思うけど。
うんうん。
デザインとかもそうだけど。
うん。
そこは難しいね。
うん。ちょっとのばいてみたい。
ね。
ちょっとまあ、あのね、6人いるんで、もう少しかいつまんでいくんですけどね。
うんうん。
次は、いちくらひろしさんか。
いちくらひろしさん。
サントリーウーロン茶と感動的な広告
いちくらひろしさんもね、サントリー系なんでね。
いちくらひろしさんもちょっとあの、サントリーのお酒とかが多いんだけど。
うんうんうん。
いちくらひろしさんのやつでいいなと思ったのが。
どれかしら。
すごいな、サントリーって。
ね。
うん。
なんかね、そういちくらひろしさんは、あれこれたぶんいいのかな。
なんか、ファミリーマートのさ、あの、あなたとコンビニっていうあれじゃないですか。
ああ、あなたとコンビニ、ファミリーマート。
ファミリーマートは、いちくらさんが考えたみたいなんですよね。
あれさ、あなたとコンビニってことだよね。
あ、そうそうそう。
ね。
ああいう、ちょっとまあ、おしゃれ、ダジャレというか、みたいな感じだけど、ああいうのすごいいいですよね。
ねえ、そっか、それ考えた人なんだ。
そうそうそう。
すごいね。
あとこれか、これもちょっとさっき話してたんですけど、いくぜ東北ね。
でた。
これ有名、ちょっと記憶に新しいやつですよね。
みなさんもきっとご存じではないでしょうかね。
うん。
いくぜ、東北。
これあれだよね、東北大震災のあとぐらいに出たあれだよね、たしか。
復興に関してっていう感じのやつだったはずだよね。
そう。
12年、13年ぐらいで見始めたやつだったからね。
そう、復興で。だから、いくぜ、東北。
シンプルでいいね。
ね。
力強い感じ。
はあ。思いつまってるよね、この一言に。
いくぜ東北と家に帰れば積水ハウスの広告
たしかに。
うん。
いくぜっていう言葉がね、日常的にそこまで使う言葉でもないから、そこが面白いんだろうね。
どっちにもかかってるよね、ダブルミーニングっていうかさ、周りから東北に行くぜ、東北もあるし、東北側からも、よっしゃ、行ったるぜ、みたいな。
気合のね。
気合のあれもあるから、なんかそれがすごく凝縮してる気がするね。だから、私もすごいそれ好き。
なるほど、そっちの視点なかったわ、すごい。
ほんと?
うん、でも言われてみたらそう。多分、向こうの側の人だったら、なんかね、そう思った人もいるかもしれないなって思う。
うん。やっぱりその、いつまでもこうね、じわじわしてるんじゃなくて、行ったるぞって言って。
そうね。
どんどん復興すんだぜ、東北はって言って。
たしかに。
うん。なんかその感じをね、なんか、もうあの広告、だから結構はねな広告だったじゃん、当時。
あ、そうね。第一弾目はすごいね、なんかアヴァンゲルドな感じのね。
そうそうそう、なんか革命起こすぞぐらいのさ、だからあれすごい感動したの、あの広告。
そうね。で、だんだんちょっとまあ、いろんなブランディングみたいなの変わってったって経緯がたしかあったはずなんだけど。
そうそうそう。そこまではね、追ってはないけど。
うんうん。
でも今も使われてるよね。
あ、使われてますね。
うん。
すごいだから、長いそのプロジェクトっていうか。
うん。
そう。
それだそれだ。
うん。
それだ。あ、ちょっと脱線していい?
あ、いい。
あの、なんかスキーのやつもなかった?その都市の近くぐらいにさ。
あー。
なんかこう、なんか君のせいみたいなやつ。
あ。
なんだっけあれ。思い出せない?
