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2020-09-08 18:31

「ハーバードからの贈り物」第1回:2人で8月振り返りからの本紹介

これから4回、「ハーバードからの贈り物」というほんをテーマにお届けします。
ハーバードMBAの各講義では、最終回に教授自身が自由にメッセージを伝える、という慣習があるようで。まさにその生徒だった著者、デイジー・ウェイドマンが、心に残った講義15個を取り上げて、それを記した本書。
キャリアと会社の今後に迷いがちな2人で、改めて読んでみました。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)
信じた道を行こうと心に決めたとき、この本を開いてほしい―。
仕事で落ち込んだとき、くじけそうになったとき、迷ったり悩んだりしたとき、「初心」を思い出させてくれるハーバード恒例の“最終講義”を一挙掲載。

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00:16
8月も終わりですよ。
信じられない。早すぎる。
あっときますね。
そうですね。
Mikiさんは、先週大きい企画を終えて。
そうですね。演劇制作のお仕事をしてて、無事制作終焉しました。
すごい仲良く、みんなと仲良くなったし、お客さんも結構楽しんでたし。
何より、演劇とか久しぶりに見た人が多かったので、すごい大変だったんですよ。
みんなでPCR検査したりとか、毎日毎日を勤したりとか、なんかしてよかったなって思いました。
すごいめんどくさかったけど。
やり切った感じですね。この環境下で演劇やり切るっていうのって、分かんないですけど、何かに生きる何かな気がしますよね。
作った人も言えることが増えると思うんで、そういう場をちゃんと準備できてよかったなと思います。
ミサに影響されすぎたのか、チケットピアでめちゃくちゃいろんなチケット買ってしまいましたもん。
見に行こう、やっぱりと思って。
見に行ってください、ぜひぜひ。
最近やってますから、今だったら多分両隣空いてるから快適気だと思いますよ。
のぞみさんはどんな8月でした?
この月末に一気に引っ越ししたんですよ。
今日ですよね?
そうですね、一昨日かな。一昨日映して、昨日なんか家の配線がモリモリってやって、
なんていうんですか、わたーってしながらやり切って、今日、今日っていう感じですね。
もうほぼ完了です?
ほぼほぼ完了しました。
サービスがめちゃめちゃ整ってるなと思って、
例えば10年前くらいに、私実家長野なんですけど、
長野から大学、神戸に引っ越すときに、
業者頼んで大手から三つ盛り取ってとか、
生理生徒の親に手伝ってもらってみたいなやつだと思うんですけど、
今回その引っ越しを、暮らしのマーケット、
みんなのマーケットさんがやってる暮らしのマーケットっていうのは、
地域の個人事業主の方とか、あるいは専門の公務店の方とか、
清掃業者の方とか、そういうことをネットワークしてる、
すごいサービス、大きなサービスの1個なんですけど、暮らしのマーケットっていうところで、
引っ越し業者を見つけて、地場の引っ越し屋さんみたいなのを大手でやってたんですけど、
03:02
独立して、地場でやってますみたいなとこに依頼をして、引っ越しするじゃないですか。
トラック1台でやってますみたいな引っ越し屋さんが来て、動かしてもらって、
その後も、荷物いろいろ洗って、ダンボール解体してるってめんどくさいじゃないですか。
なので、近くのタスカジさんか、3時間いくらみたいな、
いろんな家事を手伝ってくれるっていうサービスの人を呼んで、
一緒に整理を3時間数千円くらいで一緒にやってくれて、
サービスの恩恵というか、いろんなスタートアップの恩恵を今感じてます。
確かに、こまごましたサービスを使いこなしてる感じですね。
そうなんですよ。
フェイスブックガーファーとかそういうことではなくて、
もっとライフスタイルに寄り添ったというか。
小さく広げて、小さく始めて、小さくやってるみたいなのを小さく使って、
ハッピーっていう。
いいですね。
みんなのマーケットは上場しちゃってるんでしょうね。
みんなのマーケット自体は大きいサービスなのか。
そうですね。めちゃめちゃでかいんですけど、
地に足のついた資金調達したお金を西アザブで溶かす、
みたいなそういう感じではなく。
頭に誰か思い浮かべながら言ってました。
いや、何も大丈夫です。
とりあえずいい8月でしたね。
バタバタして、あんまり最近落ち着いて読書したりとかできなかったので、
今日こうやってみきさんと話す時間を楽しみにしてました。
私も8月が本当にバタバタしてたので、
9月はゆっくり読書としてもしようかなって思ってます。
いいじゃないですか。
たぶん今回取り上げるこのハーバードからの贈り物っていう本も、
たぶんこのバタバタすっごい板の中に最後立ち止まって考えるっていうシーンをまとめた本だと思うんですよ。
ハーバード大学のMBAなので、
世界中のエリートが集まって2年間ガッツンといろいろやるわけですよね。
勉強したりとかチームワークみたいなことをやってるとか、
本当に寝れないみたいな話聞くじゃないですか。
そうですね。
そんな中で連続する授業の最後の1回、
今どうか分からないですけど、この本が書かれた2000年代前半は、
担当のMBAの先生が生徒に向かってリーダーシップ等みたいなことを話したり、
自分の経験からメッセージを送りながら立ち止まって考えようっていう。
すごく三木さんと私の今の生活感にあった。
たまたまなったなっていう。
確かにそうですよね。バタバタしてて最後に立ち止まるっていう。
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この瞬間でもすごい意気ですよね。
普段ゴリゴリにディスカッションとかしたり、ケースしたりとかゴリゴリやってる中で、
最後に結構自分のパーソナル部分を半分交えながら、
最後に自分の言葉で語ってもらう何分間かがあるっていう。
こういう授業のたてつけいいですよね。
いいですよね。小学校とかでもあるべきと思うんですけど。
確かに。
1年学んでみてどうでしたかみたいなエバリュエーション中か振り返り中かね。
なんかいいかもしれないですよね。
私の中学とか高校とか中高一貫の上司校に行ったんですけど、
時々先生が個人的な自分の話とかをする時間っていうのがあって、
その時、例えば女の先生はなんで離婚したのかとか、
どういう人生を選んできたのかとか話す時間があったんですけど、
でも中学生の時に私なんで先生こんな話するんだろうって思って、
全然聞いてなかったなって今思いました。
逆にそういう話をしてた記憶は残ってる?
