1. いつものデザインのはなし
  2. #38 - 嗜好品の歴史とデザイン..
2024-02-28 58:13

#38 - 嗜好品の歴史とデザイン【いつものデザインのはなし】

spotify apple_podcasts

第38回目は「嗜好品の歴史とデザイン」🤤✨ 嗜みたいものは色々ありますが、 今回はかなり種類を限定して嗜好品のデザインに対する 日常の溶け込み方や進化の行方、 また世の中に与えた影響などについて深堀ります!🔍 ▼CONTENTS ———————————————— () - 嗜好品のイメージと日々の関わり方 () - インスタ広告にやられたお酒 () - たばこ雑談と思い出 () - たばこと塩の博物館で本買ってきた () - パッケージと広告 () - そもそもたばこヒストリー () - PEACEのリデザイン () - 国内外のたばこ広告事情 () - 嗜好品との付き合い方 ———————————————————————— ↑時間をクリックするとジャンプできます!
【資料を一緒に見たい方へ】 ()からの資料です。 パスワードを入力してご覧ください。 https://bachiko.com/itsumono_design_38/ 🔐itsumo38 【お酒サブスク】 オトモニ / クラフトビールサブスク https://otomoni.beer/ クランド / クラフト酒 https://kurand.jp/ 【参考文献】 たばこと塩の博物館(墨田区) https://www.tabashio.jp/
【番組概要】
🕛第2・4水曜12時ごろ配信しています!(月2回配信)
このラジオはフリーランスのデザイナー、
「つる」と「ばちこ」がお送りするデザイントーク番組です。
ふだんのデザインの話から日常のことまで、
ざっくばらんに語り合っています。

【番組SNS】
番組情報や収録の裏側などをつぶやいています!
お気軽にフォローしてください。
デザインについてのお悩みや
ご質問・ご感想などお便りもお待ちしております。
[Instagram]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/itsumono_design/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
[X]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/itsumono_design/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

——————————————————————
【つる】
フリーランスのグラフィック/Webデザイナー。
ロゴやフライヤー、Webサイトの制作などを行う。
シンプルに整理されたデザインが好き。
[Instagram]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/takumi.tsurumaki/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
[X]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takumitsurumaki/
——————————————————————
【ばちこ】
グラフィックデザイナー / WEBデザイナー / イラストレーター
いくつかの会社勤務を経て、フリーランスでやんわりと活動中。
長崎うまれの大阪経由なので方言が変です。(西寄りではあります)
[Instagram]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/bachiko85/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ [X]⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/bachiko85/

サマリー

本エピソードでは、嗜好品の歴史とデザインについて話題にされ、嗜好品の定義やデザインの重要性が考察されています。古いタバコデザインや和田誠さんのデザインについても触れられ、日本のたばこのデザインについて詳細に紹介されています。1951年にレイモンド・ローウィーがデザインしたピースタバコは、180万円の報酬を受け取り、異例の大ヒットとなりました。広告の力や文化としてのタバコの存在、広告の一語一絵の魅力や、タバコが生み出したコミュニケーションや音楽の影響も取り上げられています。

00:00
いつものデザインの話。
このラジオは、フリーランスのデザイナー 鶴とバチ子がお送りするデザイントーク番組です。
普段のデザインの話から、日常のことまで、ざっくばらんに語り合っています。
はい、始まりました。いつものデザインの話。今回、第38回目です。
鶴ちゃん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、ちょっと、どうしたっていう内容をやります。
あ、そうなんですか?
はい。
どうした?
どうした?
今回ですね、テーマ、発表します。
嗜好品の定義とイメージ
嗜好品の歴史とデザイン。
おー、嗜好品の歴史とデザイン。
嗜好品でございます。
まあ、どうしたってことでもないけど、ちょっと固い感じするし、
そうそうそうそう。
なんかすごい壮大な感じがするぞ。
何話すんだ、こいつ。
嗜好品とは、みたいなね。
あ、でも確かに、嗜好品ってどんなイメージある?鶴ちゃんの中で。
嗜好品、だからまあ、お酒とか、タバコとかって感じかな。
あとは、まあ、お菓子とかも。
お菓子とかもそうか、お菓子。
うん、お菓子もそうやし、そうだね。
あ、あと香り楽しむのも、嗜好品って聞いたことあるな。
あ、そっかそっか、それもそうだね。
うん。だから、わりと嗜好品の定義、ヒロインじゃないか説があるんだけど。
あ、そうですね。
うん、実はね。
確かに。
お茶もそうよ。
あ、そっか。まあ、飲み物もそうか、お茶。
お茶、紅茶、お菓子。
うん。
日頃、なんか、どういった嗜好品を楽しんでるとかあるんですか、鶴ちゃん。
嗜好品、僕が楽しんでる嗜好品は、お酒が多いかな。
あ、お酒が多い。
お酒が多いかな。
あ、お酒が多いね。
家では飲んだりするの?
家でも、まあ、たまに飲んだりとかするかな。
飲みに行くこともあるし、そういう意味では、嗜好品っていうのは、お酒が多いかな。
どういったのを飲むの、家で。
家ではね、最近は、ジン飲んだり。
あ、ジン。いいね。
ジン飲んだり、ビール、クラフトビールとかもそうだし、かな。
いろいろ。
またね、そういうときにね、デザイナーあるだけだけど、わりとジャケット会みたいなのもね、ありますもんね。
あるね、あるある。
どういうときにお酒飲みたくなるの?
すごい突っ込んでる。
いや、ちょっとね、気になってるもんね。
あ、お酒飲みたいとき。
お酒飲みたいときって、どういうときかな。
んーとね、お酒飲みたいときって、これ僕のパターンなんだけど、何も考えたくないとき。
何も考えたくない。
あんま難しいこと考えたくないときに、飲みたいってこと。
もう、頭をね、スッキリさせる。スッキリじゃないか、もう何も考えないみたいなね。
そうそうそう。
なんか、普段その思考を働かせすぎてるから、なんかその感度をある意味下げるために、お酒を飲むみたいなところが多くあって。
あ、そういう考え方?
うん。なんか感度、僕自分であれ言うのは、なんかその感受性が高すぎるとか、そういうの言うのは恥ずかしいんだけど、
なんか、わりとその感受性が高すぎる系がタチで、お酒飲むといい意味でその感度を下げられるっていうのがあって。
普段やったら、いろいろ気にしちゃうあんなことやこんなことも、ちょっといったんふわーってなるみたいなね。
そう。
あ、そういうことやね。
デザインと嗜好品
そう。ちょっとなんかその理由としてなんか、うーんって感じだけど、もちろんそのお酒ならではのおいしさとかを楽しんでる部分もあるんだけど、
お酒のおいしさを楽しむのとプラスして、ちょっと感度を自分のを下げるっていう目的もあって、飲んでる感じ。
あ、なんかそうやってしっかり説明受けると、確かにってなるね。
ですよね。まぱちこさんってデザイン職業やってて、わりといろんなことすごいいつも考えてるじゃないですか。
あ、そうね。
で、お酒飲んでるときはちょっとこう、なんかそこを違う世界に惹かれるというか、
そうそう、そうなんよ。
うん。
でも私ね、家では飲まないの。
あ、そうだよね。前も言ってたけど。
家では飲まんで、もうやっぱこう、ね、それこそいろんな垣根を飛び越えて、お酒でみんなと仲良くなれるみたいな。
うんうんうん。
うん、なんかそういう楽しみ方してるかな、私は。
あ、そうですよね。
うん、そうそうそう。
まあそういうね、お酒だったり、コーヒー楽しんだり、人によってはタバコ楽しんだり、さまざまみなさんが取り入れてる試行品があると思うんですけど、
ちょっとですね、私こないだ、インスタの広告に引っかかっちゃったんですよ、お酒で。
ほうほうほう。
ちょっとご紹介していいですか。
はい、お願いします。
えーとね、ちょっと私がインスタの広告で引っかかったの、実は2件ありまして、
一つ目、ちょっとみなさん、おすすめしたいんで、ぜひ気になった方は、もうチェックしてほしいんですけど、
1個目、クラフトビールの定期便とか、楽しめるお供に。
お供に。
うん。
超かわいくない?ほら。もうかわいいビールのパッケージとか、いろんな地域のビールが定期便でお楽しみいただけるんですって。
なるほどね。
はい、パッケージもかわいいし、これはそうなんだけど、まずこういうインスタの見せ方がうまいなって思って、
だからちょっとフォローしてみたいとか、デザイナー的感覚で。
すごいカラフル。
そう、めっちゃカラフルやし、やっぱデザインが今っぽくて、非常に勉強になるんでね。
そうね。
残りは気にしてるものの1つです。
これ、今度頼みたいかな。
お供に。
お供に。カタカナでお供に。
お供に。
はい。
ぜひ、これデザイナーね、みなさん、絶対好き。
絶対好き。
絶対好き。
あ、これか。
お供にクラフトビール。
超かわいくない?
