1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #96 プルーフの活用法
2022-08-18 39:22

#96 プルーフの活用法

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出版社が書店向けに作成する「プルーフ」を書店店頭ではどのように活用するのかというお話など


本そばへのご質問・お題募集中 おたよりはこちらから

00:00
えー、忘れた。本のそばには楽しいことがあるもとに、書店員歴25年の元書店員つづきと。
はい、出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊問い引き所運営2年、1か月目の。
お、2年入りました。
はい、2人で。
はい、書店、出版社、一般読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
お久しぶりです。
お久しぶりです。前回の更新が7月11日だったんですが、今日収録してるのが8月10日。
もう1か月以上お休みをいただいたというか、勝手に休んだという。
なかなかいろいろと。夏なんで暑くて結構大変ですよね。
前回の7月11日に配信した後、僕は北海道へ2週間ほど遊びに行ってしまったので、
帰ってきたからやろうと思ったんですけど、北海道涼しすぎて、雨もあったりしたけど、夏を忘れていて、
帰ってきた瞬間に猛暑、こっちが猛暑で、もうね、ほんとしんどかったですよ。
あれ、帰りはフェリーで帰ってきたんですか?
フェリーでね、フェリーで大洗いまで。行きも帰りもフェリーなんだけど、
フェリーってレイボーキーだから。
まあ確かに確かに。
大洗いに着いたときもさ、まあ甲板に前にも出ればモワッとするんだけどさ、
まあそれは海風もあるしさ、そんなにあれだけど、大洗いに降りたときの何なの?
もうなんかまとわりつくようなさ。
もうそれからね、本当に何もやる気が起きなくて。
で、バイクでその後一応仕事があったんで、30分ぐらいの仕事をやるのにもう暑くてしょうがないから、
バイクで白根山まで行って、草津白根道路の日本一高い位置にある国道の最高地点のちょい先の空き地で、
30分だけパソコンで仕事しました。
涼しさを求めて。
いやーそこさ、駐車場とか平日だったんで、車もそう言ってたんだけど、
駐車場とかにさ、みんな車止めてチェアー出してさ、くつろいでるの、昼間。
そりゃ涼しいもんをやるよね。家にいてもさ、冷房かけてくるよりはさ、すごく恨ましかった。
03:04
空気もおいしいし。
おいしいし。
けどそのときだけでさ、結局そのあと長野川に出て、長野から野沢温泉を越えて新潟入って、
新潟の湯沢から高速カットバスで帰ってきたんだけど、その間は地獄だったんだよ。
暑くて。
それが結構答えたかもしれないけど。そんな感じで。
なるほどですね。私のほうは7月に、久しぶりに東京のほうに行きまして。
ブックマーケットどうでしたか?
やっぱ本いっぱい買っちゃいましたね。本当に。
北海道行ってる最中にブックマーケットのツイートとか見てて、フェイスブックとか見てて、
早川書房がTシャツ、1500円とかで売ってたでしょ?
