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遅くなりましてすみません。本のそばには楽しいことがあるおもっとに、書店歴25年のもっと書店員のすずきと、
出版取り継ぎ7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営1年8ヶ月目のわたなべの2人で、
書店、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室の出張版でございます。
スペース出張版でございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。皆さん聞こえておりますかね。
こちらでは初めてのスペースなので、いまいちよくわかっていないので、
わたなべくんが設定に戸惑いましてちょっと遅れましたので、すべてわたなべくんのせいでございますけども。
すべてわたなべくんのせいでございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本蕎麦を初めて聞く方もいらっしゃるので、本蕎麦の説明をわたなべくん、説明してあげてください。
本蕎麦には楽しいことがあるをもとに、鈴木とアイデンティティクライシスを起こしているわたなべのお二人で雑談をするというポッドキャストなんですけれども、
基本的には皆様からのご質問にお答えするというスタイルでやっている。
そうですね。ラジオですね。ポッドキャストで。
彼これ、ポッドキャストの方では去年の8月に初めて直近77回アップしてるという感じですよね。
そうですね。もうなんかぼちぼちやっておるという。
哲子の部屋とか笑っていいともとかを目標に。質問が来る限りはやっていきたいと。
そうですね。
スペースというツイッターの、今回初の試みで出張版ということで、スペースでやってみたいなと思いまして、今回特別にやったということで。
時間的にはですね、予定では1時間ぐらいにしようかと思ってますが。いいですか、わたなべくん、それで。
大丈夫だと思います。
はい。当初ですね、ツイッターで出張版用の質問を募集はしたんですが、
03:03
いつもそうなんですけど、ツイッターですとかなり質問が少なくてですね。
それはちょっと後ほど本編で質問に答えようかなと思っていただいた質問がですね。
今回は、本編恒例の月1買った本の買った理由についてしゃべる回というのを出張版でやりたいと思っておりまして。よろしいでしょうか。
なんか買いました?わたなべくん、本は。
ぼちぼちですけど、今回少なめだと思います。
本当ですか。
地味に忙しいときってあるじゃないですか。
今僕もそうなんですよ。だから今ほら、本沢本編収録できてないじゃないですか。
ちょっと滞ってますよね、すみません。
すみません。本当僕が忙しくてですね。ちょっとなかなか時間が取れず。
すみません、わたしも忙しいんですよ。
でしょ。僕も昨日プロレスとか見に行っててさ、忙しくて。
わたなべくんちょっと音声途切れてますけど大丈夫ですか。
今大丈夫です。途切れてないですか。
ぽつぽつとね、なんか途切れちゃいするけど。スマホは今。
今ちょっとね、パソコンでつなげたかったんですけど、うまくいかなくてスマホにしてるんですけど。
スマホのマイク持ってきますので、鈴木さん、しゃべっといてください。
なんだそれ。一人で。一人でしゃべるの。
そうですね、最近僕がハマっているのが水彩画でですね。
なんでこんな話しなきゃいけないんだよ。しかも愛の手がないんでどうにもしゃべってもあれなんですけど。
週一で映画票をノートでやっておりまして、今までイラスト付きで映画の票のイラストを書いてたんですけど、
ちょっと水彩画をですね、色着色で頑張ってやろうと思って、
わざわざ本格的に水彩画の道具を揃えハマっていて、
最近はちょっと夜中とかですね、仕事の合間に原稿を書いてる間にですね、
すぐ横に水彩用の筆洗いのオケもあったりするので。
ちょいちょい書いてるということで。戻った?大丈夫?
戻りました戻りました。たぶんこれで大丈夫ですよ。
はい、よかった。何をしゃべっていいかわからないから。
急に水彩画の話しだしたからもう。本編でもまあまあ水彩画の話題やってるじゃないですか。
いや、今すぐいきなり振られたったからさ。
改めてここでやらなくてもって感じですけど。
06:02
ちょっと買った本ということで、世界は激動の時代を迎えておりますが、
我々は変わらず本屋に行くということで。
今回はどういうふうに紹介していきましょうか。交互に話していきましょうか。
どうしましょうね。今回、鈴木さん何冊ぐらいあります?全部やるかは別として。
何冊ぐらい買いました?
20冊ぐらいは手元にあります。
けど、交互のがいいよね。だって一発でやると、しゃべるのが片方片方で偏っちゃうからさ。
じゃあ渡辺くんからいいよ。
僕からですか。わかりました。
ということで、今月、買った本の読んでなくても理由をしゃべる回、スタートです。
じゃあ渡辺くんどうぞ。
一冊目はですね、「グランマ・ゲイト・ウッド・ロングトレイル」っていうタイトルで。
おー、何それ。ロングトレイルってアメリカの?
アメリカのロングトレイルなんですけど。
おー、いいっすね。
ベン・モンゴメリ・チョ、浜本真弥役。出版社が大和警告社さんで。
山刑。
山刑さんの、これはあれです。山刑さんはほら、山刑文庫とか山刑の新書もあるじゃないですか。
はいはいはい。
あるんですけど、これは四六版の奈美製の書籍、単行本でございます。
単行本ね。
1640円定価。
こちら買った理由としては、ちょっとロングトレイルに憧れがありましてですね。
これちょっと京都のマルゼンさんで、
そういう山歩きとか、その山刑文庫の棚とかがあるようなところの、旅行ガイドとかの横とかにある。
そうだよね。いつもあるよね。
山刑さんのところで。
パターンですよね。あとは山と高原地図とかもあるような、並びの。
そうそうそう。並んでるよね。
そこに棚に、メンチンされてたんですよ。
はいはい。新刊だよね。
新刊です、これ。
新刊って言っても、去年の12月5日をおくづけ見ると。
じゃあ結構メンチンには理由があったのかね。
そうですね。これは想定がすごいね。
鈴木さん今水彩画って言ってましたけど、これはたぶん油絵だと思いますね。
09:06
関係ないじゃん。
水彩と関係ないけど、絵なんですよ。
で、たぶんそのロングトレイルを、おばあちゃんがちょっと歩いてるような風景が見たい。
すごい印象的なですね、想定で。
京都もそういう京都一周トレイルとか大文字山ハイキングとかね、私やるわけなんですけども、
アパラチアントレイルっていうアメリカのですね。
アメリカってさ、長距離トレイルってさ、三大トレイルっていうのがあるんですか。
そうなんですそうなんです。
アパラチアントレイルとパシフィッククレストトレイル?
はい。パシフィッククレストトレイル、私が好きなYouTuberさんが2人くらい今年。
あれってなんか許可証みたいの取らないとハイクできないらしいんですよ。
あ、そうなんだ。
で、それにいつも争奪戦みたいになるらしくて。
去年はコロナで発行されなかったらしいんですよ、そもそも。
はいはいはいはい。
それはPCTといわれるパシフィッククレストトレイルなんですけども。
もう一個あれですよね、コンチネンタルなんとかってやつとか。3つぐらいあるんだよね。
3つあって、アメリカ三大ハイク全部歩いた人はトリプルクラウンみたいな感じに。
尊敬のハイカーたちの尊敬の眼差しみたいな感じになるわけですね。
はいはいはい。いいよね。
そうなんです。だからアパラチアントレイルはアメリカ三大ロングトレイルの一つで、
女性発のアパラチアントレイルスルーハイカーは67歳のおばあちゃんだったと。
すごいよね。それすごいね。読みたいな、それ。
で、なんかその、DVオッド、11人の子供、23人の孫と離れ、テントも寝袋も持たずに歩き通した女性の感動の物語っていう。
そういうのが、これね、カバーに帯がついてないんですけど、今私が読んだのが帯コピーっぽい感じじゃないですか。
これがカバーにそのまま直接帯っぽく擦られてるんですよ。
直接?
直接。これね、帯って、年賃なんかするとほら、お客さん取ったり置いたりすると、なんかペロンってなったりとか、破けちゃったりとかするじゃないですか。
もうね、潔く擦っちゃってる。
だからね、重犯決定とかそういうのはね、どうやるのかわかりませんけど。
まあベッドを見つければいいかもしれないですけど。
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えー、そうなんだ、知らなかった。なんか映画でほらさ、私に会うまで1600キロっていうさ、実力のパシフィックトレイル、クエストトレイルだっけ?
