1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #37 買った本の話(12月分)
2021-12-12 54:44

#37 買った本の話(12月分)

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「その本をお客さんが買った理由が知りたい」とのすずき発言を発端に、自分たちが買った本を理由とともに紹介する月イチのコーナー

質問、おたよりはこちらから↓  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdOyZsve1PAGEfKVyAelRf1nmaENmBNl8oJXgzb82Pmx1RjXQ/viewform

00:03
本のそばには楽しいことがある思ったのに、書店歴25年の元書店に続きと、
出版取引7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年数ヶ月のわたなべの2人で、
書店員・出版社・一般の読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
ということで、恒例の買った本について話す回でございます。
結構これがですね好評で、別に読んだ本ではないです。買った本なんで。
買った本について読んでなくてもうだうだ話すという。
そうですね、なんでその本を買ったのかというのを、お客さんに聞いてみたいみたいな話をしてきたんですよね。
そうなんですよ。
別のリスナーさんから、お二人が買った本の理由を教えてくれみたいな。
教えてくれと。
はい。
いっぱい買いましたか、鈴木さん。
買いましたけど、前回話したときから、買う?覚えてないんだけど。
大体どうですか、軽々1ヶ月ぐらいは経ちましたか?
多分ね11月の中頃ぐらいだったと思うんですけど、
13日とかそのぐらいに確かアップされたのって。
11月13日ですね。
第25回。
はいはいはい。第25回の時に前回それをやった。
約1ヶ月経ってないですけど、大体そんなもんですかね。
はい。
結構ねいただき物もあったりとかして、増えましたよまた。
どうしようがないと本棚がね、ちょっとやばいんですよ今。
私はもう完全にアウトですね本棚。
いやもう1年前ぐらいからアウトになってるんですけど。
だから何だろうちょっともう読んで、今後ちょっと取っておかなくてもいいかなというようなもの。
僕はちょっと資料性の高いものとか残しておきたいんですけど、
ちょっとあぶれてしまってるのもあるので、どっかで何か売りたいなっていう。
できればその一箱古本市みたいな感じで。
03:01
それで手渡しできると一番いいんですよね。
なんか久々に本を売りたいなと思ったんですけど、そういうことで。
まあ何かね機会があればね場所も。
この時期だからイベント少ないんですけど、
何かねそういうことができればいいなって思っていますけどね。
そんな状況にありつつ、本を買う手が止まらないというところですね。
そうなんです。見かけたら買っておかないとっていうのはありますよね。
どうしましょうかどうやって進めますか。
どうしますか。
結構あるんだ。
結構あるのよ。
じゃあ私からざっと行きますか。
行きますか渡辺くんから。
じゃあ行かせていただきます。
ちょっと過去回の時に奈良に行ってきましたっていう。
覗くしかないで書店。
奈良の競輪堂書店奈良展さんと奈良女子大学のコラボ書店。
そこを中心に競輪堂書店奈良展さんで買ってきた本を主にお話しますと、
まずそのフェア棚からですが、
その回でも言ったんですけれども、
岩波純也新書の奈良京都の古事巡り。
仏像の見方。水野慶雑郎長。
これが表紙がアシュラ像の写真が使われてますけれども。
もちろんこれから読むのが楽しみという一冊でですね。
まだちょっと未読でございます。
これやっぱり買った理由は奈良という場所に限る。
私京都に来てから5年ぐらいは経つんでしょうか。
実はそのお寺を巡ってその仏像に
相対して何かこう思うような時間を作れていないので。
なるほどね。
まずはちょっとこの本を糸口にですね。
このお寺に行くとこういう仏像がいるんだなみたいな。
そういうところからちょっとまた計画を立てていこうかなと思いまして。
九尺王を読んだ方がいいですよ。
九尺王はずいぶん前に読んで、
臨平を通した戒沈烈災前提。
早口。
指であれできるように。
その時はできたんですけども、今ちょっと忘れちゃいましたね。
06:01
こういう話してると全然終わらなくなっちゃうんだけどさ。
九尺王とあとは恩明寺を読んでおけば、
京都なら当たりはめっちゃ面白いと思うんだよね。
一条戻り橋だっけ?とかさ。
いいや。
続いてください。
で、その流れでこちらも新書で平凡者新書の
日本仏像史講義、山本努先生の著書。
これも仏像史、仏教史とでも言いますか、
こういったものがなぜ日本に入ってきたのか。
改めてちょっと一回、
投資でまた勉強し直したいなーっていうのに、
新書はそういうのに最適なものだと思いまして買いました。
リングスとしては最高。
そうですね。
あとは、
あとはちょっとフェア棚以外のところ文庫の遠藤の平台に
柴良太郎の街道2というですね、朝日文庫ですか。
はい。
あとは街道行くの24巻目ですね。
奈良散歩と大見散歩っていう巻になります。
素晴らしいですね。
素晴らしいなと思って、
これもちょっと読むの楽しみです。
はい。
あとは、
これが奈良新聞社さんの出版物で、
本能寺の編、親君井賀越の心相。
サブタイトルが、家康は大和を超えたと。
親切ですか。
親切ですよね。
井賀越っていう本能寺の編の時に、
家康は堺にいたんですよね。
堺から本能寺の編があったんで、
慌ててまた、
その時は浜松の方ですか。
三河の方に戻る。
和崎城?
