2024-12-14 36:42

#208 AI最高 VS AIムカつく

OpenAIがChatGPT Proを発表しました。今まで20ドルだったものが急に200ドルという10倍の価格になったことについて、それぞれが感じていることを話しました。


■参考リンク

AI’s Walking Dog
https://www.bostonreview.net/forum_response/ais-walking-dog/


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サマリー

オープンAIの新しいモデルとその価格の急激な上昇について意見が交わされ、AI技術の進化や活用方法に関する多角的な視点が提供されています。特に、具体的な作業効率の向上や新機能への期待が話題になっており、今後のAIに対する投資とその価値についてディスカッションが展開されています。このエピソードでは、AIの進化とその影響について議論が行われ、特にO1とO1 ProというAIの能力や使用方法について考察されています。また、AIによる業務の効率化に対する苦悩や社会の行き詰まりも取り上げられ、最終的にはAIと人間の関係性について深い洞察が展開されています。このエピソードでは、AI技術に対する期待とフラストレーションが語られ、音楽の道具化について考察がなされます。また、AIの使われ方に関する洞察や自己変革の可能性にも触れられています。

オープンAIの新モデルについて
AI大好き! 3万円も払えるか、ボケ。
Image Cast。ムカついてますよ、僕は。
こんな、3万円。200ドルですよ、200ドル。 そうですね。
200ドルカッツーと、オープンAIの発表ですね。
はい。つい最近出た。 そうですね。今まだ続いてるんですよね。
連続12日で発表します、みたいな。 そうですね。
イベントの初日に出たんだったっけ?
いや、急に新しいモデルが出ましたって言って、来た来たと思ったら、今まで20ドルだったのに200ドル。
オープンAIのChatGPTのプロモード? そうですね。
10倍の価格でご提供。
いや、びっくりしましたね。
いやー、こんなのね、誰が買うんですかね、本当に。
AIの利用と効果
いやー、こんなん、僕が買いました。
いやー、ありあがったな。まあ、やるだろうなと思ってましたよ、さすがに。
いや、ここでね、足を止めてしまうわけにはいかないなというのはちょっとありましたね。
行くとこまで行こうとこだからね。
一旦、まあ、ついてきるところまでは行っとこうかなという。
いやー、さすがっすわ。
3万っていう値段を見たときに、
まっすぐこれが10万とか30万とか人件費を超えてくる将来が結構見えるじゃないですか。
まあね、そういう考え方もある。
うーん、たぶん、まあ、そうなってはいくんだと思うんですよ、ゆくゆく。
はいはいはい。
まあ、それで1個発明品が生まれたら、その特許料でお金が儲かるっていうこともあるだろうし、
そりゃまあ、わかんないですけどね。
で、えー、怖かったんですよね。
あの鉄塔さんも、おじけづいた。
ここで止まったら、止まった側になってしまうかもなっていうのはちょっと心配だったんですけど。
僕は止まった側の人間ですよ。
ちょっとさすがに、1回ちょっと止まろう。
1回ちょっと立ち止まって考え直そう。
はいはいはい。
側の人間です。
でもそれは、なんていうか、個人的なスタンスの違いというよりは、
まあ、投資を自分にすると直接自分が儲かるかどうかっていうことに、結構別れ目があるのかなとは思ってて。
まあ、鉄塔さんはAI使って結構普通に仕事になってて。
そうなんですよね。
ですよね。
つまり、AIに投資すればもっとお金が儲かる可能性が高いっていう。
まあ、ある。
まあ、高い。
まあ、ある。
まあ、あるぐらいにしときましょうかね。
まあ、あるぐらい。
はい。
まあ、そうですね。
まあ、ぶっちゃけ今までのモデルでも、それが3万円だったとしても得をするぐらいは体験が良かったので。