分かる分かる。
調べてくればよかった。
あ、でもJRスキーみたいなやつだよね。
そう、そうそうそうそう。それで、なんか女の子が超カウントアップで、なんとかなんか雪のせいみたいな感じのコピー。
はい。
あれなんかもずっと長いよね。
あれもずっと長いね。今もどんどん更新されていますもんね。
そうそうそう。あれも確かむっちゃ早いとき、その。
確かに確かに。
うん。なんかそれとダブって思い出した今。
そうね。
うん。だからやっぱあの時もあの時で、また新しい言葉の紡ぎ出し方だったのかもしれないね。
あー、なるほどね。
そんな気するな。
いやーすごいね。
うん。
いろいろ考えられますね。
うん。
うん。
あとはこれか。でもこれは有名なの。家に帰れば積水ハウス。
家に帰れば積水ハウス。
これもう歌がね、すごいありありと浮かぶよね。
うんうん。そうだね。
うん。
確かに。
なんかこれどうね、家に帰れば積水ハウスってね。
そうそうそう。あの歌のね、積水ハウスって。
それそれそれ。それも含めて考えたのかわかんないけど、あのなんか導き出されたのはすごいですね。
うまいよね。
ね。
家に帰れば積水ハウスに帰れるんだよみたいな。
あーそうね。だからそのなんか温かさを感じるような。
うん。温かさとか、あと喜び。
うんうんうん。
やっぱ家を作るとか、建て替えるとか、ちょっとワクワクすんじゃん。
ワクワクする、そういうのをご提案できるんです、積水ハウスはみたいな。
あー。
なんかそれを感じる。
そうね。
うん。
確かに。
うん。なんかこう楽しく帰れる家をご提供してるんですみたいな。
うんうんうん。
なんかめちゃくちゃわかる、それ。
あーそっか。
うん。
すごいですね、そのいろんなそのを含んでっていうね。
うんうん。そうね、やっぱこれもね、やっぱこれめっちゃ考えたから、いろんな人にそうやってなんか刺さるんだろうね、いろんな考え方がとらえられるというか。
うんうん。
それはまたおもしろいよね。
うん。おもしろい。
うん。日は聞きたいな。
日は、いろいろ。
あーでもね、この本はね、そのそれに関してご存命のコピーライターの方に関しては、自分でコメントとか書いてくれてるんですよ。
あーそうなんや。
広告コピーの重要性
そのプロジェクトに対してどういう思いで作ったのかっていうのをね、書いてあってね。
うんうん。
そう。あ、やっぱその積水ハウスも書いてある。
あ、積水ハウスがいらっしゃるようですね。
これ2010年に創立、50周年おきに新しい歌詞に改めて復活。
あー。
あ、でももともとその歌は1970年からあったの?
あ、じゃあ、あの歌は昔からあったってこと?
みたい。あ、でもちょっと断言しちゃうとあれなんで。
うん。あるかも。
あるかも。
知れません。
うん。
あ、だからそうだよね、歌作る人もすごいよね。
あ、そうね。
CMとかね。
確かに。
あの、あれ確か広告ミュージシャンみたいな人いるもんね。
あー、そうね。
うん。いろいろ。
そうだそうだ。
いやー、面白いって。
めっちゃ面白いやん、これ。これは楽しい。
これちょっとね、これ読みながらなんかお酒飲めますよね。
あ、いける。
お酒の魚になるよね。
それこそウイスキーも欲しい。
ね。
いいな。
ウイスキーがお好きでしょとか言うてね。
あれをね、あれもすごいだから名コピーだよな。
あれも名コピーだよ。
もう情緒が浮かぶもん。
うん。
確かに。
ねー、面白いね。
これはすごい。
うん。
あ、他に何かあるのかな。
次の方ね、岩崎俊一さんか。
岩崎俊一さんはサントリー系というわけではないんだけど、
うんうん。
西部か、西部の広告が多いのかな。
西部、西部鉄道?
いや、あ、西部鉄道か、あの、デパートの西部。
あ、で、西部百貨店。
西部百貨店。
あ、そっちの方だね。
うんうん。
広告とかが多くて。
西部百貨店か。で、しかもそれ2000年とか?
たぶん、そう、90年とか。
それはね、ちょっと見たい。だってその頃いないもん、あたし。
いない?
