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本のそばには楽しいことがあるをもっとに、書店員歴25年の元書店員すずきと、
出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年、8ヶ月目のわたなべの2人で、
書店員、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
よろしくお願いいたします。
何かありますか、枕。
春めいてきていますので、ついつい色々と趣味的なところに。
まあちょっと天気がいいとね。
ちょっと最近なので、ちょっと自転車の。
あれも買ってからね、もう4,5年ぐらい経つんですよ。
こっち京都に越してきて、通勤用で買ったクロスバイクみたいな。
まあちょいちょいメンテナンスして乗ってたんですけども、
ちょっとまたタイヤを交換したりとかそのギアのところを交換したりみたいなので、
その部品買ったり工具買ったりして、ちょっと自分でできるところはやりつつ。
なんかそういう相談に乗ってくれる、個人でやってるちっちゃい自転車屋さんとちょっと面識があったりしてですね。
その人に色々聞きながらやったりしてて。
ちょっとね、メルカリでタイヤも。
タイヤってあの前後輪2本。
まあ同時に買えるなら2本じゃないですか、自転車が。
まあそうだね、うん。
で、新品でタイヤ1本分の値段で2本分、ほぼ新品のやつがメルカリで買えたりとかして。
まあなんかその、買ったけど使わなかったんで出品しますみたいな感じの人とかいるじゃないですか。
自転車でサイズ変わっちゃったりとかするって。
そうそうそうそう。
だけど、それでまあメルカリとか色々見て、自転車、自分の自転車の部分に関しては満足してるんですけれども、
なんか本とかも雑誌とかもいっぱいなんかメルカリって出品されてて。
してすね。
どうしても自分たちってこう、やっぱりその出版の方の中の人の立ち位置的には、
ああいうなんか二次流通みたいな感じで本が需要が満たされちゃうと、
やっぱりなんか新品の本をどうやって売っていこうかみたいな感じのところに取り組んでる人生なので。
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ちょっとなんか歯がゆいところがあって。
僕なんか、万引きとメルカリの関係を記事に書いてますから。
はいはいはい。
そういったところでの色々ありますよね。
ありますよね。
もちろん問題として認識はしてたけど、できれば考えたくない部分。
もちろん普通に読んだ方をお店で売るよりは個人で欲しいっていう人に売ったほうがいいんで、
別にメルカリで売ろうが僕はいいと思うんですけど。
そこがさ、そういう人たちだけじゃなくて、なってるのが。
監禁、マネーロンダリング的なね。
それがやっぱりちょっといまいちのフォーズになってるというのがあるんで。
そうですね。古物賞って古本屋さんとか開業しようとしたら古物賞とか。
七夜さんとかも当然そうなわけですけど。
あえて公安委員会っていうか。
ああそう、許可があるからね。営業許可があるからね。
あえて要するにどういうことかっていうと、
盗まれたものとかが持ち込まれる可能性があるから監禁がそっちになっちゃうんで。
それがメルカリとかITの力でマッチングして、それは素晴らしい仕組みで。
だからコンビニとかでもメルカリとかで発送するようなフルトがちょっとずつ売ってるじゃない。
もうそれが常識になりましたよね。
常識になってるよね。
だからいかに世間一般に浸透してるかということではあるんですけど、
どうしてもやっぱり書店の万引きの問題とかとも繋がったりとか、
いろんな部分があってちょっとうむうむって。
書店だけに関わらずやっぱり監禁目的で、
昔は万引きも含めて盗品を持ち込むところが古本屋さんとかしかなかったのが、
それ足つく可能性とかね。
そうそう。個人で売買できてしまう状態で。
しかも実は架空の住所も登録できたりとかするので。
匿名でお互いやり取りができてるっていう。
そうそうそうそう。
住所とかもね。
そのへんがやっぱりちょっと疑ってしまう部分ではある。
あんまり商売をやってた人間にとっては、ちょっとねーっていうのはありますけどね。
そうなんです。だからちょっと自転車とかもパーツとかをいろいろ一新できて、
春うららかな気分になりすぐ、もう少し思うところがあったような。
なんかね、僕もバイクをそろそろメンテしないといけないんで、
去年の秋ぐらいからちょっと電気系のヘッドランプがつかないとか。
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つかなかった、つかなかった。
トラブルも出てきてるんで。
タイヤ交換したばっかりなんですけど、ちょっとメンテしなきゃなーって思いつつ、
ETCカードも差しっぱなしで、そのままなってますけど。
冬も終わったんで、そろそろきれいに洗ってあげないとなと思いますけどね。
そうやって手をかけて、気にかけることがやっぱり長く使えるあれですからね。
まあまあまあ、そんな感じですよ。
じゃあ、さよなら。