なんかアウトレット価格みたいな見せ方で。
びっくりしちゃいましたよ。だって本置いてなかったんですよ。
スーパー書房にね。
マーケットかなり売れたらしいし。行ったら俺絶対まとめて買ってたよな。
ヤバかったと思いましたよ、鈴木さんは。
そうそう。というのがなんか羨ましいなと思う。相当人入ったみたいだね。
いやかなりにぎわってましたね。だからコロナなければもっといたんじゃないかなと思う。
出展者の皆さんとも、私もね、もともと三島社の立場で出展して、特にブックマーケットは私はよく実務のほうもやってたんで、
非常にこう、かつての戦友というかですね、出展仲間というかですね。
それこそ秩父とか辺りまでブックマーケット行ってた時期もありましたけども、
なんか非常に懐かしい気持ちにもなりつつ、でもお客さんとして来ているこの違和感。
その寂しさを。
またアイデンティティクライシスが。
クライシスを起こしつつ、本を買いまくるみたいなですね。
はいはいはい。
感じで、久しぶりの東京だったので本当に楽しかったですね。
ねえねえ、なんかね、いい感じだね。
そんなこんななんですけれども、この間もお便りが読めなかったという状況がずっと続いてしまってまして、
ちょっとそれこそ1ヶ月……。
まあね、いろいろ何か起こったこともあるだろうけど、
06:03
まあ僕も北海道行ってる間、ツイッターとかってあんまり見なくて、
発信はするんだけど、見る時間がないから、バイクで移動してるから。
まあそうですよね。
もうほとんど見てなくて、帰ってきて、
出版業界、出版で何かありました?って言ったらみんな聞いたネタが全部炎上ネタしかなくて。
出版業界炎上しかしてなかったっていうね。
暑い夏ですね。
暑い夏です。
なのでまたちょっとね、改めてリスタートということで。
そうですね、本当に。
ご都合のいい言葉、リスタート。
リスタート。
ということで、6月下旬にいただいたご質問なんですけれども、
今日はそちらにお答えしていければと思いますので、
いつものようにラジオネームから読み上げさせていただきます。
はい、お願いします。
ラジオネーム、しろくまさんからいただきました。
はい。
なんとも涼しげなしろくまさんという、夏っぽい感じですが。
はじめまして。
いつも楽しく拝聴しております。
ありがとうございます。
質問したいことが2点ございます。
1、プルーフの活用方法について悩んでおります。
プルーフはあって、わからない人に言うと、
本の出版社さんが主に小説が多いんですけれども、
これから出る小説なり本の、パイロット版とでも言いますか、
ほぼほぼ完成に近い原稿を収めて、
簡易的に製本されたものを、
ちょっとプロモーション用みたいな感じで、
書店員さんに事前に読んでもらうみたいなことをやることがあるんですね。
簡単に言えばサンプル版みたいなやつですね。
そういうことです。
サンプルって言っても全部読めるけどね。
ほぼ全部読める感じですよ。
それをプルーフという呼び方をするんですけれども、
もしくはですね、そういう製本されたものでなくても、
コピー用紙に印刷したものなんかを、
書店員さんが発売前に読んでもらうということをやるわけです。
それの活用方法について悩んでおります。
私は普段、書務と児童&学産を担当しております。
文芸担当さんはあまりプルーフを読む方々ではないので、
お店の売り上げを少しでも出したいのと、
もともと文芸担当は志望だったので、
担当さんに相談してプルーフを読むようになりましたと。
別の文芸担当さんに届くプルーフを回してもらうわけですから。
09:02
プルーフ独領後、感想をツイッターでつぶやいたり、
ツイッターで読んだり、
ツイッターで読んだり、
ツイッターで読んだり、
ツイッターで読んだり、
ツイッターで読んだり、
ツイッターで読んだり、
プルーフ独領後、感想をツイッターでつぶやいたり、
ポップを作成してお店で展開しますが、
あまり売り上げに手応えを感じません。
どのように売り場を展開したり工夫すれば、
売り上げが伸びるとお考えですか。
