1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #80 ブックカバーの話
2022-03-30 40:09

#80 ブックカバーの話

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#80 ブックカバーの話


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00:05
もういいよ。
本のそばには楽しいことがあるをモットーに
の元書店すずきと
はい、出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在、書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所、運営1年8ヶ月目のわたなべの2人で
書店、出版社、一般読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今日はこちら、3本取りの3本目ということで。
まあちょっとね、間が来ましたから。
ちょっとね、いろいろと。
頑張りましたよ。
なんか、なかなかやっぱり、ふい。
喋りすぎてしまうという、悪い癖がまた出てしまいましたね。
本当ね。
こんな時間になってしまったわけなんですけども。
なんであんな短い質問、あの簡単な質問に、こんな一時間も喋っちゃうの。
なんかマクラありますか?
僕なんか、この間僕、両国国技館にプレス見に行ったんですよ。
それはあれですか、猪猴書店の猪猴さんとかと、
愉快な仲間たちとまた行ったんですか?
DDTプロレスをですね。
けど3年ぶりぐらい両国でやるのはね。
ああ、でもやっぱコロナがあるから。
だからもう、第3回ぐらいから毎年見に行って、
僕はそれしか見に行かない。
プロレスそんなに別に熱烈なファンではなくて、
DDTプロレスの両国だけを実際見に行ってるだけで、
別にそれ以外の試合を追ってるわけでもないんだよ。
ただ、両国国技館っていう、
DDTプロレスの大きな大会の観戦歴だけが長いっていう。
身若なんだけどベテランって、意味わからないですけど。
けどそういうの行ってきて、
まあ久々に両国に行きましたよ。
ついこの間まではすぐ近所に住んでたんで、
懐かしながら東東京地帯を楽しみましたけど。
私も京都に行く前に東京あたりでやってたときは、
その愉快な仲間たちの一員としてお声掛けいただいて、
見に行ってましたけどね。あれも面白いですよね。
なんですかね。僕も別にプロレスをそんなに熱烈にファンじゃないし、
まあ一発目騙されたと思って行ったんですけど、
あまりにも異様な…なんていうのかな…
豪骨な…
見終わったと多項館に包まれてる自分がいるんですよね。
あれなんだったのね。
あの場の多項館はちょっと一種独特で、プロレスって。
03:00
僕も初めはプロレスって乗れるかなって思ったんだけど、
あれって本当にプロレスって、見てる側と一体になって作り上げる空間なんで、
特にDDTプロレスっていうのはエンタメ色が強いんで、
初めてプロレスにハマる人はたぶんあれをかなり見ると思う。
いろいろ放送できないものを会場で見られるんで。
なんかそんなんでね。
久々にイベントっていうものも、ほんと数年ぶりだし、
なんかちょっと考え深いものがありましたね。
そういうマンボウとかもあれになって、
まだちょっと余談は許しませんけれども、
だんだんそういう大きい会場で、そういう大きいイベント。
ちょうどプロ野球開幕だし、お客さんも入ってるし。
そういうふうにね。
若干ちょっと開放的になりたいなと思いますよ、僕も。
そんな感じで。
マクラでございますよ。
じゃあ私も、このマクラでまた喋りたいことが見つかったんですけど、
ちょっとそれはぐっととどめておきます。
長くなるからね。
悪い癖があるんで。
悪い癖だね。
喋ってる途中に次の喋ること思いついちゃうからよくないよね。
止まんないんですよ。
酒も飲まないね。
酒も飲まないね、ほんとに。
今日もね、いただいたご質問にお答えしていきたいなと。
していきましょう。
はい、それではいつものようにラジオネームから読み上げさせていただきます。
はい。
ラジオネーム、もじゃひげめがねさんからいただきました。
おー久しぶりですね。
渡辺さん、鈴木さん、こんにちは。
こんにちは。
電車で本を読むとき、若い頃は読んでいる本の内容を知られてしまうのが恥ずかしく、
書店で購入する際にはブックカバーをかけてもらっていましたが、
いつしか自分が書店で働くようになってからは、むしろ今読んでいる本の宣伝にもなると、
書店のブックカバーをかけてもらわなくなりました。
でもたまに書店内で素敵柄の書店のブックカバーとか見かけると、
それはそれで良いなぁと思ったりもします。
お二人はブックカバー書ける派ですか?
