本のそばには楽しいことがある
いつからジングル変わった?
本のそばには楽しいことがあるをもとに、書店員歴25年の元書店員鈴木と、
出版取次7年、出版社営業13年、現在、書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営2年、5、6ヶ月目ぐらいの渡辺の2人で、
書店員、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。
はい。
はい。お疲れ様でございます。
お疲れ様でございます。
新聞課に私の記事が載りまして、今そばの。
はい。
特に反響はないです。
結構でも、なんか出てたねなんていう声も、ひらほらありつつ。
けど、新聞課の本そばについて書いた号が出た、出た週明けぐらいのアクセスは増えてましたよ。
やっぱり新聞課さん、私も弁職三島社では公読させていただいておりまして。
業界誌ですね。職業業界誌。
業界誌です。
非常に私が社会人になって取り継ぎに勤めていた頃もですね、部署の会談などで回ってきたりして、
それを私は熟読しておりまして、それがやっぱり今にもつながってるところもあるかなと。
非常に新聞課さんはリスペクトしております。
そんな新聞課に鈴木さんの寄稿した文章が載り。
本そばについて何か書いてくれと言われたので、本そばの成り立ちっていうのは誰が望んでいるかわからないんですが。
そして、出版業界的には他にも重要な記事などもあったと思われるのですけれども。
なんと一面に掲載されるという。
沢屋書店の杭沢さんが本を出したとか、
Bookstore Solutions Japanとお話とか、
いろいろ業界の重要なトピックスがあるにもかかわらず、
私どもの下々にいる教会の片隅で、
ほこりを食べながら生きてるみたいな、私たちが取り上げていただいて本当に光栄なんですが。
本当に業界の中で多少は傷を残しつつ。
傷ですか。
傷を残しながらやっていきたいと。
本そばでございますよ。
あとはあれですよ。
多分本とか読書好きな方だと思うんですけど、
ハッシュタグ本そばでツイートしてくださっている方で、
多分でも書店員さんとか出版社とかそういう感じの方ではなさそうな方が、
ツイートを、ハッシュタグ本そばをつけてツイートしてくださっているのも見つけちゃいましてですね。
なんかすごいバックナンバーをたくさん聞いてくださってるみたいな。
いいですね。バックナンバーたくさんありますから。
たくさんありますからね。
なんかこう面白いポッドキャスト見つけて過去配信回遡って聞きまくるの楽しいなーみたいなツイートをしてくださっている方を見つけてしまいまして。
ありがたいですね。
ありがたいでございますよ本当に。
ちょっとでも本に関するね、周りにいることで楽しいことを味わっていただければ。
本当に生まれてきてよかったなと。
こんな僕でも生まれてきてよかったなと思いましたね。
お父さんお母さんありがとうって。
お父さんお母さん本当に。
本当に大ぐらいの気持ちになっていただけばね、聞いていただいてね。
生きるという生の実感を噛み締めながら本屋に行ってほしいですね。
そうですね。
まあ何のことやらよくわかりませんけれども。
またいただいたご質問に。
いきましょうよ。
いきましょう。
はい。
はい。
それではいつものようにラジオネームから読み上げさせていただきます。
お願いいたします。
はい。
ラジオネーム。
はい。
千鶴川さんからいただきました。
質問キャラ何ですか。
最近収録が間延びしてなかなかキャラを見失いかけてました。
どんなふうにやってたっけなっていうのがわからなくなりました。
別にキャラ作ってやってないでしょ。
まあそうなんですけども。
そんなこんなででも千鶴川さん。
ありがとうございます。
過去にも何度かご質問いただいてますから。
それでは千鶴川さんからのご質問を読み上げます。
本そばのお二人こんばんは。
こんばんは。
こんばんは。
地元出版物・郷土本の扱い
私は現在東京都在住なのですが、仕事でもプライベートでも他県を訪れた際には、
必ず本屋に入って地元の出版社から刊行された本を買って帰るのを楽しみとしています。
全国的には知られていないけれど、面白い本も結構あります。
書店員としては地元出版物、郷土本はどのような扱いをされてましたか。
売りやすかったり売りにくかったり、どんな感じなのでしょうか。
というですね、ご質問ですが。
これは元書店員鈴木さん的にはやはりいろいろ。
うん。
語れるんじゃないですか。
やっぱり地元の、要は地元出版社半元さんがあるところは、
はい。
やっぱり地場のお店さんはしっかりと置きたいですよね。
そうですよね。
というか置くべきだと思いますし。
べきですね、はい。
やっぱり千鶴川さんが言うとおり、僕も他県に行ったときは、
はい。
必ずそういったところはチェックするし、
はい。
そこってやっぱり他のところじゃ出会えるとこがないんで。
まさに本当にそうですね。
うん。
なのでそのお店さんがどのぐらい近いというのもあるし、
どのぐらい地元とコミットしてるのかみたいなのも感じるじゃないですか。
はい。
だから僕もやっぱり見ますし、しっかりと置くべきものは置きたいですよね。
そうですよね。
意外とやっぱり地元の本って詳しい。
僕なんか釣りやるんで、
はい。
釣りのね、実は川の情報って、
はい。
あんまり全国的に拾わないんだよね。
ローカル情報ですよね。
そう、ローカル情報なんだよ。
やっぱり釣れる川を教えてしまうと全国から来ちゃうと、
それはそれで川が釣ってる人にとってはあんまり迷惑な話なんで、
地元の人たちの情報として内々で広まるみたいなところで留めておきたい部分があると、
結構地元だけの出版社が、地元の釣り師とかの人たち、釣り人たちの情報で作って、
