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はい、お疲れ様です。羊飼いの丸岡です。
今日もですね、人と羊が繋がることをテーマにお話ししようかなと思っているのですが、
えーとですね、今日お話ししようと思うのが、
僕が、なんていうのかな、羊というか動物と人と触れ合う場所を作ったりするわけなんだけど、
それがお仕事になるわけなんだけど、
それをね、環境というか空間を作ることをいつも考えながらね、
どうやって人と動物、羊と毛がなくね、
お互い安心して触れ合えるような形、仕組みっていうのが整えられるかっていうのを、
ずっとなんやかんや考えながらね、作業しているわけなんで、
何に重点というか、考え方の一つとしてどういうふうにして考えて作っているのかっていうところをちょっとお話ししてみようかなと思っております。
この話をする背景として、
昨日ね、うちの娘と家族みんなでね、
私の母親と定期的にお出かけしたりするんですけれど、
そこでね、ジブリパーク行ってきたんですよ。
今ね、森コロパークさんがあるところにジブリパークっていうのが新しくっていうのかな、結構前からあるんですけど、
初めて今回ちょっと行ってみよう、そろそろ行こうかなっていう。
行ってみたんですね、予約を取って。
で、その時に私はね、やっぱりどうしても仕事柄、そういう環境とか空間とかお客さんの動線とかさ、その辺をすごく気にしちゃうんですよ。
そっちの目線がすごく気になっちゃって。
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作品自体はさ、ジブリの作品、宮崎さんのクオリティ作品に関しては、もうね、誰もが知ってるぐらい素晴らしいものじゃないですか。
なのでそれに対して、私がどうこういうことなんて全くなくってね、ただただ素晴らしいねっていう。
見るものすべてがおーっていうね。
すごいなっていう、もうそれ以上の言葉がないぐらいね。
っていうのはまあ、その世界観というか、そのもの自体はすごく良かったんで、それはそれとして。
で私が気になるのはやっぱりそういう空間の作り方というかね。
お客さんをどうやってこう、なんていうのかな、みんなが満足するというかね。
そういうのどうやって設計しているのかな、デザインしているのかなっていうところがやっぱりすごく気になるんで、そこの目線でずっと見てたんですよ。
まあ結構ね、得られるものというか学べるところはやっぱり多くて、さすがだなっていうところはもちろんあって、そうじゃないところももちろんありますよ。
全部が全部素晴らしいかというとそうでもないんですけど、でもやっぱね、そこはね、これからどんどん改善していけばいいところなので、そこをつつくつもりは全くなくてね。
良かったなって思うところをちょっと上げつつ、自分のね、なんていうのかな、自分が管理している広場とかにどうやって応用していこうかなっていうところがちょっとお話できたらいいかなと思っております。
で、そうだな。まずね、そのお客さんのその流れというか、
あの動線がすごくね、どこまで計算しているのかわからないんだけど、めちゃめちゃバランスが良くてね、
あの込み合うところはめっちゃ込むんだけど、そうじゃないところはバランス良く、こういろんなところにね、そのなんていうのかな、目を引く作品がやっぱり一つ一つのね、作品が立っているじゃないですか、宮崎さんの作品は。
なので、どこを切り取ってもやっぱり絵になるし、写真を撮りたいしみたいな。
なので、空間すべてが作品なので、どこを歩いてても楽しいんですよ。
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なので、なんかこう全体的にね、みんなこう、うまく散らばってるというか、ばらけてるというかね、ちょっとここを込み合ってるから他行こっかみたいな感じでいけるし、
そもそも予約制っていうので、人数制限ももちろんしてるっていうのもすごく良かったかなと思うしね。
やっぱりそこは、お客さん目線というかね、とにかくお客様が、みんなが満足して体験できるような空間作りっていうのをすごく意識してるんだなというのはすごく感じて、
子供目線っていうところもすごく丁寧に作られてたんですよ。
やっぱね、子供が、よくある子供の遊び場とかって、遊具とかね、公園とか、必ず注意書きとかってあるじゃないですか。
ここから先、なんていうの、ここ登っちゃダメですよとか、触らないでねとか、危険とか、なんかあったりするじゃないですか。
