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2021-10-13 46:30

#21 ふたりの買った本の買った理由

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#15 『お客様との会話』の中で「その本を買った理由をお客さんに聞きたい」というすずきの話へのブーメラン質問「ふたりの買った本の買った理由は?」


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:05
どうも、こんばんは。 YMOのトンプでやってみました。
なんかね、なんかの曲やってんだろうなっていうだけはわかりました?
全然コード進行も何もなく、気分だけでちょっとやってみたわけです。
よろしいんではないでしょうか。
本のそばには楽しいことがあるをもっとにですね、書店員歴25年の元書店員のすずきと、
出版取次7年、出版社営業13年、現在書店と出版社をつなぐ一冊取引上運営1年少々のわたなべの2人で、
書店員、出版社、一般の読者からの素朴な質問疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
ということでですね、今回ご質問いただいた方はですね、
なんと、2度目のご質問。
しかも、いろいろ聞いてくださった上で質問思いついたみたいでいただいておりますので、
早速ラジオネームの方から読み分けさせていただきます。
ラジオネーム、もじゃひげめがねさんからのご質問です。
ありがとうございます。
渡辺さん、すずきさんこんにちは。
こんにちは。
第15回お客様との会話の放送会の中で、
すずきさんがすべての本を買う人にこの本を何で選んだのか聞きたいとおっしゃっていましたが、
そっくりそのままブーメランで質問返しいたします。
最近買った本のタイトル、お二人それぞれ3冊くらいと、
なぜ買ったのか決定した理由を教えてください。
気にしてるキーワードやキーパーソンで選んでるとは思いますが、
特に買うと決定した理由が重要だと思うので、そこを掘り下げてもらえると嬉しいです。
そこまで追及されますか。
そして、最近買った本の選んだ理由発表コーナーを、
3ヶ月に1度くらい3冊ずつ定期的にやってもらえると楽しそうです。
3ヶ月というより1ヶ月でもいいけど。
読んだ感想とかは全くなくて良いので、
つんどくになる本も多数あると思うし。
よろしくお願いします。
最近私が買ったタイトルは、
柴良太郎、街道を行くの1巻と7巻。
理由はこの番組で鈴木さんが、自分も歳をとったらつい買っちゃうよね。
旅先の現地の書店で地域の歴史散歩や街道を行くを買うと言ってたのがきっかけでした。
03:00
すごい。
柴良太郎は時代少年くらいしか読んでなかったので良い機会でした。ありがとうございました。
ありがとうございます。こちらこそそんな役に立って。
続きがあるんですよ。
ヤンマガコミックのキリュウ警察と早川文庫のキリュウ警察。
こちらは友人から楽しいよと勧められてた小説を失念していて、
たまたま書店でコミック版が発売されていたのを見かけて思い出し、
慌てて両方買ってみたというものです。
人から勧められたらとりあえず読んでみるというのが決定理由です。
お二人のご回答と定期コーナーが楽しみにしております。
もじゃひげ眼鏡さんからのご質問でございました。
嬉しいですね。
キリュウ警察は本当に面白いですよ。
らしいですね。
築村良平先生の。
キリュウ警察はね、
一応警察…ちょっとマニアック…マニアックじゃないな。
はぐれ刑事たちがパワードスーツに乗るという、
ちょっとロボットアニメ的な感じに思いますけど、
実は中身はガチの警察小説で。
しかもすごいのが、そのときそのときの世界的な事件とか、
社会問題みたいなのがうまくその都度その都度入っていて。
ここで長く話すことじゃないですけど。
はぐれ刑事たちなんだよ。はぐれ刑事純情な。
ちょっと今ね、頭の中で余計なこと言っちゃったなって思って。
確実に食いついてしまいましたね。
はい。キリュウ警察早川賞僕が出てますんでね。本当に面白いんで。
藤田誠さんが主演ということではないですか。
じゃないです。