本屋で見つけた地元本
地元だけで消化するみたいなのはよく見ますよ。
だから必ず釣りで出かけてるときは、本屋さんに行くときはそういうのを着地しますね。
そうですよね。
うん。
私もあれじゃないですか、鈴木さんが栃木県大山市のお店にいた頃、
僕もやっぱりそこで郷土本コーナーからですね、
大山市観光協会が作った漫画郷土誌、大山の歴史中世編っていうのを買いましたよ、僕。
それ昔の、漫画が昔っぽいやつでしょ。
そうです、学習漫画、日本の歴史っぽいタッチの漫画のやつですよ。
あれはさ、だからあれ昔に出た本で、意外とカッチリした学習漫画だから、
特に変な脚色もなく、なんかいいんだけど、
最近出た本がなぜか徳川家康のお山表情舞台だから、
なんかね、いつの間にか海雲の街と言い出して、
非常にですね、なんかすごいハッピーな感じの終わり方になっていって、歴史が。
これはそれでまたちょっとね、変な地元史観みたいなのがあるんですけど。
そういうのはありますよね。地元の歴史ってやっぱりその辺を本で読んじゃわからないこともあるから。
そうなんですよね。だからこの中世編は、結構ね、なるほどっていう感じの内容で非常に勉強になりましたよ。
僕もだからほら、関東平野の人間ですからね。すごく親近感を持って読みましたけどね。
前も一回話したかもしれないですけど、
秋田に、いつも秋田というか東北に僕いつも初間に釣り回り、10日間ぐらい車でブラブラしながら東北中を回るんですけど。
車中泊やら、テント泊やらを絡めつつ。
絡めつつ、山の中で過ごしながらずっと山の山岳径流を釣り歩いてるんですけど。
去年かおととし、秋田の本屋さん、ブックスモアさんにちょっと寄って本買おうかなと思ったときに、
本を買いたいというか、地元の本屋さんとして寄って面白い本ないかなと思って探しに行っただけなんですけど、
地元のコーナー見たら、地元作家の辻吉三平の著者の方が出世地なんですよね。
地元の作家ってことですね。
地域とのつながりを感じる出版業
地元作家で、そういうふうにオスというか、地元作家ということでオスじゃないですか。
辻吉さんの本とか辻吉三平だったら。
そのコーナーを、あ、そうか、辻吉さんの出身地なんだなと思ってたら、
辻吉さんが館長をやってた漫画博物館が秋田にあって、結構そこが近いんですよ。
なのでちょっと行ってみるかみたいな感じで、そこで初めてそういう漫画図書館の情報とか本屋さんで得て、
ぶらっと漫画図書館に行って、いろいろ漫画図書館に蔵書を見たりとか、
実物のサイン本とか原画を公開してるんで、そういったところで漫画博物館で見て、
地元の高校生とか学校帰りに漫画図書館で漫画読みまくってると本当にうらやましいよね。
そういうのも、将来の漫画家を育てるためにはたくさんの漫画に出会えなきゃいけないから、
そういった部分の施設とかを見て感動したし、
街の本屋さんに入って初めてそういう周りのことを築くみたいなのは経験したので、
秋田の横手にある横田漫画美術館ですね。
すごいいいとこなんで一度行ってほしいんですけど。
途中そこの横手のほうの漫画図書館に行く途中にも本屋さんがあって、
昔からやってる本屋さんで、古い街並みの中であって、
そこにたまたま本屋さんがあるんだと思って入ったら、
あの辺って家の建屋の中に蔵があるんだよね。
蔵って普通外にあるもんだけど、
ご当地情報誌と石川県の話
えーと思いながら入った本屋さんの人と話してたら、
見てくかいなんて言って、車の中見せてもらって、家の奥まで行って。
そんなのもあって、すごいその1日は本屋さんスタートからしたけど、
いろんなところを知られて良かったなっていう経験はありますよね。
だからやっぱり本屋さんの地元情報って本屋さんに行くといいんですよ。
そうですよね。
まあ、千鶴川さんも、
普段東京在住ということで、
よその地を訪れたときには地元の、
そういう郷土文庫など、地元の出版社から刊行された本を買って帰ると。
そういうご当地出版社みたいなのも各地あるじゃないですか。
ある。
今あれじゃないですか。
ほら、福岡の出版社の梅田松陰さんが、今フェアやってるでしょ。
フェア?
うん。創業50周年だったっけ。
全国初展で。
梅田松陰さんって、地方発祥の福岡の波本さんだけど、
東京でもいくつか。
死に世間がありますよね。
そう。東京の初展でもいくつかフェアやってますし、
新聞界に載ってましたね、確かね。
おー、創業50周年ですか。
そう。フェア、いまだに開催展募集してるから。
九州とかの波本さんは結構元気ですよね。
そうですね。福岡も、仏岡というイベントもありますけど。
本の町としてね。結構活発に動いてらっしゃるから。
それこそ書士カンカンボウさんはね、自分どこでもそういう本とかブックカフェとか。
そうですね。書士カンカンボウさんはね、もう。
やってますし。
なんかそういう地域で出版業を営んでる場合だと、
やっぱり地元とのつながりみたいなのも感じるし。
一番はやっぱりご当地の新聞社の出版物っていうのは、
だいたい郷土本校内に繰り込んできますよね。
はいはい。繰り込んできます。
小山市、栃木県だったら霜月新聞社とかね。
そういうのもあるし、
私もこの間奈良行ったとき、もう1年以上前ですけどね。
奈良女子大学の部屋とか。
奈良の慶林道線行ったときも、
ご当地本校から奈良新聞社の出してる本買ったりとか、
あとそれこそ地元の漫画家さんのサイン本とか買ったりとかしたわけですけれども、
そういうご当地新聞社さんが、
やっぱり郷土本っていうか、
そういう地元ジャンルの本をすごく出してる。
プラス、あとだいたい地域の情報誌みたいなのがあるじゃないですか。
例えば僕的には、石川県行ったときは、
地元の情報誌について
クラブっていう雑誌があったんですけれども。
へー。
金沢クラブっていうですね。
カニと駆けてる?