うん。
やっぱね、いいよね。
かわいい。
こういうね、今っぽいインスタの見せ方とかね。
確かに、参考になるな。
写真の撮影の仕方とかね。
うん。
ね、なんかこの、いっぺん当にならないっていうか、いろいろこう工夫して変えてやってるから、すごく楽しい。
そう。だからやっぱね、こういうビールっていう嗜好品も、やっぱデザインこれだけ注力してるわけですね。
うん。
まあ、これぜひおすすめなんで、私はまだ買ってないですけど。
ぜひ注目してみてください。
で、2つ目。
はい。
今ちょっと手元にあるんですけど、クランドっていうクラフト種のお店でございますね。
これもインスタの広告でめっちゃかわいいってなって、かつおいしそうってなったんで、私今回買ったら、
なんとですね、とってもかわいらしい紙媒体がやってきたんですよ。クランドマガジン。
いいですね。
そう、こういう見せ方がうまいからさ、やっぱこういう紙物をね、見れるっていうのもやっぱ見せ方がうまいなっていうね、勉強になるんだよね。
そうね。
そう。
こういうのがだから、その顧客を離さないための手段でもありますよね。
ファンに向けてのやつっていうところね。
そうそうそう。やっぱ楽しみじゃん。
うん。
次買ったらまた入ってんのかなとか。
確かに。
これも一種の、なんだろう、このブランディングの手法の一つだよね。
うん、確かに。
毎月買う楽しみを、よりこの差しをもってして、プラスワンにするっていうね。
そうね。
やっぱ世界観がすごく、やっぱラベルに合わせてね、デザインをあちこちすごく丁寧に変えてるし、
とても今の世代に刺さるデザインがいっぱいあって見やすくて。
確かに。
これはね、ちょっとデザインにやられて、買っちゃった。
それ買ったのは、何のお酒買ったの?
私買ったのはね、ラムレーズンのお酒。
ラムレーズンのお酒。
注いで飲むラムレーズン。
おいしそう。
大人のラムレーズンアイスのお酒。
これ。
あ、こういう感じなんだ。
そうそう。
結構甘いのかな?甘い感じの?
あのね、最近はね、ちょっとお酒、今、家ではほんとに止めてるんで、まだなんだけど、バニラアイス買って、これかけて食べたいんだよね。
アホガードみたいな感じで食べることは?
そうそうそうそう。
お酒に、アイスにお酒かけるとか、あとカステラにお酒浸して食べるとか、なんせね、お酒のお菓子がめっちゃ好きなんですよ。
あ、そうなんですか。
お酒もチョコレートとか。
だから、あたしはめちゃくちゃ思考皮に弱い女です。
あ、弱い女なんですか。
なるほど。
そう。
思考皮に強い人なんて、そういないと思うけどね。
何かしらに抗えないと思うけど。
でも、それはすごいおいしそう。
うん。
ロックで飲みたい。
そう、ロックも飲みたいし、あとね、マンゴーのお酒も買ったんですよ。
マンゴーのやつとか、まあまあ、これはね、ちょっとやられました。
送料いくらまで、いくらまで買ったら送料無料みたいなやつにやられて、4本ぐらい買いました。
うまいよね。
うん。
ちょっと、まんまとやられてみましたんで。
ゆっくり楽しめますね。
そう。だから、これはね、なんか、だから、こういう洋酒のアイスがけパーティーとかしたいですね、ほんと。
あ、それ楽しそう。
ね、ちょう楽しね。
それ楽しそうですね。
ほんとに、だから、まあ、その時まで撮っておこうかな。誰か混ぜたいな。
そういうの、どっかでやれば、企画してやればいいんだよね。
あ、そうですね。イベントとしてね。
うん。
結構、集まりそうな気がする。
ほんと?
なんか、そういうのって、いや、なんか、それ初めて聞いたもん。その、なに、アイス。
そういうのって、アホガードとは言わない。なんかその、アイスがけ、アホガードじゃないのか。
アホガードはね、あの、バニラアイスにエスプレッソ。
あ、エスプレッソか。
そう。まあ、試行品だね。思いっきりね。
お酒かけるのは、なんていうんだろう。
お酒はなんだ?普通に、お酒のアイス。
なんか、調べたらありそうじゃないですか、名前。
ありそうだね、お名前。あ、それをあれにしたらいいんだ。
企画名。
うん。
ですね。キャッチーな名前でも。
はい、やってみる。え、あの、告知したら、みなさん来てくださいね。
すーたんも来てよ。
いや、でも、仕入れ大変じゃないですか。アイスと、いろんなお酒をね。
やるよ。
人数分。
やりますよ。
そうか。
だから、やったら来てください。
あ、わかりました。お腹をちゃんと整えてね。お茶も用意しとかないと。あったかいお茶もね。
あったかいお茶。
お茶も用意しつつね。
紅茶、コーヒー。
コーヒー。
なんでも取りそろいますね。試行品にある意味で強い女かもしれない。
そっかそっか。全方位がな、試行品。
えー。
なんの話だって。
なんだっけ。まあまあ、まあまあ、そういう感じです。ちょっとかわいいお酒、珍しいお酒。楽しんでみたい方、ぜひですね。
クランド、クラフト酒のお店、ぜひインスタもありますんで、調べてみてくださいと。
全然回し物でもなんでもないんですけど、勝手に告知をしました。
最近のね、深掘りみたいな、なんか気になったやつ。
気になっちゃったんだよ。パケ買いしたいんだもん。
いつものデザインの話。
タバコの話
そもそもの話ね、私この話が思いしたいわけじゃないんですよ。
私、なんで今回こんななんか、試行品の歴史とデザインと言い出しましたかと言いますと、私、タバコが非常に気になってるんですよ。
ほうほうほう。
昔から。
はい。
すごく昔から。
うんうん。
そして、すごく身近な存在だった。
あーそうなんですか。
うん。
え、つるちゃんはタバコは吸う。
タバコ吸わない。
吸わない。吸ったことは?
ない。
ない。
ないんですね。
お父様とかは?
お父さんのタバコ
お父さん、僕が生まれる前までは吸ってた。
あっ吸ってた。
僕が生まれてやめた。
あっ。いいお父さんだ。
そうそう、いいお父さんですね。
いいお父さんだぁー。
それ、何吸ってたとか聞いたことないの?