西部百貨店に行けるような環境じゃなかったもん。
あー、そっかそっか。
うん、でも見たい、それ。
うん。
今やったらね、わりとわかりやすいのが多いけど、その当時どんなだったんだろう。
あ、でもこれとか、でもダジャレだよね。池袋っていう。
え、マジで?しかもこれ、行くの池に袋って書いて、池袋。
こういうダジャレみたいのもやってたみたい。
え、そうなんよ。
あれ、僕結構これ好きで、私はいかんっていう。
おじさんが和室で正座して、私はいかんって言ってるのが。
日本一の一、明日より開催。
明日?
あ、なんか、たぶんそう、新聞広告なんじゃない?
あ、これ新聞広告なんだ。
新聞広告で、日本一の一、あ、だから西部のバーゲンみたいなのが。
あー。
なんか、ちょっと頑固っぽいおじさんが、私はいかんって言ってるのが。
私はいかん、絶対に。
いかんって。
なんか、こういうちょっと逆説的な、なんか、押すなよ押すなよじゃないけど、なんかそういう、なんだろうな、こういうアプローチもあるんだなっていうのが面白いですよね。
確かに、なんかそれデメリットじゃなくて、ネガティブな言葉を突きつけることで、なんだろうって思わせるもんね。
あ、そうですね。
明らかに。
え、どこに行かないのって。
あえてその意識させるというか、強い言葉で。
しかもこれ、デザインの配置がいいね。
あ、ね、いいっすね、これね。
もう正座してる、和室で正座してる方物のおっちゃんが、その右側にね、私はいかん。
で、え、何、どこに行かないのって、下見たら、一応その乗ってるっていうね。
これ動線をうまくやってるね。
だってやっぱだいたい右から、左から右、上から下って順番なもんね。視線の動線ってさ。
そうね。
だからこれすごい、もうお手本的配置じゃない?
確かに。
右上にコピー、左下に何があって、かつなんのこっちゃでセーブのマークが右下にあるんでしょう。
そうだね。
よくできてるね。
だから、このくらいシンプルなね、いいっすよね。
やりたいな。
やりたいっすね。
文字組みが美しいよ、だから。
うん、ほんとに。
シンプルだね。
まだ全然、写食の時代だって思うから。
うわ、写食。
これいいね。
ね。
うん。
なんかこれ、ちょっと似たやつ、全然そのコピーじゃないんだけど、なんか昔テレビCMで、緊張るかな、CMで、おじさんが、お前の話はつまらんって言ってたのわかんないですか?
あー、なんかちょっと待って。
なんか記憶にないですか?
あるあるある、ちょっとある。なんだっけ、全部思い出されへんけど。
そうそう、なんか、多分、お旦那さん?なんかその、自分の義理のお父さんなのか、わかんないけど、なんか、家族、男の人2人で話してて、自分のお父さんと話してるんだけど、いろいろ緊張力の効能とかを言うんだけど、お前の話はつまらないと余談されるやつ。
あー、あったあったあった。
あれもね、結構好きで。
いいね、あの頑固感。
なんかそれを思い出しちゃって。
思い出すね。
多分このおじさん行ったよね?
うん。
行った、このおじさん多分バーゲン行ってると思う。
行ってると思う。
私はいかん。
だって手元に何持ってんの?そのおじいちゃん。
センス?
センスか、壊れてたりとかしてない?そのセンス。
壊れてたら行くんじゃないの?
デザイナーとコピーライターの関係
そうね。
ちょっとそういう小細工見つけんのも楽しいよね。
なんかこう、配置されてるもの、なんか古びてるやつないかなとか。
そうそうそう。
ねえ、いいよね。
そういう細かいのもあるかもしれないね。
だから広告って面白いね、やっぱりね。
ほんとに。
そう。
いいな。
せいぶん、このしろくまちゃん有名ですよね。
うん、そうだね、しろくまちゃん。
これは安いものは欲しくない。
安くなったものが欲しいっていう。
分かるな。これそそられるね。
ね。
これもだいぶ本質的だというか、消費者のすごい本音だよね。
うん、そう。
いいもん欲しいけど、高いしなみたいな。
そう。
みたいなことを言い換えてるみたいな。
じわじわ組んな、これ。
このしろくまくんは、長倉智彦さんというイラストレーターというかデザイナーさんが作ったっていう。
そうなんや。
この人と岩崎俊一さんがタッグを組んでやってた。
分かる。昔ほどさ、タッグ系多かったよね。
うん。
なんか土手版の組み合わせみたいな。
そうね。
うん。あったあった。
これはね、かわいいね。
かわいいし、すごい刺さるね。
ね。
これシンプルだね。これもデザイナーさん確かに、あ、そのくまちゃんを描いた人がデザインもやったのかな。
えーと、どうなんだろうな。長倉智彦さんと岩崎さん、あ、たぶんそうだと思うな。
えーと。
うん。
これなんて書いてないな。
書いてないか。
あ、書いてあったかなと思う。あ、たぶんそう。
うん。
そうなんだね。
うん。
いやー、いや、秀逸だなー、非常に。
ねー。
うーん、だから、こういう人たちって、コピー考えるこの人たちって、なんだろう、ワイヤー組んだりとかすんのかな。
ワイヤーって言うと?
