ワーとかギャーとかやってますからね。
その願望が叶えられたんだ。
だって、つむきを壊す代わりにさ、成功に作った街の模型を全部バンバン壊して爆発させるんだから。
ちなみに、この時代って、日本ではこれが新しかったってことなんですけど、ヒーローの本場、アメリカとかはどうだったんですか?
アメリカとかでは、巨大怪獣物はないです。
なので、世界初めての発明が、巨大怪獣ドラマ。
巨大怪獣同士が戦うっていうのは、要するに本当にこれこそ、リアルクールジャパンです。
へー、そうなったんだ。
だって、この以降さ、世界中の映画で巨大なモンスターが出てくるようになったじゃない。
発明だったんだ。
そう、本当の発明だったの。
単品でゴジラ、キングコングはいたけど、巨大なもの同士で戦う、サンダとアイガイラとか、いくつかちらほらあるんだけど、それをちゃんとこういう、正義の味方と怪獣っていうような感じで定式化して、
うん。
公式で、毎回毎回30分で終われるフォーマットにしたのは、これなんだよね。
うん。
なので、ウルトラマンは、世界を取ったコンテンツなんだよね。
へー。
でも、なんか意外と、単純だけど、意外な感じがするの。
そういうね、でも、映画の面白さの極地じゃん、これ。
うーん、そうかー。
ジュラシックパーク、パシフィックリム。
うん。
それがあったから、あの逆にね、なんかアメリカの映画とかで、これちっちゃくなるやつとかもあるじゃないですか。
巨大化があったから、ちっちゃくなるのとかも出てきたってことなんですか。
でも、ちっちゃくなるのは、実はこのウルトラキューの中でもあるんだよね。
人類が増えすぎたから、人間のサイズを8分の1に落とそうっていう。
ありましたっけ。
ある。
じゃあ、やっぱり巨大、逆に言うと、イラさんも聞かれても困るでしょうけど、なんで巨大化なかったんですかね、それまでも。
なんか、ガリバーとかね、それこそ。
うーん。
あー、確かに。
一つは、特撮がそれほど盛んじゃなかったってことだと思うね。
日本の特撮はやっぱり、その、それはやっぱりすごかったので。
え、特撮って日本ではなんかこう、当たり前ですけど、海外でもそういうのはあるんですか。
もちろんあるよ。
へー。
あの、有名なのは、あの、アルゴ号の冒険っていう、あれ覚えてるかな、あの、骸骨の戦士が人間と戦う。
それはもうストップモーションかなんかで作ってるんだけど。
え、あの、そもそも特撮ってなんですかっていうとこですね。
あー。
逆になんだかんだ分かったような感じ言ってるけど。
確かに。
なんだろうね、でもこれ一言で言う定義は難しいね。要するに、ある種の技術、ギミックを使って、実際にはありえないものを画面上で作り出す、いろいろな技術のことっていう感じじゃない。
え、ウルトラQも特撮になるんですか。
ウルトラQも特撮でいっぱい入ってたね。
そうすると後で本編でその辺もちょっと聞きたかったんですけど、特撮に物語性がないとかそういうことはないってことですね。
全然ないね。
含有されてもあり得るってことですね。
うん、だって例えば2001年、41年の旅って特撮ものすごい入ってるけど、物語とか哲学とかあるじゃない。
確かに。
特撮っていうのはSFも含まれる。近いのかな。
えーと、今はもうごくごく普通のミステリーのドラマでも特撮とかCGはめちゃめちゃ入ってるから。
へー。
ますます特撮が何かわかんなくなってきた。
うん。なのでいわゆるこの巨大怪獣ものとかSFの特撮っていうのはちょっと今とは違うんだよね。今はもう特撮はCGの方がメインなので。
そうなんですね。
でも今回も特撮とCGをめちゃめちゃたくさん使ってたよね、シングルドラマは。
そうですね。
でもここを本当に忘れない方がいいよ。この巨大なモンスター同士が戦うっていうのを世界で初めて一つのフォーマット化して世界中で大ヒットさせたのは、
つぶらやプロと、
ね。
このTBSのタグだったんだからね。
へー。
じゃあまあその当時を知る人からするとやっぱり今回のシングルドラマもちょっと特別なものがやっぱあるわけですね。
あのね、とんでもなく新しいものができたと思ったの。
うん。
ウルトラQで。そのとんでもない新しいものの面白さの真髄だけを抜き出してこんなものを作ってくる。
うん。
しかも毎回毎回ストーリーのレベルが今のやつより高いから、すごいんだよね。だから僕も本当に見てた、毎週。
へー。
で、ウルトラQになったのはここら辺がきっかけ。
マジですか。
要するにこれって。
イシガイラとウルトラマンがちょっと結びつかないんですか。
これって簡単に言うとさ。
全然。
SFじゃないですか。
はいはいそこはわかる。
で、ここでSFマニアになって、ここからこのアメリカのSFに行くんだよね。
へー。
あーそうか、はい。
黄金期50年代のSFをめちゃくちゃ読むようになるから。なのでもう本当にこれがなかったら作家になってなかったかもしれない。
じゃあウルトラQがなかったらIWGPはなかった。
ありえるね。
へへへ。
だって何やってたかわかんないもんね。本書いてなかったら。
あ、でも確かにシン・エヴァンゲリオンの特集やった時もイラさんは庵野監督の気持ちがわかるって。
特撮が好きだからって言ってた。
そりゃあね、っていうよりあの年代の幼稚園生とか小学生はみんな死ぬほど見てたんだよね。
まあだって40何%だったのね。
うん。
確かに。
特に若い人みんな見てたってことですよ。
時代にも言ってくれますよね。これ見てなかったら。
もう覚えてるもん。日曜日の夜TBSで武田一社提供なんだよね。
はははは。
一社ってすごいっすね。
すごい。コマーシャルソングだって覚えてるよ。
へぇー。
そう。もう歌ってほしいところですけどね。ちょっと著作権に抵触するから。
はははは。
さあじゃあね、本編でこの後たっぷり入りますが、じゃあここでのあさん。お便りとご質問お願いします。
はい。じゃあまずお便りから。いつも木曜の配信を首を長くして待っています。
おお、ありがとう。
ということで一言シンプルにいただいています。
はい。
そして質問ですが、40歳の男性からです。
うん。
今年40歳になり、どうやら仕事でした。
うん。
そして出世コースから外れたようです。
おお。
どれだけ頑張っても役職も給与も上がる気がしません。そんな中でどうやって仕事のモチベーションを上げていけばよいのでしょうか。仕事は事務職で転職の予定もありません。ということなんですけども。出世コースから外れてしまった。
確かにプライドは傷つくかもしれないけど、なんか優先順位変えちゃっていいんじゃない?