どこだったかな。
とにかく三河に戻ることになるわけですが、
その時に、
元武田家家臣の穴山売節。
家臣というか武田一族ですよね。
穴山売節とかもいたんですけど、
途中で売節は、
家臣とかやられてしまうんですけど。
09:00
そういったところも含めて、
井賀越は、
実は大和経由だったんだというですね。
それをいろんな資料を読み解いて、
そういったのを実証していくっていう。
逆に言うと、
井賀越、山城を通って、
井賀に行ったという説は、何故そうなったのかというところから、
ある種、ミステリーみたいな読み味もあってですね。
これが私的にはたまらないんですよ。
服部半蔵が何かでしょ?
そうです。だから井賀は、
井賀越はそういう服部半蔵。
半蔵門っていうところでね、江戸城。
名を残すぐらいのあれなわけですけれども、
そういったところとかも含めて、
その時の資料っていうのが、
井賀越があったから、
それこそ何十年後とか百年後とかの資料とかが、
今の時代から見ると最も古いかったりするんですけど、
その時点で結構もう何か、
おじいちゃんたちから聞いたぐらいな感じの出来事がある。
もう何かいろいろと、
何かの資料を元に書いた資料とかだと、
元々の資料の信憑性とかもあるんで、
結構遡って、それが妥当だったのかとかを、
また、小地図などを照らし合わせて、
こう書いてあるけど、この距離を行くんだとしたら、
辻褄が合うとか合わないとか。
そういう歴史の紐解くという、
そういうのをするわけなんですけど、
非常にそういうのを面白く読んで。
徳川幕府が開いちゃったから、
それ徳川幕府に対しての、
ある程度の都合のいい物語になっているかもしれないしね。
そうなんです。本当にそういう人間関係とか、
資料を何回書いた背景とかっていうところにも踏み込んで、
直接的にそのルートがどうのっていうところから、
少し裾野が広がってくるんですよ。
大久保長康のですね、
いろんな金山銀山の武業をやってた、
大久保長康とかの事件とかですね。
その売説殺害場所とか、
他はもうね、穴山売説がね、
横浜満ちてるの竹田信玄の後に出た竹田勝頼。
勝頼が落ちぶれていく様に、
穴山信玄が本当にだらしがないというかですね。
今回は満ちてる。
このペースでやってたら終わらないんですけど、
この新君井賀越の新倉庫の奈良新聞社さんのこの本、
まさに地元書店でこそフィーチャーされていて、
12:04
もうこれは本当に買ってよかったなと。
本体1400円という非常に。
リーズナブル。
これは面白いです。
信長の野望をやりたくなりますね。
やりたくなりますよ。
あとですね、同じ奈良で、
古本屋さんで、
今ちょっとごめんなさい。
パッと出てこなくて。
イトイトさんっていうですね、
奈良の古本屋さんがあるんですけど、
そこはですね、
共同運営している古本屋さんみたいな。
いろんな古本屋さんと。
店舗を構えてるんですけども、
棚でいくつかの古書店が共同でやってて、
店番する人もまた変わるみたいなスタイルで、
お店なんですけども。
こちらはちょっと仕事上のご縁もあって、
ちょっとお邪魔したところ、
ちょうどご挨拶する機会にも恵まれつつ、
そこでKブックフェスティバルっていうですね、
久遠さんとかがやってる韓国文学のフェアの
合同フェアみたいなのをやってるんですよ。
売り場でそれも展開されてまして、
古本なんですけど、そういう新刊とかも扱ったりとかするのが、
最近の古本屋さんの一つ面白いところでございまして。
そこで前々からちょっと本当に気になっていた、
白水社さんのですね、
女の答えはピッチにあるっていうですね、
著者はキム・ホンビさんっていう方。
女子サッカーが私に教えてくれたことっていう。
これがずっと読みたいなと思っていて、
カンゼンさんのサッカー本大賞とかを通じて、
この本の存在を知ったんですけれども、
ちょっと読みたかったんですって、
まず天使と盛り上がるみたいな。
そんな時間もあったわけなんですけど。
これもこれから読むの楽しみでございます。
あとは、いただいた本で
ちょっと1個だけ、
英明企画編集さんという京都で出版されている、
出版社の、
機関農業と経済っていう、
これは専門雑誌なんですけれども、
これの機関農業と経済、秋号がですね、
直近出まして、
ちょうど昨日、
一冊検本という形でいただいたんですけれども、
これは春号からですね、
英明企画編集さんが発行を引き受けるという形で、
ちょっと休館するっていう流れがあったんですけど、
こういったのを休館するって、
15:00
これまでの積み上げてきたものが、
耐えてしまうのは良くないっていう感じで、
カチューの栗を拾うような形で英明企画編集さんが、
引き継いだと。
そこでまた、もちろん編集方針とか、
再出発を切って、その春号も非常に面白い、
関東の特集が非常に面白かったんですけども、
その秋号がお手元に
いただいたという形で、
今回の特集は地域圏フードシステム、
フランスを手掛かりに都市の食を構築し直すと。
