蟹座満月からはじまる2025年
はい、こんにちは、アストロアンジェリカのsouaです。今回は1月14日、蟹座満月についてお話ししていきたいと思います。
満月は1月14日午前7時30分頃、蟹座23度で起こります。
蟹座の月は6ハウス、対向の山羊座の太陽は12ハウスの配置になっています。
6ハウスー12ハウスで迎える満月なので、手放し、解放、浄化、精算して、自分の内側と外側をすっきりと整えていくことがテーマとなりやすい、今回の蟹座満月といえます。
満月チャートの天体分布では、水サインに5天体、女性宮に8天体となっていて、とってもしっとりとした優しい雰囲気が感じられます。
水サインの蟹座には、今、逆行中の火星が入っていて、4月中旬頃まで長期滞在となりますし、1年ごとにサインを移動する木星も、今年は6月に蟹座に入ります。
今年の月の満ち欠けが、この蟹座の満月から始まるという順番にも、すごく意味があるように思えてきますね。
満月は放出のエネルギーなので、今回の蟹座満月では、特に感情を解放していくことが重要な感じがします。
優しくて思いやりのある蟹座の領域では、感情が抑圧されることがよくあります。
誰かを守るために、自分を引っ込めて我慢しちゃうんですね。
そうやって知らず知らずのうちに、習慣化してしまった我慢強さみたいなものを、解き放って楽にしていきましょう。
重苦しさから自由になっていいんだよ？っていうのが、今回の満月のメッセージではないでしょうか。
解き放たれた小鳩のように
手品なんかでよく、箱に何かの呪文をかけて、えいっと箱を開けたら、白い鳩が勢いよく飛び立っていく･･･みたいな仕掛けがあるじゃないですか。
あんな感じで、箱の中に押し込めていた誰にも見せられないような黒い感情とか、誰にも言えない苦しい気持ちたちにパッと光が当たって、何の制限もなくなって、
自由な小鳥として大空に羽ばたいていくようなイメージを、まず持ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。
自分の中にある、どす黒い感情や苦しい気持ちを認めていくこと、許すこと。『気づいてあげる』だけでも何かしらの変化はあるんじゃないかと思います。
そうやって感情を解放することで、空いたスペースができますよね。
そのスペースに火星の熱いエネルギーや、6月からの木星の示す幸運が流れ込んでくるんじゃないかなって、その準備のための、今回の蟹座満月なんじゃないかなって思います。
そして同じ水サインでは今、魚座の領域もホットスポットになっていて、1月12日に太陽と月の軌道の南の交点である、ドラゴンヘッドが魚座へと入りました。
ドラゴンヘッドはサインを逆順に進んでいくので、2月の初めには魚座の28度で、ドラゴンヘッドと海王星と金星がトリプルでコンジャンクションとなります。
2月2日にはここに月も重なるので、これはすごく大きなタイミングになるんじゃないかなというふうに思います。
魚座の28度の領域が、ご自身の出生図で何ハウスにあたるかで、個人のテーマがわかるんですけども、私の場合だと5ハウスなんですね。
なので、クリエイティブな表現活動とか、思いっきり自分の中にある熱量を発散していくことで、喜びとか満足感が得られたり、それによって必要な人とか事柄とかと、つながっていくことができるんじゃないかなって思っています。
2月2日の経過チャートでは、月も含めた4つの星のコンジャンクションは2ハウスで起こるんですね。
なので、自分の得意分野を生かして収入を得るとか、身の回りのものを誰かに譲る・シェアするとか、自分だけが知っている自分の良さ、みたいな資質をちょっと周囲の人に開示していくとか。
例えば、今タロットの練習をしているから、モニターさんになってくれない？っていうふうに、こっそりSNSにポストしてみるとかね。そういうふうにしてみると、楽しい展開になっていくんじゃないかなって思います。
押し寄せる変化と自分軸
魚座や柔軟宮は、今ある枠や壁みたいなものをもろくして崩して、次のステージへとつなげていくのが得意です。
今年2025年は海王星をはじめ、土星・天王星・木星・ドラゴンヘッドなど、世の中の動向を象徴するような星たちがサインを移動していくので、おそらく様々なことが変化していって、身の回りでもたくさんのことがこれまでとは変わってきたな・・・というふうに感じられるようになると思います。
風の時代は、変化の移り変わりが目まぐるしいとも言われます。これまでの固定概念みたいなものを守っていくのは、とっても難しくなるんじゃないでしょうか。
そう捉えると、柔軟にカタチを変えてどんな状況にも対応できるように備えておくことが大切になりますね。
ネットでは以前から、『Xデー』みたいな事柄がささやかれてはいますけど、結局のところは『どうしよう！』と慌てたり、恐れたりしているだけでは何も変わらないんですよね。
『どうしよう』っていうのではなくて、『じゃあ、こうしてみようか♪』っていうような、視点の切り替えができるのが 星を知る私たちの選ぶ道なんじゃないかな、と私は考えています。
中国のことわざには、『愚者は占いに振り回され、賢者は占いを活用する』という言葉があるそうです。
魚座や海王星は、ともすれば惑わされやすく・流されやすく、混乱を極めてしまいますから、自分を惑わせる情報や、それを流す発信源とはハッキリと境界線を引いておくことをおすすめします。
自分自身がピンとくる感覚や、しっくりくる納得感みたいなものを信頼して、もともと自分が持っている『察知する能力』みたいなところを強化していくのもおすすめです。
1番は『気づいたときに 気づいたことをやる』ということです。パッと思い浮かんだときにすぐやるんですよ。すぐできなかったら、それを忘れないようにメモしておいて、今やっていることの次にやる。
同時進行でもいいのでやっていく。そうするとね、面白いくらいにタイミングよく、いろんな事柄がうまく運ぶようになっていくんですよ。
日常の小さなことのほうが試しやすいと思うので、例えばね、『お仕事の帰りに本屋さんに寄ってみよう』っていうふうに思いついたんだったら行ってみる。
そうするとそこで欲しい情報とか、気づきの言葉に出会えたりとかね。例えばスーパーとかでは、『もしかしたらこれストックが家にあるかもしれないんだけど、今すごく目につくからこの食材とりあえず買っておこう』とかね。
そういうふうにやってみてどんな展開があるのか、ゲーム感覚で楽しんでやってみるといいんですよ。そうするときっと、いい順番が巡ってくるっていう体感があるんじゃないかなって思います。
これはね、ちょっとお試しでやってみることをおすすめします。さて、蟹座満月をまとめますと、満月は6ハウス、対向の太陽は12ハウスに位置しているので、『感情の解放』や『過去からの想いの精算』がテーマとなります。
水サインや女性宮の多い満月チャートです。ここまで頑張ってきた自分にしっかりと寄り添って、ゆっくりと感情を癒していきましょう。蟹座とともに魚座の世界観もテーマとなっているときです。
ゆるやかに柔軟に、これまでとはカタチを変えながら、周囲の変化にも対応していきましょう。あなたがピンとくる感覚を信頼して採用できるように、情報は取捨選択を心がけて。センセーショナルな内容に惑わされない『自分軸』をしっかりと立てていきましょうね。
星はいつでもあなたを見守っています。今日も最後までご視聴いただいてありがとうございました。それではまたね。ありがとう。