あー、たとえば、その広告作る前に、なんかこういう構成でいこうやみたいな。
あー、どうなんでしょうね。
どこ、コピーだけ考えたんかな。それとも、その紙面のそれまで考えたんかな。
なんか、読んでると、読んでると、いろんなパターンがあって、もう最初から絵が出来上がっちゃってるパターンもあるし、
あー、そっかそっか、もう提案の段階でね。
で、最初はコピーしか出来てないパターンもある。
あー、そこから導き出すみたいなね。
そうそうそう。
だから、言葉があって、なんかそれを想起させる絵とか、だから全然違う絵とかね、作ったりとかって、そういうこともあるし。
うんうんうんうん。
そっか、いろんなね、作られ方が。
そうなんですよね。
やばい、これ。ちょっと西部は嬉しい。知らないから。
ね。
その当時、住んでないんでね、関東に。
そうそうそう。
なんかさっきのみたいな言葉、書いてあったな、その説明文みたいなとこに、コピーが骨格なら、デザインは肉体だって書いてある。
そういうことを補足的に言ってて、その通りっていうか。
そう。だから、そうなんだよ。やっぱ文字ってそうなの。基本なんだよね。
うん。
さっきほら、冒頭で鶴ちゃんが言ってくれたみたいに、やっぱその言葉が生み出されるから、その言葉がよかったら、やっぱいいゴールに進むし、ちょっとあれやったら、なんかもやもやするし、みたいなさ。
推しの広告
うん。
だから、やっぱそうなんだよ。文字って一番大事だよね。
大事ですね。
だから、そのコピーライターさんが作ってくれた、その構成とかワイヤー、もらったときで、もう全然浮かび方違うもん、デザイナー側から言わせてもらうと。
そうだよね。
うん。
だから、骨格がもうできているから、そこに何をつけたらいいかっていうのがわかるっていうか。
そうそうそう。だから、こう、何もなかったら、もやーってするじゃん、なんか。
ね。
もやーってして、逆に何からどうしたらいいかな、みたいな。
うん。
そう、だから、そういう意味でね、持つつもたれつというか。
そう。
うん。
だから、やっぱね、文字考えるとか、構成考える人って、まじすごいんだよ。
ですね。
うん。
すごく。
いやいやいや。
まじで重っ。
うん。
いいコピー。
ね。
コピーというか、構成だね。
うん。
うん。
いやー、ちょっとね、すごいもう、いくらでも、なんかこう、ネタはあるんですけどね。
そうだね、これは。
うんうんうん。
うん。
うーん。
全部紹介してると、きりがないからな。
え、じゃあ、じゃあ、最後に、これはもう、ちょっとみんな聞いてくれ、みたいなやつある?
あー。
これはもう、推し、推しコピーじゃないけど、これはよかったな、みたいな。
あー。
でも、あ、これもそうなんだ。
うん。
ライオンの今日を愛するってやつも。
あ、今日を愛する。
うん。
たしかに、ライオンだもんね、これね。
うん。
CMでも、絶対言ってるもんね。
うん。
これが、その時生まれて、ずっと使い続けてるんだな。
たしかに。
うん。
ロゴの話で言うと、タグライン的な話?
