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本日、この時間は、伊勢崎市の、菱谷 泰雄市長にお越しいただいています。
菱谷市長、よろしくお願いします。
はい、こちらこそ、よろしくお願いいたします。
まずはじめに、令和5年度一般会計予算について、 概要をお願いします。
はい、令和5年度一般会計投資予算、
これは、伊勢崎共に歩む未来創生都市、 実現のためということで予算を立てさせていただきました。
一般会計投資予算額、803億1700万円ということで、 大変大きな金額になっております。
これは、令和4年度と比較をいたしますと、 3.3%の増、
これは平成17年1月に市町村合併以降、 過去最大の予算規模となっております。
この投資予算のサブタイトルとして、
DXGXによる令和新時代の共生社会を目指して、 というサブタイトルを付けさせてもらいました。
この意味は、DX、これは当たり前に、 一般にももうDXということで使われておりますけれども、
これからのデジタル社会に対応して、
専門的知見を要するDX推進アドバイザーという方をお願いして、
市の職員とともに様々学びながら、 DXについての対応をしているところです。
電子地域通貨、異性化の導入だとか、窓口業務の改善、 こういったことに今取り組んでいるところであります。
もう一つ、GXというものですけれども、
これは経産省の方では脱炭素社会を目指して、 様々な産業革命をしていくというような形で捉えておりますけれども、
伊勢崎は、伊勢崎独自の伊勢崎GXということで、
広い意味で環境全般に視点を合わせて、
これをしっかり一つ一つの施策に 落とし込んでいくということで考えております。
これは脱炭素もちろん大事ですけれども、
循環型社会の形成だとか、自然環境の保全とか、 様々な環境について取り組んでいくと、
そういった思いをここに込めてあります。
そしてもう一つ、令和新時代の共生社会ということですけれども、
この令和新時代というのは、コロナでこの3年間は、 眠っていた3年間だというふうに思います。
いよいよ夜明けが出てきたと。
これがちょうど令和の時代が始まったことと一緒でありまして、
英語で令和を訳すと、
Beautiful Harmonyと、美しき調和という名前になるわけですから、
これから初めてこの令和という時代を生きる、
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そんなために共生社会を作っていくということの 思いを込めてのものであります。
ありがとうございます。
では特に重点を置いたのはどういったところでしょうか。
もちろんこの大きな予算になった一番の要因は、
少子高齢化等に関わる社会保障関係費の増加、 一番大きな要因ではありますけれども、
ただコロナ後を見据えて、様々な物価対策、物価高騰対策、
エネルギー価格の高騰に対する支援、
こういったものを持っていくということも 大きな予算になった原因となっております。
それから一つ一つの施策で言えば、
新保健センター、子育て包括支援センターというのを、
元福島病院があったところの跡地に、これの建設を始めます。
これが伊勢崎市の駅周辺の区画整理と合わせて、
街中のにぎわいの大きな活力につながる事業になるというふうに思います。
その他にも、駅前の区画整理をさらに進めて、
街づくりを進めるということ、
そしてまた、これらの広場や様々な取り組みを生かすイベントをすることによって、
にぎわいを喪失をしていく、これをやっていきたいというふうに思っています。
それからもう一つ、けぞうじ公園というのが、
市内外の多くの皆様に愛される公園、遊園地になっていますけれども、
けぞうじ公園共生花咲プロジェクトということで、
3年間をかけて、去年から取り組んでいますけれども、
去年、今年、来年、まず水性植物園を少しイメージアップを図るということにしていきます。
それと市民プールが使えない休止状況でありましたけれども、
ここを解体をして整地をして、将来駐車場に活用するということで準備を始めました。
それからここにPFIということで、公園の中に様々な民間の方のお力もいただきながら、
市民が集える、公園の利用者が集える場所をつくっていきたいということで準備を進めています。
それから子育てですけれども、もちろん報道等で出ていますけれども、
群馬県にも協力をいただいて、高校生までの医療費無料化、
これを今年の10月から進めることができました。
一度窓口でお金を支払うということなく、利便性の高い制度にしていくということで、
10月から始まります。
それと伊勢崎市が忘れてならないのは、やはり外国籍の住民の方が大変多い、
群馬県で一番人口が多いというところの町であります。
今、外国人集中都市会議というところに参加をさせていただいて、
様々な多文化共生のあり方、多言語での様々な情報提供、
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こういったものを共通の課題を持っている市町村と話し合いをする場がありますので、
ここで伊勢崎市としても様々な課題を国に届けたり、
また同じ課題を持っているところの市町村からお話をいただいて、
伊勢崎市でそれを活用できないかどうか、そんなこともあっております。
そしてもう一つ、この今年の4月から、
高齢者が生き生きと活躍できる社会の実現の推進に関する条例、
高齢者活躍推進条例というふうに言っていますけれども、これを制定をいたしました。