またこちらの希望でなく、
出版社の方からプルーフが送られてくることがあるのですが、
正直面白さがわからないと感じる作品に当たることがあります。
その時はどう対応すべきかも気になっております。
ご回答いただけると幸いです。
ちょっとこれ2番目の質問もそのまま読んじゃいます。
2番目のご質問が、
書店員はお店で働く人のつながりはありますか。
同じお店の人のつながりはあるけれども、
社員でない限り同じ会社の他店の人や、
全く別会社のお店の方や、
出版社の方とのつながりが全然ないと感じます。
この本が売れ筋だよ、面白いよという情報交換したい場合は、
どのようにされてますか。
やはりSNSが効果的なのでしょうか。
よろしくお願いします。
推進。
以前、鈴木さんにラッピングがうまくできないと、
ご相談したことがありました。
あれからだいぶ苦手意識が払拭されました。
あの時は本当にありがとうございました。
ステッカー楽しみにしておりますと。
ということで、ありがとうございました。
お役に立ててありがとうございます。嬉しいです。
この白熊さんは書店員さんで、
チェーンストアの書店で働いている書店員さんで、
どうなんでしょうか。
社員さんなのでしょうか。
ちょっとその辺りがあれですけれども、
おそらく同じお店で別の文芸担当さんからプルーフ回してもらったりとか、
そのお店の人間関係はすごい良さそうな感じがしますよね。
あと、書務をやってるっていうことでもあって、
ただ担当は児童学さんをやってるけど、
プルーフを読み始めたという。
売り場の売り上げに直結してる手応えがないと。
手応えを感じられないという感じですよね。
そうですよね。その本をあらかじめ読んで、
なんとかしたいと思うんだけども、
皆さんどうしてますかみたいな感じで。
これもともとプルーフとは何ぞやというところで。
そうなんですよね。
プルーフは基本的に書店の反則物じゃなくて、
判物の反則物なんで。
出版社の武器といいますか。
出版社が書店に読んでもらって、
12:02
事前プロモーションを書店にやってもらうという。
判物さん、出版社から見た反則ツール。
書店の反則ツールじゃないですよ、プルーフってね。
書店さんはお店に来る読者の方がPR対象といいますかね。
そうそう。
プルーフを送られてきて、
例えばそれをどう書店で活用するかっていうと、
単純にスタッフが読んでめちゃくちゃ面白かったのであれば、
読んだことをちゃんとアピールして、
自信を持って進められるっていうのが第一じゃないですか。
売り場としてプルーフを活用して、
書店員が売り場に反映するとすれば。
お客さんに間違いなく進められる内容だと。
発売日からね、すでに。
場合によっては予約受付もできるかもしれない。
確かに。
プルーフを読んで、たとえば感想を送ったりすれば、
配放の何?っていうのを交渉材料になるかもしれない。
融合して大きくお店だったら、
もしかするとプルーフで読んで感想を送ってくれれば、
指定もできますよっていうところもあるかもしれないし、
毎回感想を送って、ぜひ売りたいねっていうとこでのきっかけで、
新刊配放が少なくても補充とか追加ですぐ対応してくれるかもしれない。
そういう交渉材料になる。
出版社としてはプルーフを送った相手のお店から、
そういう反応があることを望んでいるみたいなところもあるじゃないですか。
そこに手応えを感じるかどうかっていうのも、
出版社側の目線からはあるんで。
あとは、これは出版社とのやり取りの中でもあると思うんだけど、
感想文が新刊発売のときに、自分のお店の名前で載せてくれるかもしれない。
感想すればね。
それがもしポスターとかに載れば、
時点のお店で発売前のポスターも発売日のポスターでもいいんですけど、
時点が公式のポスターとしてに、
自分のお店の担当者のコメントが何かに載るってことになる。
のが結構セオリーなんで。
そういったところでの反則。
なので、来てくれたお客様が、その本に対して、
すごくこのお店のスタッフなり何なりが、