あー、そうですね。
あ、そうだね。
うん。
タグラインか。
今日を愛する。
うん。
愛してますか?
今日。
ただ、なんか、こういうのって、その、なんか他のやつでもあったから、まあ、ちょっと後で話すんですけど、
はい。
ちょっと、もう少しかいつまんで、最後までいきますね。
はい。
次は、こじまれいこさん。
うん。
こじまれいこさんっていう方はですね、ミュージック、あの、アースミュージック&エコロジーとか、
あー。
そういうのを、あの、えっと、広告、コピーとかを主にやってて、
うん。
あの、有名なとこでは、なんだっけ、あれ、ちょっと待ってくださいね。
はい。
いろいろありすぎて。
いろいろありすぎて。
そう。
あ、これはでもあれか、コピー自体は書いてないんだけど、
うん。
ダジャレと広告
あの、あしたなに生きていくっていうの、あの、有名じゃないですか。
あ、懐かしい。うん、有名有名。
今も言ってんのかな?
今、アースのCM、そう、そうだな。
今は見ないけど、なんか、あしたなに生きて生きていくっていうのは、すごい、なんか、記憶にね、すごい残ってることで。
うん、残る残る。
で、それも、その、なんだろう、えっと、さっきの、きょうを愛するとかと同じ、言えることなんですけど、
うん。
あの、企業自体は、それって、どこの企業も言えることなんですよね。
言えるね。
あしたなに生きて生きていくっていうのも、きょうを愛するっていうのも、
例えば、ライオンじゃなくても、他のとこも言えるし、
言えるね。
あしたなに生きて生きていくっていうのは、言えるはずなんだけど、
言える。
それを、最初に言うっていうことが重要なんだっていうことをね、書いてあって、
これは、すごいっていうか、だから、なんて言えばいいのかな、なんか、すごいシンプルなドットコムドメインを、最初に取れちゃったみたいな、
それは、その人のものというか、
そうだよね。
うん。
確かに、そうだよな。
そう。
いかに、そこを導き出して持ってくかみたいな。
ね。
どこでも言えちゃうから。
でもなんかさ、自分で考えるとしたら、なんかここの独特なものってなんだろうとか考えがちじゃないですか。
あー、わかる。
なんか、もっと詰めたってときに、ここにしかないものが絶対あるはずなんだって思っちゃうがちなんだけど、
でも、こういうことも言っていいんだなって、もっとおっきな視点で言っちゃってもいいんだなっていうところ。
そう。
そういう気づきにもなったんだね、今回ね。
そうそうそう。
だからね、これは面白いですよね。
あー、確かに。
逆にそういう普遍的な言葉だったり視点だからこそ、
そのブランドのイメージだったり、メーカーのイメージにひも付けやすいんだろうね。
うんうん。
特殊なこと言っちゃうとね。
そうですね。
なんだっけみたいな。
うん。
覚えらんないしさ。
まあでも、明日何着て生きていくって、その言葉遣いはでも優しいですよね。
うん、優しい。
他のブランドだったら、もうちょっと違う言い方になっちゃうかもしれないね。
分かる分かる。
何着ていこうかとかなんか。
そうね。
やっぱこの言葉遣いってのは独特だと思うんだけどね。
そうね。アースミュージックエコロジーの優しさが出てるよね。
そうさね、そのナチュラルな感じというか、出てるよね。
いや、紡ぎ方がいいな。いいな、そんな紡げる人。
ちょっとそこから話脱線しちゃうんですけど、
野球球団の広島カープあるじゃないですか。
広島カープがカープ女子って言葉を作ったじゃないですか。
あれも先行者利益というか。
そうだよね。
もうあれができたおかげで、他の球団も何とか女子とかめっちゃ作ってた。
そうか。
ウゴのかけどこのようにというか、もうついづいてするっていう感じで。
ほんとだ。
でもやっぱカープ女子のシンプルさ強くて、あれ以上のもんないし。
あれを最初に言ったもん勝ちみたいな感じで、あれはすごいなって思った。
コピーライダーって言ったもん勝ちなのかな。
あれもコピーライダーとかが絡んでたのかな。自発的に生まれてたのかわかんないんだけど。
でもあれはなんかお見事ですよね。
あれはね、ずるい。
ね、ずるい。他の球団も何とか女子って言えちゃうわけじゃないですか。
言える言える。
企業広告とオシャレなコピー
言おうと思えば。でもやっぱ2番戦地になっちゃうじゃないですか。
そうね。おもろ。
そういうのも考えますよね。
だから、何とか女子とかね。
そうそう。
何とか男子とかね。
何とか男子とかね。
もう誰や言い始めた人。
すごいな、やっぱその言葉のね、瞬発力よね。
ね。
見つけたいな、言葉の瞬発力。
ね。
もう全然、なんだっけあれってなっちゃうから、だいたい。
うん。
そう。
すごいな。やっぱこういうのを見て、引き出しをね、増やしていかなくちゃいけないんだろうな。
うんうんうん。
そうね。
そうなんですね。
そうなんだよね。
デザイナーやっててさ、文章考えてよとか言われることないの?