いやー、可能性ありますけどね。
可能性ありますけどどうなんだろうね。
あるでしょ。あるな、たぶん。
あとは、今、京都でもそういう地元の情報誌もありますし、
もうちょっと地域広げると関西とかだと、
Meetsっていうね、Meets Regionalっていう雑誌とかもありますけれども、
そういう地域なり各都道府県のタウン情報といいますかですね、
そういう街のシーンを引っ張る存在の雑誌ってありますよね。
滋賀県だとサンライズ出版さんとかは。
サンライズ出版さんは確か彦根。
彦根とか。
この間、まさに先週ぐらいなんですけど、
サンライズ出版さんの関西の方の出版関係者の勉強会の集まりみたいなのがあるんですけれども、
サンライズ出版さんが著者を招いた、
そういうお話を聞かせてくれる会があって、
それを私ちょっと行ってきたんですよ。
地元の歴史や文化についての本について
本も買ってきたんですけれども、
ペンネームなんですけど、大友原孝賀さんっていう、
別に普通にお仕事してる方の、
著者になっていて、
だから職業作家の方じゃないんですけれども、
が、タイトルが家康と孝観忍者大原一族っていうですね。
すごいね。
大友原孝賀さんっていうのは、
ペンネームなんですけど、
まさに大原一族の末裔らしいんですよ。
孝観忍者ってすごく、
あんまりペラペラ、
我々がやってきたことをペラペラ喋るなみたいな式たりみたいなのがあるらしいんですよ。
一族の家風というかですね。
そうなんだ。伊賀とは比べて違うんだ。
伊賀とはちょっと違うらしいんですよ。
ハトリ君とテムマキみたいな感じですね。
孝観忍者ってあんまり話として、
あんまり残ってる感じ、伊賀よりも残ってない感があるんですね。
ちょっと伊賀が有名すぎるってのがあるけどね。
でもすごい面白くて、
一族の話で、
今私住んでるところとかだと、
京都だと神窯神社とか下窪神社って、
下窪神社って鴨族っていう古代、
鴨族とも、
ちょっとその、
その昔、皇家の今の、
皇家忍者の人たちって、
古代の頃は鴨族とお隣さん同士だったりとか、
古代のいろんな権力争いとかあるじゃないですか。
豪族のね。
すごい天皇とかも絡んでくるとか、
ヤタガラスとかそんぐらいの時のあれとか。
そういう時から連綿と続く、
あれですけど、さすがにいろいろと、
時代もだいぶ変わってきて薄まっちゃってるところあるじゃないですか。
だからあんまり、
そういうあんまり、
喋るなとか漏らすなとか言われてたけど、
フィクションとしてこういうのは残しとかなきゃいけないとかっていうことで、
それが執筆動機のひとつになったらしいんですけど。
だからサンライズ出版さんの本としてこういうのがあるわけですよ。
サンライズ出版ね、ブックフェアで、
この間の神保町のブックフェスティバルで、
誰でも美話講を書ける定義言ってましたよ。
美話講関係もね、ほんとそうですし。
歴史とかね、古代史とかもやってるもんね、本出したらね。
そういうのめちゃめちゃ必要だと思うんですよね。
あと北海道なんかだとさ、
アリス社さんでしたっけ?
もうね、北海道の歴史とかの本とか出し続けてるからさ、
やっぱりそういったところの本って読みたくなるよね。
受動社さんともね、北海道の出版社があるけど、
あいぬ関連の本を出してる。
そういうのもあるしね。
各地にそういう出版社ありますよね。
あとはあらえみしさんとかね、東北だとね。
そう、あらえみしさんね。
そういうのもあるし、なんかアゲーはきりはないですけど、
そういういろんな出版社さんがあるわけです。
東京の出版社も、東京の判本さんがたまたま東京だから全国に生まれてるのもあるからさ。
東京にいるのも全部地方の判本さんと思えば。
何かと、出版流通においては東京は有利ではありますからね、
物理的な話でいくとね。
僕ね、東京の地場産業って、出版業は東京の地場産業って言われるぐらいだから。
はい。そうなんですよね。
でも本当にいろいろな各地に。
各地の出版社について
僕そういう本も本棚に見るといろいろあって、
なんかこれ沢谷書店さんで買ったやつだなとか、いろいろ。
それはあるよね。
さっき鈴木さん秋田って言ってましたけど、秋田には無名写さんって読むんですかね。
無名写さんね。
無名じゃなくて無名ですよね、確か。
明かりでしょ。ないに明るいって書いてあるでしょ。
あ、そうですそうです。
無名写さんだと思ったらしい。
で、この無名写出版さんの出版物で、
本の雑誌「炎の営業日誌」っていう杉江良嗣さんという方の著書があるんですけど、
これ僕すごいなんか、
あまりよくご存じ上げない方ですけど、僕は。
僕はすごい杉江良嗣さんのファンで、この本を読んでたら、
三島社時代の、たぶん私だと思うんですけど、
私がこの炎の営業日誌の中に出てくるんですよね。
225ページに出てくるんですよ。
説明するな。
この2月7日木曜日に、この著書の杉江良嗣さんは、
町の本屋さんの集合体ネット21の新春の会にお邪魔したらしいんですよね。
はいはいはい。
そこのパーティー会場に、
意義ある時間を過ごさせていただくなんて書いてある。
特に直扱いで独特な出版活動を続けている三島社の営業マン、
ダブリューさんとお会いできたのは嬉しかったって書いてある。
ダブリューさん。
オファーや自分の連載への準備
だからこの時たぶん、もしかしたら杉江さんと初めて直接お会いしたんじゃないかと思うんですけど。
そこで私の喋ったこととかが、
括弧で閉じてあるんですけどね。
私の発言がここに結構何行にもわたって書いてあるんですけども。
これが本のそばに何とかってやつですか?
