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2021-01-05 24:12

テーマ本紹介 "私たちの『憧れ』" #1 ピュアな女性と将棋棋士

今回からは全3回、「憧れ」という言葉から連想されるおすすめ本をお互いに紹介しあいます。第1回の今回は1冊ずつ。
みきさんは「ピュアにふるまって相手を引き出せる人」に、のぞみは「自分の正義を背負って貫き通せる人、強さと柔らかさを併せ持つ人」に憧れを持っているようです。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

==

==

00:10
今日はですね、いつもの一冊、お互いに読んでいくんじゃなくて、
テーマで本紹介しようというやつですね。
なので、1個テーマを決めて、お互いにそのテーマだったらこの本ちゃうっていうのを、
お互いに読んでないだろう的なやつを紹介しよう。
すいません、私本って言いながら、1個映画にしちゃった。
いいね、でも映画もいいっすよ。コンテンツもいいですね。
その先に、Mikiさんの憧れ、3つくらいですか?
テーマが憧れですよね。憧れをテーマに本を紹介し合おうということですよね。
そうだ、そうですね。憧れ。
Mikiさんの憧れ、3つあったときの憧れ軸みたいなのがあるんですか?
憧れってよくわかんないんですよ。好きでなりたいってことなのかな。
なんだけど、そのなりたいは、なれそうななれたいじゃなくて、ちょっとキラキラしたなりたいっていうか。
ちょっとジャンプがないとなれなさそうななりたいって感じかなって思いますけど。
もしくは、なれないってわかってできたらなりたいとか、そういうひとひねりあった好きが憧れだと思ってるんですけど。
もしなれそうななりたいだったら、普通に尊敬とかだと思うんですよね。
距離感で言うと、尊敬よりも遠くにあるのが憧れ?
そうそう、憧れって感じ。
野杖さんどうですか?憧れの本体でパッてすぐ選べました?
いや、それ結構言うより難しくて。あまり考えずに3つ選ぼうと出したんですけど。
みきさんが言うように、いくつかの側面があったなと思っていて、後で本のタイトルはあれだとして。
3つあって、1個は絶対になれないけどなれたらよかったなみたいな。
大生でなれたらいいなみたいなのが1個。
もう1個は、なれなくはない、原理的に無理なわけではないが、
とても遠いところにあって、それに至るためにはすごい努力をしなきゃいけないっていうのが2つ目。
1個目はもう原理的に無理。
2つ目は、頑張ればできるかもしれないけど、その頑張り度が半端なく必要。
3つ目は自分軸を超えて、こういう環境に入れるといいなみたいな。
ある種の夢に近いような憧れがあったな。
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事後的に振り返って、そういう3つがあったな。
ありましたね。
確かに夢と憧れが近いっていうのは、なんとなくわかるような気がしますね。
憧れなんだろうって調べてるときに、語源を見るっていうやつをやってみたところ、
本来は憧れるって、悪ガルっていう語源らしいんですよ。
悪ガルって何かっていうと、悪とガルに分かれて、
悪は場所っていう意味で、ガルっていうのは離れるっていう意味なんですね。
だから、その場所を離れて別のところに行くっていうのが憧れるっていうのが本来の意味らしいんですよ。
じゃあ、その場所っていうのは今、現実?
今を離れて、別の場所に行きたいとか、行くこと?
憧れるっていうのが、ある種の概念的な言葉の意味?
語源ってことですね。
今じゃ満足できなくなる気持ちのことを憧れって言うんですかね?
自然と育ってしまう気持ち?