またお気に入りのブックカバーはありますか?
好きな書店のブックカバーなどあれば教えてください。
06:02
よろしくお願いします。
なるほどね。
ブックカバーはなかなかいいじゃないですか、いいテーマじゃないですか。
ブックカバーは結構みなさん身近な本の道具ですから、
書費ですよ、書費。
本好きな方からしたらこの辺いろいろ話はつけないんじゃないですか?
いろいろ語りたい人いるんじゃないですか?
そうですね。書店のブックカバーっていうのがね、やっぱりちょっと一つ、
書け方はお店によって結構バラバラだったりとかしますし、
さっき話が出た伊能書店の伊能さんのところのブックカバー書きは、
まさに。
まさに。歯を入れるという、
ハサミでね。
ハサミで、ちょっと、
古式、ゆかしっていうんですか、なんていうんですか、歯いのは。
昔からあるちょっと手間をかける、
非常に職人的な手つきで。
伊能書店の伊能さんのカバーの書け方、
これぜひ実際に伊能書店さんに本を買いに行って、
目の前で伊能さんのカバー書きを見てほしいんですよ。
これはさ、前回の収益化の話とちょっとつながっちゃうんだけどさ、
あの特殊なカバーを書けてもらいに見に行くだけでさ、
書店に行ってみようっていうのはある意味すごいいい動機だよね。
大江戸線乗って行きたくなりますよね。
そうだよね。大江戸線乗って中井までね。
中井まで。西武線でもいいですけども。
西武線でもいいですけど、新宿、中井。
だから伊能さんのカバー書けは、
昔は割とそういうカバー書けが多かったらしいんですよ。
そうそう、そうみたい。
まずですね、カバーというのは本にかかってるカバー、
もともとかかってるカバーを外すんですよね。
で、その後、もう折り目がついてない伊能書店さんのカバー、だから書費を、
それがレジのところにパンと出されて、
そこに本から外したカバーを乗っけて、
で、そこからそのサイズに合った折り目をつけていくんですよ。
で、その後にハサミをチョンチョンチョンチョンって入れるんですよ。
そう、背拍子の部分とかね。
で、それをパッパッパッって巻いて、
で、また元だった本にかけるというのを手際よく。
まあ、音声だと全然伝えられないけど。
また渡辺が悪い癖出してるぞっていう。
だけどね、これはね。
一見の価値あるよね。
もしかしたら伊能さんそれやってんの?
09:01
YouTubeとかで検索したら何かで出てくるかもしれない。
何回多分見せてる。たもりクラブ出てたでしょ?
そう、たもりクラブ出てた。
あれ、ブックカバーの掛け替えやってたよね。
なんかやってた気がする。
見てないんだよ、俺。
まあ、その伊能さんの話になってたけど。
あれですよ、僕の母は伊能書店知ってましたよ。
なんでですか?
中井に住んでたんですよ、若い頃。実は、うちの母は。
鈴木さんのお母さん?
鈴木さんのお母さんじゃなかった頃に?
なかった頃に、そうそうそう。
若い頃?
金の卵として東京に除去したかどうかわからないけど、
北海道からさ、東京に就職して、東京で住んでて、中井に住んでて、
で、伊能書店を知ってたんですよ。
へー。
まじかと思って。
伊能書店、知ってるの?って。
そうそうそうそう。
え、俺知り合いだけどって。
知り合いも知り合いですからね。
知り合いも知り合いだけどって。
そういう繋がりもありましたけどね。
まあまあ、そんな話はいいとして。
ちょっとね、余談なんですけど。
余談ばっかりですね。
はい、あのー、私この間Twitterのスペースでライブ配信をしたときに、
はい、グダグダなやつですね。
悪い癖でいろんな関係ない話をしたと思うんですけど。
はいはい。
で、その中で今西錦寺全集とか、今西錦寺の本を探していたみたいな、
シュリーマンの本。
全然関係ない話。
全然関係ない話してたじゃないですか。
その後、古本屋さんで、
その今西錦寺さんの三学小冊っていうその講談社学術文庫で、
今手に入らない、本屋で手に入らないやつ。
探してたら今西錦寺全集というのが出ている。
その第1巻に三学小冊って私が読みたいやつが入っていたので、
それを古本屋さんで買ったんですよ。
はいはいはい。
厚紙など箱に入った全集物だから。
はいはい。
ケースに入った本を買って、
そしたらその中に入っている本に、
カバーがかかってたんですよ。
それが、早稲田大学聖教コーププラザブックセンター、今もありますけど、
早稲田大学の聖教のカバーがかかってたんですけど、
その紙のカバーの巻かれ方が異能書店、異能流だったんですよ。
はさみで初心者向けに入っているカバーの書き方されてて、
おーって思ったんですよ。
それを言いたかったんですけど。
それ別にさ。
ちょっとね感動したんです、僕は。
これ早稲田の聖教で買ったんだ、今西錦寺全集って。
まあいいや。
12:00
まあけど書店で書けてもらうカバーっていうのはやっぱりちょっと一つ面白いものはありますよね。
そうですね。鈴木さん、なんか自分がお勤めなとき、
特に千葉のお店では立ち上げからかかってるわけで、
カバーどうする問題とかも自分もあれじゃないですか?