聞いたことないなー。
何だったんだろうね。
あーそう、今度聞いてみようかな。
ねえ、聞いてみて。
もうね、何かやっぱ…
何飼ってたんだろう。
そう、うちのお父さんがめっちゃ吸ってたのよ。
タバコを 吸ってたのよ。
ああ、そうなんだ。
大光 なるほど。
大光 で、私はそれをね、タバコの匂いが嗅ぎたくて、お父さんの部屋へ行って、宿題ずっとやってるから。
ええ、まじで?すごい。
大光 だから、お父さんがタバコ吸いながら、こう本読んでる、そばで、机でこう。
おー、じゃあ、もう積極的に腹瘤炎を 接種しに行ってたってことですか。
大光 接種してたんだよ。
すごい小学生。
大光 で、お父さんが、ほら、タバコでさ、なんかこう、ふわーってやるから、輪っか作って、輪っか作って。
で、輪っか作って、ほほほほって遊んでもらったりとか。
なるほどね。
大光 それは楽しくてね。で、お父さん何吸ってたかって言っても、マイルドセブンスーパーライトなんですよ。
タバコと塩の博物館の本
ああ、マイセン。
大光 そう、マイセンってやつなんですよ。白くて、あの当時はね。
ああ、そうなんだ。
大光 そう、小学校、あの時代、今は無理だけど、小学生が全然買いに行けたんだよね。
ああ、なるほどね。お使いみたいな感じで。
大光 全然お使いで行った。カートンで買ってきてって、お母さんで言われて。
ほいほい。
大光 じゃあ、ほーい、行ってきまーすって言って。で、行ったらさ、タバコ屋のおばちゃんとかが、
大光 ああ、いや、汚ねーで、これ、おまけはあげるけん?って言って、ね、もらったりとかして。
ああ、そうなんだ。
大光 やっぱね、タバコ屋さんの、いわゆるパッケージがすごい、お菓子みたいでさ、それが。
ああ、確かにね。
大光 そう、子供からしたら、すごい色とりどりで、キラキラしてて、ライターもなんかいろいろあるじゃん、形が大きかったり、ジッポンみたいなやつとか細かったり、マッチもあるし、
なんかそれが私の中で、大人な世界なんだけど、すごくすてきで、おしゃれで、かわいいなって思って見てたんだよね。
そういうことね。
大光 そう。
確かにね、それはわかる、言わんとすることが。
大光 そう。かと思って、吸うことは、あ、吸ったことがないことはない。あることはあるんだけど、定着したことはないんだよね。
そう、むしろ、専門学校のときとかさ、喫煙所わざわざ行ってさ、私ポッキー持って、ちょ、先輩、話聞かせてくださいよとか言ってさ、私は違う嗜好品でお邪魔して。
ああ、そうなんだ。
大光 そうそう、やっぱ、喫煙所でさ、生まれる話とかもあったりすんじゃん、わかんないけど。
ああ、あるらしいですね。
大光 そう、それがずるいなって思って。
ああ、そうなんだ。
大光 そうそうそう。福利園全然大丈夫です。
まあ、そんな感じでね、ちょっと余談が多すぎたんですけど。
ああ、いえいえ。
大光 まあ、タバコに対する興味っていうのは、わりとちっちゃい頃からありまして、今回、やっぱそのデザインっていう部分で、非常に大きく貢献した、
まあ、貢献って言ったら大げさだけど、やっぱ皆さん、昔の、それこそお父さんがなんで吸ったのって聞いたら、吸って当たり前だし、
お酒とタバコが飲めんで、何が男かみたいな世代で生きてきたから、やっぱ当たり前だった。
なのに、そんな当たり前だったものが、この2、30年でさ、すごい片身の狭い思いになっちゃってるのを見て、だって小学校の時なんかキラキラしていいなとか思ってた。
なんでなんだろうって。
まあ、っていうところからですね、興味があきまして、めっちゃ調べてきたわけです、私。
で、調べるにあたりですね、今、目の前に本があるんですけど、今回、タバコと塩の博物館っていうところに行ってきました。
え、どこにあるんですか?
これ、スカイツリーの近くやね。
墨田区です。
だから、スカイツリー見に行くついでに、ぜひ、これ、デザイナーさんね、デザイナーじゃなくても、そういうの興味ある人、めっちゃ行ってほしいな。
これね、入るの100円で行けるのよ。
あ、そうなの?
うん。
なんかその、区が運営してるとかいう感じの。
あ、ほんとに。そう、だって日本が運営してるのか、国が。
あ、そっかそっか、国が運営してるのか。
国だよ。
あー。
強いよね。
そうだよね。
そう。
なるほど。
で、そのタバコと塩の博物館が出している本がですね、あるんで、ていうか、タバコと塩の博物館でしか買えない本ばかりを買ってきたんで、ちょっと紹介していいですか?
お願いします。
えー、じゃあまず1冊目ですね。
うん。
えー、まずは、モボ、モガが見た東京。モノでたどる日本の生活文化。
あー。
はい、これA4サイズで、そうだな、薄さは、6、7ミリぐらいかな。
うん。
ぐらいの薄い本なんですけど。
うん。
えー、これも、これ、タバコと塩の博物館。
うん。
あと、あとはいくつか、その花王が出している、花王ミュージアム、あと成功ミュージアム、東部博物館と郵政博物館でもおそらくご購入いただけるんですね。
はい。
これは、いわゆる明治とか、その時代を支えた東京の広告だったりとか、国が運営してますんで、画質が非常に美しく、かつ状態が非常にいい。
確かに。
もう、で、説明も丁寧。
うん。
お金かけたね。
そうね。
税金出てきてるんですよ、きっと多分これ。
資料としてすごく。
うん。
うん。
綺麗。
そう。
まあ、モボ、モガとはね、モダンボーイ、モダンガールの略ですね。
うんうん。
はい。見た東京。
まあ、これも資料としていいんじゃないでしょうかっていう感じでご紹介です。
レトロな感じが可愛いですね。
いいですね。
で、えー、続きまして。
うん。
明治民営機のタバコデザイン。
明治民営機のタバコデザイン。
はい。
おー。
要は、JTになる前やね、全然。
うんうんうん。
あー。
な、そっかそっか。
そうそう。
あのー、まだ民間がやってた頃のタバコのデザイン。
うーん。
が、えー、これも、そうね、これどんな、何サイズだこれは、B、違うB。
あれ、A4?
A4か。
A4か。
A4かな?
あれ、A4より大きいかも。
そうね、A4より大きいね。
うん。
なんか、ちょっと花札っぽいデザインとかね。
うんうんうん。
あ、ごめんなさいね、ごつんでね。
まあ、これ非常に珍しい、昔の昔。
うん。
もう、金鳥のかとり線香ぐらいの描画があったりとかね。
あ、そうね。
うん。和菓子かな、みたいなね。
うんうんうん。
とかこれ、これね、博物館にない資料なんですね、これ。
あ、そうなんですか。
博物館にもちょこっとあるんだけど、ない資料がここには掲載されてますね。
うーん。
見てない。
そう、これ非常にいい資料です。
なるほどね。
厚みが1.5センチぐらいかな。
うん。
これは、昔のね、デザインを好きな方とか、ちょっと参考にしたい方なんかね、いいかもしれないですね。
ねー。
うん。
これ、デザインじゃないですもんね。
うん。
その、時代的な。
あ、そうそうそうそう。なんだっけ、え、えー、あ、そうだ、だから衣装とかね。
そう、図案。
図案だね。
図案。
さっきもちらってね、ちょっとね、前もって話なんですけど。
うん。
この図案の時代だよね。
図案です。
うん。
デザイナーじゃないです。
うん。
デザイナーなんていない時代。
ね。
なんて言ったらいいんだろうな、そのなんか、書き込みもすごいし、ほとんどのやつがね。
しかもこれ手書きでしょ。
うん。
手書きを範囲してるんだよね。
うん。
うん。手書き版っていうのかな、なんか。
そうですね。
そういうのあったよね。
うん。
いや、すごいんだよ、これ。
渋。
そう。でね、あ、で、これご覧いただくようにですね、色どりが鮮やかなものから、どんどん色が一色になってたりとかするわけですよ。
あー。
そう、一色だけとかね。
うん。
あの、これ理由がありまして、やっぱ戦争が始まると、贅沢いよいよダメになってきましてですね。
あー、そういうことね。
そう、インクがあんま使えないみたいなことになっちゃったもんで、カラフルだったものが、こうどんどん単色化になっていくっていうところの様子もこうやって伺えるわけですよ。
うーん。
そういう時代背景もちょっと思い馳せながら、明治民益のタバコデザイン。
なるほど。
これ結構描いとね、考えちゃうね。
ね、それすごいな。
いい資料ですよ。
うんうんうん。
かわんでもね、こう普通にパラパラって見れるんで、タバコと白の博物館行ったら。
うんうん。
うん、これ非常にいいです。
へー。
はい。
明治民益ね。
そうです。
まあ、あ、言っときますけど、私別にこれ回し物でも本当になんでもないんでね。
あー。
ただね。
それは全然ね、大丈夫です。
良かったなっていう本をご紹介してます。
はー、かっこいい。
和田誠さんとハイライトデザイン
うん。
あ、でですね、じゃあ続きまして、まあこれちょっとまた後で話そうと思うんですけど、和田誠さん。
はい。
えー、血にはピース。
はい。
はい、という絵本です。これ和田誠さんってご存知ですか?