なんかを縦断した女性の人の実話が映画になったりして。
それでロングトレイルって流行ったらしいんだけど。それは映画は良かったけどね、すごく。
コンチネンタルなんとかっていうのが一番難易度が高いってのは知ってたけど。道がほとんどないって。
元書店員はやっぱり何でも聞けば何でも答えられますね、本当にね。さすがやっぱ本は真羅万象すべてを扱ってるって、まさに。
え、なんで?自分でちょっと今回ログインしにくくて遅れたお詫びに褒めてるの?
ちょっと、改めてすごいなと思って。コンチネンタル・ディバイド・トレイルっていうやつ。
コンチネンタル・ディバイド・トレイル。
CDT。
CDT。
これね、だからそうなんですよね。
日本もそういうのって確か設定はしてあったみたいな気がするんだけど、あんまりよくわかんないけど。
日本のロングトレイル?
確か設定はあったみたいなんだけど。
私も東海自然報道のちょっとの区間だけですけども、ちょっとだけ峠まで行って峠から降りてくるみたいな謎の…。
東海自然報道とかは東京とか神奈川とかそっちの方からずっとつながってて、大阪の終点は美濃なんですよ。
で、京都とかも道があって、一部京都一周トレイルと重複する区間なんかもあるんですけれども。
東海自然報道っていうのがあったりとか。
あれですけど、やっぱりね、僕はね、日本のロングトレイルというのは四国88ヵ所お辺りがあるのと。
そっか、ロングトレイルだね。
あとはね、我々日本人といえば、ハイクといえば、奥の細道。
ロングトレイルハイカーといえば、松尾芭蕉を外すわけにはいかないわけなんですけれども。
日本的なロングトレイルは昔から、お伊勢参りとか。
そうだよね、考えてみればね。今のロマンチック街道とか頭の中に浮かび回ったけど。
群馬の。
群馬群馬の。
15:01
ありますよね。
礼平市街道とか。
なるほどね。面白そうだね、それ。
こういうロングトレイルって、旅を通じてのいろんなあれこれあると思うし、これはすごく面白そうなんで。
こういうのメンチンされちゃうとやっぱり気になっちゃいますよね。
そうだね、目に入るからね。
しかも最新刊ではないけど、お伊勢参りに何か意図があったんでしょうね。
書店員がちょっと推したりとか。
今回アウトドアの本って、そういえば買ってないな。
インドアばかりですか、インドア。
インドアですね。
今回本蕎麦本編でも話しましたけど、今ハラショボムーヴが起きてるということを話しましたんで、
ハラショボムーヴの話を一気に紹介したいと思います。
まずですね、ブックセラーの歴史というハラショボから出ている、
知識と発見を伝える出版書店流通の2000年という……
2000年!?
ジャン・イヴ・モリエ・チョ・マツナガリエさん役、ハラショボということで、お値段が4200円プラス税ということで。
これちょっと、あ!と思って、ブックセラーの歴史って書いてある。
これはやっぱりちょっと読まなきゃいけないなと思って、すぐ手に取って買おうと思って後ろ見たら4200円。
あ!って思ったのは、ちょっ、あ、ちょっ、高っ!みたいな感じですか。
そうそう。高っ!と思って。
これはちょっとどうしようと思って、まあこれは買わないといかんだろうと。
確定申告でね、その経費としてね。個人事業主の経費として。
特にこれ、もし何の本買ってもらったら、
ブックセラーの歴史を元書店員としてと言っても、税務処分でも納得してくれるかもしれない。
この本は本当に2000年の歴史ですよ、書店の。
あと書店出版流通の。
初めなんか本当に昔は、書店っていわゆる書籍商は、
本はそれほど大量生産ができないじゃないですか。昔は印刷がないから。
基本は写本。写本ですよ。写していく。
そういったのを解放奴隷にやらせて。
書店は奴隷で成り立ってたんですよ、今でも。
労働。
なんですね、その写本というのは。
そう、写本というのは労働でさ。それから始まった。
18:01
当時は取り継ぎとか出版社とかなくて。
もう書籍商はすべて一手に引き受けてやってたっていうのが、
もう昔にさかのぼれるみたいな。
なんだかんだいろいろ話があって。
やっぱり面白いのは、フランスの著者なんで、
ヨーロッパの書籍、特に現代・近代になってから、
書店チェーンの話とかになっていて。
これ僕読んでるんで、すでに読んだんですけど。
ブックフェアとかって、昔からやっぱり取引。
ドイツとかフランスとかそういった人たちが自分のところで出したいのに書籍を買い付けるみたいなのが、
フランクフルトブックフェアっていうのがあって、
それが今でも世界で一番主流になってるブックフェアで、
早川諸郎の人とかそこにいて、
関係管理隊とかしてるから、ブックフェアの話とかまで行くというのがこの本。
世界的にブックフェアって他にも北京とかのブックフェアもあるんだけど、
この中に残念ながら日本がないんだよね。
日本はほら、東京ブックフェア。
東京ビッグサイトは出てこないんですね、じゃあ。
出てこないよね。あれ終わっちゃったからね、途中でね。
出版大国って言われてる割には、世界的に市場として小取引ができるようなブックフェアがないっていうのは、
やっぱり恥ずかしいよねとは思う。
ちょっと高いんですけど、興味がある人は読んでいただきたいなというのが一つ。
原書房ムーブ第2弾。
これはマシュ・ホンゴルツ・ヘトリング著、リバタリアンが社会実験してみた街の話という。
これも原書房さんから出てる。
手に取った本がことごとく原書房でっていうのの2冊目。
これはリバタリアンというアメリカの自由市場主義者ですね。
全て社会的には公共のものではなくて、
全て私有したもののほうがより良い社会になるということで、
共有財産とかになるような、税金も払わずという主義者が、
アメリカのニューハンプシャ州の田舎町で多く移住してきて、ユートピアを作ろうという。
21:08
その天末を描いたノンフィクション。
まああれですよ。税金払わなければ道路はガタガタになるし、
警察機構っていうのもすごく少なくなって、予算もないから。
それをどうするかというと、やっぱりリバタリアンは全部自己責任でやるわけですよ。
だから自分の身を守るのにもやっぱり武器を持たなきゃいけないので、
ある程度、自由の処置の自由みたいなものは、県には主張するような人たちがリバタリアンで、
人たちが田舎町に住んでどうなることやらみたいな話なんですけど、
それと並行して、クマの話が出てくるんですよね。
ベアーですね。
ベアーです。
野生のクマが人を襲うような話が並行して描かれて、
読んでて、「これってどういう場所に着地するの?」みたいな感じで面白くて。
最終的に、これも僕が読み終わったんですけど、
これも最終的に非常に笑えない話になってるんで。
これも今、自己責任論とか公共工場みたいな話の問題になると、
行き過ぎたものってこうなるよね、みたいな教訓にもなるんで。
面白いですよ、これ。
かなり軽快な文章で。
アメリカのノンフィクションで、特にこういうちょっと皮肉めいたノンフィクションで、
やっぱり書いてる人の文章、役者の人の力もあるんですけど、
すごいやっぱり軽快で面白いんですよ。
読んでて、ふーって笑っちゃうぐらいの書き方するんで。
それは本当に面白かったですよ、これ。読んでても。
ちょっと長いですけど、もっと厚いですけど。
面白かったんで。これおすすめですよ。
原消防さん。聞けますね、本当に。
聞いてる。
まだあるんですもんね、だって言わないだけで。
原消防さん。他にもまだあるんだから、最近出たやつ。
そうそう。CIAの情報員になった女子学生の話とか。
これ聞いてる皆様も、もしこれ聞き終わったらか、
今聞いてる途中でも原消防さんのホームページ行って、
ちょっとマウスのホイールをちょっと下にどんどんスクロールするとね、
スクロールがね、あれなんですよね、所々でね、これもこれもっていう感じでね。
原消防さん、昔からノンフィクションは面白いのとか、
あと歴史関係の本とか、調味料とか料理を鑑識する歴史の本とか面白いの出てるんだけど、
24:06
ここのとこ本屋さんに並んでる、みんな手に取るとことごとく面白かったんで。
おすすめです。
以上、お返しします。
スタジオにお返ししますですね。
いやいやいや、ちょっと困っちゃいましたね。
そんなに熱のこもったトークされたらちょっとね。
もうないよ、たまが。熱はないけど。
でもほら、買った本とその理由ですから気楽に行きますよ。
そうですね。