さよならじゃないよ。さよならじゃないですよ。
またご質問いただいてるんですから。
いただいてるんですよね。
今日読むのは、2月の中旬ぐらいにいただいたお便りなんですけど。
はいはいはいはい。
今までの我々のペースで言ったら、それはもう質問来た日に答えてるようなこともあったじゃないですか。
まあ、なんかいいタイミングで今までは質問収録のときには、ちょうど質問収録する回数分質問に答えられるって言ったんだけど、
今だいぶ溜まってて。
両方あって質問をたくさんいただける状況になったということと、
あとちょっと今、我々が仕事のほうで忙しいというところもあって。
なので。
ちょっと前の質問になりますけど。
ごしゃべりはこの辺にして、ご質問にお答えしていかねばと。
お答えしましょう。
はい。
ラジオネームから読み上げさせていただきます。
はい。
ラジオネーム。
はい。
なすかわたんしんさんからです。
なすかわたんしんさん、はい。
たんしん。
はい。
はい。
なべさんずっきゅんこんばんは。
何どゆこと。
ずっきゅんって、鈴木さんずっきゅんって呼ばれてたと。
初めて聞かれるよ、そんなこと。
むせちゃった。
なぜさんずっきゅんこんばんはいつも楽しく聞いて、夕ごはんのこんだてに悩んだときに参考にしています。
どういうこと。
その話してないし。
先の見えない第6波の中。
いつも通っていたラーメン屋さんやゴルフ練習場が廃業してしまいました。
それはご主人様ですね。
単身不妊で少しずつ気づけてきた自分の城があっけなくなくなる喪失感で本屋大将二次投票も読むことができません。
嘘つけ。
壮大な言い訳をしてますね。
もちろん我々書店業界も明日は我が身。
去年の凄森バブルにより伸びた恩恵も今月で打ち止め。
本を売るのはもちろんですが、新たな収益構造を模索しているのですが、お二方バディからアドバイスなどありますでしょうか。
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ちなみに現在プラスアルファの商材は、アイス、レトルトカレー、セクシー女優さんのサイン本、絵本キャラクターのぬいぐるみ、文具を扱っています。
それではお体に気をつけ、ステッカーください。
まあ、ちょっと顔見知りですね。
いろいろ面白い方ですね。
どうですか、この新たな収益構造を模索しているというのは、また出版、出版というか書店さんがずっと前からそういう。
もう昔から言われてますね。
レンタルビデオとの複合なんていうのは。
まあまあ、今は当たり前ですけど。
例明記を振り返れば、レンタルビデオ屋はレンタルビデオ屋、本屋は本屋。
全く別ですよ。レコード店と本屋さえ別だったんだから。
歌詞レコード屋なんてのもありましたし。
そうそうそうそう。
本屋は本屋だったんですが。
レコード店と本屋さえ別だったんだから。
歌詞レコード屋なんてのもありましたし。
ある意味においては、本屋、万物、審羅万象、何でも本には本のテーマになり得るという、書店の懐の深さみたいなのを感じる話でもありますけども。
もうとにかく何か、本屋の中に入り込まれて、
もう審羅万象、何でも本には本のテーマになり得るという、書店の懐の深さみたいなのを感じる話でもありますけども。
もうとにかく何かその、複合化みたいなところの収益構造みたいなのもありますけど、
それはそれでちょっといろいろ頭打ち感というか。
そうだねー。
問題もあり。
また、愛せるトルコと彼、またサイン、サイン・ボーン、本キャラクターの文具。
どうですか?鈴木さんこの辺はいろいろ語れるんじゃないですか?
まあそうですけど、僕が小学校、中学校によく行った書店は、普通の10粒だったけど書店だったんですよ。
何もない。本以外は何もない。
近所にありましたよね、そういうのね。
まあ外に自販機が、飲み物、ドリンクの自販機があるぐらい。
まあ北間とあたりだと、コスモスのね。
そういえば駄菓子屋だろ、それ。
あのガチャガチャとかね。
その後に僕が初めて書店でバイトを始めたときのバイトのお店は、
120粒ぐらいの書店でしたけど、結構駄菓子とかおもちゃとかを一緒に売ってたんですよ。
一時期はファミコンカセットも売ってたみたいだけど、中古とか。
ただ本屋のレジ周りに駄菓子がたくさんあって、
結構夕方とか学校外とかみんな小学校、中学生たちがそこで駄菓子を買いに来てて、
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結構駐車場に自転車がたくさん並ぶようなところで。
それこれ前にセナのサインの話したときのお店ですけど。
そのときは別にそういうふうな商売というか、駄菓子とかもさ。
僕はバイトで普通に駄菓子の補充とか、外の自販機の補充だとかやってましたよ。
自販機って業者が来て今やってるじゃない。
あれも自分でやるともうちょっと利益率が上がるらしくて。
もうバックヤードに自販機の飲み物のストックがたくさんあってさ、
毎日それを補充する仕事をやってたよ。
ガシャガシャガシャガシャって。
売れてくと売り切れになっちゃいますからね。補充しないと。
そう。だから大堂だったかな。大堂の自販機と、
アイス。
セブンティーンアイス?