あ、わかります。
わかります。
いらみぱんさんの旦那さんで。
あ、そうです。旦那さんであり、トライセラトップスの。
あ、そうですね。
和田翔さんのお父様でもあるっていうね。
あ、そうですね。
はい、そんなんでございますよ。
そうですね。
はい。
お亡くなりになっちゃいましたね。
なっちゃいましたね。
うん。
あ、もうついでに話そうかな。
えーと、和田誠さんですね、あのー、煙草のデザインをされましたね。
うんうん。
はい。えー、これなんだっけ、ハイライトだ。
うん。
そう、ハイライトなんだけど、そのハイライト、これコンペで受かったんだったよね。
あ、そうなんだ。
そう。
コンペで受かってやったんだ。
コンペで受かったんですよ。和田誠さん、1936年生まれ、2019年お亡くなりになりました。
うんうん。
で、デザインしたものがこちらですね。
うーん。なんかその水色がすごくいい色だよな。
そう。いや、これね、コンペに出したとき、いろいろ出したんだって。
うん。
ちょっと、あ、じゃあ、まだ紹介してない本から、あの、あれしましょうか。
はい。
コンペに出したとき、真っ暗闇から光がこうパッてしたような案を出したんだって。
うんうんうん。
ほら、こちらですね、今鶴ちゃんにお見せしてます。
はい。
はい、こちらです。
あ、なんか、ちょっとイカついというか、かっこいい感じの。
そう。だからこれが、あの、今9種類お見せしてるんですけど、その中の、まあ全部シンプルだったり、こうベタで、ベタと文字で組み合わせられたようなものの中から、唯一これがですね、真っ暗闇からピカーと、もうハイライトみたいな。
そうね。
そう。で、これが選ばれまして、で、いろんな色をね、ご提案したそうなんですよ。
黒だったり、赤だったり。
あー。
たばこの歴史と広がり
ね、濃い色に、なんかほら、ちょっと明るい光が差すみたいなんてやりがちじゃん。
うんうんうん。
でもそんなところによ、水色に黒い筋の光みたいな。
おー、確かにね。
これ結構珍しいパターンだよね。
うん、言われてみれば。
そう。だからこれが、まあいわゆる新しいねということでね、採用されたんですね。
うーん、なるほど。
はい、これ和田誠さん。
はいはい。
で、まあそれについでですね、このピースの、ピースっていうタバコね、の広告のイラストなんかにも使われておりました。
うーん。
はい、その絵本が、なんと550円で買えます。
安っ。
安いよね。
いや、なんか調べたらさ、なんかヤフオクとかメルカリで、なんか1枚とか出てるのをなんか見ちゃって。
えー。
1冊。たぶん当時のやつかもわかんないけど。
うんうんうん。
いや、買わんでいいです。全然。タバコと塩の博物館で復刻されてますね。
はあ。
はい。
これすごくいい、なんか資料だし。
そう。
かわいいし。
私、和田誠さんの絵めっちゃ好きなの。
あ、わかる。僕も好き。
ねえ、いいよね。
うん。
あと、星新一さんがめっちゃ好きで。
あー、うんうん。
ねえ、星新一さんの、あの本の表紙とかさ、もうご担当されてたからさ、もうすごいなじみがあるっていうか。
そうね。
めっちゃくちゃ好きなんだよね。
独特のね、なんか。
うん。
線というか。
そう。でも、やっぱちょっとでもさ、グラフィックっぽいよね。
うん。
イラストといえどさ。
ほんとそう思う。
うん。
だからなんか、ディック・ブルーナとか。
うん。
そういう感じ?
うん。
なんかデザイン畑のイラストレーターの人って感じですよね。
そうそうそうそう。
うん。
そうなんです。
うん。
あ、じゃあ本の紹介から派生していいかしら、そしたら。
うんうん。
あのー、あのー、ミュシャ。
ミュシャ。
うん。
あー、ミュシャ。
ミュシャもあの方、グラフィックデザインだもんね。
あー、そうですね。
あれもタバコの広告やってたんですよ。
あー、やってそう。
やってそう。
めっちゃやってそう。
でも、それでめちゃくちゃ売れたっていう話。
あ、ほんとに。
その、ほら、こちらですね。
あ、ちなみに今お見せしてる、つーちゃんにお見せしてるこの資料。
あー。
ちょっと共有するんで、概要欄でURL飛んでもらって。
あ、また。
はい、見ていただけるようにしますんで。
あ、ありがとうございます。また見させてもらおう。
はい。なんで、はい、ぜひ聞きながら。
うん。
みなさんもね、お楽しみくださいね。
うん。
はい、これミュシャの。
かわいい。
ね。
めっちゃ今っぽいな。
なんか今の人が書いたって言っても全然違和感ない感じの。
そう。そうなのよ。
だからこれもね、JOBっていうタバコの会社さんが、やっぱ男性的な広告多いよねみたいな話になっちゃったから、ちょっと女性を取り込もうぜっていう話になって、ミュシャを取り入れたっていう話なんだよね。
なるほど。
そう。これも一種類、まあこうね、一種類と二種類目。
あー、かわいい。
そう、やっぱこれを皮切りに、やっぱタバコの売り上げは女性の方でも出てきて。
ほうほう。
で、また似たような広告も出てきたっていう話だね。
うーん。
年代で言うと1898年とか。
うん。
そのぐらいですね。
うんうんうん。
ね、ミュシャさんもすごいよね。だからやっぱタバコっていうものが、いかに広告っていうところにフィーチャーされていたか。
そうですね。
かつやっぱり、国をかけた文化。
うん。
だから力の入れ方が半端ないっていうね。
あー。
タバコって、いったいいつ頃から商品として出始めたんですか?
商品として出始めたのは、実はですね、あのー、あれや、ナポレオンとかいたぐらい?もうちょっと前なのかな。
あー、そんなときから。
うん。
まあ、もともとそのなんか葉巻とか、そういう感じで普通。
思考品、ほんとになんかだから、たぶん、なんだろう、えーと、民衆の中から自然的にできたものなのかなとか思ってたんだけど。
うん。
それが、その商品としてちゃんと販売されたのは、そのぐらいかなってことは。
あ、そうそう。あのね、本来は、そのあれや、あのー、ちょっとたどるとね。
うん。
もともと、なんだっけ、ナポレオンじゃない、あのなんか、アメリカ大陸発見した人誰だっけ?
あー、コロンブス。
コロンブス、コロンブス。コロンブスさんがアメリカ渡って、なんや、先住民めっちゃなんか吸っとるやんけって話になって。
あ、そっかそっか。
そうそう。で、それで、それがヨーロッパに持ち運ばれて、で、なんかこれ向こうやと、なんかね、たばこってほんとはその儀式とか。
うん。
その天上人とつなぐための儀式とか、あとはその友好の深め。
うん。
えー、あとは占い。
うん。
煙の形でどうなるかっていうのを見てたんだって。
なるほどー。
そう。とか、あと薬の代わりにもなってたっていう話やから、それがヨーロッパに、これなんかいいのあるらしいぜっつって。
あー。
類男性みたいな人たちがね、貴族たちで楽しんどったわけよ。
はいはいはい。
で、ぷかぷか吸ってんのもあれやから、ちょっと、たしなみがよろしくないわよね、みたいな感じで、吸うんじゃなくて鍵たばこ?