子供の安全を守るためっていうかね、そう、っていう看板を、これ結構ね、動物園とか牧場とかもそうなんですよ。
動物と触れ合うところとかもね、うさぎの触れ合い方とか、こういう触れ合い方はダメですよとかさ、嫌がるからやめてねとか、よくあるじゃないですか。
やってはいけないことみたいなね、ルールみたいな、お約束、あるじゃないですか。
あれがね、嫌でね、柵とかもさ、登らないでねとか書いてあるところあったりするんだけど、もうあれ見ると、もう僕、もうなんかもう悩むんですよ。
そう、バカかと。登らないでねだったら、もう登れないような柵にしてくれよっていうね。
登ってもいい柵を作ればいいし、壊れないようにだったりとか、怪我しないような、そういうものをそもそも作らなきゃダメじゃないのっていう、その作る側のね、
なんでその子供たちになんかこう押し付けるんだろうなっていう、そこがね、僕すごく嫌でね。
まあその責任問題というかさ、やっぱそういうのね、やっぱりね、やっぱりね、やっぱりね、
一応ここに注意書きで書いてあるんで、私の方はもう責任取りませんよ、みたいなね、そういうのがね、本当に嫌いでね。
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もちろん大事は大事だけど、とはいえね、できることはやろうよって、やっぱりね。
それがね、ジブリさんはね、やっぱね、すごいね、そういう注意書きってほとんどなくってね、あるとしたら、ここから先は写真撮らないでね、とか、
いい写真撮らないでね、とか、いい写真撮らないでね、とか、いい写真撮らないでね、とか、
それ以外は、もうとにかく全部触っていいよって感じだよね。触っちゃダメっていうところは一つもなかった。
唯一あるとしたら、ここから先ちょっと入らないでねってやつね。
作品が結構ね、すごい反応があるんですよ。
それ以外はもう全部とにかく全部触っていいよって感じだよね 触っちゃダメっていうところは一つもなかった
唯一あるとしたらここから先ちょっと入らないでねってやつね 作品が結構一個一個ねしっかり作り込まれているんでその奥の方に入ろうと思えば
全然入っていけちゃうんだけど まあそこの何だろう表示の仕方も結構
看板としてではなくてその作品の一部にさりげなくここからは入らないでねっていうのをさりげなくこう書いて促してくれてる
それでもまあ何だろう入っちゃう人は気づかずに入っちゃいそうな気はするんだけどそこはちゃんと人が立っているようにしてて
ちゃんとそこの辺はなんかこう看板じゃなくてそのスタッフの方で対応するっていう 空間はまずなんだろう
汚さないというかね 要らない看板は立てないとか結構ジブリの作品って看板って命じゃないですか
あの いろんなその
なんていうの昔ながらの レトロな看板だったりとか
なんか ジブリの作品のその背景ってめちゃめちゃ作り込まれているんで
それを見るのも楽しいじゃないですか なのでそこになんかこういらん注意看板とか入ってたらもうね
それだけで世界観崩れちゃうのでその辺多分すごくこだわっているんだなーっていうのは見て取れましたね
さすがだなーって感じで
そう でまぁ僕もねその辺結構意識はしてて
余計なことは本当に言いたくないんですよ その特にね動物の接し方とかって
人それぞれなんですよ正直ねもうこういう触れ合い方 こういう接し方が正解ですよっていうふうに言ってくる人僕ね
嫌なんです 嫌なんですよ
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なんていうのかな僕がやっぱ小さい頃ってやっぱそれこそ動物虫とかさ 結構雑に扱ってきたじゃないですか
足が取れちゃったとか普通じゃないですかね まあそっからいろいろと学ぶこともあったりとかするし
ねそのアリの巣にねホース突っ込んで水入れたりとかってしたことも あるでしょ
僕はなんだろうな水をかけてその巣穴が閉じるっていうところを見てすげーなっていうのを感じた
側ななんだけど
その全然水入っていかないやんこれすげーなっていう感動を覚えたのは覚えてて
でなんかそうやってなんかこう得られるものってあるでしょ 感動するというかうわすげーな生き物すげーなっていうのをね
そう っていうところをさ
やっぱなんだろうなぁ さすがにねー
やっぱ ねみんな命は大事っていうのは教えたいところだからなかなかそうね
気軽にはやれないんだけどどうとはいえさある程度のことだったらさ まあ大丈夫だとは僕は思ってて
まあもちろんそれで怪我しちゃってっていう時もあるよある でもそこは