それははぐれ刑事純情な。
今回も15分経ったらオタマトーンが鳴る。
オタマトーン、タイムリミットシステム。
システムが。
通称良い風呂。4126。
着々と時間を消費しておりますが。
今回の質問はちょっとブックトークな感じですけど、
鈴木さん最近いっぱい買ってるでしょ。
いやもうなんかね、今ちょっと言われていろいろと思い浮かぶと、
読んでない本たくさんある。読んでない本買ってるけど買った理由だから、
いいのかなと思いつつ。
買った理由が知りたいっていうことですからね。
ですよね。
最近買った本で読んでないけど、
一つはアカシ書店の、
アカシ書店さん。
香港の歴史という、東洋と西洋の間に立つ人々という、
香港の歴史を書いたというか、歴史書ですね。
え、それアカシ書店さんって聞いて思ったんですけど、
割とハードカバーの値段高くないですか。
高いよ。4300円プラスで。
結構じゃあ、重厚な厚い本で。
06:02
そうだね。
これを買った理由でしょ。
香港の歴史の本って実はないんですよ、今まで。
香港の歴史。
ないん。ずっと探してたの、実は。香港の歴史の本って。
共和国から香港の思想史っていうのが出てるよね。
ちょうど雨傘運動とかのときに、
香港のデモとかあったじゃないですか。
あのときに香港思想史って本が出てたのは、あくまで思想史の話で。
香港の歴史。
中国から香港がイギリスに割除されてっていう話からの通信みたいなところっていうのはないんですよ、実は。
いつ頃からの通信なんですか、もう。
香港の歴史自体は、たぶん…。
植民地統治初期だから、19世紀。
そのぐらいからの。
林則女とかが。
まだ読んでないからわかんないけど。
まだ読んでないんですけど、これをなぜ香港の歴史の本を毎回探したかっていうと、
一人でジャッキー・チェーンなんですよ、実は。
ジャッキー・チェーンの、例えば水犬とか、
いわゆるクレイジーモンキーシリーズって、一応時代劇なんですね。
けどどの時代を描いてたかって知らないでしょ、みんな。
確かに言われてみれば。
80年代ってプロジェクトAとかって、海賊が横行した香港のたぶん18世紀ぐらいの話なんですけど、
19世紀か、の話なんだけど、やっぱりその辺詳しくどういう時代かわかんないじゃないですか。
そういうのを調べようと思ったら、意外となくて。
いろんな大きな書店に行って、香港の歴史って、中国のも探しがちだけど、
イギリス統治家とかイギリスの歴史になるのかイギリスのコーナー探しもなくて、
いくつか香港の本はあるんですけど、現代的な変換とか、
1997年の香港・中国変換とか、そういうトピックの現代的な歴史、社会的なものはあるんだけど、
そういう歴史がなくて、たまたまアカ書店からそれが出て、いつか買おうと思ってたんですよ。
高いからちょっと去年だけ出たの、これ。
去年ですね、たぶんね。それで買ったんですよ。読んでないからね。
09:02
たぶんこれなんで買ったんですかって言うと、ジャッキー・チェーンのおかげですっていうしかないんですけど。
そのあたりからの興味関心で、やっとそれに応えてくれる本が見つかったと。
結果的にね、今香港はちょっと大変なことになってて、
80年代、90年代のイギリス統治家の香港みたいなのがちょっと良かったんじゃないかみたいなこともあるし、
民主的なものがどんどん崩れていくみたいな。
中国に返還された後、一国二政党も崩れつつあるっていうような流れもあったりとかして。
まあちょっと今後の役に立つ本でもあるんですけど。
僕は単純にジャッキー・チェーンが昔から好きだったんで、
あの辺ってちょっとジャッキー・チェーンが描いてるのって、
ジャッキー・チェーンが真面目に時代劇って描いてるわけじゃないですけど。
でもね、香港がどういうふうにやったかってすごい気になるし、知っておいて損ないかなというのがありました。
香港・上海銀行とかも出てくるかもしれないですね。
出てくるね。出てくる出てくる。
上海銀行とかさ、昔荒又博先生が風水的な観点からするとかなりちょっと、
あの形は良くないとかって言ってましたけどね。
まあまあまあまあね。
そういう本でね、まず僕は香港の歴史を読みました。
渡辺くんは?
私はですね、最近買った本。
UXライティングの教科書っていう本で。
UX?