体がその場所から離れられないけど、思いだけはそこに行くとか。
その場所を離れて別のところに行くのが、身体、精神ごと行くのもあれば、
心をそっちに持っていかれちゃってるっていうのもあれば、
何だっけ?優待離脱、思い判みたいなやつもあれば、
逆に心は元々のところに残ってるんだけど、体だけ動いちゃうみたいなこととか。
遠くに行くみたいなことが憧れるっていうことの語源です。
でもその語源って尊いなっていうか、すごい分かるっていうか、
心にせよ体にせよ、現在地と思い馳せてる先が異なることが憧れるっていう状態なのかなって思うと、
すごいしっくりきますね。
みりさんの方のさっき言った感覚ってすごく近いのかもしれないですね。
一旦一旦出していきましょう。
先鋒を。
じゃあ私先行させていただきます。
ぜひどうぞ。
私小説とかにしようかなって思ったんですけど、やっぱり漫画になってしまったんですけど、
私はタム君っていうタイ人の漫画家が書いたヒーシートっていう漫画の短編集なんですけど、
その一編の像っていうやつを選びました。
ヒーシート。
英語っていうのはヒーシートっていう、彼はそれを見たみたいな。
カタカナで書いてる。
ヒーシートって8巻で8個出てるんですけど、そのうちの私はこのアクアっていうやつを読んでるんですけど、
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で、その像ちょっと短いんで、私写真貼ったんで読んでもらえつって感じなんですけど、
像っていうこの短い8ページの短編が私はめっちゃ好きで、
本当にすごい短い話で、カップルがご飯を食べてるときに像使いみたいなタイトルがよくあるような、
僕にご飯を買ってくださいっていう札を下げた像がやってきて、
彼女の方が、あ、像かわいいみたいな餌買ってあげようよって言うんですけど、
彼氏が、は?みたいな、そんなお金なんてやんねえよ、かわいくもねえよとか言って、
俺の金なんてやんねえよとかって言ってんですけど、
え、いいじゃんいいじゃん、簡単にやるよとかって言って、
じゃあ金やるよとか言って、彼氏がお金高くばって餌買ってあげて、
で、そしたら自分で買った餌なんだから自分で餌あげなよって言って、
彼氏が自分で像に餌をあげてるうちに、
あ、なんか像かわいい、えらーってなって終わるっていう短編、
すごい8ページの短い短編なんですけど、
なんか私は、このすごい原始的な絵柄だし、原始っぽい漫画なんですけど、
私はこの女の子がめっちゃいいなって思って、
あ、そっち?はいはい。
そっちそっち。
そっち?はいはい。
え、なんか私どっちかっていうとこの男の方の気持ちはすごいわかるっていうか、
なんか餌の原価いくらだと思ってんの?とかいうタイプ。
バナナに300円払ってみたいな。
あんなん10円じゃんみたいな。ぼったくりビジネスだよみたいな。
はいはいはい。
みたいな感じで言っちゃいがちな人間なんですけど、
そういう時になんか、いえーいかわいいじゃんとかって言って、
人をさ、動かしてさ、そんでなんか、実際やってみたらさ、ちょっと楽しいみたいな。
なんか本当に思ってる気持ちをナチュラルに引き出せる。
しかもなんか自分は楽しそうみたいな。
なんかそういう風な人との関わり方ってすごいいいなって思ってて。
うんうんうん。
でもあんまりできないから、なんかピュアじゃないですか。
ピュアに、ピュアのまま人と関わってちゃんと人をモチベートできるみたいな。
なんかああいう人との関わり方ってすごいいいなって思って、結構誇れるんですよね。
へー、ほうほう。
あの原始的な絵柄、原始的な、なんかよくない表現かな。
私は褒めてるんですけど、なんか、
この絵柄の中にすごい人間の魅力が詰まっているという気がして、結構憧れちゃいますね。
うーん、それは。
私は本当にこういう感じはすごい難しいと思ってて、理屈っぽいから。
この女の子みたいな振る舞い方とか。
そう、なんか、関わり方、人との。
へー、ほうほう。
この二人ってこんなことで付き合い始めるんですかね。
確かに。
えー、どうなんだろう。
きっと男の子の方がその方に似合う瞬間が時々あったりとかしたんだろうな。
うーん、なるほど。
なんか、のほほんとした女の子の感じですね、これなんかね。
そうそうそうそう。
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だけど、なんかちょっと最後のコマとか、ちょっと見てたりとかしてて。