経験があったというか。
カバーは、お店の16のそれぞれの野豪がついた袋とか、ペリカンダとか。
トリケーがね。
トリケーの衣装が入っているカバーを持ってましたけど、
そういうのが使ってましたし、
一年生後の書店では通常の市販のブックカバーのほかに、
地元だとおやまくまっていうキャラクターとコラボして、
オリジナルカバーを期間限定で、春と冬だったかな。
のブックカバーを作って。
夏と冬だったかな。春だったかな。ピンク色とかね。
作ってそれを限定でやったと、結構遠くからわざわざ来てくれたりとか、
ブックカバー集めコレクターが。
はいはいはい。マニアが。
そうそう、マニアが来てくれたりとかして、
なんかやっぱりそういう風なのがありましたけどね。
ブックカバーはやっぱりね、ちょっとね、それぞれのお店の個性。
というか、コレクターする人がいるぐらいだから、
それなりの衣装としても必要だし、
電車内でね、ブックカバーをつけて。
僕結構、電車内で最近ブックカバーつけてないんだよね。
文庫はつけるけど、炭鉱物とかブックカバーは持ってないんで、
既存のカバーをただ外して持ち歩くだけだね。
そうですね。私、大学生の時、吉祥寺だったんで、
ブックスルーエさんの、ルーエさんのカバーって、
金潮谷さんのイラストのやつで、
あれがね、やっぱね、ちょっとね、くすぐるものがありましたね。
そうだね。
で、その時はルーエさんの金潮谷カバーも好きでしたし、
あとは、
吉祥寺のパルコブックセンターがございまして、
PBCっていうパルコブックセンター。
パルコブックセンターのカバーも私好きでございまして、
15:01
人文書の専門書みたいなのを意気がって買って、
PBCを撒いてもらうというね。
そういうのは個人的にはすごい好きで、
はいはいはい。
思い出ですね、それは。
ブックカバー、僕はね、付けてもらう時もあるけど、
的には家に本棚に入れる時もブックカバーは全部外しちゃうので。
最終的に家の本棚に行くタイミングで外されますよね。
そうだよね。じゃないと並べてるものがわからないから。
わけわからなくなっちゃいますからね。
買ってあるのにもかかわらずさ、また同じ本買っちゃったりしちゃうから。
積んどく状態でもカバーかかってると非常によろしくないんですよね。
よろしくない、危ないんで。
危ないんですよね。
危ないんでね。
危ないんですよ、事故の元なんですよね。
お気に入りのブックカバーありますかっていうのは、
僕結構文庫は同じカバーをよく使っていて、
一つは、昔新潮文庫の読んだパンダの、
よく新潮文庫のカバーの脇にパンダのマークがあって、
マークを集めてハガキに貼って送るともらえるグッズっていうのがいろいろあって、
そこに読んだパンダのブックカバー、本がブックカバーっていうのがあって、
それはもう何年使ってんだ?20年ぐらい使ってますよ、下手すると。
ずっと使ってて、文庫のときは。
で、それは何がいいかって、スピンがついてる。
スピンって要は紐ですね、しおり紐。
文庫だと新潮文庫にしかついてない。
あと岩波か。岩波ついてたっけ?
岩波ついて…ちょっと待ってくださいね。
確か新潮文庫しかついてなかった気がするんだよな。
新潮はついてます。岩波についてないです。
ないね。
しおりがあるんですよね。
そうだよね。
で、新潮は、いわゆる点アンカットじゃない?