ユーザーエクスペリエンスの略ですね、UXって。
これだから商鋭社さんです。
商鋭社さんだから、コンピューター書、PC書の棚で売ってるやつですね。
ウェブ制作とかで、
これサブタイトルで、ユーザーの心を惹きつけるマイクロコピーの書き方っていうのがあるんですけど、
海外の翻訳本、世界51カ国で愛読されている名著がついに翻訳ってカバーに書かれてまして、
こちら3000円プラス税、専門書ですね。
今自分がやっている一冊取引所という18中ウェブサービス、ウェブサイトの方で、
例えば何かユーザーにアラートを出したい、
例えばここの項目が入力されてませんよとかをシステム的にいろんな形でお伝えするときとかの、
じゃあどういう表現だといいのかとか、
ウェブサービスを使った時のユーザー体験とかに関して、
まだまだやれることがあるんじゃないかなっていう、自分の仕事上の問題意識に対して一つ大きなヒントを、
12:02
いろんなインスピレーションをくれる本だなということで。
仕事ですね、完全に。
この本を欲しくて買いに行ったんじゃなくて、そういう問題意識を持って、
京都のマルゼンさんの売り場で見つけたんですけども、
そういった本をいくつかパラパラってやっていて、そういう本文組というか、
レイアウトとか文字の大きさとか、開いた感じとかがすごくしっくりきて、
そういうユーザー体験とかライティングとかを扱った本で、
本としては読みにくかったですっていう、デザイン的に読みにくかったですとかって最悪じゃないですか。
この本はすごくそういう意味では、
パラパラってやっていくと、パラパラってするごとに一個アイディアが浮かぶようなっていうか、
一個改善点が見つかるようなみたいな。
あそこの表現ちょっとこうやって書いてみようとか、あそこの文字を赤くしてみようかとか、
そういう感じで、ちょっとランダムに読むっていうか、
頭からお尻まで読むっていうよりは、パラパラって開いて気になったところが目に止まるみたいな感じで、
ずっと仕事机の横に置いて、ちょっと休憩中にパラパラ読んだりとか、そんな感じでやってますよ。
いい本だなと思います。
買った理由だからそうですね。
買った理由はそういう意味で良さそうだなと。
個人的な課題に解決に応えてくれそうな。
ちょうどなんかいいのが見つかったって感じ。
いいのが見つかったっていう感じ、良かったです。
自分の抱えてた課題に対して。
ありがとうございました。
他にもね、やっぱり技術評論者さんとかそういうあたりとかは、そういう課題に答えてくれる本多くて。
よく買ってます。この仕事になってから。
鈴木さん、2冊目。
2冊目はね、
灯台の光はなぜ遠くまで届くのかという、高段車ブルーバックスの本がありまして。
東京大学じゃなくて、あれですね、三崎とかにあるやつですね。
の灯台ですね。
ブックライトですね。
違う、ライトです。
ライトハウス。
ライトハウスですよ。
ブルーバックス。僕、灯台に魅せられてしまいまして。
ただ灯台ってなんだかよくわかんないですか。
言われればよくわかんないですね。
灯台って19世紀の中頃ぐらいから近代灯台が生まれたんですけど、本当に昔からあるわけですよ。
15:07
紀元前400年とか。
けど、すごいよく皆さんがイメージする光がファーって遠くまで届いてるさ、
あの光ってもう19世紀の中頃ぐらいからすでにあったんですけど、
その光の強さみたいなのをどうやって生み出したのかみたいなのが、灯台のレンズに秘密があって。
それを知りたかったんですよ。灯台の仕組みっていうのを。
あれなんか燃やしてたんですか。
昔はね。
例えばアメリカなんかは、クジラの油を。
クジラの油ってすごい長く燃ってすすが出ないんで、当時の明かりの燃料によくなってたんですけど、
それを燃やして、磨いた凹凸の鏡面で拡大したんですけど、
それがフランスでレンズを開発して、
中のガス灯になったりして、この光を遠くへ飛ばそうっていうレンズを開発した話なんですよ。
フレネルレンズっていう灯台のレンズがあるんですけど、
車のライトとかって結構シマシマ模様がついてるじゃないですか。
あれも実はフレネルレンズの原理で、
光の屈折でプリズムとかに光を通すと、
ある一定の方向にみんな光が集まってまっすぐ飛ぶじゃないですか。
あれをレンズに全部組み込んで開発したっていうのが、
フランスのオーギュスタン・ジャン・フレネルっていう科学者というか土木研究者みたいな人が開発したんですね。
当時の19世紀のフランスというかヨーロッパの最先端技術だったんですよ。
フレネルレンズっていうのは。灯台って海運がすごく重要なんで、
海を安全に航行するために非常に重要で、それを引いては国力につながるんですよね。
だから光の強さを持ってるってことは、
それだけ安全に自分の国の物流や海運という国力を安定させる力を持っていたので。
というので、長くなるので東大の本を買ったんですけど。
買った理由としては。
灯台が好きだから。
灯台が好きだけど、さっきの本館の話もそうですけど、
なかなか灯台が好きだという自分の好奇心に応えてくれる専門書もそうそうなかったってことですか。
灯台はないんですよ、実は。
灯台はどうだいだっけ。
18:01
伊藤真由美さんだっけ。
ある程度の灯台巡りの本とかはあるんですけど、灯台を詳しく書いてる本って実はなくて。
その中でも、灯台の歴史を調べるのにも、
このブルーバックスの灯台の光は何で遠くまで届くかっていうのは、
ブルーバックスらしく科学的な入門書としてすごく面白くて。
フランス18世紀とかそれまで、光は波なのか粒子なのかみたいな論争もあったりして、
それに対して球体以前の学抜というか、
定説派と新しい説派で妨害工作が起こったりだとか、
非常に人間味あふれる科学的な衝突があったりして、
めちゃくちゃ面白いんですよ、この本。
科学の発展の歴史も人の営みっていうか、やっぱり人間ドラマがいろいろありますね。
僕も森田正男さんを通じて、数学の歴史とかに触れることもここ数年来あるんですけど、
本当に人間味があるっていうか、科学者って。
ブルーバックスって本当にいいシリーズ、レーベルですよね。
もう日本の宝じゃないですか?
