1. イタラジ
  2. イタラジ#20 『豊饒の海』につ..
2023-10-01 07:58

イタラジ#20 『豊饒の海』についてのコメント:『奔馬』

spotify

今回は、第二巻『奔馬』についてお話いたします。

サマリー

2巻目の奔馬は、本賀市議組さんが弁護士になり、裁判官になって結婚をして、犬を飼うという物語が展開されています。

2巻目の奔馬について
次に、2巻目の奔馬についてお話していただきたいと思います。
2巻目の奔馬は、本賀市議組が弁護士になりまして、
裁判官に最初なりまして、司法官、裁判官になって結婚をして、
という感じで生きていたら、犬を取るという、清垣の生まれからなんじゃないかって、
市議組が思う、そういう本賀が思う人間と会いまして、
その市議組と本賀の交流とか、犬はイサオの行動というかね、
過劣な行動、かなり民族的な思想と信念を持っていて、
テロリズムを起こすという計画として失敗したけども、
また最後に反殺を追加して辞任するという、
そういう物語を展開しております。
この話はですね、春の行きやりは最近に、
春の行きから結構経ってから読んだのに、最近っていうことになるんですけどね。
この話は、一巻がタウヤ巡り、女性的なものだとしたら、
二巻はマスラオブリスという男性的なものだと本人が言っていたそうですけども、
確かにちょっと文体も違うかなって、かなりシャキッとした、固い感じになってるかなって感じがしますし、
内容もかなりアクションのようなものがあるというか、ワイヤレスのものがあるというか、
何か過剰な部分はないですけど、かなり磨き抜けれた、研ぎ澄まされた感じの文学ということで、
非常によくできてるという感じがするんですけども。
2巻目の奔馬の特徴
この小説は、2回目に読んだ感想はですね、
かなり工夫してあるというか、ひと筋話じゃいかないなって感じがしまして、
これもエンターテイメント性もありますし、かなり思想的な面もありますし、
途中に真風霊秘話みたいな、そういうのがありまして、
そういう小説史を中に入ってるみたいな、あれもありますし、
最後のほうに議局形式のような、とがきのような裁判のシーンとかもありまして、
結構文学的にもかなり工夫してるなと。
政治的なものもね、かなり面白い政治的な、思想的な文脈の文章とか一文とかもありまして、
結構おもしろい、ハニアウタカなどにくっつけて考えたいような、
引き寄せて考えたいような、そういう文章がありまして、非常におもしろいなと思いましたね。
1読目はね、結構こういう感じかと思って読みつかしてたんですけど、
2回目読むとかなり凝ってるな、これも。
全部違和感凝ってるんですけど、これもかなり凝ってるなあというかね、
シンプルな詩話もそうだし、全体的にね、ありまして、
人の名前とかもかなり凝ってるし、凝ってる凝ってるのがあれですけど、
巻子とかもいますしね、おもしろい系あるわけです。
沢とかもね、おもしろかったんですけども。
あんまりアクションないなという感じがしました。なんとなくですけど。
あんまりアクション、アクションを抑制して最後の大アクションにコードに繋がるっていう話なんだろうなとは思いました。
そうですね、後で言うんですけど、ソウジョノビ全体的にアクション少ないっていうか、
エンターテイメント性という感じじゃないし、
エンターテイメント性じゃなくてもアクションあると思うんですけど、
コード、結構ね、総集文というか字の文が多いような感じもしたんですね。
会話も、そこまで長い会話を、美しい星とかドストリスキーの星とかとは違くて、
長い会話をバーってやるとかもあんまないですし、あるときはあるんですけど。
井上さんの最後の長ゼリフとかもあるんですけど、
そういうかなり欲的な部分もあるんですけど、セリフでミサイルみたいなのもあるんですけど、
政治劇とか心理劇というかね、全体的に心理劇の部分が多くて、
かなり巧妙な展開になっているという感じがしましたね。
またアラミタマというのも手間になっているようで、かなり荒々しい心みたいな。
あんまり他の漢字は見れないもんね。
その凶暴というか、すごい荒々しい怒りとかそういう感情とか、
すごい熱い感じ、情熱みたいなところを書いてる自分もありました。
面白いなと思ったんですけど、これは非常に面白いですね。
またちょっとよく読まないとわからないなとして、非常に面白かったです。
シンプルに政治小説として読んでも面白いし、政治とか考えなく小説として読んでも面白いし、よくできている。
文量も一番長いぐらい長いんですけど、非常に面白い小説です。
面白いとしか言ってないです。
すぐ調べたり研究しようと思えばいくらでも研究できそうな、いろんな要素が入っている小説だと思います。
この辺からもう思想的なものとかね、そういう字の文とかがかなり強くなっていって、
本田も存在感は元からあったんですけど、やや物語に介入するようになってきて。
傍観者かつ介入するっていう微妙なところなんですけど、本田の新職が始まってくる。
それは尹次先生とか昭とか、有識の新職とも言っていいかもしれないけど。
本田も新職され、本田も新職しみたいな、だんだん面白くなってくる。
そういうのが面白くなってくるって感じになっております。
これについてはこの辺にして本場はね、また語りのことがあったらコメントしたいと思います。
07:58

コメント

スクロール