これではないんですよ。この時ではないんですけど。
いいですね。面白いですね。
これが無名写出版さんから出ているっていう。
はいはい。この人。
秋田の出版社なんですかね、これはね。
そうですね。
そういうところからね、
話が出ることは思わなかったですけど。
そうなんですよ。
最近ね、ちょっと前に話した、
ちょっとね、釣りと川についての連載を今度始めるんですけど。
ライター仕事としてそういうオファーがあったんですか?
オファーというか、去年の春先ぐらいに、
僕がそのそばでどういう本出したいですか?みたいな話してもらったじゃないですか。
ありましたね。
その時に僕が構想としてあった川について一本一本コラボ書きたいなってつぶやいたじゃないですか。
つぶやいてましたよ。
つぶやいたんですよ。
それの後にオファーがあったんですよ。
なんと。
ウェブサイトですけどね、羽元さんのウェブサイトでやりませんかって話があったんですけど。
準備させてくださいって言われた間はちょっとペンニングしてて。
地元の本と共同本の価値
年末、お正月か、年賀状でですね、
いつも僕の釣りの人生の中で重要な場所のキャンプ場の
おかみさんから年賀状で今年いっぱいで併用しますというのが来て。
これはちょっと真剣に川と釣りについてコラボやらなきゃいけないなと思って、
改めて仕切り直してですね。
いつまでもあると思うなってやつですね。
本当ですよ。だからもう十二、三年通い続けてるんですけど毎年ね。
そこでキャンプ毎年4,5日多いとき一週間ぐらい泊まりながら釣りやってたんですけど、
すごく思い出のある場所なんですけど、それがなくなるということで。
それについても福島のある村なんですけど、
いろいろ通ってるわりには釣りで行ってるので、
そんなに深く村のことを考えたことがなかったんですけど。
おいしいものを食べたり、地元の人たちと話したり、
地元のこういうことなんだよみたいなことは聞いてはいたんですけど、
歴史とかそんなに具体的に調べたことなかったんで。
で、ちょっとそういう連載のお仕事もあるので、
そうした調べで本をちょっといろいろ探そうと思った。
やっぱり地元の本って、特に村の歴史とかを書いてある本とかを調べるとすると。
本屋さんでなかなか売ってるものでは調べがつかないかもしれないですね。
地元の有志の人が編参した本とかを探して買うって感じで。
いろいろ資料を手に入れましたけど、
本ってそういう出版と全国流通載ってるものだけではわからない。
そういう地方の村とか地域とかの歴史とかっていうのはね、
やっぱりそういうものがあって、中身を言うとやっぱりね、
初代村長からずっとね、そこの村はですね、姓が3つしかないですよ。
苗字ですか?
苗字が、苗字が。
これはなんかもう歴史詰まってそうですね。
いろいろ面白い村ではあるんですけど、
日本一人口密度の低い村なんですけど、
そういうのもあって、資料として探す、そういう地方の編参した本とかも結構あるんでね。
やっぱり地元の人、地域地方の共同本っていうのはすごい、
資料的価値はめっちゃたぶん必要なものだし、大切なものだと思うので。
地元の情報や歴史についての認識
やっぱり密度が全然違う、中身の。
地元の人が自分の体験とおじいちゃんおばあちゃんの話から書かれたりすると、それはそれですごいよね。
ある意味において、売ろうと思って作ってないわけですから。
そうだね、要は記録として残しておく。
記録として残す切実さみたいなのがあるかも。
逆になんか読み味が凄まじかったりしますよね。
凄まじい。凄まじいよ、ほんとに。
もうなんかこう、ページをめくる手が止まらないなんて表現ありますけども、
時にそういう資料的な本でそういう状態になる時ありますよね。
変わって変化はそんなに大きくしないから、工事とかされなければね。
ダム工事とかされなければ。
けど村はすごいどんどん変わっていくわけじゃん。
そのあたりのダイナミックさはちょっとね、時間のダイナミックさは共同本じゃないとダメだね。
時間のダイナミックさはね。やっぱりそうですよ。
というのを最近、直近では感じましたけどね。
共同本では。
売るとなるとやっぱり地元のお店の人はやっぱり地元の本を置くし、
やっぱり結構ね、地元の人で地元の本を置こうと思っても結構、
なんていうの?意外と知らないもんなんだよね、地元のことってさ。
当たり前だと思ってるからさ。
観光地も実は自分の地元の近くにあればあるほど行かなくなるし、
歴史もわかってるつもりなんだけど、全然わかってなかったりするからね。
噂では聞くみたいな、小さい頃から大山市なんかは宿場町だったんだよっていうことでわかった気になってるけど、
じゃあどこが宿場町で、本地がどこでとかさ、
そんなんでさ、調べたら、あ、ここ本地がとって書いてあんじゃんと思うけど、今は全然気づかなかったりとか。
もうなんかあれですからね、時とともに街道、道としてのメイン道線が変わっちゃうわけじゃないですか。
モータリゼーションの訪れの前の話ですからね。
昔の街道沿いに道ができて、そこが宿場町になって、車が発達してアスファルト道路になったんだけど、
それが結局手狭になってバイパス作って、旧市街になっちゃうみたいなね、そういう流れですからね。
ヤギリの私なんていう、細川隆さんの曲もありましたけれどもね。
はい、ありましたけど。
川の役割と歴史
川をね、どこで渡るかとかもね。
まあ川はね、ほんと思うよね。今はさ、当たり前のように橋を渡ってるけどさ、
ふと思うんだよね。特に遠くて最上川とかさ、めっちゃ川幅が広い川とかをさ、
普通に川沿い走って、向こうが岸に簡単に橋で渡ってんだけどさ、
昔はそれがなかったと思ったら、川の向こう側って相当な距離のさ、遠い国だよね。
もう、だから、川渡るのも自分のタイミングで渡れないわけじゃないですかね。
そうね。しかも川のね、水道にもよるし、川の流れにもよるしね。