そこまで言うか。
ブルーバックスってさ、今シャレでエイプリル風にブルーバックスコーヒーっていうロゴを作ってさ、
マグカップやったらめちゃくちゃ反響があって、今クラウドファンディングでお金集めて、制作決定したんだよね。
SNSでなんか盛り上がったの見ましたよ。
そうそう、僕も支援しちゃったから。ブルーバックスコーヒー、マグカップを支援したと思って。
それで飲むコーヒーは格別においしいでしょうね。
なんだそれ、よくわかんない。
ブルーバックスって、ちょっとブログの話はわかんなくなっちゃうけどさ、しおりもさ、結構面白いんだよね。
しおりが結構法廷式が書いてあったりして、ブルーバックスの中に入ったりして。
ブランドちゃんと確立してる、面白い本ですよ、ブルーバックスは。
コーヒーの歴史とか、いろいろあるけどね。
いろいろありますよね。
面白いですよね。
という2冊目でした、僕の。
買った理由は灯台にハマってるから。
ハマってるから、なるほど。
じゃあ、ちょっと私も行きましょうか。
ちょっとね、あのMOOCなんですよ、これ。
あのー、ヤイス出版さん、サイクルスポーツ特別編集のMOOCですね、これ。
ヤイスメディアMOOCですよ。
自転車キャンプを楽しむ50のヒントっていう。
これはバイクパッキング。
自転車にカバンをつけて、キャンプすると。
21:00
これ、まあ私も今回、またポッドキャットキャスト休憩してても、過去は美和子一周に行きたいとか何とか発言してますけれども。
どうしても200キロぐらいありますので、距離としては。
速いロードバイクとか、本当にあの方だったら1日で回る方なんかもいるみたいなんですけど、そういうもさも。
私なんかクロスバイクでのんびり回るとなると、やっぱりなんかどっかで1泊して、1泊2日か、寝がわくば2泊3日ぐらいが一番。
そうだね。
その時に、それとキャンプをくっつけたら、結構やっぱ美和子一周ってすごくいいキャンプ場。
あるね。
あるんで、そうしたらなお楽しめるかななんて思って。
僕、在宅仕事も多いし、コロナの緊急事態宣言なんて状況もあって、もうちょっとやるなら今だと思っていろいろ計画してたんですよ。
その時に、やっぱりいろんなギアっていうか、そういう詰める荷物に限りがあるんで、
そうだね。
どういうカバンがいいのかとか、どういう道具がいいのかとかも含めて、
そういう自分が、周りに教えてくれる人いないもんですから、こういう本とかムックにヒントを求めたっていうことで買ったんですけれども、
やっぱ読んでるだけで、すごく旅した気分になっちゃって、まだその実行には至らず。
もう一個理由としては、緊急事態宣言中に結構自分が目星をつけてたキャンプ場とかも臨時休園みたいな感じで、
今だから緊急事態宣言開けたので、まただんだん涼しくなってきた。
今この時期に、どっかのタイミングでできないかななんて思って。
はいはいはい。
そういうアクティビティを計画するときって、インターネットももちろんすごくいいんですけれども、
紙物ってすごく計画立てるときにいいですよね。
それで手元にノートとか広げて、手帳とかノートとか広げて、
それがまた最高に楽しいじゃないですか。
実際にアクティビティを行うだけでなく、そういう楽しみもすごくあるから。
今ちょっと九州四国方面にさ、今月中旬からツーリングか車かわかんないけど、
ちょっと出かける予定なんだけど、2週間ぐらい。
ルートまだ決めてないんだけど、やっぱりさ、一枚一図が欲しいんだよ。
わかりますわー。
たぶん鈴木さんとか私なんかはツーリングマップルとかを使うわけですよね。
ツーリングマップルもすごいいろんなルートとかの情報が多く載ってて、
どこ見たらいいかわかるんだけど、
ペンより行ったり来たりさせて。
そうそうそう。楽しいんだけど、大きな流れの、いわゆるルートのトータルな、
24:04
大きなルートはまだ全然決めあぐねていて、
それを決めるときに、そういったページをパラパラめくりながら
ツーリングマップルルートを決めるっていうよりも、
日本地図、西日本内なんだけど今回は、