うんうんうん。
なんか半分天然だけど半分わかっているのかなみたいな。
いつもそういう感じなんだろうなっていうか。
他人をコントロールしようって気持ちがなく、自然とでもさ、人を動かせるみたいなのってすごいいいなって。
そういうコミュニケーションのあり方はすごいいいなって思います。
へー、人を動かせるか。
なんかその、みっちゃん的にはこの人を動かしている感が魅力的ってことですか、彼氏に対する。
そうそうそうそう。
へー。
なんかさ、多分動かしている感っていうか、多分ほんとはやってみたかったりとかするわけですよ、彼氏だって多分。
無意識かもしれないけど。
っていうかその無意識を自然に引き出せる。
論理に負けない感じがいいなって。
自分が超文字の人間で超理屈っぽいからこそ、そういう人はいいなって思いますね。
憧れる。
みきさんだったら彼氏がこういう感じだとするじゃないですか。
うんうん。
え、私もこうだろう。
え、わかる?バナナって原価マジ10円だよねって言って。
いいよいいよ。謝りますよ。
じゃあなんかこの。
10円じゃもうこれあまりやってもさみたいなこと言い出したら、まあそうだよねって言って終わってるってことだよね。
うん、終わる。
なるほどね、なるほどね。
え、まあ、私はマジでそっち側なんで。
へー。
自分で勝手に買わしておけばいいじゃん。自分で持ってきたエサ自分で売ってんだよって言われて。
ほんとそうだよねって。
買わなくても食べられんじゃんみたいな。
なる。
例えば、奈良とかに行った時にシカ公園にシカ行ったりするじゃん。
はいはいはい。
シカせんべいみたいな。
ああいうのはどうですか?なんか。
ああいうの、ああいうの彼氏とシカせんべいなんでさみたいな。
え、でもマジでシカせんべいもよくわかんない派ですよ。
しかもあれシカせんべいさ、なんかほんとシカが欲しがっちゃってんじゃんすごい。
絶対やんねーみたいな気持ちになります。
原理、かなり原理主義者ですね。
だから別に彼氏がすごいやりたかったら、あなたがやりたいならやったらいいじゃないってなるだけっていうか。
はいはいはい。
私は全然やりたいと思わないですね。
なんかそこって不思議で、なんかいやそういう人なんでさ、なんかそういう人なんでアホじゃんっていうのもあれば、でもみきさんは憧れっていうカテゴリーにその人を入れてるわけじゃないですか。
はいはいはい。
でもそれってすごい不思議、不思議中かなんか面白いですよね。
そうですか?そうかな。やっぱ自分にはできないなって思うんですよね。
でもこういう人って素敵じゃないですか。
素敵。
素敵だったら私は思うんですよね。
なんかタイプが違うですよね。
なるほどね。
明日やろうと思ったらできないですか?
え、あのなんつーの、表装としてはできますけど、心のそこからはできないっていうか。
はぁ。
はぁ、なるほど。
意味は変わります?
意味は。
心で気持ちにならないというか、やろうと思えばできる。行動は取れますけど。
うんうんうん。
でもなんか普通に、え、わぁゾウさんかわいい。え、さ、買ってあげなよって言ってさ、買ってやるよっつって、えぇーよかったねゾウさんみたいな。
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はいはい。
なんかそういう気持ち?かわいいなって思った。
な、ないなって思って。
これなんか最後のコマあるじゃないですか。
はいはい。
ここでなんか女の子の発言でこうなんかしめしめみたいなのが入ってたらなんか途端に印象変わる気がなんかしましたよね。
あ、そうそうそう。
そしたらなんか未期判になってたわけですよ。
そうそうそうそう。
表層、表層感が出てくる。
なんかそ、そしたら憧れてなくて、ただの好きな物語になって、
なんかその女の子は私めっちゃ好きなんですよねってなるっていうか、憧れない。
あ、わかるーみたいな。やるーみたいな。
うん、わかるーっつって、うーん。
憧れ難しいなぁ。
そうそう、憧れはしないんですよ。
なるほどねー。
うーん。
なるほどねー。
いや面白いなぁ。
これが民生にとっての一つの別の場所っていうことですね。
そう、なんかその話してて思いましたけど、やっぱその文字とかロンリーの世界じゃないアクションで人をモチベートできるとか、
人をちょっとハッピーな気持ちにできるっていうことにすごい憧れがあったなって思いました。