うん。
粉末を吸うとか。
うん。
なんかそういうのがあったんだけど、まあ、えー、それからどんどんこう、結婚式とか、お祝いとか、そういうのに振る舞われるようになったんだよね、たばこが。
うーん。
いろんな国で。
うーん。
そしたら、えー、それがどんどんこう、民間に広まっていって。
あー。
で、なんと、めっちゃ楽しいやんけってなって。
はー。
で、そっから商品化されていった。
あ、そうなんだ。
そう。そうそうそうそう。だからそう、それまでは、やっぱ鍵たばこ派なのか、歯巻きなのかとか。
あー。
あったんだけど、なんやったっけね、フランス革命だっけね。
うん。
で、なんか、鍵的なものが良かったけど、いやでも、歯巻きの方が、なんか、こう、我々の、なんか、かっこいいやつだみたいな。
うんうん。
話になって逆転したって話なんだよね。
うーん。そうかそっか。
だいぶざっくり話しちゃった。
あ、いやいや、分かった分かった。大航海時代というか、その。
そう、そのぐらいから、たしなみが始まったっていうのは。
あー、そういうことね。
しかもその、たしなみっていうか、やっぱ振舞いの一つだった。
あ。うんうん。
今みたいに、あんな片身狭い思いしてたんじゃないんだよ。
それはそうでしょうね。
たしかにたしかに。そうか。
そういうことだったんですね。で、それが、まず日本にやってきたのは、徳川家康さんぐらいの頃なんだって。
うーん。
ヨーロッパぐらい、ヨーロッパぐらいって言ってられたけど、なんか種送られてきて。
うん。
種と草ってね。で、なんやこれみたいな。
うん。
たばこの広告とデザイン
で、それもまた、たぶん江戸時代の、江戸時代、そのぐらいの人たちが楽しんで、それも同じ感じで、どんどんどんどん民間の中に広まっていって。
うん。
だから、たばこの葉っぱ刻むだけの人とかね。
あー。
そう。あと、なんだろう、落語でも出てくるよね。やっぱ、たしなみの一つだった。
あー、そっかそっか。着せるとかでね。
そうそうそうそう。でも、でもね、日本人の、その、たばこを抑えなきゃいけないみたいなのって、実はそこから始まってて。
抑えるっていうのは。
要は、めっちゃいいからさ、たばこ。
うん。
めっちゃ流行っちゃってるから、ちょっとこれ抑えなきゃヤバいんじゃないみたいな。
あー。
うん。なんか、6円働かないしとか、なんか違う方法で。なんか、米作るより、たばこを育てたほうが、見入りが良かったんだって。
あー。はいはいはい。
っていうのもあるし。
面白いな。
そう、そうなんよ。やし、やっぱオシャレやし。
うん。
それぐらいしか楽しみないやんけって。
うんうん。
だから、どんどんそっから税金をあげていくっていう、なんかそういう仕組みになってて。年貢のかわりに、そのなんか、半ごとでこうね、あげていたい税金とか。そっから始まってたって話。
へー、面白い。なるほどね。
そう。
歴史があったんですね。
でも、そのぐらいの頃から、やっぱりたばこは、歌舞伎者が吸うもの。
で、ちょっとオシャレであるもの。やっぱカッコいい。
レイモンド・ローウィーと新しいピースデザイン
でも、やっぱり火事の原因になるし、年貢の見入りもあれだから、っていうので、どんどんどんどんあれなんだけど。
まあまあ、そこらへんのものが、今に気づいてるって話やね。
うーん。ほほほほほ。すげー面白いな、それは。
めっちゃ調べてる。
はいはいはい。なるほどね。
そうなんです、たばこの歴史ね。
まあまあ、で、そっからやっぱ明治のね、先ほど紹介したこの本みたいになるんだけど。
うーん、そう。
まあ、そうやって戦争の、どんどんハイテクにあたり、やっぱ天皇さんからさ、ほら古米のお酒だったり、たばこが入ってくるわけなんだけど。
まあ、それでもう、それやることが楽しいみたいな感じで、まあまあどんどんどんどんそこに根付いていって。
で、そうだね。で、今のたぶんお父さん世代とかは、もう吸って当たり前みたいな。
うん。
やっぱ広告の入れ方も力の入れ方すごかったから。
うんうんうん。
っていうものがですね、たばこと塩の博物館でめちゃめちゃ見れます。
ほうほうほう。すごいっすね。
世界のパイプとか。
ああ、ああ。
なるほどなるほど。
パッケージとか。
うん。
広告とか。
うん。
すごく楽しめました。
へー、それは面白そうだな。
面白かった。
うん。
っていう感じですね。じゃあ最後、ちょっと本また紹介していいですか?
うんうん。
こちら、すでに絶版してます。ポケットの中のデザイン紙。
ポケットの中のデザイン紙。
はい。日本のたばこデザイン、1945年から2009年まで収めてあります。
これもたばこと塩の博物館でしか、どうやら手に入らないようです。
うんうんうん。
はい。
あ、これ表紙なんかいいっすね。そのクリアカバーで。
うん。
なんか、なんて説明するの?それもちょっとたばこのパッケージみあります?なんとなく。
うん。あるあるあるある。やっぱりね、たばこのパッケージ感あるよね。
うんうん。
ちょっとね、ビニールのね。
うん、ビニール。
ビニールからの紙。
そう、これには一応博物館の中でも取り上げられてる、たばこのよもやま話とか、展示物が載ってるんですけど、やっぱちょっとデザイナーとしてね、やっぱ引っ張り出しておきたいピースのデザインの話ですよ。
うん。
知らない人、知ってる人いるかもしれないんだけど、ちょっとピース感ご説明というかさせていただきますね。
よいしょ。
ピースね。
はい、ピースです。
うん。
まあ、紺色にね、今と同じまあいろいろパッケージあるけど、この当時ですね、紺色に真ん中にまあ四角が図形であって、ただピースってゴールドと白で書かれたやつがメインだったんだけど、
ちょっとなんだかなということでですね、そう、これデザイナーさんが新しく入ることになりました。
うん。
はい、これがですね、レイモンド・ローウィーさん。
レイモンド・ローウィーさん。
ご存知ですか?
はい。
はい。
レイモンド・ローウィーのデザイン
大学生のとき勉強しました。
あ、習った?
習いましたね。
やっぱ取り上げられるんだね。
うん。
なんて習った?そのとき。
それもやっぱたばこのデザインを勉強したときに、習いましたね。
あ、やりました。
うん。授業でたばこのデザインの模写みたいなのをやる授業があって、その一環でレイモンド・ローウィーっていう人がいるよっていうその歴史みたいなのを勉強しましたね。
あー、そうかそうかそうか。
うん。
これ流れをね、簡単に説明すると、このレイモンドさんが日本にやってきて、まあいろいろ視察してたんよね。
うん。
で、そのときに、このたばこの相談とか、どやねんって話をしとったら、いや、ちょっと日本のたばこ、もうちょっとこう、さっきのね、明治のこれみたいに、ちょっとゴテゴテしすぎやし、情報量多すぎるからさ、もうちょっとかっこよくしたほうがいいんじゃないのみたいな、たぶんそういうニュアンスの話をしたんだよね。
あー、そういうことね。
そうそう。で、そうやったら、ちょっとお願いしますよっていうところで話が決まったんだって。
あ、そうなんだ。
そう。デザインしてくださいよ。
うんうん。
で、出てきた試作品がこちらです。
うーん。
あー。
はい。あ、今これね、つるちゃんにお見せしてるんですけど、この本でしか見れない資料なんですけど、まあいくつか全部で、9つダミーが出てきまして、送られてきたんですね。
で、今の現存のピースを活かしたようなデザインから、ちょっといろいろ考えたものからあるんですけど、そこで一番ビビッときたのが、この紺色に白文字でピース。
で、えー、ハト。
うん。
ね、ハトがオリーブの葉っぱをくわえてると。
あー。
もうこれが、まあいわゆるピース。平和。
うん。
平和の象徴であるっていうこと。
うん。
このハトがね、オリーブの葉っぱを持ってくることが、いわゆる向こうでは、なんか超幸せやってきたみたいな。
あー、そうなんだ。
漢字のとらえられ方なんだって。
あー。
だからそれを取り入れたデザインが、まあ採用になりましたと。
へー。あ、そういうモチーフがあったんだ。
デザインの提案と採用
なんですよ。で、これの報酬。
報酬。
この当時ね、内閣総理大臣さんは、11万円だったのかな、月収が。
11万円?