じゃあ次は私ということで、こちら高段車学術文庫でございます。
タイトルが「シュリーマン旅行記 新国 日本」っていう。
著者はハインリー・ヒ・シュリーマンで、石井和子さん役という。
こちら標4のISBNですね。ISBN406って978が入ってないというですね。
あ、古いね。
だから既刊本も既刊本ですよ、こちら。
既刊本も既刊本。
言うても、1998年第1釣り発行ということで。
本体も800円ということで、当時の学術文庫らしい値段かなという感じなんですけれども。
高段車学術文庫僕も好きですよ。
本当は、高段車学術文庫で別の本を探してたんですよ。
今西錦寺っていう生態学者、文化人類学者であり登山家でもあって、京都大学の絵。
ちょっとさっき私が峠行って降りてきましたなんて言いましたけど、京都の北山っていう山。
定山ですけど、1000メートル超える山とかないんですけれども、山が連なってるですね。
っていうのが、盆地ですから北側にあるわけですよ。広がってるんですね、そういうのが。
そこを抜けると、日本海側の若さとかにまで抜ける北山っていうエリアがあって、
今西錦寺は登山家もあるんですけど、やっぱり北山に魅せられたというですね。
ちょっとこれは個人的な話なんですけども、いつも一人でハイキングをやってるんですけど、
27:13
定山の近くにそういう山を降りてきたら行くようなカフェがありまして、
そこのカフェの店主も結構若い方なんですけども、私より年下の方なんですけども、
その山を自分も行ったりする方で、
ハイキングの全部で10人ぐらいで4,000円で日帰りみたいな感じのツアーみたいな定山ではあるんですけど、
私は意を決して申し込みましてですね。
そしたら、「今もういっぱいなんでキャンセル待ちになりますね。」って言われちゃって、
キャンセル出たんでどうですかって連絡が来て、「あ、行きます行きますね。」
4月の土日のどっかで行くんですけども、
今西錦寺レリーフっていうのがあるらしいんですよ。
今西錦寺のことを調べたら、自分が今から行こうとしてるエリアにすごく見せられたということで、
それで高段車学術文庫とかでそういう山のことを書いたやつとかもあるんだよと思って探したんですが、
もう残念ながらもうたぶん品切れ十半見てみたいな。
棚を見たんですよね。棚を見たけどなくて、手元のスマホで調べたら、
もう古本で探すしかないのかなんて思って、
でも棚で見てたらこのシュリーマン旅行記が目に入ったんですよ。この背差しの、この背の。
で、これね、あれなんですよ。
熊澤書店八王子店ってあるじゃないですか。
はいはいはいはい。
熊澤さんの本店ですよね。八王子です、八王子。
で、その今、熊澤書店の人文書のフロアの人が地元の大学とかとコラボした感じのフェアみたいのをやっていて、
で、そこでシュリーマンを押してるんですよ。
なんでだかわかりますか。八王子でなぜシュリーマンを押しているのかと。
え、八王子、なんかトロイの木場がなんかすごい。
そうなんですよ。
え、そうなの?
八王子からですね。
八王子から発掘されたんですよ。
嘘でしょ。
嘘です。本当に嘘なんですけど。
ちょっと本気にしちゃったよ、俺。
これね、さっき私タイトル言ったときにシュリーマン旅行記、新国日本って言ったじゃないですか。
シュリーマンなんと日本に来たことがあるんですよ。僕も知らなかったんですけど。
そうなの?シュリーマンはトロイの木場とか、あのなんだっけ、あの辺の発掘したっていう人ぐらいしか。
そう。それで、シュリーマンってもともと、そういうほら、遺跡発掘ってお金かかるじゃないですか、すごく。
30:07
そうだね。
で、別に誰に頼まれてとか、そういうパトロンがいてやってるわけじゃなくて、自分はそれがあるって信じてやって、本当に出てきたっていう話だから。
はいはいはい。
自分のお金でやってるはずなんですよ、確か。で、シュリーマンってね、商人だったんですよ。
えー、全然知らない、それ以外は。
新潮文庫でもシュリーマンの本、文庫出てるんですよ。
で、そこにその辺書いてるんですけど、で、そこに、これもまた話が飛んじゃうんですけど、シュリーマン、何カ国語かすごい語学の天才でもあるんですよ。
で、その新潮文庫で出てるシュリーマンの本には、語学の習得方法とか書かれてて、自分はこういうふうに外国語をマスターしていったみたいな。
実はその語学学習のヒントもそこで読めるみたいな、実はそういった一粒で二度おいしい本だったりするんですけど。
それはさておき、今回このシュリーマン旅行記、新国日本、なんと日本に、江戸時代の日本に来てるんですよ。
で、八王子にも来てて、なんとこの文庫の第1章が八王子っていう、第5章が八王子っていう章があるんですよ。
なかなかないよ、八王子を。
八王子で一章。で、第6章は江戸ってなってるんですよ。これ第5章で八王子ってすごいなと。
すごいね。
本来知らなかったんですけど、熊谷書店八王子店さんがそういうシュリーマンをご当地本のごとくしていて、それがまた売れているみたいな。
それはそのお店じゃないとわかんないなー。
ネットで知って。
面白いね。
で、それネットで知ったので、棚、背差しで入ってたので、あ、これだ、この本だっていうので、これ読みたいと思って買ってきたんですよ。
へー。いい出会いですね。
話は長いけど。
それ言えばおしまい。今にし金時の話はいいよかった、いらなかったし。
悪い癖だよ。
僕、カフェで山登りツアーに申し込んだとかどうでもいい話じゃないですか。キャンセル待ちとかどうでもいいんですよ。
俺もちょっと話を最後聞いたときに、あれ、山登りに申し込んだ話ってどういう話なの?
何にも繋がってないですよ。
まあまあ、けどいい出会いですよ。
ちょっとね、シュリーマン旅行記これね、おもろいんですよ。
シュリーマンその後に遺跡発掘成功したらしいですよ。
あ、その後なんだ。
日本と新国に行った後に、何年後って書いてある?
33:00
まだちょっとこれから読むんですけど、年表とか、講談社学術文庫とかこういうのって、シュリーマン関連歴年表ってのが最後についてるんですよ。
はいはいはいはい。なるほどね、それでわかるってことね。
そう。
これがね、なぜかね、1814年ナポレオン大位っていうところから世界が始まっていたんですよ、この年表の。
スケートひどいな。
1822年に北ドイツでシュリーマンが生まれるみたいな。
その前年に伊能忠敬大日本宴会実測地図完成って書いてあるんですよ。
へー、そんな時代なんだ。
シュリーマンが生まれた次の年にシーボルとデジマに着任って書いてあるんですよ。
この年表だけでもね、買った価値あるなと思って。
なんかあれだよね、歴史的に有名な知られてる人が日本に来てさ、
そこで立ち寄ったっていうのを調べると、地元が載ってたりしたら一応押したほうがいいかもね。
押したほうがいいかもですよ。
なんかイザベラバードとか結構回ってんじゃんって。
いろいろ言ってますからね。
すごいよね。
八王子すごい、やっぱ熊澤さんすごいなと思って。
本屋さん行くときの醍醐味だよね。
地元ボンとシュリーマンってどういう繋がりなんて、かなり面白いよね。
なるほど。という感じでございます。
そうか、考古学がねえんだけど。
あ、ある、考古学。
水中考古学、地球最後のフロンティア。
水中?
水中。
水中って子供かよ。
エクスナレッジさんから佐々木ランディさんという考古学者の
水中考古学、地球最後のフロンティアという本があります。
ちょうどいいね。ちょっとかぶったね。
これは沈没戦とか、あと回転沈んだ遺跡とか、
そういったものから歴史を探って知ることっていう学問。
それこそ古代のものも含めて入ってるんで、同じテーマですけど。
この間ネットニュースを見てびっくりしたのは、
シャクルトンの南極探検で途中でエンディア・ランス号が海峡に阻まれて、
脱出してそこから徒歩で全員静観するみたいなのが一時期流行ったじゃないですか。
36:06
リーダー論とかそういうのでもシャクルトンで。
エンディア・ランス号流は読みたいですよ、ぼくは。
読みたいでしょ。この間エンディア・ランス号が発見されたんだよね。
まさに船そのものが海中から発見されたんですよね。
そうそう。
保存状態がよかったんですよね、すごい。
そう、めっちゃくちゃ良くて、
エンディア・ランス号って先端に書かれてる文字の金箔の部分まで残ってるわけ。
1915年に沈んだらしいですよ。
今ウィキってんの?