点アンカットです。
点アンカットなんで、しおり紐をつけられる、スピンがつけられるんだけど、
それ以外に読んだパンダ自体のカバーにやっぱりスピンがついてて、
それが非常にいい。
便利ですね。
そう。
実用的。
しおりってさ、電車の中とかで読むときにさ、
どっかに持ってないといけないわけじゃん。外すと。
なんか、そこだけやっぱり固いから、開きづらくて邪魔なんですよね。読んでるとか。
別の場所に挟んでるのも邪魔だし、
しおりを読んでる最中、どっかに持ってないといけないし、
どっかに挟んでないといけない。
スピンだったら、別に読んでるときに出しておいて、
途中のときにスピンを挟めばいいだけなんで、
すごく重宝するんだよね。楽で。いいんで。
18:02
スピンがやっぱりつけたいし、
別売りのスピンだけカバーにつける、
ちゃーっと持ってるんだけど、
本当それが僕は好きなので、
よくヨンダパンダの文化ブックカバーは、
もうちょっと長年使ってますね。
ただ、難点が一つあって、
早川文庫が入らない。
それはー、割とあのー、
書店さんのレジでも苦労してんじゃないですか、それ。
早川文庫はトールサイズで若干高いんだよね。
若干の方じゃないな。
だから書店でも、事前に作るようなブックカバーも2種類作らなきゃいけない。
一般用の文庫カバーと、
早川用の文庫カバーっていうのが用意されてて、
早川文庫は早川書房が作ってる専用のブックカバーがあったりとかして、
ある意味ファンアイテムではあるんですけど、
それを使えるブックカバーは僕は1個だけ持ってて、
都会で住みたいって人は違うんだけど、
それの付録にブックカバーが付いてたのね。
で、その付録のブックカバーって、やっぱりスピンが付いてるわけ。
で、「あ、いいな、これ。」と思ったら、何がいいって、
高さが早川文庫が入るサイズなんだよ。
唯一。付録のそのブックカバーが。
それ一応持ってるんで、早川文庫を読むときは、
早川専用のブックカバーを持ってますし、
コーデュロイか何かで作った早川ファクトリーのブックカバーがあるんだけど、
そういうのもあるけど、スピンが付いてるんでそれをよく使ってますね。
文庫は結構いいですよ。
スイカじゃないところでキップとかもブックカバーのポケットとかに入れておいたりするといいし。
ちょっと泣くしそうで怖いですけど。
まあまあ文庫カバーで言うと、私はすごい印象に残ってるのが、
有林堂さんの文庫のカバーは、これは結構有名ですけどね。
素敵で有名ですけども。
なんかいろんなカラーが選べて。
はいはいはい。
鈴木さんは今、あーってなったけど、
ちょっと鈴木さんいまいちこう、そう有林堂さんってあれはいいよねって、
乗ってこないのがやっぱ北関東の人らしいなって思って。
なんで?有林堂さんよくないから。
いや私もそうなんですけど、有林堂さんって自分のテリトリー、神奈川が一番の地、
21:02
逆に神奈川の人だったら有林堂さん、おー有林堂ねーってなるんですけど、
どうもやっぱ埼玉あたりに住んでる人とかね、北関東住んでる人ないんだよ。
東京の北に住んでる人間はね。
ちょっと反対側だからさ。
で、なんか調子こいて、恵比寿あたりまで行ったときに、
そのアトレの中の有林堂さんで、初めて有林堂さんで文庫かなんか買ったときに、
カバーはどうしますかって言われて、
なんか色んな素敵な色の中から選べるっていう文庫が。
あーはいはいはい、そうですね。
あれはね、感激しましたよ、その田舎。
選べるんだ、選べるんだって。
選べるんだっつって。
選べんのこれっつって。
選べんだぞ俺。
これ俺、これ何番て言えばいいのこれって。
すげえんじゃねえの?
10色もあんの?って。
そんな喋り方しねえけど。
しねえけどね。
しねえけどね。
まあでもあれは玉桁。
玉桁?