月収ね。
あー、月収ね。
月収。このね、作った金額、180万です。
おー、180万。
180万、これ国の税金で払われたわけですね。
あー。
税金なのかな?まあ、多分、国から払われたんだよ、それが。
今で言うと、いくらぐらいなんだろうな。
やばくない?
うん。
億ぐらいいってんのか?億はいってないのかな?でも、何千万とは言ってそうだよね、絶対ね。
やばくない?だからそれがね、それどうやねんと、売れるかどうかもわからへんものに、そんな180も出すん?みたいな。
心配になって、賛美両論がすごいあったって話なんだけど。
これがですね、異例の大ヒットを生んだわけですよ。
そう。
なるほどね。
もう今までのパッケージからリデザインすることで、プランディング力が強化されて、もうみんなかっこいいかっこいいと、もうすごい殺到しましたと。
っていうこの、もうお手本的デザインの流れ、だから多分大学で取り上げられた。
あー、そうですね。
っていうお話なんですよ。
じゃあ、ちょっとこれ皆様、このポッドキャスト聞いてくださってる方だけにですよ。
レイモンドさんが言った大事なこと、ちょっと共有します。
まずですね、模倣をしないこと。
模倣をしない。
はい、デザインに対してね。日本のデザインに対する助言です。
ピースタバコの功績と広告の影響
はい、模倣はしないと。模倣は結局商品の価値を下らせて、海外の信用を失う原因になります。
だから、真似っていうかね、その真似事したものを、まんま綺麗に落とし込まないっていうことだよね。
ちゃんと考えましょうっていう。
あー、そういうことね。
2つ目、各国の最近の市場の傾向を把握すること。
どんなに良いデザインでも、市場の傾向を無視しては輸出になりません。
まあ、輸出の話か、これ。
まあ、ちゃんと周り見ましょうねと。
3個目、できるだけものを単純化していくこと。
新しい美を生み出すばかりでなく、生産を合理化し、材料を節約して、機能をより合理的にする最大限の方法です。
そう、だからね、ちょっと力入れて、なんかちょっとインク数多いようなデザインにしてみようとか、そういうことじゃない。
なんか、凝れば売れるってものでもないんですよ。
ちゃんとね、単純化して適切なものを実証していきながらやっていきましょうっていう話ですね。
4つ目、できるだけ、違う違う、5つ目、5つ、ん?4つ目?ごめんなさい。
均一性。
均一性。
ユニフォーム定位を保つこと。
ユニフォーム性?
ユニフォーム定位。
定位っていうのは?
これはね、説明しますと、前に送ってきた品物と、後から送られてきた品物とが、よく違ってます。
このことは、売る側から言いますと、致命的なもので、商品価値を落とすことはなはだしいです。
じゃあ、コロコロ変わっちゃってたってこと?
そう、例えばインクの配合が違うから、色が違うよとか。
そういうことね。
あと、ずれが生じてるとか。
なんか、いつも違うじゃんみたいな。
そういうことね。
あるいは、この商品がパッてわかんないよねっていう話。
そっか。厳格な色が決まってないような感じになっちゃうってことか。
薄かったり、濃かったりみたいな。
あと、文字ね。
文字ね。
ほんといつも違うやんみたいな。
そういうことか。
だから、ちゃんといつでも、均一性、ユニフォーム定位を保つことは意識しましょうねっていうのが、この当時の1951年ぐらいですかね。
日本のデザインに対する助言をして、ピースっていう大ヒットタバコを作ってっていう話でございます。
で、これね、当時ね、15年ぐらいで終わるんちゃうかって言われてたんやって、このレイモンドさん曰く。
でも、いまだにずっと引き継がれて。
このね、ほら、鳩にオリーブの葉っぱくわえてるやつがずっと使われてるっていう、このもう、180万以上のもう功績があるのではないかと。
っていうのをね、自信を持ってご提案したわけです、この人。
だからやっぱりね、この自信を持って、ちゃんと相手のことを考えてご提案するっていう、自信というか、なんだろうね。
これね、自己肯定感っていう話でもないと思うんだよね。やっぱそれだけ努力してきた人だし、やっぱそれだけ商業デザイナーとして誇りを持ってやってきたっていう、やっぱそれがあるから、これだけの金額を出せたっていうね。
確信があったんだよね。だから、まあね、非常に勉強になれますんで、これデザイナーさんみんな行ったほうがいい。
すごいですね。デザイナーと、デザインだけじゃなくて、ビジネス的な観点も持ち合わせてた人ってことね。
そうそうそう、そういうことそういうこと。
っていうかもう、なんか今のデザインのその、なんだろう、商業デザインの基礎ですね、もう完全にね。
そう。ここ?そう。
セオリーで。
そうなんです、セオリーなんですよ。それまでは、やっぱ何でもいいやみたいな感じだったわけね。なんか雰囲気良ければ良くない?みたいな。
違うんですね。やっぱここで礎ができたもんで、そこから日本の、まあ海外もそうだけど、海外もお手本にしながら、まあ日本のこういうタバコのデザインっていうものもどんどん洗練されていったっていうお話でございますね。
なるほど。
そう、でかつね、これほらもう民営化じゃなくて、国がほらJTがタバコね、今管理してますから、そこにデザイン室があるんですね。
うんうんうん。
ここのデザイン室に入れる人、まあ当時もそうなんだけど、しかるべき場所じゃないと入れないんですってこれ。
うーん、しかるべき場所とはどういう?
場所っていうかつながり。
つながり、あー。
しかるべきつながりがないと。
ちょっとコネクションがないとダメなんだ。
そうそうそう、まず面接にも行けないっていうね。
あ、そういうことね。
でもわかんない、知られてないから、今あるかないか知らないけど、一応昔は本当に選ばれし者しか入れなかったし、むしろコンペで、このさっきの和田誠さんみたいにコンペでしか携われなかったから。
ああ、そうなんですね。
でもそれもたぶん選ばれし人じゃないとその話がいかないんじゃない?
そうですね、きっとね。
っていうね、そういう裏話がこの本めちゃくちゃ載ってます。
へえ、面白そう。
このね、ポケットの中のデザイン紙って、このポケットのっていうね。
ああ、そうね。
この手のひらサイズの中で繰り広げられるこのデザインワークの素晴らしさ。
うん。
素晴らしい。
素晴らしい。いい仕事してますねって。
本当に、めちゃめちゃ勉強になる。なのでね、これは非常におすすめな本の一つでございますよ。
うん。
そうなんですね。あともう一個、ちょっと広告の話していい?
うん。
これね、今、日本の話をしましたけど、海外の話で次は。
うん。
ええ、これね、やっぱね、広告の力って偉大なもんで、かなりいろんな影響があるんです、実は。
ああ、まあ、あるでしょうね。
ええ。じゃあ、まずちょっと、キャメルご説明しますね。
キャメル、ああ、キャメルね。
キャメルさん。
ああ、わかりました。
これ、ラクダさんですね。
うんうん。
で、じゃあ、このキャメルの話をする前に、まずタバコの、まず販売する側の気持ちを伝えましょうか。
うん。
まずですね、タバコ、まあ、いわゆる周りが、まあこれだけいろいろね、医学が進歩して、うーん、まあやっぱ体に悪い?