すごく深いつながりがあるような感覚を持てるような売り場作りをすれば、
やっぱりちょっと違うじゃないですか。
違いますよ。
私がいつも言ってるお店のスタッフなり、
お店は出版社とすごく深いつながりがあるんだなとか、
そういったところをアピールできるので、
プルフはそういったところで、
プルフ自体は反則としては役に立たないけど、お店としてはね。
15:03
ただそれを読んで、その後のいろんな情報発信だとかのときに、
読んだことを役に立つっていうのはあるよね。
それはありそうですよね。
今結構ね、どことこ何名の書店員が絶賛みたいな感じでコメントを押すのも、
だいぶありきたりな手法になってしまったけど。
そういったことで、先に本を読んでいるということが、
ある程度その新刊であるだけの保証担保になるので、
それを全面に打ち出すっていうのがあれかな。
変におすすめですとかって言うだけだとさ、
やっぱり読んで、それなりに押したい本だとすれば、
あとはそれをいかに売り場に、その本の前に立った人に、
スタッフとしての熱意を伝えられるかみたいな感じの方法論になってくると思う。
プルフの場合は。
そうですね。
僕は大してプルフは読まなかったけど。
鈴木さんはあんまりプルフに時間をかけない派でしたよね。
そうだね。
これは2にも通じるんだけど、
そういったことをやりとりしながら出版社と関係を築いたりとか、
あとは同じように、気に入った書店員さんがいるとすれば、
そういったところで同じ感想を持った書店員がSNSとかでいれば、
そういったところからつながりが生まれるとかはあるよね。
そうですね。
プルフからとね。
はい。
あとは、出版社からプルフを送られてきて、面白さがわからないときは、
別にそのまま面白さがわからないでいいと思うんだよね。
正直で。
いいと思うの。
気を使わなくていいと思うんだよね。
まあそこは、以前もちょっと別の。
なんかで話したよね。
いただきました。
まあまあ仕事でやってることなので、
個人的に申し訳ないとかそういう気持ちとかはあるのは、やっぱりそれは人情なんですけれども。
けど面白くないって、ちょっとこれは商品としては微妙かなっていったら、
早めに言ってあげたほうがいいと思って。
逆にね、そういうフィードバックもまた出版社にとっては。
営業さんとしては、なんかすげえ異常な話だと思ってやったら意外と反応が悪いから、
もうちょっと別の方向からアピールしなきゃダメだなとかっていうのがわかってくるから。
割と営業の方もそういうのも慣れてるって言ったらあれかもしれませんけど、
どっちかっていうと、まなざしは書店員さんのそれに近かったりもするので、出版営業って。
編集さんはね、またちょっと違う感覚をお持ちかもしれないけど、
営業担当の方にちょっとこれは、私はあんまりどうかなって思いましたぐらいのことは、
全然言うのは失礼でもなんでもないですし。
18:00
そうだね。主観でも全然問題ないと思うしね。
逆になんかすごく、そういう率直に話をしてくれる方っていうのは、
やっぱり仕事をする相手としてはすごく信頼できる方っていう言い方もできるので。
そうだね、ほんとそれはあると思う。
選択されちゃうとね、ちょっと。
変になんか、「いただいてありがとうございます。大変面白かったです。」みたいな。
「頑張って販売したいと思います。」みたいなありきたりな感想よりも、
ちょっとなんか最後盛り上がんないかなーっつって。
別に古くだからさ、もしかするとそこから直るかもしれないしさ。
そういう可能性もありますよね。
なので率直な感想を言ったほうが、
この人言うと結構真面目に本当のことを言ってくれるから助かるなって。
で、どんどんどんどん次もプレを送ってきたりとかするけど。
けどそのほうがいい関係を築きづけると思うんだよね。
そうですね。
だからそういう出版社の方とのつながりっていうきっかけには、
クルーフを起点としたアクションが、
そういう人とのつながりをもたらすことって全然あると思いますし。
そうだね。
同じようにやっぱり、それこそ変な話、あれ読んだけどいまいちだったみたいなので、