実はこれ、農業と経済、
食っていうのは、流通とか、
生産とか販売含めて、
非常に身近な問題なわけですよね。
誰しもにとって、
身近な問題であるはずなんですけれども、
なかなか専門的な議論とかを
目にする機会はないわけですが、
やはり、しかるべき研究者がしかるべき研究をしている
っていうことがよくわかりまして、
また面白いんです、これ読むと。
またフランスとか海外の事情とかもわかって、
それに対して、
日本に住む一市民の私が何ができるかというと、
そこはわからない部分なんですけれども、
これはまだ知るというところからいろいろ始まるものだと思ってまして、
非常に専門家だと臆さず、
もし売り場で目にした方は、
ぜひお手に取っていただいて。
専門家面白いよね。
知らないものに触れることってすごい重要だから。
いい雑誌だと
思います、これは。
ぜひ知ってほしいなと思って、
紹介させていただきました。
まだまだあるんですけれども、
この辺にしときます。
まだまだあるんかい。
まだまだあるんですけれども、
この辺にしときます。
まだまだあるんかい。
時間がいくらあっても足りません。
鈴木さんのも気になるんですよ。
飛ばしますよ。
あんまりこう、
一言一言しか言わないですけど。
まずですね、じゃあいきますよ。
物理学者SF映画にはまる、
公文写真書。
これはよくあるSF映画をさ、
専門家が語るという、
よくある本なんですけど、
最新作が載っているのと、
ここは嘘だよとかじゃなくて、
非常にポジティブなSF映画のこういう
テネットとかの時間とか、
そういったのをすごく真面目に語って、
タイムトラベルとかに必要なエネルギーはどのぐらいなのかとか、
そういうものを考察している本ですね。
18:02
映画を見て、
そういった科学について、
考えることってすごく面白くて、
なんかね、SF映画ってほら、
突拍子もない設定もあるけど、
それを実際の最先端の科学で説明されるとさ、
今の科学の現在位置みたいなのが分かる。
手に取るように分かるんだよね。
インターステラーとか面白かった。
インターステラーそうだよね。
この本もインターステラーの同じ監督の
テネットもそうだし、
あとターミネーターについての時間関係も言っているし、
あとゼログラビティという宇宙から帰還する
時の逃げ方とかさ、
あとそういうオデッセイっていう、
早川文庫の火星の人のオデッセイも、
火星で3年か4年サバイバルするならどうしたらいいのかとか、
科学的にそういったものを、
この本にもインターステラーのことも載っていますし、
あとメッセージっていう宇宙人と交流する
映画についてのこととか、
いろいろ科学者が考察しているので、
そういうのを読むと今の科学でここは解明できるし、
映画のその尺度によって測れるというのが
非常に面白いので、
半分ぐらいしか読んでいないですけど。
お店で売り場で見つけて買ったっていう。
そう、発売した直後かな。
新刊コーナーで。
新書、新刊コーナー一応見るんで、
面白そうと思って。
それは良い出会いですね。面白そうですね。
SFだとリュウジキンのエンっていう、
SF短編集ですね。
三体のリュウジキンです。
リュウ通信って
向こうの発音だと言うんですけど、
エンって確か、
本当にこの人の作品を見知ったのは、
折りたたみペキンってやっぱり
ケンリュウって人が、
編集したいろんな中華SFを集めた
アンソロジーがあるんですけど、
そこに
秦の始皇帝が
何万人って兵士を使って
コンピューターを作るっていうのがあって、
めちゃくちゃスケールが高い。
それって三体の一編の中で、
そういう本当に
大それた大風呂敷を広げながら
SFを紡ぐ作家としての
リュウジキンって知ったんで、
三体は結構一つの長編小説として
21:01
1,2,3巻って言うんですけど、
そこをいきなり入ると思いとか、
全部いけるか分からないっていう人は、
この短編集を、
早川賞加で言うエンっていう短編集は
SFって僕は結構その短編集っていうのはすごい好きで、
長編でいきなり入るっていうよりも、
僕はSFは短編集とかアンソロジーをどんどん
読んだほうがいいと思うんですよ。
もう一つが、
ベストSF2021っていう竹書房が出ている、
これは日本人の作家のSFアンソロジーなんですけど、
これは2020年に発表された
いろいろSFマガジンとか
いろんな媒体で発表された
作家のSF作品を収録した、
やっぱりこれもアンソロジーなんですよね。
これ全然読んでないので、
まだあれなんですけど、
これもすごい炎上東さんとか
書いてらっしゃるんで、
本当に短編としては面白いというのと、
あとね、
アイドルはずっと死なないみたいな話があったりして、
面白いという話なんだけど、
そういうSFは短編集とかね、
おすすめなんで、ベストSF2021っていうのは
竹書房文庫が出てるんで、
竹書房の文庫は前も一回ちょっと言いましたけど、
結構いいですよね、最近。
それは地元書店で買ったんですか?