体験というか、実際具体的に作業工数が減っているっていう。
それはもう、僕も多かれ少なかれ感じてますし。
っていうかもう、AIなかったらこんな仕事絶対できてないなっていう行動書いてますしね。
そうですよね。
あの、Pythonとかほぼ触ったことなかったのに、Pythonで仕事してますからね。
すごい。
文法も正直、素で書こうとしたら理解できないぐらいのレベルなんですけど。
大丈夫かな。
それで、めちゃめちゃ書いてますよ、コード。
あー。
ちょっと心配になります、今日の人。
まあ、読めさえすればいいんですよ、正直。
読めるな、全然。
うん。
僕も慣れてる言語で書いてるときも、なんかさらっとちょっと知らない書き方してくれたりとか、
ライブラリーをまるっとすげ替えるときに、
同じ機能でライブラリーをすげ替えるとかめちゃくちゃめんどくさい作業がサクッとできちゃったりして、
なんていうか言うまでもなく、これは不可欠。
相当エンパワーメントされているという前提ではありますね。
そうですね。
最近は結構図面を見せて、問題点を指摘してくださいって言ったら教えてくれたりすることもあるので。
へー。
まあ、これ結構前はできなかったんですけど、
回路図のキャプチャーを普通にスクショで取って渡すと、
ここの抵抗値はちょっと大きすぎるかもしれませんねとか、
この部品は逆についてますよとか、そういうの結構気づくんですよね。
え、そんな、結構ちゃんとまともなことを教えてくれるんですか。
まともですね。
へー。
自分が見つけた間違いを、これAIにわかるかなと思って間違えたままスクショを渡してみたら、
ちゃんと指摘してくるとか。
賢いな。
少なくとも自分のレベルぐらいにはなってきてるかもしれない。
はいはいはい。
ただ、ただですよ。
3万円に急に飛びつくべきかっていうと、
そこまででもないかもっていうのも、
何て言うんですかね、
10倍の価値があるかっていうと、
違うなっていうのは。
いやー、それはね、めちゃめちゃ思いますよ。
そうですね。
発表を見ても、すごく難易度の高い数学のタスクで、
プラス10%ぐらいの性能が出るようになりましたみたいな、
プロモードで。
はい。
とかって言ってるじゃないですか。
それに10倍か、みたいな。
プラス10%に10倍って、
本当にそれは妥当なのかっていうところはちょっと考えた方がいいなっていう。
そうですね。
のもあり。
200はね、正直かなりね、
かましてきてる金額だと思ってるんですよ。
そんな気はします。
でもちょっとね。
ニュースバリューあるじゃないですか、もうそれだけで。
今のそのAIの企業の戦いって、
もういかにして投資を集めるかっていうバトルに入ってる状態じゃないですか。
まあ最初からそうかもしれないですけどね。
で、もうそれに最適化していくのであれば、
もう今のその12日間連続で発表してるやつとかも、
まさにそういうお祭りをやって、
投資家からの字幕を集めるっていうことが、
まあ主目的じゃないですか。
そこで10%のプラスの能力が出せるような機能がつきましたっていうだけだとちょっと弱いっていうところに対して、
それに200ドルっていうかなりふっかけた値段をつけることで、
一個もう200ドルの価値があるものを出してるみたいな、
ブランディングになっていくわけじゃないですか。
それ狙いなところは結構あると思うんですよね。
そうですね。
もうちょっとこれ違うフェーズに入ったぞ感出るじゃないですか、もうそれで。
はいはいはい。
まあなくはないとは思うけど、観点が2つあって、
どんなビジネスをしようとしているかによって、
それを買おうと思うかどうかっていうのは確かにあるんですけど、
ユーザーとして見たときに、
機能の進化と期待
一個でも解けない問題が解けたら、
その時点で3万円の価値全然あったりするんですよね。
はいはいはいはい。
なので。
そうね。
調整だけで考えたときは普通にありな可能性が高くて、
まあね。
ただ、やり方としてはちょっとひどくないって思わなくはない。