すごいよなと思って、ああいうのをふとそういうふうに想像すると。
そういうのも歴史から見られるとわかるし。
橋もね、別に架けようと思ったら架けられるのかもしれないけども、
例えば攻められない、攻め込まれないようにするためとか、いろんな理由で、
あえて橋を架けないとか。
あと氾濫が多かったりするとね。
架けても流されちゃうからとかね。
そうそう、大きい川だとね。
そういうのもご当地の盆、郷土盆から知れる部分っていうのもありますでしょうし。
国として昔とは、今は同じ県だけど、国としては分かれてたとか、昔は。
結構その辺の住民の意識も違ったりとか。
郷土盆が一番詳しいし、その辺の地域ごとの、地域同士の意識の差みたいな。
静岡の三河とか、名古屋、静岡、東海地方のあの辺の微妙な揺らぎとかはさ、地元の本能が多分詳しいと思うし。
地元の情報誌とグルメ情報
そうですよ。
北海道なんかは逆にその街道の歴史がそんなにないからさ、
いつも道を走っててさ、昔はここに道なんて一つもなかったんだなーって思いながら走るのが一番、なんかゾクゾクしていいけどね。
ただの原野だったんだなーっていうところをさ、今道路がまっすぐ走ってたりすると、すごいなーと思いつつ。
そういうやっぱり、御当地盆、郷土盆っていうのは、一つの軸としては歴史的なのもあるし、
あとはそういう情報誌だったりとか、ガイド盆的な、地理的な部分とかもあるし、
あとはやっぱり御当地がテーマになった作品だったりとか、御当地出身の作家さんだったりとか。
ね、あるよね。
そういった、だから郷土盆っていうとどうしても少しこうやっぱり、
歴史盆みたいな感じになっちゃう。
みたいなイメージもありますけど、結構書店さんによっては、地元出版物、郷土盆コーナーみたいなところで、
結構エンターテイメント要素もりもりな感じで、地元の作家さんを絶賛応援みたいな。
はいはい。
そういうようなパターンもありそうですし。
地元の作家を応援できる存在がいるってうらやましいよね。
ね、すごくいいですよね。Jリーグみたいですよね、なんかね。
まあ、やめてくれるなんでもかんでも、今サッカーに突きつける。
Jリーグ、30周年ですよ。
30周年ですよ。最近ちょっと悪いですよね。なんでもサッカーに突きつける。
この間のサッカーの放送回、視聴回数めっちゃ低いんだよ。
ちょっとやりすぎちゃいましたね。
しょうがない、あれは。ああいう回があってもいいです。
地元というか、そういうのもあるよね。
県外の人に向けてガイドブックとして作られてる本と、
県内の人、地元の人に向けてのガイドブックって、やっぱ対象によって作り方が変わってるよね。
そうですね。
そのあたりは面白いよね。
そうですよね。なんかそういう地元の情報誌からスピンオフ的にムックっぽかったりとかして、
テーマごとに派生的に書籍化されるみたいなパターンもあるじゃないですか。
そういうのだとね、旅行ガイドとかに載ってるお店というよりは、
結構ディープな地元の、わからないですけど、例えば京都とかだと、
京都の中華っていう原島社文庫とかもありますけれども、
そういう街中華みたいなのの、京都市が最新中華特集みたいなのが、
リーフっていう京都はその雑誌があるんですけども、
そういうのとかが、またしばらくそういうのがあると、
ラーメン屋さんの本とかだけ集めて、別でまた出たりすることとかあるじゃないですか。
なんか今思い出しましたけど、考えてみると、
僕、年4回、地元のコミュニティマガジンの編集やってて。
そういうのもやってるじゃないですか、鶴ちゃんもそういえば。
記事取材って記事作ってるんですけど、一番重要な実体験忘れてたけど。
作り手側として、街の取材からやってるというね。
地元の人に向けて出すグルメ情報は、別に地元だからこそみたいなのはないのよ。
県外からの人だと、例えば名産とかさ、そういうのを打ち出さなきゃいけないじゃん。
宇都宮餃子とか佐野ラーメンとか、そういう行きがちですよね。
けどさ、それとは別にさ、やっぱり普段の地元の人がさ、
普通に美味しいグルメ情報を知りたかったりするとさ、
普通に美味しいところとかさ。
普通に美味しい洋食屋さんとかね。
地元の食材使ってこういうことこだわってますとかいうよりもさ、
普通にインドカレーが食べられるお店が知ればそれでいいんですけどとかさ。
地元の人気店みたいなね。
普通に美味しいパスタが食べられるところが知られればいいみたいな。
そういう対象によってさ、打ち出し方が変わってくるよね。
意外とそういう安定した味というかさ、間違いない、
地元とか押さずに、単純に味とかさ、
食べたい味が食べられるお店みたいなののほうが喜ばれるからさ。
どうでしょう毎日宇都宮餃子食べてたら、地元の人が。
なかなかね。
みんなわかってるし、宇都宮人だったら、宇都宮の餃子どこが美味いかなんてさ。
今特殊されても困るんですよねって思いますよね。
それよりも普通に、イタリアンで宇都宮で美味しいところどことかさ。
そういうことが知りたいじゃん。
お寿司でどこが美味しいのとかさ。
だからそうすると気をてらうよりも、そういった生活に密着した情報になるから、地元の人向けって。
地元の本の魅力
だからやっぱりそれ違うよね、作り方がね。
そうなんですよね。
だからなんかちょっとまた話しといちゃうんですけど、
自分だから出版営業やってたから、
取杉時代も新規店のオープンとか。
行くんでしょ?
行きますよね。
そうするとやっぱり、書店員さんって地元の方ですから。
美味しいのが。
美味しいのがどこかないですかねって言って、
今これからお昼これから食べるんですけど、なんていうと。
あ、だったらあんぞいいのがっていう感じで。
そういう感じですよ。
いいとこあんぞっていう。
で、何かことの次第によっちゃう。
ちょっと私もこれから休憩なんですけど、
じゃあよかったら一緒にどうすか?