ウィキってますよ。
ちょうどそれがあったんです。
これを読んでるときに、ナイスタイミングだったんだけど、
水中で船が綺麗に残るって結構あるんだってさ。
水中のほうが酸素に触れるのが少ないので、
木造とかもかなり元気を留めて残ってるっていうのがあって、
そういうふうに、いろいろ水中工学について書かれてる。
原稿の話とか、福岡沖に沈んだ原の船の残骸から調べたりだとか、
あと、アンティキティラのオーパーツと言われてるさ。
そういう解消された古代の道具みたいな。
航海に使われた道具なんだけど、そこから調べたりとか。
っていう非常に面白い本で。
新書サイズ?ちょっと厚いんだけど。
新書サイズでさ、面白かったね。
2200円高かったけど、最近本の値段すっげえ気にするようになってる。
いろいろ買うと積み上がってきますからね。
ということで、水中工学は買いました。
おたびくんが長いんで、僕は今回これだけにしておきます。
ちょっとね、私も反省モードなんで、短めにと思ったんですけど。
サクサク行こうね。
それと、エンデュアランス号のシャクルトンはね、
船が沈没しちゃって座礁しちゃってなんていう状況にハマったにも関わらず、27人のメンバー。
27人だっけ?
27人のメンバー、全員静観したんでしたっけ?
そう、全員だよ、確か。
シャクルトンの名称っぷりですよね、やっぱりね。
39:03
ねえ、リーダーシップが危機的状況の中で。
ということで、たしか10年ぐらい前だよね、そういう本が流行ったのね。
史上最強のリーダーというような思いもありますが。
鈴木さん、ヤクルト・スバローズファンの鈴木さん、名称といえば誰ですか?
その前よりは、野村克也。
野村克也ですよね。
野村さんですよ。
野村さんですよ。
私が買った本がですね、
「砂まみれの名称 野村克也の1140日」っていうノンフィクションでございます。
はいはい。それっていつの野村克也?社会人野球とかのとき?
これはシダックスの監督になってるときの野村さん。
野村監督は阪神の監督やってましたよね、一時期。
3年連続再開かなんかで。
もうね、泣き面に8と言いますか、そのタイミングぐらいのときに、
幸夫婦人が脱税で逮捕っていう出来事がありましたよね。
はい、ありましたね。
で、そのときに野村さんは辞任という形で監督を辞めて、在案に下ったわけなんですけれども。
在案ね。
そこでシダックスのオーナーから、うちの野球部を配分しようかいうところで、
でも野村さんに来てくれないかいうことで、それで引き受けて、シダックスの赤いユニフォームがね、懐かしいわけなんですけども。
これ、著者が加藤博史さんという方で、
加藤博史さんというのはスポーツ報知の記者の方なんですが、
実は私、加藤さんの面識がございまして、前職三島社時代にお世話になったという。
三島社のウェブ雑誌での三島マガジンのですね、今じゃなくて、最初の三島マガジン、今ちょっと記事読めないんですけども、
そのときに加藤さんに書き手になってもらって、放通紙バカ一代っていうのを書いてもらってたんですよ。
はいはいはいはい。
で、それがすっごい面白くて、それこそ野村さんの話題とかも書いた回もあったとは思うんですけども。
加藤さんがその後に、現場の結構偉い感じになってるんですよ、加藤さんって今は。
42:02
で、当時はまだ一記者という感じでやってもらってたんですけども、ちょっと立場が変わるんで、
ちょっとうちの後輩を紹介したいんで、すごくこの男も熱い男なんで、ぜひちょっと…っていう感じで紹介を受けたのが、北野新田さん。
スポーツ放送チームの北野新田さん。北野さんと言えば私将棋好きじゃないですか。
将棋好きじゃないですか。
三島社から透明の騎士とか闘神の騎士とかを書いてくださった。
もう、騎士を書かせたら、北野さんファンは多い方なんですけども。
そんな感じで、放置の記者さんとは朝からのご縁がありましてですね、加藤さんの短著ということで、これはもう読まないわけいかないだろうということで買ったんですけど。
ちょっとまだ途中で、今第5章まで読んだんですけど。
いいですよ別に。買った理由を言えばいいんじゃない?大丈夫ですよ。
買った理由は加藤さんからなんですけど、ほんとこれ買ってよかった。めちゃめちゃ面白いです、これ。
2度言ったね。2度言ったのを2度言ったね。
2度言いましたよ。
野村さんめっちゃいいっすね、やっぱ。
これは去年か、ユイゴンって本、野村さんが亡くなるまでの話は僕レビューでちょっと書きましたけど、
それ以外にも、つむやつむあざるやという将棋の言葉ですけど、
野村ヤクルトと森西武との日本シーズンとか、
僕が一番熱烈に応援したときのヤクルトの時代の話とか、いいですよね、ほんとに。
そうなんですよ。
しゅうきさん、もうちょっと喋っていいすか。
いいよ、どうぞ。
野村さんが魅力的なのも、あとはあまり今まで知られずあるシダックス時代のことが書かれてるのも興味深いこともさることながら、
加藤さんって、報紙新聞入って、記者志望なんですよね。
やっぱり書きたいと。
加藤さんってすごいプロレスバカだったんですよ、高校生時代とか、学生時代とか。
で、そういう、実は三島さんで、どんまいどんまいっていう、三沢光さんが亡くなって。
前日のね。
そう、ノアが亡くなって、1年後にどんまいどんまいっていう本を出したときに、東京ドームホテルで記者会見みたいな、発刊しますみたいな記者会見をやったときに、司会を務めてもらったりとかもしたんですけど、だからすごいプロレスとかもあれなんです。
45:10
とにかくスポーツ新聞で記者になりたいとして入ったんですけども、最初、広告営業みたいな部署で6年ぐらいぐらいやっていたらしいんですね。
で、やっと念願完了になって記者になって、配属になって、最初アマチュア野球の担当になって、そのタイミングで野村さんがシダックスで野球の方に関わるようになってっていうので、記者になって1年目に野村さんと出会ってるんですよ。
で、この掛け出しのスポーツ誌の記者が、野球の監督のところに通い詰めるみたいな構図って。
ユイゴンでもそうだったけどね。
ユイゴンもそうでした?
掛け出しの女性記者が相手にされないままでいうのがあったね。
そういうのって、書いてる人の成長端みたいなところもあるじゃないですか。
あー、あるね、確かに。
それで言うと、鈴木忠平さんの文芸春秋など、嫌われた監督が中西をどう書いたのかの、鈴木さんも中西新聞の方の掛け出しの記者であって、それで落合の担当みたいな感じになったっていう。
そこになんかね、両者の共通項みたいなのがある気がして。
だからね、その掛け手目線みたいな、そこの厚さみたいなのがあるんですよ。
皆さんもぜひ読んでください。野球あんまり知らなくても、すごい読みやすいし、ここからのむさんが入るのも全然アリだなと思います。
のむさんは、全然アリ。のむさん入門許証。
そう、本当に。
ということで、今途中から入った方もいらっしゃると思うんですけど、
1ヶ月に我々が買った本の理由をしゃべっているということで、もうすぐ50分ぐらい経ちますが、いまだに3冊しか紹介してない。
ということで、途中で離脱していただいても全然問題ありませんので、話していこうと思っております。
じゃあ引き続き、僕は結構短めにやっていこうかな。
えーとですね、僕が買った本は、ポスト社会主義の政治。
松里清高さんの《ちくま新書》を買われているもので、これは新刊じゃなかった気がするんだよな。
48:05
これは奥づけを見ると、2021年3月1日ですね。
ご承知のとおり、今ウクライナとロシアの戦争が起こってますけど、
ちょっとその中で、ウクライナについてザザッととりあえず概略を知りたいなと。
特にソ連が崩壊し、ウクライナが独立した後の話をザザッと。
ユーロマイダンという、ウクライナの新ソ派、新ロシア派大統領のヤネコビッチを下ろそうとして革命を起こしたのは、
ちょっとドキュメンタリーで見たことあるんですけど、それ以外はあんまりウクライナってよく知らなくて。
原発があるとかそういうところを知ってますけど、
あと昔ソ連時代に強制移除されたりとか、大危険があったとかっていうのはあるんですけど、
現時点ではよくわかってなくて。
何かわかりやすいことないかと言ったら、新聞にポスト社会主義の政治っていうのが、
統合圏のポーランドかリトラニア、アルメニア、ウクライナ、モルドバっていうところの大統領制の解説した本が紹介されていて、
そこでウクライナが独立後に、大統領制と大統領主称制といろんなゴタゴタがあって、
民主主義としての政治体制を決めるまでにも相当ゴタゴタがあったことって書いてあって、
そういったところのゴタゴタがあったりとか、
ゼレンスキー自体が、今ゼレンスキーの言葉のみで動いてるんで、
ウクライナがなぜそういう大統領のことが中央になっていて、
そのウクライナ議会とかがあまり表に出てこなかったりするんで、
そういったのがちょっと書いてあったりするんで。
他にもいろんな国が、ポーランドとかリトラニアとかも書いてあるんですけど、
ウクライナについて、チャッと読むのにちょっといいなと思って買って読みました。
これちょっと気になるなと思ったときは読んでみてもいいかもしれないですね、この本は。
51:02
以上です。
気になりますね、でもね。
あとね、私も買った本としてはないんですけど、
買ったと言えるのかは、クラウドファンディングで制作品とかを募っている本というか雑誌なんですけど、
それをちょっとアレしてやったやつが届いたんですね。
なのでちょっとそれをタイトルだけ言うと、「もののめ」っていう雑誌の代言語で、
これは宇野恒博さんの責任編集ですね。
はいはい。
だからプラネッツさん。
プラネッツさん。
惑星開発なんだっけ。
第2次惑星開発委員会発行ということで、株式会社プラネッツさんの「もののめ」の第2号ができたので、
ちょっとそれが届いたんですけど、まだ封筒から出しただけという感じなんですが、
実はこのクラウドファンディングのリターンの中の一つにですね、
ちょっと私、あれなんですか、ちょっと絡みがありましてですね。
音聞こえない?今、声は。
声聞こえないですか?