そうです、これ見つけてね、新刊コーナーで。
結構地元書店の新刊コーナーで、
掘ってますね。
毎週新聞会の時に週末行ってるんで、
ルーチンワークとして、
新刊コーナーを見て、
雑誌コーナーを見て、
結構今回多いです。
あと、
東京レポタージュっていうね、
レポータージュですけど、
毎日新聞出版を借りている、
コロナ禍の東京の
レポータージュですね。
そういういろんな、
東京とかに行った若者たちの
おった話とか、
いろんな運動をしてる方とか、
あと書店の話とかも入ってますよ。
山陽土書店の4代目の
東山秀子さん。
そういう、
コロナ禍で、
ちょっとなかなか、
俯瞰したコロナ禍を、
ノンフィクションとしては、
まだちょっと出揃ってないところで、
こういう資生の人の目線で
24:01
書いたレポータージュは結構多いんで、
これも新刊コーナーで見つけたんですけどね。
私も買います。
東山さんにはすごいお世話になった。
あと、
新刊コーナーではないですけど、
この間、ヤフー、ノンフィクション本の大賞で
大賞取った海をあげる。
私も買いました。
これも賞を取ったということで、
売れなかったので買いました。
ノンフィクション大賞というものでは、
結構いろんな辞典だったり、
いろんなところが入ってるんで、
レポータージュとはちょっと違う
趣なんですけど、
この間インタビューした
千葉県、静の
時和書房、
静ステーションビルの日野店長が
話を聞いて、これは読まなきゃなと思って
買いました。
あとは、
新刊コーナーで見つけたのがもう一つは、
江戸釣り100物語という川出書房の
釣りの本ですね。
江戸の。
結構僕は釣りをやるので、
エッセイとかずっと書いてたので、
いろいろ調べて、江戸時代って釣りって
趣味というよりも一時期
武芸の延長線上に釣りってあったりして、
そういった
武士のたしなみとして釣りっていうのを
とってつけたように、
武士が釣りを楽しんだりとかしてた時代だったり
するんで、いろいろ釣りについてのエピソードが
多くて、記録にも残ってるんで、
そういったのを集めてるんじゃないかなと思うのと、
その中で釣りの階段話とか、
先ほど言った武士の釣りのこととか、
あと女性が釣りをするとか、
そういったところっていうのはすごい。
階段話もたりとかするし、
幕末の釣りとか。
たしか山形の庄内藩主は、
藩の人は、かなり武芸と
釣りっていうものが
同じように扱われたらしいんだけど、
そういったものを書いてあるらしい。
僕はちょっと読んでないのでわかんないんだけど、
これ面白そうなんで買いました。
釣りってつくと結構興味を津々で。
それだけでちょっと財布の紐緩むみたいなところありますよね。
なんかそういうのはありますね。
あと、ビデオランドっていう作品社が出ている、
この新刊で出てるのを知って、
僕はちょっとこれはお見当てで目指して買ったんですけど、
レンタルビデオ。
27:01
今はもうほぼほぼ
オワコンになってしまった。
レンタルビデオ店。
そう、アメリカのですね。
クエンティン・タランティーノ的な。
僕が説明すると、ビデオレンタル店員をやってた、
映画オタクのクエンティン・タランティーノってことですよね。
もうね、真っ先に浮かんじゃうクエンティン・タランティーノ。
アメリカでレンタルビデオっていうのはすごい、
地域日本にも来たブロックバスターっていうですね、
ビデオレンタル店もあるんですけど、
今アメリカはそれもなくなってますけど、
配信になった今、ほぼ壊滅したんですけど、
レンタルビデオ店から見た映画誌、
アメリカ映画誌という。
面白そうでございますね。
そうなんですよ。
これもまだ分厚くてですね。
ただちょっとこれはね、
映画の本でこういう映画誌の本とか、
僕も買ってしまうんで、
ついつい読んでしまうんですけど、
はい、ありますね。
あと、クラファンで僕ね、
ちょっとね、支援した本が届いたんですけど、
テイキング・ターンズってですね、
アメリカの医療従事者が書いた、
グラフィックノベルといわれる、
アメリカの、例えば漫画ですね。
というのを、
クラフトファンディングで出版している
サウザンブックスの、
ちょうどその翻訳家の原さんが、
サウザンブックスのクラファンを仕切り、
いろいろ発起人がこういう本をしたい
ということに対してクラファンを起こすという中で、
今回、
中木幸太郎さんというですね、
グラフィックメディスンというですね、
医療系を、
グラフィック、漫画とかいろいろ
わかりやすいような形で、
伝える概念みたいなのがあるんですけど、