ただね、あれですよ。
これからどんどん追加しますよって言ってる機能が、
どのレベルのものなのかによって評価は分かれるかなと思っていて、
なのでそれが出てから買ったほうがいいなと思いますね。
このLINEは結構継続される感じなんですかね。
プロLINEとして、
月20ドル払ってくれる人向けサービスと、
200ドル払ってくれる人向けサービスで、
ラグジュアリーLINEみたいな感じになっていくんですかね。
あるかもしれないですね。
例えばですけど、
チャットGPTとビデオチャットできますみたいになったとして、
こっちの画面をずっと流しながら質問できるみたいなのって。
いやそれね、めちゃめちゃたどり着く先そこっすよね。
だからそのライフログ的な考え方で、
自分が見てるものとか聞いてる音とか、
見てる画面のスクリーンショットとかを全部AIに加わせ続けて、
一番その時のコンテクストで適切なパーソナライズされた答えが返せるみたいな。
絶対もう誰もが向かおうとしているところだと思うんですよね。
そうですよね。
コパイロットPCとかでやってるのって、
たまにスクリーンショットを撮ってそれを送り続けるっていう。
デフォルトではオフになってるけど。
リコールですね。
Windowsの有名な機能リコールですね。
実際にリコールされてしまったというお馴染みのね。
そうなんでしたっけ。
リワインドっていうツールがもともと出てたじゃないですか。
それは知らないですね。
Mac用のツールだったかな。
Mac用のツールで何十秒かに1回ずつスクショ撮ってくれて、
画面の。
それをシュルシュルシュルって巻き戻して、
ちょっと前の画面で何見てたか分かるとか、
検索かけれるみたいなツールなんですけど、
それのWindows公式版みたいなイメージですよね。
リコールっていう。
そうですね。
それはもうマイクロソフトが作って、
もともとは最初からデフォルトでオンにさせようとしてたけど、
これなんかセキュリティ的に結構やばいんじゃないみたいな。
全然暗号化とかしてねえぞみたいな感じで揉めて、
ちょっと板なしでみたいな。
実際にリコールされてしまったっていう話ですね。
これがコパイロットで、それを含めて検索にとどまらない使い方ができるっていうのは、
そこまで来ると利便性に負けてオンにする人は結構いるかもしれないですけど。
やってみたいですね。
そうですね。
あとビデオチャットっていったのは、
例えば急に知らないアドビのソフトを開いて、
教えてもらいながら使うとか、なんだったら操作してもらうみたいな。
そういうこともできたとして、
そういうのを隠し玉にそんなのあったんだっていったら200ドルが、
全然正当化されるような気はしてる。
例えばですけどね。
アンスロピックのクロードの方は、
確かGUI操作させるモードみたいなのが。
そういえば出てましたね。
ついてますよね。なんか出てましたよね。
あれ、クロードを解約したちょっとしばらくしてから出たから、
僕はまだ伝わってないんですけど。
まだ全然デモというか、
ベータもベータみたいな感じでしたけど。
どの辺までいけるのかな、ああいう技術って。
でもまあ、今までの進化の速さ見てると、
なんか普通にスイスイ操作し始めるようになる日も近いんじゃないかなって気はしますね。
いやー。
まあみたいなこととか、
あと普通にO1って使ってますよね。
O1、僕まだクロード側なんですよ。
まだ使ってなくて。
一回ちょっとクロードからJAT GPTにまた乗り換えようかなと思ってます。
なんかO1プレビューの時から使ってはいるんですけど、
正直O1も賢くて、
なんかそんな感じしますよね。
違いがわかんないんですよ。
結構そのO1とO1 Proのバージョンの、
帰ってきたメッセージ比較みたいなやつをチラチラ見たりとかしてますけど、
そこまで差はないなっていう感じはありますよね。
そうですね。
なんか時々、ここには到達できないんだっていうのが、
Proで到達できたりはするんですけど、
そのO1が回数制限があるから、