今フェードアウトしてたよ。今聞こえたけど。
おーよかったです。
受信をなくしたかと思った。
クラフファンのリターンで、雑誌と本屋の学校参加コースっていうのを3万円のリターンで設定されてるんですよ、このもののめのタイプで。
それが、支援者の方が15人ぐらい最終的にいらっしゃるんですけれども、
それ全3回、特別講義を視聴できますみたいなリターンで、その中の2回目に本屋の学校っていうテーマみたいなやつがあって。
本屋の学校?
ええ。
なんかそこに私、ゲストスピーカーとしてお呼ばれしてまして。
ちょっとそういう絡みがありまして。
ゲストスピーカー、もう一人が青山ブックセンター本店の山下店長なんですけど、すごい緊張してるんです、今から。
54:07
私ごときが何を喋ることがあるのだろうかと思って、ちょっとせんせんきょうきょうとしてるんですけど。
ちょっとそんなこともありつつ、一応個人としてもすごいこのもののめの作り方みたいなところには少し感じるところがありまして。
それはさておき、クラファンでちょっとやってみたという感じです。
鈴木さん、クラファンでいろいろ、なんかほら、バンドディシネとかよく。
はいはいはい。青山ブックさんのバンドディシネとか海外コミック、翻訳、出版とか支援してたりとか。
あとたまに翻訳系の本で、ちょっとなかなか出版社から観光できなくてもクラファンで作ってるとか、見かけたら。
僕も読みたいなと思った本はクラファンで支援するようにしてますけどね、だいぶ。
抵抗はなくなりましたね。以前に比べればね、そういうクラファンで支援するって。
なんかちょいちょいありますよね、そういう本作りのひとつの手段みたいな感じがなっているのかなっていう印象がありますけども。
なるほどね。
このプラネッツさんって流通的には直取引でやってて、これたぶんたしかAmazonさんとかでも買えない感じになってる雑誌なんですよね。
だから皆さんも見かけたら、なんかちょっと気にしてみるといいのかなっていうのと、
自分のお店でも仕入れを検討してみてはいかがでしょうかみたいな感じです。
雑誌か。雑誌だよね、一応ね。
まあ一応そうですね。
雑誌は僕はこの間もちょっと話したけど、買ったやつはキネマ旬報3月下旬特別号ですね。
ちょっと本編でも話しましたけど。
毎年この3月下旬特別号は必ず買うんですけど、なぜかその年の映画業界総決算号なんですね。
なので、これ一冊を読めば、2021年の映画業界数字も含めてどのような状況だったのかがわかる。
というようなのが、キネマ旬報3月下旬、もう今4月上旬が出ちゃってるのかな。
赤手に特集が出ちゃってるんで、テントに並んでないんですけど、2021年の映画の興行収入は、一位なんだと思います?
57:12
一位?
いや、ちょっとすみません、検討もつかないです。
怪獣のやつじゃないことはわかりますけど。
怪獣の後始末?大怪獣の後始末?もう語りたくもないけど。
1位は新エヴァンゲリオンですね。劇場版。
そのあと2位がメタネコなんで、3位がリュウトそばかすのひめで、
なんと4位が嵐アニバーサリーツアーファイブが、映画の興行収入として4位に入ってるんですよ。
5位が東京リベンジャーズ。6位がルドー・ニッキー・ケンシン州庄ザ・ファイナルで、
7位が新海賊三国志、第8位が花束みたいな恋をした、同率8位がマスカレード・ナイト。
10位がワイドスピード・ジェットブレイクという、2021年の興行収入なんだけど。
2019年から2020年ってコロナになって、本当に2020年って削退で前年比で50%ぐらい減ってるんだよね。
削退50%ぐらい。もうガタ落ちで。
鬼滅の刃の映画がなったらたぶん削退30%とかそんな感じになってたと思うんだけど、
鬼滅でなんとか50%までいってたっていう去年の状況から、若干回復してて。
去年対比で大体プラスで、去年から113%っていうような状況になっているというのが現状だったりして。
これね、いつも面白いんだけど、映画の決算概要みたいなので、
今回アニメ映画がすごいランキングにたくさん入ってて、
コロナで外出自粛とかで年配の方とかの客層が映画館になかなか足を向けない反面、
若い人が非常に映画館に向いたんじゃないかという解説があったりとか。
あとやっぱりその洋画が相変わらず低迷で、
配信とかそういう状況でディズニー映画とかも配信にシフトしたりとかしてて、
劇場も反発して、ディズニー映画の配給自体を辞退したりとか、
避けたりとかしてて、かなりゴタゴタしてるっていう状況になってたりして。
なかなかそういうふうな状況をわかるのが、この号なんで。
1:00:01
アカリ・ミションとかっていうのは別にね、
日本の映画工業収入的な業界的なものを知るにはこの雑誌の号が一番面白いですね。
キネマ旬報の3月、下旬号。
たぶん唯一買った雑誌かな、今月。
以上です。
お返しします。
わかりました。
私はあとは、ちょっとお仕事との絡みで資料的に送っていただいた本がありまして、
さっきキネマ旬報は、一応これを読んでおけば間違いないみたいな位置づけじゃないですか。
いいよね、そういうのね。
私がちょっとお仕事的なところでいただいた本というのが、ネオンネオンっていう本なんですけれども。
ネオン?
ネオン。
ネオン、はい。
ネオンネオンっていうので、リトルマンブックスという出版社が。
聞いたことないな。
こちらですね、とある編集者さんが、政府レベル的な感じでちゃんとISBNとかを取って作られた本なんですけれども。
だから取り次ぎ流通はさせてないんですよ。
だからなかなか目にする機会もないと思うんですけども。
ネオンってあれですよ。ネオンですよ。夜。
夜に光るネオンですよ。
ネオン館のネオン?
ネオン館のネオンです。
そのネオン館のネオンの写真集もあり、ネオンに関わる、
だからそのネオンのある風景を写真家の方が撮って、それがすごいビジュアル的にもすごいいっぱい載っているのと。
あとネオンに関わる仕事をする人たちに話を聞いて回っていて、
そういう人たちのインタビューとかが入っていて、合計608ページというですね、非常に分厚い本なんですけども。
すごいページ数だね。
すごいページ数なんですよ。
面白いところだと、浦和にリキっていう居酒屋があって、
酒蔵リキっていう、浦和レッズのサポーターたちに愛されてるお店なんですけども、
酒蔵リキのネオンとかも載っていたり、そのリキの方にインタビューとかをされていて、それが読めたりとか。
その他のお店だったり、ネオンに関わる人たちのとかも読めるんですけど、
1:03:05
なんかね、唯一無二の本だなと思って。
これ、もう期間としては終わっちゃったんですけど、大漢屋松田屋書店さんとかでもネオンネオンのフェアっていうか、
実際にネオン館で作ったやつとかもお店に持ち込んで、展示みたいなやつとかをして、
結局やっぱ本も売れたとかっていうことらしいんですけれども、
すごいニッチというか特化した本で、
そういうセルフレーベルっていうか、一人の他に職業を編集して、他の出版社にお勤めなところから、
自分の時間を使ってこういう本を作っちゃう、このすごさみたいなのが感じられてるというかね。
最近多いよね、やっぱそういうのは。
流通の多様化と言っていいのか、なんと言っていいのか、あれですけど、
気持ちひとつで、こうするって決めたらできる、実現できるっていう時代でもあるのかなっていうのも感じるところですよね。
ネオンネオン、リトルマンブックスさんでございます。
リトルマンブックスさんですね。
ペース多いけどね。いくらだっけ、それ。
これは税込み2,970円。本体2,700円ですね。
安いな、結構。
ほぼフルカラーですからね。写真がとにかくめちゃめちゃ入ってて。
すごいな。
これすごいですよ。
ありがとうございます。
鈴木さんどうですか、なんか。
文化系?