なんていうのかなそうならないようにこっちもやっぱ配慮はしなきゃいけなくって例えばね あの
昔よくあったのがそのウサギのね 放牧場とかでその
あれなんていうのが違うわそのウサギのね触れ合いで あの
あれがあったんですよその お散歩体験みたいなやつがあって
もう僕の中の もうトップ3に入るぐらいのあの黒歴史ですけど
僕がそのね 入ったばっかの頃とかね
牧場に入ったばっかりの時にそういうイベントがあってウサギにリードをつけてお散歩 できますよっていう
でまぁめちゃめちゃ人気なんですよねこれがすごい人気でやっぱみんなお散歩したい って言ってね
するわけなんだけど それをやってでまぁウサギはとにかくこう
リードつけられるなんてそんな好きなウサギなんているわけないじゃないですか みんなやっぱ嫌がるんですよでも常にこう
イライラしててカリカリしててでもお客さんが触ろうとするとも嫌がって噛みついたり とかね
そうそりゃするよなっていう感じでまぁそんな中でもまあおとなしいウサギだけ こう
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なんて言うんだろう お散歩させてあげてそういう向かない子噛みついちゃうような子はまあお散歩に使わないとか
そういうことをしてたんだけど
とはいえさ嫌なもんは嫌じゃないですかウサギからしたら でまぁそこからねいろんなトラブルがやっぱ起きるんですよ
そう お散歩が終わった後とかみんなカリカリしてるからそんな状態でもすごい喧嘩が激しくて
ね 毎日のように怪我の治療とかしてた時代があって
でお客さんはそれが触れ合いとしてねこれフテフウサギの触れ合いってこうだよねー みたいな触れたりとかお散歩するのが触れ合いだよねーみたいな
なんかそういう空気が流れてたんですよもう 酷い時代です
でねー それじゃあダメだよねっていうのでまぁその触れ合い方っていうのもさ
触るのが あの
触れ合いだよっていうねもう触れ合いっていう触れるっていう言葉が入っちゃってるから 触らないとそれ触れ合いじゃないよねみたいなねー
なんかそういう空気あるじゃないですかそうなそこはなんかちょっと僕変えなきゃなー っていうところもあって
まあとにかくその えっと
なんていうのかな
まあお散歩はやめたよねとりあえず自分が担当できるようになってその自分がまあ あとそこの広場を責任者になった時にもう一番最初にやめたのは
ウサギの散歩だよねもうそれを速攻やめて でまずその空間をちゃんと作ろうとでまぁ
なんだわなぁ抱っことかず抱っこもやってたなお散歩と抱っこもやってたんだよ 膝の上に乗せてとかでこの抱っこも
やめたとで 当初はすごいあの反発受けたのよそれなくしちゃったら触れ合いなくなっちゃうじゃん
みたいな風に やっぱ出るわけよしゃないからね
もうガン虫でね そこはもう知らんそんなも知らんと僕が新しく作るんだと
触れ合いの形をねっていうところで でまぁとにかくやめて何したかっていうとその
なんだうさぎが自由に外に放てるようにして でそこにお客さんも自由にあの
出入りできると ウサギの庭を作ったんだよね
で今まではその柵越しでだったんだけどお客さんはウサギのその中に入れると っていうので何かこう触れ合った感じになる
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でなおかつ そこでウサギがあの
などお客さんにずっと追いかけ回されるっていう状態では ねそれだと本末転倒だから意味ないから
ウサギが自由に通り抜けれる場所があって人はお客さんは通れないっていう その動物たちの安全地帯
セーフティーゾーンをあのちゃんと作ってね
で まあそれも結構なんていうのかな入り組んだ感じね
まっすぐこう整えるんじゃなくてちょっとカーブさせる感じでこうあえてこう なんていうのかな
歩きづらかったりとかするわけですよ そういうふうに広場を配置してレイアウトしてでまぁ実際やってみたら
ね ウサギがそこでトラブルを起こしたことが
ほとんどないんですよねこのクレーンそれまでは結構噛みつかれたとか そういう怪我のその問い合わせちょっと
バンス板底ないですかみたいなことって結構あって もう週1は絶対あったなっていうぐらいの頻度でやっぱそういうのあったんだけど今
ほとんどなくって でウサギも結構
など あまり高ストレスを感じてないようにも見受けられるし
でお客さんはお客さんで あの自由に触れ合ってくれてるんですよ餌を持ってね
んでを餌でよう ウサギが寄ってきたらちゃんと触ってでウサギもまあ