この条例の趣旨は、高齢者の方がまだまだ元気なうちはしっかり社会に出て活躍していただきたいと、
そのことをよりできるような整備をしていくということが趣旨であります。
高齢者の皆さんのご意見をいただきながら、これから具体的な施策に落とし込んでいきたいと思っていますけれども、
老人クラブ、長寿会とか老人クラブ、それぞれの地域にクラブがありますけれども、
こういったところの活性化につなげていく、これができればというふうに思っておりますので、
こういったことにこれからも取り組んでいきたいというふうに思っています。
はい、ありがとうございます。
さて、来月8月から市役地では電子地域通貨伊勢科の運用が始まります。
どういった経緯で始めることになったのか、またどんな目的があるのか教えてください。
はい、今マイナンバーカードの取得とか、さまざまなそれを促すためのポイント制度とか出てますし、
また電子地域通貨も全国もそうですけれども、県内でもさまざまな市町村で取り組んでいる実態があります。
これまでそういった利用にあまり接することができない高齢者の方々を含めて、
利用者のことを考えて少し足踏みをしてたんですけれども、もう時代が先ほど言ったようなDXの時代になってきて、
紙からこういった電子媒体にということになってますし、市の方も行政的にも紙でやり取りをするという大変な事務手続きがかかります。
利用者の方も時間的に即時に何かを対応するということができない状況もありますから、
電子地域通貨を使うことによって、さらに利用者の方が利便性を感じられるような、
そういうふうにこれからもしていくために、まずは今、商品券に代わる部分としてプレミアムをつけた伊勢科の取り組みをやってますので、
第1次が終わって、第2次募集をするということになっておりますので、ぜひ多くの皆様にこれを活用していただければありがたいと思っております。
これからこの伊勢科を使って、例えばボランティア活動したときにポイントをつけますとか、何かこういう支援策があるときにポイントで支援策をつけるとか、
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活用はこれから本当に無限大にあるというふうに思ってますので、それも即時に対応ができるということなので、
ぜひ多くの方にこの伊勢科を使っていただく、経験をしていただく、このことをお願いしたいというふうに思っています。
はい、ありがとうございます。ここまでたくさんのお話を伺ってまいりました。最後になりますが、市民の皆様へメッセージをお願いします。
いま出水期で、ここのところニュースでも、戦場降水帯が発生をして大きな災害が起こっているということで、各地域でのお亡くなりになった方、また家を流されたり、お怪我をした方に本当にお見舞いを申し上げたいと思いますけれども、
これは伊勢崎だけがどういったことに合わないということにはなりません。防災については常に考えていかなければならないところですけれども、
そのために一番大事な情報を市民の皆さんに届ける、正確な情報を届けるということだというふうに思います。
そのために、このコミュニティ放送、この伊勢崎地域に流れている伊勢崎FMさんももちろんですし、地域の群馬テレビさんを含めて、
さまざまな情報媒体の方にご協力いただいて、市民の皆様に防災情報を届ける、このことをいきたいと思います。
しっかりした取り組みになるように市民の皆様、本当に一人一人、誰一人取り残さない、そういった状況での防災情報提供、
これをしっかり考えていきたいというふうに思っておりますので、またご協力いただければと思います。
SDGsの中の言葉で、誰一人取り残さないという言葉がありますけれども、もちろん防災もそうですけれども、
そのことと誰一人取り残さないという意味は、困った人を誰一人取り残さないのではなくて、全員で同じ方向に向かっていくということで、
全ての市民の方に伊勢崎市が今やっていること、これから取り組もうとしていること、ご協力いただいたりご意見をいただいて、
みんなでそれを関わっていただく、取り組んでいく、このことが何より必要だというふうに思いますので、
ぜひ様々な情報提供をさせていただきながら、一緒に伊勢崎市と進んでいただく、このことをしていきたいと思います。お願いをしていきたいと思います。
それからもう一つ、伊勢崎市は今県知事選挙をやっておりますけれども、4年前の知事選挙、市町村の中で一番投票率が悪かったということであります。
8年前は下から2番目、12年前は下から3番目ということで、だんだん投票率が落ちているというところであります。
ぜひ群馬県と伊勢崎市の連携を図る上でも、県が何をしているのかをもう一度考えていただきながら、
投票に行くという、この自ら様々な政治的にも、様々な街づくりにも関わってきて、先ほどの全ての市民に関わってもらうということと同じ意味で、
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皆さんに問題意識を持っていただいて、共にこういった選挙にぜひ参加をしていただくことをお願いを申し上げたいというふうに思います。
皆さんのご意見をいただきながら、また皆さんにとって素晴らしい伊勢崎市になるように、これからも市政運営を務めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
本日この時間は伊勢崎市のヒジヤスオ市長にお話を伺いました。ありがとうございました。
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。