お互いキャラクターがよく分からない。
私が登場してるけど。
行くべ行くべって言って。
そうそうそう。
それで行って普通に何か全然、
サヌキでも何でもないのにサヌキうどんとか食べたりすることもあるわけですからね。
いやだからさ、その時ってさ、
多少気を使ってさ、せっかく来たんだから。
それっぽいやつね。
教えてくれるじゃないですか。
けどしょっちゅう行くとしょっちゅう食べるわけでもいかないからさ。
行けば行くほどだんだん普通になってくるんだよね。
それが美味しいんだよまた。
最近だとSNSとかもあるから、
いつもつけめん、いつもでもないけど、
つけめん屋さんに行くと必ずSNSにアップする書店員さんとかいるじゃないですか。
いますよね。
何回行ってんだよ。
行ったこともないのに、そこのつけめん屋さんの名前とか覚えちゃったりとか。
覚えちゃってる。
でなんか覚えちゃってるもんだから、
そこ行った時に、あ、あのつけめん屋行こうって思うじゃないですか。
なんかわかんないけど、勝手に同じ出版営業仲間とか書店員さんとかとの知り合いの間で、
そこがご当地名物店みたいな存在になっちゃったりとかしてね。
そうだね。
地元にある焼肉村という焼肉。
焼肉村もそうですよ、鈴木さんの広報活動が。
僕はたまたまですね、焼肉村に一人で入って、とんでもねえ店だ、とんでもねえ焼肉屋だっていうのをちょっとやったのに、
みんな行きたがってるって言って、一回焼肉村に皆さん呼んでみてね。
なんか観光名所みたいになっちゃってるじゃないですか。
そのときやったときに、みんな15名か20名がいたのかな。
みんな東京とかから来てくれて、この人たちみんな東京からわざわざ来たんですよって超びっくりしたからね。
そりゃびっくりしますよね。
そうそうそう。なんかね、そういうのはあるよね。
だからやっぱり書店員さんの情報発信力ってすごいなって思っちゃったりするわけですね。
すっげえうちうちだけどね。
けど普段ね、お仕事で食べてるところと逆も近いじゃないですか。
書店の人が東京の出版社さんに遊びに行ったときに、お昼食べに行くときにさ、
単純にお昼近所の界隈に行ったときに行くお店さんとかをよくさ。
本当ね。喫茶店のランチメニューとかね。
そうそう。おいしいんだよね。
普通じゃ絶対に観光には行かない場所だけどさ。
そういうとこは絶対間違いないしね。
そういう地元の人が知ってるのと、地元の人向けに発信されてる媒体と、県外の人向けってのはちょっと違うよね。色をつけてるからさ。
そうですね。
そういうのも含めて、地元のコーナーは必ず見ておくといいと思う。
観光ガイドだとたぶん地図旅行ガイドに置いてあると思うけど、
もう少しコアな、ディープな本は、郷土本に置いてあるかな。
本当に。まさにその地でこそ出会える本っていうことが多いと思うし。
本の販売と地域性
名古屋だとほら、名古屋の本しか置かない本屋さんあるでしょ。
なんかあるみたいですね。
オープンしたでしょ。
なんかのウェブ記事で私もそれを読んだんですけど、周りの人はみんな、
そんなんじゃもう食ってけないからやめとけって。
地元の人が買わないから。
みんなに散々止められたらしいんですけど、なんかでもオープンされてて。
どういえば気になりますよね。
そういうのってやるようだと思うんだけどね。
本屋さんだけじゃなくてね、そういう本って結構いろんなところで売ったりするから。
駅とかで売ったりとかね。
そうですね。
そういうのもあるでしょ。
ちょっと出かけたときに本屋さんに行くときは、そこはコーナーを探したほうがいいと思いますね。
チェーン店さんになればなるほどそこに力を入れたりするところもあるから、
県外から出店したりすると、自分お店をするためにも地元の本を置いたりするし。
これは僕の経験談なんですけど、土地柄もあるんだけど、
地域性と生活動線
土地医研って、僕は大山っていうところのお店で、土地医研のいわゆる一番南のところの町で本屋をやってたんですけど、
宇都宮本が出るって言ってた、波紋さんから。
宇都宮本が出て、これ売れますよって。宇都宮でもすごい注目を受けてますからって言って。
なるほどですね。
宇都宮って土地医研の中央部にあるね。
大山の北のほうに車で3、40分のときなんだけど、県庁所在地でしょ、土地医研の。
これがですね、大山で置いたらね、惨憺たる結果で。
やっぱり地域的に、大山の人間っていうのは、どっちかというと東京方面向いてるから、宇都宮のほう向いてないんだよね。
あんまり行かないし、宇都宮のほうに。
そういう土地柄とか地域柄、向いてる方向とか生活動線っていうのは違ったりするから、
そのあたりもね、面白いとは面白いよね。地元の人に聞かないとわからない。
例えば浜松の人、静岡の話ばっかりして申し訳ないんだけど、知り合いが多いんでいろいろ聞くんだけど、
浜松の人はやっぱりどっちかというと名古屋方面に向いてるから、
静岡県等の地域性と地元メディア
静岡市の本とか置いても絶対売れないと思うし、静岡県なのにね。
なんか行政的には同じですけれども、歴史とか、昔の国の国割とか藩が違うとかですね、
やっぱその歴史とか気候風土にひも付いて、なんか明らかに違うっていうのがありますよね。
あとは地元の新聞とかの強い弱いみたいな。
あるよね。
なんか多分浜松とかだと中日新聞とかもちょいちょいと絡んできたりとかもするんですけど、
でも静岡県ってやっぱり静岡新聞って結構強いと思うんですけども、
なんかすごい微妙にやっぱりそのね、同じだから売れるだろうと思うと結構そこは違かったり。
静岡県は結構横に長いからね。
横に長い。
結局はかなりはっきり出てるよね、わかりやすく。
駿河と遠藤美ですからね。
遠藤美とかね。東北だって岩手も南部と北部で違うし。
違うし、やっぱ青森じゃないですか。
青森は実際行ったことはあるんですけど、あんまり詳しくはないですけど、
でも青森ってやっぱりもう別だっていう、国としては別だから言うじゃないですか。
青森もそうでしょ。あと福島もそうだけどさ。
福島もそうですね。
だって岩手と秋田も、和野なんか昔は岩手藩だったから、今は秋田県だけど和野って。
昔は岩手藩の仲だったから、しばりお太郎のほうに書いてあったけど、
夫婦喧嘩したときに、和野の出身者と秋田の横手の出身者の夫婦が、
喧嘩するときに岩手藩と秋田藩の罵り合いになるって書いてあって、へーって思ったし。
福島もやっぱり浜通り・中通り・藍津って全然違うから。
そうですね。
藍津は特に、福島なんかじゃ藍津ってちょっと別格に、お土地柄が独立親王制だから、やっぱりそのあたりの感覚も違うんだろうしね。
そうですね。
いやー秋田藩っていかない?その久保田藩。あれですよ。さたけですよね、殿様がね。
今秋田の県知事さたけさんですよね。
あ、そうなの?