他のお店の書店員さんとかと話がね。
喧嘩になったりとかはやだよね。
私は面白かったと思うんだけどなとか、そういうのも含めて。
やっぱり同じものを読んだ者同士、できるコミュニケーションってやっぱあるじゃないですか。
そうね。そのほうが面白いよね。
面白いんで。だからやっぱり読んだら読んだって、
SNSなり同じお店の中でもこれ読みましたよなんていうので話す。
提供してくれた出版社にもそういうのをフィードバックするっていう。
そういうのやるだけでもだいぶ世界観が変わってくるっていうか。
で、もちろん読者の方、お客さんの方に対しても、
やっぱこれ面白いから配本もちょっと多くしてもらったほうがいいんじゃないかとか、
文芸担当の方にもちょっと言ったりとか。
やっぱ仕入れって売り上げにとって生命線だと思うので。
プルーフも含めていろんなものを読んでくれてる人が多ければ多いほどさ、
仕入れの判断材料はそれぞれ増えたほうが絶対にいいので。
そうですよね。
商品が多いだけにね。
だからプルーフを読むようになったっていうか、
自らのアクションでプルーフを読むようなことをされてるっていうのはすごく素晴らしいことだなって思いますし。
もともと文芸担当志望だったなんていうことも書かれていますので、
担当ジャンルが変わることなんてザラミあるし、
それってある日突然やってきたりするじゃないですか。
21:00
ちょっと諸事情あって、
今日から何々担当をやってくださいなんて。
あるからね。
ところが、もともと文芸担当志望で、今は担当じゃないけどプルーフ読んでますみたいな。
あとはSNSでつぶやいたりしてますなんて、ポップ作ったりしてますなんていうのは本当に何も外れたことしてないと思いますし。
もちろん業務の中のバランスっていうのもあるので、
売上に手応えを感じられないとなると、やり方を見直す必要とかもあるかもしれないですけど。
でもやればやるほど繋がりって多分増えてきますし、
仕入れにもプラスであることは間違いないはずなので。
やっぱりそういう本の情報とか業務情報を結構外に発信し続けると、
誰か見てるから、たとえば出版社の人だとか。
いやそれほんとそうなんですよ。もうエゴサーチしまくってますからね。
あとは著者の先生なんかもね。
編集の人もそうだし。
編集の人もやってますし、絶対引っかかってくるんで。
そういったところで繋がったほうがいいと思うし。
あと、読者の方とか本好きな方とかも、
自分がこの作家好きだなとかこの本面白いなっていうと、
やっぱエゴサーチじゃないけどそれについてより深掘りして調べたりすることありません?
あるある。
これは僕らもそれぞれ本以外も趣味持ってますけれども、
結構調べちゃうじゃないですか。
ガッと調べちゃうね。
僕なんかも最近テニスやり、また復活したんで、14年ぶりに。
テニスのことばっかり調べてますからね。
あるよね。
で、そういう時にお店のツイートとか、
発売しましたとかポップとかのあれとかあったら、
いいね押しちゃったりするし、
それでお店近所だったりしたら行っちゃいますよね、それはもう。
そうそうそう。
やっぱりそういう繋がりあるお店なんだなってだけで、
ちょっとやっぱり見方が変わるよね。
変わります。見方が絶対変わると思う。
だからそういうのって結構偶然な出来事だったりするんで、
あまり計算してそういうのをやることは難しいかもしれないですけど、
もしそういうことをやるのが苦痛でなかって、
そういうのが好きだって、
だからやっててあんまり努力をしてるって感じがしないみたいなのだったら、
多分そういうのあってると思うんで、
ぜひぜひ続けていただければと思います。
そうですね。横の繋がりとかっていうのは、
SNSは効果的ではあるんですけど、
そこでどうなのか、
自分から絡んでいくっていうのが一番なんですけど。
一時期みたいに本屋大賞の打ち上げとかさ、
リアルで会うことができなくなっちゃってるんでね。
やっぱりさっきのブックマーケットの話もそうだけどさ、