セブンティーンアイス。あれも全部補充してましたよ、僕。
バックヤードに業務用のでかい冷蔵庫があって、そこからアイスを補充して外出して。
入れたりとかして。
すごいですね。
そういうのは僕が20歳とか18、19の頃バイトした頃の本屋さんでやってましたね。
そのあと僕が新進道時代就職したときは、
一回普通の丸々本のみの書店に変わったんだけど、
2002年と2003年の頃にはCDを扱うようになって、
ちょっと前から別のお店でCDをやってて、すごい売り切れてたんですよね。
CDってまだ2000年入るぐらい前までは、レーザーディスクも結構ファンは買ってたから、
バカ高いものはレーザーディスクをたくさん売ったりとかさ。
この頃って小室哲也全盛期じゃないですか。
そうそう。だからもうアホみたいに売れてた時代だよ。
だからそういうので多少レコード…。
利益率は本と変わらないんだけど、単価が高いのと売れ方が本と違って、
アイテムによっては集中するから。
アイテムによる交付帳はあるけど、
最近で言えば鬼滅みたいなのが年1,2回はあるってことですよ。
CDだとね、あの当時はね。
社会現象になるようなさ、みんなが買いに行くのがあったのがあったけど、
それもやっぱりその後レコード商店組合とかでいって、
だんだん下火になっていって、参加するレコード商店組合の店主も少なくなっていって、
15:00
最終的にはメーカーが来てレコード商店組合の人たちに
神父案内をするっていう儀式が、
だんだんレコード商店組合の人たちの返品をどうやって受け付けてくれるんだみたいな話にだんだんなっていって、
もうもはやそういう状態で、もう俺らの代で終わりだ、レコード店員はみたいな話になっちゃってて。
で、それはまだそのときは書店が将来的にはちょっとそういうふうになるのかなーみたいなのがあったけど、
全然まだ書店たちはまだそこは余裕だったんだけど、
レコード店は本当にもう危機的状況にもその時点になってて、
2010年ちょい前か。
また個人でやってたお店も。
そうそう、個人でやってた人たちが全部そう。
川口にもあったんですよ、流せレコードっていう。
そういう人たちがばっかり書店組合に行って、レコード商店組合に行って、
当時はバージンだとかHMVだとか、大型レコード店が、外資系がいろんな都市部に来てたから、
もう街のレコード店は円化しか売れねえみたいな話になってて、
ただ俺らの代で終わりだなーみたいな、在庫どうするかなーみたいな話になってたけど、
その状態がたぶん今、出版業界もポツポツときてるじゃないですか。
もうすでに現れてるけど。
お店によっては古着やったりとかさ、収益率高いものをやってるけど、
そういう感じでしょ、今。業界的には。
あとまあ、在庫商売はちょっと厳しいかなと思うんですよ。
結局やってることと同じだから。
なんか、あれなんすよね。
例えばその流せレコードが、やっぱCDっていうか音楽って音楽じゃないですか。
だから変な楽器を売るとかっていう道とかあるかもしれないけど、
まあまあ難しいじゃないですか。
難しいね。専門的すぎるよね。
書店ってすごいのが、何でも飲み込めちゃう余地はあるんですよね。
書籍・雑誌っていう商材の特徴、大きな特徴だと思うんですけど。
飲食だって飲み込んじゃうじゃないですか。何でもありなんだけど。
じゃあ何ができるのかっていうと、やっぱりそれは何をやりたいのかも含めて悩ましいですよね。
お客さんに在庫を抱えるっていうのは大変なことですから。
大変なとこですし、あと書店っていう本を売るシステムって圧倒的にセルフサービスなんだよね。
18:04
なるほどですね。
お客さんが商品を選ぶときに、お客さんが選んでくれるわけじゃん。
基本的に、一人一人にフィッティングするわけでもないしさ。
多数の人たちは基本的にお店で入ってきて、
自分で商品を選んで、自分で手に取って、自分でレジに持ってきてるわけだから。
確かに。
配膳もしないし、本をお渡しするわけでもないし、お届けするわけでもないんです。
テンターにいる限りはさ。
今日私トレッキングブーツを新調したんですけど、モミさんに行ってきましてですね。
仕事を7時頃終わって、8時の閉店までの間に移動時間も含めて、
正味15分ぐらいで私ほぼ剃っていってきたんですよ。
はいはいはい。
でもやっぱりフィッティングとかちゃんとしてくれて。
そうでしょ。
3足ぐらいは履きましたよ、やっぱり説明を受けて。
書店ってそういうのはあんまり基本的にはない?
ないし、それがやれないからやれてるってことになるじゃん。
やる必要もないから。
それは特別な空間としてはやったりするけど、イベントとしてはさ。
はいはい。
日常としての業務としてはやりきれないし、
逆にそれをやらなくていい商売ではあると思うのね。
だからその枠組みでやろうとすると結構大変で、
やっぱりそこから一個収益を取る業態に行くとすると、
やっぱりそこのハードルを乗り越えなきゃいけない。
セリフサービスを乗り越えなきゃいけない。
やっぱりこっちからアプローチをしなきゃいけないと思うのね。
だから何かを販売する。
例えば本と同じような場所に単純にレトルトカレーを置いたり、文具を置いたりって。
例えばあらり率が本だと7.5とか8、2とか3とかあるとすると、
文具が例えば4だったりするじゃん。
40%だね。
本がだいたい22とか23とか、ざっくりと。
3はいかないと思うんだけど。
そういうのがあって、利益率の高い文房具の40%利益。
例えばあとは食事券とか同じような感じで、
だいたい40%の利益でそれを置けば利益率が高いっていうのはわかるけど、
例えば1万円分とか置いても4,000円ぐらいしか利益にならないわけじゃん。
あったときに本主体のお店で利益率全体の売り上げからすると、
公積はそんなに高くないんで。
21:00
どんなに利益率が高くても宅が知れてるんだよね。
ちょっと夜景死に水感はありますよね。
そうそうそうそう。
文房具だって本が2,000万ぐらい月収あったとして、
それでも月でだいたい400万ぐらいが利益になるとするじゃない。
2割ぐらいの利益で。
400万として400万でしょ。
文房具のコーナーが同じ2,000万あればいいんですよ。
そしたら800万の利益になるわけじゃん。
40%の利益だったら。
同じ2,000万の売り上げでも、文房具だったら800万。
本だったら200万の利益しかないから。
そのぐらいの規模で文房具を売るっていいんですけど、
だいたい2,000万の規模の書店の売り上げで、
文房具のスペースって下手すると5分の1とか半分はないと思うよね。
そうですね。
そうすると多分売り上げ的には1,000万もいかないから、
月収500万とか400万だと。
結局そうするとあらりってさ、
500万だったら、月収500万だったら、いくら?