普通に大きな地点でルートを描きたいみたいなのは無性にあるよね。
グーグルマップじゃダメなんだよな。
あとは、もっと究極的なこと言うと25,000分の1地図とか、国土地理院のやつ。
人力使うと標高差っていうのも結構重要なんですよ。
俺も釣りやるからよくわかるわ。
横の移動距離じゃなくて、縦の体力。
上りか下りかみたいなのがあるしね。
体力どれだけ使わなきゃいけないかとかっていうのを
あらかじめ目星をつけるっていうのもありますよね。
競泳釣りとか行って、青森の山の中とか行くときはチケーズ持ってくるんだけど、
じゃないと、この先、両サイドが高い崖になったりすると、
それがわかるかわからないかでスケジュールが変わってくるんだよね。
地図に書いてあるやつ、クルクルクルってこうなる。
そうそうそうそう。
通らずとか滝田とか崖とかもあって、
そこ行っちゃったときに戻ってくるのに3時間かかったりすると、
そこから谷が抜けられなくなって大変になっちゃうから、
その辺の先のこととかあるのよ。チケーズはすごい。
すごいよねチケーズって。ほんとよく調べてるなと思って。
てんてんてんって書いてあるのがさ、そこに道があったりするわけだよ。
細い林道みたいなのがさ、草に覆われてるんだけど一応道になってたりさ。
チケーズはすごいよね。
今は結構国土地震のサイトから普通に印刷できるよね?
そうなんですよ。でも、スマホもGPSとかもあれなんですけど、
GPS使うとどうしても電池の減りが早いんで、
本当に電池切れてそれしか頼りにならなかったら、
命にかかわるっていうような。あんまりね、そんな山深いとこ行かないにしても、
近所の里山だったとしても、本当遭難したときは目も当てられないっていうのもあるんで。
そっか、バイクの場合はスマホはそのまま充電できるけど、
電車だとあれか、あとはソーラーパネルとかで充電するしかないのか。
そうですね、だからやっぱりこの自転車キャンプを楽しむ50のヒントにも、
モバイルバッテリーとかをかなり必須のギアにしてるっていうのはあるんで。
そういう意味でもね、すごくそういうアクティビティを楽しんでる人の
いろんな実践例とかがこれで分かるので、
また経験値が浅いものからしたら、本当に素晴らしいMOOCだなと。
27:02
ヤイス出版さんに本当にお世話になっておる。
ヤイス出版さん本当にいいですよ。バイク雑誌のお世話になる。
いいですよねー。
という感じで、こういうペースでやってたらもうキリがないんですけれども、
これでも鈴木さんの3冊目聞きたいな、僕。
3冊目はね、読みましたよ。
読んだ本。
3冊目はね、アウトロオーシャンっていうね。
アウトロオーシャン。
白水社から出ている、イアン・アービナっていうニューヨークタイムズの記者の人が、
調査報道で、海の実態について調査報道をまとめた本がありまして、
といっても海の自然環境とかではなくて、
海にいる人たちの実態っていうのを、
暴いたっていうか、報道調査して本にしたやつで、
ふと考えると、海の上で何が行われてるかって実は私たちは本当知らない。
そうですねー。
漁師って言っても、
たまにニュースで水揚げのときのシーンとかしかなくて、
何が行われてるのかわからないっていうのがあって、
それを全部やって、すごいですよ。
人身売買、奴隷労働、違法創業、違法廃棄物。
さまざまなことが行われてるわけです。
なぜかというと、公開って言われる、
みんなのものなんですよ、海って。
どこの国にも管轄してもなってないもので、
どこの人たちのものでもないっていうものは、
そこで取り締まる人間もいないわけで、
正直何やってもいい状態が海なんです、実は。
今この時代に奴隷労働されてる。
カンボジアとかからさらわれて、
気づいたら漁船で働かされていて、
カンボジアって内陸の国だから泳げないですよ。
しかも一応労働契約は結んでるけど3年契約で、
給料は3年後、契約し満了後。
うちいろんな食料費が転引されて、
給料はほとんど最後残んないみたいな。
検査があったときに一応労働契約は結んでるみたいな話になってた。