実質的にそんな贅沢位使えないんですよね。
20ドルのプランだと。
そうなんだ。
今までここぞという時だけ聞いてたけど、
何だったらずっと聞き続けていたいのに、
それができないっていうフラストレーションがあって、
それが単にアンディミテッドになるだけで、
200ドルっていうのが半分くらいは全然、
許容できるかっていう。
ペイできてる感じはしますね。
本当にもう全てのことをO1に聞いていて、
O1 Proはちょっと時間がかかるから、
ちょっと複雑だなって思うものをバッて聞いてみるっていう。
で、これどっちが賢いんだろうと思って、
一応試しにあなたがギリギリ解ける問題を作ってくださいって言って、
O1とO1 Proにそれぞれ頼んで、
面白い聞き方ですね。
問題を出させ合うみたいなの。
何回かやってみたんですけど、
結論から言うと、やっぱりO1 Proのほうがちゃんと解きますね。
でも、どっちの問題も自分が見ても難しすぎる問題が。
そうなんだ。
出てきて、強いやつ同士が戦っていて、
自分はポカンとしてるみたいな状況。
ドラゴンボールみたいな。
AIの能力比較
ちょっと、そうそうそうそう。
俺たち普通の地球人にはたどり着けないレベルの戦いをしてるみたいな。
なんか最初に出してきたのが積分の問題だったんですけど、
もうなんか難しくて、
知らない定数とか出てきて、
これちゃんと数学に精通した人じゃないと理解もできなそうだなみたいな。
っていうのを出し合ってましたね。
解けてるのかどうかはわかんないですよね。
お互いに出させて、自分でも回答を書かせて、
一致したかどうかで一応判断しようとしてるんですけど、
で、O1 Proが出した問題をO1も解けたんですけど、
O1が出した問題をO1 Proに入れると、
違う答えが返ってきて、
で、それぞれに答えが食い違ってるよって聞いたら、
O1 ProはO1の答えが間違ってます。
なぜならなぜならっていろいろ証明して、
で、O1の方は確かに間違えていましたって認めたんです。
面白いな。
で、3回戦ぐらいになると、
O1が複雑な問題を作ってって言ったのに、
僕でも解けるような問題を出してきたことがあって、
で、一方でO1 Proは難しすぎて問題が破綻してたんです。
どっちが勝ちかちょっと分かんないんですけど。
確かにな。
なんかもういろいろやっても、
多分O1 Proは賢そう。
より複雑に考える能力がありそうって感じですね。
じっくり考えてはいるなっていう印象はあるけど、
なんていうかそこを目当てに3枚出すのは、
まだ早いかなって思うんで、
シンプルにO1使い放題っていうところのうまみを、
なんていうか存分に享受したいっていう人は、
おすすめかなと今のところは思いますね。
あとは追加機能がいろいろ出てきてから判断っていうのが、
正しいっていうことです。
業務効率化へのフラストレーション
けど、鉄塔さんは払ってるっていう。
正直ね、アシスタントを雇いたくてしょうがないけど、
いいアシスタントなんて見つからないみたいな状態がずっと続いてたんで、
ちょっとでも手伝ってくれるんだったらもういいよ。
200ドル?いいよって。
今は年末から年度末にかけてはそういう忙しさですね。
すごいな。猫の手も借りたい。
AIの手も借りたい状態。
実際はかどってるんで、よしとするかなっていう感じですね。
いいですね。
この価値を仕事において享受できる人って、
どれぐらいいいんだろうなって思いますけどね。
そんな白紙クラスのアシスタントがいることで仕事が助かるみたいな領域って、
そんなあんのかっていうのは思いますけどね。
鉄塔さんがやってるプログラミングとかは割とそれに近しいところなのかなと思いますけど。
そうですね。
エンジニアだったら割と普通にいるのかなとは思うんですけど、
ただ、さっきも言ったような30万とか人件費を超えるようなものが出てきたときに、
それが使いこなせるかどうか。
つまり、自分がリーダーになって膨大なリソースをコントロールして、
自分一人の10倍の結果を出すっていう社長みたいなことができる人。