200万?200万だよね。文房具の売り上げの利益が。
そうするとあんま変わんないからさ。
規模的には文房具を売るっていう選択肢ってあんまり実はない気がするんだよね。
在庫商売だし。返品できないし。
これだから、仮にですよ。
うちは書店なんだけどなはずなんですけど、
なんか来るお客さんに、「文房具ないですか?文房具ないですか?」って問い合わせを受けるとか、
あるいは近所の文房具屋さんが閉店してしまって、
そこで上がってたものが取れそうだとか、
そういうのでもあれば、ちょっと検討の余地はあるのかもしれないですけど、
全くそういうのなくて、あらわり意見じゃないかありきで文房具やろうか、みたいに発想していくのは。
それともチェーンストアで、自社内にそういう文房具運営のノウハウとかあれば別ですけど、
24:02
ない中でやるのとかって、ちょっとやっぱり非現実的っていうか。
そう、だから文房具、僕文房具やってたからわかるけど、
僕も文房具始めたときって、やっぱり仕入れに関して書店の本の扱いと同じ感覚でやっちゃうと絶対ダメで。
あと本ってさ、売れたら補充するじゃない?
売れなくなるまで補充するじゃん。本って。
まあまあ、で、売れなくなったら返すみたいな。返すでしょ。
けど文房具ってさ、売れなくなるまで補充したらやばいんだよね。
うん。どこかでもう少し売れるだろうけど止めなきゃいけない部分が出てくる。
えーっと、在庫になっちゃうと。
そうそうそう。
なんか。
在庫ロスになるので。で、じゃあ止めなきゃいけないっていうのと、
あともう一つは在庫のものを現金化するっていう感覚がないとダメで。
本屋の感覚でやってるとさ、せっかく1000円の販売価格の商品を、
1000円で売れば400円の利益じゃん。
それを現金化するには、例えば利益を出そうと思って、
2割引きぐらいで抑えちゃうのが結構本屋の感覚で。
要は利益率、600円で仕入れて600円払うから、売れたら400円の利益なんだけど、
それを半額にしたらもう損じゃない、基本的に。
500円引きで売っちゃったりなんかしたらさ、仕入れ600円だからマイナス100円じゃん。
赤が100円じゃない。
とはいえですよね。
とはいえ、それをやらないと現金にならない。
とりあえず叩き売ってでも、お金に変えたほうがいいという判断をするときがあるんですね。
そう。要はキャッシュフローの問題で。
現金化しないと次の商品の支援の現金ができないから。
それの感覚がないと、どうしてもせっかく支援した分を、
例えば半額で売ったって割引で売ったらさ、赤字になるんじゃん、バカじゃねえとかっていう意見が一時あったのよ、僕の初めのときの店も。
そんなんでセールなんかあったら赤字になるだけじゃんって。
半額で売れてくれたら500円入ってくるんだけど、
2割引きで売れなかったらお金が一線も入ってこないわけ。
だからそのキャッシュフローって感覚がないと、
例えばそこは損切りの感覚で、現金化できるんだったら7割引きでもいいわけよ。
27:01
その現金化したお金で次のシールもできるし、なんとか生き延びることができるんだけど、
そういう感覚が文具ってのに持たないって絶対難しくて、
それ本の感覚では絶対ないわけ。
返品できるから本って。
あとは値引きをそもそもしちゃいけない。
しちゃいけないし。
再販売価格の維持制度がありますから。
値付けができないから本って、商品。
だからそういう感覚がないんで、全く別個の商材なんだけど、
上がり率だけ考えて、同じようにやると絶対に失敗して在庫が膨らむだけ。
要は現金化するっていうところへの慣れとかがないと、
どこで損を切るかみたいな。
再産分岐点みたいな。
ここまで損をしても一応トータルでは利益が出るみたいな感じの部分は、
ちゃんと計画しないといけないので、
そこは苦労したことがあるんだけど。
そういうのがあるんで、文具ってその辺までわからないとなかなかね。
逆に自分を縛ってしまうので、本屋さんと一緒にやるって大変ですよね。
手切りよく言いますよね。
そうそうそうそう。
僕はちょっと頭を切り替えて、在庫商売やめたほうがいいかもしれない。
利益率上げるようなものとか。
在庫じゃないけど売れるもの。
そうそう。だから本当スキルだよ、逆に言うとね。
スキル?
うん。だから何か、今戦勝アドバイスとかやってんじゃない?