めちゃくちゃ残ってる。でもなんでこんな話するんだろうとか。
人生なんかすごい一言みたいな感じで聞いてましたけどね。
従来前半だと全然ダメですね。
MBAぐらいの、若い25、6歳の子もいるし、ちょっと年って人もいるんですけど、
そういうタイミングぐらいがいいのかもしれないですね。
自己承認欲求とかが相対化できるようになって、
論理力も追いついてきてみたいなタイミングがいいですね。
ハーバードからの贈り物っていうのがタイトルの本ですね。
いつも本の紹介忘れちゃいますね。本の紹介しよう。
2004年に出されている本ですね。
書いてる人もこのハーバードビジネススクールに実際に通ってた元学生さんが、
まさにまとめられているハーバードの授業の、
授業の最後に教授が話していく話、めっちゃええやんってなって、
それをいろんな先生に話しながらまとめていって、
なので各章が、とある先生が話した話って章が分かれてるんですよね。
そうですね。
15章ぐらいあって、各先生が話したことが各章ごとになって、
一章から読まなくても好きな本だけ読んでいけばいいようなやつになっていると。
どんな授業だったかとかも関係ないですよね。あまり意識しなくても読めるっていうか。
そうですね。最初に教授の専門の紹介、在庫管理がとかありますけど、
あんまりその人の人柄っていうのはどっちかというと文章のほうに出てくるやつですよね。
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書かれていたレイジー・ウェイドマンさんっていうのは、
投資銀行のJ.P.モルガンにいてゴリゴリと働いて、
このMBAに来た女性。
その後、ハーバードビジネススクールの出版を多分何年かやられて、
そして、2019年の去年、ワークペアレートっていう、
ワーキングペアレートにフォーカスしたコンサルとか研究を行う会社を創業して、
今その代表をやってますっていう。
働き方とか、コーチングとかやってるのか。
っていうのがまず一つ。働いてるお父さんお母さん向け個人に何かやるってことと、
例えばとある会社で、その会社の中で働くお父さんお母さんっていうのは、
どうやって働きやすくするかとか、
どうやって継続的にその会社で働きやすくなるか、
その制度ってどういう風にするんだろうとか、評価ってどうするんだろうみたいなことを、
コンサルしたりってことをしてるんでしょうね。
リンクドイン見てみたらめっちゃかっこいい感じでした。
さすが。ハーバードのMBA卒業ですね。
この授業めちゃくちゃウケそうですね。
ね。
お母さんみたいな人が書いてますと。
みきさんはこの本を読んだのは初めて?
初めて読みました。
なかなか私は手に取らないタイプの、
贈り物とかなんか、
別にいられーよみたいになっちゃう仕方する。
強い。
ハーバードからのとか書いてあると、
やっぱり意識高い系の人なのかな、
ビジネス自己啓発系なのかな、
私は思っちゃいがちなので、
野澤さんに勧められて初めて読めた本でしたね。
これ、原著のタイトルがRemember Who You Areっていう。
私も今それ見てびっくりしました。
全然違うじゃん。
間違ってる。
多分、日本で売れるにはやっぱりハーバードかなと思ったね。
でも好きですもんね。みんな肩書きが。
そうですね。
今でこそコロナもあって内政ブームみたいなのが来てるけど、
2004年ってまだまだ内政ブームは来てなかった気がする。
どう評価されるかとかの方が強かったような気がしますね。
なるほど。
今、改めて出すとしたら自分を見つめ直す的なニュアンスの入ったタイトルになってるんじゃないかとか、
自分のインサイトを知るとか。
そうですよね。
確かに。
これ最後の、この本の最後の各教授が語っていく、
この学科長かなんかの話のタイトルがRemember Who You Are。
自分を見失わないで。
見失わないで。
読んでみてどうでした?