24:04
オンラインで初対面で挨拶してもさ、
その後会うことないよね。
会うっていうか連絡取り合ったりってあんまないよね。
リアルとは違うんですよね。
リアルで会った後だったら、
SNSやオンラインでもさ、
繋がりが続くんだけどさ、
初対面がオンラインっていうのはさ、
ほんとその後続かないんでさ。
なんかやっぱり業務の仕事限ってだけどさ、
やっぱり早くこういう状況を越えて、
横の繋がりで出会えるようになりたいよねっていうのはある。
あとはオンライン的なので言うと、
しろくまさんの場合はチェーンストアの書店に所属してるわけで、
お店の公式ツイッターなんかでできる情報と、
あとは個人で。
個人の場合はかなり匿名性高くやる人がありそうな気がするんですよね。
チェーンストアさんの書店さんなんかだと。
お店の方にバレちゃったりとかして、
ややこしいことになってたことって結構、
最近はあんま聞かないですけど、
ツイッター普及した初期の頃って結構あったじゃないですか。
やっぱり個人店だったらさ、
まあもう異動もないしさ、
覚悟を決めて実名とかって人もいるけどさ。
かつて鈴木さんなんかもまさに店長っていうか、
逆に会社からも任されてたようなところもあった。
実名付き勝手っていうね。
もちろん意図してやってたわけですけども。
まあ実名で出してましたけどね。
だけど、なかなかそういうことができない立場の方の場合だと、
そうなんだよね。
やっぱりかなり匿名性高いけど、
でもなんか自分の日々の活動とか、
あとはなんかね、変に写真撮って送っちゃったりとかすると、
地域とかも特定されちゃったりして、
ややこしいことがあるかもしれないので、
そういうのは本当に注意しなきゃいけないですけど。
結構でも、どこの誰だかわかんないけど、
書店員さんっていうことだけはわかってて、
あとなんかすごくその方の発信するSNSに共感してたら、
気づいたらリアルな仕事の業務のほうで、
実はあれ私なんですよねみたいな、
僕前からすごく見てて、なんていうので。
リアルで関係性できるとそういうのもちょっと、
カミングアウト的なのもありつつですけど、
個人のSNS活の発信っていうか、
アイちゃんのアーカイブフォートフォリオ的な使い方とかも
ちょっと考えてみてもいいかもしれないですよね。
その文芸担当志望ということであれば。
このつながりは本当にね、あるとないとやる気が違ってくるんでね。
27:01
なんかモチベーションとかもね。
モチベーションはだいぶ違ってくるし、
社内で嫌なことがあっても外に逃げられるっていう場所が強い。
それ大事ですよね。
強い。
やっぱりそのあたりはバランスの問題だけどさ、
外に逃げすぎても危ないけどさ。
ただちょっとその辺のちゃんと逃げる場所、
逃げる場所って言い方おかしいけどさ、
少し気の許せる場所を作っておくとさ、
仕事で嫌なことがあったりとかしたり、
脇にそれることができるっていうのは作っておくといいよね。
やっぱりそういう趣味性の高いというか、
本当の個人として。
だからなんか、
あんまりそういう仕事を通じて触れた読書とかに対しては
やってもいいかもしれないけど、
お店の愚痴みたいなのを吐き出す方もいますけどね。
あらゆる意味、賢明でやってるんだったら全然。
逆にあれですけど、
特命で毒吐きアカウントとかじゃなくて、
もっと好きなことが見てる人とのつながりみたいなのを作れるようなものはあるかもしれないですよね。
このつながりってさ、本当に僕の若いときって全くないからさ。
20代の子とか、たてんの状況は全くわからない。
何をやってんのかもわからないでしょ。
前に一回見学に来ましたって言ってさ、
半本さんの営業さんが、
どこかの書店員2人ぐらいをお店に連れてきて、
鈴木さん、お店見学させてもらっていいですか?みたいな話で。
来て、いろいろお店の展開とか見ながら、
スリップの、あ、この本すごいいいっすね。
スリップの片方ちぎって持って行っちゃったんだけど。
昔片木の人はね、これうちでも仕入れ用なんて言って萌え出ちゃうんですよ。