1万円戦勝とかさ。
別にああいうのとかをやれるようにしないといけないよね。
何がいいって、あれって1万円戦勝で1万円払ってもらっちゃダメなのよ。
あれ1万円戦勝でお願いしてさ、カルテとか出してさ、
で、1万円分の本を渡すわけじゃん。
お客さんが1万円払うっていう風になっちゃうとさ、
本来は買ってもらうしかないわけ。
あれは絶対にやめたほうが良くて、
その戦勝するスキルをちゃんとお金に変えなきゃいけないんで、
あなたの1万円分の本を戦勝しますと。
で、その1万円プラス戦勝料金5千円とかもらって、
今その5千円っていうのはあくまでも戦勝っていうところでのサービス料だから、
そういうお金の取り方をしないと絶対ダメだよね、もうね。
だからあなたにフィットする本のフィッティングですよ。
フィッティングですよ。ほんとそうなんだけど。
フィッティング自体でね、やっぱりそこに価値みたいなものね。
1万円戦勝なんかも、そういうカルテみたいなのを書くらしいじゃないですか。
それがすごい良い体験みたいですよね。
そうだね。
それでやっぱりお願いする人もそういうのを頼んでるから、
1万円以外は払いたくないよなんてことはないじゃない。
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その人が価値感じるかどうかっていうのはね。
そうそう、そこで選んでもらうっていう行為に対してはさ。
だから書店とかそういうのもやっぱり、
本を売る以外の儲けはボランティア感覚で、
例えばラッピングも無料ですよみたいなさ。
そういう意識があるけど、
もう全部そういったところから収益を取っていくようなことをしないと。
そうですね。
うわーすごいっていうことを感じになれば、
なんかお金払ってくれる人いると思いますけど、
え?これで?ってなっちゃうかもしれないから。
けどさ、それってさ、
ラッピングが有料にした時にさ、
やっぱりそういった抵抗感が、
今までやってた人たちにとっては抵抗感があるのはさ、
え?有料にするとさ、
もしなんかその有料のラッピングに、
お金払ってもこれなの?みたいなこと思われたら嫌じゃないですか?みたいな意見があるわけ。
ありますね。
それってさ、おかしくて。
え?お金取るんだからそれはもっといい放送室買ってさ、
満足いくようなプレゼント放送のスキルを上げるのは当たり前じゃない?って話になるじゃん。
それはやっぱお金取るってことはプロ意識だから。
うん。それは選手もやっぱりお金を取るためのものであって、
そこに、あ、これじゃなかったなって思われるような保険をかけて、
だから1万円だけでいいです。
うちは私はもう今日それ以外の料金をもらえませんっていうのは逆になんか甘えだと思って。
やっぱ自信。やるんだったらちゃんとお金もらって、
自信のある選手をして納得してもらうのがプロだと思うから。
それはやっぱりお金を取るってことに対して、
お金を取らないから多少ちょっと許してねみたいなことだとさ、
それはいつまでたっても収益にならないから。
ちょっとね、それこそ気合を入れて取り組むところですよね。
お金をもらう収益行動として、利益保温以外、
セリフサービスでお客さんが本を選んで、本をレジマで持ってきてもらって。
今はセリフレジマであるからさ、
全部お客さんにやってもらう中で、本の利益が2%とか3%っていうのはさ、
後付けのサービスになってるけど、そこはそこは最低限の、しょうがないよねみたいな感じになるけど、
そこに例えば特殊ないいブックカバーをつけてあげるとかさ、
あとはラッピングでいろんなものつけますよみたいなのは有料で全然いいと思うし、
33:00
何でもサービスについて、例えばコミックカレンダーみたいなのを作って、
無料配布するんじゃなくて、売るとかするとかさ。
本当そういうのはいろんなところからお金を取るようにして、
売れなきゃ別のものにしてばいいだけで、有料で欲しい人はいると思うし、
例えば普通に在庫商売じゃなければお店の情報を有料で、月額いくらで情報を発信しますみたいなことで囲い込むとかさ。
有料にしてそんな情報を出せないよっていうのは逆で、
有料にするんだったらしっかりと情報を出そうよ、予算をかければできるよっていう話になるから、
なんかそのあたりはやっぱりちょっと考え方としては。
本と同じように物を売るというのは、僕も結構いろいろ商材扱ったりしたけどね、やっぱりちょっと厳しいよね。
店頭に並べて買ってもらうっていう中にあらゆる技術の高いものを置いたところで限界があるよね。
求められてるものを扱うのと、求められてるかどうかわからないっていうか、
実は求めてる側も気づいてない可能性とかがあるから。
本当具体的に近所で文房具買えるとこがないから文房具置いてくださいとかって、
10人いたら10人頼んでくるような状況だったら文房具扱わざるを得ないみたいな。
それはお客さんが来てくれるわけだから。
そういうのはいいんですけど。
そういうのはいいとしてってことですよね。
鈴木さん、映画とかも。
はいはい。
あれはどうでした?
そんなにお客さんは映画って難しくて、映画って本屋以上に場作りでお客さん呼べるもんじゃないのよ。
例えば、いいチェーン列方法ですとか、おしゃれな棚がありますとか、
おしゃれな店構えですっていうことで映画は見に来ない。
まあ確かに、物見…映画の内容?
結局上映作品のコンテンツの問題だから。
そうすると、もう本当にドライで。
そこでやっぱり映画を見に来てもらうのはコンテンツ勝負になってくるから、
プラスどうするの?ってときに、何かグッズオフとかあるけど、
けど映画って考えてみれば在庫じゃないから。
回せば回すだけでお客さんが来てくれればそのままお金になるし、
別にある程度の在庫を抱えてるわけじゃないから、
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収益分岐点を超えて収益が出たらその後は利益になるわけだから。
お客さんを呼ぶにはどんだけ…映画をやってますか?みたいな話になってくるから。
どうですか?例えば首都圏均衡で、
鈴木さんのお店でしかやってなかったりしたら、
場合によっては遠くからも見に来る人なんかも出てくるんじゃないですか?
