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2024-03-08 17:30

第463回 即戦力が求められる立場なのに、入社前後のギャップに困惑・・・

第463回 即戦力が求められる立場なのに、入社前後のギャップに困惑・・・

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今日もいきたいと思いますが、早速いいですか?
はい、いいですよ。
質問の方いきたいと思います。
今日はですね、質問だけいただいております。早速紹介したいと思いますが、
中途採用で即戦力を求められている中、
入社前に聞いていたこととギャップがかなりあった場合は、どうすればよいのでしょうか?
入社前に聞いていたことと実際の業務や環境とのギャップがかなり大きく、
それに対処するための具体的なアプローチはあるのでしょうか?
また、考慮すべきポイントや、改めて上司やチームとのコミュニケーションの重要性などがあれば教えていただけると幸いです。
なるほど。
ちょっと具体的には分からないところですが、中途。
例えば何かの企画とか、システム開発だとか、営業だとかいろんな職種がありますけど、
ある種の中途採用で経験者の経験を生かしてほしいので、
新卒ではなくて中途で経験者を入れようというときに、
企業が求めるのはまさにその経験で、すでに知っている領域の広さだと思うんですよね。
求めるのはね。
例えばうちの会社ってこんなことがあるんですが、それなら私大丈夫ですと。
こういうことをやってきましたので。
それいいね。じゃあうちで頑張ってほしいから。
お互いが了承して入社に至るという経緯だと思うんですね。
で、入ってみたら、「え、全然言ってること違うじゃんここ。そんなことやってんの?」
ひとつは、「そんなの俺やったことないし知らないよって世界かもしれないし、
そんなレベルのことやってんですか?」とか。
逆に言うと、「いや分かるんだけど、そもそもそのやり方自体、
スタンスと姿勢みたいなのが会社の姿勢として違うよね、こことか。」
いろんな方面で違いを感じるっていうことはあると思うんですよね。
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そうか。今の話ですと、入社前に聞いていたギャップが技術的なとか、
前提とする知識だったりとかっていうものもあるけど、
仕事に対するいろんなところの考え方のギャップもあるっていう。
いろいろあるよねって話。
前の会社だったら整っていたものが一切整っていなくて、
そんなのないんですか?というような環境の違い。
大手のほうから中見中小に移るときによくあるのはそれなのよね。
大手ってやっぱり細分化されていて専門家がたくさんいるので、
自分はやらない領域っていうのは結構あるもんね。
これはどこどこの部に頼めばいい、ここはどこどこの仕事だみたいなのがあって、
自分に関わる仕事の全体像のうちの7割ぐらいは、
他の部門の人たちと連携してやるみたいなことがあると、
そこまでやらなくていいとかね。
普通の例で言えば、例えばコピー1枚、アシスタントが全部そういうことをやってくれて、
中小に移ったら全部自分でやらなきゃいけないみたいなこともあったりするんでね。
これはこの方の質問の意図とは違うところですけども。
とにかくそういうふうに職場環境を変えて、
会社を変えたときにはあまりにも違うねっていうことは起こります。
なのでギャップがかなりあった場合どうしたらというか、基本ギャップまずありますよね。
入った方の方に注意していただきたいのは、
自分が即戦力を求められていたので、
そんなこともできないのかとか、なんだよって思われたくないから、
それは私の責任じゃないんですけどって言いたい部分が生じることは多いと思うんですよね。
さっき言った環境の違いとか、考え方の違いとか。
即戦力で求められたときに、
ここは自分として武器として持ち続けなきゃいけないのは、
経験から得た技能知識は武器としては持たなきゃいけない。
絶対条件ですよね。
そうそう。それがあやふやだとやっぱりちょっと違っちゃうのでね。
入社してもらった会社のほうからすると期待が違ってたなって話になっちゃうから、
そこはちょっと頑張ってくださいよというところはあるんだけど、
それ以外の要素のときにこれは違うなと思って注意しなきゃいけないのは、
この方の本当の質問のこととはちょっと違っちゃうんだけど、
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その前に言っておかなきゃいけないのは、
いやこれ違うぞと。
こんなこと、それは僕に求められても私に求められてもそれは違うと思うんですけどって言うときに、
よくよく言ってしまう言葉が、前の会社では違ってたんですっていう。
これが一番言っちゃいけないことなので、
それを言うと、うちの会社はうちの会社で前の会社と違うんだけどって、
今の会社にいる人たちは全員そう思うからね。
そうですね。
そうすると、この人はこの会社に入ったつもりがあるのかみたいなことになるので、
そこはぐっとこらえて違いますよと。
ただ先ほど言った技能知識の部分では、やっぱりある意味戦うと言うと表現はいけないけど、
自分の技能知識はちゃんと生かさなきゃいけないので。
いろんな話についても、私の経験からすると、
これはこういう類の案件だと思ってるんですがどうでしょうかね、みたいな。
技能知識にまつわることは逆に突っ込んでいったほうがいい。
むしろその話に持ってったほうがいいって言ったらいい。
なんか変だなあ、このやり方って思っても。
でも変だと思いながらも、この案件ってこの辺がポイントだと思うんですけどどうなんですか?