うん。
そう思いますね。
今までは会社の中で出世する、より高い給料をもらうみたいなことがメインだったかもしれないけど。
そう思いますね。
今までは会社の中で出世する、より高い給料をもらうみたいなことがメインだったかもしれないけど。自分の人生とか家族に優先順位を変えて、そこそこ頑張ってるようなぐらいのいい人になればいいんじゃないかな。
ちなみに、これ私ちょっと企業でも働いたことありますが、ちょっとあまり実感がないんですけれども、いわゆる出世街道みたいなのに乗れる人たちってどのぐらいの割合というか。
でもそこを乗り越えるのってさ、人間としてなんか二回り、見回りも成長できると思わない?
だから家族にはそういう顔を絶対見せないで、明るく笑いながら、よしじゃあ、俺の人生だから自分の人生をこれから良くしてやるぞっていうガッツを出してほしいかな。
いいじゃんね、会社の中のちっちゃなことなんだから。って僕たちは思うけどね。
しかもそれこそね、全然わかんないですけど、そのくらいのある意味ちょっと外を見たり力抜いたり、わかんないですけど、ひょっとしたら本業の方にも役立つかもしれないですよね。
いやー、あんまりそこは期待しなくてもいいと思うな。
じゃあもうそこはほっとくと。
でも多分、実はこういうお便りが結構なんつーの来てて、会社で働いて出世していく、なんかこう給料が上がっていくとか役職が上がっていくっていうことが、昔はね、それが幸せだったけど。
いや今だって幸せだよ、会社員の幸せは出世だから。
なんかね、でもそういう子に乗れる人が本当に人握りの人しかいないっていうのは、なんかね、切な話ですよね。
たださ、正直言うんだけど、大人じきいてさ、これ好きでね、楽しいね。
って言っているような人って、あんまりなんか普通の会社でバリバリ出世して、ゴリゴリ仕事してこう、人を押し抜けるみたいなやついないと思うんだよね。
なので、なんかもう、受け入れてなんか楽しく生きようぜっていうのがいいと思うんだけどな。
脱ぎ捨ててもいいかもしれない。
いいよ、出世なんかしなくたって。出世したら下でめちゃめちゃ大変だし、上の方ではまた足の引っ張りがあるからね。
って言いますよね。
うん。
で、この人さ、頑張ってきたって言うけど、こいつは出世しそうだなっていうやつにさ、
めちゃめちゃゴマとか吸ってるはずないじゃん。
いい人っぽいじゃない。
本当にゴマ吸ってるからね。
ああ、そうなんだ。
誰かに言われたら、はいって言って、もう他に何があっても真っ先にやるとかさ。
本当におべんちゃらも言うし。
それはできないな。
でも私、ゴマ吸るタイプ。
吸れる?
かなり吸れる。
かなり吸いますよ。
練りゴマ。
ゴマ吸って生きてきたから。
本当?
本当に?
本当、本当。
そうか、会社入ってればよかったね。
最初に。
でもなんか途中で吸れなくなっちゃうんですよね。
だけど取り締まる役まで上り詰めてますからね、やっぱり。
一応そうですね。
じゃあ会社、会社戻る?
違うか、違うか。
すみません、これ違うオチになっちゃいましたけど。
不思議なんだけど会社ってさ、一回辞めて自由になると戻れないよね。
戻れない。もう絶対戻れない。
受かる気がしないですよね、ちょっと真面目な話になっちゃうけど。
年齢ももちろん。
入社試験なんてやって入るわけじゃないじゃん、僕たちはもう。
これができるから来てくんないみたいなのをくどかれる立場じゃん。
僕会社。
会社にまだどっかあります?重要性。
全然あるよ。
そういう経験者みたいな感じ。
でも早川さんが誰かの下で働いてるのがマジで想像できないらしい。
でも陽平くんね、マジで新聞社とかだったらかなりいいヒューローで入れてくれると思う。
だから変な話ですよ、昔勤まらなかったり、たまにちょっと相談受けるときありますよ。