借金の方とかもして、どことお礼になってる状態とか。
30:02
あと、普通に違法操業をしている船を、
いわゆるシー・シェパードってあるじゃないですか。
シー・シェパードがある程度違法操業者…。
他に国が取り締まらないから、
シー・シェパードがそういうふうに追って警告を出すみたいな。
昔みたいに過激なことじゃなくて、
違法操業者をある程度排除する行動をしていて、
他の合法的な漁船からは、
若干シー・シェパードも見直されてきてるみたいっていうのも報道されてたりとか。
けど日本の捕鯨調査船との大立ち回りも、ちゃんと公平に描いていて。
日本の立場とシー・シェパードの立場と、
日本の捕鯨自体がすごいひどいっていうものの反面、
やっぱり鯨っていうのが増えてるというか、
鯨って頭いいので、シャチもそうなんだけど、
ハエ縄が引き上げられるまでずっとついていって、
引き上げられる瞬間に、
あのところから全部の魚を飾っていっちゃうのは鯨なんですって。
へー、すごっ。
そういうのもあるんで、
鯨の漁地自体も、いろいろ正当性があって日本は訴えてたりとか、
いろいろなすごいフェアに描いてたりとかしてて。
角畑祐介さんの漂流。
漂流?
漂流って、サラハマのマグロ漁師?カツオ漁師の話がありますよね。
そうですね。
あれもやっぱ海の男で。
漂流は面白かったですよ。
あれってやっぱり、海の資源を漁に出て1回で100万とか稼ぐから、
金の使い方が半端じゃないっていう。
農家の人生観とは全く違いますよね。
全く違うじゃないですか。海の男って。
海の男って、はい。
刹那的な生き方してるわけじゃないですか。
そうですね。
やっぱりあれと同じ、海の特殊な価値観で動いていて。
アウトローシャンは本当にすごいですよ。
へー。
漂流と同じショックを受けましたね、やっぱりね。
なんでこれを買ったかというと、
これは単純に書評に載ってたから、新聞書評に。
それがきっかけで。
そうそう。
あ、面白そうだなと。
これ面白そうと思って。新聞書評読んでて。
ちょっと探したら、県内で1店舗しか置いてるとこなくて。
探してもらいましたけど。
33:02
これは面白かったね。
いいですね。私もかくはたさんの漂流が読んで面白かったなと思って。
あの時のこう。
そっか、だから海の。
いや本当、わかんないです、僕も。
身内親族にもそういう海の音、海の鳴りがした人いなかったんで。
わかんないよね。
いろいろと海遊に従事している、小船に乗ってる乗組員は、
まあそこそこ保護されてるらしいですよ、労働組合とかいろいろ組合で。
ただ漁民というか、漁船に乗って乗り組む、そういうのはないんですって。
カギ航船。
本当にそのレベル。特にタイ、フィリピンあたりの話ってすごい壮絶。
あと一時期、ソマリアの海賊ってすごい話題になって。
あの当時、今時海賊ってって、いきなりこの現代に海賊って言葉が出てきてびっくりした覚えがあるんですけど。
海賊っていまだにすごいあって、それに対抗するためにみんな物装するようになって。
今の世界の海の船は、かなり物装してるらしいです。
武器保管船みたいのがあるらしくて、
武器を積んで船やって、なんかあったらそこから行くみたいな。
なんかあったりとかすごいですよ。国境問題とかもあって。
陸だと国境って戦費はそこで確定してるから、
国境から少しでも敵対する国に入ったらそれで越境行為になるんだけど、海って非常に曖昧らしくて。
何が海の国境を決めるかというと、軍事力だそうです。
力のあるものがその海域を支配するらしくて。
やっぱり、丘と海では完全にそのものの考え方とか常識が通用しないというのは、アウトローオーシャンはほんとすごいですよ。
やっぱり武力とか軍事力っていうのは、どの時代でも一定の、なんていうんですかね……。
武力が悪なのかとかもわかんないですけど、必要っていうかね、やっぱり。
ただそういうのは全部、海の上って曖昧になるわけ。
それが悪いことなのかいいことなのかみたいなのが、全部曖昧になっちゃうわけ。
それがすごいんだよね、その航海上の中っていうのはさ。
全ての国が管轄してない場所?