たしか、はい。
藩のこと、藩から県になったときのいろんな流れとかを知っておくと意外と面白い。
面白いし、やっぱりなんかね、そういうことを縛るような街道を行くとかまさに。
まさにヒットな。
まさにあれですけど、やっぱりそういうのを知れるとまた面白いですよね、すごく。
そうそう。だから九州西日本とかもさ、九州とか山口とかもさ、やっぱり特に九州山口なんて近代日本の、要はあれじゃないですか、山口とか薩長なんかね、かなり権力を持ってたとこだからさ、いろいろあったんだろうなと思いつつ。
あの辺の意識は僕あんま詳しくはよくわかんないですけど。
そういうのもたぶん地元の郷土本とかではわかるんだろうなと思いつつ。
そうですよね。なんか本当そういう面白さってめちゃめちゃあると思いますよ。
千葉でお店やったときもやっぱりそういう本を僕読んで、千葉で。
千葉というよりもどっちかっていうと総武線あるあるみたいな本って面白かったけど、そういう地元ネタは面白かったですね。
そうですよね。
知らないお店で本屋やるって、そういったところも知りたいし、バックヤードに僕は千葉県の地図を貼っといたし、やっぱり地元のお客さんがどういうところから来てるのかって知りたかった。
そうですよね。
土地化側がないときはね、貼っといたし、ぐるっと千葉県内ずっとぐるぐる車借りて回ったりとかしたから、それはそれで面白かったけど。
いやーなんかあれですね、やっぱり本屋行きたくなってきましたね。
これからゴールデンウィークに向けてね、出かける場所が決まってたら、ちょっと共同本ネットでも買いますから、本屋さんに行ったほうがいいですけど。
なかなかね、出先なんであんまり荷物増やしたくないっていう力学も働くんですけどね。
出から買うっていうと読む時間考えるとね、あれなので、ちょっと予習がてなに、そういうのを読みつつ、地元でまた本を買うみたいなのでもいいけどね。
でも本当、本屋さんの棚で得られる情報量っていうのもあるじゃないですか。
本から得るだけじゃなくて、売り場から感じれるものってあると思うんで。
ほんとこの間の矢口隆夫さんの件はね、そういうふうな打ち出し方をされてたんで、本屋さんが。
もうほんとありがとうって感じで。
ただ地元の作家っていうことじゃなくて、いろんな漫画博物館の館長で、ここにありますみたいなこういうことをやってますとかさ、あるとめちゃくちゃいいよね。
そういう情報から、街探索とか地域巡ったりとか行き先が発見できるから。
あれは本当にね、俺は再認識したもんね、あのとき。
やっぱり今日のコーナーは見とくべきだわと思って、本屋さんで。
そこから行きたい場所とか。
地元カルチャーと旅行のヒント
ちょうどそのときには雨が降ってて、一日釣りしないで、秋田県の横手とかあの辺を散策しようかなと思ってたんだけど、
特に決めてなかったんで、それと本屋さんに行っただけなんで。
そこから一日行き先が決まったから、ああいう体験をすると楽しいですよ。
そういうわけで、ラジオネームせんざがわさんのようにですね、皆様もですね、いろんな他県を訪れた際には必ず本屋に入って、地元の本を。
これは絶対おすすめですね。
これ絶対おすすめなんだ、本当に。
本当楽しいので。その場所で行く場所も新しく発見したりできますから。
まあ僕は明治村は別に総理は見なかったんですけど。
明治村はもう灯台一直線でしたから。
灯台一直線の灯台は大学の灯台じゃなくて、岬にある灯台のことです。
灯台でね、ちょっと喋りたいことあるんですけども。
なんですか。
和歌山県の地域性
和歌山県の串本町ってあるじゃないですか。
本州最南端の街というキャッチフレーズなわけなんですけども。
それこそ地元の歴史的なところで行くと、串本町があれですよね。
今ちょっと出忘れちゃったんですけども。
ちょうどトルコで大きい地震があったじゃないですか。
串本町ってトルコとの交流がすごくあるんですよね。
トルコ記念館があるでしょ、確か。
そうです。串本町にある灯台の近くにトルコの記念館ってあるんですけど、
昔はエルトゥール号っていう軍艦がね、
これ多分明治の時代じゃないかとは思うんですけども。
神前施設団がトルコからエルトゥール号に来て、
日本に滞在して明治天皇に越見して、
向こうのトルコの皇帝から託された贈り物とか返礼品とかもらって、
日本滞在した後に、またトルコに帰っていく途中で台風にあっちゃって、
和歌山沖のところで浅瀬に乗り上げて、
何百人も乗ってたけどたぶん6、70人ぐらいしか生き残れなかったような災難事故だったんですが、
生き残った方とか海に流されてた方だと台風でそういうふうになっちゃったわけですけど、
それを串本町の地元の人たちが救助したっていうね。
救助して、助かった人とかにお世話をして。
結構親日になったってことでしょ。
そうそう、それがその後イランイラク戦争か何かの時に、
日本人がイランから脱出しなきゃいけない状況になった時があって、
その時にでも飛行機飛ばせなかったんですよね、自衛隊とか海外とか行けないから。