たくさんはいないにしても。
本当にこれはマジマジと見せつけられたけど、
固定ファンがいる映画はめちゃくちゃ強い。
作品の質とかじゃない。
すごい僕がいいと思ってる映画だったとしてもダメ。
逆に、僕は知らないけど、すごい固定ファンが付いてる人たちは、
もう本当にすごい来てくれる。
僕がやってたとこで一番印象に残ったのは、
この世界は片隅にを上映したときは、
応援するファンがすごい多くて、
全国の上映館を全部応援してる人たちがいて、うちに来てもやっぱり一番多かった。
上映期間中2週間上映してて、やっぱり観客が一番多かった。
利益も出てるけど。
そういう固定ファンがいたり応援してるっていう映画は、
本当にどんなとこでも来てくれる。
そういう俳優にファンが付いたりすると、本当に応援気分だよね。
作品をやってくれるところは応援してるし、
作品自体も応援してるから絶対見に行くみたいな感じで。
1日3回上映したら、3回全部見てくれたりするから。
へー、そんなに。すごい。
すごいでしょ。
ちゃんとしっかりお金を払ってくれるから。
そういうのがあるから、映画ってコンテンツ頼みではあるけど、
そのコンテンツを慎重に選べば、収益としてはあるよね。
っていうのはある。そんな感じはありましたよ。
それぞれやっぱりポイントが違うんですね。
一口に本とか言っても、学さんと文芸は違いますもんね。
やっぱり勘どころが。
そうだね。本はやっぱり幅広く、本当にジェネラルにお客さんを迎えられる分、
セルフじゃないとやっていけない部分もあるし、
そういうふうなことで気軽に入れる部分でもあるし、
そこでの利益率が高くなると。
僕がいつもジレンマとして思うのは、もし本が4掛けぐらい、利益率が40%ぐらいになって、
もし万が一を奇跡的に、何かまかり間違って書店の取り分が4割になったとした場合、
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逆に街の書店潰れじゃないかと思って。
もっと大資本が入ると思うんだよ。利益が出るようになったら。
スーパーとかでも売りそうですよね。
利益率が高い商売になったら、
結構規模的にやれば利益が出る商売になるじゃんと思ったら、
これはこれでまた大資本が入って大型化して、
既存のお店が結局は商売できなくて利益が上がる。
コンビニでも扱えるぐらいの政府型商売になっちゃうんだよね。
だからね、その辺ジレンマだと思うんだよね。
今儲からないから大資本が手をつけないから、
細々と街の書店がやれてる部分がどこかしらにあると思うんだよ。
その辺ジレンマだと思うんだけど、利益取りすぎてもそういうのがあるから。
あと再販制とかっていう問題があったりして、
値付けができなかったり、価格設定もできないし、
借り引きもできないから、その分返品はできるけどみたいな話になるんだけど。
だからスキルとかサービスっていうのは、物を売るサービスじゃなくて、
スキルを書店員が出さないと、なかなか利益を上げるっていうことはないかな。
だってスキルだったらさ、希望にもよるけど、
CDNが発生しないから、丸々手数料もそうだし、金額が利益になってるから。
だってたとえばさ、もし選手のアドバイスをして千円もらったとするじゃん?
選手のアドバイス料みたいなね。
それってさ、だって千円儲けるのにさ、
本をいくら分売らなきゃいけないかって話になるとさ。
週刊少年ジャンプ、何冊分に相当するかって。
週刊少年ジャンプでやるとさ、だって週刊少年ジャンプが今いくらだっけ?
260円だっけ?いくらだっけ?もう300円くらいだっけ?
いくらでしたっけ?昔、170円の時代とか。
いや、そんな昔の話どうすんの。
たとえば、わかりやすいところで言うと、
290円?
そんなわけないでしょ。
まあ単純にですね、400円の本を1冊売ると、利益率は80円ですよ、約ね。
だよね。だいたい80円くらいだよね。
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400円で?
400円で。
400円で言ったら100円につき…。
20円でしょ、だいたい。
20円。よくて30円だから。
30円ってことはないと思うけど。
三島社なら30円。
一番条件的に悪いところで、だいたい8掛け2割、20%利益率。
わかりやすく20にしましょう。
そうすると、400円の本を売ると80円の利益ですよ。
しげが8ですね。
たとえばコミック400円のコミック1冊買うと80円利益。
それを10冊売って800円。
800円。
利益が。
10冊売ってもなお、選書のサービスの利益には届かないんですよ。
だいたい12冊ぐらい売れば、トントン1000円近くなるんじゃない。
その10冊を売るときに、利益率1000円を弾き出すのと、選書で1000円を弾き出すんだったら、
選書して1000円もらったほうが。
しかも選書して本も売れるし、プラス1000円っていう利益がでかいと思うんだよね。
ちょっと余談ですけど、いかに書店にとって万引きという窃盗行為がいかに…。
まあまあまあ、そういうふうに話が…。
いうことでもありますよね、そのあらゆる…。
まあまあそうですね。
だから10冊…。
ほっといて10冊売れてくれて1000円儲かるんだったら、それはそれで楽だけどね。
何もしないでどんどん売れていくっていうようなタイプの本もありますけどね。
メガヒットもありますけど。
メガヒットもありますね。
それが全部が全部じゃないので、
だからやっぱり1000円を儲けるときに、
じゃあそのときに選書するスキルを磨く書店員がいたりとか、
別に選書だけじゃなくて、本に関するいろんな相談事とか。