独特ですね。
独特、すごい。
海って一つしかないからさ。
36:01
飛行機とかだと航空管制システムみたいなのが全世界にもありますけども。
海は一応自分の位置を示す機械っていうのがあるんだって。
ただそれを切っちゃうとわかんなくなる。
よりアナログな世界観ですね。
すごいよ。だから日本の調査砲芸船なんて、出航するときってCシェパードとかに位置ばらされないように、
その位置情報システムを切って出航するんだって。
Cシェパードは、日本の調査砲芸船は1枚も2枚も上手で、非常に狡猾だって言ってる。船団として。
騙し騙さえの世界でさ。
船の再建改修にもいて、
アメリカの実業家が中古車なんかを船に運んで、貨物船をチャーターして、
そこに中古車乗って、アメリカに移送中にハイチカでチャーター代払えなくなって、
そのチャーター代払えなかったんで船主が船のローンが払えなくなっちゃって、
ハイチの港で差し押さえられて。
実はアメリカの実業家がわざとそういうふうに差し押さえさせて、
それに対して自分が軽倍に参加して、その船を安く買い叩くっていうことをやろうとしてて。
それに対して船主が再建改修人っていうアメリカのオッサンを雇って、
配置に向かわせて、貨物船ごとぶん取っちゃうっていう話があって。
貨物船1台を盗むんだよ。すごいよね。
すごいですね。
船って一度航空間に出ちゃうと逃げ合わせちゃうんですって。
しかも船って船籍があるけど、船籍も変更できたりするから、生まれ変わることができないって。
いろいろよくわかんないことが海の上で行われてて、すごいよ。これは本当におすすめです。
書評でいい本に出会い、きっかけになりますね。書評っていうのはね。
そうだね。本当にね。
毎週チェックしとくと、読みたい本とかに出会えるよね、書評はね。
だいたいクオリティも…
あ、閉まった。閉まった。
もう15分どころじゃないですよ、私も話に夢中で。
3週目、渡辺くん。
なんで私も…
とっとと1分ぐらいで。
とっとといきますけど。そういう間だよね、もじゃひげ眼鏡さん。
今日すごくこんなに盛り上がる質問いただいたんで。
最近買った本とは言わないんですけど、もう一個がまた自転車関係の本になっちゃうんで、それは置いといて。
39:02
柴良太郎街道を行く一巻。
一巻ってなんだっけ、どこだっけ。
一巻って湖西の道、甲州街道、長州寺。
湖西の道って言ったら、つまり滋賀県の琵琶湖の西側ですよ。
だから私がその琵琶湖一周とかって言ってたときのね、まさにエリアですし。
あとは、自分もハイキング的な低山ハイクとかもちょこっとやるんですけどね。
比叡山あたりの麓あたりから、かつてそう浅倉、吉影、浅井、長笠、連合群がね、比叡山で。
浅井、浅倉。
織田信長の方、あと一歩ぐらいまで追い詰めたけれども、浅倉が冬が来るって言うんで帰っちゃって。
もう京都抑えられたかもしれないのに。みたいなね。
昔の城なんて天守閣とかある城ばっかりじゃなくて、山の地形を利用した山城じゃないですか。
で、尾根をつないでみたいな。
そこを実際に、だからこっちの京都の市城寺のね、市城寺に行ってラーメン食うと見せかけて、
実はちょっと山に入って、そのまま湖西のほうに、琵琶湖のほうまで十何キロか歩いて。
穴が太いって書いてアノーって読むんですけども、
アノー駅っていうのが京阪があって、そこのあたり、比叡山坂本とかそっちのちょっと南のほうなんですけどね。
アノーっていうのはアノー州というのがいて、石垣みたいな石積みの集団みたいなのがいて、
いろんな城とかにもアノー州が関わったなんていう話もあるんですけど。
ちょっとそういう、今自分が住んでるところとかって、
ちょっとアウトドア的なアクティビティでも、街とそこの自然の距離が近いっていうのもあるし、
とにかくちょっとそういって歴史がもう、すぐ歴史なんですよ。
いいねー、西日本は。
まあ恒星の道なんていうのもだからすごく興味があって、私もだから柴領太郎ってこのぐらいになってやっぱり4年。
4年でしょ。
ぽつぽつと。
特にその街道行くがとりわけそうなんですよ。
はいはい。