っていうような質問で、いいとこついてくるなぐらいのことは思わせると、
具体的な手法が会社によって違ったとしても、
ちゃんとプロとしてポイントを押さえてるなっていう感覚は、
即戦力と思ってもらえる最大の要素なので。
その専門だったりその領域におけるプロとしてのあるべき姿への思考だったり行動だったりっていうのは、
もう包材によっていかないといけないと。
特に物事に対する着眼点みたいなのをちゃんと整理していく。
私はこう見えてます、この案件と。
っていうところは、ちゃんと示しながら。
経験がまだ浅いので、当社の場合どういうやり方でこういう場合進めてきたんですか?
ということは知らない領域だから質問して構わないので。
案件に対する着眼点を、ある種プロっぽくアプローチして、
それだけど具体的にはどう進めていくかとか、
こういう場合今までどうされてきたんですかとか、
っていうことはどんどん質問していったほうがいい。
だからそれは知らないのでね。
そのときに要注意は、
前の会社ではこうやってたんですけどっていうのを先に言ってしまうといけないし、
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前の会社ではじゃなくて、こういうやり方もありますよねって自分の意見として言うのはいいけど。
そういうふうにやって、この人が感じているギャップっていうのは、
どの種類のものか定かではないんだけど、
概念的に言うと、この方が即戦力として求められていた技能知識はしっかりと全面に、
私の技能知識からはこれはこう見えますというのは出すべきだし出したほうがいい。
逆にそれ以外のことについては、なんか変だぞって思ってるんだったら、
どうされてきましたか今までとか、
こういうときって皆さんはどうするんですかとか、
私はちょっとこの会社ごとに考え方が違う場面でもあるので、どう考えられますかとか、
そこはもう、まだ知らない人間としての強みを生かしてどんどん聞いていく。
ざっくりな受け止めとしては、価値観背景とたるものの違いみたいなものに関しては、
逆に違う、わからないんだからこそ、そこに対して確認して教えてもらい聞いていくっていう姿勢。
ただその技能的なというか専門のプロとしての領域に関しては逆に、ざっくり言うならアグレッシブにというか。
自分はこう見えますとか、自分はここはこうだと思いますとか、
どうなんでしょうねっていう、自分としてどう見えてるか伝えればいい。
この人は素人の見方はしてないなって思わせないといけないね、即戦力だから。
やっぱり経験者らしい意見だなっていうことは思わせなきゃいけない。
なんか昔、昔というか流行りましたよね。中途として入っていく、
ジョブホップ的なキャリアを進めるために、入って100日で何をしなきゃいけないかみたいな本。
ありましたよね。
ありましたよね。でも中途っていうのがもう、なんて言うんですか。
中途という概念すらも若干もう古くなり始めるぐらいに。
なってるなってる。
ね、ですよね。
変わっていくことも当たり前だし、
そうやってキャリアを積んでいくという考え方をしてる人たちもすごく増えているので。
中途だって言っても、
異端者が来てお手並み拝見みたいな感覚ではないとなりつつある。
業界とか業種規模とかにも、ここの辺はもうバランバランでしょうけどね。
そう。なのでやっぱり中途で入ったときは、何回も言うけど、
前の会社のという、自分ではない前の会社、別の会社の価値観を持ち込んじゃダメだし、
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個人としては、私はこういう経験を積んできた人間として、
これをこう思うし、こう見えますけどっていうスタンスは、
あまりにもキープしなきゃいけないかなと。
