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2017-03-23 13:52

第100回「質問:すばらしい仕事って何?」

第100回「質問:すばらしい仕事って何?」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、また質問が来ております。
すごいシンプルな質問です。
素晴らしい仕事って何?この基準は具体的に、本質的に、どんな感じで作っていけばよいのでしょうか?
なるほど。
素晴らしい仕事って何ですか?
素晴らしい仕事ね。素晴らしい仕事っていろいろあるんでしょうね。
でも、これの裏っ側にあるのは、自分の仕事が素晴らしくない仕事もあるんですかね、という話なのかな。
今これだけね、安倍さんはじめ働き方改革、AIの対等だ、ほとんどの仕事は人工知能に変わるとか、
業界的にこの仕事をそんなに求められていないんじゃないかとか、
いろんな情報があふれた中で、自分がやっている仕事って本当に価値あるのかなとか、
思っちゃう機会が多すぎるんじゃないかなと思いますけど。
あるところで私聞いたので、ある種耳学問的なんですけど、
今出たAIね、コンピューターができないことがあります。
問題を作ること。
っていう問題を見つけるというか、問題を作る、質問を作るということができない。
フレームっていうものの中で、大量な人間には追いつかないようなスピードでいろんなものを検証して、
知識が入って、そこで答えを出すことは得意なので、
どちらかというと人工知能というぐらいでね、
そういう答えのあるものの答えを出すことは得意なんですよね。
でも問いが作れないっていうのは何かというと、答えがないものの問いを作れない。
つまり正解がないものっていうものを、人生って何?ってなったらコンピューターってどうするだろうね。
探すんですかね。
探すのかもね。
探すのかもね。
それらしい答えを出すかもしれないね。
でも要は、そういうことは正解はないんだけど、できるだけ正解に近い答えを導き出したり、
03:11
考え続け、問い続けるっていうのがやっぱり人間ができることなの。
これって素晴らしいってことですよね。
素晴らしい仕事って何?
でもそれってもはや仕事を超えた話ですよ。
だから仕事って何?っていうと、僕は特に最近今のことをベースにしてるわけではないんだけど、
やっぱりね、課題を見つけられるっていう仕事をしてる人ってすごいなと思うんですよね。
どうしたらいいんだろうかと、何かおかしいぞとか、何かがもっとあるはずだとかっていうふうに取り組んでる人ってすごく、
どんな立場の人でも魅力的に見えるし、頼りがいがあるという感じがします。
それは仕事の業務の内容ではなくて、素晴らしい仕事じゃなくて、素晴らしい仕事の仕方なんだと思うんですよね。
なるほどですね。
だから素晴らしい仕事って何?って、価値ある仕事って何?って問いかけになってしまうと、
じゃあ人類の未来を作る仕事は大事だけど、
例えば、こうやって収録をしてるのは意味がないのかと。
いやいや、あるある。なんだけど、守りみたいな意地的な仕事は意味がないの?ってなってしまったらそうではない。
つまり、どんな仕事でも仕事の仕方によっては素晴らしい仕事になる。
ほー、なんか未来が明るいですね。
そう、だから、素晴らしい仕事って何?って、もう違う側面で言うと、
俺は素晴らしい仕事をしてるんだぞっていうのではなくて、
あー、遠藤さんの仕事って素晴らしいですねって思えるっていう人になる。
ほー、なるほど。
その仕事、何?ということではなくて、仕事へ向かう在り方、姿勢みたいなのも含め、
その人のやり方、やり方っていうのはアプローチだとか、進み方とか、
っていうのがトータルで素晴らしい仕事になると思うのね。
なので、自分で素晴らしい仕事に就きたいなって言ったってつけないと思う。
確かに。
AIの研究をしてるのは素晴らしい仕事かと。これも素晴らしいんだけど、
単純にAIの研究をすることが素晴らしいんじゃなくて、
AIの研究を通じて何をこの人はしてるのかってことが、周りが見て素晴らしいと思うかどうかっていう気がする。
どう?
やっぱり素晴らしい仕事って何?って言ったら、優秀な仕事の仕方をすることだと思う。
だとすると優秀な仕事をする姿?って何?