でもたまにあります。
他の人が叩きを作ったものを自分で構成して、遂行して、わかりやすくまとめるみたいなこともたまにやってる。
うんうんうんうん。
そうかそうかそうか。まとめね。たしかにまとめはやるね。
そう。なんか漢字を開くとか、開かないとか、いろいろ含めて。
そうやね。いたしますとかね。
そうそうそう。いたしますとかもそうなんだけど、やっぱそのコピーって、別にそのコピーって厳格な言葉。
もちろんその日本語のルールにのっとってる言葉は重要なんだけど、あえてその漢字じゃなくてひらがなにするとか、でも印象が全然違うから。
そうやね。
そう。なんかそういうのもおもしろいなって思ったな。
そうなんだよな。やっぱそういうのを検証しまくってんだよな。
うん。ほんとに。
やっぱ専門学校とか、デザイナー学科の子とかさ、なんか2日3日後かわかんないけど、いついつまでにコピーライティング100本ノックとかやってたもん。
すごいな。
課題で。なんかめっちゃ考えなあかんみたいな。そんなのなかったの?
それはなかったな。でもなんか、ちょっとあったかもしれないな。なんかあんま覚えてないけど。
うんうんうん。
あんま覚えてないことはやってないのかな。ただコピーみたいなのは自分でポスターの制作するときは作んなきゃいけなかったから、それは結構考えたな。
じゃああれ何だったんだろうな。時代かな?わかんない。
その専攻の独特な授業があったのかもしれないけど。
うーん。そうそうそう。
すごいね。
すごいね。コピーって。
もうちょっと駆け足で最後の2人まで。
もう駆け合わさないでいいよ。
なんか長くなってきちゃったからな。
いいよ。
次ね、前田智美さんっていうコピーライダーの方は、企業広告みたいなのもやられてる人で。
企業広告。
企業広告っていうのは、その企業が自分たちのスローガンとか、自分たちがどういうことをやってるっていう表明みたいなのを新聞とかに掲載するっていうパターンもあって。
え、そうなの?
そういう広告のあり方。だから、広く告げるっていう意味で、自分たちのスローガンみたいなのをやるっていう広告もある。
確かに、たまにあるもんね。
あ、そう、ありますよね。
ある。
そういうのを結構やってて。
なんでこの会社、この広告やってんだろうみたいな。
宝島社っていうね、雑誌社があって。
うん、雑誌社ね。
それもね、企業広告とかもあってて。
うんうん。
これ、これ結構過激なんだよな。国をきれいにって。
過激。
ゴミ袋の文別表みたいな、ゴミ袋のオマージュっていうか、パロディみたいな見た目に、文別のワードみたいなのが書いてあって、今の政治に対する派閥は、もはや腐敗が漂い始めています。
怖い怖い。嘘でしょ。
印鑑、こんなすぐにでも偽造できるものを、身分証明としてこだわるお役所感覚が怖いとかなんか、そういうちょっと過激なね。ただそういうのを雑誌として歌ってるから、こういうパロディみたいな形で、少し過激にね、広告するっていう。
国をきれいにって、やばい。
マキジュンさんとオシャレな広告
ちょっとこうね、パンクな感じのコピーライターの方もいるんで。
いいね、いいね。これいつなんだろう、それ。
これね、でも割と新しい時代かな。これは2000年代ぐらいはず。2001年か。
新しくはないけど、70年代、80年代に比べたらね。
国をきれいにっていいね。パンクだな。
パンクですね。
ロックしてるぜ。
ロック。デザインの世界とかもそうだけど、いろいろジャンル、こういうのが得意なアートディレクターの人とか、いろいろいるじゃないですか。
いろいろ。
パンクでロックな感じの方とか。
あるある。
そういう人かな。
いいね、ゆるがない感じがいいね。
かね。
いいですね。
で、ちょっとまあ、次、最後にね。
はい。
これ、マキジュンさんっていう方。
マキジュンさん。
マキジュンさんってことは、ほんとになんか、コピーライターの人たちの中ではレジェンド的な存在で、
ほんとにいろんな市で渡ってるコピーとかをやってるんだけどね。
これ、でっかい堂、北海道。
これも、その、マキさんが考えた。
え?