それの日本教会の代表なんですけど、
その方が一応発起になって、
今回、
エイズの時代、
80年代から90年代、
エイズが治療薬も見つからない、
死に至り玉だった時の、
その感染症病棟、
エイズ病棟で働いた看護師の、
医療従事者の方の話なんで、
これはすごい、
というところでは届いたので、
これちょっと面白そうなんで、
読みたいんですけど、
あとは、
頂き物コーナー、
新コーナー始まりました。
まずですね、
完全参加がさっき言った、
30:01
ウルトラスと世界最強のゴールウラジャーに、
最強の今日は、
それを読みたいやつじゃないですか。
本の想定もかっこよくないですか。
ウルトラスって、
サッカーの非常に荒れ狂った、
サポーターたちのことですよね。
帯がですね、
警察はドイツもコイツもクソ野郎って書いてある。
かなりですね、
世界各国の、
過激サポーター軍団を、
やってるんですけど、
写真はですね、
目に黒帯が入っている人が多くて、
とかですね、あるんですけど、
これはね、
前回、
昨年末に、
サッカーの宇都宮さんの本を、
レビューしたのがあって、
ちょっといただいて、
ウルグアイとか、
南米のアルゼンチンとブラジルのサポーターとか、
あとはイタリアとか、ヨーロッパ、
ウクライナ、ドイツ、スウェーデンとか、
セルビアとかヤバそうですけど。
選手をいっぱい生み出している国ですし。
セルビアもそうだし、
アルバニアとかコソコとか、
かなりサッカーの勝ち負けが、
民族主義的に結びつくような場所って、
危ないじゃないですか。
バルカン半島、オシムの言葉的世界ですよね。
ボバンとか、
ユーゴ代表になった、
クロアチアでさ、
セルビアサポーターに蹴り入れたりとか、
非常に怖い、
ヤバい、ホッとな感じの。
あとエジプトとか北アフリカもあるし、
幸い日本は入ってないんでね。
日本は卵ぶつけるぐらいでまだ大丈夫な。
ちょっとこれはかなり、
今後平然年末読もうかなと思ってますけど、
ちょっといただきましてありがとうございます。
もう一つはですね、
カノアという版本さん、
イカヤ・クニオさんが、
雪に生きるというですね、
昭和18年に書かれた本を復刊という形で、
スキーヤーの方で、
非常に山小屋で暮らす、
生活の記録を、
記した本で、
昭和18年ぐらいの、
33:01
雪山とかで暮らしなので、
そういった当時の生活史みたいなのは、
ちょっと興味をいただきました。
ちょっと仲の良い編集者の方が、
カノアさんの代表者の方と、
お世話になっているらしくて、
そのつてで僕を紹介していただいたんですけど。
すごいカノアさん、
めちゃめちゃ気になる出版社だったんですけど。
想定がすごい良いですよ。
素晴らしいです、これは。
最後、
これがですね、
門川のメディアミックス全史、
サブカルチャーの創造と発展というですね、
本があるんですけど。
非売品ですよね。
めちゃくちゃ分厚くて、
門川のメディアミックス史を記した本です。
写紙ですね。
はい。
文芸出版社時代の門川から、
読んでから見るから見るから読むからみたいな、
映画の時代があって、
門川春樹時代、
雑誌とかテレビとかそういうものがあった時代から、
今度は、
ラノベとか、
コンテンツ系、キャラクタービジネスだとか、
そういった方向に進み、
ドワンゴと統合したりとか、
今、所沢に桜タウンというのを作って、
また新しい時代を迎えてくる門川の、
サブカルチャー的な文の時代とかさ、
ニュータイプとかいろいろあったじゃないですか、
雑誌とかね。
アスキーとかさ、エンターブレインとかの合併とか、
いろんな阪本さんと統合したりとかしてさ、
コングロマリとかしてるわけじゃないですか。
メディアワークスとかね。
元々ね、
映画と本というメディアをミックスしたっていうのも、
門川春樹がやった、
出版業界としての革新性みたいなのもあったりとかして、
というのを、
実はこれ、
PDFかなんかで公開されてるんですよね、今ね。
反響が結構大きくて、
電子配信みたいなのを11月1日くらいまでやってたみたいで、
私は待ててダウンロードは一応してないんですよ。
ネットで公開したんで、
全編読めるとは思うんですけど、
紙でいただきまして、
これはなかなか指導的な感じがかなり。
これ実は前に他にも出てたらしいんですよ、
過去2回くらい、
36:01
ちょっと最初は知らないんですけど、
さすがってくらい作りがしっかりしてるんですよね。
この作者の書いた佐藤達夫さんは、
コンプティークとかね、
創刊してる方だし、
門川コモンでございます。