萌え出ちゃうんだよね。
あれよくないですよね。
あれよくないよね。
そういうことするんだと。そういう発見もあったりとかして。
僕がいたお店はネット21っていう書店の協業とかのとこに入ったりして、
初めてたてんの状況とかお店さんと話すことができるようになって、
まだSNSがそんなに流行ってない、まだ一般化されてないことだけど、
一番前のBBSとかでさ、やり取りしつつさ、
横のお店の状況を見ながら、
隣の庭は青いな、芝は青いな、みたいなことを思いつつ、
今はSNSがそれがとって変わってるからさ。
もっといろんなものを可視化されちゃうからさ。
30:02
っていうのはあったりするけど。
学びもあるし、モチベーションっていうか、やる気の源にもなるかもしれないし。
そうだね。自分と同じ苦労をしてる人がいる。
悩んでる人がいるっていうだけでもだいぶ違ってくるし。
まだまだやれることいろいろあるんじゃないかななんて結構素直に思えたりするじゃないですか。
他の人がやってることを知るだけで。
あと正解がさ、書店の仕事って正解が結構わかんなかったんだよ。
わかんないし。
並べ方とかさ、数字に現ればいいんだけどさ。
すごい大きなお店とか、大量にお客さん来るお店じゃないよ。
その結果がわかるまで時間がかかるじゃん。
やってることが正しいかどうかってわかんないんだけどさ。
今SNSだとやってることが正しいかどうかは別として、
前例を知ることが結構できるわけじゃない。
著者別陳列かレーベル陳列みたいな文庫の試しに関しても。
ただそれが横のつながりがないとわかんないわけじゃない。
やってみなきゃわかんないお店で。
けど今だったらSNSとかで、やったお店の感想とかもたぶん探せば出てくるから。
それがいいのか悪いのかとか、自分で判断できる材料が整ってくる。
横のつながりってそういうのが今は。
なんかそういうのはいいよね。
それこそ見に行けるぐらいの距離のお店だったら、
そういうSNSで実際売り場見に行ったっていいよって。
そうそうそうそう。
そのときに勇気出して話しかけたりとかしてお店の人に。
ちょっと自分も書店員なんですけど、
そういうのであんま嫌な顔をする人ってこの時代あんまいないと思うんですよ。
お互いのね、あれで。
ある意味、いがみ合ってる時期じゃねえよって感じですか。
今この話で、書店の横のつながりみたいな文脈で話してますけど、
これ出版社も言えるんですよね。
特に中小規模の出版社って、
本当、自社でやってることがほとんど世の中のすべてみたいな感じだと、
他にもっといいやり方があるんじゃないかっていう発想自体が、
なかなか空いてこないっていう。
だから、今鈴木さんが所属しているハンモト.コムさんなんかは、
それこそ出版社の横の情報交換なんかも日々、
このメーリングリストを通じて行われてて、
それこそ学びでしかないみたいな。
予想も頑張ってるからうちもちょっとここをもっと良くしていきたいなとかって、
そういう場になってるじゃないですか。
そうだね。営業の仕方とかもそうだしさ。
そうですよね。
どういうところにアクションしていいのかとかさ。
それ以外にもいろいろとね、
反則方法とか、
新刊の告知のタイミングだとかさ、
結構みんな試行錯誤して、
33:05
新刊の委託の注文のファクスは何日くらい前に送ったほうがいいのかなとかさ。
そういうので良かれと思ってやってたけど、
そういうやり方もあったのかなんて。
いろいろチップスっていうのがさ、あるよね。
ありますよ、もう。
すごいよね。
各社いろいろ工夫してるけど、
それがまた横のつながりで、
さらに良くなれる可能性ってまだまだあるこの業界なんで。
そう、だから結構出版社の営業の人が、
やっぱりこのお店行って、紹介した本をすごく結構吟味してくれたりだとか、
シーデッカーとかちゃんと真面目に吟味してくれた書店の人はさ、
他の判物さんにもさ、あそこのお店ああいうふうにちゃんといい書店だよってさ、
紹介して行ったほうがいいよって言ってくるわけじゃん。
口コミみたいな。
口コミがね。