よくあるのは結構選書サービスとかでさ、
喫茶店とかのところに並べる本を選びますよとかさ。
個人でやってる人はいるけどそういう。
そういうことをやってるところもあったりするし、
全体的にそういう種類のことをして、
お店全体、会社全体でそういうサービスを推進して、
45:02
店頭じゃなくて、他のB2Bで、
そういう営業をかけるとかするしかないんじゃないかな。
だからそうですね。
まあ、外商部なんていう部門も、書店さんによってはありますけれども、
あとは店頭っていうか、お店のほうの部門でこそできる外商っぽいことみたいなのもあるかもしれないし、
外商さんとかだと、大塚商会が扱ってるような、
はいはい、オフィス関係。
応援機器とかを扱ってるような外商さんとかもやっぱりあって、
外商さんってなんとか書店とかって見え方してるかもしれないけど、
実は観光庁にすっごいそういう。
僕は昔いた会社はそうですけどね。
とかもね。
オフィスへ要請とかね、予約書とかのね。
学校とか。
神奈川で有名な書店さんとかも、やっぱりそういうところに非常に強い。
学校関係とかだとね。
ありますしね。
だから、複合商材?商材探しというよりは。
要は、なんていうのかな。
スキル系でお金を稼ぐサービスとか、
ものを売るんじゃなくてサービスとしてお金を取るみたいなことは、
やっぱりどこかでやらなきゃいけないし、
そういうふうにしていかないといけないように試されてる感じが今はするけどね。
だから今まで通りに本並べて利益取るなんて多分もう無理だし。
やっぱりプラスアルファはそういったところではない。
じゃあ別の商材で同じように店頭に並べて売ってやっていきましょうみたいなのも、
多分もう無理なんじゃないかと思うから。
やっぱり今、書店員さんでスキルを持っている人たちは表に出てきてるのはそういうこともあると思うんで、
そういう人たちが個人にしろ組織にしろ、
いろんなメディアに出てそこでお金をもらったりしてるわけだから、
個々の現状ではあるけど、
組織としてもっとまとまったコンサーティング的なこともそうだし、
例えば学校への、学校はどうかはわからないけど、
48:01
読書に関する講習会とかセミナーみたいなのをお金を取ってやるとか、
書店という業態としてのブランドを、
まだ信頼とかイメージとして良い状態のときには確立しておかないといけないんじゃないかなと思うけど。
もう本屋って言ってもねーっていうふうに思われるよりは、今のところまだそういう状態じゃないじゃない。
本屋ってやっぱり求められてるもんだし、
そこでやっぱりいろんなことにコミットしていかないと、
コミットしてお金もらうような仕組みを作ったほうが絶対にいいと思うけど。
図書館と提携してなんかやるとかね。
あとそうですね、そういう方向性も一つありそうなのと、
鈴木さん、栃木の大山のほうでやってたときは、郊外路面店という駐車場があって、
そこにフードトラックというかクレープ屋さん?
クレープ屋さんとかね、あとケバブ屋さんとか。
ケバブ屋さんとかありましたよね。
俺はそれすごい自分でひらめいたと思ってさ。
あとコーヒー屋さんもでしたりとかしてて、
これはいいぞと。
まあ基本的にお金はもらわなかったけどね、そのときはね。
落市落座的な生活とかですね。
そうそう。お客さんがそこに来てくれるっていう。
そこに利点を見出したという。
そうそう。駐車場のスペースがあるからね。
別にそこで貸して大量に儲かってるわけでもないからさ。
ただお店として、日替わりでケバブ屋さん、
何曜日はケバブ屋さん、何曜日はコーヒー屋さん、何曜日はクレープ屋さんみたいな感じでやってさ。
それは僕はかなり自分の中で、俺天才じゃねえかと思ったんだけど。
その後さ、そこに出てたお店さんが、
他の書店さんに口を聞いたのか、やれませんか言ったらわかんないけど、
その後さ、他の周辺の書店でもやるようになってさ。
同じ家で出てた移動販売屋さんがさ、
別の書店でも別の曜日にやったりしてさ、やってたんだけど。
それはありかもしれないなと思って。
那須川丹心さん、これ2月のご質問で、
スゴモリバブルも今月で打ち止めだとか、
先の見えない第6波の中だとかって書いてますけど、
ちょっと今マンボウもなくなり、感染者数も減りつつ、
ちょっとそういうマーケットマルシェ的な演出を、
その書店さんが旗を振ることによって、
51:03
地域のクラフト系の作家さんとか、
フードトラックとか呼んで、
Jリーグの試合前みたいなのに賑やかさ。
駐車場があるお店、僕なんかが働いたとことかは、
駐車場をなんとかして、軒先を活用したいわけよ。
それはありますよね。
そうするとさ、例えば僕なんかクレープ屋さんとかやったりとか、
あと古書店さんがここで古書市をやったりとかやってて、
そういうのでお客さんが来てくれたりとかしてて、
うまく駐車場がイベントスペースとなるような、
ちょっと天候には作用されるけど、
あとほんとやりたかったのは農文企業さんと相談してて、
僕その後お店閉店しちゃったんでできなかったんだけど、
農文企業さんについて、そこで朝市やりたかったんですよ。
そう、それねー。
月一とかでも定例化したら絶対ありだと思いますよ。
それはさ、多少お店は閉店してるんだけどさ、
朝市だけでもさ、別に朝5時とか6時でもいいわけでさ、
ここに保野さんあるのって気づいてくれるだけでさ、
朝市に来る人と保野さんのレイヤーがかぶってなくても、
そこに来る習慣さえ身についてもらえば全然オッケーだなと思って、
そういうことも考えてたし。
以前にマーケティングの人と話してて、
レストランが全然集客が悪くなって、
そこにコンサルタントで入って、
来てくれたお客さんの会員とかがあるじゃん。