マネジメントじゃないですか。
AIが相手のマネジメントがどういうことなのかっていうのはちょっとわからないんですけど、
そういう本当の意味でのプログラミングというか、
言語の理解をすっ飛ばして、
ダイレクトにプログラムだったりとか、
何を作るかっていうことを考えるっていうことにフォーカスをするっていうフェーズが、
待ち構えていそうだなと思っていて、
その今は練習なんじゃないかっていうふうに思ってますね。
なるほどね。
怖くないですか。
でも、さっさと今全力でキャッチアップしていって、
10年後に全然追いつけてないとかってありそうなんで、
しばらくは本気出して、
追いつけてないってどういうことですか。
もう自分が淘汰される側にいつ来るかわかんないから、
ここ数年はちょっと本気出して、
いろんな意味で貯金しておくというか、
技術的な貯金っていうのもあるし、
で、ダメだってなったらパッて土地の安いところに。
引っ越して。
そう。
あとは田畑を耕して。
その覚悟でぶつかっていくしか。
ちょっとあんまり正直そんなに自信ないです。
なんかディストピアの世界観ですね。
僕は最近生成AIで業務を効率化だみたいな報告とか見ると、
無性にイライラしてくるようになってきました。
なんかこいつら、クソみたいな。
どういうこと?俺も?
こんなAIとかいう面白いことに使えそうな道具があるのに、
結局俺たち人類は人間がやってることをAIにやらせたりとかして、
効率化みたいな小さいところに収まり続けることで、
それをドヤ顔でやってるっていうことに対するイライラだし、
人間が人間性を自ら潰すためにAIを使っているようにしか思えないっていう現状に対してのイラつきを常に感じてますね。
想像力はそこで止まっているからしょうがない。
人間がすぐ可愛く見えるようになりますよ。
なんかガラスにぶつかっている金魚みたいに見えるようになってくるんで、
もうちょっとの辛抱ですね。
やっぱりパンクバンド組んだほうがいい気がするんだな。
え、どういうこと?
AIに対する怒りを、結局パンクってその時の社会の行き詰まりに対する怒りを具象化したものじゃないですか。
やっぱり今はパンクなんじゃないかな。
なるほど。それをAIでやるってこと?
それをAIでやるっていうのもあるかもしれないけど。
いいんじゃないですかね。
AIと人みたいな構図はちょっとみんな作りすぎている気がするから、
AIと人じゃなくて全部余計喧嘩が起きるような気がするけど、
AIを使っている人とAIを使っていない人だとしたら、これはどういう構図なんだろうかっていう。
怖い。怖い。
いや、俺が全部ぶっ壊してやりますよ。
ああ、なんか嫌われそうな気がしてきた。すみません。
いや、ちょっと僕はそれでもAIが好きなんですよね。
AIを使うのが好きなのかな。
好きならしょうがないか。
で、効率化もするし。
いや、俺がイライラつくのは、そのしたり顔でそのAI、この先はAIを使って使いこなせる人間と、それに職を奪われる人間に分かれるんだみたいな。
そうですね。
そういうことを言っている奴で、パワポの資料をいっぱい作って何に使うのかよくわかんない。
AIでパワポの資料を作って爆速だぜみたいなことを言っている奴に対するやり場のない怒り。
これが僕の今の正直な気持ちですよ。
いやー。
めちゃくちゃ滑稽な感じじゃないですか、もう。その構図自体が。
ここは社会とかディストピアとかそういうことを、ちょっと僕はあまり今判断できてなくて、本当に自分にとって使えるかどうかだけでやるしかもうないなっていうか、
あんまりもう何が起きているか自分もよくわかってないし、すいません、ちょっと正直自分が使う方法を考えるので、今精一杯なので。
なんだろう、何の哲学もないですね。
たまにAIウソ日記みたいに遊びで使って補正というかしてるような気はしますけど、
なんて言ったらいいんだろう、ちょっと僕は何も言い返せるってないので、言葉がちょっと詰まり詰まりですけど、
どうしようかな、どうします、これから。
