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まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県伊勢崎行政経営事務所の提供でお送りします。
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県の情報をお伝えします。
本日は10月は群馬県不正軽油撲滅強化月間です、という内容となります。
お話しいただくのは、群馬県舞橋行政経営事務所の富岡さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
おはようございます、富岡です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
それでは早速ですが、タイトルにもあります不正軽油とは、改めてこれどのようなものでしょうか。
はい、不正軽油とは不正に税を免れた偽物の軽油のことを言います。
軽油はダンプやトラック、建設機械などディーゼル車両の燃料として使われ、1リットル当たり32円、10銭の軽油一人税という県の税金が課されています。
ところがこの軽油に豆油や重油を混ぜて軽油と偽って販売されたり、使われたりすることがあります。
こうした不正軽油は、本来群馬県に収めるべき軽油一人税を不正に免れていますので、悪質な脱税行為と言えます。
また、不当な利益が反社会的な犯罪組織の資金源となることもあります。
はい、なるほど。不正軽油は脱税を目的に作られる偽物の軽油ということですね。
ところでその不正軽油、すぐに見分けられるものなんでしょうか。
はい、燃料を見ただけでは私どもでも不正軽油かどうかを見分けることはできません。
専用の分析機器で不正軽油かどうかを判断しています。
不正軽油は劣圧な環境下で製造され品質管理が不十分なため、安全性に問題がある可能性があります。
怖いのは不正軽油と知らずに燃料を購入したらエンジンの損傷、排気系や燃料供給系の故障など重大なトラブルを引き起こし、最悪トラックを失うことになりかねません。
また運転中に危険を引き起こす可能性もあります。
はい、それは怖いですね。不正軽油は脱税だけでなくトラックのドライバーさんや事業者にとって大きな損失になるということですね。
そしてそんな不正軽油をなくそうという取り組みが不正軽油撲滅強化月間ということなんですね。
はい、群馬県では10月は不正軽油撲滅強化月間として不正軽油を売らない、買わない、作らないをスローガンに関係業間団体や行政機関一丸となって不正軽油撲滅のため様々な取り組みを行っています。
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例えばガソリンスタンドや軽油の保管設備を持っている事業者をはじめ工事現場などを訪問して燃料のサンプル採取調査などを行っています。
また道路を走っているトラック車両から直接燃料を採取する路上抜き取り調査なども実施しています。
なお、サンプル採取した燃料が不正軽油と判明した場合、直ちに購入先や製造先など流通ルートの解明にあたり、脱税と認められれば適正な課税処分を行っています。
はい、不正軽油撲滅のために様々な取り組みを行っているということなんですね。
それでは、不正軽油撲滅のため私たちが何か協力できるということはあるのでしょうか。
不正軽油撲滅根絶には県民の皆様のご協力が大きな力となります。
これまでも寄せられた情報をもどに調査を行ったところ、大掛かりな不正軽油の使用が判明したこともありました。
このように皆様からの情報提供が不正軽油撲滅への鍵となります。
はい、なるほど。県民の方から寄せられる情報が不正軽油撲滅につながるということなんですね。
はい、群馬県では不正軽油110番を設置して、広く県民の皆様から不正軽油に関する情報をお受けしています。
トラックに豆油や重油を給油している人を見かけた。不審な施設に頻繁にタンクローリーが出入りしている。
安い軽油の売り込みがあり、購入したらエンジンの調子が悪くなったなど不正軽油かもしれないと思ったら、
不正軽油110番、電話番号027-231-2801までお寄せください。
なお、群馬電子申請システムでも不正軽油110番通報をお受けしています。
こちらでは24時間、スマホやPCからの通報ができますので、ぜひ情報をお寄せください。
情報提供いただいた方の秘密は厳守いたしますので、情報提供をお待ちしています。
はい、わかりました。ありがとうございます。
不正軽油に関する情報がありましたら、不正軽油110番、電話番号027-231-2801までお願いします。
というわけで、今日は10月は群馬県不正軽油撲滅強化月間ですというテーマで、
群馬県前橋養成研究事務所の富岡さんにお話をお伺いしました。
本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