それがさっき言った課題を発見できる。
こういうことらしいね。
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やっぱり。
なるほどね。
やっぱりより良くするために進歩とか、未来に向かってやってる仕事の仕方をしてる人っていうのはやっぱり素晴らしいと思うんですよね。
まあ、課題が見つかるとか、そこを設定で見つけ出せるってことは、何か先に見出してる未来の何かが見えてるから。
課題見えないです。
見えない。
で、現状がちゃんと分析できてれば、あ、これね、なんかおかしいですよ、これ。
例えば、地味な仕事があったとしても、地味で目立たない仕事だなって思ってても、
とか、もしくはこんなのってあと5年するとコンピューターがやってんじゃないの?って思ってても、
じゃあ自分がやるとコンピューターにはできないことができるぜって言うとしたら、さっき言ったことに戻って問題見つける。
例えば、ここにありますね。
お手元に今、南アロピスってメッセージがありますが。
ペットボトル、これをこうやって柔らかい素材にしたんだって一つの素晴らしい仕事ですね。
そうですね。その仕事自体が素晴らしいかというよりも、そこへのアップロードというものを素晴らしいとするんだぞと。
確かにそうかも。
だから、それこそね、電気エネルギーを無線で飛ばすって研究があるじゃないですか。
あれだって電気エネルギーを無線で飛ばすということに携わっていることが素晴らしいのではなくて、
電気エネルギーをそれにするということに向かって必死に課題を解決していくっていう姿が素晴らしいんだと思うんだよね。
本当そうかもしれないですね。
そういう意味で言うと、どんな仕事も素晴らしい仕事をする人がやっちゃえば素晴らしい仕事になる。
確かにそうですね。
井上さんがね、何でもいいですけど、エクセル入力しても素晴らしくやっちゃいそうですからね。
それはできないかもしれないけどね。
いやいや、やりそうな気がします。
だから、自分のできる範囲というか、できる範囲じゃなくて、自分がイメージするというか、自分がやりたい、いろんな意味でいいんだけど、
どこまで突っ込んで物事を捉えて取り組むかみたいなことも大事なのかもしれないし。
なるほど。
清掃業だって素晴らしいし、素晴らしい仕事の清掃業をやっている人もいれば、つまらない清掃をしている人もいるし。
だから仕事じゃないんだよね。仕事の種類じゃない。仕事の仕方なんだ。
そう、確かに本当そうですよね。
そうするとですよ、あえて質問に戻りますが、素晴らしい仕事って何?この基準は具体的に本質的にどんな感じで作ればいいのでしょうか?
だからさっき言ったことに戻るんだけど、まさに本質の話をされてましたしね。
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だから素晴らしい仕事っていうことは、仕事の種類ではないですねっていうのが一つと。
まずいい答えですね。
で、素晴らしい仕事というのは、その人の仕事のやり方によって素晴らしさの度合いが違ってきますよね。
なるほどね。これは自分、あなたを磨くことじゃないですか。
そういうことですね。だからもし素晴らしい仕事がやりたいならば、素晴らしい仕事のやり方をにしてくださいっていうか。
突っ込んでどんどんどんどん、もっとないかもっとないかみたいな姿勢でやっていただければいいし。
その姿勢を貫いていると、おそらく周りにいる人が、この人の仕事は素晴らしいって思う。
確かに。
この人に任せるとすごく嬉しい、助かる。
あの人の言うことだったらいいかなとかって、これは素晴らしい成功だと思うんですよね。
いや、ほんとそうですね。
私そういえば仲のいい元プロ野球選手の方がいらっしゃるんですけど、
その方がですね、もともとチームの一体感みたいなのってプロの世界って重要じゃないですか、野球もそうですけど。
それを重要にされてた方なので、今でこそもう引退されて、いろんなテレビとか出られたりすると、
全ての現場がチームになるんですよ。
おお、素晴らしいですね。
彼が来ると、なんか全員チームじゃん。
もうスポンサーから、テレビ局から、もうディレクタープロデューサー、現場のカメラマン、みんなが一体感みたいになって。
その通りですよね。
あんな感じですよね。
そう。だからやっぱりそのね、その人が持ってる、引いてたものを使うと。
どんなものも素晴らしい仕事になり得るので。
なり得る。
だから本質的にっていうのは、何回も言うけど、種類じゃない。
はあ、今日はここでいいじゃないですか、これ。
でね、一個だけ補足すると、周りがね、やっぱり素晴らしいの。
この人がさっきのあれじゃないけど、この人が来るとチームができちゃうよ、すごいなって思わせるために。
じゃあその人が何やってるかっていうと、やっぱり何回も言いますけども、周りに対する気遣いとか、ちゃんと気を配ってるし、
自分がやるべきことっていうのに焦点を合わせてる。
この場で今自分が何をするということ、行動というか、実践するものをちゃんと自分の中で作るっていうか、
見眺めてるだけじゃなくて、ことをやってるんだと思う。
なるほど。
だからこの瞬間、私がこの場で何をすると一番役に立つんだろうみたいな感覚で見ている人っていうのは、結果素晴らしい仕事をするんじゃないかなと。
何も言うことはありません。ほんとその通りだなと。
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だからチームになるっていうのはそういうことだと思うんだよね。
その人はチームを作ろうとしてるんじゃなくて、この場で僕が何かこんなこと言ったらっていう、そんな無意識だろうと思うんだけど、
働きかけとか自分のやることとか、やれることとかをちゃんとやるんだと、実践するんだと思うんですよね。
いやでも、その方ほんとそうですね。一回経営者の方をわっと集めて、いろいろご紹介して、会食の場を設定したんですけど、結果的に一番盛り上げてましたからね。
そうでしょうね。
最後、マイク離してなかったんですけど。
いや、そういうことですよね。
だから何かこう、おぎおぎよく何か、綺麗に何かを整えるかじゃなくて、自分のやれることでピンって前に出るっていうの。
そういうことがする人たちでしょうね。その素晴らしい仕事につながる根本エネルギーは。
なるほど。
と思います。
しっかりと、反省します。
いやいや、とても大事です。
いやぁ、勉強になりました。本日も本当に貴重なお話ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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