玉桁言わないけど。
玉桁ね。
いやでもね、すごいこれはときめくなあと思って。
まあ楽しいよね。
選べんの系。
選べんの系ですよ。
なんかそういうときめき系、だからさっきのコラボ系もときめきあるけど、
ちょっとやなのが、
なんか広告料をもらって、
なんかの広告入っちゃってるカバーはすぐ捨てたくなっちゃう。
まあしょうがないよね。
もう仕方ないですけど、それももう利益、売り上げになるんだったら。
まあけど、ちょっとそのあたりは、
まあ駅とかターミナルにあるとさ、昔は結構コミックとかもカバーかける人が多くてさ、
電車の中で読む人が多いから。
そうすると、結構広告が入ってるブックカバーってさ、
書店も使うときにさ、タダでもらったりとかするからさ、
お金がもらえても、ブックカバーがタダで手に入るってことだね。
消耗品だからさ。そういうのはあったけどね。
あとは、それこそ電車とかでね、
スターバックスとかでテイクアウトとかすると、紙袋かなんかに入れてくれるときあるじゃん。
はいはいはい。
あの手の紙袋とかで、自分で本のカバー作ってる人とかいるじゃないですか、たまに。
はいはいはいはい。
もっと無頓着な人だと、新聞の折り込みチラシとかで作ってるおじいちゃんとか。
うんうん。けど多分、僕なんかもっと書店員だし、書店員の人はみんな多分普通にどこにある紙でもブックカバー作れるから。
24:04
ね、ある程度のサイズが、ちゃんと巻けるサイズがあれば。
そうそうそうそう。巻けるサイズがあれば何でも使えるから。
自分の好きな。
別に市販のブックカバーじゃなくても、自分のちょっとお気に入りの放送紙とか。
あればね。
あれば、別に自由に作れますしね。オリジナルブックカバーはいつでも簡単に作れるけど。
それこそ、伊勢丹の紙袋とかで作ってほしいですけどね。
そうそう。そうや。
そうそうそう。いいよね。
お笑い芸人さんのジャケットで、伊勢丹のみたいなのが着てる人いましたけれども。
そういう意味では、自由な楽しみ方としてはあるかなと。
あのさ、結構雑貨屋さんでブックカバー売ってるじゃない?よく。
売ってますね。
ほんとたまにイラっとするのが、
ブックカバーって歌ってるんだけど、
ブックカバーを知らない人がデザインしてるのがたまにあって。
おー。
あのさ、ブックカバーってどっちか片方の表紙をポケットにサッと差し込むじゃん。
で、反対側が調整できるじゃん。厚さによって。
本の厚みが違いますから。
それがない、買ったときに一番失敗したのが、いいなと思って買ったら、両方がポケットになってる。
それは…わかってないですね。
そうするとさ、本の厚みによっては書けられなかったり、薄すぎたら逆にブカブカになったりとか。
するから、ブックカバーって歌ってるのかからず、
たぶんブックカバーをしたことがない人がデザインしてるのがたまにさ、
雑貨屋さんとかでさ、見かけるんだよね、そういうのって。
そういうのは本読みの人が考えてないなと思うし。
前々職のお店のときに、
オリジナルのブックカバーを雑貨メーカーさんと一緒に作ったことありますよ、僕デザインで。
これはですね、たぶん家で探せば1個ぐらいあると思うんだけど、
肩から下げられる。
ブックカバーがあって、背拍子のスピンの部分に紐がついてて、そこから肩掛けの紐がついてる。
ハンプ素材なので丈夫なブックカバーなんですけど、
文庫を肩から下げて持ち運べるっていう。
何がいいってね、これ今だから言うけど、
これ聞いてる人が、当時うちのお店で買った人はそんなにいないと思うんだけど、
販売価格が3800円ぐらいだったのね。
根付けはこっちのオリジナル商品だから。
原価880円だった。
27:00
けど販売したから、結構数。
けどそれってプライベートブランドではあるし、ちゃんとロゴを入れてもらったりして、
当時僕が文具をやったときに、文具の来てくれた、
ハンプを基本メインにしてる文具メーカーさんと一緒に安い予算をつけて、
結構安く作ってくれたんだよね。
ブックカバー作りたいんだけどって。
商品って、書店って自分とこの商品を根付けすることってしたことないじゃん。
そういうのも自分で作って自分で値段決めて、
要は原価がこれで利益期を考えて、いくつ作ってみたいな感じで、楽しかったよね。
勉強されましたよね。
書店さんがそういうのを作って、
私も沢谷書店のクリニーさんからですね、
クリニーですね。
こういうカバーを作ったんだけど、作りましたって連絡いただいて、
それ買いたいですけど送ってもらえますかとか買うのでって言って買ったことあるんですけど、
それはなんだっけな。
やっぱ布で作ったカバーなんですけど、
なんやったかな。
なんかだったんですよ。
朝とかじゃなくて。
ストーリー性を感じる。
布がなんだか思い出せないんですけど。
オリジナルブックカバー、70周年特別記念企画みたいなやつで。
材料が?