うん。
っていうふうに言われ出したぐらいの頃かな。
うん。
うん。の頃に、でもやっぱり、あと他にもいろいろ本読んだんだけど、やっぱ本によってね、酔ってんだよね、考えが。
ああ、主義主張がね。
そうそうそう。なんか中立的なとこっていなくて、私が一回読んだのは、完全にタバコ反対派の本だったんだけど。
うんうん。
それの本によると、えー、要は、タバコをね、吸えば吸うほど寿命を減らしますと。
うん。
タバコ売り出せば売り出すほど売れるんだけど、みんなの寿命も減ってくから、どんどん吸う人減るよねって。
ああ、なるほど。
そう。
ああ。
減ってくよねみたいな。
はいはいはい。
うん。もっと若年層に刺さなきゃいかんぞっていうね。
ああ、そういうことか。
そう。もう若いうちから、とにかく吸い込んで、タバコ売らなきゃいけないんだよね。
うんうんうん。
だからそれがね、ちゃんとグラフでもとれてて、15、16ぐらいから、あのね、依存性がめっちゃ高くなるんだってよ。
ああ、そうなんだ。
そう。人の依存。
うんうんうん。
もう若ければ若いほど依存が続くんだって。
うーん。
未来はね、まだほら、ちょっと考えられるから、あれなんだけど、そこに刺したのがキャメルですよ。
ああ、そうなんだ。
キャメルさんですね、このラクダ。このマークだけ見ても何かなーって感じやから、これをですね、あのー、ちょっと待って、これ飛ばしますよ。キャラクターにしたんです。
ああ、こんなのあったの?
あったんです。これアメリカですね。
おもろいな。
スムースキャラクター。
スムースキャラクター。
で、これがね、まあ、かなり物議を醸しましてですね、1988年から1997年に出された、これ約9年間ね、ずーっとこの広告があったわけなんだけど、これなんとミッキーの判別と同じぐらい定着したんだって、これ。
えー、そうなの?
要は、あのね、統計取れてるのが6歳の子が、このキャラクター何ですかってミッキー見せて、あ、これミッキーマウスっていうのと同じで、このラクダさん見せて、あ、キャメルのタバコのって。めっちゃ定着しちゃったんだって。
なるほどね。
6歳から。
うんうん。
タバコの広告デザイン
っていうので、まあ6歳から、あ、そうそう懐かしいねって、あ、そうそうこれ、じゃあ15歳、15、6歳になった時に、ああ、あの時のキャラクターのやつだ、超いいじゃん。
ああ、そういうことか。
そっからはまらせていくっていうね、総流戦略を取ったわけです、キャメルさんは。
おー、はあはあはあ。
はい。
えー、なんか、いいっすね。
ね。
ちょっとR&Bっぽい、なんかそのストリート感、その下のやつがね、あったりとか。
そうそうそう、ちょっとね。
うん。
そう。
時代っぽいね。
うん。そう、そうなんですよ。だからこういうね、戦略も取りましたっていうね。
ああ。
だけ世界を揺るがしたっていう実例があるわけです。
そっかー。
はい、だから広告もね、まあいいんだけど、こういう部分に加担することもあるよと。
そうねー。
うん、よしよしだけどね。まあまあ、じゃあもう一ついきましょう。
うん。
えー、次はこちらです。ラッキーストライク。
ああ、ラッキーストライク。
はい。ラッキーストってやつですね。
ああ、そう、名前は知ってるんですよね、名前とか見たことあるし。
そう、これ今、つるちゃんにお医者さんがラッキーストライク持ってる笑顔の広告なんですよ。
ああ、お医者さんなのか。
これ実はお医者さんなんですね。
ああ、すごいちょっと毒の効いた。
そう、で、このお医者さんが煙草を持ってることで、いやいやこの煙草はね、体悪くないんですよって。
うん。
鼻と喉になかなかいいんだよみたいな。そんな悪くないみたいな。
うんうん。
広告を打ち出したのが、これ1937年ですね。
うん。
ほうほうほう。
なんで医者がそんな提唱しとんねんみたいな。で、もう一個これ新聞広告。
うん。
これも1946年。
うん。
これキャメルですね、また先ほどの。
ああ。
キャメルを持って、いや私はキャメルを吸ってます。
そうですね。
他の、他のタバコよりキャメル吸ってるよって書いてあるね。
そう、そうそうそう。そうなのそうなの。だからキャメルいいよみたいな。
うん。
皆もおすすめですっていうね。
ああ。なるほどね。
コンプラ引っかかるんちゃうみたいな。
そうね。まあその当時だからできた感じだよな。
うん。っていうね、まあこういうタバコが生み出した広告もね、海外でも多数ありますよと。
うん。
まあそういう感じなんですよ。まあこういうパワーもね、まあよしよしがあるんですが、
私ちょっと好きな広告見つけまして。
うんうん。
ちょっと前回の言葉のデザインともそうなんだけど。
うん。
ちょっと私ね、これ。いこいっていうタバコの。
うん。え、初めて聞いた。
はい。いこいっていうタバコ。これね、見て。生活の苦痛点。
おほほほ。これは素晴らしい。
これなんかね、厨房のおじちゃん柄。
うん。
病院や。病院のお医者さんが手術が多分終わってんのか途中なのか一服して、生活の苦痛点っていうコピーがね。
うわー。
いこい。
あ、これ見て。あ、いこい知ってるわ。見たことある。
うん。だからそうそう。だからそういうことなんだよ。
うんうん。
名前知らないけどパッケージ知ってるみたいな。
うんうん。
やっぱ擦り込むのが上手いんだよ。
え、これ58年?昭和33年の広告なの?
そんだよ。
えー、このその時代にこのなんかすごいストーリー性のあるこの広告があったんだ。
やばくない?
やばい。
これが国の力だ。
これすごいわ。
それを見れるんです。
あー。うわー、えって、すごいなこれ。
これやばくない?
うん。生活の苦痛点ね。
私ね、いろいろまあもちろんこの本にも載ってるんだけど、なんか今日もタバコがうまいみたいなコピーはあるんだけど、生活の苦痛点はね。
これちょっと拡大してみてもいいですか?
どうぞ見て。
ボディコピーの本も見たい。
どうぞ見てください。あ、ちょ、ボディコピー読んで。
あ、わかりました。ほっとした一服が仕事の区切りを告げてくれます。あ、仕事の区切りをつけてくれますか?ごめんなさい、間違えちゃった。
いいえ。
ほっとした一服が仕事の区切りをつけてくれます。
やばくない?
へー。
やばくない?これ。
うん。
一番刺さった。
あー、すごい。
この今回の展示とか、諸々本を見て。
うん。これだよな。これか。
そう。このたった6文字で。生活の苦痛点。
あー。
私、カフェ開くなら、生活の苦痛点ってつけてあげる。
あ、それいいっすね。あ、いいじゃないですか。
それか、ね、カフェ苦痛点とか。
うん。
あ、そうだ、ちょっとごめんなさい。僕、前回の言葉とデザインの話で、ちょっと話し忘れちゃったのがあって。
何?
あの話の中であったのが、その広告、このぐらいの時代にあった広告って、その1枚の素敵な絵と写真とか、絵と1個の素敵な言葉でできてる広告っていうのが多いっていうのが書いてあって。
多い。
そういうのを、一語一絵って表現してたんですよ。
一つの言葉と一つの絵で、一語一絵の広告っていうのが。
そういうこと?