これからどうするんだろうな、やっぱパンクバンドを組むしかないですね。
組むか。
AIに対する怒りを楽曲として続けるしかないですね。
効率化っていう言動がもてはやされる理由は、結局AIは現状金がかかるから、金がかかるものを使って効率化しない?何かがたくさんできるようになった結果、やらなきゃいけないことは金を稼ぐことになると。
だから金を使ってるから金を稼がなきゃいけないのか、金を稼ぎたいのかから金を使ってるのかなんだかよくわかんなくなってきてるけど、とにかくそうすべきだみたいな雰囲気がある。
結局その手近なところに飛びついていくと、そのAI使い道で一番すぐ思いつくものって、
例えば画像生成でバナーを作ろうとかそういう話になってきちゃうわけじゃないですか。それでニュースメディアとかの下の方にAIで生成された太った人の画像とかがいっぱい並んでる世の中じゃないですか。
こんなんして誰が幸せになるねんって思うじゃないですか。なんかその資本の論理にどんどん集約されていってる人間の想像性の広がりがなくなっていく様子というか、っていう様に対して僕は怒りを感じますね。
何も言えない。
でもこれがね、これが世界なんだよ。
そうですね。そこだけ見ると結構つまんないですね。
でもサイバーパンクってそういうことなのかもしれないですね。人体が電脳化されていっても最終的にはその人間としての変えられない部分だけが残るみたいなのがサイバーパンクのテーマじゃないですか。
ゴーストみたいな。
そういうのの人間のしょうもなさというかこうつまらなさというかどうしようもない部分がよりこう擬画化されて残ってる状態なのかもしれないなって思います。この現状。
いやわかんないですけどしょうもないと思っている理由はむしろ期待があるからなのかなっていう気もしていて。
いやーでもこれはちょっと言いにくいんですけど、いやー言いたくない。いややめとこうかな。
なんですか。
いや自分含めてなんか人間というものを結構もともと相対化してみる癖があって、要はすごいと思ってないっていうか。
それでたまたま地球上にある程度賢いと言えそうな生き物が人間しか今のところいなかったから、そこに対して俺たちはすごいぞという感覚は僕もあるはあるんですけど、
それはたまたまそうだったからかぐらいにしかちょっと思ってなくて、要は人間に期待してないというか。だからそんなに自分は心が痛んでないのかもしれないっていうすごい冷たい冷たい人間ですね。
期待か。まあまあまあそうかな。
どうせっていうかしょうもない、逆に言うとしょうもないからといってそれがダメとも思ってないかな。人間を猫によくたとえるのは、猫って別にしょうもなくても、もうそれでその姿のままでいいみたいなところがあると思うんですよね。
しょうもないじゃないな。滑ってる。
滑ってるか。
ただ滑り続けている、人類全体が。
AIで全員滑り続けてる世界って感じだな。
そのなんか動画生成AIの発表とかも出てるじゃないですか。
はい。
ソラAIか。
はい。
それにしたってなんか、それって結局なんか人類がどう幸せになるのみたいな感じというか、動画が生成できてなんなんみたいなのがもうあるんですよね。
今やっていることが早くできる以外のことを言えてない感じはしますね。
ブライアンイーノが書いてるAIについての記事が、すごいまあ結構通列な記事なんですけど、ブライアンイーノ自身はそのAIとかをかなり早い時期から自分の楽曲制作に使ってきたような人なんですけど、
そのブライアンイーノが言ってるのが、今のAIで喜んでる人らっていうのは犬が二足歩行してそれをすごいすごいって言ってるのと一緒だみたいなことを言ってて、
そこになんか新しい面白さがあるとかじゃなくて、ただ自分らができることを自分らじゃない何か別の存在が同じようにできているからすごいねって言ってるだけみたいなところがあって、
AIと人間の新たな視点
なんかそこに根本的な面白さとかは別にないみたいなこと言ってるんですよね。
それはちょっとあの記事リンク貼りますけど、英語の記事だったんでGoogle翻訳かけて読みましたけど。