何だろう嫌だったら近づかないしまあ触られるぐらいだったらいいよっていうのは全然 餌もらいながら触られたりとかしてるんだけど
で別にそこにねこう触れ合いの仕方というかさ あの
なんだろう あんまりこう厳しい言い方はしてなこれこういうことは禁止ですよということはあんまり書かない
ようにしてて
でお客さんもその やっぱこう
下手にね 触れ合うというかさは無理やり触ろうとするとウサギ嫌がっていなくなっちゃうから逃げ
ちゃうからそーっと触るようになるんですよ そーっと逃げないようにそーっと優しく触ろうとするんで
結果的にねみんな 触れ合い方がすごく優しくなるんですよ面白いことにね
中には追いかける子もいますよやっぱちっちゃい子供とか特にね 面白いというかやっぱ走り回るからねウサギたちも一緒になって走りたいじゃないですか
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別にそれはなんだウサギをいじめたいっていうことではなくてね もう一緒に遊びたいって感じじゃないですか
それが間違った行為だと僕は全く思わないんで そりゃ一緒に走りたいよね追いかけたりとかしたいよねっていうのは
そりゃそうだと思うんでそれをね走っちゃダメとか追いかけちゃダメっていう なんかそういう止め方って僕間違ってると思うんですよ
だったら 走っていいよっていう空間を作るべきなんですよ
柵を登らないでねっていうぐらいだったら登ってもいい柵を作るべきだし 壊れない柵を作るべきなんだけど
それと一緒でね うん
ウサギがあの
なんだろうな追いかけられても ウサギはちゃんと逃げれると安全地帯の方にすぐに逃げれると
んで子供たちはそっから先は行けないからその柵を なんていうの大回りしてね
ぐるーっと回ってウサギのところに行かない あの走らない走ってそっちまで行かないと
えーと行けないみたいな感じであえてこう遠回りな柵を作ってでも存分に走らせる 走りたいだけ走ってくれと
でウサギはそのセーフティーゾーンのところで安全地帯でゆっくりしていると
っていうのを作るんですよ そしたらね何もトラブル起きない本当に
で別にその看板を作る必要もないし スタッフがいちいち見てこう
あーだこーだねその注意する必要もないんですよ本当に
一部いますけどねその特に子供じゃないんです親なんですよねこの場合は なんか親が無理やりウサギを捕まえて無理やり触らせてるっていう時はたまにあるんで
それは僕怒るんですけど
それは僕怒るんですけどあの 基本子供はそういうことしないんで
そこですよねそういうこと なので
まあ今回そのジブリパークとか行って そういうところのいろいろと目指せてもらってねこう学べるところはいっぱいあったんで
まあなんだろうな皆さんが そういう施設をもし作る作りたいなぁと思っている方はぜひねちょっと参考にして
いただけたらなぁと思っております はいという感じで
うん またちょっとジブリパークの方はね
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行ってみたいですね今いろいろと新しいのを作ってますし まあとにかくクオリティは高いね
お金かかってなーって感じ ほんと
危険なところはねほとんどなかった
あの柵とかもね 木の柵でねこうぐるーって囲って
こう組んでたりしてたんだけど あの柵1個1個めちゃめちゃこうツルツルなねすべすべなね研磨されてたりとかね
全然この ささくれというか
トゲが全然全くないはこの柵とかさ すげーなーと思いながら触ってたりとか
もうネジとかもう1個1個ちゃんと隠してるし なんだちょっとした子指が入っちゃいそうな隙間とかあるじゃないですか
ちっちゃい子だったここ指入っちゃうだろうなーっていうところ 全部シリコンで塞いで塗るんですよね
すげーなくらいと思いながらずーっと柵をね 触りながらあの
娘を見てたんですけど
ねえ作作品を見ろよって感じだと思うんですけど
いやーねー
何を触ってもいいっていう感じだったね もう作品すべて触っていいって感じだし
ねえ 素晴らしい素晴らしいほんと素晴らしかったです
いやーということでうちもちょっとあれを見た後はね 頑張んなきゃなーって思うねうちももっと頑張んなきゃなーって思うけど
ほんとねなかなか 弱音を吐いていられないね
やらなきゃだねって感じで 頑張っていきたいと思います
はいということで今日はですね
私がその
動物と人をつなげるというか 触れ合う場所をね作る上で大事にしていることっていうのをちょっとね
お話しさせていただきました 何かの参考になれば幸いです
ではでは