カード作ってる人とかいて、
そのカードの会員の人に来なくなった人とかに、
片っ端からなんで来なくなったか理由を聞いたんだってさ。
そしたら別に味が落ちたとかいらんじゃん、そういう。
一番の理由は、なんとなく行かなくなった。
行く習慣がなくなっただけだから。
きっかけがあれば行ったかもしれない。
本当にさ、理由はない。
だから、朝市とか別の理由でお店の敷地に来てくれるだけでもさ、
後でそこに本屋があるんだねってことを覚えてる。
なんていうのをやりたかったなと思って。
朝市は特にいいなと思ったんだけど。
でも駐車場の有効活用は本当に…。
たとえばうちは書店しかなくて、
階層とかでカフェも入れられないよなって思ってるけど、
じゃあ駐車場に移動カフェを言えばいいじゃないとかさ。
外で飲むコーヒーはおいしいですよ。
おいしいよ。
そうそう、ほんとそうなんだよね。
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あとちょっと軽い軽食とか売ってくれるところがあったらさ、
もしお昼とかもそこで買えるような状態になったらさ。
けっこうスーパーは外にさ、焼き鳥が売ってたりするじゃん。
意外とあれで、親子で来てて子供が欲しがって使わなくて、
焼き芋とか買ったりとかそういうのもありますからね。
だからもしやってるお店、書店さんもすでにいると思うんだけど、
もしやってないとか考えてなかったら、
その辺さ、俺、街中歩いて移動販売店見かけたもん。
どこで普段やってるんですか?みたいな感じで。
月曜日と火曜日はここです、みたいな。
この日とかってやってないんですか?って言ったら、
この日はちょっといろんなとこで開いてるんですって。
その日もしイベントがなかったらうちにも来ませんか?みたいな感じで、
声かけたりしながらやったりしてるし。
あとそういう人たちって横のつながりがあるんで、
イベント情報とかをやりとりするんで、
もし何か紹介してくださいってことで、
クレープ屋さんはコーヒー屋さんの紹介でクレープ屋さんが来て、
クレープ屋さんに何かいませんか?って他に行ったら、
ケバブ屋さんを紹介してくれたりとかしてて。
ほんとそういう感じなんだよね。
県どこかで話ができれば、横のつながりでやってくれる人があるみたいな感じがあるし。
場合によっては、イベントって3万円分買い取りみたいな感じで、コーヒーを。
で、来た人に全部無料で配るとかさ。
お店が負担したりとかして、コーヒー無料サービスとかできるし、
集客の利用としてはそういうことはできるよね。
そうですね。
これはもうレアケースだと思うんですけど、
私も三島社の本屋さん時代に、コーヒーの自家焙煎とか、
自分でコーヒーを仕事にしていきたい若者とかがコーヒー入れに来てくれて、
投げ銭方式っていうか、お気持ち。
値付けはされてない、コーヒー。
飲みたい人にコーヒー出してっていうのを、場を提供して。
そうすると彼が来る日はお客さん多かったりするんですよ。
彼の知り合いとかも来てくれたりするから。
単純に楽しいっていうか、つながりが増えて楽しいっていうのがあるから、
そういう方向性も知恵とかスキルを売るっていうと、
あとは楽一落座的な場作り的なところもありそうだし、
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ちょっと在庫を抱えるリスクっていうか、
ビジネス設計としてもちょっとリスクもあるし、
スケールとかそれこそスキルもいるものじゃなくて、
楽しみながらそういう来店客数増やすとか、
満足度を高めることってありそうですよね、確かに。
やっぱり作業者の人とそういうのってきっかけとして横につながりができてくるから、
そうするとほら、例えば別に店舗じゃなくて、
移動販売の人たちが、「ここでこういうイベントやるけど、どうですか一緒になりませんか?」みたいな感じでさ、
書店が逆に外に出て本を売るみたいな形もできると思うし。
逆にね、どっかに。
そうそう。横のつながりがそういうのがあって面白いですよね。
アメリカしてると。
そこにレトルトカレーとかセクシージュースさんのサイン本とか持ってくるのもありかもしれないですね。
取り留めのないですけど、書店のビジネスモデルみたいなのを若干冷静に解体して、
収益構造を見直すときには、新しいことをやるときにはどうしたらやるのか。
あと意識的なものも変わらなきゃいけないしね。
やっぱりそういうのもあるよね。
お金もらって何かを提供するときってやっぱりちょっと、
無料でやってたものとは全く違う意識が働くし、
お金は稼ぐってそういうことだよなって、僕も今フリーになってよくわかりますけど。
そうですね、私も今まで、自分で良ければ何でも答えますよみたいなのから、
それが案件化すると、受注案件になると、
そうなんですよ。
途端にやっぱりこう、ちょっと。
お金もらう分にはっていうのはあるけど、けどそれって重要なことだから、
今までと同じようにやってて、お金もらうわけにはいかないじゃん。
それは無料だからやってましたっていうのと、お金もらうからそれなりっていうのはちょっと違うから。
そんな感じで。
そんな感じでございますけどね。
いろいろと書店の長きの聴取感とかから、
ちょっとやっぱり一歩引いて考えないと結構この問題は難しくて。
ちょっと参考になればと思います。
それではなすかわ丹心さん、ご質問。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ステッカーをお送りいたしますので、お楽しみにお待ちください。
お体にお気をつけて。
それではさようなら。
はい、さようなら。