まあそれは思うところはありますね。
それぐらいのちょっと引いてみる感じはあったほうがいいかもなって思いました。
そうですね。
スタンスとして。
あずまくんが日記を歌にしてたやつは、あれ僕が思ったのが、音楽って作家性ありきで成り立っている領域だったのに、そこに作家性ではない面白さを見出している状況が発生してるなと思って。
作家性ではない面白さ。
まあその使い方に作家性はあるかもしれないけど、音楽の例えば歌声だったりメロディーとかに直接作家性があるわけではなくて、用途として新しいものが生まれたというか。
今までの音楽って用途としてはいろいろあったと思うんですけど、あまり道具として使う音楽っていうのがなかった。
まあいっぱいあるんですけど、田植え歌のおかげで田植えが楽になるのもそうだし、CMソングで耳に残るのも道具としての音楽だと思うんですけど、
なんかもっと日記をただ音楽にしただけでこれだけ何か豊かになるっていうのを見たときに、そこは今まで音楽っていうのは音楽性があるから音楽だった。
音楽性?なんですかね、作家性というか。でもそうじゃなくて、音楽の持つ基本的な機能をなんか別の道具として転用できる可能性みたいなのをちょっとあるんじゃないかっていうのはちょっと思ったんですよね。
あの日記ってその繰り返し聞いて、いやこの人はこの声がいいんだよねって思うためのものとは違うじゃないですか。
なんていうか。でもその代わり自分の気持ちを別の表現の仕方で表していて、それがすごく刺さっているっていうのも事実だと思うし、そこにちょっとやっぱ今までと違うものをちょっと感じたんですよね。
ただまだこれは氷山の一角というか音楽が0秒というか1秒で作れるようになったときに、見たことないというか想像したこともない用途がそこに広がっているんだとしたら、
音楽業界がどうなるかちょっとわからないんですけど、面白い、面白いというか少なくとも見たことない何かが起こる。道具として音楽を見るときが来る。絵はそれがずいぶん前に起きたんだと思うんですよ。
絵っていうのはもう描くのがとにかく大変だったのに、徐々に描くのが簡単になって、そのデザインっていう領域でいろんな応用がされて、それはもう絵っていう範囲にとどまらずに道具としての広がりを見せてるとは思うんですよね。
写真もそうだと思うんですけど、何かそれの今度は音楽がそうなる順番が来たのかなっていう。そういうことを楽しみにすればいいってことを出会ってますかね。違いますかね。
道具化していくことってこと?
道具、まあ道具って言えば道具。道具化っていうのがつまんなくなっていくっていう意味ではなくて、用途が広がるっていうふうに考えたときに、それは楽しみ方として新しいのか、道具として便利なのか、それどっちもあると思うんですけど、それがどうなっていくのかなっていうのは楽しみなんですが、自分自身が思いついてるわけではないので。
AIとの関わり方
まあ暗記したいことを歌にするっていうのはパッと思いつくことの一つですけど、なんかそういうこと。みんなが暗記するために誰もが音楽を作っていて、たまにそれを交換してこんな曲で覚えてんのみたいな。
そういうそれぞれのベスト版が毎日自分のために生成されていくっていうことが、頭の構造によると思うんですけど、それが合ってる人には幸せかもしれないし。
なんかありきたりなことを言ってるような気もするしな。
まあ退屈してるんですよね、僕は。
そのAIの使われ方に対して、もっと想定から外れるものが来てほしいっていう感じがありますね。
そうですね。
なるほど。その気持ちはすごいわかりますね。
こんなすごい道具が生まれたというのに、結局人類はこんなしょうもない使い方しかできないのかみたいなところに対してフラストレーションがたまってるのかな。
なるほど。
なんか思ったのは、道具って結局自分がコントロールする側じゃないですか、もっとなんか自分に根本的に変化を及ぼしてくれるようなAIとの関わり方みたいなものができないかみたいなのはあるんですよね。