そういうのがちょっと、
これは面白いそうな本ですね。
あと全然関係ないんですけど、
MOOCで
星空撮影塾というのを買いまして、
双葉社。
今結構さ、
写真の撮り方ってさ、
結局ネットで調べればさ、
こういう撮り方で行きたいとかっていうのにさ、
調べればさ、
分かるんだけどさ、
けど調べないと分からないってことはさ、
その撮り方が知らないと調べられないんだよね。
で、このペラペラめくってたら、
過焦点距離とかさ、
過焦点距離知ってます?
過焦点距離って、
遠くの風景から、
隣の風景まで全部でピントが合うことなんですって。
F値、絞りを、
絞ってF値を高くすれば、
基本的にはパンクフォーカスって言われるさ、
全部にピントが合うようにはなるっていうのは
趣旨知識としては知ってるんだけどさ、
けど過焦点距離っていうのは、
そのF値が、要は開放にして
低く下げても、
ある一定の距離にピントを合わせれば、
全部にピントが合うようになるんだって。
それって知らなくて全然。
で、ペラペラめくったら、
過焦点距離についてのいろんなうんちくというか、
考え方とか書いてあって、
あ、これ知らんと思って買いました、この本は。
もうそこのページで買っちゃったみたいな。
そうそう、全部は全部じゃなくて、
単純に知らないこととかが、
雑誌というかページをめくってて、
知らないことが、
テクニックとして載ってて、
あ、これは買っておこうと思って。
で、いろいろ過焦点距離を自動算出するアプリとかもあったりして、
こういうのもちょっと調べたいからさ、
買っておこうと思ってさ。
自通の作者に最近やってないんだけどさ、
ちょっとそういうの載ってたんで、
これちょっといいなと思って買って、
やっぱり何だかんだ言ってこういう雑誌とかで、
いろんなものを調べてると、
39:02
知らないことが出てきて、
そのためだけに買っといたほうがいいなっていうのは、
あるように思いましたよね。
はい。
そういうのがありました。
私もちょっと一個だけ追加していいですか。
いいよ、もういつでも、いくつでもいいですよ。
いいですか。
ちくま学芸文庫のですね、
理想の書物っていう本、
ウィリアム・モリス著、
この本をこの間買ったんですよ。
これは、
11月20日に、
大垣書店さん、京都の大垣書店さんの、
堀川新聞家ビルジングっていうところの、
新規店オープンしまして、
そこの新聞家ビルジング、
1階書店さんとカフェ2階が、
ギャラリーっていうか、
展示とかができるスペースがあったりとかっていうところの、
運営とかも、
コンセプト、場所のコンセプトづくりとか運営とかも含めて、
大垣書店さんが手掛けるっていう、
ただ書店のテナントとして入りました、ではないスタイルなんですけれども、
そこのプロジェクトの担当になっている、
大垣森吉さんっていう、
大垣さんの方が、
この理想の書物を読んで、
ここに書かれているようなことっていうところを、
糸口というか、
この堀川新聞家ビルジングの構想を、
どういうふうにやっていけばいいのかっていうプロジェクトの中で、
いろんなヒントを探したりとかしたり、
いろいろ活動されていく中で、
本もいっぱいおそらく読み漁ったでしょうし、
そういった中で、この理想の書物というのに出会い、
そこを、
書かれていることに、
すごく強く惹かれるものがあったと。
だからこれを、
本屋なわけで売りたいわけですけれども、
品切れ十半未定ということで、
仕入れができない。
手に入れたのは、固書として手に入れたと。
古本として手に入れて、
ということで、
この本が品切れ十半未定ではとてももったいない。
今こそ、
皆さんに届けたいという強い思いのもとに、
十半を、
だから、うちで売るから十半にしてくれと。
要するに。
仕入れるからということで、
南部仕入れるっていう格約と、
あとは返品なんかしたらいけない。
買い取り前提で、
42:00
ロットを提示して、
そこで十半をしてもらったと。
これを、
大垣書店堀川新聞家ビルジングのお店と、
大垣書店さんのオンラインの方で、
限定で復刊という形で、
扱われたと。
これは、
オープン前日のレセプションにお邪魔して、
そういったエピソードもお伺いして、
これ買いますと。
そこまで説明を聞いて、
すごいですねって言って、
読みたくなるじゃないですか。
買って帰ってきたんですけれども、
すごい思いの、
売り手の思いっていうのがね。
これは強いよね。
そこまでするってことがさ。
これはちょっと言わねばと思ってたんですけど。
気がしいですか?