広告で。
嘘でしょ?
そう。これで、もう、誰でも知ってるこの、ダジャレって言ったらあれなんだけど。
え、これどっちが先だったの?
こっちが先みたいな。
こっちが先?
そうそうそう。
すごい。
うん。
だって、普通に言ってたよ。
ね。
学校で。
その、ダジャレみたいな感じでね。
うん。
そう。
でも、その、まあ、これの解説とかにも書いてあるし、
うん。
の、マキ純さんへの思いとかもあって、あるんだけど、
うん。
その、これはダジャレではないと。
え?
これ、オシャレなんだ。
オシャレ?
その、オシャレなシャレで、オシャレって。
だから、これもダジャレだって、一周する、なんかその、非評価の人たちは違うぞ、みたいなことは言ってて。
そういうこと。
これはオシャレなんだ。
うん。
それ、オシャレやったんや。
そう、オシャレ。
オシャレなんや。
そう。これはオシャレなんですね。
まじか。でっかい堂、北海道って。
そうそうそう。
こういうの、結構やってる人なんだよね、他のやつとかでも。
うーん。
うん。
えっとね、あ、これいいな、その、まあ、ダジャレじゃ、こういうのはダジャレじゃないんだけど、
うん。
このね、これいいなって思ったのがね、10歳にして愛を知ったっていうね。
わあ。
これ、あの、辞書のね、広告なんですよね。
ほう。
で、
辞書?
そう、漢字辞典?
うん。
辞典かな?
うん。
そう、で、その、常用漢字。
うん。
だから、なんか、これを読んで、読んでいくと、10歳で愛を知るから、10歳にして愛を知ったっていう、こう、ちょっと、きざな、かっこいい、これはお見事だなあと思って。
やばあ、それ。
うん。
へえー。面白いね。
そう。
なんの話ってなるもんね、まじで、そのコピーだけ見たら。
そうなんですよね。
ていうかさ、辞書の広告があったんだね。
これ辞書だったっけな、辞書ではないのかな、ちょっと待ってね。
うんうんうん。
あ、ライオンのなんか、でもジム、ジム機器?なんかその文房具か、文房具のやつの中で、それを言ってるのか。
え、文房具?
うん、文房具の、ジム、ライオンファイルって。
あ、ごめんなさい、辞書の支援、あの、広告ではないんだけど、なんかその、付随する形で。
うん。
うん、やってる。
へえー。
すごい。
うん。
10歳で。
愛を知ったっていうね。
でも、だから僕らも10歳で愛を知ってるわけね、感じとしてね。
そうか。
すごい。
そういう視点はかっこいいよな。
いやー、いいなあ、それ。
オシャレとデザインについて
オシャレですよね。
オシャレやなあ。
オシャレな人やで。
ね、オシャレ。
ほんとに。
え、ちょっとその人オシャレすぎん?
オシャレ、めっちゃオシャレ。
どういうこと?
あとね、いいなあと思ったのはね。
うん、どれ?
これはね、これもね、これはね、伊勢丹のね、広告かな。
伊勢丹?