文化系というか、夜、ネオン。
僕は小道具屋で買って、これはどこだ、出版社。
左右者さんから出ている、松田幸政さんの
アート&デザイン表現紙。1900年から2000年という。
History of Art and Designという。
アートとデザインの表現紙ってタイトルそのまま言っちゃっただけだけど。
これも4,500円したんだよね。
1:06:01
ちょっと純正にしてしまいましたけど。
けどこういうのって全編カラーだし、
アートを通じてちょっと知りたいときに面白いかなと思って買いました。
全然まだ深く読んではいないんですけど、
必ずこういう本で読むとマルセル・デュシャンが出てくるんだけど、
マルセル・デュシャンという小勉強ですね。
サインを書いて展示して、アートとして。
いわゆるコンセプチュアルアートの走りなんだけど、
そういうアートの表現自体が…。
コンセプチュアルアートってあれなんですよ。
芸術家が作品、造形だとか絵とか、
絵とか造形物を芸術として見出すんじゃなくて、
そういうコンセプトがアートですよっていうようなものなんで。
コンセプチュアルアートって。
今は結構現代アートとかもそういうふうになってるんだけど、
だから別に絵を描けなくても全体的なコンセプトとしての空間を作り上げれば、
それはアートなのね、っていうようなものがあって。
そういう時代の流れとか、
高校からそういうコンセプチュアルアートが始まったとか、
現代とかに近づいていくと、結構モンタージュ。
80年代のモンタージュ。
これ映画とかメジャール系とか写真集も含めて、
いろんなメディアとか媒体を横断してるので、
それもまた幅広くて面白いんだけど。
例えば本だと、本庄直樹さんというスモール・プラネットっていう、
実物の写真なんだけどミニチュアの写真に見えるような写真集がすごいヒットしたんだけど、
そういった現実を撮り方によってジオラマに見えるようなものも、
一時期そこから少し流行ったりして、それでも取り上げられているし、
写真とか映画とかに横断してて面白いなと。
ビートルズも日常アートにしたビートルズということで取り上げられているし。
これね、ちょっと高いんだけど、
一冊持っておくと面白いかもしれないですね。
アートを学ぶとか。学ぶまではいかないけど、文字よりもビジュアルが多いので、
パラパラめくりながら、小口とかもすごいお金が印刷入ってるから結構お金かかってる。
1:09:01
まあ小値段もありかなと思いますけど、革命的評価って帯に書いてあるんで。
ちょっと高いですけど、これは一冊テレビの横にでも置いといて。
横になんか今本を置かないか。
面白いですね。パラパラたまに見るんですけど。
なんかあります?続けていっちゃいます?
続けていってください。もう私、今回はおしまいです。
本当ですか?玉切れですか?
玉切れですよ。
じゃあどんどん行きますね。愛の手担当で。
次がですね、フィルムアートから出ている、ギレルモ・デルトロ、モンスターと結ばれた男というですね。
映画監督のギレルモ・デルトロの表伝ですね。翻訳本ですね。
イアン・ネイ・サンチョ、安部清美さん役で、フィルムアートが出ている本で、全編カラーで。
ギレルモ・デルトロで言えば、シェイプ・オブ・ウォーターで、アカデミー賞作品賞だっけ、監督賞だけ取ってますけど。
基本は異業のものを偏愛している映画監督で、パンズ・ラビリンスという映画から、パシック・リムもそうだし、ヘル・ボーイとかね。
あと25日か何だっけ。ナイトメア・アリーという映画も今度公開になりますけど、
ちょっとフェティシズムにあふれた映画監督のギレルモ・デルトロの表伝。
まあ読んでないんで。ただ僕好きで、以前リスクユニオンディーユブックスから出ていた、部数限定で一時に出てた本とかもわざわざ予約して買ったんですけど。
これと同じくもう一個出てたんですね。ナイトメア・アリーのギレルモ・デルトの本も昨日発売になってますけど、これはちょっと買いました。
どうしても本を進めるときに敬語になってしまうのが。
大友克洋、前週また3月に出まして、私これ自動的に定期になって取り置きされてるんですけど、
今回はブギ・ウギ・ワルツという短編集と、アニメ映画アキラのエコンテ集の第2週が同時発売ということで、
1:12:03
エコンテ集は4,000円ぐらいするのでまだ買ってないんですけど、取り置きしたブギ・ウギ・ワルツは一応買いました。
ただまだ封を開けてないっていう。
でもこれは定期予約してるので買いました。
あともう一冊が、文芸春秋から出ているシチュアート・タートンですね。
イブリン城が7回殺される。
シチュアート・タートンが出した新刊で、名探偵と海の悪魔という本が文芸春秋から出ました。
これは僕最近、海物に非常にハマっておりまして。
海洋物。さっきの水中航空学もそうだし、
海物と言うととりあえず手を伸ばしてしまうんですけど。
これは、たしか10何世紀だっけ。東インド会社があった時代の船の中。
アジアからオランダへと寄港する船の中で、名探偵と言われる人と、
アイヴォーニなのかな?の兵士が活躍する話。
まあ読んでないからね。
前半分ちょっとだけ読んだんだけど、非常に二段組なのに読みやすい。
キャラクターも結構登場するけど立つっていう。
これたぶん面白いんじゃないかなと思って。
ちょっと今途中で止まってますけど、面白そうなんで変えました。
いくつかあるんですけど、読んだ本を2冊だけ。
「現代怪談講座」って考えたんですけど、小文社から吉田雄貴さんが、現代の怪談についての本ですね。
これ面白いのは、吉田さんが一番怖いものっていうのは、子殺しらしいんですよ。
子を殺すという。
1:15:01
日本の怪談は、この子殺しっていうのが裏テーマとしてあるんじゃないかみたいな形で、
いろんな女性の幽霊だと幽霊というか、口先女とかさ、
最近だと八尺様とかさ、そういったところの怪談から考察してるんだけど、
やっぱり怪談についてのコラムが人面剣とかさ、
現代怪談の最前線みたいなコーナーが面白くて。
特にネット社会になってからの怪談の広がりとかって、
クリーピーパスタとかってよく言われるんだけど、
コピーペーストされて怪談が広がるみたいなのはクリーピーパスタと言われるんだけど、
そういうふうな現代怪談というのは、少しもとをたどるのは難しくて。
グーグルマップとかでは未知の場所とかもなくなってきてるんで、
そういったところの現代怪談の変化みたいなのも学べたりして、面白いですねこれ。
これおすすめですよ。
これ、書店に行くと、サブカル系の現代化、実は怪談ものとかと一緒に並んでるのね。
調査の吉田さんがそういう本を書いてるんで、一緒になりがちなんだけど、
これ結構社会学とかの内容なんで、意外とそういうところにおいても面白いかなと思いました。
ということで、あと最後、今読んでる途中の本があります。
ゴーイング・ダークという12の過激衝撃組織潜入ルポ。
これも左右者さんです。左右者さんも左右者ムーブ入ってますけど。
触れ幅がすごいな、左右者さんも。
これはユリア・エブナーさんという女性の略役を見ると、
1991年ウィーン生まれ、戦略対話研究所常席主任研究官。
ウィーンの過激主義、偽情報、ヘイトスピッチなどを研究対象とする。
研究結果をもとに、国際連合、北大西洋重要機構など、
あと世界銀行が数々の政府機関や情報機関に対してアドバイスを行う。
新聞だとガーディアンとかインディペンデント氏に寄稿してるということで。
1:18:01
この人はね、すごいんだけど、ネオナチ。ネオナチに採用されてそこに潜入したりとか。
あとトラットワイフっていう、反フェミニスト女性たちっていうのがいるのね。
今の世の中のジェンダーって、消費されてる性の役割を演じたほうが得だっていう人たちの、
女性の団体なんでしかもそこに。そこに潜入したりとか。
で、あとその他にも、いわゆるアノンですよ。一番大きい。
陰謀論者の世界に潜入したりだとか、
あとアメリカでいうと極右断体、極右思想が結構合流されてるのね、いろんな主義・主張でも。