材料がエプロン。
沢谷書店のロゴ入りのエプロンを着て沢谷さんやってるけど、
現在使ってない、使用しなくなったエプロンを使って作ったと。
あー、なるほど。
そういう、だから140枚ぐらい作って、そのうちの限定販売。
そのうちの1枚、うちにあるっていう。
これってさ、高木さんのところもブックカバーじゃないけど、
学校で使ってたものを採用して作ってたな。
例えば、子どもが幼稚園とかで行ったときの制服みたいなのを、
着なくなったやつを、どっかでブックカバー化したりとかして、思い出にできたらいいよね。
そういうブックカバーの使い方もあるし。
ブックカバーって汎用性効くからな。
30:01
そうですね。こういうのって作るときにまた制作できる人とのコラボレーションもなるし。
そうそうそうそう。
で、なんか面白い取り組みですよね。
そうね。
面白いよね、ブックカバーって。
ま、集めてるわけじゃないけど、結構たまってるけどね、僕もね。
そうですね。
紙のブックカバーとかでも、ちょっと雑貨屋さんで買ったやつで、繰り返し使える紙のカバーって丈夫なのよ、紙が。
破れないの。
だから結構ずっと何度も使ってて、軽いしかさばらないし、たまに使ってるけどね。
私もなんか、某図書館なんとかセンターの某Mさんが、ひと箱古本市とかでご一緒したときとかに、
Mさん、古本マニアだったりもするけど、
まあそうだね。
雑書の中から、箱から出してるのと、またすごい手先の器用な方で、文庫カバーを作られるんですよね。
それがまたね、使い勝手がいいんですよ、やっぱり本読みの方なんで。
はいはいはいはい。
だからね、僕Mさん作った文庫カバー何枚か持ってるんですけど、ひと箱古本市川口のときご一緒なんとかさせてもらったんで、
やっぱたまにね、使ってますよ。
文庫カバーは別にそれ以外にも。
ちょっと前に、海耕たけしのトークイベントが渋谷のカルカルだっけ。
カルチャーカルチャー。
そこで海耕たけしのイベントがあって、そこに海耕たけしの本も売りに行ったときに、
ただ売るのもつまらないと思って、
海耕たけしのイラストを書いた、海耕たけしが書いたんじゃなくて、
鈴木たけしが書いた、海耕たけしのイラストを書いた文庫カバーをお寺に作って、
そこで会場限定で作ったりして、買ってくれた方にしましたけどね。
意外とそういうのがあるだけで。
5つ買っとくかみたいなのあるよね。
ありますあります。
その場だけしかないみたいな。
あるあるある。
文庫カバーは企画縁も無しの本買ってくるね。
大垣書店さんも、京都の大垣書店のカバーも、
京都って盆地だから周りは定山、山に書かれてるんですが、
大垣書店さんのカバーに山の稜線が書かれてるんですけど、
33:00
私最初単なるギザギザだと思ってたんですけど、
自分がハイキングとかに目覚めてからよくよく見ると、
これ山だと思って。
何年か前くらいかな、夏頃だと思うんですけど、
五山おくり日、大文字山の大っていう。
大っていうのが入った限定カバーとかを大垣さん作ってて、
すごいね。
その山の稜線の普段の何気ないブックカバーが、
大文字の大っていうのが入ってたりすると。
ちょっとした違いで、たぶんそういうのも限定版とか作って、
大垣さんってチェーンストアーさんだから支店に巻いて、
何やら広報もやってとかってやると、
結構そういうのはひと手間かもしんないんですけど、
風物詩的なのいいなと思って。
いいですよね。
カバーはいろいろありますよね。
最近だとアイスキャンディーみたいなやつ。
あるね。
あれは話題になったじゃないですか、大阪の。
そうそうそう、あれのもいいよね。
僕さ、昔のお店でオリジナルブックカバーを作ろうと思ったときにさ、
これも企画倒れだったんだけど。
企画倒れっていうか、結局実現しなかったら予算がかかっちゃったりしてたけど、
古い明治創業だったりしたお店だったんで、
小地図に載ってるわけよ。その地域の小地図に。
明治時代とかの小地図にさ、自分の創業のお店が載ってるわけ。
