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2019-09-27

Q.160 AIにはできなくて人にしかできない仕事をするためにどうやって存在価値を見出せばいいでしょうか

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AIの時代になり人の仕事がなくなると世論では言われていますが、そんなことはないと思いたいです。

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00:16
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第160回です。
今日は30歳の男性からいただいています。
これからはAIの時代になり、人の仕事はなくなると世論で言われていますが、そんなことはないと思いたいです。
この先何十年経とうが、AIにできないことはあるはずだと思います。
井田さんはどう思いますか?また、AIにはできない、人にしかできない仕事をするために、
私たちはこれからどうやって自分の存在価値を出していけばよいでしょうか?
難しいですね。
ここ数年ずっと言われていることですよね。
ただ、AIによって、いわゆるホワイトカラーの仕事がどんどん減っていくというのは間違いないですよね。
それは間違いないです。
銀行とかはもうあんな人はいらないし、税理士とか弁護士もほとんどいらなくなっちゃうと思う。
例えば画像診断とか、医者の世界の半分くらいいらなくなっちゃうと思う。
そうですね。
だから、正直ないとは思いません。
そう思いたいけど、減っちゃうよね。
だから結局、今でもそうだと思うんだけど、いわゆるホワイトカラーの専門職がどんどん削られていって、
増えているのはアルバイトとか、肉体労働、ブルーカラーばっかりじゃないですか。
なので、AIが今の世界に入ってきたら、その生き方は加速しちゃうよね。
だから、世界の7割は非正規の肉体労働サービス業で、求められるのは3割くらいという形になっちゃうから、
そうですね。
非正規という考え方なんですけど、雇用されようという前提だったらそういう形ですけど、
ある意味、イラさんも僕も非正規じゃないですか。
そういう意味では、企業が全てとは思わないですけど、そういう感じでやっていく人が増えていくとか、
あと、現実的にそこでやっていく人は増えるんでしょうか。
それこそ、AIとかをうまく使ってもそうだし。
いやー。
その割合はやっぱり変わらないんでしょうか。うまくやっていけるという意味では。
結局、クリエイティブな仕事の成功率ってやっぱり低いじゃないですか。
だから、逆にお笑いとかYouTubeみたいなものの方がAIにはできないよね。
確かに。できたら見てみたら、ちょっと想像つかないですね。
そうそうそう。それにその場に肉体性みたいなことがないといけないので、
やっぱりCGで芸人がギャグをやっても大した面白くないと思うから、
そう考えると、クリエイティブな仕事で、
笑っちゃうほど馬鹿らしいとか、感動するっていうようなものを作り出せるのであれば、
AIにはちょっと難しいんだけど。
確かにそうですね。
ただ、その先ね、みんながやってる仕事をみんながクリエイティブにいってカバーするなんて、
どっときできないので。
03:01
そうですね。みんなが入っちゃったら、ますます競争率上がりそうだし。
だから、どちらにしてもある種、もう一回暗黒時代みたいなのが来ちゃうような気がするんだよね。
うん。
だから、世界的にAIに関する、実はつい最近なんですけど、
戦闘行為の最中、攻撃命令を出すのをAIが選ぶ、攻撃対象を選ぶのをAIが選ぶことをやめようっていう、
国際法みたいなのができてるの。
すごいですね。
だから、攻撃する対象は人間が選ばないといけないっていう法律なのね。
なんでですか?
それは要するに、AIで全部オートメーション化されたら、単純に言えば、責任所在がわからなくなるから。
ああ、そういうことか。
うん。だから、戦争をする人を殺すのも人間のある決断の上で、
しかもその場合には、誰が責任があるのかっていうのを明確にした上で攻撃をしないといけないっていうふうにしようとしてるのね。
なので、そう考えると、AIに対するある種制限みたいなのをみんなで少しずつ考えていく時期だよね。
そうですね。
爆発的に広まってしまう前に。
利便性ばっかりが言われてますけど、今はその責任の所在っていう意味では確かに言われたらそうですね。
うん。だから、例えばチェスとか、将棋とか、囲碁の世界では、今はもちろん人間同士が戦ってるけど、
AIと人間が組んだ、要するにタッグ戦みたいな形の新しい世界王者を作ろうという動きもあるんだよね。
なので、AIをどう使っていくか。
それはもちろん怖いし、嫌だなって思うんですけど、人間もそれをよく考えた方がいいかもね。
要するに対立行としてではなく、どう組んだら強くなれるかっていう。
でもなんか今までもね、この時代というか、この何十年、千後とぶりだと思いますけど、
やっぱり何かテクノロジーが出るごとに仕事が奪われるみたいな話はあったけど、
結局その分別の仕事が出てきたとか、そのテクノロジーを使って別の仕事があってありますけど、
そうですね。
AIの科学者は絶対的に仕事はやります。
あとはね、もう一つ言えるのは、工場労働みたいな仕事がなくなった後、情報化を起こしたじゃないですか。
そのコンピューター化とか、あらゆるものがデジタルになっていくっていう。
その仕事の次のが、ちょっと今見えてないのが不安なんだよね。
AIが出てくる過程なのに、その次の新しいフロンティアが、それがAIだっていう人がいるけれど、
でもAIは全てに…。
そういう環境で応用できてしまうんで。
ですよね。
その次が見えてないのがちょっと心配だな。
じゃあさっきのまさに、そのAIとかをコントロールする、そういう管理する責任を取るというか、
そういう人は絶対必要でしょうけど、でもその数はそんなに必要ないです。
まあ少数でいいからね。
アメリカでもね、例えば、車とか家電、テレビとかがダメになった後、
AmazonとかAppleとかが出てきたんだけど、その次の企業がないんだよね。
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しかも、
うん。
それがみんなデジタルなので、はっきり言って、
General MotorsとかGEみたいに人を抱えないんだよね。
本当ですね。
うん。GMとかはさ、もう社員が30万人とかいるじゃない。
ところが、Appleなんかはね、その30分の1ぐらいだからね、大きくても。
1万人とか2万人とかでやってるわけだから、デジタルの場合は本当にみんなを養えるっていうことの大きな力にはならないので、
そうですね。
売り上げは大きいんだけどね、人がいらないんだよね。
うん。
そう考えると、AIの社会もそのパターンになっちゃうよなっていうふうに思うね。
なかなかね、個人のところだと答え出ないですけど、少しずつこうやって考えていくしかない。
でも、逆に言えば、AIはさっきその営業マンの彼が言っていたように、相手の立場を読むとか、相手の今持っている感情を読むみたいなことはできないんで、
逆に言えば、これからは対人スキルがすごく大事になると思います。
本当にそうですね。
うん。だから、そこのところは磨いていってもいいんじゃないかな。
うん。
そこができるかできないかで、できる人とできない人の差がすごい出そうですね。
出てしまうね。そういうことに関しては、京都アニメの福岡殺人犯じゃないけれど、ダメな人は最初から壊したりするんで、
これから、ある力がある人にとってはいいんだけれど、平均いかん人にとっては、うんといきづらい社会になってしまうっていう気がするね。
うん。
はい。
はい。
さあ、この番組では皆様からのご質問を募集しております。
また、イラさんのサロン、青函フィクションでできているの、会員も引き続き募集しています。
詳しくはいずれも、イラさんのサイトをご覧ください。
今日は第160回でした。
皆さん、ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。

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