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いろんな話あったじゃないですか。
ちょっともう内容に入っちゃうんですけど。
はい、入りましょう。
どの人のどの話が、さっきの三木さんの内政ってことを使うと、
三木さんの内政には効いた話でしたか?
ハーバードとかで教える教授っていうのは本当にみんな魅力的なんだなっていうのは感じて、
教授の話も面白いんですけど、
内政にっていうと結構最初の方に出てくる、
シュパー山での鳥居っていう、
登山中に事故っちゃった時のエピソードが描かれてるやつとか、
白星の鳥居とか、
内政ってか私には結構学びが多いなって、
ハッとさせられるっていうか。
どのエピソードも言われたことあるし知ってるような話。
すごいサマリーすると、
人の優しさを忘れちゃいけないとか、
自分の判断を苛がされちゃいけないとか、
そういうまとめったらすごい知ってる、いい話になるんだけど、
それが結構個人的な体験と結びついて語られてるから、
全然人ごとっぽくならないし、
お説教っぽくもなく聞こえるっていう感じじゃないですか。
この体験とかはやっぱり登山の話とかテストの話、
白星の鳥居っていう。
多分想像しやすかったのかな、
いいなと思いました。
あとのぞみさんも挙げてた同窓会とかも、
私はいいなと思いましたけど。
同窓会ね。
いい話になったね。
いい話だなと思いました。
みきさんが挙げてた登山の話、
タイトルが天楽から高見栄だったかなと思うんですけど、
あれ一発目に来るじゃないですか、本開いて。
だからハーバードの話来るんかなと思ったら、
登山会ってなるじゃないですか。
確かにハーバード全然関係ないんですよね、本当に。
一つ一つは。
天楽から高見栄の一番最初の話の人は、
紹介のとこにも言ったら、
私は本業が山登りで、
暇な時間にとりあえずハーバードで研究活動してますみたいな。
天才みたいな人の話ですよね。
一個一個振り返りながら話してますね。
天楽から高見栄は、
その登山、さっきも言ってたように、
本業が登山で、
4日でハーバードにいますみたいなぐらい山登りが好きな方が、
ちょっと難しめの山に挑戦するってなった時に、
事故ってしまって天楽してしまって、
体もボロボロになって全然よくわからない村に落ちちゃったみたいな話。
その時に学んだこと。
その時に全然言葉もよくわかんないような、
あんまり会話もよくできないような、
すごい貧しい女の人に全力で助けられて、
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助かったみたいな話ですよ。
その時に、
肩の力を抜くことを覚えたみたいなことが書いてあって、
それが私はすごい、
なるほど、肩の力を抜くことを覚えたっていう表現がすごいいいなって思いましたね。
言ったら、雪面を登ってて、
突然雪がガチャコーンと崩れて、
数百メートルの斜面をグワッと行っちゃうっていう、
ところのエピソードからの肩の力を抜きましょうっていう、
この思想。
そこを見ていました。
確かに落ちてその後、
言葉も通じないわけじゃないですか。
日丸屋山脈か、
7300メートルの山の頂上を目指して、
頑張って登ったんだけど、
急いで降りるときに落ちちゃって、
2キロ半くらい下ってた。
皮膚は焼け焦げて血まみれ、
上半身はほとんど抜き出しだったって感じがあります。
厳しい。
降りてったところの村まで必死にたどり着いて、
24時間かけて歩いたんだ。
そこの言葉も通じない、
おばあちゃんみたいな人が背負ってくれて、
隣町まで背負ってくれて、
隣町からはさらにロバーの背中に乗せてもらって、
病院まで運んでもらって、
何日もおばあちゃんを運んでくれたりするわけですよね。
肩の力を抜きながら、
一方でそういうある種の幸運、
一緒にこの人が登ってた相手のペアの人は、
それで帰らない人になってしまいました。
あなたたちがここにいることの幸運を、
かみしめながらやっていってくださいっていう、
メッセージね。
情熱を突き詰めることが、
人生豊かにするって思ってたわけだけど、
そうじゃない。それだけ見てても、
自分の目の前の幸福に目を向けられなくなって、
気づかない、自覚できなくなってしまうから、
肩の力を抜くことも大事みたいな。
私も結構やりたいことがあって、
それに邁進してることがすごい良いことって思いがちだし、
そうやってわーってなってる人を見るとかっこいいなとか思っちゃうので、
そうじゃない良さ、人生の楽しみ方も。
それはあるわな、みたいなことを思えたエピソードで。
最初がすごい面白かったんで、その後もグイグイ読めたっていうのが。
この方最後、登山中に凌駕されてるんですよね。
私53歳。
いやー、人生。
でも転職だと思ってたから、たぶんすごい幸せに行けたんじゃないですかね。
そうっすよねー。挑み続けた。
これで1回こんな風になったら、普通もう行こうと思わないじゃないですか。
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確かに。
それでもまだ行くんだもんな。
みたいな話から始まる第一章ですよ。
このクラスのエピソードを持ってる人が教授なんですかね。
すげーよな、幅が。
ほんとすごいですよね。しかもそれで山の授業とかじゃないからね。
普通にこの人生産管理から。
生産管理ですよね。
すげーよな。
18:31

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