で、トルコ航空か何かが、
日本人、飛行機2つ、やばい状況の中、飛行機で日本人乗っけて、
っていうことが、昭和の時代にそういうことがあって、
それがエル・トゥールゴロの恩返し、仮を返しただけだみたいなことを言って、
そんな昔のことを。
テヘランからトルコの人たちは陸路で帰ったっていうね、
日本人を返し代わりにみたいな、そんなようなことがあって、
串本町の東大の近くのトルコ記念館でそういう場所で。
たぶんこれも本屋さんとか地元の図書館とか行ったらこういうのとかもね、
ご当地でなんかあるかなって思って。
東大はね、地元の人しか知らないの。
たぶん和歌山だと塩岬と鹿児の崎かな。
あともう一個は友賀島っていうのがあるけど、
鹿児の崎と塩岬は江戸条約というですね、
今日は和歓戦争といわれる、長州藩と欧米の列強と打ち合って戦争があって、
長州が負けちゃって、
賠償金払うときに、列強が貿易のために条約を押し付けたときに、
東大を作れって言って、そのときにできた東大なんですよ。
江戸条約東大っていうやつが2つあるんで、あの辺はね。
まだ和歌山は僕は行ってないので、年内中には和歌山は回ろうと思ってるんですけど、
貴重な東大が多いんで。
和歌山行ってください。トルコ記念館も行って。
もうね、あるもんね。
鹿児の崎とかはね、1870年建てられてますから。
現存してますからまだ。現役でしかも動いてますから。
存在そのものが歴史そのものじゃないですかね。
160年ぐらい動いてる。150年ぐらい動いてるんだよ、だって。
すごいよね、鹿児の崎東大とか。
トルコとシリアの地震もちょっと気になっちゃって。
被災した人たちの数がすごい人数になってるんでね。
いや本当に本当に。
なんかなーっていう感じで、ちょっと本当にあれなんですけれども。
この間さ、街中で募金してたんだけどさ。
今募金もさ、自分でネットでできるからさ。
ちょっとあのー。
あいとこ怖いよね。
そういうのも、本当の全員のことがほとんどだと思うんですけど、
募金もなんか訳もわかるであると、
それ全部くすんで持ってっちゃうような詐欺みたいなので募金してる人たちとかもいないこともないんで。
今ネットで自分でさ、できるからさ。
その方がいいよね。
書店さんとかでもそういう募金箱を設置したりとかね。
自信の被害はちょっとね、鏡のごとく感じるからね。
まあそんな感じではありますけれども。
とにかく郷土本とか地元地域の出版社の本とかですね。
すごく面白い世界なので。
そうなんですよ。
これをきっかけにもし、あ、そうなんだって思った方はぜひですね。
各地のところも行ってほしいですし、近所の本屋さんでもね。
自分の地元の本を一回眺めてみると全然知らないことがたくさんあるんで。
単純に県内の肌とかさ、県内の植生とか書いてあったりとかね。
地域の資料や情報を知ろう
面白いよね。
最近だと大和高原地図が新しく出るのが、多分今日か昨日。
今収録してるのが2月の24日、今日は。
だから今日確か大和高原地図が各地出てるんで。
地元のそういう山とかの地図をね。
地域の地図をね。
ああいうのもね結構面白いんでね。
面白い面白い。
ご当地マップがありますからね。
京都だと京都一周トレイルっていう。
そういうのが出てるからね。アウトドア系も多いんでね。
アウトドア系も多いですよ。
特にそうじゃない。
だって山の地図とかで調査してるのって、
結構専門的なことだと地元の山岳館の人とかがやってるからね。
そういうのもあるから。
確かに。だからそういうアクティビティなところでも、
地元本、京都本っていい情報転がってますんでね。
ほんとだよね。地元住んでても分かんないから、ほんとに。
鈴木さんの運動とコンテンツにまつわる話
こういう本読まないとびっくりするぐらい知らないからね、知ってるからね。
ぜひと思います、ほんとに。
ということで。
今日は15分ぐらいで喋れて本当によかったです。
1時間喋ってる。
1時間超えちゃったじゃないですか、また。
大変ですね、これね。
この後、鈴木さん24時間営業の筋トレしに行くわけでしょ、これから。
走りじゃないや。
最近自転車は毎日やってるんですけど、筋トレは週に2回なんですけど、
最近自転車はやっぱりね、次はどうでしょうも見終わってしまったんで、
今はですね、ジョン・ウィッグを見てます。
運動とコンテンツを掛けたりしてね、なんか。
そうそうそうそう。
そういうことでね、時間を過ごしてますけどね。
ということで、またご質問お待ちしておりますので。
エンディング
ご質問された方にはステッカーをお送りいたしますので、
ぜひぜひお気軽にご質問、お悩み、テーマの投げかけ、
こんなことを話してほしいみたいなのがありましたら、
ぜひぜひね、フォームから投稿してください。
ハッシュタグ本そばをつけたツイートなどもお待ちしております。
そうすると坂本そばが出ますが、
ハッシュタグであれば、本そばのことも書いてあげたらと思いますので。
よろしくお願いします。
さようなら。
さようなら。