お願いします。
買った理由も教えてください。
新刊コーナーで。
えっとですね。
どこ行っちゃった?
一つはですね。
どうし少女を適応って。
すいません。
これはちょっと検本でいただいたんですけど。
どうし少女を適応っては、
PVを僕ちょっと縁があって作成することになって、
作ったんですけど。
動画を作ったんですよね?
そうですね。
今結構早川賞もYouTubeとかで見られると思うんですけど。
それで事前にもちょっと
プルフとかで読んでいたんですけど。
検本をいただいて発売無事された時は、
今もすごい話題になってますけど、
すごい環境になっていまして、
これはちょっと今年中に読んでおいた方がいいんじゃないかなと。
多分本屋大賞にも絶対飲みなさされると思うんで。
それが一つちょっと言い忘れたことと、
もう一つ忘れてました。
明治期灯台の保全というですね。
明治期灯台の保全。
明治期に作られた灯台がいまだに現存している、
灯台の保全方法が書いてある本です。
すごいマニアックですね。
これですね、発行が
大胆法人日本航路標識協会ということで、
書店で売ってないんですよ。
ISBNにも売ってないんですけど。
本当に明治時代に灯台が作られて、
現存して、しかも現存だけじゃないですよ。
現役なんですよ、いまだに灯台って。
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明治期の灯台って。
いまだに当時の建物のまま残っている灯台の
いわゆる
建築様式から材料だとか、
コンクリートの中身、コンクリートのレンガとか、
全部それが書いてあって、
耐震とか、
細かい情報が載っていて、修繕する時に
そういうデータを見ながら、
この本を見ながら修繕するための図面とかも
引いてあったりとかして、
僕みたいな仕事は、
ひび割れ発生モーメントM・Cの算出とか
よくわかんないですよ。
書いてあるんですけど、
中には明治期の灯台の情報が非常に細かく載っていて、
設計だとか、
エピソードも含めて、当時のとか、
付属車だったり、写真があったりとかして、
これは買っておかないといけないなと思って、
3800円くらいでしたけど、
こういうのを見て、本当に灯台ってですね、
灯台って、
わからないんだよね。
ネットで調べてもわかんないの。
だから、ググればいいやみたいなのが通用しないと。
通用しないんですよ。
灯台って。
書店で関連本あるかっていうとないんだよね。
例えば、
フード・マイルさんの
灯台に恋したいとかさ、
ある程度紹介した本はあるんだけど、専門書みたいな、
具体的なエピソードは持ってたりとかはなくて、
そういうのも含めると、書店で買える以外にも
まだこういう風にいろんな種類を、
なんとか協会とか作ってたりするんだなと思って、
そういう驚きはありましたね。
たまたま、いろいろ灯台写真、
この間行った灯台の
情報とかを調べていたら、
日本行動標識協会にあたって、
そういう本が出てるという
ホームページを見つけたんだけど、
メールアドレスもなく、
売ってることは書いてあるんだけど、
注文する場所もなく、
ただその場所と電話番号書いてあるだけで、
昔はね、それでもよかったかもしれないですけど、
ネットで買えないんですよ。
ネットでも買えなくて、
で、電話したら、
あ、じゃあ商品先に送るんで、
後で振り込んどいてくださいって言われて、
っていうちょっと大らかな感じで、
もともと本を出すとこじゃないですかね、
こういう灯台の保全とか、
明治期だけじゃなくて、
航路標識とかいろんなものの、
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あとデザイン灯台とかを、
デザインとか企画とかやってるところとして、
知られざる世界のことにも対して、
本と書物って、
なんか多様だし深いし広いなと思って、
買いましたよ、僕はこれを。
探し合った時には。
本に書いて、僕はなんかそういう、
若干そういう感覚なんですよね、やっぱりね。
書物があれば、
書物にたどり着くまでっていろんな道筋があったりとかして、
それは書店だけじゃなくて図書館でもなくて、
そういったところからも発行物っていうのが出てて、
そこに凄い良い資料が存在してるんだなと、
実感しましたね、やっぱりね。
そういう蓄積っていうか、
文化って言葉を
安易に使いたくないんですけれども、
ただそういうのがなくなったら、