小地図いいですよね。
それをブックカバーにしたいと思ってさ。
それめっちゃいいじゃないですか。
そうするとやっぱりシンセっていうブランドもあるしさ、
地元の人にとっては古い地図って見るの面白いじゃない。
当時小地図の出版社の人文社という会社があって、
当時営業しててた人と若干仲良くて、人文社の人が。
その人ってタモリクラブに出てた人なんだよね。
ちょっとマニアックな方なんですね。
専門性の高い方。
そうそう。
で、人文社って自分のところで線引いて地図作ってたような会社だから、
不申請の。
今はないんだけどね、人文社って会社。解散しちゃったんでないんだけど。
今いろいろ小地図ありますから、ストックがあったりして取り寄せてたりとか。
だいぶかかっちゃうんで、その辺でうちの会社のほうと、
なかなかちょっと難しいかなみたいな感じでペンディングしてたっていうのがあって、
36:03
そのまま立ち消えなっちゃったんだけど、
やっぱ小地図とか地域性のあるものがデザインされたカバーはちょっといいよね。
先で買うにしてもさ。
そういう、やっぱりご当地本屋さんのカバーとかは、
ついカバーおかけしますかって言って、
普段は大丈夫ですとかって言うんですけど、
ついお願いしますって言っちゃう。
それはしょうがないよね。
思い出になるからさ。
そういうのはあるな。レシートも挟んでおくけどね。
レシートも挟むプレイは。
プレイって言うなよ。
とりわけ最近、ビニールの。
本屋さんのビニールのカバーは非常に剛性高く、使い勝手がいいんですよ。
例えば、折りたたみ傘とかを本屋さんでもらったカバーとかに入れて、
カバーの中に忍ばしといったりすると、
すごく破けとか穴開きに強かったんですよ。
まあまあそうだね。
だけど最近ほら、もう袋有料になっちゃったりとかしてるから、
そうすると裸の本を手に持ったまま、
お店の外に出なきゃいけないこととかも多くて、
この人の万引きしてる人とかって勘違いされるの嫌だから、
やっぱりレシートをちょっとペッて挟んで、
お店の外に出てとか。
あれだよね、袋が有料になってさ、
袋いらないですってさ、紙で巻いてくれたりするわけよ。
あれってなんか、袋は無料だからないけど、
けど紙で巻いちゃうってことは、あんまり手間としては変わってないと思うけどね。
こないだ木の国や新宿本店に行ったら、
自分でカバーかけるようになってるのね、今多分。
コロナの影響だからわからないけどね。
あーそうなんですね。
お客さんが自分でテーブルでカバーかけてた。
うちぐらいかな。僕久々にちょっと行ったから、こないだ。
というのがありましたけどね。
本当は持ってるものとか見せながら話したいんですけど、
それもできないんで。
ホットキャストなんで。
ホットキャストなんでね。
ただもう本当に至る所に、本屋さんだけじゃなくて、
逆に本屋さんでブックカバーを売ってること自体が、
昔はなかったぐらいおかしなことがあったんで、
雑貨屋さんでブックカバー売ってたけど、
なぜか本屋さんで売ってなかったんですねってあったりして、
それもおかしいなと思ってましたけど。
今は結構ブックカバー自体も売ってるから、
市販のブックカバー使って読むのも楽しいし。
39:04
そうですね。
ネット書店では味わえない楽しみの一つかもしれませんね。
そうだね。
電子書籍では味わえない。
そうですね。電子では味わえない。
味の良さかもしれませんね。
そう、面白さではあるね。
ということで、話は尽きないわけですが、
モジャヒゲメガネさん、楽しいご質問ありがとうございました。
お便りいただいたモジャヒゲメガネさんには、
本屋不折貨をプレゼントいたします。
ぜひお待ちください。
それではみなさん、さようなら。
さようなら。もうだいぶ眠いです。
さようなら。
40:09

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