結構書店は判物さんからジャッジまではいかないけどさ、見られててさ、
あそこの書店の人は見向きもしてくれなかったみたいな。
横にいないしね。
つらい思いをしたっていうのもずっと後々まで残りますしね。
そう、ほんと残るからね。
残りますよ、人間ですからやっぱり残っちゃうんですよね。
ほんとそういうとこも含めてね。
どちらも襟を正しながらって感じ。
あ、そうなの、プルーフについてこの間ツイッターでプルーフが販売されてたとかメルカリで。
本当にやってはいけないことですね、それはね。
あれはダメだよね。
だからそういう職業倫理っていうかモラルが崩壊してると思うんで。
売り物じゃないですもんだって。
売りたい気持ちもわかるで、なんか切りやすいしさ。
ただあれはダメだよ。
だってそれはやっぱり出版社の人が書店向けに作って、
あくまで物で判断してもらうだけで、それを元気にしようってさ。
言うのはちょっと違うよね。
作家さんの気持ちとか考えても、なんかもう言葉がないですよ。
あれはやっちゃうかみたいな。
要は雑誌の付録売るのともまた違ってきてさ、あれはさ。
やっちゃうか、あれみたいな思ったような。
別に売ってもいいんだよ、犯罪じゃないから。
ただやっぱり書店員がすごい、
店売屋が本を買いに来たときにさ、
36:00
同じ売り上げなんだけど売りたくないっていう趣味と同じでさ、
やっぱりああいうことはやっちゃダメだよ。
犯罪ではないけど、職業倫理的に許されるものではないのかな。
また高いんだ、あれ。1600円ぐらいだったでしょ。
なんなんだよっていうさ。
本買うよ、普通の製法された本って思うんだけど。
そういうことをやっちゃちょっと恥ずかしいなって思うけど。
僕はああいうのは嫌だな。
嫌ですね。
単純にね。
というのはちょっとね、そういえば思い出したのがありましたね。
プルーフもそうですけども、
読んだときに気持ちが動いたりとかしたら、
それをやっぱり今SNSとかある時代なんで、
それを素直に出していくと本当にいろいろつながれるのかなっていうか。
プルーフで買うよりも初版で本買ったほうがいいよね。
1000円いくらも出すんだったらさ、
よっぽどそのあと長く持つしさ。
図書館で読むとかも含めての読書ですけど、
買うことも含めての体験ですからね。
我々としては買って読むということをやっぱりベースにしつつですけど。
そんな感じで取り留めもなく話してしまいましたけれども。
文芸担当志望ということで、
しろくまさんがいつか文芸担当されることを祈りつつ。
プルーフはプルーフを読んで感想をどんどんどんどん送ると、どんどんどんどん送ってきますからプルーフをね。
プルーフ長者になれるかもしれない。
結構プルーフに惑わされて、プルーフを送られてきて、
それを律儀味に読まなきゃいけなくなって。
自分の読みたい本読めなくなる。
読みたい本読めなくなるっていうのは本末転倒で。
書店がもうちょっと出版社のいないにならないように。
いい意味でね。
いい意味で。
自分の読みたい本とか、普段みんなが目を向けてない本を発掘して、
それをお店で打ち出すっていうのも一つの醍醐味なんで。
っていうのもあるので、あんまり出版社に気を向けすぎないようにしながら、
プルーフ活用してもらったほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。
はい。
そうですね。
はい。
はい。という感じで。
はい。
久しぶりの収録でしたけれども。
ちょっと時間が空いちゃいましたけど、ステッカーをお送りいたしますので。
はい。
はい。また何か質問がありましたら、しろくまさん。
はい。
お便りをお待ちしております。
お待ちしております。
39:00
ラッピングの季節もまた。
そうだ、これから来るからね。
どんどん来ますので、またよろしくお願いします。
はい。
それでは。
さようなら。
さようなら。
39:22

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