うーん、なるほど、面白い、面白い。
じゃあ次は野杖さん、高校、初手。
初手はですね、私も漫画なんですけど、一ジャンル漫画なんですけど、
はい。
その、将棋の渡辺くんっていう漫画があってですね。
はいはいはい。
これは何かっていうと、将棋ですというテーマは。
うんうん。
名前の通り将棋なんですけど。
渡辺くんが将棋する話ですよね。
そうそう、渡辺くん。将棋の渡辺くんが渡辺くんの将棋をする話です。
頭悪い発言。
そうそうそう。
将棋の渡辺くん、漫画なんですけど、実話ですと。
この渡辺くんで誰かっていうと、渡辺、今名人ですね。
将棋のいろいろあるプロ棋士って何百人もいますけど、
その中のトップ、トップオブトップにいるのが名人っていうタイトルを持っている人で、
それを持っているのが渡辺さんなんですけど、その人の奥さんが描いてる漫画なんですよ。
自分の旦那をテーマに漫画を描いてると。
へー。
渡辺先生って写真で見ると、きりっとしたというか怖そうな感じになって、ライトなタッチで描いてるんですよね。
うんうん。
で、将棋の日常とか、将棋してない時のお休みの日って何してたっけみたいなことはふんわり描いてある。
へー。
すごい大好きなんですけど、これ憧れ要素ってなんだっけ?何かというと。
うんうん。
なんか、なんていうのかな。将棋のプロ棋士ってクソかっけえなって思ってますと。
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ほんと知恵でお金を稼いでる感じ?頭の良さだけで。
知恵でお金を稼いでるという側面もあるし、誰のせいにもできない世界で戦ってる人たちなんですよね。
将棋って全く確率の要素のないゲームなんですよ。
例えば、ブラックジャックとかトーカーとか、あと競馬とか、あと普通の仕事もそうですけど、頑張って考えるじゃないですか、いろいろ。
失敗した時に、いろんなものの整理できるじゃないですか。
例えば、運が悪かったみたいなことももちろん言えるし、仕事でお客さんがこういうこと言ってくれなかったからだとか、
あのタイミングであれ言うのはおかしいとか、チームの方が協力してくれなかったとか、いろいろ言い訳ができるじゃないですか。
将棋って全くそれができないんですよ。
確かに。
負けたら完全に自分のせいなんですよね。勝ったら相手が負けてくれたせいか、自分が全く正解かっていうのを背負ってる人ですと。
あれを何十年もやるの、ちょうどしんどそうだなって思っていて、そういう人に対しては超あるんですけど、
その中で将棋の渡辺くんの中で描かれる渡辺先生っていうのが、すごいほんわかしてるんですよ。
Amazonで将棋の渡辺くんってやると、表紙が出てくるんですけど、どれもぬいぐるみと一緒に将棋さん。
確かに。
渡辺先生、すっごいぬいぐるみ好きなんですよ。
ぬいぐるみのことをぬいっていうのが出て、一群って言われるぬいぐるみが20から30くらい家にいて。
一貫で共有させているのは白っていう名前のぬいぐるみなんですけど、
その運の、そういう勝負の世界がキリキリするのは当たり前かなと思いながらも、
ぬいぐるみ好きみたいな、人間みたいなところもあって、こういう人間像ってすっげえかっけーになってる。
渡辺先生もそうだし、将棋の強い人っていうのは全般的に憧れの対象ですね。
うちなり強さと柔らかさと両方を持っている人なのかなみたいな。
まさにまさに。
将棋のテーマにした本っていくつもあって、有名なとこだと羽生義晴先生が将棋ってこういう風に考えてますみたいなものもあれば、
将棋のプロになれなかった人たちを描いたドキュメンタリーみたいなのもあったりするんですよ。
12歳くらいからプロ養成期間みたいに入って、
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26歳が、一応原則としては26歳が最後のタイミングなんですけど、
そんな早いんだ。
26までにとある段位、とあるクラスに上がれなかったらそれでも強制引退なんですよ。
強制引退というかプロには絶対なれないっていうことが基本的には決まっちゃう。
12から26まで将棋しかしてないわけですよ、その人たちに言ったら。
恐ろしいな。
その時に、そのことが分かる対局があるわけですよ。
これに負けたら自分が15年くらいやってきたものが水の泡になるみたいな勝負があるわけですよ、目の前で。