AIによって自分がねじ曲げられる体験とか、変えられてしまうことを求めてるのかもしれない。
結局そのAIを使っていくら生産性が爆上がりしたところで、自分自身は何にも変わらないっていうのが嫌なのかもしれないですね。
それはインターネットに対して、インターネットにねじ曲げられたことが1個の良い体験だったから。
そうかもしれないですね。
なるほど。
道具の手段と目的があるとして、手段に目的をねじ曲げられるような体験がもっとしたいなっていうのがありますね。
すごいちょっとだいぶ抽象的な話ですけど。
なるほど。近々来るような気もしますけどね。どうでしょうね。
どうなんですかね。
なんか曲げられないことの方が難しい状況になって、みんなが苦しんでいる状況。
自分も苦しむかもしれないけど、後から見るとそれがねじ曲げないっていうことだったなという。
かもしれないな。
そういうちょっとね、歳をとればとるほど変化って結構苦しいことになりがちだと思うんで、苦しいっていうのは覚悟をしつつ、でもあずまくんなら楽しめるかもしれないですね。
なんか変えてほしいですね。
なるほど。じゃあもうちょっと先の未来かな。
そうですね。機体の裏返しってことですよね、たぶんね。フラストレーションって。
あるとは思いますね。
生産性とか言ってると結局安全権じゃないですか。そこにいるやつは何にも変わらないつもりでいるっていうのがなんか腹立たしい。
しかも変わっているつもりで変わってないところが腹立つんでしょう。
根本的な部分が何にも変わってないみたいなのが腹立つんだよなーっていうことは思うけど、
それはたぶんね、AIにそんな機体なんて、例えば3年前とかそんなこと何も思ってなかったから。
そうですよね。
それぐらい変化をしてきたからかもしれないですね、AIというものは。
そうかもしれないですね。
ということで、そんなもんかな。
はい。
鉄塔さんはAI、AI大好き。
はい。大好きですね、今のところ。
僕はAIムカつくぜっていう。
AIがムカついてるの?
AIに。
AIがっていうか、AI含む人類やね。
期待と現実のギャップ
いやーなんか、面白いな。なんか愛情がひっくり返ったみたいな。
そうですね。
なんだっけ。
ただ虫の居所が悪いだけかもしれないですけど。
わかりました。
はい、そんな感じです。
とりあえず僕は人柱として役割を果たしていこうと思うので。
そうですね、貴重な人柱として。
つってこれで来月僕がプロモード契約してたら笑いますね。
最高ですね。
全然あり得る。
やっぱいいわ、つって。
いやーでもなんかムカつくんだよな、三万原の。
今のやつにちょっと正当化できないですね、僕は。
そうですね。
そうですね、まあ多分その若干ギャップがあるところの一つが、
なんていうかオープンAIに対してそんなに短絡的な印象操作をする会社だと僕は思ってないっていうのがあるかもしれない。
もうちょっと長期的には見てるだろうなと。
ここで変になんか結局高かったけどあんま変わんなかったよねっていうことがもし起きたとしたら、
それ自体が結構長期的にマイナスになるっていうのは割とあるとは思うし、
オープンAIは結構遠く見てる会社だなとは思って、
オープンAIなのかサムアルトマンなのかわかんないですけど、
少なくとも自分に想像できる未来よりはちょっとは遠くを見ていてほしいという願いが。
期待もあり。
あっての君がサムアンというなら買ってあげなくもないよって。
偉そう。
そういう気持ちがあるかな。
そんな感じにしましょうか。
今日はAIに対するフラストレーションを打ち負けられたんでよかったです。
まじでパンクくると思うんだよな。
本当にそうかもしれない。
そのムードが溜まってる気がするんで。
ということで、
終わりです。
はい。
終わりです。
さようなら。
さようなら。
Zoomのいつ退出するかわかんないと同じぐらい微妙ですけど。
またね。
またね。
バイバイ。
バイバイ。
36:42

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