途絶えてしまうものって確実にあるじゃないですか。
そういう、
今生きてる人だったらもう分からない。
かつてそういうのがあったらしいみたいな。
でもあったことさえももう分からなくなって、
もう下手をすると他の国とかに置き換えると、
子供たちが喋ってた言葉と、
孫たちが喋っている言葉が全く違かったりとか。
さっきの伊賀越のこともさ、
記録にされてないからこそ、
いろんな入り込む余地があって、
真実を突き止めなきゃいけないというと、
東大もさ、結構100年くらい前の話なんだけどさ、
作った人間不明だとかさ、
設計者不明だとか、
いろんな謎が未だにあったりとかして、
明治期の東大っていうのは記録に残ってなかっただけで、
もう間に戦争とかもあったりとかしてるしさ、
そういうのがあるよね。
感じるよね、やっぱりね。
いいまとまりになったんじゃないですか。
初めのその伊賀の話と東大の話。
自画自賛してますけど。
いやいや、本当にあの、
また、
時間がいくらあっても、
そんなに足りないくらいなんで。
またね、定期的にやるって決めたので、
今度は年明けにでもやりたいのと、
あとちょっと機会があれば年内中には、
2021年の読んだ本のベストぐらいは出したいね。
ああ。
読めてないんですよね、今年。
ベスト3ぐらいは。
そうですね。
ベスト出せる札数ぐらいはね。
出せればいいなと。
買ってばっかりだな、本当に。
伊賀さん、本当なんか、
西日本から帰ってきてからお金がないなと思って、
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いやー、俺なんでこのお金ないのかと思ったらさ、
本買ってんだよね。
だいたい、あれ、お財布にお金あったはずなのに、
なんでこれ飲んだっけなっていうと本なんですよ。
この間の11月の買った本とかの話とかしててさ、
20冊ぐらい上げたときにさ、
俺ふと思ったもん、こんな金使ってるんだと。
ふと我に返ったもん。
そうなんですよ、やばいんですよ。
1冊2000円だとしてもさ、4万円ぐらい使ってるのかと思ってさ、
ちょっとね、危ないなと思って。
危ないですね。
これを月1でやるっていうのはかなり危ないっていうことが。
もうちょっとなんか抑えるかな。
でも買っとかないとなーって。
それでもね、それでもやっぱ読みたい、
心惹かれるものはやっぱり、
今言ってないだけでまだありますからね、
言わないですけど。
まだあるんだけどさ、別に説明しなくてもいいかなって話。
本の雑誌で、
今売りの1月号から、
新刊めったくたガイドで、
主にメインはノンフィクション系の本を紹介するのを、
今度は僕が1月号から担当してますんで。
なるほど、
出筆すると。
レギュラー陣の中に加わりました、
三重さんも入ったりとかして。
結構それもね、あるんで、
本題くらい稼げるかなって。
まあでもちょっとある種、仕事でもあり、
趣味というかね、趣味と実益が兼ねているような。
これそのまま本に戻るって。
いいじゃないですか。
いいんだけどさ、思わずそのさ、
ほんと助かったなって、本題稼ぐと。
まあ今売り1月号からですね。
毎月これからあるんで、
店頭で本の雑誌見かけた方は買っていただけると、
ぜひぜひ。
ちょっとなんか葉書とかメールとかでね、
僕のめったくたガイドを読んで、
感想を送っていただけると、
ギャラ上げてあげろっていうね、
よろしくお願いします。
私の一冊取引所というウェブサイトの運営やってますので、
読みたい本ないなーみたいな感じで、
ウェブサイトの方にも見て、
ネットサーフィン的に楽しんでいってください。
ネットサーフィン?今使わないよね。
ネットサーフィン的に。
冬ですけどね、サーフィンで。
あんまりそこ使うとこじゃないと。
ぜひ本探しの一冊取引所と。
ハンモトドットコムも。
そうですね。
今検索がいろいろあるんで、
54:00
探したい本とか、ネットで調べてもいいんで、
あとちょっとだけで本の側を参考にしていただければ、
嬉しいかなと思いますので。
嬉しいです。
ぐだぐだ話してるとまたお会いしましょう。
もうちょっと終わりにしましょう。
1ヶ月後にはまた買った本を読みますんで、
あとベストもメインランチにあげたいと思います。
それではまた。
さようなら。
54:44

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