人の半分は後姿ですっていう。
いや、ちょっと待って、まじか。
これ響きましたね。
はさるなあ。
ね。
当たり前のことなんだけど、そのファッションっていう観点から見ると、後姿もファッションであるから、半分は後姿ですっていう、そのなんか、すごい多層的な意味が加わってくるっていう。
やばい。
これは、ビビって、すごいって思っちゃった。
なんやねん、この人、めっちゃすごいなあ。
このオシャレさすごいなあと思って。
人の半分は後姿です。
だから伊勢丹来いよってね。
そうそうそう。
まあそういうね、あれなんだけど。
文化的なところでのアピールなんだけどね。
面白いね。
もう、くまなく美しくするご提案ができますよっていう。
そうね。
そういうことだね。
もう、やっぱ細部から、後姿から、処罪決まってますよみたいなね。
それですね。
そうそうそう、そういうこと。
いつものデザインの話。
言葉とデザインの関連性
わかりますね。
本当に。
最後ちょっと余談なんですけど、
はい。
高気圧ガール張り切るっていうコピーもね、
空港航空系のやつかな、やったんだけど、
僕、山下達郎の高気圧ガールって曲好きで、
いいよね。
あれの元ネタが、まきじゅんさんが広告で作ったやつで、
それに乗せるための曲で高気圧ガールって曲が確か生まれたと記憶してる。
広告が先なんだ、あれ。
一緒に多分キャンペーンソングみたいな感じで。
まきじゅんさんが作ったらしいこの高気圧ガールって言葉。
うそでしょ。
そう。今のそのシティポップブームの先駆けでもあるというか。
めっちゃやばい。
そのミュージシャンだけじゃなくて、こういう広告、
コピーライターの人もその時代を、シティポップ的な時代を作ってたんだなっていう。
私、山下達郎さんが作ったのかと思ったよ。
あの言葉。
そうそうそう。
なんです。
高気圧ガール。
マジか。
すごいね。
びっくりしちゃった。
このほうに関してはね、ざっと紹介して以上なんですけど。
めちゃくちゃ濃い内容になりましたね、これ。
いや、全然なんかもう紹介しきれてない感じでね。
これ興味持って読んでくれる人がいたら嬉しいんだけど。
そうね、これ今日の話でね、ビビビーって来た人が追ってくれたら、
うん。
うん。
本当にいいなって思うね。
嬉しいね。
いやいや、やっぱね、言葉尻大事ですから。
うん。
うん。やっぱね、先人の思いと考えをぜひ学んでですね、いきたいね。
そうですね。
そうだ、私も学ぼ。
いろんな、その、技巧的な言葉をどうやって使うかって話だけじゃなくて、
なんかその、考え方とか、捉え方みたいな、もっと初めの段階の話でもあるんだなっていうのを学べて、
そうね。
おー、なるほどーって思って。
いやー、素敵。
あー、なんか、結局すごい長々となってしまった。1時間近く話してしまいましたね。申し訳ない。
いやいや、何にも申し訳なくないよ。それだけやっぱり、言葉に対するね、熱っていうか、込めてるものがすごいってこと?やっぱ言葉って。
本当にね。いくらでも、あのなんかこう、学ぶものがあるというか。
うんうんうん。こういう考察すんのも楽しいね。非常にね。
まあ、とりあえず今回パート1は、こんな感じにしようかなと思います。
はい。
で、冒頭でも話したんですけど、まだちょっと2冊ほど本が残ってまして、
そうですね。
名作コピーの時間、あと、ザ・コピーライティングという本は、次々回、次の次の回までに読んでおくので、
またそれはパート2として続きを聞いていただければ嬉しいです。
はい。がんばって読んでください。
がんばりまーす。
えー。
そうですね。
超楽しみにしてます。
どうもありがとうございます。
うん。
そしたら、はい。
ちょっと言葉とデザイン、パート1はこれにて終わろうと思います。
はい。
はい。なかなかとご清聴ありがとうございます。
いえ。聞いてくださってありがとうございます。
ありがとうございます。
ではまた。
それでは次回もお楽しみに。
お楽しみに。
ありがとうございます。
さよなら。
さよなら。
57:09

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