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ひよっこ研究者のサバイバル日記、略してひよけん、算定。大きい動物の研究をしているちぃと、小さい動物の研究をしているはちです。
この番組では、研究者として、ひよっこ教員として、はたまた普通の争う女として日々奮闘中の二人のリアルな会話をお届けします。
論文の査読形式
今回は、投稿した論文はどこへ?ということで、
その句についてお話しします。英語では、ピュアレビューというふうに呼ばれていて、レフェリー、
査読者ですね、レフェリーと呼ばれる第三者の専門家の人が論文を読んでくれて、神奇性とか論理構造とか、データの信頼性とか、いろんなことを審査してくれることを言います。
この論文がジャーナルへの計算にふさわしいかどうかを判断する作業というふうに書かれていました。
ウェブサイトに。
まずはじめは、編集者、エディターが論文を見てくれて、
で、まあ、査読に回すかどうか、査読者に審査してもらうかどうかってのをまず最初に判断してくれます。
ここでもしも、最初から鼻からリジェクトだったら、
これ、この前言ってた?
うん、ちょっと言ってたね。
エディターキックって言われてて、速攻で切り替えされて戻ってくる。
1日2日で帰ってくる時もあるかもね。
あるし、なんか早いっていう人は、本当に2時間とか1時間で帰ってきたとかっていう人もいるよね。
で、エディターがOKを出してくれると、その論文はエディターが選んだ査読者に送られます。
人数も雑誌によって違ったり、多分エディター判断だったりするのかな。
2、3人が多いのかな。
と思います。
で、査読の形式は大きく3パターンに分かれあります。
まず最初、これが一般的かなと思うんですが、シングルブラインドと言われるもので、
著者は、査読者が誰なのか分からないんですが、査読してくれる人は、誰がオーサーなのか分かっているって感じです。
私たちの名前は、あちらには分かってて、日本人書いてるなっていうのを分かって読まれるというパターン。
で、徐々に増えてきているような気がするんですが、ダブルブラインド。
著者が、査読者が分からないのが一種だし、査読者側も、著者が誰か分からないっていうパターンもあります。
で、この形式の時は、論文の原稿を投稿する時に、そもそも名前が分からないようにしてねっていうのが書かれていたりすることがあります。
まあでも、結構日本人には有益だと思っていて、
やっぱね、どうしてもアメリカとかヨーロッパのチーム強かったりするっていう政治的なところもあるので、
なんかないのに結構いい気がします。
で、私やったことないんですけど、一応オープンピュアレビューって言われる、
これ今私投稿してるんです、これ。
え、本当?
えー、著者も査読者も誰か分かるっていうパターンもあります。
人に見られるよね、しかも。
公開されるよね、査読内容が全部。
なるほど。
で、まあ、査読してくれるのは誰なのかっていうことなんですが、
基本的には自分の分野の有識者というか専門家の人がしてくれます。
で、投稿作業の時にも少し説明しましたが、
自分でこの人がいいですっていうのを推薦することもできます。
この前は言わなかったんですけど、
この人には送らないでくださいっていうのも一応意思表明をすることができます。
が、聞いたところによると、
この人には送らないでって言われてるから、あえて送るエディターもいるらしい。
マジで?いいね。
面白いね。
あれるね。
最終的判断はもうエディターのみと知るっていう感じです。
そのエディターがさ、そのチームのこと嫌いってこと?
わかんない。
で、査読にかかる時間はどれくらいですかね?
あ、でも確かに結構時間かかるかも。3ヶ月とか。
なんだかんだね。私もいつも2、3ヶ月はかかってるなっていう。
確かに確かに。2、3ヶ月だね確かに。
でもこれは本当にジャーナルによるよね。
うん、よると思う。
その後、査読者からのコメントが返ってきて、
最終的な結果が来るんですが、
論文の判定結果と掲載
各査読者の判定を総合的に判断して、
編集者の人が決めます。
で、多分2対2とか分かれちゃうと難しいんですが、
またもう1人刺されたりするよね、査読者。
多分一応4つに分かれられるかなと思っていて、
1個目は残念、リジェクトっていうことでもうダメですっていうパターンと、
2つ目がメジャーリビジョンって言われていて、
結構大きく改定をしてくれたら載せるよっていうパターン。
これは雑誌の中では結構あるあるなんだけど、
一旦リジェクトされるんだけど、再投稿してもいい、
再投稿可ですっていう書き方をされることがあって、
私なんかないな。
本当?雑誌によるんだろうね。
これは、もうこれの場合はメジャーリビジョンだと思っていいと教わりました。
3つ目が少しだけ直したらOKですっていうマイナーリビジョンっていうもの。
で、4つ目がアクセプトって感じになります。
最初からバッとアクセプトくることはほぼないと思いますが、
授読されている間はですね、私たちにやれることは全くありませんので、
カホは寝てます。
ゆっくり待ちましょう。
あまりにもそういう時は最速メールとかすることがありますし、
それ自体はOKですので、遅すぎるなっていう場合は連絡してみるのもありです。
では、次回はどんな返事が来るのかっていうことだったり、
リビジョンになった時はどうやって原稿を直していくかについて紹介していきます。
番組に関する感想やお便りもお待ちしております。
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
せーの、オーバー!