ユナイト・ライト、ユナイト・ザ・ライトっていうところに入ったりとか。
あとドイツのネオナチの音楽フェスティバルに行ったりとか、
あとISISとネオナチのハッカー学校に入ったりとか、いろんなとこにあったり。
これね、すごいのよ。そういうの潜入するからさ、潜入できる。
ただ、昔はそういう会合とかに身を挺していかなきゃいけなかったけど、今はネットコミュニティで潜入できるのね。
だからちょっと今風っちゃ今風なんだけど。
そこにコミュニティが多骨墓化されてるから、Qアノン、陰謀論っていうネットのコミュニティが多骨墓化して、そこに入って実体がつかめるたり、そういうのがあって。
いやー、やっぱり潜入も外れないなっていつも思うんだけど。これはね、すごいですよ。
ちょっと読んでてね、ニューバランスってスニーカーあるじゃない?あれってネオナチ語用歌詞らしい。
ネオナチ語用歌詞が好んで履くらしい。ニューバランスって。
昔のヒップホップの人たちがアディダスを愛用してたみたいな感じですかね。
そうだね。
やっぱりアメリカだと、そういう陰謀論とかでの掲示板とかがあったりするし、
今日本で言うGo!Channelとかそういうのと同じような感じのがちゃんとあるし、
1:21:02
あとどうしてもみんな入ってくる情報が、自分の信じたい情報しか信じなくて、
そういう人たちが集まってコミュニティができてしまうっていう恐ろしさとかもあったりして。
結構中に潜入してると、ミイラトリがミイラになるわけじゃないけど、
やっぱり著者もだんだん暗くなってきちゃって。
そういうちょっと危うさもあったりするんだけど。
この潜入の中で一番ひでえと思ったのが、ネオナチの音楽フェスティバルだったらしくて。
僕が一番ひどかったって。途中で抜け出しちゃうんだけど。
ネットでも入るときに、手首とかの写真を出せとか、
あといわゆる何世代か前の血筋みたいな、
白人の血統なのか、途中で何分の一かが有色人種の血が入っているのかみたいなサービスがあったときに検査する。
そういったところの証明書を出せたとか。
思ってる以上に知らなかった世界があって、
怖いもの見たさもあったりとかして。
これは去年出たやつだったかな。去年12月ですね。
これ今読んで、もうすぐ終わりますけど、ちょっとね、やばいっす。
というのがありましたよ。
鈴木さんって海外のやつ好きっすよね。
あ、そう。ノンエクションは特に海外のが好きなのは、ある意味知らないことばっかりだと。
知らないことは日本のことを知ってるわけじゃなくて、
予想外な価値観で殴りかかってくるんで。海外のエクションって。
視界がいいからって殴られる感覚がするんで。そういうのちょっとやみつきかな。
日本のノンエクションは、自己反省もちょっと突きつけられるんで。
そうですね。自分もどっか加担しているようなところありますからね。
日本社会のやつがあるんで、非常に反省とか買い入れみたいな感じがすごい。
別に海外のがそういうわけじゃなくて、一言っていうわけじゃなくて。
日本のホロフィクションって、どうしても自分のこととしても捉えなきゃいけない部分があるから。
そうですね。
1:24:00
やっぱり読むと結構重くなるんで。
最後の声っていう門川の、いただいた本コーナーをちょっと言うと、
最後の声、山川徹さんの門川のドキュメント災害関連誌っていう本がありまして、
これはちょっと僕今、著者にインタビューして原稿を揃えてるんですけど、
これもやっぱり災害関連誌っていう直接誌じゃなくて、
その後避難生活とかして、体調崩したりだとか、
金銭的に貧困で悩んだりとか、自殺しちゃったりとか、
そういう直接災害で亡くなった方以外のその後の支援とか問題によって
亡くなった方のことを追ったドキュメントで、
こういうのも読むと、社会の問題とかもなるし、
支援の問題とか、手を差し伸べる問題になってくると、
やっぱり胸の奥に盛り上がるものがあるからさ。
へえ。特に盛り上がるものがある。
あるじゃない。グッとくるものがある。
だからそういうのは結構つらいものがある。
お茶だけのノンフィクションっていうか、先入るものは好きなんだけど。
信仰宗教先入るものは好きなんだけど。
けど海外の方がそういうふうなところで知らない部分とか、
アウトロウォーシャンとかも去年面白かったですけど、白水車の。
そういうところは好きですね。
あとは死体とFBIっていう本も早川処方さんからいただいたんですけど、
これもやっぱり海外のやつですけどね。
そんな感じで、ノンフィクションはちょっと僕、最近特にそうですね。
海外文学、文学研も前ほどはちょっと読んでいないんですけど。
なんかね、最近鈴木さんノンフィクションすごい多いし、かつ海外っていう感じ。
その割には漢然さんのウルトラス、まだどっちも買ってないですよね。
面白そうだ面白そうだっつって。
ウルトラス?
あれ、鈴木さん買いましたっけ?
読んでない、まだ読んでないです。
読んでない読んでない読んでない。
この間、去年ぐらいから裏ワレッツをダズオン経由で応援、また復活させてるんですけど、
裏ギチャンネルっていうYouTubeチャンネルがあるんですけど、
裏ワレッツのことをやってるYouTuberの人がいて。
そこで、何でしたっけ?
本のバトル、何でしたっけ?
1:27:04
ビブリオバトル?
ビブリオバトル、ごめんなさい、急に出てこなくなっちゃった。
サッカー本でビブリオバトルをする回みたいなのが突然あって、そこに…
なんだそれ。
なんか、漢然のツボイセンムがなぜか出演してて、
人気としたツボイさんがなぜか裏ギチャンネルに出てきて、
で、なんかウルトラスを…
サッカー批評だっけ?フットボール批評だっけ?
フットボール批評、漢然さん出してますけど。
漢然さんだね。
そのツボイさんじゃなくて、その裏ギチャンネルにいつも出てる人がウルトラスを紹介してて、
ツボイさんがすごい嬉しそうにしていたっていう、それうちの本ですみたいな。
でも、つまりその裏ギチャンネルの人がウルトラスを紹介しててすごく印象的だったのが、
やっぱああいうサポーターとかのカルチャーが日本と全然違うっていうのが当たり前ですけど、
やっぱウルトラスにはすごいかかる。
なんかガチで殴り合いとかをするらしいじゃないですか。
サッカーはさ、ちょっとやっぱりさ、
特にヨーロッパとサッカーってさ、民族主義とくっついちゃったりするからさ、
スポーツの勝ち負け以上のものがやっぱり出てくるからさ。
そもそも今のウクライナとかもさ。
そう、ロシアとかウクライナとかのヤバいサポーターっていうか、
風雲のシーンみたいなのも出てくるみたいですよ。
ほら、ドンバス地方なんてさ、すごいドンバスアレナっていうめちゃくちゃいいスタジアムもあるんだけどさ。
サッカーのスタジアムとかもヨーロッパは多いよね、そういう。
ウルトラスよみたいな、まだ私は書いてないんですよ。
あ、ほんとに?
あれ、ちらっと全部読んでないけど、かなりアグレッシブというかバイオレントな。
ちょっと価値観が日本とは違いすぎる。
Jリーグのスタジアムがどれだけ平和かっていうね。
そうね。背負ってるものは違うし。
ナンバーとかで一時期ずっと僕、サッカーとか読んでたりとかさ、サッカー文化について本読んでたときさ、
ヨーロッパって、町の中心に教会とサッカースタジアムってものがあるんだよね。
やっぱりその文化の、教会もそうだしサッカースタジアムも、
町とか地域の象徴としてあるもんだからさ、
1:30:00
サッカースタジアムと教会が町の中心にある都市って、サッカーチームの熱がすごいある。
もちろんあるし、都市国家っていう成り立ちもあったりするから、そういうところもあって。
日本だとやっぱり教会は町の中央にないし。
日本はだいたい駅中心か、今の駅っていうのもだんだん地方はなくなってきちゃってるから。
あとショッピングモールが集まっちゃうから。
そういうスポーツとか生活とかは、町とかは場所の中心にないんだよね、日本はやっぱり。
そういうのはあるよね。
一つ忘れてた、紹介したの。石の花がありましたよ。
あ、石の花ね。読みました?