何が近いんですかね。
引っ越しとか。
引っ越しね。
引っ越し、たままの瞬間で引っ越ししてもあまり変わらなそうだけど。
むしろね、高校以上の方向に入学みたいな感覚ある気がする。
いろんな中学校から試験を受けてくるじゃない。
ああ、進学の方の。
そうすると、転校生って意味じゃなくて、
元は会った場所が違うところの人間がバーンと集まってきて、
例えば高校受験で言えば、ある一定のレベルで区切られて。
はい。偏差値ぐらいのところは一緒で、あとはバラバラと。
そうそう。
っていうと、みんな入って1年生ぐらいのときは、
中途の場合とちょっと違うけどね、確かにね。
みんなが新参者だからね。
そうですね。そこが違いはありますね。
でもやっぱり何してるかっていうと、
この中で自分の立ち位置をちゃんと確保しなきゃみたいな感覚って、
なんかあるんじゃないかなと思う。
でもそうですよね。自分の一つのコミュニティ、組織、チームというところにおいての、
自分の確立をしていかなきゃいけない戦いって意味ではね、同じですもんね。
そこに入っていくっていうね。
なので、やっぱり自分という一つの子をいかに、
古代公国じゃなくていいから、いかに自分の姿を見せるっていうことを、
一生懸命していくのがいいので、あんまりビビる必要もないし。
今のお話聞いていくと、井上先生たちって話、
常に新参者の仕事をすることになるじゃないですか。
呼ばれて、何ができるんですかっていうところに突入していきながら。
ってなると、やっぱり自分の当然強みもそうですし、
大事にしてる背景っていうのは当然にして確立してなきゃいけないですし、
あとできないことみたいなこともちゃんと明文化、自分でされてないと変に期待されたり。
っていうこの自分の整理整頓みたいなものは、むちゃくちゃ大事なんじゃないですか。
それは新しく企業さんと話すときに、そればっかりではないんだけど、
大きく言うと、できるできないが問題の場面と、
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この人はこういうことに関してどう思ってる人なんだろうって相手が思ってる場面と、
両方あるので。
なるほどね。
常に一応新しい場面に行ったときに注意してるのは、
うちの案件でこういうことだったので、
ちょっと一回相談にしたいと思ったんですよね、なんて話になったときに。
一般論ではという表現を使いながらも、
今の検定はこんな考え方の見え方がしますね、
っていう私なりの見え方っていう意味と、
いくつかの考え方がありますね、っていうような。
そういう考え方みたいなところを、
先にそう思うんだみたいなことをお互い確認し合うことが入り口として大事だと思っていて。
やっぱり捉え方。その事象をどう捉えてるかっていうところが重要なのか。
向こうが、井上さんってそういう捉え方をするのか、それも面白いかもねっていうことが、
なんとなく話の中で、
そうかもしんないんですけど、うちの課題としてはこうなんですよって違う場合があったりすると、
その次に、あ、だとしたら私ができる範囲ですね。
もしくはできない領域になる可能性もありますね、みたいな。
できるできないの話が次にくるって感じかな。
なるほど。
このところは一旦このくらいですかね。
この方の質問の意図にちゃんと答えてかどうかわかんない。
今のお話を受けて、ぜひ具体的にこの辺をもうちょっと聞きたいとかありましたら、
ぜひいただけたらなと思います。
ということで今日のところはここで終わりたいと思います。
井上先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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