若い頃街道行くいうものは、京阪はもうなんなかったんですけど。
なんないんだよ。
でも今回文字屋ひげメガネさんがその街道行くを1巻と7巻を買いましたので、さっき言ってましたけど、
いや私も1巻買った買ったって。
これだからいいですよね。
いいんだよ。
またこういうところからちょっと個別の、またちょっと深掘りしたい話とかは、またそこのいろんな本があるから、またそっちを当たってみたりとか。
そうそうそうそう。
そういう楽しみを。
いやーこれもだからいいんですよね、個性は。
42:02
神奈川崎の軒口つって、あれですよね、信長が撤退戦したときに、松永ひさひれが、和永いろいろ話が書いてあるわけですよ。
ちょっとね、またオタクになっちゃうんであれなんですけど。
僕も戦国時代好きだから、たまんないわけですよ。
いいよね、西日本は本当に。
ここちょっとじゃあ自転車でこの辺まで走ってみようかなってね。
地図見たりとかして。
はいはいはい。
たまらなく楽しいですね。
そうなんかね、あと宮本爪一の方もさ。
いや宮本爪一の方もいいですよね。
あの人もさ、西の人だからさ。
そうですね。
すごい西のそのいろんな民家のさ、たてつけだとかさ、色々の話とかさ、なんかすごいやっぱ西日本をベースに話してくれるからさ。
宮本爪一も読まなきゃなと思って。
いいですね。
村の寄り合いで、爪一さんが何かを調べたいから何かを見せてくれみたいなやつが、村の寄り合いで話し合いがされてみたいな。
あの時の意思決定の仕方とかもなんかもう最高だなと思って。
なんかさ、今の世の中と今の集落とかの作りがさ、ちゃんと説得力があるんだよね、その経緯としてさ。
東北ってさ、山の山合いに集落があるね。山のこうなんか谷間とか谷間っていうか、ほんとした山合い、山の間に。
昔なんか積み焼きとかで1ヶ月も2ヶ月も山に籠ってみたいな。
まあ集落と、東北だとそういうふうにさ、集落が山合いにあるんだけど、西日本って集落が山の上のほうにある。
なんでかって思ったら、宮本爪一が書いてたんだけど、東北って雪深いんで、冬は。
だからその街道が山を通ってたとしても、山の上に人が住めないんだって。
だから山合いにふもとというか、山の中なんだけど、頂上にない。
ただ西日本って、一応山の頂上のほうでも全然雪が降らなくて、人が生活できるんで、山の頂上に結構集落が多い。
昔はそこでいろいろな交易だとかが国同士であったりして、その位置関係が違うらしくて。
それを宮本爪一の本を読んで、「あ、なるほどなあ」と思ったもん。
なるほどですね。
面白いねと思って、そういう話をしてたのも44分だってますけど。
はい、やばいですね。
またちょっとおいおい場所を変えて、このあたりは話したいところですけども。
ただやっぱりいいですね、本っていうのは、自分が面白いと思ってるものに寄り添ってくれる存在というか、
45:03
そういうのが改めていろいろ話していると見えてきますね。
まあちょっとね、定期的に今後、別に3冊とは言わず1冊でも、僕たち忘れちゃうんで、そろそろ1冊ちょっとお願いしますって質問いただければ。
買うと決定した理由をお伝えするという体で。
読んでなくても。
読んでなくても。
こういう買いましたみたいなね。
はい。
いいんじゃないですか。
はい。
長くならない程度に。
皆様もどんな本を買っていらっしゃるでしょうかということで、また何かあればご感想などもお待ちしておりますので。
そうですね。
書いていただければここで発表しながら、またコーナー言わせていただきたいと思いますので。
はい。
ということで、また次回をお楽しみにということで。
はい。
ご視聴ありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは、もじゃひげめがねさん、ご質問ありがとうございました。
ありがとうございます。もじゃひげめがねさんにちょっと。
1曲。
1曲、はい。
それでは。
それでは、はい。
せーの。
せーの。
46:30

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