そう。でもこれ、まさに一語一絵の広告ですね。
完全に一語一絵。
このさ、手前に少しボケた感じで、そのフォーカスされてない看護師さんが写ってるのも、すっごい遮断。
そうなのよ。
で、そこに白文字で、その紙に、看護師さんがいることでここに白の文字が入れられるっていうこのなんか。
そうなんだよ。
何もかもが素敵。
やばいよね、これ。ちょっと煙にも見えてくるもんね、この。
ああ、確かにね。
この、あえてアンバランスにガタガタって空気を置いてる感じがさ。
ああ、確かに確かに。
めちゃくちゃ計算されてんだよ、これ。
これは、なんか歴史に残る広告って気がする。誰が作ったんだろう。
ねえ、気になるよね。ちょっと私は調べあげられなかったんだけど。
ああ。
この生活の苦悩展。
ええ、ちょっと調べたいな、今。見えるかな。
ねえ、すごいよね。私、これがね、今回のもうクリティカルヒット、ナンバーワンでございます。
へえ。
そうなんだよ。だからやっぱね、広告ってすごいよね。
うん。
うん。やっぱ携わっているアレとしてはさ。
確かに。
面白いんですよ、非常に。あ、今、鶴ちゃんが調べてくださってる。
生活の苦悩展。あ、でもアレなのかな。
いた。
広告の一語一絵
あ、これでも、このアレってアレなのかな。さっきこの美術。あ、タバコと塩の博物館のアレで出てきたなんか。
あ、出てきた?
うん。その、ライトパブリシティってあの和田誠さんがいた会社のやつだよな。
うん。
なんかそれの、あ、ちょっと文章がでも長すぎて。
長すぎてね。
書いつまめないな。どこに書いたか。
私もこっち、それこそ本にいたかな。苦悩展ね。まあ番組中に探すっていうね。
うん。
いや、でもほんとにね、こう良くない?生活の苦悩展。
うん。
もう私、もう見に行ったあの日からずっとこびりついてんの。苦悩展が。
えー、これ誰が作ったんだろうな。時代的にね。
うん。あ、でも本見てもそうだな。載ってないな、苦悩展。
ね。
うん。あ、ほらほら、一応本の中でも取り上げられてるんですよ、ほら。
あ、ほんとだ。
うん。
うーん。
ほかのね、広告もあるけど。
うん。
うん。
すげえ、詩的もうなんか。
うん。
せやろ。
はあ、なるほどね。
うん。今日も元気にタバコが上手い所の話じゃないんだよ。
うん。
もう一発でわかるもんね、これね。
そうね。なんか、その視点だよな。
うん。もうこういうの身につけれるようになりたいね。
うん、そうね、たしかに。
はい、そうなんです。こんな感じでね、私はタバコがこんなにもデザインの力にあふれたものであると思ってるわけです。
タバコの文化と影響
そうですね。
いつものデザインの話。
今のタバコ見ると、一応見たんだよね、コンビニとか人のやつとか。
うん。
その以上、タバコは体にうぬんくわない。発眼性がどうなって、もうなんか箱の半分は文字みたいな。
ああ、そうね、書いてあるね。
そう。でもあれもたぶん計算されてて、コンビニで買うときさ、番号あんじゃん。
うん。
番号で綺麗にだいたい隠れるから、やっぱもう上だけのデザインで十分なんだよね。
ああ、面白いなあ、それ。
そう。
ああ、じゃあもうサムネイルみたいな感じ。
そう。
上がサムネイルみたいな感じになってた。
うん。そう、だからたぶんタバコ買う人は普通にどれかなって、ああ、あのマグロじゃあなんか361万でとかさ、そういう話になってくるんだけど。
だからそこもさあ、めっちゃ検証してるんだよ、たぶん。
うん。
もう今のデザインだからこそやっぱりね、他と戦わないのか。
そっかそっか。
そう。
順応しないといけないっていうね、時代。
そうなのよ。ほら、だって昔のやつなんかもっとすごい、ほら、面だけだったものに対して、ほらもう文字だけだもんね、ほら。
ほんとね。こんなちょっとあれだよね、なんか水を刺されたような感じが。
そう。
そんなこと知ってるよみたいな感じもあるよね。
うん。でもやっぱ時代とともにね、パッケージも変わっていってますと、どんどんグラデーションとかテクスチャがもりもりに使われて、グラフィカルなね、ものになったりとかね、してますね。
そっか。
ね、マイルドセブンもね、メビウスに変わっちゃったりとかさ。
ああ、そっかそっか。
はい、そうなんですよ。とかね。
でもタバコがなかったら生まれなかったものもあると思うんだよね。
ああ。
肩身狭いと思うけど。やっぱ人のね、なんかコミュニケーションを生んだのかもしれないし。
うん。
あの、歌も生まれましたよ、いろいろ。
ああ、そうだろうね。
うん。やっぱタバコが出るモチーフの歌なんかいっぱいあるし。
うん。
ね。もう、なんかあたしタバコやめないわとか言うてる歌とか。
ははは。
なんか泣いた夜があった女もいたでしょみたいな、そんなのもあるし。
うん。
うん。なんかやっぱその情緒をね。
うん。
こう、その、想像として生み出すみたいな。
うんうんうん。
うん、ツールでもあるし。でもやっぱね、なんか悪いイメージもあるし。
うん。
何とも言えないんだけど、あたしは、まあ、カルチャーとして。
ああ。
文化として、やっぱそれだけね、千年以上続いてるわけだから。
ああ。
これはなかなかね、見逃せないテーマの一つだなということで。
はあ。
わたくしは今回、取り上げさせていただいたという、諸存でございます。
諸存。
はい、諸存なんですよ。
ああ、なるほどね。
いや嬉しい。ありがとうこんなに聞いてくれて。
面白かったなあ。
本当?
うん。やっぱあと、やっぱ試行品ってね、これは試行品の話だからあれですけど。
うん。
タバコの歴史も、結局最初は薬だったりとか、儀式的なものから始まってるっていうのが面白い。
多分、チョコレートとかコーヒーとかもそうじゃないですか、薬から派生してっていう感じで。
そうそうそう。
タバコの歴史とデザイン
やっぱその植民地時代みたいな感じで、植民地で育まれた文化みたいなのは、西洋の人がもうちょっと築き上げたみたいな別のあれって。
そうなのよ。
タバコもね、例外なくそうだったんだなっていうのは。
そうなの。だからみんなやみこもいね。
いやタバコにおいがとか、体に悪いじゃんって、そんなまあ気嫌いする気持ちもわかるんですけど。
まあ改めてちょっと文化っていうもの、やっぱこれだけ長続いてますんでね。
まあ文化だけね、ちょっと学んでみるとか。
同じ反対するでも、やっぱ知って反対するのと全然違うから。
ああ、そっかそっか。
っていうまあね、思いも込めて取り上げております。
そう、やっぱ文化も素敵ですから。
すごい、いろんなね、ビジュアルを見れて楽しかった。
よかった、ありがとう。
勉強になりました。
ほんと、ありがとうね。聞いてくれて、みなさんも聞いてくださってありがとうございます。
ありがとうございます。
ついつい、めっちゃ長くなっちゃったな。
いやいやいや、前回もこのくらい話してるから。
ありがとう。
まあぜひ100円でいける、墨田区のタバコと塩の博物館。
ね、100円ね、めっちゃ安いよね。
はい、でも私はしっかりこんだけ本買ってきちゃったんで。
でもそれあるかもね、100円でいけたから、みたいな感じで資料買っちゃおうみたいなね。
そうそうそう。で、私が行ったのは常設店なんだけど、企画店もあって、昔のタバコのパッケージにしっかり浮世絵も見れたりする会があるんだよね。
うーん。
要はこの昔の時代の、そういうちょっとグラフィック的なものとか。
うーん。
はい、非常にいろいろな企画をやってますんで。
はい。
うわー、浮世絵もやりたくなってきたな。
浮世絵はすごそうだね。
ねー、ちょっとね。
確かに深掘ったらもうなんか。
まあまあ、いつか。
じゃあ楽しみにしてます、浮世絵。
はい。まあ、ということですね、タバコ。
まあ、タバコの話になっちゃったね、思いね。
ああまあ、でもいろいろ前半は違う話もしてたし。
あ、ありがとう。
まあ、はい、試行品のデザインと、ん?歴史とデザイン。
試行品の歴史とデザインか。
タバコの博物館の魅力
はい、でございました。
はい、ありがとうございました。
いえいえ、みなさんもほどよく楽しんでいきましょう。
そうですね。
はい。では、聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、またお会いしましょう。
お会いしましょう。
失礼しまーす。
さよならー。
58:13

コメント

スクロール