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はい、こんばんは。今日は2024年11月14日でございます。よろしくお願いいたします。
最近の話といいますと、そうですね。やはり最近、2666というですね、ボラールの小説を読んでいたのですけれども、
ちょっと過境に入ってきたので、一休みして、
新泉鏡花というですね、日本の作家、明治・大正・昭和と活躍した幻想小説の作家、
この泉鏡花の作品をですね、読んでいたのですけれども、そうですね、泉鏡花の作品は非常にたくさんあるんですけれども、
その中でも長編小説をね、ちょっと読みたかったので、兼ねてから読んだんですけれども、
今もね、読んでいる作品もあるんですけど、その話をちょっとしますけれども、
僕が今まで読んでいたのは、それまで読んでいたのは、風流線というですね、
風流線と続編と合わせて一つの作品と言っていいんですけれども、
風流線という一番長い小説なんですけどね、これは冒険活劇ですけど、列車とかが出てくるね、
怪異的なものが出てくるような、すごく面白い、ガクガクする、とても傑作だと思った小説なんですけれども、
風流線、これは面白かったです。で、今回読んだのはですね、灼薬の歌というですね、作品と三回評判記という作品を今読んでいます。
ところね、代表作は他にもあるんですけど、女刑事とかあるんですけど、今はね、ゆかりの女というね、ゆかりの女かな、そういう作品をですね、
ゆかりの女を読んでおります。これもね、ちょっとワクワクしながら読んでいるんですけどもね、
灼薬の歌と三回評判記、これ両方ともね、本当に面白くて、いやー面白い面白い、泉教会いいなやっぱりっていう感じになった作品でしてね、
本当にどちらが好きかって言ってもこうつけがたいようなね、確実にもう、今まで読んできた小説ながら面白いっていうね、本でした。
灼薬の歌というのはですね、なんで灼薬の歌ってタイトルなのか、ちょっと僕の、
僕の、ちょっと早いんでね、そういう楽しんで読むときってね、だから読み込んにはしないんで、楽しくて読んでるときは。
なのであの、ちょっと僕の読みでは分からなかったんですけどね、灼薬の歌っていうのは。
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あのすごくね、面白い作品で、どういう話かというと、火水の玉がね、2つくらいあって、その火水の玉がこう、人々の手に渡って、それを巡る因果、因果物語みたいな感じなんですね。
因果物語って言うとね、なんかこう、まあなんか説話とかのね、あのちょっと、説教的なね、お説教みたいな感じではないんですね。
これは仏教の話とかではないんですよね。あの本当に因果は巡るって感じですね。
あの、いろんなキャラクターが出てきて、かっこいい青年とかね、あと謎の美女とかね、可憐な乙女とかね、いろいろ出てきてですね。
あと周白な怪人物たちも出てきてね。すごく面白い。
この、彼らは人間関係がくるくる、くるくる絡まり合うっていう、すごく、とてもよく、ぷるっとというか、寝てるのか、即興なのかわかりませんけど、すごくよくできた話でね。
もう全てのこう、要素がね、最後にシューッと、キシーッと、まとまっていくし、しかもそこでカタルシスが起こるっていうね、本当によくできた作品ですし、すごいビジョンがすごいんですよね。
情景がね、こんなアイディアあるのかって感じの場面が次々と繰り出されて、それを盛り立てる文章っていうのもね、この水見強化の文章っていうのは本当に豊かでね、美しい、洗練された高知な作品でですね、本当に満足しました。
あと、3回評判記っていう作品ですね。これはですね、強化の作品の中で昭和に書かれたっていうんで、結構後の方だと思うんです。晩年かもしれないですけどね、すごくいい作品でしたね。
おしら様とか、おしら神とか、そういう言われてるね、東北の方の神様がいるんですけど、僕も東野とか行った時にね、そういう話とか、東野物語読んだり、東野行った時にね、そういう話とか見たり聞いたりしたんですけども、
やっぱり馬とか乙女の神様みたいなね、不思議な神様がいるんですけどね。馬の首とかね、そういうのが。あと人形とかね、そういうのがある話なんですけど、信仰なんですけどもね、伝説というか。
それでまあ、そのめぐる話、それ以外にもね、狸の、化け狸の妻の伝説とかね、長蛇いるかみたいな話とかね、そういういろんな伝説が混ざり合ってね、道場の世界をやっぱり作ってるんですけどもね。
いやー、これ面白かったな。なんかね、何が起こってるかよくわからない場面、場面というか、文も多いんですよ。そこだけだと。でもパパパパーンと続けて読むとね、
あ、なんかフワーッとかもし出される空気というかね、そういうのがもう本当に絶品でね、本当に良い思いをさせていただきましたね。
もう本当に、今日からの文章ってのはね、もう最高な飴玉みたいな感じでね、もう子供にとってのね。本当にコロコロ目で舐めるとね、もう本当に良い、まあ見るとね、美しい色だし、舐めるとね、もう本当に良い味が出るみたいなね。
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甘い甘露であるみたいな、本当にすごいね、飴細工のような、しかしもうしっかりとしたね、しっかりとした腕に支えられたね、
もう本当に絶品だという感じがいたします。泉教科に対してはもう、対してというかについてはね、もう本当に手放しで賞賛したいというか、まあ好きっていう感じのね、作家でございますけども、本当に今、
でも今回はその、もう特にこれが更新されましてね、その長編を2作読んでね、本当にすごい作家だっていうのが、良い作家だ、好きな作家だっていうのが、本当に更新されてね、
これからもね、まあといってもそんなに全部、というか、作品を多く読んでるとかじゃないんで、読む作品ごとに更新するっていう感じなんでね、ちょっとこれからも短編とかね、中編とかもいっぱいあるんでね、
随筆とかもあるって、そういうのを読んでみたいかなと思いますね。
うーん、泉教科の文学世界っていうのはね、言葉で言うと、凌乱とかね、散乱とかね、もう百花繚乱、三千たる輝き、もう本当に、地味猛涼も出てくるしね、しますしね、
本当にすごい恐ろしさと美しさと、面白さ、根津一帯となっても、それ以外も根津一帯ってね、素晴らしい作家だなぁと思いました。
はい、という感じでね、まあ泉教科の話が非常に面白かったっていう話をね、したんですけどね、今回はじゃあここで一区切りとさせていただきます。
みなさんもぜひ泉教科の作品に当たることがあれば、ぜひ読んでみてください。
ありがとうございました。伊太郎でした。