その負けは誰のせいでもできない。
えぐくないですか、その感覚。
えぐいし、そんなこと背負ったことないかも、私。
すごいな、人生によって背負うことあるんだろうか。
ないっすよね。
一般の人がよく言う大学入試とか言っても結局来年も受けられるし、かつ誰かのせいでもできるじゃないですか。
別に長くなって振り返ってみたらあんまり意味が持たないしね。
そうそう、振り返ってそういうこともできるじゃないですか。
多くの人があそこがキーポイントの人とか、あそこが一番頑張ったポイントですって、
この人たちが頑張っていることに比べれば全然返したことないんじゃないかって思うですと。
みんなそういうのを食い抜けてプロでやっている勝負士の人たちって、
まあすごいなって思うっていう。
ライトなタッチなんですけど、
羽生先生の奥さんのツイッターとかでよく出てくるんですけど、
よく私もたまに流れてきているのを見てください。
有名人じゃないですか。
はい。
あの人のツイッターを見ると、
あの人のツイッターを見ると、
あの人のツイッターを見ると、
あの人のツイッターを見ると、
有名人じゃないですか。
あの人の羽生先生の若い頃とかを見てると、
突然ごめんちょっといいみたいなことを言って、
将棋の研究部屋に戻って6時間帰ってこないみたいな。
だから思いつくんですよね。
これはどうなんだろうって思いついたときに、
何をさしおいても6時間いっちゃうみたいな。
そんなことまで考えたくなくなって、
俺ねえなみたいな。
本当ですよ。
なんかこの先はないんじゃないか。
いやあそこまで。
いやいやいや。
わからないですけど、
そこまでできる人たちって多いなっていう。
確かに。
これは本当に憧れですね。
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そういうテーマを持ちたいなとか、
そういう勝負の世界に行ったとしても、
耐えられる自分を作りたいなとすごく思う。
そういうところですね。
こうはできない。
自分はたぶんそういうところになったら、
いろいろ言い訳をして、
当日けべを使って逃げるみたいなことをしたいそうだなと。
わかりますわ。
そうですね。
才能を正しく使ってくれてるだけでも尊いのに、
かつすごいいろいろ背負ってくれてるっていうのがすごいですよね。
わかる。
そうなんですよね。
そうなんだよな。
才能をしっかり使って。
そうですね。
賞金みたいなボードゲームって、
究極言うとあんまり意味ないじゃないですか。
やったとしても別に戦争が終わるわけでもないし、
来年の食料生産が15%増えるみたいな、
そういうわけでもないし。
社会経済における貢献はない。
何も生産性はないですよね。
経済学上の利得みたいなものは、
もちろんお客さんが入ってそれを満足して感動があるみたいな話はもちろんあると思うんですけど、
やることそのものは、
そういう意味で生命維持活動にとって生産的かというよりもそうではないじゃないですか。
そういうことに真剣に打ち込める人って、
それはそれで私はすごく憧れを持っていて、
就職活動の時にたまに言った、
勝者にいってデカいものを作るのが男のロマンスみたいな。
ゴリラで、勝者ゴリラ。
言うな言うな。
口悪いよ。
同じようなこと思うけど。
そういうわかりやすいところじゃないところに、
存在倫理というか、自分なりのものを持ってないと、
失うものとか負荷がめっちゃ大きいじゃないですか。
誰のせいにもできなくて、
負けたら全部終わりねみたいなものがある一方を、
やった先にあるものはよくわかんないみたいな。
人類救われるわけでもないしみたいな話があって、
そういうのに取り組める人も好きですね。
よくわかんない大義というか、
わかりやすい指標における、指標の最大化とか、
わかりやすい、人類みんなのために社会起業化頑張りますみたいな、
そういうのじゃないところでも、
そんな中で辛くても頑張れるっていう人が、
私はすごい好きですね。
自分の気の理由で立ててる人ってすごいかっこいいですよね。
いや本当にね。
どっちもかっこいい人はあるけど、
社会的な大義を背負ってる人ももちろんかっこいいけど、
ない人もかっこいいですよね。
アルマゲドンもかっこいいですもんね。
リスクもかっこいいからね。
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