読みました。1巻か5巻、全部。
読みましたよー。これレビュー書きましたけど。
ちょうどですね、石の花は……。
僕、前もちょっと言いましたけど、反党紛争フェチって、今この状態でちょっと不謹慎ですけど。
ユゴスラビアについて昔からいろんな本読んでて。
柴先生のユゴスラビア現代史という岩波新書が昔出てて、今新版が出てるんですけど。
それを再度、石の花はユゴスラビアの第二次世界大戦のナチスに占領されて、分断されて……。
一度滅びるんですけど。
その時代も含めて、ユゴスラビア現代史は柴さんのこの岩波新書が詳しくて。
あと、ユゴスラビアの民族主義みたいなのが、同じ柴さんから吉川公文館のブックレットだったっけかな。
なんか出てて、それも宗教に関することで……。
あ、違った。バルカンの民族主義だった。
というのも柴先生の世界史ブックレットですね。
山川出版社とかもあったりして、やっぱりちょっとそれを再度読み直して。
いやー、石の花は細かいところまですごいよね。説明とかない?
うん、説明とかないけど。
やっぱりスロベニアの人が、私はスロベニア人だっていうところとか、やっぱりスロベニアって国が……。
クロアチアの絵とか。
1:33:02
そういう部分とか。
ユゴスラビアって、第一次世界大戦後に一回建国して、
その後ナチスが民族の対立とかそういったものを利用して、
民族対立を煽って分断させて、内戦させてみたいな話になってるから、そこが石の花なんで。
これね、やっぱり読むと、今のヨーロッパ、ウクライナとかの話と結構かぶってる部分が多くて。
そうなんですよね。
80年代だから、ユゴスラビアの内戦が起こる前に書かれた本だからさ。
91年だっけ、90年だっけ。ユゴスラビアの内戦が起こって解体するんだけど、
その前に書かれた本だけどさ、やっぱりそういうのが書かれてるから。
今、復刊してって、ほんとすごいタイミングだよね。
そうなんですよね。
今の状況。
だからあれなんですよ。
今日ね、うちの娘に、今度小4になる娘に、
パパ、ナトーって何?って聞かれたんですよ。
ナトーはユゴスラビアを空爆した国だよ、国じゃなくて、ユゴスラビアを空爆したよって言う。
そうそう、ナトーね。
ちょっとまた答えをしたんですけれども。
それで、木村幸彦さんの「悪者けんざん」っていう修衛者文庫の。
で、あれの文庫版の表紙が、当時名古屋グランパスのストイコビッチですね、
ドラガン・ストイコビッチがユミホームを脱いで、下のアンダーシャツにマジックで、
ナトーストップストライクスっていうメッセージを書いた、あれが表紙になってるんですけど。
ナトーの話とか、ユゴスラビアとかっていうのが、もう完全に地続きじゃないですか。
そうだね、やっぱり、サッカー選手だとさ、
名前が出てこねえ。シェフチェンコはウクライナ。
モドリッチとか。
ああ、モドリッチ。
モドリッチもさ、内戦で子供の頃さ、サッカー選手を目指して内戦の中で生まれてるからさ、
やっぱりそういうユゴの話になっちゃってるけどさ、すごいよね。
ウクライナもサッカー強いじゃん。シェフチェンコもそうだしさ。
1:36:12
ウクライナのNHKかな?ワゴワのドキュメンタリーでさ、ウクライナでローのフットボールっていうドキュメンタリーがやってて、昔。
それでシャフタル・ドネツクってさ、ドネツクにあるさ。
これってやっぱり内戦というかさ、チームごとKFに避難してたりするし、
やっぱりそういうチーム、シャフタルの当時のキャプテンってクロアチアのスルナでさ、
やっぱりその内戦中は子供のときでさ、そういうところで経験してる人が、
ウクライナのシャフタル・ドネツクでのキャプテンをやってたりとかしてたわけだからさ。
ユゴスラビアってやっぱりすごい悲劇に見える。場所的にもそうだし。
坂口久志さんのこのコミックの一緒。全5巻。エンターブレイン。
これちょっとね、今本当に音力とすごいですよ。
っていうのを、そういえば忘れてました、話すの。
一気読みでしたよ、私も。
そうだね、一気読みだね、これは。
そうそうそうそう。まあすごい話ですね。
善悪っていうものをちょっと離れて描いてるから、そこはまたすごい。
そうなんですよね。
キャラクターを善悪っていうだけで分けて描いてないんで。
その親衛隊のマイスナー、大佐だっけ、とかもそうだし。
みんな複雑な人間として描いてたりとかさ。
あとやっぱり戦争とか平和みたいなの。大人が平和のために言ってるけどさ、
実は本当の平和をみんな経験してないのもかかわらず、
大人はみんな平和のためって言ってるけど、その平和って何よみたいな話でテーマになってるから。
それもすごい哲学的だし、っていうのもありつつ、
戦争がないのが本当の平和なのかっていうと、
じゃあお友達がその戦争のない平和のときに何をやってたかみたいな話になってきたりすると。
石野原はかなり今出力なんじゃないかなとは思いましたけどね。
1:39:03
はい。ということで、今何分?1時間ぐらいしゃべりましたね。
そんな感じですね。
ということで、私たちからは以上でございますが。
私たちからは以上なんですけど、スペースの良さもちょっと味わってみたいんですよね。
今回、我々としては実験的に。
そう、なんかよくわかってないんですよ、スペース。これはもうしゃべって終わりなんですかね。
よくわかってない。
なんか入ってこれるんじゃないですか、聞いてくださってる方が。
そうですよね。これって誰か入れるの?手を挙げたりできるの、こうやって。
できそうな雰囲気はあるんですけど、私もごめんなさい、あんま詳しくなくて。
本編とかでも、毎度私のツイッターとかでは本編更新サイトをあげたりしますんで。
一応お金の話と恋愛の話以外は何でも答えようというふうにやっておりますので。
そうですね。
本蕎麦って検索していただければ、坂本蕎麦と本蕎麦が出ますんで。
本蕎麦のツイッターをちょっと探っていただけると、バックナームも聞けますし。
こんな感じでゆるゆるやってます。
今回はたまライブなんですけど、一応録音もしてるんでアーカイブができるとは思うんですけど。
もし気が向いたらバックナームも含めて聞いていただければなと思っております。
例えば在宅仕事をしていて、テンションが乗らないなぁなんていう時に本蕎麦をかけながら、仕事の助走をつけていただくと非常にいいと。
途中から本蕎麦で何か喋ってるけど内容が頭に入ってこなくなる瞬間がありますので。
渡辺くんの話でてるでしょ。
私が話が長い時とかに、もうこの人何を喋ってるのかわからないっていう状態になった時が、その仕事のスイッチが入る瞬間なので。
長良市長を推奨します、私としては。
そうだね、長良市長でしょ。逆に真剣に聞かれると困るんですけどね。
真剣に聞かれると、本当に内容の密度の苦しさが。
けど、この買った本に関しては、本当に特別な本のことを話してるんで。
1:42:05
例外的にちょっと。
ゲストを招いてもいろいろ企画しておりますので、過去回とかでもですね。
本屋大賞が来月発表になるんで。
そうですね。楽しみですよー。
本屋大賞についてゲストの書店員さんを呼んで話したりとかもしてますんでね。
ちょっと本について知りたいな、現状どんなのになってるのかなってときには聞いていただいてもいいと思いますね。
ということで、聞いていただいた方、皆さんありがとうございます。長いこと。
ありがとうございました。
引き続き本蕎麦を聞いていただければと思いますし、
お便りいただいた方には本蕎麦オリジナルステッカーも差し上げておりますので、
どしどしと質問をお寄せいただければと思いますので。
詳しくは本蕎麦ツイッターアカウントがありますので、
本蕎麦だと検索していただければ、坂本蕎麦以外はうちの本蕎麦アカウントなんで、
ぜひそこからお便りと送っていただければと思います。
みなさん、拍手ボタンとかハートボタンとかありがとうございます。
そんなのもらってるの?全然俺もらってないんだけど。
え、来てんの?よくわからない。
いただいております。
ありがとうございます。
僕見えてないんですけど。
ありがとうございます。
はい、それでは引き続き本蕎麦を聞いていただければと思いますので、
長い間お付き合いありがとうございました。
ありがとうございました。
ご機嫌よう、さようなら。